JPH08166845A - 透明タブレット - Google Patents
透明タブレットInfo
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- JPH08166845A JPH08166845A JP30760794A JP30760794A JPH08166845A JP H08166845 A JPH08166845 A JP H08166845A JP 30760794 A JP30760794 A JP 30760794A JP 30760794 A JP30760794 A JP 30760794A JP H08166845 A JPH08166845 A JP H08166845A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- circuit
- transparent
- conductive film
- transparent conductive
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Abstract
の透明電極基板A、Bが互いの透明導電膜同士が向かい
合う様に配置されてなり、また、基板A、Bとは別に外
部回路との接触端子部が設けられた基板C、回路が設け
られた基板Dがあり、透明電極基板に外力を加えた部分
でのみ透明電極基板A、B上の透明導電膜同士が接触し
てスイッチとして動作する透明タブレットにおいて、ど
ちらか一方の基板B上に透明導電膜と電気的に接続して
設けられた回路を基板D上の回路を経由して基板C上の
接触端子部に電気的に接続する。
Description
る。
が利用されるようになり、同機器には情報の入力部であ
るタブレット(タッチスイッチ、タッチパネル、フラッ
トスイッチとも称される)と出力部であるディスプレー
が搭載されている。タブレットとしては、従来の机上に
置くタイプの他にディスプレー上に取り付けられる透明
タブレットがある。透明タブレットは、ディスプレーの
表示画面を見ながらタブレット表面を指またはペン等で
押すことにより入力できるため、入力操作が簡単であ
り、またディスプレーとタブレットを一体型にできるた
め省スペースにもなり、利用が増えつつある。
導電膜が設けられた2枚の透明電極基板A、Bが互いの
透明導電膜同士が向かい合う様に配置されてなり、透明
電極基板に外力を加えた部分でのみ透明電極基板A、B
上の透明導電膜同士が接触してスイッチとし動作するも
のであり、例えばディスプレー画面上のメニューの選択
あるいは図形、手書き文字の入力等を行うことができ
る。
す。なお、本図は概念図であり、外力が加わらない状態
において透明導電膜同士の絶縁を保つためのドットスペ
ーサや絶縁層、基板同士を貼り合わせるための粘着層お
よび回路露出部の保護フィルムは省略してある。ところ
で、接触端子部は、通常、基板Cの片面(例えばタブレ
ット上面側)に設けられているので、基板A、B上の透
明導電膜1、5は、それぞれ基板C上の接触端子部設置
面を中にして反対側に来る。
2、異方性導電膜3を通して接触端子部4に電気的に接
続される。一方、下側の基板B上の透明導電膜5は、回
路6、異方性導電膜7を通して先ず基板A側の回路8に
電気的に接続された後、異方性導電膜9を通して基板C
上の接触端子部10に電気的に接続する。
続した回路も同様な方法で、基板C上の接触端子部に電
気的に接続される。
では、高湿度雰囲気に放置した時に、基板A上の回路と
基板B上の回路を異方性導電膜で接続した部分に対応す
る透明タブレット面内(図1では左側半面部)で基板A
にうねりが発生し、視認性を損なう問題があった。
ねりの発生がなく視認性の優れた透明タブレットの提供
を目的とする。
原因について検討した結果、基板A上の回路と基板B上
の回路を異方性導電膜で接続した部分では、基板Aの湿
度膨張による歪みが残るために、うねりが発生すると推
定された。そこで、基板A、B上の透明導電膜と基板C
上の接触端子部の電気的接続方法について鋭意検討し本
発明に到達した。
明導電膜が設けられた2枚の透明電極基板A、Bが互い
の透明導電膜同士が向かい合う様に配置されてなり、ま
た、基板A、Bとは別に外部回路との接触端子部が設け
られた基板C、回路が設けられた基板Dがあり、透明電
極基板に外力を加えた部分でのみ透明電極基板A、B上
の透明導電膜同士が接触してスイッチとして動作する透
明タブレットにおいて、どちらか一方の基板B上に透明
導電膜と電気的に接続して設けられた回路を基板D上の
回路を経由して基板C上の接触端子部に電気的に接続す
ることを特徴とする透明タブレットである。
て説明する。本発明のタブレットを図2に示す。上側の
基板A上の透明導電膜1は、基板A上の回路2、異方性
導電膜3を通して基板C上の接触端子部4に電気的に接
続する。一方、基板B上の透明導電膜5は、基板B上の
回路6、異方性導電膜7、基板D上の回路8、異方性導
電膜9を通して基板C上の接触端子部10に電気的に接
続する。図1と同様に、ドットスペーサ、絶縁層、粘着
層、保護フィルムは省略してある。
ンテレフタレートフィルム、基板Bとして厚さ1.1m
mの硝子板、基板C、基板Dとして厚さ38μmのポリ
エチレンテレフタレートフィルムを用いて、77mm×
167mmの実施例1(図2)および比較例1(図1)
の透明タブレットを作製した。
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートの保護フィ
ルムを貼り付けた(図示せず)。また、基板Cの接触端
子部は、厚さが300μmとなる様に裏打ちフィルムを
貼り付けた。透明導電膜として厚さ15〜20nmのI
TO膜、回路を形成するための材料として銀インクおよ
び黒鉛インクを用いた。
%RH)、および高湿度雰囲気(30℃95%RH)に
1.5時間放置後、上部基板のうねりの状態を下記の方
法で評価した。
レットを置き、ダイヤルゲージで上部基板の高さの変化
を測定する。うねり値=最高地点の高さ−最低地点の高
さ、と定義する。測定端押し付け圧力:8g、測定点:
51箇所。〈蛍光灯反映像観察法〉上部基板表面に蛍光
灯を映し、像のゆがみを観察する。うねり値と蛍光灯反
映像の評価結果を表1に、また、高湿度雰囲気に放置後
のうねりの分布(3次元グラフ)を図3、4に示す。
に放置することにより、大きなうねりが発生するのに対
して、実施例の透明タブレットは、高湿度雰囲気に放置
してもうねりが発生しないため、視認性が優れている。
回路同士の接続を行なっているが、回路自体に接着性を
持たせて接続を行なっても良い。製造の容易さと信頼性
の点で異方性導電膜が好ましく用いられる。
(銀、金、銅、黒鉛、ITO等)の一種または二種以上
を樹脂中に分散させたもの、あるいは金属膜等が好まし
く用いられる。透明導電膜としては、スパッタリング
法、真空蒸着法、イオンプレーティング法等のPVD法
あるいは塗工法、印刷法、CVD法等で形成されたIT
O膜、酸化錫膜が好ましく用いられる。
るために外力を加える側の基板は、フレキシブルである
必要があり、基板材料としては厚さ75〜400μmの
ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポ
リエーテルサルフォンフィルム、ポリサルフォンフィル
ム、ポリアリレートフィルム等が好ましく用いられる。
もう一方の基板は、特に限定されない。基板C、Dは、
外部回路と接続する上でフレキシブルである方が好まし
く、基板材料として、ポリエステルフィルム、ポリイミ
ドフィルム、ポリアリレートフィルム等が好ましく用い
られる。
型の透明タブレットに限定されることなく、マトリクス
型の透明タブレットにも実施し得るものである。
導電膜と基板C上の接触端子部との接続方法を本発明の
様に改良した透明タブレットは、高湿度雰囲気に放置し
た時も、うねりの発生がなく視認性に優れており、実用
上の意義は極めて大きい。
図
の図
後のうねりを示す図
後のうねりを示す図
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも片面に透明導電膜が設けられ
た2枚の透明電極基板A、Bが互いの透明導電膜同士が
向かい合う様に配置されてなり、また、基板A、Bとは
別に外部回路との接触端子部が設けられた基板C、回路
が設けられた基板Dがあり、透明電極基板に外力を加え
た部分でのみ透明電極基板A、B上の透明導電膜同士が
接触してスイッチとして動作する透明タブレットにおい
て、どちらか一方の基板B上に透明導電膜と電気的に接
続して設けられた回路を基板D上の回路を経由して基板
C上の接触端子部に電気的に接続することを特徴とする
透明タブレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30760794A JP3411693B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 透明タブレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30760794A JP3411693B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 透明タブレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08166845A true JPH08166845A (ja) | 1996-06-25 |
JP3411693B2 JP3411693B2 (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=17971083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30760794A Expired - Lifetime JP3411693B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 透明タブレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3411693B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1548556A3 (en) * | 2003-11-28 | 2011-02-16 | Wacom Co., Ltd. | Sensor for coordinate input device |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP30760794A patent/JP3411693B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1548556A3 (en) * | 2003-11-28 | 2011-02-16 | Wacom Co., Ltd. | Sensor for coordinate input device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3411693B2 (ja) | 2003-06-03 |
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