JPH08166670A - ポジ型レジスト組成物 - Google Patents

ポジ型レジスト組成物

Info

Publication number
JPH08166670A
JPH08166670A JP6309140A JP30914094A JPH08166670A JP H08166670 A JPH08166670 A JP H08166670A JP 6309140 A JP6309140 A JP 6309140A JP 30914094 A JP30914094 A JP 30914094A JP H08166670 A JPH08166670 A JP H08166670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
positive resist
component
resist composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6309140A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Nitta
和行 新田
Kazufumi Sato
和史 佐藤
Tomoaki Sakai
与日 坂井
Akiyoshi Yamazaki
晃義 山崎
Toshimasa Nakayama
寿昌 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd filed Critical Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority to JP6309140A priority Critical patent/JPH08166670A/ja
Publication of JPH08166670A publication Critical patent/JPH08166670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)放射線照射により酸を発生する化合物
と、(B)酸の作用によりアルカリ水溶液への溶解度が
増大する合成樹脂成分とを必須成分として含有する化学
増幅型ポジ型レジスト組成物に対し、(C)酸捕捉剤と
して、カルボニル基の結合位置に隣接する位置に少なく
とも1個のヒドロキシル基をもつベンゾフェノン化合物
を、1.0〜10重量%の割合で配合して成るポジ型レ
ジスト組成物である。 【効果】 化学増幅型であって、高解像性を有し、かつ
露光余裕度に優れる上、定在波の影響が少なく、プロフ
ァイル形状の優れたレジストパターンを形成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なポジ型レジスト組
成物、さらに詳しくは、高解像性を有し、かつ露光余裕
度に優れる上、定在波の影響が少なく、プロファイル形
状の優れたレジストパターンを形成しうる化学増幅型ポ
ジ型レジスト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ICやLSIなどの半導体デバイ
スの製造プロセスにおいては、ホトレジスト組成物を用
いたリソグラフィーによる微細加工がなされている。こ
れはシリコンウエーハ上にホトレジスト組成物の薄膜を
形成し、その上に半導体デバイスのパターンが描かれた
マスクパターンを介して紫外線などの活性光線を照射
し、それを現像して得られたレジストパターンを保護膜
として該シリコンウエーハをエッチングする方法であ
る。そして、この方法において用いられる好適なホトレ
ジスト組成物として、被膜形成用のアルカリ可溶性ノボ
ラック樹脂に、キノンジアジド基含有化合物から成る感
光成分を組み合わせたポジ型ホトレジスト組成物が知ら
れている。
【0003】ところが、近年、半導体デバイスの高集積
度化が急速に高まり、超LSIなどの製造においてはサ
ブミクロン領域やクオーターミクロン領域の超微細パタ
ーンの加工精度が要求されるようになってきており、そ
れに伴って露光波長もg線からi線やdeep‐UV
に、さらにKrFレーザー光のようなエキシマレーザー
光にというように短波長化の傾向がみられ、現在ではd
eep‐UVやエキシマレーザー光を用いるリソグラフ
ィー法がこの分野における重要な加工技術となってきて
いる。
【0004】そして、g線やi線用のノボラック‐キノ
ンジアジド系レジストは、deep‐UVやエキシマレ
ーザー光の吸収が大きいことから、これらに対する吸収
が少ないポリヒドロキシスチレンをベース樹脂とした化
学増幅型レジストが注目されるようになってきた。
【0005】この化学増幅型レジストは、放射線照射に
より生成した酸の触媒作用を利用したレジストであっ
て、高い感度と解像性を有し、少量の放射線の照射によ
り酸を発生する化合物(以下酸発生剤という)で像形成
できるという利点を有している。ところで、化学増幅型
レジストにはポジ型とネガ型の2つのタイプがあり、ポ
ジ型レジストは、一般に酸発生剤とこの酸の作用により
アルカリ水溶液に対する溶解性が増大する樹脂成分(以
下樹脂成分という)とから構成されている。一方、ネガ
型レジストは、酸発生剤と架橋剤とアルカリ可溶性樹脂
成分とから構成されている。
【0006】このような化学増幅型のポジ型レジストに
ついては、最近、化学増幅型レジスト特有の酸発生剤と
溶解抑制基との反応機構から、第三成分として、酸捕捉
剤を添加することにより、発生した酸の拡散を防止して
レジスト特性の向上を図ることが試みられ、これまで
に、例えばアミンを添加した化学増幅型レジスト(特開
平5―232706号公報、特開平5−249662号
公報、特開平5−289322号公報)、アミノ酸を添
加した化学増幅型レジスト(特開平5―289340号
公報)、活性光線の照射により塩基を生成する化合物を
添加した化学増幅型レジスト(特開平6―194834
号公報)などが提案されている。
【0007】しかしながら、前記アミン、アミノ酸又は
活性光線の照射により塩基を生成する化合物を添加した
化学増幅型ポジ型レジストにおいては、露光余裕度は大
きくなるという効果を有するものの、定在波の影響によ
るパターン形状が劣化するという欠点を伴う。
【0008】このため、露光余裕度の向上効果を有する
とともに、定在波の影響を防止して、プロファイル形状
の良好なレジストパターンを形成しうる化学増幅型ポジ
型レジストが強く要望されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、高解像性を有し、かつ露光余裕度に優れ
る上、定在波の影響が少なく、プロファイル形状の優れ
たレジストパターンを形成しうる化学増幅型ポジ型レジ
スト組成物を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の欠
点を克服した化学増幅型ポジ型レジスト組成物を開発す
べく鋭意研究を重ねた結果、酸発生剤と、酸の作用によ
りアルカリ水溶液への溶解度が増加する合成樹脂成分と
を必須成分として含有する化学増幅型ポジ型レジスト組
成物に対し、酸捕捉剤として、特定のベンゾフェノン化
合物を所定の割合で配合することにより、その目的を達
成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
【0011】すなわち、本発明は、(A)放射線照射に
より酸を発生する化合物と、(B)酸の作用によりアル
カリ水溶液への溶解度が増大する合成樹脂成分とを必須
成分として含有する化学増幅型ポジ型レジスト組成物に
対し、(C)酸捕捉剤として、カルボニル基の結合位置
に隣接する位置に少なくとも1個のヒドロキシル基をも
つベンゾフェノン化合物を、1.0〜10重量%の割合
で配合したことを特徴とするポジ型レジスト組成物を提
供するものである。
【0012】本発明組成物において、(A)成分として
用いられる放射線照射により酸を発生する化合物(酸発
生剤)については特に制限はなく、従来、化学増幅型ポ
ジ型レジスト酸発生剤として使用されている公知の化合
物を用いることができる。このような酸発生剤として
は、例えば(a)ビス(p‐トルエンスルホニル)ジア
ゾメタン、メチルスルホニル‐p‐トルエンスルホニル
ジアゾメタン、1‐シクロヘキシルスルホニル‐1‐
(1,1‐ジメチルエチルスルホニル)ジアゾメタン、
ビス(1,1‐ジメチルエチルスルホニル)ジアゾメタ
ン、ビス(1‐メチルエチルスルホニル)ジアゾメタ
ン、ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン、
ビス(2,4‐ジメチルフェニルスルホニル)ジアゾメ
タン、ビス(4‐エチルフェニルスルホニル)ジアゾメ
タン、ビス(3‐メチルフェニルスルホニル)ジアゾメ
タン、ビス(4‐メトキシフェニルスルホニル)ジアゾ
メタン、ビス(4‐フルオロフェニルスルホニル)ジア
ゾメタン、ビス(4‐クロロフェニルスルホニル)ジア
ゾメタン、ビス(4‐tert‐ブチルフェニルスルホ
ニル)ジアゾメタンなどのビススルホニルジアゾメタン
類、(b)2‐メチル‐2‐(p‐トルエンスルホニ
ル)プロピオフェノン、2‐(シクロヘキシルカルボニ
ル)‐2‐(p‐トルエンスルホニル)プロパン、2‐
メタンスルホニル‐2‐メチル‐(p‐メチルチオ)プ
ロピオフェノン、2,4‐ジメチル‐2‐(p‐トルエ
ンスルホニル)ペンタン‐3‐オンなどのスルホニルカ
ルボニルアルカン類、(c)1‐p‐トルエンスルホニ
ル‐1‐シクロヘキシルカルボニルジアゾメタン、1‐
ジアゾ‐1‐メチルスルホニル‐4‐フェニル‐2‐ブ
タノン、1‐シクロヘキシルスルホニル‐1‐シクロヘ
キシルカルボニルジアゾメタン、1‐ジアゾ‐1‐シク
ロヘキシルスルホニル‐3,3‐ジメチル‐2‐ブタノ
ン、1‐ジアゾ‐1‐(1,1‐ジメチルエチルスルホ
ニル)‐3,3‐ジメチル‐2‐ブタノン、1‐アセチ
ル‐1‐(1‐メチルエチルスルホニル)ジアゾメタ
ン、1‐ジアゾ‐1‐(p‐トルエンスルホニル)‐
3,3‐ジメチル‐2‐ブタノン、1‐ジアゾ‐1‐ベ
ンゼンスルホニル‐3,3‐ジメチル‐2‐ブタノン、
1‐ジアゾ‐1‐(p‐トルエンスルホニル)‐3‐メ
チル‐2‐ブタノン、2‐ジアゾ‐2‐(p‐トルエン
スルホニル)酢酸シクロヘキシル、2‐ジアゾ‐2‐ベ
ンゼンスルホニル酢酸tert‐ブチル、2‐ジアゾ‐
2‐メタンスルホニル酢酸イソプロピル、2‐ジアゾ‐
2‐ベンゼンスルホニル酢酸シクロヘキシル、2‐ジア
ゾ‐2‐(p‐トルエンスルホニル)酢酸tert‐ブ
チルなどのスルホニルカルボニルジアゾメタン類、
(d)p‐トルエンスルホン酸2‐ニトロベンジル、p
‐トルエンスルホン酸2,6‐ジニトロベンジル、p‐
トリフルオロメチルベンゼンスルホン酸2,4‐ジニト
ロベンジルなどのニトロベンジル誘導体、(e)ピロガ
ロールのメタンスルホン酸エステル、ピロガロールのベ
ンゼンスルホン酸エステル、ピロガロールのp‐トルエ
ンスルホン酸エステル、ピロガロールのp‐メトキシベ
ンゼンスルホン酸エステル、ピロガロールのメシチレン
スルホン酸エステル、ピロガロールのベンジルスルホン
酸エステル、没食子酸アルキルのメタンスルホン酸エス
テル、没食子酸アルキルのベンゼンスルホン酸エステ
ル、没食子酸アルキルのp‐トルエンスルホン酸エステ
ル、没食子酸アルキルのp‐メトキシベンゼンスルホン
酸エステル、没食子酸アルキルのメシチレンスルホン酸
エステル、没食子酸アルキルのベンジルスルホン酸エス
テルなどのポリヒドロキシ化合物と脂肪族又は芳香族ス
ルホン酸とのエステル類などを挙げることができる。前
記没食子酸アルキルにおけるアルキル基は、炭素数1〜
15のアルキル基、特にオクチル基及びラウリル基が好
ましい。前記酸発生剤の中で、特にビススルホニルジア
ゾメタン類が好ましく、中でもビス(シクロヘキシルス
ルホニル)ジアゾメタン及びビス(2,4‐ジメチルフ
ェニルスルホニル)ジアゾメタンが好適である。これら
の酸発生剤は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0013】一方、本発明組成物において、(B)成分
として用いられる酸の作用によりアルカリ水溶液への溶
解度が増大する合成樹脂成分については特に制限はな
く、従来、化学増幅型ポジ型レジストに樹脂成分として
使用されている公知の合成樹脂を用いることができる。
このようなものとしては、例えば水酸基の一部が保護基
により保護されたポリヒドロキシスチレンを挙げること
ができる。この保護基としては、例えばtert‐ブト
キシカルボニル基、tert‐ブチル基、tert‐ア
ミルオキシカルボニル基、及びアルコキシアルキル基、
テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基など
のアセタール基が挙げられる。水酸基の一部が前記保護
基により置換されたポリヒドロキシスチレンは、ヒドロ
キシスチレンモノマーと保護基を有するスチレンモノマ
ーを常法に従い共重合させて得てもよいし、ポリヒドロ
キシスチレンに保護基を化学的に導入して得てもよい。
具体的にはtert‐ブトキシカルボニルオキシスチレ
ンとp‐ヒドロキシスチレンとの共重合体(特開平2―
209977号公報)、p‐テトラヒドロピラニルオキ
シスチレンとp‐ヒドロキシスチレンとの共重合体(特
開平2―19847号公報)、tert‐ブトキシスチ
レンとp‐ヒドロキシスチレンとの共重合体(特開平2
―62544号公報)、アセタール基によって水酸基が
保護されているポリヒドロキシスチレン(特開平3―2
82550号公報)、アルコキシアルキル基によって水
酸基が保護されているポリヒドロキシスチレン(特開平
5―249682号公報)などを挙げることができ、こ
れらのポリヒドロキシスチレンは単独でも、また2種以
上混合しても使用できる。好ましい合成樹脂成分として
は、(イ)水酸基の10〜60モル%がtert‐ブト
キシカルボニル基で保護されたポリヒドロキシスチレン
と、(ロ)水酸基の10〜60モル%が、一般式(I)
【化2】 (式中のR1は水素原子又はメチル基、R2はメチル基又
はエチル基、R3は低級アルキル基である)で表わされ
る基で保護されたポリヒドロキシスチレンとの混合物が
挙げられる。前記一般式(I)で表わされる保護基とし
ては、例えば1‐メトキシエチル基、1‐エトキシエチ
ル基、1‐n‐プロポキシエチル基、1‐イソプロポキ
シエチル基、1‐n‐ブトキシエチル基、1‐イソブト
キシエチル基、1‐(1,1‐ジメチルエトキシ)‐1
‐メチルエチル基、1‐メトキシ‐1‐メチルエチル
基、1‐エトキシ‐1‐メチルエチル基、1‐n‐プロ
ポキシ‐1‐メチルエチル基、1‐イソブトキシ‐1‐
メチルエチル基、1‐メトキシ‐n‐プロピル基、1‐
エトキシ‐n‐プロピル基などが挙げられる。中でも、
特に1‐エトキシエチル基及び1‐メトキシ‐n‐プロ
ピル基が感度、解像力がバランス良く向上するので好ま
しい。前記化合物を使用する場合は、(イ)成分10〜
70重量%と(ロ)成分30〜90重量%、好ましくは
(イ)成分20〜50重量%と(ロ)成分50〜80重
量%とを配合するのが望ましい。このような化合物にお
いては、酸発生剤から生じる酸が、保護基のtert‐
ブトキシカルボニル基及び前記一般式(I)で表わされ
る基を脱離し、これらが樹脂成分の溶解と前記tert
‐ブトキシカルボニル基による溶解阻害能をほどよく釣
り合わせ、高感度、高解像性及び高耐熱性を達成するこ
とができる。前記混合物から成る樹脂成分を用いる場合
には、(イ)成分と(ロ)成分の配合割合が前記範囲を
逸脱するとこれらの特性が低下するため好ましくない。
【0014】前記(イ)成分は、ポリヒドロキシスチレ
ンの水酸基を、例えばジ‐tert‐ブチル‐ジ‐カー
ボネートなどにより、公知の反応に従いtert‐ブト
キシカルボニルオキシ基で保護したもので、その保護率
は10〜60モル%、好ましくは20〜50モル%の範
囲が望ましい。この保護率が10モル%未満ではプロフ
ァイル形状に優れたレジストパターンが得られず、また
60モル%を超えると感度が低下するため好ましくな
い。
【0015】一方、(ロ)成分は、ポリヒドロキシスチ
レンの水酸基を、例えば1‐クロロ‐1‐エトキシエタ
ンや1‐クロロ‐1‐メトキシプロパンなどにより、公
知の反応に従い前記一般式(I)の基で保護したもの
で、その保護率は10〜60モル%、好ましくは20〜
50モル%が望ましい。この保護率が10モル%未満で
はプロファイル形状の優れたパターンが得られず、また
60モル%を超えるとレジストの感度が低下するため好
ましくない。
【0016】さらに、前記合成樹脂成分の重量平均分子
量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(G
PC法)に基づき、通常ポリスチレン基準で3,000
〜30,000の範囲である。この重量平均分子量が
3,000未満では被膜性に劣るし、30,000を超
えるとアルカリ水溶液への溶解度が低下する傾向がみら
れる。
【0017】本発明組成物においては、前記(A)成分
の酸発生剤は、(B)成分の合成樹脂成分100重量部
に対し、通常1〜20重量部、好ましくは2〜10重量
部の割合で配合される。この配合量が1重量部未満で
は、酸発生剤の効果が十分に発揮されないし、20重量
部を超えると溶剤に溶解しにくくなるとともに、合成樹
脂成分との混和性が悪くなる。
【0018】本発明組成物においては、前記(A)成分
と(B)成分とを必須成分として含有する化学増幅型ポ
ジ型レジスト組成物に対し、さらに(C)成分として酸
捕捉剤が配合される。この酸捕捉剤は、カルボニル基の
結合位置に隣接する位置に少なくとも1個のヒドロキシ
ル基をもつベンゾフェノン化合物であって、露光により
発生した酸を捕捉し、酸の拡散を防止することが可能で
あり、その結果露光余裕度を向上させることができる。
また、ベンゾフェノン骨格の特有の吸光特性により、基
板からの露光光の反射を防止することができ、定在波の
影響が抑制されたプロファイル形状の良好なレジストパ
ターンを得ることができる。
【0019】このような効果をもたらす詳細な反応機構
については必ずしも明確ではないが、おそらくベンゾフ
ェノンのカルボニル基の結合位置に隣接する位置に存在
する水酸基の影響で、露光により発生した酸が捕捉さ
れ、酸の拡散防止効果を有しているものと推察される。
なお、これまでアミンのような含窒素化合物を酸捕捉剤
に用いた例は、前記の先行技術のようにいくつか提案さ
れているが、非含窒素化合物による酸捕捉剤は知られて
いない。
【0020】本発明組成物において、酸捕捉剤として用
いられるカルボニル基の結合位置に隣接する位置に少な
くとも1個のヒドロキシル基をもつベンゾフェノン化合
物としては、例えば一般式(II)
【化3】 で表わされる化合物を挙げることができる。
【0021】前記一般式(II)において、R4及びR5
は、それぞれハロゲン原子、水酸基、アルキル基、アル
コキシル基、アルケニル基、アルケニルオキシ基、カル
ボキシル基、アシル基、スルホン酸基又はニトロ基であ
り、それらはたがいに同一であっても異なっていてもよ
い。mは0又は1〜4の整数、nは0又は1〜3の整数
である。また、R4が複数ある場合は、複数のR4は同一
でも異なっていてもよく、R5が複数ある場合は、複数
のR5は同一でも異なっていてもよい。
【0022】一般式(II)のR4、R5のアルキル基に
は、直鎖状又は分岐状のアルキル基があり、例えばメチ
ル基、エチル基、n‐プロピル基、イソプロピル基、n
‐ブチル基、イソブチル基、tert‐ブチル基、アミ
ル基、イソアミル基などの低級アルキル基を挙げること
ができるが、特にメチル基、エチル基が好ましい。また
アルコキシル基には、炭素数20以下の直鎖状又は分岐
状のアルコキシル基があり、例えばメトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、ブトキシ基、オクチルオキシ基、
ラウリルオキシ基、オクタデシルオキシ基などを挙げる
ことができ、中でも低級アルコキシル基が好ましい。ア
ルケニル基には、ビニル基、アリル基、イソプロペニル
基などがあり、アルケニルオキシ基には、アリルオキシ
基がある。ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素を挙げることができるが、中でも塩素、臭素
が好ましい。アシル基としては、ホルミル基、アセチル
基、プロピオニル基などを挙げることができ、中でもア
セチル基が好ましい。
【0023】したがって、本発明組成物における(C)
成分のベンゾフェノン化合物の例としては、2‐ヒドロ
キシベンゾフェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐メトキシベ
ンゾフェノン、2,4‐ジヒドロキシベンゾフェノン、
2,6‐ジヒドロキシベンゾフェノン、2,6‐ジヒド
ロキシ‐4‐メトキシベンゾフェノン、2,4,4′‐
トリヒドロキシベンゾフェノン、2,4,5‐トリヒド
ロキシベンゾフェノン、2,2′,6‐トリヒドロキシ
ベンゾフェノン、2,4,6‐トリヒドロキシベンゾフ
ェノン、2,2′,4,4′‐テトラヒドロキシベンゾ
フェノン、2,2′‐ジヒドロキシ‐4,4′‐ジメト
キシベンゾフェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐オクチルオ
キシベンゾフェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐ラウリルオ
キシベンゾフェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐オクタデシ
ルオキシベンゾフェノン、2,2′‐ジヒドロキシ‐4
‐メトキシベンゾフェノン、2‐メトキシ‐4‐ヒドロ
キシ‐5‐ベンゾイルベンゼンスルホン酸、2‐(2′
‐ヒドロキシ‐4′‐メトキシベンゾイル)安息香酸、
2‐ヒドロキシ‐4‐クロロベンゾフェノン、4′‐ク
ロロ‐2,6‐ジ‐ヒドロキシベンゾフェノン、2′‐
ヒドロキシ‐2,3,4‐トリメトキシ‐4′‐メチル
ベンゾフェノン、3,5‐ジ‐tert‐ブチル‐
2′,4‐ジヒドロキシ‐4′‐メトキシベンゾフェノ
ン、2‐ヒドロキシ‐4′‐メトキシベンゾフェノン、
3‐アリル‐2,6‐ジヒドロキシベンゾフェノン、
2,2′‐ジヒドロキシ‐4,4′‐ジ(2‐メチルア
リルオキシ)ベンゾフェノン、3,5‐ジアセチル‐
2,6‐ジヒドロキシベンゾフェノン、2,6‐ジヒド
ロキシ‐4‐ニトロベンゾフェノン、3‐アセチル‐
2,6‐ジヒドロキシ‐5‐ニトロベンゾフェノン、
2,4′,6‐トリヒドロキシ‐2′,4‐ジメトキシ
‐6′‐メチルベンゾフェノンなどが挙げられる。これ
らの中で、2‐ヒドロキシベンゾフェノン、2,4‐ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、2,4,5‐トリヒドロキ
シベンゾフェノン、2,2′‐ジヒドロキシ‐4,4′
‐ジメトキシベンゾフェノン、2,4,4′‐トリヒド
ロキシベンゾフェノン、2,4,6‐トリヒドロキシベ
ンゾフェノン、2′‐ヒドロキシ‐2,3,4‐トリメ
トキシ‐4′‐メチルベンゾフェノンなどが好ましく、
特に、吸光特性と酸拡散防止効果、すなわち定在波の影
響の抑制防止効果と露光余裕度の向上効果がバランスよ
く発揮される点から、2‐ヒドロキシベンゾフェノン及
び2,4,5‐トリヒドロキシベンゾフェノンが好適で
ある。
【0024】本発明組成物においては、前記酸捕捉剤の
ベンゾフェノン化合物はそれぞれ単独で用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよく、また、その
配合量については、前記(A)成分及び(B)成分を必
須成分として含有する化学増幅型ポジ型レジスト組成物
に対し、1.0〜10重量%の割合で配合される。この
配合量が1.0重量%未満ではそれを配合した効果が十
分に発揮されないし、10重量%を超えると感度が著し
く低下したり、パターン形状がテーパー型となりやすく
なる。
【0025】本発明のポジ型レジスト組成物において
は、前記の酸発生剤、合成樹脂成分及び酸捕捉剤のベン
ゾフェノン化合物に加えて感度や解像性を向上させるた
め吸光剤を配合してもよい。前記吸光剤としては、例え
ばメルカプトオキサゾール、メルカプトベンゾキサゾー
ル、メルカプトオキサゾリン、メルカプトベンゾチアゾ
ール、ベンゾキサゾリノン、ベンゾチアゾロン、メルカ
プトベンゾイミダゾール、ウラゾール、チオウラシル、
メルカプトピリミジン、ベンゾフェノン及びこれらの誘
導体を挙げることができ、特にベンゾフェノンが感度及
び解像性の向上効果に優れ、しかも定在波の影響を抑制
し断面形状が波状とならず矩形のレジストパターンを形
成するため有利である。この吸光剤は、前記した(A)
成分及び(B)成分を必須成分として含有する化学増幅
型ポジ型レジスト組成物に対し、通常30重量%を超え
ない範囲、好ましくは0.5〜15重量%の範囲で配合
される。この配合量が30重量%を超えるとプロファイ
ル形状が悪くなるため好ましくない。
【0026】本発明のポジ型レジスト組成物は、その使
用に当たっては前記成分を溶剤に溶解した溶液の形で用
いるのが好ましい。このような溶剤の例としては、アセ
トン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチル
イソアミルケトンなどのケトン類;エチレングリコー
ル、エチルグリコールモノアセテート、ジエチレングリ
コール、ジエチレングリコールモノアセテート、プロピ
レングリコール、プロピレングリコールモノアセテー
ト、ジプロピレングリコール又はジプロピレングリコー
ルモノアセテートのモノメチルエーテル、モノエチルエ
ーテル、モノプロピルエーテル、モノブチルエーテル又
はモノフェニルエーテルなどの多価アルコール類及びそ
の誘導体や、ジオキサンのような環式エーテル類や乳酸
メチル、乳酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メトキシ
プロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチルなど
のエステル類を挙げることができる。これらは単独で用
いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。
【0027】本発明のポジ型レジスト組成物には、さら
に所望により混和性のある添加物、例えばレジスト膜の
性能を改良するための付加的樹脂、可塑剤、安定剤、着
色剤、界面活性剤などの慣用されているものを添加含有
させることができる。
【0028】本発明のポジ型レジスト組成物の使用方法
としては従来のレジストパターン形成において慣用され
ている方法を用いることができるが、好適なのは、シリ
コンウエーハのような支持体上に、酸発生剤、合成樹脂
成分、酸捕捉剤のベンゾフェノン化合物並びに必要に応
じて配合される吸光剤、所望により配合される各種添加
物を前記の溶剤に溶解した溶液をスピンナーなどで塗布
し、乾燥して感光層を形成させ、これに縮小投影露光装
置などにより、deep‐UV、エキシマレーザー光を
所望のマスクパターンを介して照射し、次いでこれを現
像液、例えば1〜10重量%テトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド水溶液のような弱アルカリ性水溶液などを
用いて現像処理する方法である。このようにしてマスク
パターンに忠実な画像を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明のポジ型レジスト組成物は化学増
幅型であって、高解像性を有し、かつ露光余裕度に優れ
る上、定在波の影響が少なく、プロファイル形状の優れ
たレジストパターンを形成することができ、deep‐
UVやエキシマレーザー光を用いるレジストとして好適
で、超LSIの製造工程における微細加工に特に有効に
使用することができる。
【0030】
【実施例】次に製造例及び実施例により本発明をさらに
詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら
限定されるものではない。
【0031】なお、各例中の解像度、パターン形状、露
光余裕度の評価は次のようにして行った。 解像度:ポジ型レジスト組成物をシリコンウエーハ上に
塗布した試料をテストチャートマスクを介して露光、現
像したときの最小のラインアンドスペースパターンを求
めた。 パターン形状:上記と同じ試料により得られたレジスト
パターンの断面を光学顕微鏡で観察し、定在波の影響が
なく矩形で良好なものをAとし、定在波の影響が現わ
れ、パターンが波打っているものをBとした。 露光余裕度:レジストパターンのラインアンドスペース
の幅が1対1に形成される露光量(Eop)と、目視で
確認できる大面積のレジストパターンがパターニングさ
れ基板表面が露出する最小露光量(Eth)との比Eo
p/Ethを求めた。
【0032】製造例1(水酸基の39モル%がtert
‐ブトキシカルボニル基で保護されたポリヒドロキシス
チレンの合成) 重量平均分子量20,000のポリヒドロキシスチレン
120gをN,N‐ジメチルアセトアミド 680g
に溶解し、この溶液の中にジ‐tert‐ブチル‐ジ‐
カーボネート85.0gを加え、かき混ぜて完全に溶解
したのち、かき混ぜながらトリエチルアミン 59gを
約15分間かけて滴下した。滴下終了後、そのまま約3
時間かき混ぜた。次いで、得られた溶液に対して20倍
量の純水を加え、かき混ぜて水酸基がtert‐ブトキ
シカルボニル基で保護されたポリヒドロキシスチレンを
析出させた。次に、この析出物を純水で洗浄、脱水、乾
燥すると、水酸基の39モル%がtert‐ブトキシカ
ルボニル基で保護されたポリヒドロキシスチレン 15
0gが得られる。
【0033】製造例2(水酸基の39モル%がメトキシ
‐n‐プロピル基で保護されたポリヒドロキシスチレン
の合成) 重量平均分子量20,000のポリヒドロキシスチレン
120gをN,N‐ジメチルアセトアミド 680g
に溶解し、この溶液の中に1‐クロロ‐1‐メトキシプ
ロパン 42.3gを加え、かき混ぜて完全に溶解した
のち、かき混ぜながらトリエチルアミン 78.8gを
約30分間かけて滴下した。滴下終了後、そのまま約3
時間かき混ぜた。次いで、得られた溶液に対して20倍
量の純水を加え、かき混ぜて水酸基が1‐メトキシ‐n
‐プロピル基で保護されたポリヒドロキシスチレンを析
出させた。次に、この析出物を洗浄、脱水、乾燥する
と、水酸基の39モル%が1‐メトキシ‐n‐プロピル
基で保護されたポリヒドロキシスチレン 130gが得
られる。
【0034】実施例1 製造例1で得られた水酸基の39%がtert‐ブトキ
シカルボニル基で保護されたポリヒドロキシスチレン
1.5gと製造例2で得られた水酸基の39%が1‐メ
トキシ‐n‐プロピル基で保護されたポリヒドロキシス
チレン 1.5gをプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート 15gに溶解したのち、ビス(シク
ロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン 0.15g、2
‐ヒドロキシベンゾフェノン 0.10gをさらに加え
て、溶解して得られた溶液を 0.2μmメンブランフ
ィルターでろ過し、ポジ型レジストの塗布液として調製
した。
【0035】調製されたレジスト塗布液をスピンナーを
使用して6インチシリコンウエーハ上に塗布し、ホット
プレート上で90℃、90秒間乾燥して膜厚0.7μm
のレジスト膜を得た。この膜に縮小投影露光装置NSR
―2005EX8A(ニコン社製)を用い、テストチャ
ートマスクを介して露光したのち、110℃、90秒間
加熱し、次いで2.38重量%テトラメチルアンモニウ
ムヒドロキシド水溶液で65秒間パドル現像し、30秒
間水洗し、次いで乾燥させレジストパターンを形成し
た。このようにして得られたレジストパターンの解像
度、パターン形状、露光余裕度を評価した結果を表1に
示す。
【0036】実施例2〜6 実施例1において、2‐ヒドロキシベンゾフェノンを表
1に示す化合物に代えた以外は、実施例1と同様にし
て、ポジ型レジスト組成物を調製し、これからレジスト
パターンを形成させ、解像度、パターン形状、露光余裕
度の特性を評価した。この結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】比較例1〜5 実施例1において、2‐ヒドロキシベンゾフェノンを表
2に示す化合物に代えた以外は、実施例1と同様にし
て、ポジ型レジスト組成物を調製し、これからレジスト
パターンを形成させ、解像度、パターン形状、露光余裕
度の特性を評価した。
【0039】
【表2】
【0040】実施例7 製造例1で得られた水酸基の39%がtert‐ブトキ
シカルボニルオキシ基で置換されたポリヒドロキシスチ
レン 3.0gをプロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート 15gに溶解したのち、ビス(シクロ
ヘキシルスルホニル)ジアゾメタン 0.15g、2‐
ヒドロキシベンゾフェノン 0.10gをさらに加え
て、溶解して得られた溶液を0.2μmメンブレンフィ
ルターでろ過し、ポジ型レジストの塗布液として調製し
た。次いで、実施例1と同様にして、ポジ型レジスト組
成物の解像度、パターン形状、露光余裕度の特性を評価
した。その結果を表3に示す。
【0041】実施例8 実施例7において、樹脂成分を製造例2で得られた水酸
基の39%がメトキシ‐n‐プロピル基で置換されたポ
リヒドロキシスチレン 3.0gに代えた以外は、実施
例7と同様にして、ポジ型レジストの塗布液として調製
した。次いで、実施例1と同様にして、ポジ型レジスト
組成物の解像度、パターン形状、露光余裕度の特性を評
価した。その結果を表3に示す。
【0042】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 晃義 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 (72)発明者 中山 寿昌 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)放射線照射により酸を発生する化
    合物と、(B)酸の作用によりアルカリ水溶液への溶解
    度が増大する合成樹脂成分とを必須成分として含有する
    化学増幅型ポジ型レジスト組成物に対し、(C)酸捕捉
    剤として、カルボニル基の結合位置に隣接する位置に少
    なくとも1個のヒドロキシル基をもつベンゾフェノン化
    合物を、1.0〜10重量%の割合で配合したことを特
    徴とするポジ型レジスト組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分がビススルホニルジアゾメタ
    ン類である請求項1記載のポジ型レジスト組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分が、(イ)水酸基の10〜6
    0モル%がtert‐ブトキシカルボニル基で保護され
    たポリヒドロキシスチレンと(ロ)水酸基の10〜60
    モル%が、一般式 【化1】 (式中のR1は水素原子又はメチル基、R2はメチル基又
    はエチル基、R3は低級アルキル基である)で表わされ
    る基で保護されたポリヒドロキシスチレンとの混合物で
    ある請求項1又は2記載のポジ型レジスト組成物。
  4. 【請求項4】 (B)成分が(イ)成分10〜70重量
    %と(ロ)成分30〜90重量%とから成る混合物であ
    る請求項3記載のポジ型レジスト組成物。
  5. 【請求項5】 (C)成分が2‐ヒドロキシベンゾフェ
    ノン又は2,4,5‐トリヒドロキシベンゾフェノンで
    ある請求項1ないし4のいずれかに記載のポジ型レジス
    ト組成物。
JP6309140A 1994-12-13 1994-12-13 ポジ型レジスト組成物 Pending JPH08166670A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6309140A JPH08166670A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 ポジ型レジスト組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6309140A JPH08166670A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 ポジ型レジスト組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08166670A true JPH08166670A (ja) 1996-06-25

Family

ID=17989392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6309140A Pending JPH08166670A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 ポジ型レジスト組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08166670A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160187773A1 (en) * 2013-08-07 2016-06-30 Toyota Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160187773A1 (en) * 2013-08-07 2016-06-30 Toyota Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species
US10031416B2 (en) * 2013-08-07 2018-07-24 Toyo Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3046225B2 (ja) ポジ型レジスト膜形成用塗布液
JP3073149B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2002072480A (ja) ポジ型レジスト組成物及びそれを用いたレジストパターン形成方法
JP2000029220A (ja) フォトレジスト組成物
JP2956824B2 (ja) ポジ型レジスト膜形成用塗布液
JP3193027B2 (ja) レジストパターン形成方法
JPH09166871A (ja) フォトレジスト組成物
JP3553213B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2960661B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP3444326B2 (ja) 遠紫外線用ポジ型レジスト組成物
JP3249194B2 (ja) 感光性レジスト組成物
JPH08166670A (ja) ポジ型レジスト組成物
JP2960656B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP3226270B2 (ja) ポジ型レジスト用基材樹脂
JP3615273B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP3164305B2 (ja) ポジ型レジスト膜形成用塗布液及びそれを用いたレジストパターン形成方法
JP2006030506A (ja) 微細パターンの形成方法と、それに用いる露光後ベーク用媒体
JP3160255B2 (ja) ポリヒドロキシスチレン誘導体の製造方法
JP3290565B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP3824100B2 (ja) 化学増幅型放射線感受性樹脂組成物
JP3283017B2 (ja) 混合樹脂組成物及びそれを用いたポジ型レジスト組成物
JP3413187B2 (ja) レジスト用混合樹脂組成物
JP3416876B2 (ja) 化学増幅型ポジ型レジスト用基材樹脂及びそれを用いたレジストパターン形成用溶液
JPH06118649A (ja) レジスト組成物
JPH06118650A (ja) レジスト組成物