JPH08166638A - フィルムカートリッジ収納装置 - Google Patents

フィルムカートリッジ収納装置

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JPH08166638A
JPH08166638A JP6309065A JP30906594A JPH08166638A JP H08166638 A JPH08166638 A JP H08166638A JP 6309065 A JP6309065 A JP 6309065A JP 30906594 A JP30906594 A JP 30906594A JP H08166638 A JPH08166638 A JP H08166638A
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film cartridge
film
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亨 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムカートリッジを取り出す際の姿勢を
設定姿勢に制限できながらも、フィルムカートリッジの
収納容量が多くなる場合でも、フィルムカートリッジ収
納装置の大きさが大きくなるのを抑制する。 【構成】 フィルム巻回軸芯方向視で異径形状のフィル
ムカートリッジFCを収納するフィルムカートリッジ収
納装置において、上部に投入口23を、下部に取出部を
備え、且つ、フィルムカートリッジFCの自重による落
下を許容し、フィルムカートリッジFCを隣合うものが
接当する状態で縦列状態に収納する収納部21が設けら
れ、投入口23が、フィルムカートリッジFCをフィル
ム巻回軸芯方向に投入自在に収納部21の側面に備えら
れ、且つ、フィルム巻回軸芯方向視にてフィルムカート
リッジFCが投入用特定姿勢でのみ通過を許容される形
状に形成され、収納部21が、投入用特定姿勢にて投入
されたフィルムカートリッジFCを収納用特定姿勢で保
持するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム巻回軸芯方向
視で異径形状のフィルムカートリッジを収納するフィル
ムカートリッジ収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるフィルムカートリッジ収納装置
は、図4に例示するように、フィルム取出口100を設
けるため等によりフィルム巻回軸芯方向視で異径形状と
なっているフィルムカートリッジを収納する装置であ
り、単独でフィルム収納用として利用できる他、写真プ
リンタやフィルムプロセッサ等の種々の写真処理装置に
セットされた状態で、処理用にフィルムカートリッジを
供給するようにも利用できるものである。
【0003】このようなフィルムカートリッジ収納装置
としては、従来、ドラム状の収納体の周部にフィルムカ
ートリッジの外形形状に対応した内壁形状を有する凹部
を形成してフィルムカートリッジの保持部とし、そのド
ラムを回転させて、保持部に収納されるフィルムカート
リッジを順次取り出す構成のものや、無端ベルトにフィ
ルムカートリッジの外形形状に対応した内壁形状を有す
る凹部を形成してフィルムカートリッジの保持部とし、
その無端ベルトを回転させて、保持部に収納されるフィ
ルムカートリッジを順次取り出す構成のものが考えられ
ている。このように構成することで、保持部がフィルム
カートリッジの外形形状の対応した内壁形状を有するた
めにフィルムカートリッジの移動が規制されて、フィル
ムカートリッジ収納部からフィルムカートリッジを取り
出す際の姿勢を一定姿勢とすることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、フィルムカートリッジの収納容量を増やそ
うとすると、ドラムの径が大きくなり又無端ベルトの長
さが長くなって、これらの設置スペースが大きくなり、
フィルムカートリッジ収納装置全体の大きさが大きくな
ってしまう不都合がある。本発明は、上記実情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、フィルムカートリ
ッジを取り出す際の姿勢を設定姿勢に制限できながら
も、フィルムカートリッジの収納容量が多くなる場合で
も、フィルムカートリッジ収納装置の大きさが大きくな
るのを抑制する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルムカート
リッジ収納装置は、フィルム巻回軸芯方向視で異径形状
のフィルムカートリッジを収納するものであって、その
第1特徴構成は、上部に投入口を、下部に取出部を備
え、且つ、前記フィルムカートリッジの自重による落下
を許容し、前記フィルムカートリッジを隣合うものが接
当する状態で縦列状態に収納する収納部が設けられ、前
記投入口が、前記フィルムカートリッジを前記フィルム
巻回軸芯方向に投入自在に前記収納部の側面に備えら
れ、且つ、前記フィルム巻回軸芯方向視にて前記フィル
ムカートリッジが投入用特定姿勢でのみ通過を許容され
る形状に形成され、前記収納部が、前記投入用特定姿勢
にて投入されたフィルムカートリッジを収納用特定姿勢
で保持するように構成されている点にある。
【0006】第2特徴構成は、上記第1特徴構成におい
て、前記フィルムカートリッジを前記投入口に投入した
ときに、前記収納部内において前記フィルムカートリッ
ジを前記投入用特定姿勢に維持させて案内する案内部
と、その案内部による前記フィルムカートリッジの案内
を解除する解除手段とが設けられた点にある。第3特徴
構成は、上記第2特徴構成において、前記解除手段が、
前記案内部に案内されている状態の前記フィルムカート
リッジを押し操作可能な位置に形成された開口部にて構
成されている点にある。
【0007】第4特徴構成は、第1、第2又は第3特徴
構成において、前記取出部は、前記収納部に収納される
前記フィルムカートリッジのうちの下端のフィルムカー
トリッジを自由落下状態で排出するように構成され、前
記取出部に、下端のフィルムカートリッジを落下不能に
受け止める受け止め体と、前記下端のフィルムカートリ
ッジの上方側に隣接するフィルムカートリッジを落下不
能に受け止める補助受け止め体とが備えられ、前記受け
止め体と前記補助受け止め体とが、交互に前記フィルム
カートリッジを受け止めて、前記フィルムカートリッジ
を1つずつ落下させるように構成されている点にある。
【0008】第5特徴構成は、上記第4特徴構成におい
て、前記受け止め体と前記補助受け止め体とを、1つの
アクチュエータにて一体に駆動可能に構成されている点
にある。第6特徴構成は、上記第4又は第5特徴構成に
おいて、前記受け止め体が、前記フィルムカートリッジ
の受け止めを解除したときに、前記フィルムカートリッ
ジを放出用特定姿勢に姿勢させる姿勢調整手段が設けら
れている点にある。
【0009】第7特徴構成は、上記第1、第2、第3、
第4、第5又は第6特徴構成において、前記収納部のフ
ィルムカートリッジ収納部分を収納方向視において略四
角形状に形成し、その略四角形状の辺のうちの、フィル
ムカートリッジにおけるフィルム巻回軸芯方向と直交す
る方向に対応する辺の長さを、前記フィルムカートリッ
ジのフィルム巻回軸芯方向視における最小幅としてある
点にある。第8特徴構成は、上記第7特徴構成におい
て、前記姿勢調整手段は、前記収納部の前記姿勢規制用
の一対の辺の間隔を、前記取出部において、前記収納用
特定姿勢から前記放出用特定姿勢への姿勢変化を許容す
る間隔に形成し、前記受け止め体が、受け止めを解除す
る側に姿勢変更するのに伴って、前記フィルムカートリ
ッジを前記放出用特定姿勢に姿勢調整するように構成さ
れている点にある。
【0010】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、投入用特定姿
勢にしたフィルムカートリッジをフィルム巻回軸芯方向
に沿って上部の投入口から投入すると、投入されたフィ
ルムカートリッジは自重により落下し、収納用特定姿勢
となって、隣合うものが接当する状態で縦列状態に収納
される。収納されたフィルムカートリッジは、下部の取
出口から適宜取り出される。つまり、収納部は、概略上
下方向に沿った縦列状態でフィルムカートリッジを収納
し、しかもその収納姿勢は収納用特定姿勢としているの
である。
【0011】本発明の第2特徴構成によれば、投入口か
らフィルムカートリッジを投入すると、投入したフィル
ムカートリッジは案内部に案内されることで、投入用特
定姿勢を維持して収納部内に入る。収納部内に入ったフ
ィルムカートリッジは、解除手段によって案内部による
案内を解除することで収納部内を自重で落下する。つま
り、案内部によって、投入口から投入されたフィルムカ
ートリッジを投入用特定姿勢に一旦保持し、その後、収
納部を自重で落下させるのである。
【0012】本発明の第3特徴構成によれば、収納部に
投入されたフィルムカートリッジに対する案内部による
案内の解除を、開口部からそのフィルムカートリッジを
押し操作するだけで行うことができる。本発明の第4特
徴構成によれば、収納部の取出部に備えられた受け止め
体と補助受け止め体は、交互にフィルムカートリッジを
受け止めるので、受け止め体が下端のフィルムカートリ
ッジを受け止めている状態から、補助受け止め体がその
下端のフィルムカートリッジの上方側に隣接するフィル
ムカートリッジを受け止める状態となると、受け止め体
による受け止めが解除された下端のフィルムカートリッ
ジのみが自由落下状態で排出される。このように、受け
止め体と補助受け止め体とが交互にフィルムカートリッ
ジを受け止めることで、フィルムカートリッジを1つず
つ排出することができる。
【0013】本発明の第5特徴構成によれば、1つのア
クチュエータで受け止め体と補助受け止め体とを一体に
駆動することが可能であり、必ずしも受け止め体と補助
受け止め体の夫々にアクチュエータを設ける必要がな
い。本発明の第6特徴構成によれば、姿勢調整手段が、
受け止め体による受け止めを解除されたフィルムカート
リッジを放出用特定姿勢に姿勢させる。つまり、フィル
ム収納装置を種々の写真処理装置にセットした場合等
に、放出用特定姿勢を、その装置での利用に便利な姿勢
に設定しておくことで、フィルム収納装置と種々の写真
処理装置とのフィルムカートリッジの受渡しを円滑に行
うことができる。
【0014】本発明の第7特徴構成によれば、収納部の
形状を収納方向視において略四角形状に形成し、その略
四角形状の辺のうち、フィルムカートリッジのフィルム
巻回軸芯方向と垂直な方向と対応する辺の長さを、フィ
ルムカートリッジのフィルム巻回方向視における最小幅
としてあるので、フィルムカートリッジを収納部に収納
すると、上記フィルムカートリッジの最小幅が収納方向
に垂直となる姿勢に規制されて、収納用特定姿勢となる
のである。本発明の第8特徴構成によれば、放出用特定
姿勢に姿勢させる姿勢調整手段として、収納部における
姿勢規制用の一対の辺の間隔を、取出部において、収納
用特定姿勢から放出用特定姿勢への姿勢変化を許容する
間隔に形成してあり、受け止め体が、受け止めを解除す
る側に姿勢変更するのに伴って、フィルムカートリッジ
を放出用特定姿勢に姿勢調整するので、フィルムカート
リッジを1つずつ排出するための構成を兼用しながら、
収納用特定姿勢から放出用特定姿勢への姿勢変化が円滑
に行われる。
【0015】
【発明の効果】上記第1特徴構成によれば、収納部は、
概略上下方向に沿った縦列状態でフィルムカートリッジ
を収納し、しかもその収納姿勢は収納用特定姿勢として
いるので、フィルムカートリッジの収納容量を大きくし
た場合でも収納部の設置スペースはそれほど大きくなら
ず、フィルムカートリッジを取り出す際の姿勢を設定姿
勢に制限できながらも、フィルムカートリッジの収納容
量が多くなる場合でも、フィルムカートリッジ収納装置
の大きさが大きくなるのを抑制することができる。
【0016】上記第2特徴構成によれば、上記第1特徴
構成による効果に加え、案内部によって投入口から投入
されたフィルムカートリッジを投入用特定姿勢に一旦保
持し、その後、収納部を自重で落下させるので、投入口
にからの投入途中においてフィルムカートリッジがその
自重等により姿勢変化してしまうのを防止して、的確に
投入用特定姿勢から収納用特定姿勢に姿勢変化させるこ
とができる。上記第3特徴構成によれば、解除手段とし
て開口部を形成するだけの簡素な構成とできながらも、
収納部に投入されたフィルムカートリッジに対する案内
部による案内の解除を、開口部からそのフィルムカート
リッジを押し操作するだけで行うことができるので、フ
ィルムカートリッジ収納装置を一層便利で小型のものと
することができる。
【0017】上記第4特徴構成によれば、上記第1、第
2又は第3特徴構成による効果に加え、受け止め体と補
助受け止め体とが交互にフィルムカートリッジを受け止
めることで、フィルムカートリッジを1つずつ排出する
ことができるので、フィルムカートリッジ収納装置を一
層便利なものとすることができる。上記第5特徴構成に
よれば、必ずしも受け止め体と補助受け止め体の夫々に
アクチュエータを設ける必要がないので、フィルムカー
トリッジ収納装置を種々の写真処理装置等にセットして
使用する場合でも、装置全体として構成の簡素化を図り
ながら、上記第4特徴構成による効果を奏することがで
きる。
【0018】上記第6特徴構成によれば、フィルム収納
装置を種々の写真処理装置にセットした場合等に、放出
用特定姿勢を、その装置での利用に便利な姿勢に設定し
ておくことで、フィルム収納装置と種々の写真処理装置
とのフィルムカートリッジの受渡しを円滑に行うことが
できるので、種々の写真処理装置等において使用する上
で一層便利なものとすることができる。上記第7特徴構
成によれば、収納部の収納方向視における形状を適当な
ものに設定しておくだけて、フィルムカートリッジを収
納用特定姿勢とさせることができるので、収納部の構成
を簡素な構成にできながら、上記第1、第2、第3、第
4、第5又は第6特徴構成による効果を奏することがで
きる。上記第8特徴構成によれば、上記第7特徴構成に
よる効果に加え、フィルムカートリッジを1つずつ排出
するための構成を兼用しながら、収納用特定姿勢から放
出用特定姿勢への姿勢変化が円滑に行われるので、フィ
ルムカートリッジ収納装置の構成の簡素化を図りなが
ら、フィルムカートリッジ収納装置を一層便利なものに
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明のフィルムカートリッジ収納装
置の実施例を、写真焼付装置に使用する場合を例示し
て、図面に基づいて説明する。図1に示すように、写真
焼付装置1には、フィルム2の画像情報を印画紙3に投
影露光する投影露光部5、投影露光部5で露光された印
画紙3を現像する現像処理部DE、及び、写真焼付装置
1の各部の作動の制御等を行うコントローラCOが設け
られ、コントローラCOには各種の指示入力及びモード
設定を行うための操作卓O,画像情報を表示させるモニ
タMD及び複数の画像を1枚のプリント用紙にプリント
するいわゆるインデックスプリントを作製するためのビ
デオプリンタVPが接続されている。
【0020】印画紙3をロール状に収納している印画紙
マガジン4から引き出された印画紙3は、投影露光部5
で露光された後、現像処理部DEにて現像され、一駒分
の画像情報を含む大きさに切断されて排出される。
【0021】以下、各構成部分について説明する。投影
露光部5には、光源10、フィルム2に照射する光の色
バランスを調整する調光フィルタ11、調光フィルタ1
1を通過した光を均一に混色するミラートンネル12、
フィルム2の画像を印画紙3上に結像させる焼付レンズ
13及びシャッタ14が露光光路をなす同一光軸上に設
けられている。焼付レンズ13の側方には、フィルム2
の画像情報を読み取る読取手段RDが設けられている。
読取手段RDには、反射ミラー15、レンズ16、周方
向にR(赤),G(緑),B(青)のカラーフィルタが
配列されている回転カラーフィルタ17、回転カラーフ
ィルタ17を回転駆動するモータM1及びCCDイメー
ジセンサ18が備えられ、モータM1やイメージセンサ
18等の作動を制御するコントローラCOも読取手段R
Dとして機能する。
【0022】反射ミラー15は焼付レンズ13と共に図
示しない移動台に取り付けられている。焼付レンズ13
と反射ミラー15とを取り付けた移動台が図1中矢印A
の方向にスライド移動することにより、焼付レンズ13
が露光光路中に位置する状態と反射ミラー15が露光光
路中に位置する状態とに切り換えられる。焼付レンズ1
3が露光光路中に位置する状態では、フィルム2の画像
情報は焼付レンズ13によって印画紙3上に結像され、
反射ミラー15が露光光路中に位置する状態では、フィ
ルム2の画像情報は、反射ミラー15によって反射した
後、レンズ16によってCCDイメージセンサ18の受
光面上に結像される。CCDイメージセンサ18は、フ
ィルム2の画像情報を、回転カラーフィルタ17の回転
によってR,G,B夫々に色分解した状態で検出し、検
出した画像情報はコントローラCOに送られる。
【0023】露光光路のフィルム2搬送経路上流側には
ローラ19が、フィルム2搬送経路下流側にはローラ2
0が夫々設けられ、これらのローラ19,20はモータ
M2によって連動駆動されて、フィルム2を搬送する。
【0024】ローラ19のフィルム搬送経路上流側に
は、図4に示すフィルムカートリッジFCを複数個収納
できるカートリッジ収納装置FSが備えられている。カ
ートリッジ収納装置FSは、図2乃至図11に示すよう
に、断面が矩形の収納部21を主要部として構成され、
写真焼付装置1の本体に対して着脱自在に構成されてい
る。収納部21は、ベースプレート21a、一対のサイ
ドプレート21b,21c、前カバー21d及び上部カ
バー21eからなり、これらを縦長の直方体状に組み立
てたものであり、下端部は開放されてフィルムカートリ
ッジFCの取出部34が形成されている。
【0025】ベースプレート21aは前カバー21dに
較べて短尺に形成してあり、収納部21の内部空間にお
ける上方側箇所には、ベースプレート21aの上端面2
1fが露出している。収納部21の内部空間のうちのベ
ースプレート21a、一対のサイドプレート21b,2
1c及び前カバー21dにより囲まれる部分の平面視に
よる断面形状は、取出部34の形成箇所近傍を除いて、
フィルムカートリッジFCの最小投影面の形状と同一で
あり、サイドプレート21b,21c間の間隔がフィル
ムカートリッジFCの長手方向の長さとほぼ一致し、ベ
ースプレート21aと前カバー21dとの間隔がフィル
ムカートリッジFCのフィルム巻回軸芯方向視における
最小幅にほぼ一致する。これにより、ベースプレート2
1aと前カバー21dとの間隔が、フィルムカートリッ
ジFCのフィルム巻回軸芯方向と直交する方向に対応す
る姿勢規制用の一対の辺の間隔となって、フィルムカー
トリッジFCのフィルム取出口100を下向きにして挿
入した場合は、図10に示すように、フィルム取出口1
00が斜め下を向く収納用特定姿勢、又は、図11に示
すように、真下を向く収納用特定姿勢の2つの収納用特
定姿勢でのみ通過可能となっている。
【0026】一方、取出部34の形成箇所においては、
上記の断面形状は、ベースプレート21aと前カバー2
1dとの間隔が、フィルムカートリッジFCのフィルム
取出口100が水平方向を向いた状態で通過可能な長さ
として、他の部分より長くしてあり、後述のように、フ
ィルムカートリッジFCの姿勢を整えるために必要な空
間を確保している。サイドプレート21bの上端付近に
は、フィルムカートリッジFCのフィルム巻回軸芯方向
視の形状とほぼ同一形状で、フィルムカートリッジFC
のフィルム取出口100に対応する部分が下向きとなる
投入用特定姿勢での通過を許容するフィルムカートリッ
ジFCの投入口であるカートリッジ挿入用貫通孔23が
形成されている。
【0027】このカートリッジ挿入用貫通孔23は、ベ
ースプレート21aの上端面21fが露出している位置
よりも若干上方側で、且つ、フィルムカートリッジFC
のフィルム取出口100に対応する凹部23aが側面視
でベースプレート21aの上端面21f上に位置するよ
うに形成してある。これにより、カートリッジ挿入用貫
通孔23に合わせてフィルムカートリッジFCを筒上部
内に挿入した場合には、フィルムカートリッジFCのフ
ィルム取出口100がベースプレート21aの上端面2
1fに受け止められることになり、フィルムカートリッ
ジFCが縦姿勢すなわち長手方向が上下となる姿勢で収
納部21の内部空間を落下するのを防止できる。
【0028】又、上部カバー21eのカートリッジ挿入
用貫通孔23と同じ高さには、図2に示すように、押し
操作用孔24が形成されており、ベースプレート21a
の上端面21fで受け止められているフィルムカートリ
ッジFCを、この押し操作用孔24を通して指等で押す
ことにより、フィルムカートリッジFCを落下させるこ
とができる。取出部34には、図3乃至図11に示すよ
うに、落下ガイド25と、落下ガイド25と一体に連結
されるアーム26と、落下ガイド25の揺動軸であるア
ームシャフト27と、アームシャフト27を回動自在に
支持するシャフト支持板28と、アームシャフト27に
挿通されて落下ガイド25及びアーム26を図5におい
て反時計に付勢するコイルバネ29と、これらを覆うカ
バー33が備えられている。
【0029】落下ガイド25には、図5に示すように、
フィルムカートリッジFCの落下を阻止する落下阻止部
25aと、フィルムカートリッジFCを受け止めて、フ
ィルムカートリッジFCを所定の姿勢にさせる傾斜受け
部25bが、夫々左右一対に設けられ、平面視では、図
7に示すように略コの字状となっている。尚、落下阻止
部25a及び傾斜受け部25bが一体に揺動して収納部
21の内部空間に突入するのを許容するため、ベースプ
レート21aに、一対の貫通溝30が形成されている。
【0030】アーム26は、図9に示すように、側面視
で略L字状に形成され、その上端部が屈曲して一対の落
下ガイド25側に延びて落下ガイド25に固着されてい
る。アーム26のL字状部分26aは、サイドプレート
21cに沿って揺動し、サイドプレート21cには、図
3に示すように、L字状部分26aの揺動を許容するよ
うに、側面視で略正方形状のザグリ部31aが形成して
あり、L字状部分26aの外側の面と、サイドプレート
21cの表面とが面一となるようにしてある。尚、ザグ
リ部31aの上端面は、コイルバネ29にて付勢される
L字状部分26aに接当して、落下ガイド25の揺動範
囲を規制している。
【0031】このアーム26を揺動駆動するためのロー
タリソレノイドRSは、図8に示すように、写真焼付装
置1の本体側に設置されており、ロータリソレノイドR
Sの回転軸に取り付けられてアーム回転板32の爪32
aが、アーム26のL字状部分26aにおける落下ガイ
ド25との連結側と反対側の面である爪案内面26bに
接当しており、ロータリソレノイドRSの回転に伴いア
ーム26及び落下ガイド25を図9における時計方向に
揺動駆動する。尚、このフィルムカートリッジ収納装置
FSは、写真焼付装置1の本体側に対して着脱自在であ
り、サイドプレート21cのザグリ部31aに、着脱時
にアーム回転板32の爪32aが通過でき、且つ、落下
ガイド25の揺動操作時に爪32aの揺動移動を許容す
るための溝状ザグリ部31bが更に深く形成してある。
【0032】以下、上記構成のフィルムカートリッジ収
納装置FSの作動を概略説明する。このフィルムカート
リッジ収納装置FSを、図8に示すように、写真焼付装
置1の本体に形成された取付用凹部6にセットした状
態、又は、フィルムカートリッジ収納装置FSを単体で
縦姿勢とした状態で、カートリッジ挿入用貫通孔23か
らフィルムカートリッジFCを投入すると、フィルムカ
ートリッジFCのフィルム取出口100がベースプレー
ト21aの上端面21fに接当して受け止められ、フィ
ルムカートリッジFCは投入用特定姿勢を維持した状態
で投入される。従って、ベースプレート21aの上端面
21fは、フィルムカートリッジFCを投入用特定姿勢
に維持させて案内する案内部として機能する。
【0033】この状態で、押し操作用孔24からフィル
ムカートリッジFCを押し操作すると、フィルムカート
リッジFCが収納部21に落下する。従って、押し操作
用開口24は、上端部21fによるフィルムカートリッ
ジFCの案内を解除する解除手段GRとして機能する。
収納部21を落下するフィルムカートリッジFCは、先
に収納されているフィルムカートリッジFCがあれば、
そのフィルムカートリッジFCに接触して停止し、最初
に投入されるフィルムカートリッジであれば、落下ガイ
ド25の傾斜受け部25bに受け止められて停止する。
【0034】複数個のフィルムカートリッジFCを収納
したフィルムカートリッジ収納装置FSを写真焼付装置
1にセットした状態で、フィルムカートリッジFCを1
つずつ取り出す際は、ロータリソレノイドRSを作動さ
せて、アーム26をコイルバネ29の付勢力に抗して図
9における時計方向に揺動させる。この揺動操作により
落下ガイド25が揺動して、図10に示すように、収納
部21の内部空間に突入していた傾斜受け部25bが収
納部21外に引退して、代わりに落下阻止部25aが収
納部21の内部空間に突入する。
【0035】これにより、傾斜受け部25bに受け止め
られていた下端のフィルムカートリッジFCが落下し、
その上のフィルムカートリッジFCは落下阻止部25a
にて受け止められて落下が阻止される。傾斜受け部25
bに受け止められていたフィルムカートリッジFCは、
収納部21での姿勢が上記の如き2姿勢に限定されてい
るので、フィルム取出口100が斜め下方を向いた状態
ではそのままの姿勢で、傾斜受け部25bに受け止めら
れ、フィルム取出口100が真下を向いた状態では、図
11に示すように、傾斜受け部25bに接当すると傾斜
受け部25b上を滑る状態で姿勢変化し、図5に示す姿
勢で受け止められることになる。つまり、何れの姿勢で
落下しても、図5に示す単一の姿勢で傾斜受け部25b
に受け止められるのである。
【0036】傾斜受け部25bが引退することにより、
この姿勢の状態からフィルムカートリッジFCがその重
量バランスにより、図10及び図11に示すように、フ
ィルム取出口100が水平方向を向く放出用特定姿勢に
回転して、その回転後の姿勢が収納部21の内壁に維持
される状態で落下する。落下したフィルムカートリッジ
FCは、図示しない駆動手段により、フィルムカートリ
ッジFCの遮光ドア101を開き操作した後、スプール
102を回動駆動して、ローラ19の位置までフィルム
取出口100からフィルム2を繰り出す。
【0037】従って、傾斜受け部25bは、下端のフィ
ルムカートリッジFCを落下不能に受け止める受け止め
体LSとして機能し、落下阻止部25aは、下端のフィ
ルムカートリッジFCの上方側に隣接するフィルムカー
トリッジFCを落下不能に受け止める補助受け止め体U
Sとして機能し、ロータリソレノイドRSは、受け止め
体LSと補助受け止め体USとを一体に駆動するアクチ
ュエータとして機能する。
【0038】又、落下ガイド25、アーム26、ロータ
リソレノイドRS、ベースプレート21a及び前カバー
21dを主要部として、受け止め体LSが、フィルムカ
ートリッジFCの受け止めを解除したときに、フィルム
カートリッジFCを放出用特定姿勢に姿勢させる姿勢調
整手段PCが構成される。上記構成のフィルムカートリ
ッジ収納装置FSにてフィルムカートリッジFCが供給
され、フィルム2が投影露光部5に搬送されると、投影
露光部5では、反射ミラー15が露光光路中に位置する
状態で、フィルム2の画像情報をCCDイメージセンサ
18にて読み取り、焼付レンズ13が露光光路中に位置
する状態でフィルム2の画像情報を印画紙3に露光する
のである。
【0039】印画紙3は、印画紙3の露光箇所の印画紙
3搬送経路下流側に設けられた、ローラ21とそのロー
ラ21を駆動するモータM3とで、間歇搬送されて順次
露光処理される。現像処理部DEには、図示を省略する
が、露光後の印画紙3を現像するための処理液を充填し
た複数のタンクが備えられ、印画紙3はその複数のタン
クを順次通過して行き現像処理される。
【0040】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 (1) フィルムカートリッジ収納装置FSからフィルムカ
ートリッジFCを放出する際の姿勢を整えるための構成
の別実施例を図12及び図13に示す。収納部21を落
下するフィルムカートリッジFCを受け止める落下ガイ
ド40及び押さえ板41は別体で構成され、共に、前カ
バー21dの外面側にガイドシャフト43回りに揺動自
在に支持されている。落下ガイド40及び押さえ板41
は、図12において揺動軸43回りに反時計方向にコイ
ルバネ42a,42bによって夫々復帰付勢され、落下
ガイド40と押さえ板41とは押さえ板41の基端側角
部41aが落下ガイド40の基端側支承部40aに接当
する状態で連動するようにしてある。
【0041】落下ガイド40には、一対の側板部40b
に保持される底板部40cが備えられ、この底板部40
cで落下するフィルムカートリッジFCを受け止める。
尚、側板部40bの揺動範囲に沿ってサイドプレート2
1b,21cの内面側に扇状の凹部44を形成してあ
り、側板部40bが、収納部21の内部空間に突出して
フィルムカートリッジFCの落下を妨害してしまうのを
防止している。又、この扇状の凹部44の上端傾斜面
は、側板部40bと接当して、側板部40bの揺動範囲
を規制している。
【0042】落下ガイド40の底板部40cは、収納部
21を落下するフィルムカートリッジFCを、フィルム
カートリッジFCが上記の何れの収納用特定姿勢であっ
ても、図12(イ)に示す姿勢で受け止める。この状態
で、落下ガイド40を図示しないロータリソレノイド等
のアクチュエータにて、図12(ロ)及び図12(ハ)
に示すように、図12における時計方向に揺動駆動して
収納部21外へ引退させると、フィルムカートリッジF
Cは、フィルム取出口100が前カバー21dに接当し
て、図12(ハ)に示すフィルム取出口100が水平方
向を向いた放出用特定姿勢となって落下する。
【0043】これと同時に、押さえ板41が落下ガイド
40の基端側支承部40aに押し操作される状態で、収
納部21内の空間に突入して、落下して行くフィルムカ
ートリッジFCの上側のフィルムカートリッジFCの落
下を阻止し、フィルムカートリッジFCを1つずつ落下
させるのである。従って、落下ガイド40の底板部40
cは、下端のフィルムカートリッジFCを落下不能に受
け止める受け止め体LSとして機能し、押さえ板41
は、下端のフィルムカートリッジFCの上方側に隣接す
るフィルムカートリッジFCを落下不能に受け止める補
助受け止め体USとして機能する。
【0044】又、落下ガイド40、押さえ板41、ベー
スプレート21a及び前カバー21dを主要部として、
受け止め体LSが、フィルムカートリッジFCの受け止
めを解除したときに、フィルムカートリッジFCを放出
用特定姿勢に姿勢させる姿勢調整手段PCが構成され
る。
【0045】(2) 上記実施例では、図4に示す形状のフ
ィルムカートリッジFCを収納する場合を例示している
が、収納対象となるフィルムカートリッジFCは、フィ
ルム巻回軸芯方向視で異径形状であれば、種々の形状の
ものに適用できる。
【0046】(3) 上記実施例では、フィルムカートリッ
ジ収納装置FSを写真焼付装置1に取り付ける場合を例
示しているが、フィルムプロセッサ、フィルムスプライ
サ等の種々の写真処理装置に取り付けて、又は、単独で
使用できる。
【0047】(4) 上記実施例では、フィルムカートリッ
ジ収納装置FSにおけるフィルムカートリッジFCを投
入する投入口は、フィルム取出口100が下向きとなる
投入用特定姿勢での通過を許容する形状としてあるが、
投入用特定姿勢は、フィルム取出口100を上向きにす
る等種々変更可能であり、同様に、収納用特定姿勢及び
放出用特定姿勢についても種々変更可能である。
【0048】(5) 上記実施例では、収納部21を角柱状
に形成してあるが、フィルムカートリッジFCの4隅を
支持する棒材にて構成する等、種々変更可能である。
又、フィルムカートリッジFCを、上下に直線状に収納
する代わりに、湾曲させて縦列状に収納する等、収納さ
れるフィルムカートリッジFCの並び状態は適宜変更可
能である。
【0049】(6) 上記実施例では、フィルムカートリッ
ジFCを案内する案内部は、ベースプレート21aの上
端面21fにて構成してあるが、収納部内に出退自在の
支持部材にて案内部を構成し、支持部材を収納部内に位
置させた状態で、投入されたフィルムカーートリッジF
Cを支持案内して、支持部材を引退させてフィルムカー
トリッジFCを自重により落下させる構成としても良
い。この場合、この支持部材を出退させる手段が解除手
段として機能する。又、上端面21fによるフィルムカ
ートリッジFCの案内を解除するとき、手指にて押し操
作するのではなく、機械式にフィルムカートリッジFC
を押し操作して解除する構成としても良い。
【0050】(7) 上記実施例では、受け止め体LS及び
補助受け止め体USを一体に駆動するアクチュエータと
してロータリソレノイドRSを採用しているが、モータ
等によって駆動する構成としても良い。
【0051】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例にかかる概略構成図
【図2】本発明の実施例にかかる要部斜視図
【図3】本発明の実施例にかかる要部斜視図
【図4】本発明の実施例にかかるフィルムカートリッジ
の説明図
【図5】本発明の実施例にかかる要部断面図
【図6】図5のA−A断面図
【図7】図5のB−B断面図
【図8】本発明の実施例にかかる要部断面図
【図9】図8のC−C断面図で示す本発明の実施例にか
かる動作説明図
【図10】本発明の実施例にかかる動作説明図
【図11】本発明の実施例にかかる動作説明図
【図12】本発明の別実施例にかかる動作説明図
【図13】本発明の別実施例にかかる要部断面図
【符号の説明】
21 収納部 21f 案内部 23 投入口 24 開口部 34 取出部 FC フィルムカートリッジ GR 解除手段 LS 受け止め体 US 補助受け止め体 RS アクチュエータ PC 姿勢調整手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム巻回軸芯方向視で異径形状のフ
    ィルムカートリッジ(FC)を収納するフィルムカート
    リッジ収納装置であって、 上部に投入口(23)を、下部に取出部(34)を備
    え、且つ、前記フィルムカートリッジ(FC)の自重に
    よる落下を許容し、前記フィルムカートリッジ(FC)
    を隣合うものが接当する状態で縦列状態に収納する収納
    部(21)が設けられ、 前記投入口(23)が、前記フィルムカートリッジ(F
    C)を前記フィルム巻回軸芯方向に投入自在に前記収納
    部(21)の側面に備えられ、且つ、前記フィルム巻回
    軸芯方向視にて前記フィルムカートリッジ(FC)が投
    入用特定姿勢でのみ通過を許容される形状に形成され、 前記収納部(21)が、前記投入用特定姿勢にて投入さ
    れたフィルムカートリッジ(FC)を収納用特定姿勢で
    保持するように構成されているフィルムカートリッジ収
    納装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルムカートリッジ(FC)を前
    記投入口(23)に投入したときに、前記収納部(2
    1)内において前記フィルムカートリッジ(FC)を前
    記投入用特定姿勢に維持させて案内する案内部(21
    f)と、 その案内部(21f)による前記フィルムカートリッジ
    (FC)の案内を解除する解除手段(GR)とが設けら
    れた請求項1記載のフィルムカートリッジ収納装置。
  3. 【請求項3】 前記解除手段(GR)が、前記案内部
    (21f)に案内されている状態の前記フィルムカート
    リッジ(FC)を押し操作可能な位置に形成された開口
    部(24)にて構成されている請求項2記載のフィルム
    カートリッジ収納装置。
  4. 【請求項4】 前記取出部(34)は、前記収納部(2
    1)に収納される前記フィルムカートリッジ(FC)の
    うちの下端のフィルムカートリッジ(FC)を自由落下
    状態で排出するように構成され、 前記取出部(34)に、下端のフィルムカートリッジ
    (FC)を落下不能に受け止める受け止め体(LS)
    と、前記下端のフィルムカートリッジ(FC)の上方側
    に隣接するフィルムカートリッジ(FC)を落下不能に
    受け止める補助受け止め体(US)とが備えられ、 前記受け止め体(LS)と前記補助受け止め体(US)
    とが、交互に前記フィルムカートリッジ(FC)を受け
    止めて、前記フィルムカートリッジ(FC)を1つずつ
    落下させるように構成されている請求項1、2又は3記
    載のフィルムカートリッジ収納装置。
  5. 【請求項5】 前記受け止め体(LS)と前記補助受け
    止め体(US)とを、1つのアクチュエータ(RS)に
    て一体に駆動可能に構成されている請求項4記載のフィ
    ルムカートリッジ収納装置。
  6. 【請求項6】 前記受け止め体(LS)が前記フィルム
    カートリッジ(FC)の受け止めを解除したときに、前
    記フィルムカートリッジ(FC)を放出用特定姿勢に姿
    勢させる姿勢調整手段(PC)が設けられている請求項
    4又は5記載のフィルムカートリッジ収納装置。
  7. 【請求項7】 前記収納部(21)のフィルムカートリ
    ッジ収納部分を収納方向視において略四角形状に形成
    し、その略四角形状の辺のうちの、フィルムカートリッ
    ジ(FC)におけるフィルム巻回軸芯方向と直交する方
    向に対応する姿勢規制用の一対の辺の間隔を、前記フィ
    ルムカートリッジ(FC)のフィルム巻回軸芯方向視に
    おける最小幅としてある請求項1、2、3、4、5又は
    6記載のフィルムカートリッジ収納装置。
  8. 【請求項8】 前記姿勢調整手段(PC)は、 前記収納部(21)の前記姿勢規制用の一対の辺の間隔
    を、前記取出部(34)において、前記収納用特定姿勢
    から前記放出用特定姿勢への姿勢変化を許容する間隔に
    形成し、 前記受け止め体(LS)が、受け止めを解除する側に姿
    勢変更するのに伴って、前記フィルムカートリッジ(F
    C)を前記放出用特定姿勢に姿勢調整するように構成さ
    れている請求項7記載のフィルムカートリッジ収納装
    置。
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