JPH081655B2 - 非接触型情報カードにおける制御方式 - Google Patents
非接触型情報カードにおける制御方式Info
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- JPH081655B2 JPH081655B2 JP2308250A JP30825090A JPH081655B2 JP H081655 B2 JPH081655 B2 JP H081655B2 JP 2308250 A JP2308250 A JP 2308250A JP 30825090 A JP30825090 A JP 30825090A JP H081655 B2 JPH081655 B2 JP H081655B2
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- Japan
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- circuit
- external device
- data
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Description
部装置と通信を行ないデータを処理する非接触ICカード
等の非接触型情報カードにおいて特に受信回路の制御方
式に関するものである。
型情報カードが注目されている。このような非接触型情
報カードは、通常の外部電極を持つ情報カードと同様に
外部装置との信号の授受を行なうが、この信号の授受を
電波、光、磁気等の空間における非接触伝送媒体を利用
して行なうものである。例えば特開昭59−151274号広報
には非接触型情報カードの構成が示されている。この従
来の非接触型情報カードでは、受信アンテナ回路で外部
装置からの信号を受信し、受信回路と復調回路を経由さ
せてバイナル情報を抽出しデコーダで解読するように構
成されている。また、この情報カードでは、読み出し/
書き込み可能なメモリを有し、このメモリから読み出し
た情報を変調回路で変調させて送信回路とアンテナを経
由して外部装置へ送信するように構成されている。
外部装置の送信信号の強度に応じて受信回路の設計を行
なっても、その受信回路の使用環境や動作条件が様々に
変化し、また、同じ機能を有するカードであっても外部
装置の電気的仕様が異なる場合があり、そのために受信
回路の仕様や動作条件を外部装置側で都合の良いように
制御する必要が生じるという問題点があった。
れたもので、異なる使用条件に容易に対応てきる非接触
型情報カードにおける制御方式を得ることを目的とす
る。
は、データを処理するための演算・制御を行なう中央処
理装置1と、この中央処理装置1を動作させるためのプ
ログラムを格納した第1のメモリ(ROM2)と、データ処
理に必要なデータを一時的に格納する第2のメモリ(RA
M3)と、外部装置とのデータの送受信を行なうための送
受信手段(アンテナ11)と、各々異なる受信特性で上記
送受信手段により受信した各々異なる特性を有する受信
信号を検出する複数の受信回路10a〜10dと、これらの受
信回路10a〜10dからの受信信号を所定の復調方式で復調
する復調回路7と、上記複数の受信回路10a〜10dの1つ
を選択し所定の復調方式で復調させるためのセレクタ回
路9とを備え、外部装置からの受信データを上記中央処
理装置1により解読し、この解読結果に対応して上記セ
レクタ回路9を制御するものである。
11)を介して受信回路10a〜10dに入力される。復調回路
7は、セレクタ回路9により選択された受信回路の出力
を復調する。中央処理装置1は復調回路7からの復調信
号(受信データ)を解読し、この解読結果に応じてセレ
クタ回路9を制御する。セレクタ回路9はその解読結果
に応じた受信回路を選択する。
ドの構成を示すブロック図である。第1図において、1
はデータを処理するための演算・制御を行なう中央処理
装置であるCPU、2はCPU1を動作させるためのプログラ
ムを格納した第1のメモリとしてのROM、3はCPU1によ
るデータ処理に必要なデータを一時的に格納する第2の
メモリとしてのRAM、4は入出力を制御する入出力制御
回路であるUART、11は外部装置とのデータの送受信を行
なうための送受信手段としてのアンテナ、10a〜10dは各
々異なる受信特性(しきい値レベル)でアンテナ11によ
り受信した各々異なる特性を有する受信信号を検出する
複数の受信回路、7は受信回路10a〜10dからの受信信号
を所定の復調方式で復調する復調回路、9は受信回路10
a〜10dにそれぞれ対応したスイッチ9a〜9dを有し受信回
路10a〜10dの1つを選択し所定の復調方式で復調させる
ためのセレクタ回路、6はデータを変調して送信信号を
生成する変調回路、8は復調回路6で生成された送信信
号を増幅しアンテナ11を介して送信する送信回路、5は
CPU1、ROM2、RAM3、UART4及びセレクタ回路9等が接続
されたバスである。セレクタ回路9は、CPU1からの指示
により4つのスイッチ9a〜9dのうち1つが選択されてオ
ンされ、他の3つのスイッチがオフされる。
ーチャート、第3図は外部装置から送信されるコマンド
データ形式を示す図、第4図は外部装置と情報カード間
のデータ交換の一例を示す図である。
を説明する。まず、情報カードは外部装置のコマンドを
現在の決められている受信回路及び復調方式で受信する
(ステップS1)。この受信回路と復調方法の選択は、RO
M2やRAM3の所定位置に記録されている初期コードを利用
しても良いし、コマンドの直前に外部装置によって指定
されたものであっても良い。
リティチエックやブロックデータの最後に付加されてい
るブロックチエックコードによって確認する(ステップ
S2)。異常が確認された場合はエラー信号を外部装置に
送信する(ステップS3)。
択コマンドであるかどうかを判定し(ステップS4)、別
のコマンドと判定されれば別処理にジャンプする。
次に受信回路選択コードを解読する(ステップS5)。解
読した内容に従ってセレクタ回路9に制御信号を出力す
る(ステップS6)。次に復調方式選択コードを解読し
(ステップS7)、同様に制御信号を復調回路7及び変調
回路6に出力する(ステップS8)。ここで、制御信号は
図示しないレジスタによってラッチされている。
に対応されるように設計されており上記制御信号によっ
て選択できる様になっている。また、選択された復調方
式に対応した変調方式も同一方式に信号を送信できるよ
うに設計されている。
ると外部装置へ正常終了信号を送信する(ステップS
9)。
るようにしたが、処理を簡略化するために受信回路と復
調方式を一つのコードで設定するようにしても良い。ま
た復調と変調の対応を独立に設定して行うようにしても
良い。また復調と変調の対応を独立に設定して行うよう
にしても良い。なお、上記の処理はCPU1を中心として行
なわれる。
送出して情報カードの内部動作の起動をかける。情報カ
ードの起動がかかると対応する応答信号を外部装置に送
信する。そこで外部装置は受信回路Aを選択するコマン
ドを送信して受信回路Aでの受信を情報カードに指示す
る。これによって以降のアプリケーションコマンドの受
信を受信回路Aで行わせる。
路Bを選択するコマンドを送信し受信回路Bへの変更を
指示しカードに終了信号を送信してカード動作の停止を
させる。
に比較して受信感度を良い様に設計し、逆に消費電流が
後者の方を少なく抑えるようにしている。なお、受信回
路A,Bは第1図中の受信回路10a〜10dのうちいずれかで
ある。
動してアプリケーションコマンドを受信できるようにな
った場合に確実に受信できるような受信回路を選択して
信号の未達を防止する事ができる。
るようにしたのはカード停止中に消費される電流を極力
抑える様にするためである。
信頼性を向上するように処理シーケンスを追加しても良
い。
ータを中央処理装置により解読し、この解読結果に対応
して受信回路を選択するセレクタ回路を制御するように
したので、使用条件に応じて適切な受信回路が選択で
き、これにより外部装置によって様々に変化する使用環
境や動作条件に対応して、その送受信仕様を自由に変更
させて、より信頼性の向上を図った非接触型情報カード
を提供できるという効果が得られる。
示すブロック図、第2図はこの実施例の動作を説明する
ためのフローチャート、第3図はこの実施例において外
部装置から送信される受信選択のためのコマンド形式を
示す図、第4図はこの実施例において外部装置と情報カ
ードの交換シーケンスを示す図、第5図はこの実施例に
おいて復調回路で選択される復調方式を説明するための
図である。 1……CPU(中央処理装置)、2……ROM(第1のメモ
リ)、3……RAM(第2のメモリ)、7……復調回路、
9……セレクタ回路、10a〜10d……受信回路、11……ア
ンテナ(送受信手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】データを処理するための演算・制御を行な
う中央処理装置を動作させるためのプログラムを格納し
た第1のメモリと、データ処理に必要なデータを一時的
に格納する第2のメモリと、外部装置とのデータの送受
信を行なうための送受信手段と、各々異なる受信特性で
上記送受信手段により受信した各々異なる特性を有する
受信信号を検出する複数の受信回路と、これらの受信回
路からの受信信号を所定の復調方式で復調する復調回路
と、上記複数の受信回路の1つを選択し所定の復調方式
で復調させるためのセレクタ回路とを備え、外部装置か
らの受信データを上記中央処理装置により解読し、この
解読結果に対応して上記セレクタ回路を制御することを
特徴とする非接触型情報カードにおける制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2308250A JPH081655B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 非接触型情報カードにおける制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2308250A JPH081655B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 非接触型情報カードにおける制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04178893A JPH04178893A (ja) | 1992-06-25 |
JPH081655B2 true JPH081655B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17978749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2308250A Expired - Lifetime JPH081655B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 非接触型情報カードにおける制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081655B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150584A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Sony Corp | 無線通信システム、電子機器 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP2308250A patent/JPH081655B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04178893A (ja) | 1992-06-25 |
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