JPH08164812A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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- JPH08164812A JPH08164812A JP6307847A JP30784794A JPH08164812A JP H08164812 A JPH08164812 A JP H08164812A JP 6307847 A JP6307847 A JP 6307847A JP 30784794 A JP30784794 A JP 30784794A JP H08164812 A JPH08164812 A JP H08164812A
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- Japan
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- airbag
- air bag
- bracket
- vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性を向上させることができ、更には低コ
ストな構成で良好な外観品質を得る。 【構成】 エアバッグ装置10は、インフレータ38及
び袋体50を含むエアバッグ作動体66と、これを収容
するエアバッグケース12及びエアバッグドア16を含
むエアバッグ収容体68とを有し、両者は別個独立した
構成体を成している。エアバッグ作動体66にはブラケ
ット44が取り付けられており、その取付部44Bがエ
アバッグケース12の底壁12Aに形成された開口54
を貫通し、車体側のリインフォース56に取り付けられ
ている。従って、エアバッグケース12の荷重負担が減
るので軽量化できこれにより作業性を向上させることが
できると共に、取付時にブラケット44を開口54内で
相対移動させることができるのでスペーサ等を使う必要
もなく低コストな構成で良好な外観品質が得られる。
ストな構成で良好な外観品質を得る。 【構成】 エアバッグ装置10は、インフレータ38及
び袋体50を含むエアバッグ作動体66と、これを収容
するエアバッグケース12及びエアバッグドア16を含
むエアバッグ収容体68とを有し、両者は別個独立した
構成体を成している。エアバッグ作動体66にはブラケ
ット44が取り付けられており、その取付部44Bがエ
アバッグケース12の底壁12Aに形成された開口54
を貫通し、車体側のリインフォース56に取り付けられ
ている。従って、エアバッグケース12の荷重負担が減
るので軽量化できこれにより作業性を向上させることが
できると共に、取付時にブラケット44を開口54内で
相対移動させることができるのでスペーサ等を使う必要
もなく低コストな構成で良好な外観品質が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両急減速時にガスを
発生して袋体を膨張させるエアバッグ装置に関する。
発生して袋体を膨張させるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト装置の補助装置として搭載
されるエアバッグ装置には種々のタイプがあるが、以下
においては助手席用のエアバッグ装置を例にして従来の
技術を説明する。
されるエアバッグ装置には種々のタイプがあるが、以下
においては助手席用のエアバッグ装置を例にして従来の
技術を説明する。
【0003】図3には、従来の助手席用のエアバッグ装
置100が示されている。この図に示されるように、エ
アバッグ装置100は、箱体形状のエアバッグケース1
02を備えている。このエアバッグケース102内に
は、車両急減速時にエアバッグセンサが起動することに
より燃焼して大量のガスを発生するインフレータ104
及びこのインフレータ104からのガスによって膨張す
る袋体106が収容されている。これにより、エアバッ
グ装置100のモジュール本体108が構成されてい
る。さらに、エアバッグケース102の開放側の端部に
は、車両急減速時にのみ破断して展開するエアバッグド
ア110が開閉可能に取り付けられている。従って、モ
ジュール本体108にエアバッグドア110が取り付け
られた状態で、一つのアッセンブリを構成するのが、従
来の助手席用のエアバッグ装置100であった。
置100が示されている。この図に示されるように、エ
アバッグ装置100は、箱体形状のエアバッグケース1
02を備えている。このエアバッグケース102内に
は、車両急減速時にエアバッグセンサが起動することに
より燃焼して大量のガスを発生するインフレータ104
及びこのインフレータ104からのガスによって膨張す
る袋体106が収容されている。これにより、エアバッ
グ装置100のモジュール本体108が構成されてい
る。さらに、エアバッグケース102の開放側の端部に
は、車両急減速時にのみ破断して展開するエアバッグド
ア110が開閉可能に取り付けられている。従って、モ
ジュール本体108にエアバッグドア110が取り付け
られた状態で、一つのアッセンブリを構成するのが、従
来の助手席用のエアバッグ装置100であった。
【0004】ところで、上述したエアバッグ装置100
は、以下の如くして車両に取り付けられている。エアバ
ッグケース102の底部にはL字形のブラケット112
が突出状態で取り付けられており、エアバッグ装置10
0はこのブラケット112を介して車両のリインフォー
ス114に取り付けられるようになっている。より具体
的に説明すると、リインフォース114には上端部にウ
エルドナット116が配設されたL字形のブラケット1
18が溶接されており、このウエルドナット116にボ
ルト120を螺入させることによりボルト120とブラ
ケット118との間にエアバッグ装置100側のブラケ
ット112が挟持状態で固定されるようになっている。
は、以下の如くして車両に取り付けられている。エアバ
ッグケース102の底部にはL字形のブラケット112
が突出状態で取り付けられており、エアバッグ装置10
0はこのブラケット112を介して車両のリインフォー
ス114に取り付けられるようになっている。より具体
的に説明すると、リインフォース114には上端部にウ
エルドナット116が配設されたL字形のブラケット1
18が溶接されており、このウエルドナット116にボ
ルト120を螺入させることによりボルト120とブラ
ケット118との間にエアバッグ装置100側のブラケ
ット112が挟持状態で固定されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアバッグ装置100では、上記の如く、モジュール本
体108にエアバッグドア110が取り付けられた状態
でエアバッグ装置100がアッセンブリ化されているこ
とから、エアバッグ装置100の重量が重くなる。より
具体的には、上記構成のエアバッグ装置100では、車
両急減速時における袋体106の膨張荷重がエアバッグ
ケース102の底部等に入力されることから、エアバッ
グケース102を比較的高強度にする必要があり、その
分エアバッグケース102の重量が重くなる。従って、
このように重量が重いエアバッグ装置100を作業者が
把持して、インストゥルメントパネル122の開口部1
24に位置決めしながらリインフォース114のブラケ
ット118への取付作業を行わなければならないので、
作業性が低下する。
エアバッグ装置100では、上記の如く、モジュール本
体108にエアバッグドア110が取り付けられた状態
でエアバッグ装置100がアッセンブリ化されているこ
とから、エアバッグ装置100の重量が重くなる。より
具体的には、上記構成のエアバッグ装置100では、車
両急減速時における袋体106の膨張荷重がエアバッグ
ケース102の底部等に入力されることから、エアバッ
グケース102を比較的高強度にする必要があり、その
分エアバッグケース102の重量が重くなる。従って、
このように重量が重いエアバッグ装置100を作業者が
把持して、インストゥルメントパネル122の開口部1
24に位置決めしながらリインフォース114のブラケ
ット118への取付作業を行わなければならないので、
作業性が低下する。
【0006】また、先にエアバッグ装置100をリイン
フォース114に取り付けた場合には、エアバッグ装置
100、リインフォース114、及びインストゥルメン
トパネル122の製造誤差等が集積されることから、エ
アバッグドア110とインストゥルメントパネル122
の開口部124との見切り(合わせ部)がずれるおそれ
がある。この場合、車室内側から見たインストゥルメン
トパネル122の外観品質が低下する。
フォース114に取り付けた場合には、エアバッグ装置
100、リインフォース114、及びインストゥルメン
トパネル122の製造誤差等が集積されることから、エ
アバッグドア110とインストゥルメントパネル122
の開口部124との見切り(合わせ部)がずれるおそれ
がある。この場合、車室内側から見たインストゥルメン
トパネル122の外観品質が低下する。
【0007】この不具合を解消するためには、二つの方
法が考えられる。一つは、エアバッグ装置100、リイ
ンフォース114、及びインストゥルメントパネル12
2の各寸法精度を厳しく管理して見切りがずれないよう
にする方法である。しかし、この場合には、製造コスト
が高くなる不利がある。他の一つは、図3に示される如
く、最初にエアバッグ装置100のエアバッグドア11
0をインストゥルメントパネル122の開口部124の
周囲にビス126で仮止めしておき、次に製造誤差等に
より生じたエアバッグ装置100側のブラケット112
とリインフォース114側のブラケット118との隙間
128に現物合わせのスペーサ130を介挿させた上で
ボルト120をウエルドナット116に締め込む方法で
ある。しかし、この場合には、スペーサ130を必要と
する分、製造コスト、組付コストが高くなる不利があ
る。
法が考えられる。一つは、エアバッグ装置100、リイ
ンフォース114、及びインストゥルメントパネル12
2の各寸法精度を厳しく管理して見切りがずれないよう
にする方法である。しかし、この場合には、製造コスト
が高くなる不利がある。他の一つは、図3に示される如
く、最初にエアバッグ装置100のエアバッグドア11
0をインストゥルメントパネル122の開口部124の
周囲にビス126で仮止めしておき、次に製造誤差等に
より生じたエアバッグ装置100側のブラケット112
とリインフォース114側のブラケット118との隙間
128に現物合わせのスペーサ130を介挿させた上で
ボルト120をウエルドナット116に締め込む方法で
ある。しかし、この場合には、スペーサ130を必要と
する分、製造コスト、組付コストが高くなる不利があ
る。
【0008】総じていえば、従来の構成による場合に
は、エアバッグ装置100の重量が重くなることから取
付時における作業性が悪く、更にインストゥルメントパ
ネル122におけるエアバッグ装置100の取付部位周
囲の外観品質を良好にするためにはコスト的な不利を免
れなかった。
は、エアバッグ装置100の重量が重くなることから取
付時における作業性が悪く、更にインストゥルメントパ
ネル122におけるエアバッグ装置100の取付部位周
囲の外観品質を良好にするためにはコスト的な不利を免
れなかった。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、作業性を向上
させることができ、更には低コストな構成で良好な外観
品質が得られるエアバッグ装置を得ることが目的であ
る。
させることができ、更には低コストな構成で良好な外観
品質が得られるエアバッグ装置を得ることが目的であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車両急減速時にガスを発生して袋体を膨張させるエ
アバッグ作動体と、このエアバッグ作動体を収容すると
共に所定部位が車両急減速時に展開する内部中空のエア
バッグ収容体と、を含んで構成され、車体側の強度部材
に取り付けられるエアバッグ装置であって、一部がエア
バッグ作動体に取り付けられると共に他の一部がエアバ
ッグ収容体の底部を貫通して車体側の強度部材に取付可
能とされた支持手段を有する、ことを特徴としている。
は、車両急減速時にガスを発生して袋体を膨張させるエ
アバッグ作動体と、このエアバッグ作動体を収容すると
共に所定部位が車両急減速時に展開する内部中空のエア
バッグ収容体と、を含んで構成され、車体側の強度部材
に取り付けられるエアバッグ装置であって、一部がエア
バッグ作動体に取り付けられると共に他の一部がエアバ
ッグ収容体の底部を貫通して車体側の強度部材に取付可
能とされた支持手段を有する、ことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の本発明は、車両急減速時に
ガスを発生して袋体を膨張させるエアバッグ作動体と、
このエアバッグ作動体を収容すると共に所定部位が車両
急減速時に展開する内部中空のエアバッグ収容体と、を
含んで構成され、車体側の強度部材に取り付けられるエ
アバッグ装置であって、一部がエアバッグ作動体に取り
付けられると共に他の一部がエアバッグ収容体の底部を
貫通して車体側の強度部材に取付可能とされた支持手段
と、エアバッグ収容体の底部における支持手段貫通部位
に設けられ、取付時における支持手段の当該底部に対す
る相対移動を許容する相対移動許容手段と、を有するこ
とを特徴としている。
ガスを発生して袋体を膨張させるエアバッグ作動体と、
このエアバッグ作動体を収容すると共に所定部位が車両
急減速時に展開する内部中空のエアバッグ収容体と、を
含んで構成され、車体側の強度部材に取り付けられるエ
アバッグ装置であって、一部がエアバッグ作動体に取り
付けられると共に他の一部がエアバッグ収容体の底部を
貫通して車体側の強度部材に取付可能とされた支持手段
と、エアバッグ収容体の底部における支持手段貫通部位
に設けられ、取付時における支持手段の当該底部に対す
る相対移動を許容する相対移動許容手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、支持手段の一
部がエアバッグ作動体に取り付けられると共に、支持手
段の他の一部がエアバッグ収容体の底部を貫通して車体
側の強度部材に取付可能とされているため、エアバッグ
作動体が作動した場合に荷重の一部が支持手段を介して
車体側の強度部材に伝達される。このため、エアバッグ
収容体の荷重負担が減るので、従来よりもエアバッグ収
容体の強度を落として軽量化を図ることができる。従っ
て、その分エアバッグ装置の重量が軽くなるため、エア
バッグ装置の取付作業時の作業性が向上される。
部がエアバッグ作動体に取り付けられると共に、支持手
段の他の一部がエアバッグ収容体の底部を貫通して車体
側の強度部材に取付可能とされているため、エアバッグ
作動体が作動した場合に荷重の一部が支持手段を介して
車体側の強度部材に伝達される。このため、エアバッグ
収容体の荷重負担が減るので、従来よりもエアバッグ収
容体の強度を落として軽量化を図ることができる。従っ
て、その分エアバッグ装置の重量が軽くなるため、エア
バッグ装置の取付作業時の作業性が向上される。
【0013】請求項2記載の本発明によれば、エアバッ
グ作動体に取り付けられた支持手段がエアバッグ収容体
の底部を貫通し、この底部における支持手段貫通部位に
支持手段の底部に対する相対移動を許容する相対移動許
容手段が設けられているため、エアバッグ収容体を固定
的に考えると支持手段ひいてはエアバッグ作動体をエア
バッグ収容体に対して移動させることができる。すなわ
ち、支持手段を備えたエアバッグ作動体とこれを収容す
るエアバッグ収容体とが別個独立した存在になる。従っ
て、エアバッグ装置の取付に際しては、エアバッグ収容
体の取付位置を所定の取付位置に設定した後に、相対移
動許容手段を用いながら支持手段をエアバッグ収容体の
底部に対して相対移動させながら車体側の強度部材に取
り付けることが可能となる。なお、エアバッグ収容体の
底部に設けられる相対移動許容手段としては、所定寸法
の開口等を利用し得る。この結果、本発明によれば、請
求項1記載の本発明と同様の作用が得られる他、低コス
トな構成で良好な外観品質が得られる。
グ作動体に取り付けられた支持手段がエアバッグ収容体
の底部を貫通し、この底部における支持手段貫通部位に
支持手段の底部に対する相対移動を許容する相対移動許
容手段が設けられているため、エアバッグ収容体を固定
的に考えると支持手段ひいてはエアバッグ作動体をエア
バッグ収容体に対して移動させることができる。すなわ
ち、支持手段を備えたエアバッグ作動体とこれを収容す
るエアバッグ収容体とが別個独立した存在になる。従っ
て、エアバッグ装置の取付に際しては、エアバッグ収容
体の取付位置を所定の取付位置に設定した後に、相対移
動許容手段を用いながら支持手段をエアバッグ収容体の
底部に対して相対移動させながら車体側の強度部材に取
り付けることが可能となる。なお、エアバッグ収容体の
底部に設けられる相対移動許容手段としては、所定寸法
の開口等を利用し得る。この結果、本発明によれば、請
求項1記載の本発明と同様の作用が得られる他、低コス
トな構成で良好な外観品質が得られる。
【0014】
【実施例】以下、図1及び図2を用いて、本発明の一実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0015】図1には助手席用のエアバッグ装置10の
組付状態における縦断面構造が示されており、図2には
その分解斜視図が示されている。
組付状態における縦断面構造が示されており、図2には
その分解斜視図が示されている。
【0016】これらの図に示されるように、助手席用の
エアバッグ装置10は、底壁12A及びこの底壁12A
の周縁から立設された各々一対の前後壁12B、側壁1
2Cから成る略箱体形状のエアバッグケース12を備え
ている。エアバッグケース12の前後壁12Bの上端部
には、曲げ加工による取付フランジ14が一体に形成さ
れている。これらの取付フランジ14には、その長手方
向に沿って複数のビス挿通孔18が所定の間隔で形成さ
れている。
エアバッグ装置10は、底壁12A及びこの底壁12A
の周縁から立設された各々一対の前後壁12B、側壁1
2Cから成る略箱体形状のエアバッグケース12を備え
ている。エアバッグケース12の前後壁12Bの上端部
には、曲げ加工による取付フランジ14が一体に形成さ
れている。これらの取付フランジ14には、その長手方
向に沿って複数のビス挿通孔18が所定の間隔で形成さ
れている。
【0017】また、エアバッグケース12の開放側の端
部には矩形板状のエアバッグドア16が配置され、これ
によりエアバッグケース12の開放側の端部が閉止され
るようになっている。エアバッグドア16の前後縁部に
は、前述した取付フランジ14のビス挿通孔18と同軸
上にビス挿通孔20が形成されており、車両のインスト
ゥルメントパネル22の開口部24への取付時にはこれ
らのビス挿通孔18、20内へビス26が螺入されるこ
とにより、エアバッグドア16並びにエアバッグケース
12がインストゥルメントパネル22に仮止めされる。
なお、上述したエアバッグドア16の裏面側には、車両
急減速時に膨張する後述する袋体50によって押圧され
た場合に破断する薄肉部28が形成されている。
部には矩形板状のエアバッグドア16が配置され、これ
によりエアバッグケース12の開放側の端部が閉止され
るようになっている。エアバッグドア16の前後縁部に
は、前述した取付フランジ14のビス挿通孔18と同軸
上にビス挿通孔20が形成されており、車両のインスト
ゥルメントパネル22の開口部24への取付時にはこれ
らのビス挿通孔18、20内へビス26が螺入されるこ
とにより、エアバッグドア16並びにエアバッグケース
12がインストゥルメントパネル22に仮止めされる。
なお、上述したエアバッグドア16の裏面側には、車両
急減速時に膨張する後述する袋体50によって押圧され
た場合に破断する薄肉部28が形成されている。
【0018】上述したエアバッグケース12の内方に
は、リテーナ30が配置されている。リテーナ30は、
長尺状の底部30Aと、この底部30Aの長手方向両端
部を互いに同方向へ屈曲させることにより設けられた一
対の支持部30B、30Cとによって構成されている。
リテーナ30の底部30Aには、その長手方向に沿って
所定の間隔で複数のボルト32が貫通配置されている。
さらに、リテーナ30の一方の支持部30Bには大径孔
34が形成されており、又他方の支持部30Cには小径
孔36が同軸上に形成されている。そして、このリテー
ナ30の一対の支持部30B、30Cによって後述する
インフレータ38が支持されている。
は、リテーナ30が配置されている。リテーナ30は、
長尺状の底部30Aと、この底部30Aの長手方向両端
部を互いに同方向へ屈曲させることにより設けられた一
対の支持部30B、30Cとによって構成されている。
リテーナ30の底部30Aには、その長手方向に沿って
所定の間隔で複数のボルト32が貫通配置されている。
さらに、リテーナ30の一方の支持部30Bには大径孔
34が形成されており、又他方の支持部30Cには小径
孔36が同軸上に形成されている。そして、このリテー
ナ30の一対の支持部30B、30Cによって後述する
インフレータ38が支持されている。
【0019】インフレータ38は円柱形状とされてお
り、車両急減速状態を感知する図示しない機械着火式或
いは電気着火式のセンサによって作動するようになって
いる。より具体的には、インフレータ38の内部にはセ
ンサが起動することにより発火される雷管、この雷管が
発火することにより火炎を伝播する伝火剤(エンハン
サ)、この伝火剤の周囲に配置されて伝火剤によって燃
焼して大量のガスを発生するガス発生剤等が封入されて
いる。また、インフレータ38の周面所定位置には、ガ
ス発生剤の燃焼ガスが噴出されるガス孔40が形成され
ている。さらに、インフレータ38の一方の端部には、
インフレータ38の軸線と同軸上に雄ねじ42が突出形
成されている。上述したインフレータ38はリテーナ3
0の一方の支持部30B側から挿入され、挿入状態では
雄ねじ42が支持部30Cの小径孔36内へ挿入支持さ
れると共にインフレータ38の雄ねじ42と反対側の端
部が支持部30Bの大径孔34内へ挿入支持される。な
お、インフレータ38のリテーナ30への装着がなされ
た後、インフレータ38の雄ねじ42の貫通端部にはナ
ット(図示省略)が螺合されて固定される。
り、車両急減速状態を感知する図示しない機械着火式或
いは電気着火式のセンサによって作動するようになって
いる。より具体的には、インフレータ38の内部にはセ
ンサが起動することにより発火される雷管、この雷管が
発火することにより火炎を伝播する伝火剤(エンハン
サ)、この伝火剤の周囲に配置されて伝火剤によって燃
焼して大量のガスを発生するガス発生剤等が封入されて
いる。また、インフレータ38の周面所定位置には、ガ
ス発生剤の燃焼ガスが噴出されるガス孔40が形成され
ている。さらに、インフレータ38の一方の端部には、
インフレータ38の軸線と同軸上に雄ねじ42が突出形
成されている。上述したインフレータ38はリテーナ3
0の一方の支持部30B側から挿入され、挿入状態では
雄ねじ42が支持部30Cの小径孔36内へ挿入支持さ
れると共にインフレータ38の雄ねじ42と反対側の端
部が支持部30Bの大径孔34内へ挿入支持される。な
お、インフレータ38のリテーナ30への装着がなされ
た後、インフレータ38の雄ねじ42の貫通端部にはナ
ット(図示省略)が螺合されて固定される。
【0020】さらに、上述したリテーナ30の底部30
Aの下方には、頂部44A及びこの頂部44Aの一方の
側縁から屈曲垂下された取付部44Bから成る略T字形
のブラケット44が配置されている。なお、ブラケット
44は、所定の高強度部材とされている。ブラケット4
4の頂部44Aには、前述したボルト32に対応するボ
ルト挿通孔46が形成されている。また、ブラケット4
4の取付部44Bの下縁側には、一対の取付ボルト挿通
孔48が形成されている。上記構成によるブラケット4
4の頂部44Aとリテーナ30の底部30Aとの間には
車両急減速時に膨張する袋体50(図1参照)が挟持さ
れ、この状態でリテーナ30のボルト32の貫通端部に
ナット52(図1参照)が螺合されるようになってい
る。これより、袋体50はリテーナ30の底部30Aと
ブラケット44の頂部44Aとの間に挟持された状態で
固定され、かつ、折り畳み状態でエアバッグケース12
内に収容される。
Aの下方には、頂部44A及びこの頂部44Aの一方の
側縁から屈曲垂下された取付部44Bから成る略T字形
のブラケット44が配置されている。なお、ブラケット
44は、所定の高強度部材とされている。ブラケット4
4の頂部44Aには、前述したボルト32に対応するボ
ルト挿通孔46が形成されている。また、ブラケット4
4の取付部44Bの下縁側には、一対の取付ボルト挿通
孔48が形成されている。上記構成によるブラケット4
4の頂部44Aとリテーナ30の底部30Aとの間には
車両急減速時に膨張する袋体50(図1参照)が挟持さ
れ、この状態でリテーナ30のボルト32の貫通端部に
ナット52(図1参照)が螺合されるようになってい
る。これより、袋体50はリテーナ30の底部30Aと
ブラケット44の頂部44Aとの間に挟持された状態で
固定され、かつ、折り畳み状態でエアバッグケース12
内に収容される。
【0021】ここで、上述したエアバッグケース12の
底壁12Aには、スリット状の開口54が形成されてい
る。この開口54の長手方向寸法はブラケット44の取
付部44Bの幅方向寸法よりも大きめに設定されてお
り、又開口54の幅方向寸法はブラケット44の取付部
44Bの肉厚寸法よりも大きめに設定されている。この
開口54内へは、ブラケット44の取付部44Bが貫通
配置されている。この状態では、前述した寸法取りか
ら、ブラケット44はエアバッグケース12の底壁12
Aに対して所定量相対移動可能とされている。
底壁12Aには、スリット状の開口54が形成されてい
る。この開口54の長手方向寸法はブラケット44の取
付部44Bの幅方向寸法よりも大きめに設定されてお
り、又開口54の幅方向寸法はブラケット44の取付部
44Bの肉厚寸法よりも大きめに設定されている。この
開口54内へは、ブラケット44の取付部44Bが貫通
配置されている。この状態では、前述した寸法取りか
ら、ブラケット44はエアバッグケース12の底壁12
Aに対して所定量相対移動可能とされている。
【0022】以上の構成に係るエアバッグ装置10は、
車体側の強度部材であるリインフォース56に取り付け
られている。リインフォース56はパイプ状とされてお
り、車両幅方向を長手方向として配置されている。リイ
ンフォース56の所定位置には、アングル状のブラケッ
ト58が溶接により固着されている。ブラケット58の
上端部の裏面には、前述したブラケット44の取付ボル
ト挿通孔48と同軸上に取付ボルト挿通孔60が形成さ
れており、更にその裏面にはウエルドナット62が溶接
されている。これにより、ブラケット44及びブラケッ
ト58を密着させた状態で双方の取付ボルト挿通孔4
8、60内へ取付ボルト64を挿入してウエルドナット
62に螺入させることにより、エアバッグ装置10のイ
ンフレータ38及び袋体50(以下、双方を総称して
「エアバッグ作動体66」と称す)が、ブラケット44
によってエアバッグドア16及びエアバッグケース12
(以下、双方を総称して「エアバッグ収容体68」と称
す)による閉止空間内に中空支持される構成である。
車体側の強度部材であるリインフォース56に取り付け
られている。リインフォース56はパイプ状とされてお
り、車両幅方向を長手方向として配置されている。リイ
ンフォース56の所定位置には、アングル状のブラケッ
ト58が溶接により固着されている。ブラケット58の
上端部の裏面には、前述したブラケット44の取付ボル
ト挿通孔48と同軸上に取付ボルト挿通孔60が形成さ
れており、更にその裏面にはウエルドナット62が溶接
されている。これにより、ブラケット44及びブラケッ
ト58を密着させた状態で双方の取付ボルト挿通孔4
8、60内へ取付ボルト64を挿入してウエルドナット
62に螺入させることにより、エアバッグ装置10のイ
ンフレータ38及び袋体50(以下、双方を総称して
「エアバッグ作動体66」と称す)が、ブラケット44
によってエアバッグドア16及びエアバッグケース12
(以下、双方を総称して「エアバッグ収容体68」と称
す)による閉止空間内に中空支持される構成である。
【0023】以下に、エアバッグ装置10の車体への取
付手順の説明を通して、本実施例の作用を説明する。
付手順の説明を通して、本実施例の作用を説明する。
【0024】まず、図1に示されるように、インストゥ
ルメントパネル22の開口部24に臨む位置にエアバッ
グ収容体68が仮止めされる。具体的には、開口部24
の周縁にエアバッグドア16の前後縁部及びエアバッグ
ケース12の取付フランジ14がビス26によって共締
めされて、仮止めされる。このとき、エアバッグ収容体
68内にはエアバッグ作動体66がブラケット44によ
って中空支持されており、更にブラケット44の取付部
44Bはエアバッグケース12の底壁12Aの開口54
から突出配置されている。
ルメントパネル22の開口部24に臨む位置にエアバッ
グ収容体68が仮止めされる。具体的には、開口部24
の周縁にエアバッグドア16の前後縁部及びエアバッグ
ケース12の取付フランジ14がビス26によって共締
めされて、仮止めされる。このとき、エアバッグ収容体
68内にはエアバッグ作動体66がブラケット44によ
って中空支持されており、更にブラケット44の取付部
44Bはエアバッグケース12の底壁12Aの開口54
から突出配置されている。
【0025】次に、インストゥルメントパネル22が、
車体の所定位置に取り付けられる。その後、エアバッグ
作動体66を支持するブラケット44の取付部44Bと
リインフォース56のブラケット58とを、双方の取付
ボルト挿通孔48、60が同軸上となるように密着させ
る。この際、ブラケット44の取付部44Bはエアバッ
グケース12の底壁12Aの開口54内にて、必要に応
じて相対移動されて位置調整される。そして、最後に取
付ボルト64をウエルドナット62内へ螺入させる。こ
れにより、エアバッグ作動体66がリインフォース56
に取り付けられる。
車体の所定位置に取り付けられる。その後、エアバッグ
作動体66を支持するブラケット44の取付部44Bと
リインフォース56のブラケット58とを、双方の取付
ボルト挿通孔48、60が同軸上となるように密着させ
る。この際、ブラケット44の取付部44Bはエアバッ
グケース12の底壁12Aの開口54内にて、必要に応
じて相対移動されて位置調整される。そして、最後に取
付ボルト64をウエルドナット62内へ螺入させる。こ
れにより、エアバッグ作動体66がリインフォース56
に取り付けられる。
【0026】なお、エアバッグ装置10のリインフォー
ス56への取付作業終了後の車両走行時において、車両
急減速状態になると、センサがこれを感知してインフレ
ータ38の雷管を発火させる。このため、伝火剤を介し
てガス発生剤が燃焼し大量のガスがインフレータ38の
ガス孔40から噴出される。従って、袋体50が膨張
し、エアバッグドア16を裏面側から押圧する。この結
果、エアバッグドア16は薄肉部28に沿って破断して
展開する。これにより、袋体50は助手席に着座する乗
員側へ膨出される。
ス56への取付作業終了後の車両走行時において、車両
急減速状態になると、センサがこれを感知してインフレ
ータ38の雷管を発火させる。このため、伝火剤を介し
てガス発生剤が燃焼し大量のガスがインフレータ38の
ガス孔40から噴出される。従って、袋体50が膨張
し、エアバッグドア16を裏面側から押圧する。この結
果、エアバッグドア16は薄肉部28に沿って破断して
展開する。これにより、袋体50は助手席に着座する乗
員側へ膨出される。
【0027】このように本実施例では、エアバッグ装置
10の機能部品であるインフレータ38及び袋体50と
いったエアバッグ作動体66と、これを収容するエアバ
ッグドア16及びエアバッグケース12といったエアバ
ッグ収容体68とを、別個独立に構成すると共に、エア
バッグ作動体66をブラケット44によって車体側の強
度部材であるリインフォース56に直接固定したので、
エアバッグ作動時に作用する袋体50の膨張荷重を、ブ
ラケット44を介してリインフォース56に入力させる
ことができる。このため、エアバッグケース12にはエ
アバッグドア16の展開荷重しか作用しないので、従来
構造に比べてエアバッグケース12の荷重負担を低減さ
せることができる。従って、本実施例によれば、エアバ
ッグケース12の軽量化を図ることができ、エアバッグ
装置10の全体の重量軽減を図ることができる。この結
果、エアバッグ装置10のインストゥルメントパネル2
2への取付作業時における作業性を向上させることがで
きる。
10の機能部品であるインフレータ38及び袋体50と
いったエアバッグ作動体66と、これを収容するエアバ
ッグドア16及びエアバッグケース12といったエアバ
ッグ収容体68とを、別個独立に構成すると共に、エア
バッグ作動体66をブラケット44によって車体側の強
度部材であるリインフォース56に直接固定したので、
エアバッグ作動時に作用する袋体50の膨張荷重を、ブ
ラケット44を介してリインフォース56に入力させる
ことができる。このため、エアバッグケース12にはエ
アバッグドア16の展開荷重しか作用しないので、従来
構造に比べてエアバッグケース12の荷重負担を低減さ
せることができる。従って、本実施例によれば、エアバ
ッグケース12の軽量化を図ることができ、エアバッグ
装置10の全体の重量軽減を図ることができる。この結
果、エアバッグ装置10のインストゥルメントパネル2
2への取付作業時における作業性を向上させることがで
きる。
【0028】しかも、本実施例では、エアバッグ作動体
66とエアバッグ収容体68とを別個独立に構成するだ
けでなく、エアバッグケース12の底壁12Aに開口5
4を形成し、この開口54内で取付時におけるブラケッ
ト44の取付部44Bの相対移動を許容する構成にした
ので、先にエアバッグ収容体68をインストゥルメント
パネル22の開口部24に仮止めし、その後に各部品の
製造誤差、組付誤差等を解消すべくエアバッグ作動体6
6を位置調整してリインフォース56に取り付けること
ができる。このため、インストゥルメントパネル22の
開口部24とエアバッグドア16との見切り線を設定通
りにすることができると共に、従来用いられていたスペ
ーサ等の別部品を用いることなくリインフォース56へ
の取付が可能となる。従って、低コストな構成で、イン
ストゥルメントパネル22の良好な外観品質を得ること
ができる。
66とエアバッグ収容体68とを別個独立に構成するだ
けでなく、エアバッグケース12の底壁12Aに開口5
4を形成し、この開口54内で取付時におけるブラケッ
ト44の取付部44Bの相対移動を許容する構成にした
ので、先にエアバッグ収容体68をインストゥルメント
パネル22の開口部24に仮止めし、その後に各部品の
製造誤差、組付誤差等を解消すべくエアバッグ作動体6
6を位置調整してリインフォース56に取り付けること
ができる。このため、インストゥルメントパネル22の
開口部24とエアバッグドア16との見切り線を設定通
りにすることができると共に、従来用いられていたスペ
ーサ等の別部品を用いることなくリインフォース56へ
の取付が可能となる。従って、低コストな構成で、イン
ストゥルメントパネル22の良好な外観品質を得ること
ができる。
【0029】なお、本実施例では、助手席用のエアバッ
グ装置10に対して本発明を適用したが、これに限ら
ず、車両ドア内に配設される側面衝突用のエアバッグ装
置や、運転席用のエアバッグ装置に対して本発明を適用
してもよい。
グ装置10に対して本発明を適用したが、これに限ら
ず、車両ドア内に配設される側面衝突用のエアバッグ装
置や、運転席用のエアバッグ装置に対して本発明を適用
してもよい。
【0030】また、本実施例では、アングル状のブラケ
ット58を使用したが、このブラケット58の上端部に
略T字形のブラケット44と反対側へ屈曲するフランジ
70を設けてもよい。この場合、フランジ70がエアバ
ッグケース12の底壁12Aの裏面に位置され、車両急
減速時におけるエアバッグドア16の展開荷重によって
エアバッグケース12がリインフォース56側へ移動し
ようとした場合に、ストッパ(別言すれば規制手段)と
して機能する。
ット58を使用したが、このブラケット58の上端部に
略T字形のブラケット44と反対側へ屈曲するフランジ
70を設けてもよい。この場合、フランジ70がエアバ
ッグケース12の底壁12Aの裏面に位置され、車両急
減速時におけるエアバッグドア16の展開荷重によって
エアバッグケース12がリインフォース56側へ移動し
ようとした場合に、ストッパ(別言すれば規制手段)と
して機能する。
【0031】さらに、本実施例では、相対移動許容手段
としてスリット状の開口54を設けたが、これに限ら
ず、ブラケット44の取付部44Bのエアバッグケース
12の底壁12Aに対する移動を許容する構成であれば
すべて適用可能である。例えば、ブラケット44の取付
部44Bの貫通部分をパイプ状としたならば、スリット
状の開口54に代えてパイプ径よりも大径とされた円形
の開口を用いるのが好ましい。また、開口54の形成位
置に軟質な弾性体を配設し、その弾性体をブラケット4
4の取付部44Bが貫通配置される構成を採ってもよ
い。この場合には、ブラケット44の相対移動時には、
弾性体が弾性変形してその移動を許容することになる。
としてスリット状の開口54を設けたが、これに限ら
ず、ブラケット44の取付部44Bのエアバッグケース
12の底壁12Aに対する移動を許容する構成であれば
すべて適用可能である。例えば、ブラケット44の取付
部44Bの貫通部分をパイプ状としたならば、スリット
状の開口54に代えてパイプ径よりも大径とされた円形
の開口を用いるのが好ましい。また、開口54の形成位
置に軟質な弾性体を配設し、その弾性体をブラケット4
4の取付部44Bが貫通配置される構成を採ってもよ
い。この場合には、ブラケット44の相対移動時には、
弾性体が弾性変形してその移動を許容することになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るエアバ
ッグ装置は、作業性を向上させることができ、更には低
コストな構成で良好な外観品質が得られるという優れた
効果を有する。
ッグ装置は、作業性を向上させることができ、更には低
コストな構成で良好な外観品質が得られるという優れた
効果を有する。
【図1】本実施例に係る助手席用のエアバッグ装置の組
付状態における縦断面図である。
付状態における縦断面図である。
【図2】図1に示されるエアバッグ装置の分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】従来例に係る助手席用のエアバッグ装置の図1
に対応する断面図である。
に対応する断面図である。
10 エアバッグ装置 44 ブラケット(支持手段) 54 開口(相対移動許容手段) 56 リインフォース(車体側の強度部材) 66 エアバッグ作動体 68 エアバッグ収容体
Claims (2)
- 【請求項1】 車両急減速時にガスを発生して袋体を膨
張させるエアバッグ作動体と、 このエアバッグ作動体を収容すると共に所定部位が車両
急減速時に展開する内部中空のエアバッグ収容体と、 を含んで構成され、車体側の強度部材に取り付けられる
エアバッグ装置であって、 一部がエアバッグ作動体に取り付けられると共に他の一
部がエアバッグ収容体の底部を貫通して車体側の強度部
材に取付可能とされた支持手段を有する、 ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項2】 車両急減速時にガスを発生して袋体を膨
張させるエアバッグ作動体と、 このエアバッグ作動体を収容すると共に所定部位が車両
急減速時に展開する内部中空のエアバッグ収容体と、 を含んで構成され、車体側の強度部材に取り付けられる
エアバッグ装置であって、 一部がエアバッグ作動体に取り付けられると共に他の一
部がエアバッグ収容体の底部を貫通して車体側の強度部
材に取付可能とされた支持手段と、 エアバッグ収容体の底部における支持手段貫通部位に設
けられ、取付時における支持手段の当該底部に対する相
対移動を許容する相対移動許容手段と、 を有することを特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307847A JPH08164812A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307847A JPH08164812A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164812A true JPH08164812A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17973905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6307847A Pending JPH08164812A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08164812A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013129269A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Takata Corp | エアバッグ装置 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6307847A patent/JPH08164812A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013129269A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Takata Corp | エアバッグ装置 |
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