JPH0816452A - 共通メモリアクセス制御装置 - Google Patents

共通メモリアクセス制御装置

Info

Publication number
JPH0816452A
JPH0816452A JP14458594A JP14458594A JPH0816452A JP H0816452 A JPH0816452 A JP H0816452A JP 14458594 A JP14458594 A JP 14458594A JP 14458594 A JP14458594 A JP 14458594A JP H0816452 A JPH0816452 A JP H0816452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access
common memory
gate
cpu
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14458594A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Suzuki
鈴木  剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP14458594A priority Critical patent/JPH0816452A/ja
Publication of JPH0816452A publication Critical patent/JPH0816452A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数CPUから共通メモリへのアクセス制御
を簡単かつ容易に行うと共に、同期,非同期にかかわら
ず可能とする。 【構成】 2つのCPUからのアクセス要求RQaとR
Qbとがほぼ同時に入力された場合、アンドゲート7と
DFF8及びアンドゲート10とDFF11の各々に
て、クロックCLKaの立上り及び立下りの各タイミン
グで他方のCPUのアクセス許可信号GATEa,bを
夫々確認し、競合しない様に、待機指令をアンドゲート
13,シフトレジスタ14,オアゲート15及びアンド
ゲート16,シフトレジスタ17,オアゲート18の各
々により生成する。相手側のアクセス許可が終了する
と、待機指令を解除してアクセス許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は共通メモリアクセス制御
装置に関し、特に複数のCPU(プロセッサ)を有する
装置における共通メモリのアクセス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の共通メモリアクセス方式
では、複数のCPUを有する装置において共通のメモリ
を有することは通常であり、その共通メモリへのアクセ
スの競合を避けるための制御を行う必要がある。例え
ば、特開昭62−233872号公報には、2つのCP
U間に優先度をもうけ、かつ競合回避回路用のクロック
を用いることを避けて、Dタイプラッチ(Dタイプフリ
ップフロップ)によって優先度に従いバスの獲得要求を
ラッチする回路と、バス獲得権を持つCPUが交代する
場合やバス獲得要求が競合した場合に出力にヒゲやグリ
ッチが出るのを防止する回路により構成される手段によ
りバスの競合を避ける技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の共通メモリ
アクセス方式では、アクセス要求が競合した場合に優先
度の低いCPUに対し、待機させるなどのための信号を
発生させる制御装置を持たせていないため、無意味なデ
ータを読みあるいは書く等の動作をする可能性があり、
別途にそのための制御回路等が必要となる。また、非同
期の回路を対象としているため同期の取れた装置に対し
て不要な遅延素子などが必要となる等の問題がある。
【0004】本発明の目的は、回路規模が小さく、容易
に構成でき、特に同期,非同期にかかわらず使用できる
共通メモリのアクセス制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、各々が
システムクロックにて動作する第1及び第2のプロセッ
サからの共通メモリへのアクセスを制御する共通メモリ
アクセス制御装置であって、前記第1及び第2のプロセ
ッサのうちの一つのシステムクロックの一方のレベル遷
移タイミング及び他方のレベル遷移タイミングにおいて
前記第1及び第2のプロセッサのアクセス状態を夫々検
出してこの検出結果に基きアクセス許可を決定する手段
と、アクセス要求に対する前記アクセス許可が得られな
かったプロセッサに対して待機指令を生成する手段と、
を含むことを特徴とする共通メモリアクセス制御装置が
得られる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。CPU1及びCPU2は共通メモリ5をアクセ
スすることができるプロセッサである。ゲート3はCP
U1と共通メモリ5の間を電気的に接続または切断する
双方向ゲートである。ゲート4はCPU2と共通メモリ
5の間を電気的または切断する双方向ゲートである。
【0008】アービトレーション回路6はCPU1また
はCPU2からの共通メモリアクセス要求を調停し、ゲ
ート3、ゲート4の制御、共通メモリ5の制御及びCP
U1、CPU2の制御を行う回路である。
【0009】次に、図2は本発明の共通メモリアクセス
制御装置におけるアービトレーション回路6の詳細図で
ある。デバイス8はCPU1によるアクセス要求信号R
Qaの否定値及びCPU2のアクセス中に出力される信
号GATEbの否定値のAND(アンドゲート7)演算
された信号を保持するDフリップフロップである。
【0010】デバイス11はCPU2によるアクセス要
求信号RQbの否定値及びCPU1のアクセス中に出力
される信号GATEaの否定値のAND(アンドゲート
10)演算された信号を保持するDフリップフロップで
ある。
【0011】デバイス14はシフトレジスタであり、C
PU2が共通メモリ5にアクセス中であること示す信号
GATEbとCPU1からのアクセス要求信号RQaの
否定値のAND(アンドゲート13)演算された信号が
入力される。このシフトレジスタ14の複数ビット出力
はオアゲート15によりOR演算され、CPU1を待機
させるのに必要な幅の待機信号READYaを出力す
る。
【0012】同様に、デバイス17はシフトレジスタで
あり、CPU1が共通メモリ5にアクセス中であること
を示す信号GATEaとCPU2からのアクセス要求信
号RQbの否定値のAND(アンドゲート16)演算さ
れた信号が入力される。
【0013】このシフトレジスタ17の複数ビット出力
はオアゲート18によりOR演算され、CPU2を待機
させるのに必要な幅の待機信号READYbを出力す
る。
【0014】セレクタ回路19は、信号GATEa及び
GATEbによりいづれのCPUからのメモリリード
(MRDa,MRDb)を共通メモリ5へアウトプット
イネーブル信号として出力するか、またメモリライト
(MWRa,MWRb)を共通メモリ5へライトイネー
ブル信号として出力するかを選択する回路である。また
同時に、ゲートa3,ゲートb4の方向を決めるDIR
信号を出力する。
【0015】尚、システムクロックCLKa,CLKb
はCPU1,2の各動作クロックである。
【0016】ここで、アービトレーション回路6へのア
クセス要求信号RQaの否定値、RQbの否定値が出力
される下記の3つの状態について考える。 (1)CPU1がアクセス中にCPU2がアクセス要求
を出力する場合。 (2)CPU2がアクセス中にCPU1がアクセス要求
を出力する場合。 (3)CPU1とCPU2がほぼ同時にアクセス要求を
出力する場合。
【0017】図3は(1)の場合を示したタイムチャー
トである。CPU1がアクセス要求RQaの否定値を出
力後、アービトレーション回路6はクロックCLKaの
立ち上がりでRQaの否定値とGATEbの否定値のA
ND(アンドゲート7)によりCPU2がアクセスして
いないことを確認し、要求を受け付け、GATEaの否
定値を出力する。
【0018】またこの後、CPU2がアクセス要求RQ
bの否定値を出力するが、GATEaがアクティブとな
っているため、アンドゲート10の出力はローレベルと
なり、クロックCLKaの立ち下がりで要求は受け入れ
られず、アンドゲート16の出力がハイレベルとなり待
機信号READYbが出力されCPU2は待機状態とな
る。
【0019】そして、CPU1がアクセスを終了し、R
Qaの否定値を立ち上げたことをアービトレーション回
路6がクロックCLKaの立ち下がりで確認し、GAT
Ebの否定値を出力してCPU2にアクセスの許可を出
力する。
【0020】ここで、シフトレジスタ17のクロックは
待機信号READYbがCPU2に対する信号であるた
め、CPU1のシステムクロックCLKaよりも遅いC
PU2のシステムクロックCLKbを用いることによ
り、CPU2に対するタイミング作成が容易になる他、
この時の出力幅は、シフトレジスタ17の全出力をビッ
トのどの出力ビットまでオアゲート18の入力に接続す
るかにより決まるため、レジスタの数をクロックCLK
aを使用するよりも減らすことが可能となる。
【0021】図4は(2)の場合を示したタイムチャー
トである。CPU2がアクセス要求RQbの否定値の出
力後、アービトレーション回路6はクロックCLKaの
立ち下がりでRQbの否定値とGATEaの否定値のA
ND(アンドゲート10)によりCPU1がアクセスし
ていないことを確認し、要求を受け付け、GATEbの
否定値を出力する。
【0022】またこの後、CPU1がアクセス要求RQ
aの否定値を出力するが、GATEbがアクティブとな
っているため、アンドゲート7の出力はローレベルとな
り、クロックCLKaの立ち上がりで要求は受け入れら
れず、アンドゲート13の出力がハイレベルとなり待機
信号READYaが出力されCPU1は待機状態とな
る。
【0023】そして、CPU2がアクセスを終了し、R
Qbの否定値を立ち上げたことをアービトレーション回
路6がクロックCLKaの立ち上がりで確認し、GAT
Eaの否定値を出力してCPU1にアクセスの許可を出
力する。
【0024】図5は(3)の場合を示したタイムチャー
トである。CPU1からの要求RQaの否定値とCPU
2からの要求RQbの否定値がほぼ同時に出力される
が、図5の例ではCLKaの立ち上がり時にはまだGA
TEbの否定値が出力されていないため、まずCPU1
の要求が受け付けられる。次に半クロック後、クロック
CLKaの立ち下がりではRQbの否定値が出力されて
いるが、その時には既にGATEaの否定値が出力され
ており、以後は(1)の場合と同様となる。但し、クロ
ックCLKa、CLKbのタイミングによって(2)の
様になる場合もある。
【0025】このように、この方式では単一クロックで
アービトレーションを取っているためそのままクロック
CLKaの立ち上がりを双方に用いると、同時にGAT
Ea,GATEbを出力する可能性があることから、C
PU2に対する許可信号はクロックCLKaの立ち下が
りを利用する。これによりCPU1の要求信号とCPU
2の要求信号が半クロックずれてサンプリングされるた
め、いづれかの要求が先に受け付けられるため、(1)
または(2)と同じ状態となりバスの競合を回避するこ
とができる。また、このことは、非同期の場合だけでは
なく同期のとれている場合にも利用できることは容易に
理解できる。
【0026】また、共通メモリ5に対するアウトプット
イネーブル信号OEはアクセス中のCPUのメモリリー
ド信号を出力するようにGATEa、GATEbで選択
して出力している。ライトイネーブル信号WEについて
も同様でありメモリライト信号をGATEa、GATE
bにより選択して出力している。
【0027】但し、メモリライトの時は、バスの切換え
時にアドレス信号にノイズがのり易く、違うアドレスの
領域にデータを書き込み、データを破壊してしまう可能
性があるため、本来出力されるべきWE信号の幅のうち
頭1クロック分をつぶしてアドレスが安定した後にWE
信号を出力するのが好ましい。
【0028】次に、ゲート3、ゲート4の方向を決める
DIR信号はMRD,MWR信号を用いてリード時には
CPU方向、ライト時にはメモリ方向に夫々アクセスデ
ータが伝送されるようにすればよい。またCPUによっ
ては、現在CPUがリード状態にあるのか、ライト状態
にあるのかを示す信号(例:R/W)を出力している場
合があるのでそれを利用しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による共通
メモリアクセス制御装置によれば、一方のCPUのシス
テムクロックを使用し、それの立ち上がりと立ち下がり
の時間差を利用するため、アービトレーション回路用ク
ロックのための発振器や遅延素子など特別なデバイスを
用いずに容易に構成することができ、かつ同期、非同期
の装置にかかわらず使用することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のブロックにおけるアービトレーション回
路6の詳細図である。
【図3】本発明の一実施例の動作の一例を示す波形図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の動作の他の例を示す波形図
である。
【図5】本発明の一実施例の動作の別の例を示す波形図
である。
【符号の説明】
1,2 CPU 3,4 ゲート 5 共通メモリ 6 アービトレーション回路 7,10,13,16 アンドゲート 8,11 Dフリップフロップ 9,12 インバータ 14,17 シフトレジスタ 19 セレクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がシステムクロックにて動作する第
    1及び第2のプロセッサからの共通メモリへのアクセス
    を制御する共通メモリアクセス制御装置であって、 前記第1及び第2のプロセッサのうちの一つのシステム
    クロックの一方のレベル遷移タイミング及び他方のレベ
    ル遷移タイミングにおいて前記第1及び第2のプロセッ
    サのアクセス状態を夫々検出してこの検出結果に基きア
    クセス許可を決定する手段と、 アクセス要求に対する前記アクセス許可が得られなかっ
    たプロセッサに対して待機指令を生成する手段と、 を含むことを特徴とする共通メモリアクセス制御装置。
  2. 【請求項2】 アクセス許可されたアクセス要求を前記
    共通メモリに対して供給する手段を含むことを特徴とす
    る請求項1記載の共通メモリアクセス制御装置。
  3. 【請求項3】 アクセス許可されたプロセッサと前記共
    通メモリとの間のアクセスデータの伝送制御をなすゲー
    ト手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の
    共通メモリアクセス制御装置。
  4. 【請求項4】 アクセス許可されたアクセス要求の実行
    終了に応答して前記アクセス待機指令を解除する手段を
    含むことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の共通
    メモリアクセス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記アクセス待機指令の解除は、アクセ
    ス待機中のプロセッサのシステムクロックに同期して行
    うようにしたことを特徴とする請求項4記載の共通メモ
    リアクセス制御装置。
JP14458594A 1994-06-27 1994-06-27 共通メモリアクセス制御装置 Withdrawn JPH0816452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14458594A JPH0816452A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 共通メモリアクセス制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14458594A JPH0816452A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 共通メモリアクセス制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0816452A true JPH0816452A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15365535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14458594A Withdrawn JPH0816452A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 共通メモリアクセス制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0816452A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900004006B1 (ko) 마이크로 프로세서 시스템
KR100354934B1 (ko) 데이터처리시스템및버스프로토콜구현방법
US5119480A (en) Bus master interface circuit with transparent preemption of a data transfer operation
US5293491A (en) Data processing system and memory controller for lock semaphore operations
EP0242879B1 (en) Data processor with wait control allowing high speed access
US6202117B1 (en) Host adapter integrated circuit having autoaccess pause
JPH0816452A (ja) 共通メモリアクセス制御装置
JP3093374B2 (ja) 割り込みコントローラ
JPH0528770A (ja) マルチポートメモリ回路
JPH09311812A (ja) マイクロコンピュータ
JPS59229662A (ja) 共有メモリ制御回路
JPH0612313A (ja) メモリ装置
JPH11273380A (ja) Lsi動作モード設定信号取り込み方法およびモード信号取り込み機能つきlsi
KR100231721B1 (ko) 피억세스장치 공유용 버스애비터(Bus Abitor)
KR0176655B1 (ko) 멀티 프로세서 사이 중재회로
JPH0142017B2 (ja)
JPS6083164A (ja) バス制御方式
JPH04192192A (ja) マルチポートメモリ制御回路
JPH02157955A (ja) プロセッサのアドレスデータアクセス方法
JPH05324533A (ja) デュアルポートメモリ装置
JPH08212159A (ja) マイクロコントローラシステム及びマイクロコントローラ
JPS62173560A (ja) メモリアクセス制御回路
JPH01293458A (ja) コンピュータシステムにおけるアクセス周期を確保する回路
JPH02187852A (ja) コンピュータシステムのリカバリタイム補償回路
JPS63278156A (ja) メモリ書込制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010904