JPH08164158A - 絆創膏 - Google Patents
絆創膏Info
- Publication number
- JPH08164158A JPH08164158A JP6336792A JP33679294A JPH08164158A JP H08164158 A JPH08164158 A JP H08164158A JP 6336792 A JP6336792 A JP 6336792A JP 33679294 A JP33679294 A JP 33679294A JP H08164158 A JPH08164158 A JP H08164158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- separator
- cloth
- adhesive tape
- upper sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】指などをけがしていていても簡単に、かつビニ
ール粘着テープ同士がくっつくことなく確実に患部に貼
れる絆創膏を提供する。 【構成】上シート1に長セパレーター3が全面、もしく
は一部固着されていているか一体となり、布5を覆い、
短セパレータ4はビニール粘着テープ6のみに粘着して
いるか上シート1と1体化して、ビニール粘着テープ6
は下シート2に粘着して、かつ上下のシートはシートつ
なぎ目部7で固着されているか、2つ折りシートを使用
する。
ール粘着テープ同士がくっつくことなく確実に患部に貼
れる絆創膏を提供する。 【構成】上シート1に長セパレーター3が全面、もしく
は一部固着されていているか一体となり、布5を覆い、
短セパレータ4はビニール粘着テープ6のみに粘着して
いるか上シート1と1体化して、ビニール粘着テープ6
は下シート2に粘着して、かつ上下のシートはシートつ
なぎ目部7で固着されているか、2つ折りシートを使用
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上シートをはずすとき
にセパレーターがビニール粘着テープより分離するよう
にし、それにより布が露出するようにした、絆創膏に関
するものである。
にセパレーターがビニール粘着テープより分離するよう
にし、それにより布が露出するようにした、絆創膏に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来多くの絆創膏は、ビニール粘着テー
プの中央上に布を貼り付けてあり、その上に2枚のセパ
レーターがその布を覆い中央で重なるように貼り付けて
あった。そして、それ全体を上シート、下シートで挟み
込むように粘着してあった。また、使用する際には、ま
ず上シート、下シートを上下に引きはがし絆創膏を取り
出し、一方のセパレーターをはがして患部に貼りその後
残りのセパレーターをはずす、というようにしていた。
その結果、セパレーターをはずしたときにビニール粘着
テープ同士がくっついたり、また、指にけがをしたとき
などはうまくセパレータがはずせず片手で患部に貼り付
けるのが困難なことがあった。
プの中央上に布を貼り付けてあり、その上に2枚のセパ
レーターがその布を覆い中央で重なるように貼り付けて
あった。そして、それ全体を上シート、下シートで挟み
込むように粘着してあった。また、使用する際には、ま
ず上シート、下シートを上下に引きはがし絆創膏を取り
出し、一方のセパレーターをはがして患部に貼りその後
残りのセパレーターをはずす、というようにしていた。
その結果、セパレーターをはずしたときにビニール粘着
テープ同士がくっついたり、また、指にけがをしたとき
などはうまくセパレータがはずせず片手で患部に貼り付
けるのが困難なことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、絆創膏を貼
る際に、指などをけがしていても簡単に、かつビニール
粘着テープ同士がくっつくことなく確実に患部に貼れる
絆創膏の提供を目的とするものである。
る際に、指などをけがしていても簡単に、かつビニール
粘着テープ同士がくっつくことなく確実に患部に貼れる
絆創膏の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上シート1を
はずすだけで長セパレーター3がはずれて布5が露出す
る状態になる絆創膏であって、上記問題を解決するため
に、2枚のセパレーターの長さを変え、短セパレータ4
は布5を覆うことなくビニール粘着テープ6に粘着し、
長セパレーター3が布5を覆いかつ上シート1に全面も
しくは、一部固着されているか、長セパレーター3を上
シート1と一体化し、ビニール粘着テープ6に粘着させ
る。また、シートを上下に分離したときにビニール粘着
テープ6が下シート2と分離し、上シート1についてゆ
かないようにビニール粘着テープ6を下シート2に粘着
させておく。さらに扱い易くするためにシートつなぎ目
部7は、はがれにくくするような手段を講じたものであ
る。
はずすだけで長セパレーター3がはずれて布5が露出す
る状態になる絆創膏であって、上記問題を解決するため
に、2枚のセパレーターの長さを変え、短セパレータ4
は布5を覆うことなくビニール粘着テープ6に粘着し、
長セパレーター3が布5を覆いかつ上シート1に全面も
しくは、一部固着されているか、長セパレーター3を上
シート1と一体化し、ビニール粘着テープ6に粘着させ
る。また、シートを上下に分離したときにビニール粘着
テープ6が下シート2と分離し、上シート1についてゆ
かないようにビニール粘着テープ6を下シート2に粘着
させておく。さらに扱い易くするためにシートつなぎ目
部7は、はがれにくくするような手段を講じたものであ
る。
【0005】
【作用】本発明は、前述のような手段を講じたので、使
用する際に、上シート1をはずすことにより、長セパレ
ーター3も同時にめくれ、布5が露出する。この時、上
シート1と下シート2はシートつなぎ目部7でつながっ
たままである。そして、その状態で患部に貼り付け、一
続きとなっている上シート1と下シート2を絆創膏から
はがして、最後に残った短セパレータ4をはがしながら
粘着させて使用する。
用する際に、上シート1をはずすことにより、長セパレ
ーター3も同時にめくれ、布5が露出する。この時、上
シート1と下シート2はシートつなぎ目部7でつながっ
たままである。そして、その状態で患部に貼り付け、一
続きとなっている上シート1と下シート2を絆創膏から
はがして、最後に残った短セパレータ4をはがしながら
粘着させて使用する。
【0006】患部に貼り付ける際は、ビニール粘着テー
プ6がまだ下シート2に粘着されているので、ビニール
粘着テープ6同士がくっつくことはない、また、上シー
ト1をはずした時点で布5が露出するのでそのまま患部
に貼りつけられる。
プ6がまだ下シート2に粘着されているので、ビニール
粘着テープ6同士がくっつくことはない、また、上シー
ト1をはずした時点で布5が露出するのでそのまま患部
に貼りつけられる。
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【0007】図1,図2は、本発明の構成を示す図であ
り、図に示すようにビニール粘着テープ6の中央に布5
を取り付け、その左側の粘着部分にのみ粘着している短
セパレーター4があり、反対側の粘着部分と布5を覆う
ように粘着してある長セパレータ3より絆創膏本体は構
成され、それ全体を上シート1と下シート2で挟み込ん
で粘着してあるか、図12のように、2つ折りシート9
で挟み込んである。ここで前者の場合、シートつなぎ目
部7ははずれにくいように固着されている。そして、長
セパレーター3及び短セパレーター4は上シート1に全
面もしくは一部が固着されているか、図10、もしくは
図11のように上シート1と一体化されている。また、
ビニール粘着テープ6と下シート2との粘着は、シート
を上下に引きはがしたときにはずれないように粘着して
ある。
り、図に示すようにビニール粘着テープ6の中央に布5
を取り付け、その左側の粘着部分にのみ粘着している短
セパレーター4があり、反対側の粘着部分と布5を覆う
ように粘着してある長セパレータ3より絆創膏本体は構
成され、それ全体を上シート1と下シート2で挟み込ん
で粘着してあるか、図12のように、2つ折りシート9
で挟み込んである。ここで前者の場合、シートつなぎ目
部7ははずれにくいように固着されている。そして、長
セパレーター3及び短セパレーター4は上シート1に全
面もしくは一部が固着されているか、図10、もしくは
図11のように上シート1と一体化されている。また、
ビニール粘着テープ6と下シート2との粘着は、シート
を上下に引きはがしたときにはずれないように粘着して
ある。
【0008】ここでビニール粘着テープ6と下シート2
との粘着に関しては、下シート2側に粘着部を設け、ビ
ニール粘着テープ6が下シート2から分離した際にビニ
ール粘着テープ6側に粘着材が残らないような材料を選
ぶものとする。
との粘着に関しては、下シート2側に粘着部を設け、ビ
ニール粘着テープ6が下シート2から分離した際にビニ
ール粘着テープ6側に粘着材が残らないような材料を選
ぶものとする。
【0009】図3から図8までは絆創膏を使用する方法
を順次説明した図であり、これにもとずいて順次説明す
る。
を順次説明した図であり、これにもとずいて順次説明す
る。
【0010】図3は、シートを上下にはがし始めた図
で、この時点で上シート1に長セパレーター3が引き上
げられるように絆創膏からはずれてゆく。この時、上シ
ート1と長セパレーター3がうまく一緒にはずれるよう
に長セパレーター3を上シート1の内側に粘着させる
か、図9のように一部を熱接着するか、もしくは、上シ
ート1と長セパレーター3とを図10のように一体化す
ることにより実現する。
で、この時点で上シート1に長セパレーター3が引き上
げられるように絆創膏からはずれてゆく。この時、上シ
ート1と長セパレーター3がうまく一緒にはずれるよう
に長セパレーター3を上シート1の内側に粘着させる
か、図9のように一部を熱接着するか、もしくは、上シ
ート1と長セパレーター3とを図10のように一体化す
ることにより実現する。
【0011】図4は、シートを完全に開いた状態を示す
図であり、この際に、上シート1と下シート2は分離し
ても良いのだが、シートつなぎ目部7によってつながっ
ている方が患部に貼る際に扱い易いと思われるので固着
しておくか、図12のように2つ折りシート9を使用す
る。
図であり、この際に、上シート1と下シート2は分離し
ても良いのだが、シートつなぎ目部7によってつながっ
ている方が患部に貼る際に扱い易いと思われるので固着
しておくか、図12のように2つ折りシート9を使用す
る。
【0012】図5は、患部に絆創膏を貼りつけている図
であり、この時まだビニール粘着テープ6は下シート2
に粘着したままであるから、シート全体を片手で持って
患部に当てがっても下シート2が台紙の役割を果たすこ
とになり、ビニール粘着テープ6同士がくっついたりす
ることなく患部に貼りつけられる。
であり、この時まだビニール粘着テープ6は下シート2
に粘着したままであるから、シート全体を片手で持って
患部に当てがっても下シート2が台紙の役割を果たすこ
とになり、ビニール粘着テープ6同士がくっついたりす
ることなく患部に貼りつけられる。
【0013】図6は、シートをビニール粘着テープ6か
らはがしたときの状態を示す図である。ここでビニール
粘着テープ6の粘着部において、長セパレーター3が取
り付けられていた部分、すなわちシートつなぎ目部7に
近い方の粘着部が粘着しているので、上シート1を図に
示すごとく引き上げると簡単にビニール粘着テープ6と
シートが分離できる。
らはがしたときの状態を示す図である。ここでビニール
粘着テープ6の粘着部において、長セパレーター3が取
り付けられていた部分、すなわちシートつなぎ目部7に
近い方の粘着部が粘着しているので、上シート1を図に
示すごとく引き上げると簡単にビニール粘着テープ6と
シートが分離できる。
【0014】図7は、短セパレーター4をビニール粘着
テープ6からはがすときの図である。これは、従来の絆
創膏と同様に短セパレーター4を引きはがして布5が患
部に正確に当たるように貼りつけ、図8のようになる。
テープ6からはがすときの図である。これは、従来の絆
創膏と同様に短セパレーター4を引きはがして布5が患
部に正確に当たるように貼りつけ、図8のようになる。
【0015】
【発明の効果】以上、述べたように本発明は、上シート
1と長セパレーター3を固着、もしくは一体化するこ
と、さらに2つのセパレーターの長さを変え、上シート
1をめくった時点で布5が露出するような構造とし、さ
らに扱い易くするためにシートつなぎめ部7をはずれに
くくするか、2つ折りシート9を使用し、シートが付着
したままで患部に貼りつけるので、ビニール粘着テープ
6同士がくっつくことなく簡単、確実、衛生的に患部に
貼りつけることができる効果を奏するものである。
1と長セパレーター3を固着、もしくは一体化するこ
と、さらに2つのセパレーターの長さを変え、上シート
1をめくった時点で布5が露出するような構造とし、さ
らに扱い易くするためにシートつなぎめ部7をはずれに
くくするか、2つ折りシート9を使用し、シートが付着
したままで患部に貼りつけるので、ビニール粘着テープ
6同士がくっつくことなく簡単、確実、衛生的に患部に
貼りつけることができる効果を奏するものである。
【図1】本発明の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例の第1使用例である。
【図4】本発明の第1実施例の第2使用例である。
【図5】本発明の第1実施例の第3使用例である。
【図6】本発明の第1実施例の第4使用例である。
【図7】本発明の第1実施例の第5使用例である。
【図8】本発明の第1実施例の第6使用例である。
【図9】本発明第1実施例の熱接着部をあらわす図であ
る。
る。
【図10】本発明の第2実施例の分解斜視図である。
【図11】本発明の第3実施例の分解斜視図である。
【図12】本発明の第4実施例の使用例である。
1 上シート 2 下シート 3 長セパレーター 4 短セパレーター 5 布 6 ビニール粘着テープ 7 シートつなぎ目部 8 熱接着部 9 2つ折りシート
Claims (5)
- 【請求項1】布が貼りつけられているビニール粘着テー
プ、セパレーター、及びそれらを挟み込むシートよりな
る絆創膏において、長セパレーター(3)が上シート
(1)に固着されて、布(5)を覆うような長さになっ
ており、短セパレータ(4)は布(5)には届かないよ
うな長さになっていて、ビニール粘着テープ(6)は、
下シート(2)に粘着されているような絆創膏。 - 【請求項2】長セパレーター(3)が上シート(1)と
一体化している特許請求の範囲第1項記載の絆創膏 - 【請求項3】短セパレーター(4)が上シート(1)と
一体化している特許請求の範囲第1項または、第2項記
載の絆創膏。 - 【請求項4】1枚のシートを2つ折りにした2つ折りシ
ート(9)が、布(5)長セパレーター(3)及び短セ
パレーター(4)のついたビニール粘着テープ(6)を
挟み込んで粘着している、特許請求の範囲第1項、第2
項、または第3項記載の絆創膏。 - 【請求項5】上シート(1)と下シート(2)がシート
つなぎ目部(7)で固着されている、特許請求の範囲第
1項、第2項、または、第3項記載の絆創膏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6336792A JPH08164158A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 絆創膏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6336792A JPH08164158A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 絆創膏 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164158A true JPH08164158A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18302735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6336792A Pending JPH08164158A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 絆創膏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08164158A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003024369A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-28 | Uni Charm Corp | 絆創膏 |
JP2003522601A (ja) * | 2000-02-18 | 2003-07-29 | ドッタ,アンジェロ | 傷口装着用粘着性テープ用の優先的高速開封シールド・パッケージおよびその製造手段 |
JP2009247380A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Nitto Denko Corp | 貼付材および貼付材内包の包装体 |
CN102379775A (zh) * | 2010-09-03 | 2012-03-21 | 梁伟民 | 新型采血贴 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6336792A patent/JPH08164158A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003522601A (ja) * | 2000-02-18 | 2003-07-29 | ドッタ,アンジェロ | 傷口装着用粘着性テープ用の優先的高速開封シールド・パッケージおよびその製造手段 |
JP2003024369A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-28 | Uni Charm Corp | 絆創膏 |
JP2009247380A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Nitto Denko Corp | 貼付材および貼付材内包の包装体 |
CN102379775A (zh) * | 2010-09-03 | 2012-03-21 | 梁伟民 | 新型采血贴 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005 |
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