JP2006312701A - 粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】剥離紙を剥がすことや剥離紙を剥がしたあとの貼付けを容易にした絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等の粘着シートを提供する。
【解決手段】粘着シート本体2の長手方向一端より粘着面2aの略三分の二乃至五分の四を覆って第一剥離紙3を粘着させる。第一剥離紙3の他端側には幅が元の幅より小さくなって延設された引っぱり摘み部3aを形成し、これを粘着シート本体2の一端側に折り曲げておく。そして、引っぱり摘み部先端3aを外部へと露出させた状態で第一剥離紙3の他端側の一部分と粘着シート本体2の第一剥離紙3で覆われていない粘着面2a全体を覆って第二剥離紙4を粘着させる。引っぱり摘み部3a先端をガイドに第一剥離紙3との重なり部分に指をかけ第二剥離紙4を剥がす。露出した粘着面で貼付け対象位置に仮止めし、次に、引っぱり摘み部3aを摘んで第一剥離紙3を完全に剥がし貼付けを完了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等の粘着シートに関するものであり、特に、粘着面を保護する剥離紙を工夫して貼付けを容易にした粘着シートに関するものである。
従来より絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等の粘着シートの粘着面には、粘着面を保護するために剥離紙が貼付けられている。そして、これら剥離紙の中には剥がし易くする工夫をしたものがある。例えば、図14及び図15に示すように、絆創膏の中には2枚の剥離紙63,64が絆創膏本体62の長手方向中央で重なり部分を有して粘着面62aに貼付けられている絆創膏61がある。図14は剥離紙を剥がし易くした従来の絆創膏の一例を示す斜視図、図15は図14の絆創膏の剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。絆創膏61によれば、2枚の剥離紙63,64のうち中央の重なり部分が上になっている方の剥離紙63の重なり部分の端をつまんで引くことで剥離紙63を剥がし易くなっている。剥離紙63を剥がした状態では、絆創膏本体62の粘着面62aのうち半分が露出した状態にあり、この部分を最初に患部に貼付けることで、絆創膏本体62の位置決めが容易となる。その後、もう一枚の剥離紙64を剥がすだけで、容易に絆創膏本体62の貼付けを完了できる。
しかし、この種の絆創膏61では包装から取り出した直後には剥離紙63と剥離紙64の重なり部分は密接しており、最初に指でつまむには、相当の熟練した技量が要求され、誰もが必ずしも容易に剥離紙63を剥がすことができるわけではなかった。また、剥離紙63に続く剥離紙64を剥がす場合には指をかける部分が存在せず、さらなる高度な技量が要求された。また、2つめの剥離紙64を剥がすのが困難であるがために、患部に剥離紙63側の粘着面62aを仮止めする前に剥離紙64まで剥がした状態で患部に貼付ける場合が想定されるが2枚の剥離紙63,64を全て剥がした状態では、粘着面62aの隣り合う部分どうしが接触して固着してしまうことが多々発生していた。その結果、絆創膏の貼付けそのものにも、かなり高度な技量が要求された。このような事例は絆創膏以外の湿布、指紋取りシール、ステッカー等の粘着シートにおいても同様に発生していた。
解決しようとする問題点は、現行の絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等の粘着シートでは剥離紙を剥がすことや、剥離紙を剥がしたあとの貼付けに困難を伴うという点である。
請求項1の発明にかかる粘着シートは、粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略三分の二乃至五分の四を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離紙と、前記第一剥離紙の引っぱり摘み部先端を外部へと露出させた状態で前記第一剥離紙の他端側の一部分と粘着シート本体の第一剥離紙で覆われていない粘着面全体を覆って粘着された第二剥離紙とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シートには絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
請求項2の発明にかかる粘着シートは、粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離紙と、前記第一剥離紙の引っぱり摘み部先端を露出させた状態で前記第一剥離紙の他端側の一部分と粘着シート本体の第一剥離紙で覆われていない粘着面全体を覆って粘着された第二剥離紙とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シートには絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
請求項3の発明にかかる粘着シートは、粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離紙と、粘着シート本体の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって一端側に延設され他端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第二剥離紙と、前記第一剥離紙の引っぱり摘み部先端及び前記第二剥離紙の引っぱり摘み部先端を露出させた状態で前記第一剥離紙の他端側の一部分と前記第二剥離紙の一端側の一部分と粘着シート本体の第一剥離紙及び第二剥離紙で覆われていない粘着面全体を覆って粘着された第三剥離紙とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シートには絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
請求項4の発明にかかる粘着シートは、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離部材と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材の引っぱり摘み部との接合部分より粘着シート本体の他端に向かって延設され第一剥離部材で覆われていない粘着面全体を覆って粘着され第一剥離部材との接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材に一体成型され、また、第一剥離部材との接合側端部より第一剥離部材の引っぱり摘み部とは逆方向に折り曲げられて延設された引っぱり摘み部を有する第二剥離部材とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シートには絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
請求項5の発明にかかる粘着シートは、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離部材と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、一端側に延設され他端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第二剥離部材と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材の引っぱり摘み部との接合部分から第二剥離部材の引っぱり摘み部との接合部分へと連続して繋がり粘着シート本体の第一剥離部材及び第二剥離部材で覆われていない粘着面全体を覆って粘着され第一剥離部材及び第二剥離部材との各接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材及び第二剥離部材に一体成型され、また、第一剥離部材及び第二剥離部材との各接合側端部より第一剥離部材及び第二剥離部材の各引っぱり摘み部とは逆方向に折り曲げられて延設された2つの引っぱり摘み部を有する第三剥離部材とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シートには絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
請求項6の発明にかかる粘着シートは、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆い、また、粘着シート本体の幅方向の端部または長手方向一端側の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有して粘着された第一剥離部材と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆い、また、粘着シート本体の幅方向の端部または長手方向他端側の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有して粘着された第二剥離部材と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材と第二剥離部材との間に連続して繋がり、第一剥離部材及び第二剥離部材との各接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材及び第二剥離部材に一体成型され、また、粘着シート本体の幅方向の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有して粘着された第三剥離部材とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シートには絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
請求項7の発明にかかる粘着シートは、請求項1乃至請求項6の粘着シートにおいて、前記粘着シートが絆創膏であるものである。
請求項8の発明にかかる粘着シートは、請求項1乃至請求項6の粘着シートにおいて、前記粘着シートが湿布であるものである。
請求項9の発明にかかる粘着シートは、請求項1乃至請求項6の粘着シートにおいて、前記粘着シートが指紋取りシールであるものである。
請求項10の発明にかかる粘着シートは、請求項2の粘着シートにおいて、前記第一剥離紙の引っぱり摘み部の先端が粘着シート本体の長手方向一端より外部に突出していることを特徴とするものである。
請求項11の発明にかかる粘着シートは、請求項3の粘着シートにおいて、前記第一剥離紙の引っぱり摘み部の先端は粘着シート本体の長手方向一端より外部に突出し、前記第二剥離紙の引っぱり摘み部の先端は粘着シート本体の長手方向他端より外部に突出していることを特徴とするものである。
請求項1の発明にかかる粘着シートによれば、外部へと露出した引っぱり摘み部先端をガイドに第二剥離紙の第一剥離紙との重なり部分に指をかけることが容易にでき第二剥離紙を容易に剥がすことができる。特に、引っぱり摘み部は幅が第一剥離紙の元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなっており、指の腹で軽くなでるだけで容易に引き上げることができる。その結果、その上側に位置する第二剥離紙の重なり部分を容易に指で摘むことができる。また、第二剥離紙を剥がした後は、粘着シート本体の粘着面のうち第二剥離紙の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。仮止め後に第一剥離紙を剥がすには、前述の通り摘み易くなった引っぱり摘み部先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要とせず、正しい位置に容易に貼付けることができる。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面を直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
請求項2の発明にかかる粘着シートによれば、外部へと露出した引っぱり摘み部先端をガイドに第二剥離紙の第一剥離紙との重なり部分に指をかけることが容易にでき第二剥離紙を容易に剥がすことができる。特に、引っぱり摘み部は幅が第一剥離紙の元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなっており、指の腹で軽くなでるだけで容易に引き上げることができる。その結果、その上側に位置する第二剥離紙の重なり部分を容易に指で摘むことができる。また、第二剥離紙を剥がした後は、粘着シート本体の粘着面のうち第二剥離紙の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、第二剥離紙を途中まで剥がした状態では、粘着面の中央部分のみが露出した状態となり、この状態で仮止めすれば、位置合わせが極めて容易である。そして、仮止め後に第二剥離紙を完全に剥がし、続いて、第一剥離紙を剥がすだけで容易に粘着シート本体を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離紙を剥がすには、前述の通り摘み易くなった引っぱり摘み部先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面を直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
請求項3の発明にかかる粘着シートによれば、外部へと露出した第一剥離紙の引っぱり摘み部先端または前記第二剥離紙の引っぱり摘み部先端をガイドに第三剥離紙の第一剥離紙または第二剥離紙との重なり部分に指をかけることが容易にでき第三剥離紙を容易に剥がすことができる。特に、引っぱり摘み部は幅が第一剥離紙または第二剥離紙の元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなっており、指の腹で軽くなでるだけで容易に引き上げることができる。その結果、その上側に位置する第三剥離紙の重なり部分を容易に指で摘むことができる。また、第三剥離紙を剥がした後は、粘着シート本体の粘着面のうち第三剥離紙の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、粘着面の中央部分のみが露出した状態となり、位置合わせが極めて容易である。続いて、第一剥離紙及び第二剥離紙を剥がすだけで容易に粘着シート本体を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離紙及び第二剥離紙を剥がすには、前述の通り摘み易くなった引っぱり摘み部の先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面を直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
請求項4の発明にかかる粘着シートによれば、第一剥離部材の引っぱり摘み部を摘んで引くことにより第一剥離部材は、切り込みを境に第二剥離部材から分離され容易に剥がすことができる。第一剥離部材を剥がした後は、粘着シート本体の粘着面のうち第一剥離部材の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。仮止め後は、第二剥離部材の引っぱり摘み部を摘んで引くだけで第二剥離部材を、誰でも特別な技量を必要とせず、正しい位置に容易に貼付けることができる。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面を直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。また、本発明の粘着シートによれば、2つの剥離部材のうちの粘着シート本体の粘着面を保護する面積が大きい側である第二剥離部材から剥がすことも可能である。この場合、第二剥離部材を途中まで剥がしておき、粘着シート本体の粘着面の中央部分で仮止めできる。すなわち、粘着シート本体の両端を摘んだ状態で位置合わせできるので、位置合わせが極めて容易である。そして、仮止め後に第二剥離部材を完全に剥がし、続いて、第一剥離部材を剥がすだけで容易に粘着シート本体を目的位置に貼付けることができる。この場合においても、第一剥離部材と第二剥離部材の各引っぱり摘み部先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合も粘着面を直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
請求項5の発明にかかる粘着シートによれば、第三剥離部材の引っぱり摘み部を摘んで引くことにより第三剥離部材は、切り込みを境に第一剥離部材及び第二剥離部材から分離され容易に剥がすことができる。第三剥離部材を剥がした後は、粘着シート本体の粘着面のうち第三剥離部材の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、粘着面の中央部分のみが露出した状態となり、位置合わせが極めて容易である。続いて、第一剥離部材及び第二剥離部材を剥がすだけで容易に粘着シート本体を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離部材及び第二剥離部材を剥がすには、引っぱり摘み部を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面を直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
請求項6の発明にかかる粘着シートによれば、粘着シート本体との幅方向のずれ部分を摘んで引くことにより、第三剥離部材は切り込みを境に第一剥離部材及び第二剥離部材から分離され容易に剥がすことができる。第三剥離部材を剥がした後は、粘着シート本体の粘着面のうち第三剥離部材の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、粘着面の中央部分のみが露出した状態となり、位置合わせが極めて容易である。続いて、第一剥離部材及び第二剥離部材を剥がすだけで容易に粘着シート本体を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離部材及び第二剥離部材を剥がすには、粘着シート本体との幅方向の端部のずれ部分または長手方向の端部のずれ部分を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面を直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
請求項7の発明にかかる粘着シートによれば、請求項1乃至請求項6の粘着シートの効果に加えて、粘着面側を指で触れる必要がない粘着シートが絆創膏であるので、患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。
請求項8の発明にかかる粘着シートによれば、請求項1乃至請求項6の粘着シートの効果に加えて、粘着面側を指で触れる必要がない粘着シートが湿布であるので、患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。
請求項9の発明にかかる粘着シートによれば、請求項1乃至請求項6の粘着シートの効果に加えて、粘着面側を指で触れる必要がない粘着シートが指紋取りシールであるので、誤って、検査者の指紋を付着させてしまうことを防止でき、より一層正しい捜査を行うことができる。
請求項10の発明にかかる粘着シートによれば、請求項2の粘着シートの効果に加えて、前記第一剥離紙の引っぱり摘み部の先端が粘着シート本体の長手方向一端より外部に突出しているので摘み易く、その結果、第一剥離紙、第二剥離紙ともに剥がし易い。
請求項11の発明にかかる粘着シートによれば、請求項3の粘着シートの効果に加えて、第一剥離紙の引っぱり摘み部の先端は粘着シート本体の長手方向一端より外部に突出しているので摘み易く、同様に、第二剥離紙の引っぱり摘み部の先端は粘着シート本体の長手方向他端より外部に突出しているので摘み易い。その結果、第一剥離紙、第二剥離紙、第三剥離紙ともに剥がし易い。
絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等の粘着シートの剥離紙を剥がし易くし、対象物への貼付けを容易にするという目的を剥離紙の形状や構造の改良によって実現した。
図1は本発明の実施例1の粘着シートを示す斜視図、図2は本発明の実施例1の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施例1の粘着シート1は、粘着シート本体2の粘着面2aを2つの剥離紙である第一剥離紙3、第二剥離紙4によって保護したものである。第一剥離紙3は粘着シート本体2の長手方向一端より他端に向かって粘着面2aの略三分の二乃至五分の四を覆って粘着されている。また、第一剥離紙3は幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設された引っぱり摘み部3aを備えている。第一剥離紙3の主要部分より引っぱり摘み部3aへと繋がる途中部分は徐々に幅が狭くなっておりテーパ状になっている。そして、引っぱり摘み部3aは一端側に折り曲げられている。粘着シート本体2の粘着面2aの第一剥離紙3で覆われていない部分は第二剥離紙4で覆われている。第二剥離紙4は、第一剥離紙3の引っぱり摘み部3aを備えた他端側を部分的に覆った状態であるが、引っぱり摘み部3aの全てまで覆っているわけではなく引っぱり摘み部3aの先端は部分的に外部へと露出した状態にある。
すなわち、本発明の実施例1の粘着シート1は、粘着シート本体2の長手方向一端より他端に向かって粘着面2aの略三分の二乃至五分の四を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部3aを有する第一剥離紙3と、前記第一剥離紙3の引っぱり摘み部3a先端を外部へと露出させた状態で前記第一剥離紙3の他端側の一部分と粘着シート本体2の第一剥離紙3で覆われていない粘着面2a全体を覆って粘着された第二剥離紙4とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シート1には絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
したがって、本発明の実施例1の粘着シート1によれば、外部へと露出した引っぱり摘み部3a先端をガイドに第二剥離紙4の第一剥離紙3との重なり部分に指をかけることが容易にでき第二剥離紙4を容易に剥がすことができる。特に、引っぱり摘み部3aは幅が第一剥離紙3の元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなっており、指の腹で軽くなでるだけで容易に引き上げることができる。その結果、その上側に位置する第二剥離紙4の第一剥離紙3との重なり部分を手前へと浮かせて容易に指で摘むことができる。また、第二剥離紙4を剥がした後は、粘着シート本体2の粘着面2aのうち第二剥離紙4の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。仮止め後に第一剥離紙3を剥がすには、前述の通り摘み易くなった引っぱり摘み部3aの先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要とせず、正しい位置に容易に貼付けることができる。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面2aを直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
特に、粘着シート1が絆創膏や湿布である場合には、患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。また、指紋取りシールである場合には、誤って、検査者の指紋を付着させてしまうことを防止でき、より一層正しい捜査を行うことができる。
続いて、本発明の実施例2の粘着シートについて説明する。図3は本発明の実施例2の粘着シートを示す斜視図、図4は本発明の実施例2の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。
図3及び図4に示すように、本発明の実施例2の粘着シート11は、粘着シート本体12の粘着面12aを2つの剥離紙である第一剥離紙13、第二剥離紙14によって保護したものである。第一剥離紙13は粘着シート本体12の長手方向一端より他端に向かって粘着面12aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着されている。また、第一剥離紙13は幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設された引っぱり摘み部13aを備えている。第一剥離紙13の主要部分より引っぱり摘み部13aへと繋がる途中部分は徐々に幅が狭くなっておりテーパ状になっている。そして、引っぱり摘み部13aは一端側に折り曲げられている。粘着シート本体12の粘着面12aの第一剥離紙13で覆われていない部分は第二剥離紙14で覆われている。第二剥離紙14は、第一剥離紙13の引っぱり摘み部13aを備えた他端側を部分的に覆った状態であるが、引っぱり摘み部13aの全てまで覆っているわけではなく引っぱり摘み部13aの先端は部分的に外部へと露出した状態にある。なお、図3と図4では、引っぱり摘み部13aの先端は、粘着シート本体12の長手方向一端より外部に突出した状態にあるが、必ずしも、突出している必要はない。ただし、先端が粘着シート本体12の長手方向一端より外部に突出している方が引っぱり摘み部13aは、より一層を先端を摘み易いので好ましい。
すなわち、本発明の実施例2の粘着シート11は、粘着シート本体12の長手方向一端より他端に向かって粘着面12aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部13aを有する第一剥離紙13と、前記第一剥離紙13の引っぱり摘み部13aの先端を外部へと露出させた状態で前記第一剥離紙13の他端側の一部分と粘着シート本体12の第一剥離紙13で覆われていない粘着面12a全体を覆って粘着された第二剥離紙14とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シート11には絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
したがって、本発明の実施例2の粘着シート11によれば、外部へと露出した引っぱり摘み部13a先端をガイドに第二剥離紙14の第一剥離紙13との重なり部分に指をかけることが容易にでき第二剥離紙14を容易に剥がすことができる。特に、引っぱり摘み部13aは幅が第一剥離紙13の元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなっており、指の腹で軽くなでるだけで容易に引き上げることができる。その結果、その上側に位置する第二剥離紙14の重なり部分を容易に指で摘むことができる。また、第二剥離紙14を剥がした後は、粘着シート本体12の粘着面12aのうち第二剥離紙14の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、図4に示すように、第二剥離紙14を途中まで剥がした状態では、粘着面12aの中央部分のみが露出した状態となり、この状態で仮止めすれば、粘着シート本体12の両端を摘んだ状態で位置合わせできるので、位置合わせが極めて容易である。そして、仮止め後に第二剥離紙14を完全に剥がし、続いて、第一剥離紙13を剥がすだけで容易に粘着シート本体12を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離紙13を剥がすには、前述の通り摘み易くなった引っぱり摘み部13a先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面12aを直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
特に、粘着シート11が絆創膏や湿布である場合には、粘着面12a側を指で触れる必要がないので患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。また、指紋取りシールである場合には、誤って、検査者の指紋を付着させてしまうことを防止でき、より一層正しい捜査を行うことができる。
また、第一剥離紙13の引っぱり摘み部13aの先端は粘着シート本体12の長手方向一端より外部に突出しているので摘み易く、その結果、第一剥離紙13、第二剥離紙14ともに剥がし易い。
続いて、本発明の実施例3の粘着シートについて説明する。図5は本発明の実施例3の粘着シートを示す斜視図、図6は本発明の実施例3の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。
図5及び図6に示すように、本発明の実施例3の粘着シート21は、粘着シート本体22の粘着面22aを3つの剥離紙である第一剥離紙23、第二剥離紙24、第三剥離紙25によって保護したものである。第一剥離紙23は粘着シート本体22の長手方向一端より他端に向かって粘着面22aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着されている。第一剥離紙23は幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設された引っぱり摘み部23aを備えている。第一剥離紙23の主要部分より引っぱり摘み部23aへと繋がる途中部分は徐々に幅が狭くなっておりテーパ状になっている。そして、引っぱり摘み部23aは一端側に折り曲げられている。また、第二剥離紙24は粘着シート本体22の長手方向他端より一端に向かって粘着面22aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着されている。第二剥離紙24は幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設された引っぱり摘み部24aを備えている。第二剥離紙24についても第一剥離紙23と同様に主要部分より引っぱり摘み部24aへと繋がる途中部分は徐々に幅が狭くなっておりテーパ状になっている。そして、引っぱり摘み部24aは他端側に折り曲げられている。粘着シート本体22の粘着面22aの第一剥離紙23及び第二剥離紙24で覆われていない部分は第三剥離紙25で覆われている。第三剥離紙25は、第一剥離紙23の引っぱり摘み部23aを備えた他端側及び第二剥離紙24の引っぱり摘み部24aを備えた一端側を部分的に覆った状態あるが、引っぱり摘み部23a,24aの全てまで覆っているわけではなく引っぱり摘み部23a,24aの先端は部分的に外部へと露出した状態にある。なお、図5と図6では、引っぱり摘み部23a,24aの先端は、粘着シート本体22の長手方向一端または他端より外部に突出した状態にあるが、必ずしも、突出している必要はない。ただし、先端が粘着シート本体22の長手方向端部より外部に突出している方が引っぱり摘み部23a,24aは、より一層を先端を摘み易いので好ましい。
すなわち、本発明の実施例3の粘着シート21は、粘着シート本体22の長手方向一端より他端に向かって粘着面22aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部23aを有する第一剥離紙23と、粘着シート本体22の長手方向他端より一端に向かって粘着面22aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって一端側に延設され他端側に折り曲げられた引っぱり摘み部24aを有する第二剥離紙24と、前記第一剥離紙23の引っぱり摘み部23a先端及び前記第二剥離紙24の引っぱり摘み部24a先端を露出させた状態で前記第一剥離紙23の他端側の一部分と前記第二剥離紙24の一端側の一部分と粘着シート本体22の第一剥離紙23及び第二剥離紙24で覆われていない粘着面22a全体を覆って粘着された第三剥離紙25とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シート21には絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
したがって、本発明の実施例3の粘着シート21によれば、外部へと露出した第一剥離紙23の引っぱり摘み部23a先端または前記第二剥離紙24の引っぱり摘み部24a先端をガイドに第三剥離紙25の第一剥離紙23または第二剥離紙24との重なり部分に指をかけることが容易にでき第三剥離紙25を容易に剥がすことができる。特に、引っぱり摘み部23a,24aは幅が第一剥離紙23または第二剥離紙24の元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなっており、指の腹で軽くなでるだけで容易に引き上げることができる。その結果、その上側に位置する第三剥離紙25の重なり部分を容易に指で摘むことができる。また、第三剥離紙25を剥がした後は、粘着シート本体22の粘着面22aのうち第三剥離紙25の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、粘着面22aの中央部分のみが露出した状態となり、位置合わせが極めて容易である。続いて、第一剥離紙23及び第二剥離紙24を剥がすだけで容易に粘着シート本体22を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離紙23及び第二剥離紙24を剥がすには、前述の通り摘み易くなった引っぱり摘み部23a,24aの先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面22aを直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
特に、粘着シート21が絆創膏や湿布である場合には、粘着面22a側を指で触れる必要がないので患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。また、指紋取りシールである場合には、誤って、検査者の指紋を付着させてしまうことを防止でき、より一層正しい捜査を行うことができる。
また、第一剥離紙23の引っぱり摘み部23aの先端は粘着シート本体22の長手方向一端より外部に突出しているので摘み易く、同様に、第二剥離紙24の引っぱり摘み部24aの先端は粘着シート本体22の長手方向他端より外部に突出しているので摘み易い。その結果、第一剥離紙23、第二剥離紙24、第三剥離紙25ともに剥がし易い。
続いて、本発明の実施例4の粘着シートについて説明する。図7は本発明の実施例4の粘着シートを示す斜視図、図8は本発明の実施例4の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。
図7及び図8に示すように、本発明の実施例4の粘着シート31は、粘着シート本体32の粘着面32aを2つの剥離部材である第一剥離部材33、第二剥離部材34によって保護したものである。第一剥離部材33及び第二剥離部材34はいずれ部分も外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなる。例えば、第一剥離部材33及び第二剥離部材34はポリプロピレン等の各種プラスチック素材からなる。しかし、そのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなれば、特に、限定するものではない。そして、第一剥離部材33は粘着シート本体32の長手方向一端より他端に向かって粘着面32aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着されている。また、第一剥離部材33は他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部33aを有している。粘着シート本体32の粘着面32aの第一剥離部材33で覆われていない部分は第二剥離部材34で覆われている。第二剥離部材34は第一剥離部材33の引っぱり摘み部33aとの接合部分より他端に向かって延設されて一体成型されており、第一剥離部材33と第二剥離部材34との接合部分には他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込み35が形成されている。また、第二剥離部材34も第一剥離部材33と同様に第一剥離部材33との接合側端部に引っぱり摘み部34aを有し、この引っぱり摘み部34aは第一剥離部材33の引っぱり摘み部33aとは逆方向に折り曲げられて延設されている。
すなわち、本発明の実施例4の粘着シート31は、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体32の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部33aを有する第一剥離部材33と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材33の引っぱり摘み部33aとの接合部分より粘着シート本体32の他端に向かって延設され第一剥離部材33で覆われていない粘着面全体を覆って粘着され第一剥離部材33との接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込み35を備えて第一剥離部材33に一体成型され、また、第一剥離部材33との接合側端部より第一剥離部材33の引っぱり摘み部33aとは逆方向に折り曲げられて延設された引っぱり摘み部34aを有する第二剥離部材34とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シート31には絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
したがって、本発明の実施例4の粘着シート31によれば、第一剥離部材33の引っぱり摘み部33aを摘んで引くことにより第一剥離部材33は、図8に示すように、切り込み35を境に第二剥離部材34から分離され容易に剥がすことができる。第一剥離部材33を剥がした後は、粘着シート本体32の粘着面32aのうち第一剥離部材33の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。仮止め後は、第二剥離部材34の引っぱり摘み部34aを摘んで引くだけで第二剥離部材34を、誰でも特別な技量を必要とせず、正しい位置に容易に貼付けることができる。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面32aを直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。また、本発明の実施例4の粘着シート31によれば、2つの剥離部材のうちの粘着シート本体32の粘着面32aを保護する面積が大きい側である第二剥離部材34から剥がすことも可能である。この場合、図9に示すように、第二剥離部材34を途中まで剥がしておき、粘着シート本体32の粘着面32aの中央部分で仮止めできる。図9は本発明の実施例4の粘着シートの剥離紙を剥がす過程の他の例を示す斜視図である。すなわち、実施例2の粘着シート11の場合と同様に、粘着シート本体32の両端を摘んだ状態で位置合わせできるので、位置合わせが極めて容易である。そして、仮止め後に第二剥離部材34を完全に剥がし、続いて、第一剥離部材33を剥がすだけで容易に粘着シート本体32を目的位置に貼付けることができる。この場合においても、第一剥離部材33と第二剥離部材34の各引っぱり摘み部33a,34a先端を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合も粘着面32aを直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
特に、粘着シート31が絆創膏や湿布である場合には、粘着面32a側を指で触れる必要がないので患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。また、指紋取りシールである場合には、誤って、検査者の指紋を付着させてしまうことを防止でき、より一層正しい捜査を行うことができる。
続いて、本発明の実施例5の粘着シートについて説明する。図10は本発明の実施例5の粘着シートを示す斜視図、図11は本発明の実施例5の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。
図10及び図11に示すように、本発明の実施例5の粘着シート41は、粘着シート本体42の粘着面42aを3つの剥離部材である第一剥離部材43、第二剥離部材44及び第三剥離部材45によって保護したものである。第一剥離部材43、第二剥離部材44及び第三剥離部材45は、いずれも外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなる。例えば、第一剥離部材43、第二剥離部材44及び第三剥離部材45はポリプロピレン等の各種プラスチック素材からなる。しかし、そのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなれば、特に、限定するものではない。そして、第一剥離部材43は粘着シート本体42の長手方向一端より他端に向かって粘着面42aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着されている。また、第一剥離部材43は他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部43aを有している。同様に、第二剥離部材44は粘着シート本体42の長手方向他端より一端に向かって粘着面42aの略五分の一乃至三分の一を覆って粘着されている。第二剥離部材44は一端側に延設され他端側に折り曲げられた引っぱり摘み部44aを有している。粘着シート本体42の粘着面42aの第一剥離部材43及び第二剥離部材44で覆われていない部分は第三剥離部材45で覆われている。第三剥離部材45は第一剥離部材43の引っぱり摘み部43aとの接合部分から第二剥離部材44の引っぱり摘み部44aとの接合部分へと連続して繋がっている。詳しくは、第三剥離部材45は、第一剥離部材43及び第二剥離部材44との各接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材43及び第二剥離部材44に一体成型されている。また、第三剥離部材45の第一剥離部材43及び第二剥離部材44との各接合側端部には各々に引っぱり摘み部45a,45bが延設されている。これら引っぱり摘み部45a,45bは、第一剥離部材43及び第二剥離部材44の各引っぱり摘み部43a,44aとは逆方向に折り曲げられている。
すなわち、本発明の実施例5の粘着シート51は、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体42の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部43aを有する第一剥離部材43と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体42の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、一端側に延設され他端側に折り曲げられた引っぱり摘み部44aを有する第二剥離部材44と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材43の引っぱり摘み部43aとの接合部分から第二剥離部材44の引っぱり摘み部44aとの接合部分へと連続して繋がり粘着シート本体42の第一剥離部材43及び第二剥離部材44で覆われていない粘着面全体を覆って粘着され第一剥離部材43及び第二剥離部材44との各接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材43及び第二剥離部材44に一体成型され、また、第一剥離部材43及び第二剥離部材44との各接合側端部より第一剥離部材43及び第二剥離部材44の各引っぱり摘み部43a,44aとは逆方向に折り曲げられて延設された2つの引っぱり摘み部45a,45bを有する第三剥離部材45とを備えたことを特徴とするものである。ここで、粘着シート41には絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
したがって、本発明の実施例5の粘着シート41によれば、第三剥離部材45の引っぱり摘み部45a或は45bを摘んで引くことにより第三剥離部材45は、図11に示すように、切り込み46,47を境に第一剥離部材43及び第二剥離部材44から分離され容易に剥がすことができる。第三剥離部材45を剥がした後は、粘着シート本体42の粘着面42aのうち第三剥離部材45の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、粘着面42aの中央部分のみが露出した状態となり、位置合わせが極めて容易である。続いて、第一剥離部材43及び第二剥離部材44を剥がすだけで容易に粘着シート本体42を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離部材43及び第二剥離部材44を剥がすには、引っぱり摘み部43a,44aを摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面42aを直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
特に、粘着シート41が絆創膏や湿布である場合には、粘着面42a側を指で触れる必要がないので患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。また、指紋取りシールである場合には、誤って、検査者の指紋を付着させてしまうことを防止でき、より一層正しい捜査を行うことができる。
続いて、本発明の実施例6の粘着シートについて説明する。図12は本発明の実施例6の粘着シートを示す斜視図、図13は本発明の実施例6の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。
図12及び図13に示すように、本発明の実施例6の粘着シート51は、実施例5の粘着シート41と同様に粘着シート本体52の粘着面52aを3つの剥離部材である第一剥離部材53、第二剥離部材54及び第三剥離部材55によって保護したものである。ただし、第一剥離部材53、第二剥離部材54及び第三剥離部材55は引っぱり摘み部を備えない点で、実施例5の粘着シート41の場合と異なる。引っぱり摘み部に代えて、第一剥離部材53、第二剥離部材54及び第三剥離部材55と、粘着シート本体52との間に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有している。
詳しくは、粘着シート本体52の幅方向の端部には、第一剥離部材53、第二剥離部材54及び第三剥離部材55との間に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分58を有している。また、粘着シート本体52の長手方向一端側の端部には、第一剥離部材53との間に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分59を有している。同様に、粘着シート本体52の長手方向他端側の端部には、第二剥離部材54との間に図示しない略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有している。
すなわち、本発明の実施例6の粘着シート51は、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体52の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆い、また、粘着シート本体52の幅方向の端部または長手方向一端側の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分58,59を有して粘着された第一剥離部材53と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体52の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆い、また、粘着シート本体52の幅方向の端部または長手方向他端側の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分58または図示しないずれ部分を有して粘着された第二剥離部材54と、外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材53と第二剥離部材54との間に連続して繋がり、第一剥離部材53及び第二剥離部材54との各接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込み56,57を備えて第一剥離部材53及び第二剥離部材54に一体成型され、また、粘着シート本体52の幅方向の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分58を有して粘着された第三剥離部材55とを備えたことを特徴とするものである。なお、第一剥離部材53、第二剥離部材54及び第三剥離部材55は、例えば、ポリプロピレン等の各種プラスチック素材からなる。しかし、そのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなれば、特に、限定するものではない。また、粘着シート51には絆創膏、湿布、指紋取りシール、ステッカー等が含まれる。
したがって、本発明の実施例6の粘着シート51によれば、粘着シート本体52との幅方向のずれ部分58を摘んで引くことにより、図13に示すように、第三剥離部材55は切り込み56,57を境に第一剥離部材53及び第二剥離部材54から分離され容易に剥がすことができる。第三剥離部材55を剥がした後は、粘着シート本体52の粘着面52aのうち第三剥離部材55の下に露出した部分で貼付け対象位置に仮止め出来る。この時、粘着面52aの中央部分のみが露出した状態となり、位置合わせが極めて容易である。続いて、第一剥離部材53及び第二剥離部材54を剥がすだけで容易に粘着シート本体52を目的位置に貼付けることができる。このとき、第一剥離部材53及び第二剥離部材54を剥がすには、粘着シート本体52との幅方向の端部のずれ部分58、長手方向端部のずれ部分59または図示しないずれ部分を摘んで引くだけで良いので、誰でも特別な技量を必要としない。しかも、このような工程で貼付ける場合、粘着面52aを直接に指で触れることがないので、脂肪分の付着等で粘着性能の劣化を招くことがない。
特に、粘着シート51が絆創膏や湿布である場合には、粘着面52a側を指で触れる必要がないので患部に触れる部分を衛生的に保つことができる。また、指紋取りシールである場合には、誤って、検査者の指紋を付着させてしまうことを防止でき、より一層正しい捜査を行うことができる。
ところで上記各実施例では、各部の寸法や比率を具体的に記載している部分があるが、これら寸法や比率は好ましい値の具体例に過ぎず、必ずしも、限定されるものではない。
本発明の実施例1乃至の実施例6の粘着シート1,11,21,31,41,51は、粘着シート本体の粘着面を保護する剥離紙或は剥離部材を従来品に比べて剥がし易いだけでなく、貼付け完了までに粘着面に指を触れることを防止できる効果が高いので、絆創膏や湿布のような衛生面で高い水準が要求される形態の他、粘着面に他の指紋が残ること自体が許されない指紋取りシール等に最適である。また、ステッカーのような単なる表示目的で使用される場合であっても粘着面に脂肪分等が付着して粘着性能を劣化させることを防止できるので、粘着により貼付けるものであれば、どの様な用途のものにも適用できる。
本発明の実施例1の粘着シートを示す斜視図である。 本発明の実施例1の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。 本発明の実施例2の粘着シートを示す斜視図である。 本発明の実施例2の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。 本発明の実施例3の粘着シートを示す斜視図である。 本発明の実施例3の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。 本発明の実施例4の粘着シートを示す斜視図である。 本発明の実施例4の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。 本発明の実施例4の粘着シートの剥離紙を剥がす過程の他の例を示す斜視図である。 本発明の実施例5の粘着シートを示す斜視図である。 本発明の実施例5の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。 本発明の実施例6の粘着シートを示す斜視図である。 本発明の実施例6の粘着シートの剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。 剥離紙を剥がし易くした従来の絆創膏の一例を示す斜視図である。 図14の絆創膏の剥離紙を剥がす過程を示す斜視図である。
符号の説明
1,11,21,31,41,51 粘着シート
2,12,22,32,42,52 粘着シート本体
2a,12a,22a,32a,42a,52a 粘着面
3,13,23 第一剥離紙
4,14,24 第二剥離紙
3a,13a,23a,24a,33a,34a,43a,44a,45a,45b 引っぱり摘み部
25 第三剥離紙
33,43,53 第一剥離部材
34,44,54 第二剥離部材
35,46,47,56,57 切り込み
45,55 第三剥離部材
58,59 ずれ部分
61 絆創膏
62 絆創膏本体
62a 粘着面
63,64 剥離紙

Claims (11)

  1. 粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略三分の二乃至五分の四を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離紙と、
    前記第一剥離紙の引っぱり摘み部先端を外部へと露出させた状態で前記第一剥離紙の他端側の一部分と粘着シート本体の第一剥離紙で覆われていない粘着面全体を覆って粘着された第二剥離紙と
    を具備することを特徴とする粘着シート。
  2. 粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離紙と、
    前記第一剥離紙の引っぱり摘み部先端を露出させた状態で前記第一剥離紙の他端側の一部分と粘着シート本体の第一剥離紙で覆われていない粘着面全体を覆って粘着された第二剥離紙と
    を具備することを特徴とする粘着シート。
  3. 粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離紙と、
    粘着シート本体の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、幅が元の幅の略五分の一乃至三分の一に小さくなって一端側に延設され他端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第二剥離紙と、
    前記第一剥離紙の引っぱり摘み部先端及び前記第二剥離紙の引っぱり摘み部先端を露出させた状態で前記第一剥離紙の他端側の一部分と前記第二剥離紙の一端側の一部分と粘着シート本体の第一剥離紙及び第二剥離紙で覆われていない粘着面全体を覆って粘着された第三剥離紙と
    を具備することを特徴とする粘着シート。
  4. 外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離部材と、
    外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材の引っぱり摘み部との接合部分より粘着シート本体の他端に向かって延設され第一剥離部材で覆われていない粘着面全体を覆って粘着され第一剥離部材との接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材に一体成型され、また、第一剥離部材との接合側端部より第一剥離部材の引っぱり摘み部とは逆方向に折り曲げられて延設された引っぱり摘み部を有する第二剥離部材と
    を具備することを特徴とする粘着シート。
  5. 外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、他端側に延設され一端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第一剥離部材と、
    外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆って粘着され、また、一端側に延設され他端側に折り曲げられた引っぱり摘み部を有する第二剥離部材と、
    外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材の引っぱり摘み部との接合部分から第二剥離部材の引っぱり摘み部との接合部分へと連続して繋がり粘着シート本体の第一剥離部材及び第二剥離部材で覆われていない粘着面全体を覆って粘着され第一剥離部材及び第二剥離部材との各接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材及び第二剥離部材に一体成型され、また、第一剥離部材及び第二剥離部材との各接合側端部より第一剥離部材及び第二剥離部材の各引っぱり摘み部とは逆方向に折り曲げられて延設された2つの引っぱり摘み部を有する第三剥離部材と
    を具備することを特徴とする粘着シート。
  6. 外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向一端より他端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆い、また、粘着シート本体の幅方向の端部または長手方向一端側の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有して粘着された第一剥離部材と、
    外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり粘着シート本体の長手方向他端より一端に向かって粘着面の略五分の一乃至三分の一を覆い、また、粘着シート本体の幅方向の端部または長手方向他端側の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有して粘着された第二剥離部材と、
    外力を受けない状態ではそのままの形状を保持できる程度の剛性を有するとともに折り曲げ自在な素材からなり第一剥離部材と第二剥離部材との間に連続して繋がり、第一剥離部材及び第二剥離部材との各接合部分に他の部分の厚さに比べて肉厚が略五分の一乃至三分の一程度の厚さの切り込みを備えて第一剥離部材及び第二剥離部材に一体成型され、また、粘着シート本体の幅方向の端部に略1ミリメートル乃至5ミリメートルのずれ部分を有して粘着された第三剥離部材と
    を具備することを特徴とする粘着シート。
  7. 前記粘着シートは絆創膏であることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の粘着シート。
  8. 前記粘着シートは湿布であることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の粘着シート。
  9. 前記粘着シートは指紋取りシールであることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の粘着シート。
  10. 前記第一剥離紙の引っぱり摘み部の先端は粘着シート本体の長手方向一端より外部に突出していることを特徴とする請求項2に記載の粘着シート。
  11. 前記第一剥離紙の引っぱり摘み部の先端は粘着シート本体の長手方向一端より外部に突出し、前記第二剥離紙の引っぱり摘み部の先端は粘着シート本体の長手方向他端より外部に突出していることを特徴とする請求項3に記載の粘着シート。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4887451B1 (ja) * 2010-09-24 2012-02-29 株式会社ホリ シート貼付構造体
JP2015007176A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 有限会社シーロンテクノ 貼付シート
JP2015007215A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 楊錦洲 接着物品
JP2019002992A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 トッパン・フォームズ株式会社 リストバンド用積層体
JP2022007908A (ja) * 2020-05-29 2022-01-13 久寿 住江 剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ、及びその製造方法。

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