JP3158124U - 貼付薬 - Google Patents
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Abstract
【課題】指先が自由に使えない部位にも貼り易い貼付薬を提供する。【解決手段】貼付薬の薬面を覆う弾力のあるフィルムに折り目を付ける。【選択図】図1
Description
本考案は貼付薬に関するものである。
貼付薬は、薬を塗った薬支持体とその薬面を覆うフィルムで構成されている。薬支持体は布のように柔らかいのに対してフィルムは弾力を持っている。薬面は粘着性がありフィルムは薬面に粘着している。薬面からフィルムを剥がしやすくするため、薬面全体を2つや3つの部分に分割して部分毎に切断されたフィルムで覆い、部分毎にフィルムをはがせるようにするなどの工夫がなされている。しかし、フィルムは弾力があるため剥がすのを途中で止めるとフィルムは再び薬面に粘着してしまう。すなわち、連続したフィルム部分毎には完全に剥がしてしまうかその部分全体を薬面に粘着させておくかの二者択一の状態しか取れない。完全に剥がしてしまうとその部分は粘着性のある薬面が表れているので手で持つことは出来ない。フィルムを付けたまま肌に貼り付けると薬支持体と肌の間に挟まれ薬面に粘着した状態のフィルムを指先で剥がさなければならない。したがって、指先が自由に使えない部位への貼付が困難となる。
本考案は指先が自由に使えない部位にも貼り易い貼付薬を提供する。
以下、図を用いて構成と使用法を詳細に説明する。
図1は本考案の貼付薬の構成図であり、1は貼付薬全体、2は薬支持体、3はフィルムA部、4はフィルムB部、5はフィルムC部、6は折り目B、7は折り目Cである。薬支持体2の上には薬が塗られ、その薬面上はさらにフィルムで覆われている。図1の例ではフィルムは、フィルムA部3、フィルムB部4、フィルムC部5の3つの部分に分かれている。貼付薬1の端部を覆うフィルムB部4とフィルムC部5にはそれぞれ折り目B6と折り目C7が付けられている。折り目B6、折り目C7はフィルムを一度折り曲げると自然に元の平面状態に戻らないように弾力を無くした部分である。フィルムに溝をつけたりミシン目を付けたりして実現できる。折り目B6、折り目C7以外の構成は従来の貼付薬の構成と同じである。
図2は貼付薬1の使用時の状態を示す側面図であり、4−1は剥離部B,4−2は仮留め部B,5−1は剥離部C,5−2は仮留め部C,8は薬面である。
フィルムB部4を中央部から折り目B6まで剥がすと薬面8から剥がれた剥離部B4−1と薬面8に粘着したままの仮留め部B4−2の部分に分かれる。折り目B6ではフィルムの弾力が無いので、この状態で手を離しても剥離部B4−1が自然に薬面8上に戻り粘着してしまうことは無い。同様にフィルムC部5も剥離部C5−1と仮留め部C5−2の部分に分かれる。
この状態で、粘着性がある薬面8に触れることなく、剥離部B4−1、仮留め部B4−2、あるいは両者を重ねて貼付薬1を持つことができる。この部分はフィルムC部5を剥がす場合に指で押さえることもできる。逆にフィルムC部5側も同様に使える。また、このようにフィルムを途中まで剥がした状態で肌に貼り付けると、剥離部B4−1と剥離部C5−1は薬支持体の範囲外に出ているため掴みやすい。従来のように薬面8に粘着しているフィルム端を指先で剥がすことなく、剥離部B4−1と剥離部C5−1を掴んで引っ張るだけで容易に仮留め部B4−2と仮留め部C5−2を薬面8から完全に剥がすことができる。
剥離部B4−1と剥離部C5−1を開いたまま貼付薬1を保持するには、例えば、従来の方法と同様に厚紙等に切込みを設けその切込みに両剥離部を差し込み厚紙ごと持つことで容易に実現できる。
以上はフィルムが3つの部分に分かれた例を述べたが、2つの部分に分かれた場合はフィルムA部3が無いだけで同じである。
図1は本考案の貼付薬の構成図であり、1は貼付薬全体、2は薬支持体、3はフィルムA部、4はフィルムB部、5はフィルムC部、6は折り目B、7は折り目Cである。薬支持体2の上には薬が塗られ、その薬面上はさらにフィルムで覆われている。図1の例ではフィルムは、フィルムA部3、フィルムB部4、フィルムC部5の3つの部分に分かれている。貼付薬1の端部を覆うフィルムB部4とフィルムC部5にはそれぞれ折り目B6と折り目C7が付けられている。折り目B6、折り目C7はフィルムを一度折り曲げると自然に元の平面状態に戻らないように弾力を無くした部分である。フィルムに溝をつけたりミシン目を付けたりして実現できる。折り目B6、折り目C7以外の構成は従来の貼付薬の構成と同じである。
図2は貼付薬1の使用時の状態を示す側面図であり、4−1は剥離部B,4−2は仮留め部B,5−1は剥離部C,5−2は仮留め部C,8は薬面である。
フィルムB部4を中央部から折り目B6まで剥がすと薬面8から剥がれた剥離部B4−1と薬面8に粘着したままの仮留め部B4−2の部分に分かれる。折り目B6ではフィルムの弾力が無いので、この状態で手を離しても剥離部B4−1が自然に薬面8上に戻り粘着してしまうことは無い。同様にフィルムC部5も剥離部C5−1と仮留め部C5−2の部分に分かれる。
この状態で、粘着性がある薬面8に触れることなく、剥離部B4−1、仮留め部B4−2、あるいは両者を重ねて貼付薬1を持つことができる。この部分はフィルムC部5を剥がす場合に指で押さえることもできる。逆にフィルムC部5側も同様に使える。また、このようにフィルムを途中まで剥がした状態で肌に貼り付けると、剥離部B4−1と剥離部C5−1は薬支持体の範囲外に出ているため掴みやすい。従来のように薬面8に粘着しているフィルム端を指先で剥がすことなく、剥離部B4−1と剥離部C5−1を掴んで引っ張るだけで容易に仮留め部B4−2と仮留め部C5−2を薬面8から完全に剥がすことができる。
剥離部B4−1と剥離部C5−1を開いたまま貼付薬1を保持するには、例えば、従来の方法と同様に厚紙等に切込みを設けその切込みに両剥離部を差し込み厚紙ごと持つことで容易に実現できる。
以上はフィルムが3つの部分に分かれた例を述べたが、2つの部分に分かれた場合はフィルムA部3が無いだけで同じである。
貼付薬の薬面を覆うフィルム上に折り目をつけて連続したフィルムを途中まで剥がした状態が維持できるので、薬面に触れずに貼付薬を持つことが出来る。また、肌に貼ったとき剥離部は薬支持体の範囲外に出ているので容易につかむことができ、機械的に引っ張るだけで簡単にフィルムを完全に剥がすことが出来る。その結果、指先を自由に動かすことが難しい体の部位にも貼付薬を貼付することが可能となる。
折り目は従来のミシン目加工やフィルム加工技術で実現できる。折り目加工以外の部分は従来の貼付薬の製造と同じである。
1は貼付薬、2は薬支持体、3はフィルムA部、4はフィルムB部、4−1は剥離部B,4−2は仮留め部B,5はフィルムC部、5−1は剥離部C,5−2は仮留め部C,6は折り目B、7は折り目C、8は薬面である。
Claims (1)
- 薬面を覆うフィルムに折り目を付けた貼付薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009347U JP3158124U (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 貼付薬 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009347U JP3158124U (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 貼付薬 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158124U true JP3158124U (ja) | 2010-03-18 |
Family
ID=54861726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009347U Expired - Lifetime JP3158124U (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 貼付薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158124U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3176046U (ja) * | 2012-03-10 | 2012-06-07 | 洋平 山口 | シート状貼り薬 |
-
2009
- 2009-12-15 JP JP2009009347U patent/JP3158124U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3176046U (ja) * | 2012-03-10 | 2012-06-07 | 洋平 山口 | シート状貼り薬 |
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