JPH08163692A - スピーカの配線構造及び配線方法 - Google Patents

スピーカの配線構造及び配線方法

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JPH08163692A
JPH08163692A JP31944294A JP31944294A JPH08163692A JP H08163692 A JPH08163692 A JP H08163692A JP 31944294 A JP31944294 A JP 31944294A JP 31944294 A JP31944294 A JP 31944294A JP H08163692 A JPH08163692 A JP H08163692A
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JP
Japan
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conductive material
diaphragm
speaker
damper
wiring
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JP31944294A
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English (en)
Inventor
Yoshio Sakamoto
良雄 坂本
Toshitaka Kawamidori
俊孝 川緑
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同軸型スピーカにおいて、作業性を向上させる
と共に一層の品質向上を図り、生産がより効率的となっ
て歩留まりも向上するスピーカの配線構造とその配線方
法を提供することにある。 【構成】低音用スピーカ1の振動板11の前面側に高音
用スピーカ3を配置してなる同軸型スピーカであって、
低音用スピーカの振動板には導電材が装着されると共に
前記振動板の内側に取り付けられた防塵ダンパー13に
は平網状の錦糸線12等からなる導電材が装着され、前
記振動板の斜面中央部近傍に及んだ導電材の端部14a
と前記防塵ダンパの外周部に及んだ導電材の端部12a
とを接続するに際し、防塵ダンパの外周部に及んだ導電
材の端部12aに導電性を有する接続部材を装着し、該
接続部材を介して前記振動板の導電材の端部14aと前
記防塵ダンパ13の平網錦糸線の端部12aとを接続配
線する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸型スピーカの配線
構造と配線方法に係り、特に我々が先に提案した同軸型
スピーカのように、低音用スピーカのコーン振動板に銅
箔等からなる導電材が装着されると共に該振動板の内側
に取り付けられる防塵ダンパーには平網状の錦糸線等か
らなる導電材が装着されていて、前記振動板の斜面中央
部近傍に及んだ導電材の端部と前記防塵ダンパの外周部
に及んだ導電材の端部とを接続するために最適な配線構
造とその配線方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同軸型スピーカは、図9及び図10に示
すように、低音用スピーカたるウーファ1の振動板前面
の中心軸上、若しくは中心軸上近傍に高音用スピーカた
るトゥイタ3を配置したものであるが、従来一般的に使
用されている同軸型スピーカの配線構造を図に基づいて
説明すると、ウーファ1の前面に設置されたトゥイータ
3に音声信号入力用のリード線を配線する手法の違いに
より概ね2形態に分類される。第1の形態は、図9に示
すように、ウーファ1のコーン振動板11に錦糸線20
aを中継させ、該錦糸線20aでトゥイータ3に音声信
号入力用のリード線を配線する手法であり、第2の形態
は、図10に示すように、ウーファ1の音声信号入力用
の端子25からリード線20bを導いてトゥイータ3の
端子31に接続する形態である。
【0003】第1の形態を説明すると、トゥイータ3或
はスコーカをウーファ1のコーン振動板11の前面の軸
上若しくは軸上近傍に設置するには、ウーファ1のマグ
ネット21、トッププレート22及びヨーク23から構
成される磁気回路のヨーク頂部23aに支柱24を設置
し、該支柱24の先端部にトゥイータ3を取り付ける構
造が一般的であって、前記トゥイータ3の入力端子31
に音声信号入力用のリード線を接続するために、ウーフ
ァ1を駆動させる音声信号入力用の錦糸線20aを図9
に示すように引き回して行う。
【0004】音声信号入力用のリード線として錦糸線2
0aを使用する理由はコーン振動板11を介して配線す
るためであり、錦糸線は線材そのものが極めて良好な耐
振幅性を有することからスピーカ全般の配線材として使
用されている。配線構造としては、コーン振動板11の
中央部に該コーン振動板11とボイスコイルボビン26
aを結合するために設けた、通称ネック部と称される穴
の近傍及びコーン振動板11の斜面中央部近傍に錦糸線
20aを通すための直径2ミリ程の穴11a,11b,
11cを設け、フレーム27に設けられた入力端子25
から導かれた錦糸線20aを図9のようにコーン振動板
11裏面より穴11aを通し、錦糸線20aをコーン振
動板11の表面に出し、更に穴11bを通してコーン振
動板11の裏面に導いて該裏面を這わせた後、コーン振
動板11の中央部近傍に設けた穴11cを通り、トゥイ
ータ3の入力端子31に導かれ、該錦糸線20aの先端
部とトゥイータ3の端子31とが半田付け等の手段によ
り配線される。
【0005】穴11bと穴11c間の錦糸線20a、即
ち、コーン振動板11の裏面に配置された錦糸線20a
は、コーン振動板11の振幅時における接触音の発生を
防ぐために接着剤18にてコーン振動板11の裏面に接
着され、穴11aと穴11b間の錦糸線20aはコーン
振動板11の表面に配置されることになるので、ウーフ
ァ1のボイスコイル26の引き出し線、即ち、ボイスコ
イルボビン26a下端部に巻き付けたコイルの巻き始
め、巻き終り部を延長した線と該錦糸線20aとを半田
付けした後、前記同様接着剤18にて覆い、コーン振動
板11の表面に接着する。
【0006】第2の形態を図10に基づいて説明する
と、ウーファ1のヨーク23や支柱24に各々配線用の
孔23b,24aを設け、該ウーファ1の入力端子25
からビニール線等からなるリード線20bを導き、前記
孔23b,24aを通過させ、トゥイータ3の入力端子
31に導かれ、該リード線20bの先端部と該端子31
とを半田付けで配線するものである。また、前記第1,
第2の形態に使用されているコーン振動板11と支柱2
4との間に装着してある防塵ダンパー13は、ウーファ
1の磁気ギャップの中に塵埃等が入るのを防ぐためのも
のであり、通常織布等に熱硬化性樹脂等を含浸させて熱
成型したものを使用し、コーン振動板11の振幅に対応
させるため、織布等に中心から外周に向かって放射状に
連なる同心円状のコルゲーションが設けられている。
【0007】しかし、このような第1の形態において
は、配線における錦糸線20aの引き回しが複雑である
ことから配線作業が繁雑となり、必然的に工数が多くな
るばかりでなく手作業に頼らざるを得ず、品質が安定せ
ず自動化も極めて困難である。更に、ウーファ1のコー
ン振動板11が大振幅した際に、錦糸線20aが共振し
て防塵ダンパ13等に当たり異常音を発生させることが
あり、この対策として錦糸線20aの適切なフォーミン
グを行わねばならない。
【0008】このフォーミングも自動化は極めて困難で
あって手作業に頼らざるを得ず、品質が安定しない欠点
を有する。また、このフォーミングの必要性はコーン振
動板11の裏面に配置れる錦糸線20aにおいても同様
であり、大振幅時での錦糸線20aの共振でコーン振動
板11の裏面やダンパ17等に当たり異常音を発生させ
る。従ってこの配線手法は配線による品質の不安定要素
が極めて多い欠点を有している。また、第2の形態にお
いても、リード線20bの引き回しが第1の形態と同様
に複雑であることから自動化は極めて困難であり、手作
業に頼らざるを得ず品質が安定しない欠点を有する。
【0009】このような問題点を解決するためのスピー
カの配線構造を我々は先に提案した。この配線構造は、
ウーファ1のコーン振動板11に一対の銅箔14等から
なる帯状の導電材を装着すると共に、該コーン振動板1
1の内側に配置される防塵ダンパー13には一対の平網
状の錦糸線(以下「平網錦糸線」という)12等からな
る導電材を装着し、ボイスコイル26にはボイスコイル
ボビン26aの外周部に一対以上の銅箔26b等からな
る短冊状の導電材を装着し、トゥイータ3を配置するた
めの支柱24の頂部24aの近傍に端子32を設け、こ
れらを所定の位置に配置し、ボイスコイルボビン26a
の銅箔26bに設けた接続部とコーン振動板11のネッ
ク部に及んだ銅箔の端部14bを接続すると共に、該コ
ーン振動板11の斜面中央部に及んだ銅箔の端部14a
と防塵ダンパ13の外周部に及んだ平網錦糸線の端部1
2aとを接続し、防塵ダンパ13の内周部に及んだ平網
錦糸線12と前記支柱24に設けた端子32を接続する
ように、或いは防塵ダンパ13の内周部に及んだ平網錦
糸線12とトゥイータ3の入力端子31とを接続するよ
うにしたものである。
【00010】上記のような配線構造にすることによ
り、ウーファ1の前方に設置したトゥイータ3の入力端
子31への音声信号入力用のリード線、即ち、従来例に
おける錦糸線20a、ビニール線20b等の引き回しが
なくなるため配線構造が単純になり、配線作業の大幅な
省力化が可能となるばかりでなく、該配線構造において
は配線用のリード線がスピーカを構成する部品に固定さ
れた状態になる。従って、接続配線するためのリード線
の端部の位置出しが容易になるため配線作業の自動化も
可能となる。これによって、効率の良い生産性を確保で
き、配線の品質も安定したスピーカの生産が可能となる
ものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、防塵ダンパ
ー13に装着してある平編み錦糸線の短部12aとコー
ン振動板11の銅箔14との接触部を半田付けする場
合、平網錦糸線12が防塵ダンパ13の裏面に配置され
ているため、防塵ダンパ13の外周部に配置されたコー
ン振動板11の銅箔14との接触部における錦糸線12
の表側は防塵ダンパーに覆われていることになり、錦糸
線の端部20aと銅箔14の接触部を目視で確認しつつ
該接触部分を半田付けしなければならないところ、該接
触部分は防塵ダンパ13の端部のカット部分に露出して
いる錦糸線12の太さ(厚さ)方向の部分を確認しなけ
ればならない。従って、平網錦糸線12の厚さが約0.
5mm、幅約6mmという極めて限られた箇所に半田付
けせねばならず、目視確認と配線作業に若干の習熟が必
要である。
【0012】また、通常一般の半田付け作業において
は、半田の広がり具合や半田の艶、半田付けの仕上がり
具合等の外観を目視確認することにより、作業者はある
程度の半田付け箇所の品質確認を行うことが可能である
が、前記の如く平網錦糸線の端部12aが織布に覆われ
ているため半田付けした後の品質状態を確認しにくく、
確認ができない分だけ歩留まりが悪くなる。従って、半
田付けが必要な該配線箇所の改良を加えることにより、
配線作業における品質と生産性が向上して歩留まり率が
向上することが判明し、更に連続耐入力試験を行うとコ
ーン振動板11の銅箔14とコーン振動板11の振動モ
ードの違いから半田付け部分周辺から銅箔14に沿って
コーン振動板11が破断され、400時間程で銅箔14
にクラックが発生し最終的に切断する例も発見された。
【0013】本発明の目的は、前記のような我々が先に
提案したスピーカの配線構造、特にウーファ1のコーン
振動板11の斜面中央部近傍に及んだ銅箔の端部14a
と防塵ダンパ13の外周部に及んだ平網錦糸線の端部1
2aとを接続する配線構造及びその配線方法において、
作業性を向上させると共に一層の品質向上を図り、生産
がより効率的となって歩留まりも向上するスピーカの配
線構造とその配線方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明においては、基本的に2種類の配線構造及び
配線方法が採用される。第1の配線構造及び配線方法を
図面に基づいて説明すると、低音用スピーカたるウーフ
ァ1の振動板前面の中心軸上、若しくは中心軸上近傍に
高音用スピーカたるトゥイータ3を配置してなる同軸型
スピーカであって、低音用スピーカの振動板には銅箔1
4等からなる導電材が装着されると共に前記振動板の内
側に取り付けられた防塵ダンパー13には平網状の錦糸
線12等からなる導電材が装着され、前記振動板11の
斜面中央部近傍に及んだ導電材の端部14aと前記防塵
ダンパ13の外周部に及んだ導電材の端部12aとを接
続するに際し、防塵ダンパ13の外周部に及んだ平網錦
糸線の端部12aに導電性を有するアイレット等の接続
部材を装着し、該接続部材を介して、前記コーン振動板
11の銅箔の端部14aと前記防塵ダンパ13の平網錦
糸線の端部12aにおける接続部とを接続配線するよう
にしたものであり、この場合、コーン振動板11の性格
に合わせて半田付け箇所の少なくともその一部又は全
部、或はその周辺近傍を接着剤18或いはコート材16
にて覆うようにした。
【0015】第2の配線構造及びその配線方法は、防塵
ダンパ13外周部に設けた貼り代部13aの断面形状に
おける水平面とのなす角度をコーン振動板11の斜面の
有する角度よりも大きく設定し、しかも該貼り代部13
aに及んだ平網錦糸線の端部12aとコーン振動板11
の銅箔14の接触部を半田付けし、該半田付け箇所の少
なくともその一部、好ましくは全部を防塵ダンパ13と
コーン振動板11を接着するための接着剤18で覆うよ
うにした。
【0016】
【作 用】第1の配線構造及び配線方法においては、ア
イレット15等による接続部材が防塵ダンパ13の織布
表面から平網錦糸線12を貫いて装着されているため、
該接続部材が防塵ダンパ13の外周部に配置されたコー
ン振動板11の銅箔14と接触し、しかも接続部材は穴
状になるので防塵ダンパ13の表側からコーン振動板1
1の銅箔14の表面が覗くことができ、この接続部材の
表側を半田鏝で加熱し、且つ溶融した半田を接続部材の
穴に流し込むと、穴から半田が銅箔14側に流れ込み、
これによって防塵ダンパ13の平網錦糸線12とコーン
振動板11の銅箔14の表面を接続部材を介して半田付
けすることができ、しかも実質的に防塵ダンパ13の織
布表面から半田付けするのと同様になるため、半田付け
が極めて容易となる。
【0017】また、第2の配線構造及び配線方法におい
ては、防塵ダンパ13の外周部に設けた貼り代部13a
の断面形状における水平面とのなす角度をコーン振動板
11の斜面の有する角度よりも大きく設定することによ
り、貼り代部13aに及んだ平網錦糸線の端部12aと
コーン振動板11の銅箔14の接触部から外周部に向か
って適度の隙間があき、容易に防塵ダンパ13とコーン
振動板11の銅箔14の接続部分が確認でき、半田付け
作業においても溶融半田が隙間から接触部に向けて簡単
に流れ込むため半田付けが極めて容易となる。更に、両
配線方法とも半田付け箇所を目視確認することが可能で
あるため、品質状態の確認が容易になり、半田付け条件
出し等自動半田のセッティング等に極めて有効であり、
配線作業における品質と生産性が向上し、また、半田付
け箇所の少なくともその一部又は全部、或はその周辺近
傍等を接着剤18等で覆うようにしたことで、半田付け
部分周辺の振動板11の破断が防止され、配線の品質が
向上する。
【0018】
【実施例】本発明に係るスピーカの配線構造及び配線方
法の実施例を図1〜図8にて説明するが、図9及び図1
0に基づいて説明したように、我々が先に提案したもの
と同一部分については同一符号を付してその詳細な説明
は省略する。低音用スピーカたるウーファ1のコーン振
動板11の表面のほぼ中心線上に導電材として一対の帯
状の銅箔14を貼り付けてある。また、本発明は、ウー
ファ1のコーン振動板11の斜面に装着した銅箔14と
該コーン振動板11の内側に配置される防塵ダンパ13
に装着した平網錦糸線12との配線構造及び配線方法に
関するものであるから、他の配線部分、例えばコーン振
動板11とボイスコイル26の配線方法等についての説
明は省略する。
【0019】第1の配線構造及び配線方法において、防
塵ダンパ13は従来の防塵ダンパ13と同様の手法で作
成されている。即ち、所定の幅の織布等にフェノール樹
脂を所定の濃度で含浸させ、溶剤を揮発させた後、該織
布の中心線上に平網錦糸線12を糸19にて縫い付け、
所定の熱成型金型にて該平網錦糸線12を中心にしてプ
レスし、該防塵ダンパ13の中心から外周に向かって放
射状に連なる同心円状のコルゲーション等を形成した
後、外形抜きプレスにてトリミングして所定の形状を得
ているが、本実施例の場合、黒色の織布を使用し、錦糸
線12を縫い付ける糸19も黒色のものを使用してい
る。
【0020】前記平網錦糸線12は200デニールのパ
ラ系アラミド繊維を中心糸とし、該中心糸に幅0.32
mm、厚さ0.027mmの錫合金銅箔を22回/cm
で1層に巻き付けてなる錦糸線を13本集め、編組ピッ
チ約27.45mm/回で平網状に編組したものであ
る。本実施例の防塵ダンパ13の場合、裏面側に平網錦
糸線12がコルゲーションに沿った状態で装着され、コ
ーン振動板11と同様に防塵ダンパ13上の放射線方法
に配置されている。
【0021】また、防塵ダンパ13には平網錦糸線12
が及ぶ外周部、即ち、貼り代部13aの外周部に図1、
図3、図5のように舌辺状の凸部13bを設けてあり、
該舌辺状の凸部13bの端部まで前記平網錦糸線12が
及ぶようにしてある。更に該舌辺状凸部13bには図1
に示すように導電性を有する接続部材としてのアイレッ
ト15をカシメてある。アイレット15は織布表面側か
ら平網錦糸線12を貫通し、アイレット15の折り曲げ
部、即ち、カシメ部が平網錦糸線12に食込む状態で装
着され、これによって該アイレット15と平網錦糸線1
2は導通しており、該カシメ状態でのアイレット15の
穴の直径は約1.6ミリである。
【0022】コーン振動板11の斜面の所定位置、つま
り防塵ダンパ13の貼り代が配置される箇所に接着剤1
8を塗布して防塵ダンパ13を接着するが、該接着時に
防塵ダンパ13の貼り代部13aを接着剤塗布箇所に対
応させると共に、貼り代部13aの外周部に設けた舌辺
状の凸部13bとコーン振動板11の銅箔14の位置を
合わせて配置すると、貼り代部13aはコーン振動板1
1の所定位置に接着される。この状態においては前述の
如く平網錦糸線12が防塵ダンパ13の裏面に配置され
ているので、舌辺状の凸部13bに装着したアイレット
15のカシメ部及び該舌辺部に及んだ平網錦糸線12の
一部がコーン振動板11の銅箔14と接触する。
【0023】次に、アイレット15の穴の部分を一般的
な手法で半田付けする。即ち、アイレット15の表側を
半田鏝で加熱して該半田鏝で溶融した半田をアイレット
15の穴に流すと、半田28がアイレット15の穴から
銅箔14側に流れ込み、アイレット15とコーン振動板
11の銅箔14との接触部分を半田付けし、更にアイレ
ット15のカシメ部の外側に流れ出た半田28は、防塵
ダンパ13の平網錦糸線12とコーン振動板11の銅箔
14の接触部分を半田付けし、防塵ダンパ13の平網錦
糸線12とコーン振動板11の銅箔14との配線が完了
する。更に本実施例の場合、図5のように前記舌辺状の
凸部13bの全部を黒色のゴム系接着剤18で覆ってあ
る。
【0024】本実施例の場合、舌辺状の凸部13bに取
り付ける接続部材としてアイレット15を使用したが、
アイレット15に代えて、導電性の良好な金属辺、例え
ば、薄い銅板等を前記舌辺状の凸部13bにカシメても
同様の効果を得ることが可能であり、目的に応じて形状
等を設計することができる。
【0025】第2の配線構造及び配線方法においては、
平網錦糸線12の取り付け方法や形状等、防塵ダンパ1
3の基本的構造は第1の配線構造及び配線方法と同様で
あるが、相違点は貼り代部13aの外周部に舌辺状の凸
部13bを設けず、貼り代部13aの断面形状における
水平面とのなす角度を、図7に示すように、コーン振動
板11の斜面の有する角度よりも大きく設定した防塵ダ
ンパ13を作製した。この防塵ダンパ13を前記同様コ
ーン振動板11の斜面の所定位置に装着するが、本実施
例の場合、まず貼り代部13aに及んだ平網錦糸線の端
部12aをコーン振動板11の銅箔14の位置に合わせ
て配置する。
【0026】前記の如く貼り代部13aの断面形状にお
ける水平面とのなす角度をコーン振動板11の斜面の有
する角度よりも大きく設定してあるので、防塵ダンパ1
3をコーン振動板11の所定位置に配置すると、図7で
示すように、貼り代部13aの内周部がコーン振動板1
1の斜面と接触し、貼り代部13aの外周部は全周囲で
コーン振動板11の斜面部と一定の隙間が設けられる。
本実施例の場合、該隙間は貼り代部の最外周部分で約2
ミリ程度に設定してある。従って、貼り代部13aに及
んだ平網錦糸線12の貼り代部13aの内周部に位置し
ている部分とコーン振動板11の銅箔14が接触し、貼
り代部13aの外周部側の平網錦糸線の端部12aとコ
ーン振動板11の銅箔の端部14aには必然的に隙間が
設けられる。
【0027】隙間ができることにより貼り代部13aに
及んだ平網錦糸線の端部12aが目視確認できるから該
端部12aをコーン振動板11の銅箔14に合わせるの
は容易であり、該隙間部分を半田付けする。即ち、一般
的な半田付け手法により、コーン振動板11の銅箔の端
部14aの近傍に半田鏝を配置し、各々の導電材、即
ち、銅箔14及び平網錦糸線の端部12aを加熱しつ
つ、該半田鏝で溶融した半田28を主にコーン振動板1
1の銅箔14の表面に流すと、半田28が貼り代部13
aの内周部側に流れ込み、貼り代部13aの内周部に位
置している平網錦糸線12とコーン振動板11の銅箔1
4が接触している部分を半田付けし、防塵ダンパ13の
平網錦糸線12とコーン振動板11の銅箔14との配線
が完了する。本実施例の場合、半田付けには一般的に使
用されている半田鏝と糸半田を使用したが、クリーム半
田と熱ビーム等で半田付けし得ることは勿論である。
【0028】半田付けによる配線が完了した後、防塵ダ
ンパ13の貼り代の外周部の全周囲とコーン振動板11
の斜面部に設けた隙間に、本実施例の場合には黒色のゴ
ム系接着剤18を塗布し、貼り代部13aとコーン振動
板11を接着することで防塵ダンパ13をコーン振動板
11の斜面に装着するが、該接着剤18を前記配線用半
田付け部分の一部若しくは全部に塗布して覆ってある。
【0029】以上の実施例のように、半田付け箇所の少
なくとも一部、好ましくは全部、或は周辺近傍等を接着
剤18等で覆うようにしたことで、半田付け部分周辺の
振動板11の破断を防止できて配線の品質を向上させる
ことができる。勿論、コーン振動板11の強度を上げれ
ば解決する方法もあるが、コーン振動板11全体の材質
や厚さを変えなければならないため、音質や特性等を考
慮すると不利な場合が生ずる。しかし、本実施例のよう
に振動板11の性格に合わせて局部的に接着剤18やコ
ート剤を塗布することにより、より効果的にコーン振動
板11の破断を防ぐことができる。
【0030】また、別手法として、防塵ダンパ13の外
周部に設けた貼り代部13aの断面形状における水平面
に対する角度をコーン振動板11の斜面の有する角度よ
りも大きく設定し、更に貼り代部13aに及んだ導電材
の端部12aとコーン振動板11の導電材の接触部14
aが半田付けされ、該半田付け箇所の一部、好ましくは
全部を該防塵ダンパ13とコーン振動板11を接着する
ための接着剤18で覆うような配線構造とすることによ
り、次のような利点が生じる。
【0031】まず、防塵ダンパ13の外周部に設けた貼
り代部13aの断面形状における水平面との角度をコー
ン振動板11の斜面の水平面とのなす角度よりも大きく
設定することにより、前記実施例で述べたように、貼り
代部13aの外周部に隙間を設けることが可能となる。
従って、防塵ダンパ13の貼り代部13aに及んだ平網
錦糸線の端部12aが覗けるようになり、コーン振動板
11の銅箔14と平網錦糸線12の半田付け箇所を目視
確認ができる利点を有し、従来より簡単に半田付けする
ことが可能であり、しかも前記と同様に半田付けの外観
を目視確認することも可能で品質と生産性を向上させる
ことができる。
【0032】更に、半田付け箇所の一部、好ましくは全
部が該防塵ダンパ13とコーン振動板11を接着するた
めの接着剤18にて覆うような構造にしたため、防塵ダ
ンパ13とコーン振動板11を接着するための接着剤1
8の塗布工程で同時に半田付け箇所を覆うことができ、
製造工数を削減することができる。また、この手法は一
般的な製造方法と逆な工程、即ち、半田付け工程の後に
接着剤塗布工程を行うことで簡単に可能ならしめ、しか
も該製造工程の変更も生産ラインに殆ど影響を及ぼさな
い利点を有する。
【0033】また、製造工程を変えたくない場合等は、
貼り代部13aの外周部に第1の配線方法と同様な舌辺
状の凸部13bを設け、更に、該凸部13bの断面形状
における水平面とのなす角度をコーン振動板11の斜面
の有する角度よりも大きく設定し、しかも図7に示すよ
うに半田付けし、該半田付け箇所の一部、好ましくは全
部、或いは半田付箇所の周辺を接着剤18或いはコート
材16にて覆うようにしてもよい。
【0034】一般的に、車載用スピーカ等ではスピーカ
グリルの中は極力目立たないようにしている。例えば、
グリルの中に配置された前記半田付け部分やアイレット
15等が外からの光りで反射して目立つと、運転者が該
部分を気にして安全面に支障が出るという理由で、目立
つ部分を皆無にする傾向がある。従って、アイレット1
5や半田箇所等を接着剤18或いはコート材16等にて
覆うことは前記の効用以外に反射等を防ぐ利点を有して
いて、意匠面での要望にも答えられる利点を有してい
る。
【0035】更に、従来は防塵ダンパ13の平網錦糸線
12を縫い付ける糸19は白色であったが、該縫い付け
糸19もグリルの中に配置させると、外からの光りで反
射して目立ってしまう。従って、本実施例のように平網
錦糸線12を縫い付ける糸19を黒色にすることにより
簡単に反射等を抑えて衣装面での要望に答えられる利点
も有している。
【0036】
【発明の効果】本発明のスピーカの配線構造及び配線方
法によれば、コーン振動板の斜面中央部近傍に及んだ導
電材の端部と前記コーン振動板の内側に配置される防塵
ダンパの外周部に及んだ導電材の端部とを接続配線する
に際し、防塵ダンパの外周部に及んだ導電材の端部に導
電性を有する接続部材を装着し、該接続部材を介してコ
ーン振動板の導電材の端部と前記防塵ダンパの導電材の
端部とを接続配線するものであるから、半田付け作業を
防塵ダンパの表面側から行うことができる。
【0037】従って、従来のように、基本的に織布等か
らなる防塵ダンパの裏側とコーン振動板の表面との半田
付けではないから、半田付け作業が極めて容易に行うこ
とができる。例えば、一般的な半田付けの知識を有する
作業者であれば簡単に半田付けが可能であり、習熟度を
上げる必要もなく、しかも半田の広がり具合や半田の
艶、半田付けの仕上がり具合等の外観を目視確認するこ
とができ、作業者は一般的な半田付け箇所の品質確認を
することができるから、品質と生産性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカの配線構造の実施例を示
す要部の平面図。
【図2】本発明に係るスピーカの配線構造の実施例を示
す要部の断面図。
【図3】配線過程を示す要部の平面図。
【図4】配線過程を示す要部の断面図。
【図5】次の配線過程を示す要部の平面図。
【図6】次の配線過程を示す要部の断面図。
【図7】本発明に係るスピーカの配線構造の他の実施例
を示す要部の断面図。
【図8】本発明に係るスピーカの配線構造の更に他の実
施例を示す要部の断面図。
【図9】従来の同軸型スピーカの配線構造を示す断面
図。
【図10】従来の同軸型スピーカの配線構造の他の例を
示す断面図。。
【符号の説明】
1 ウーファ 11 コーン振動板 11a リード線用穴 11b リード線用穴 11c リード線用穴 12 平網錦糸線 12a 平網錦糸線の端部 12b 平網錦糸線の端部 13 防塵ダンパ 13 防塵ダンパの貼り代部 13 防塵ダンパの凸部 14 銅箔 14a 銅箔の端部 15 アイレット 16 コート材 17 ダンパ 18 接着剤 19 縫着糸 20a 錦糸線 21b リード線 21 マグネット 22 トッププレート 23 ヨーク 23a ヨーク頂部 23b ヨーク孔 24 支柱 24a 支柱孔 25 入力端子 26 ボイスコイル 26a ボイスコイルボビン 26b 銅箔 27 フレーム 28 半田 3 トゥイータ 31 入力端子 32 中継端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 9/06 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低音用スピーカ(1)の振動板前面の中
    心軸上、若しくは中心軸上近傍に高音用スピーカ(3)
    を配置してなる同軸型スピーカであって、低音用スピー
    カの振動板には銅箔(14)等からなる導電材が装着さ
    れると共に前記振動板の内側に取り付けられた防塵ダン
    パー(13)には平網状の錦糸線(12)等からなる導
    電材が装着され、前記振動板(11)の斜面中央部近傍
    に及んだ導電材の端部(14a)と前記防塵ダンパ(1
    3)の外周部に及んだ導電材の端部(12a)とを接続
    する配線構造において、防塵ダンパの外周部に及んだ導
    電材の端部(12a)に導電性を有する接続部材が装着
    され、該接続部材を介して前記振動板の導電材の端部
    (14a)と前記防塵ダンパ(13)の導電材の端部
    (12a)とが接続配線されていることを特徴とするス
    ピーカの配線構造。
  2. 【請求項2】 低音用スピーカ(1)の振動板前面の中
    心軸上、若しくは中心軸上近傍に高音用スピーカ(3)
    を配置してなる同軸型スピーカであって、低音用スピー
    カの振動板には銅箔(14)等からなる導電材が装着さ
    れると共に前記振動板の内側に取り付けられた防塵ダン
    パー(13)には平網状の錦糸線等からなる導電材が装
    着され、前記振動板(11)の斜面中央部近傍に及んだ
    導電材の端部(14a)と前記防塵ダンパ(13)の外
    周部に及んだ導電材の端部(12a)とを接続する配線
    構造において、防塵ダンパ(13)の外周部に設けた貼
    り代部(13a)の断面形状における水平面とのなす角
    度が振動板(11)の斜面の有する角度よりも大きく設
    定されると共に、該貼り代部(13a)に及んだ導電材
    の端部(12a)と振動板(11)の導電材の接触部が
    半田付けされていることを特徴とするスピーカの配線構
    造。
  3. 【請求項3】 低音用スピーカ(1)の振動板前面の中
    心軸上、若しくは中心軸上近傍に高音用スピーカ(3)
    を配置してなる同軸型スピーカであって、低音用スピー
    カの振動板には銅箔(14)等からなる導電材が装着さ
    れると共に前記振動板の内側に取り付けられた防塵ダン
    パー(13)には平網状の錦糸線等からなる導電材が装
    着され、前記振動板(11)の斜面中央部近傍に及んだ
    導電材の端部(14a)と前記防塵ダンパ(13)の外
    周部に及んだ導電材の端部(12a)とを接続する配線
    構造において、防塵ダンパ(13)の外周部に舌辺状の
    凸部(13b)が設けられると共に、該凸部(13b)
    に導電材(12)が及ぶように配置され、該凸部(13
    b)の断面形状が前記振動板(11)の斜面の角度より
    も大きく設定されると共に、該凸部(13b)に及んだ
    導電材の端部(12a)と振動板(11)の導電材の接
    触部が半田付けされていることを特徴とするスピーカの
    配線構造。
  4. 【請求項4】 防塵ダンパ(13)の外周部に及んだ導
    電材の端部(12a)と振動板(11)の導電材の端部
    (14a)の接触部が半田付けされ、該半田付け箇所の
    少なくとも一部、好ましくは全部又は半田付箇所の周辺
    が接着剤(18)或いはコート材(16)で覆われてい
    ることを特徴とする請求項1,2及び3記載のスピーカ
    の配線構造。
  5. 【請求項5】 低音用スピーカ(1)の振動板前面の中
    心軸上、若しくは中心軸上近傍に高音用スピーカ(3)
    を配置してなる同軸型スピーカであって、低音用スピー
    カの振動板には銅箔(14)等からなる導電材が装着さ
    れると共に前記振動板の内側に取り付けられた防塵ダン
    パー(13)には平網状の錦糸線(12)等からなる導
    電材が装着されていて、前記振動板(11)の斜面中央
    部近傍に及んだ導電材の端部(14a)と前記防塵ダン
    パ(13)の外周部に及んだ導電材の端部(12a)と
    を接続する配線方法において、所定の位置に防塵ダンパ
    (13)を配置した状態で、前記振動板(11)の導電
    材の端部(14a)と前記防塵ダンパ(13)の外周部
    に及んだ導電材の端部(12a)との接触部を半田付け
    し、この半田付け工程後に振動板(11)の斜面部と防
    塵ダンパ(13)の貼り代部(13a)に接着剤(1
    8)を塗布して両者を接着することを特徴とするスピー
    カの配線方法。
  6. 【請求項6】 防塵ダンパ(13)と同色又は同色系の
    逢着糸により防塵ダンパ(13)に導電材を逢着するこ
    とを特徴とする請求項5記載のスピーカの配線方法。
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Cited By (5)

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WO2019227787A1 (zh) * 2018-05-28 2019-12-05 苏州上声电子股份有限公司 一种同轴扬声器

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