JPH08163541A - 撮影画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モニタに表示される画像を見やすくすると共
に、記憶する画像データの圧縮率を向上させメモリの有
効利用をはかることができる撮影画像処理装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 被写体を撮影する撮像手段と、該撮像手段に
よって撮影された画像を表示する表示手段と、画像の圧
縮手段と、画像の記憶手段とを備えた撮影画像処理装置
において、該表示手段に表示された画像の任意の領域以
外を任意の指定した単一色に表示するべく指定する指定
手段を備えてなることを特徴とする撮影画像処理装置で
ある。これによって、指定手段を用いて表示された画像
の必要とする被写体の領域を指定した上で、指定された
領域の外側の画像を単一色に置き換えて表示することに
より、被写体を容易に観察することができ、更に、画像
を記憶するために画像を圧縮した場合、上記単一色部分
の画像の圧縮率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、テレビモニタにより被
写体を拡大して観察するマイクロスコープに用いて、好
適な撮影画像処理装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種の撮影画像処理装置、たと
えばマイクロスコープは、人間の皮膚の状態を観察検査
する医療用、化粧品販売促進用、動物の拡大画像を見る
学習機用、その他工業用等に用いられており、そして、
マイクロスコープで被写体を観察した場合には、モニタ
上にはレンズ倍率に応じた被写体の拡大画像が表示さ
れ、観察者はこの表示された画像を基に、必要に応じて
さらに画像拡大されるか、ライトペンとライトペン用の
認識部とを有するモニタを用いて被写体の寸法が測定さ
れていた。また、本体内の記憶部に画像が記憶されてい
たが、画像を記憶する場合には、記憶部のメモリを節約
するために圧縮して記憶されていた。

【０００３】上記した従来の撮影画像処理装置は図７に
示すように構成されるものであり、図７において、１’
は撮影画像処理部、２は拡大用のズームレンズであり、
３はズームレンズ２と拡大された被写体の画像を取り込
み電気信号（映像信号）に変換するＣＣＤカメラとから
なるカメラ部（撮像手段）である。

【０００４】さらに、４はカメラ部３からの電気信号を
輝度信号と色信号とへの分離等の処理を行う画像処理部
であり、５は画像処理部４で処理された信号をビデオ信
号として処理するエンコーダであり、１３はエンコーダ
５からのビデオ信号を画像として表示するための表示手
段としてのモニタである。

【０００５】また、７は画像処理部４からの画像のアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部であ
り、１０はデジタル化された画像データのデジタル信号
を圧縮する画像圧縮部（圧縮手段）であり、８０は圧縮
された画像データを記憶する記憶部である。

【０００６】一方、９は記憶部８０から読み出し画像圧
縮部１０によって圧縮を解除した画像データのデジタル
信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換部である。６
はズームレンズの駆動を行うステッピングモータから構
成されるレンズ駆動部である。また、１１０は、画像圧
縮部１０、記憶部８０、レンズ駆動部６の制御を行う制
御部である。

【０００７】上記のように構成してなる撮影画像処理装
置は撮像時においては、ズームレンズ２によって拡大さ
れた被写体の画像は、カメラ部３によって電気信号に変
換され、画像処理部４及びエンコーダ５を介して、モニ
タ１３に表示される。

【０００８】そして、画像処理部４で処理された信号
は、上記のようにしてモニタ１３に表示されると同時
に、Ａ／Ｄ変換部７及び画像圧縮部１０を介して記憶部
８０に記憶される。また、再生時には画像データは記憶
部８０から画像圧縮部１０で圧縮を解除して読み出さ
れ、Ｄ／Ａ変換部９、画像処理部４、エンコーダ５を順
に介してモニタ１３に表示される。

【０００９】そしてまた、画像の拡大倍率を変える場
合、モニタ１３の画像を見ながらレンズ駆動部６を動作
させることにより、ズームレンズ２を移動させてモニタ
に表示される被写体の画像の大きさを変更していた。

【００１０】なお、画像圧縮部１０はカラー静止画像の
符号化方式の国際規格である静止画圧縮規格のＪＰＥＧ
（Joint Photographic Experts Group）等によりデータ
の圧縮を行うものであり、また記憶部８は、メモリＩ
Ｃ、ビデオテープ、ＩＣメモリカード等を用いるもので
ある。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
撮影画像処理装置であれば、カメラから入力された画像
をそのままモニタに表示していたため、被写体の一部を
観察する場合、モニタには目的とする部分の周囲の不必
要な領域も表示されるため、観察者は画像を観察しづら
くなるという欠点があり、また、画像を圧縮記憶する場
合には、上記の不必要な領域が冗長データとなり、画像
を圧縮したとしても、圧縮された画像のデータサイズが
大きくなり、記憶部のメモリを十分に節約できないとい
う欠点があった。

【００１２】そして、必要な被写体のみを観察するため
に、被写体の必要な部分をモニタに最大表示する場合に
は、観察者がモニタに表示された画像を見ながら、レン
ズ駆動部の動作を調整して画像を拡大するため、拡大操
作が煩わしいものとなるという欠点があった。

【００１３】本発明は、モニタに表示される画像を見や
すくすると共に、記憶する画像データの圧縮率を向上さ
せメモリの有効利用をはかり、かつ画像を容易に拡大で
きる撮影画像処理装置を提供することを目的としてい
る。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明の撮影画像処理装
置は、上記目的を達成するために、請求項１記載の発明
は、被写体を撮影する撮像手段と、該撮像手段によって
撮影された画像を表示する表示手段とを備えた撮影画像
処理装置において、該表示手段に表示された画像の任意
の領域以外を任意の指定した単一色に表示するべく指定
する指定手段を備えてなることを特徴とする撮影画像処
理装置である。

【００１５】また、請求項２記載の発明は、上記指定手
段にて指定された単一色を含み表示手段にて表示される
画像と、指定された画像以外の画像との圧縮率を変えて
圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段によって圧縮された画
像を記憶する記憶手段とを備えてなることを特徴とする
請求項１記載の撮影画像処理装置である。

【００１６】そして、請求項３記載の発明は、上記指定
手段として、表示手段の表示面に配設し画像領域を認識
するためのタッチパネルと、画像領域を指定するための
ペンとを備え、該タッチパネル上の画像領域を上記ペン
によって指定すると、該タッチパネルから得られた指定
領域の座標データ群を用いて、指定した領域以外を任意
の指定した単一色にて上記表示手段に表示させることを
特徴とする請求項１または請求項２記載の撮影画像処理
装置である。

【００１７】さらに、請求項４記載の発明は、上記指定
手段によって単一色に表示された画像の領域を、任意の
単一色で表示可能としたことを特徴とする請求項１乃至
請求項３のいずれかに記載の撮影画像処理装置である。

【００１８】さらにまた、請求項５記載の発明は、上記
撮像手段として、レンズ駆動手段にて駆動されるズーム
レンズを有する撮像用カメラを備え、上記指定手段によ
って指定された画像領域の座標データ群と、上記ズーム
レンズのズーム倍率とを用いて上記駆動手段を動作さ
せ、該表示手段に表示される画像の倍率を任意に変更し
て表示させることを特徴とする請求項１乃至請求項４の
いずれかに記載の撮影画像処理装置である。

【００１９】

【作用】本発明の撮影画像処理装置は上記構成であるか
ら、請求項１記載の発明によれば、指定手段を用いて表
示された画像の必要とする被写体の領域を指定した上
で、非指定領域の画像を単一色で表示することにより、
被写体が観察しやすくなる。

【００２０】また、請求項２記載の発明によれば、記録
時に画像データの単一色で表示した領域の圧縮率が向上
しメモリが有効利用できる。

【００２１】そして、請求項３記載の発明によれば、ペ
ンによってタッチパネル上の画像領域を指定することに
より、容易に必要な画像のみを指定できるものである。

【００２２】さらに、請求項４記載の発明によれば、単
一色で表示した領域の表示色を任意の色に表示できるた
め、被写体の色に合わせて表示色を指定でき、被写体の
観察が容易になる。

【００２３】さらにまた、請求項５記載の発明によれ
ば、指定手段によって指定された画像領域の座標データ
群と、該ズームレンズのズーム倍率とを用いて、ズーム
レンズのレンズ駆動手段を自動で動作させて、拡大され
た画像を該表示手段に表示させることにより、容易に被
写体の拡大、縮小を行うものである。

【００２４】

【実施例】以下、本発明の撮影画像処理装置の一実施例
について図１乃至図６を参照して詳細に説明する。な
お、上記従来例と同一部分は同一符号を付してその説明
は省略する。

【００２５】本発明の撮影画像処理装置は図１に示すよ
うに構成するものであり、図１においては、１は撮影画
像処理部であり、１４は表示手段であるモニタ１３の表
示面上に配設されたタッチパネル、１２はペンで指定さ
れたタッチパネル１４上の画像領域の座標データを変換
するタッチパネルＩ／Ｆであり、８は画像圧縮部１０に
よって圧縮された画像データを記憶する記憶手段である
記憶部であり、そして、１１は画像圧縮部１０、記憶部
８、レンズ駆動部６の制御を行い、タッチパネルＩ／Ｆ
から信号を受信し、さらに撮像された画像に対して後述
する各種の処理を行いモニタ１３に表示させる制御部で
ある。

【００２６】なお、画像データは、モニタ１３に表示さ
れると共に、記憶部８内にあるＲＡＭを用いた一次記憶
部８ａに一時的に記憶される。記憶部８は一次記憶部８
ａとは別に、圧縮された画像データを記憶する。

【００２７】次に、上記のように構成してなる本発明の
撮影画像処理装置の一実施例の制御動作を図２に示すフ
ローチャートを中心にして説明する。なお、被写体の画
像がモニタ１３に表示されている状態を、初期状態とす
る。

【００２８】まず、ステップＳ１では、タッチパネル１
４上でペンを用いて、被写体１５ａの周囲を囲んで指定
するとステップＳ２に移行し、ペンを用いて被写体１５
ａの周囲を指定しない場合は、ステップＳ１に戻る。

【００２９】そして、ステップＳ２では、ペンを用いて
タッチパネル１４から入力された領域の座標群を制御部
１１内のＲＡＭに記憶しステップＳ３に移行する。さら
に、ステップＳ３では、モニタ１３にペン入力の軌跡１
６を破線で表示しステップＳ４に移行する、ステップＳ
４では、拡大アイコン１７ａをモニタ１３上に表示しス
テップＳ５に移行する、続いてステップＳ５では、消去
アイコン１７ｂをモニタ１３上に表示しステップＳ６に
移行する。

【００３０】さらに、ステップＳ６では、消去アイコン
１７ｂが選択されるとステップＳ７に移行し、消去アイ
コン１７ｂが選択されない場合はステップＳ１１に移行
する。ステップＳ７では画像データの消去領域を、予め
選択された色（本実施例では青色）に書き換えてステッ
プＳ８に移行する。ステップＳ８では、各色に対応した
複数の色表示アイコン１８とオプションの設定を行うオ
プションアイコン１８ａをモニタ１３上に表示してステ
ップＳ９に移行する。

【００３１】また、ステップＳ９では、色指定アイコン
１８の何れかが選択されたときには、ステップＳ１０に
移行する。なお、ステップＳ９では、一時記憶部８ａに
記憶されている画像データの非指定領域を色指定アイコ
ン１８で指定された色に書き換えてモニタ１３に表示さ
せる。一方、色指定アイコン１８が選択されない場合に
はステップＳ１４に移行する。

【００３２】そしてまた、ステップＳ１１において、拡
大アイコン１７ａが選択されるとステップＳ１２に移行
し、ステップＳ１２では、レンズの移動距離を算出して
ステップＳ１３に移行し、ステップＳ１３では、レンズ
駆動部６がズームレンズ２を移動させ、これによってモ
ニタ１３に被写体１５ａを拡大表示させてステップＳ１
４に移行する。一方、ステップＳ１１で拡大アイコン１
７ａが選択されないと、ステップＳ１４に移行する。

【００３３】さらにまた、ステップＳ１４では、記憶ア
イコン１９が選択されるとステップＳ１５に移行し、ス
テップＳ１５では一次記憶部８ａに記憶された画像デー
タの圧縮が行われ、ステップＳ１６に移行し、ステップ
Ｓ１６では記憶部８に記憶されて終了する。ステップＳ
１４において、記憶アイコン１９が選択されないと、ス
テップＳ９に移行する。

【００３４】上記のような制御動作にて画像処理を行う
ものであり、次に、本実施例の撮影画像処理装置による
画像処理動作を図３乃至図６を用いてさらに詳細に説明
する。まず、図３に示すように、被写体１５ａをズーム
レンズ２とカメラ部３とからなる撮像手段で撮像する
と、モニタ１３上には、被写体１５ａと、不必要な画像
１５ｂ・・とが表示される。

【００３５】そして、図４に示すように、モニタ１３に
表示された被写体１５ａを、モニタ１３に配設されたタ
ッチパネル１４上でペン等を用いて囲むと、タッチパネ
ル１４は、ペンにより入力されたモニタ１３上の各点の
Ｘ座標とＹ座標とからなる座標信号群をタッチパネルＩ
／Ｆ１２に送信する。そした、入力した各点の座標信号
群は、タッチパネルＩ／Ｆ１２を介して制御部１１に入
力され、制御部１１は上記した各点の座標群を記憶し制
御部１１内のＲＡＭに記憶する。

【００３６】これを基に図４に示すように破線で示した
ペンの軌跡１６を加えた画像がモニタ１３上に表示され
る。そして、ペンの軌跡１６の表示と同時に、モニタ１
３面上の下方に拡大アイコン１７ａと、消去アイコン１
７ｂとが表示される。

【００３７】そして、観察者は被写体の指定部分を拡大
して観察したい場合には、拡大アイコン１７ａを押す、
これにより拡大アイコン１７ａからの信号が制御部１１
に入力し、制御部１１は制御部１１内のＲＡＭに記憶さ
れている被写体の指定された部分の座標群の値と、レン
ズ駆動部６より得られる現在の拡大倍率とをもとに、ペ
ンの軌跡１６で囲まれた被写体１５ａをモニタ１３に最
大表示するためにズームレンズの移動量を計算して求
め、レンズ駆動部６によってズームレンズ２を駆動させ
て、図６に示すように被写体１５ａをモニタ１３に最大
表示する。

【００３８】また、図４に示した消去アイコン１７ｂが
押された場合には、制御部１１は、一次記憶部８ａに記
憶している画像データのうち、ペンにより指定されてい
ない画像領域をモニタ１３上で青色に表示されるように
書き換えて、一次記憶部８ａに記憶する。これと同時
に、制御部１１は上記のようにして書き換えられた画像
データに、複数の色指定アイコン１８の表示を加えて、
図５に示すようにモニタ１３に表示する。

【００３９】そして、図５に示したように、色指定アイ
コン１８は、黒、白、赤、黄等の各種の色に対応するも
のが表示されており、観察者は被写体１５ａの周囲の表
示色が青色では観察しにくい場合には、色指定アイコン
１８でもっとも観察に適した色を選択する。なお、オプ
ションアイコン１８ａの操作により、初期表示設定のウ
インドウを開き、色指定アイコン１８で画面上に表示さ
れている色以外も選択できる。

【００４０】そして、制御部１１は色指定アイコン１８
が選択されると一時記憶部８ａに記憶されている画像デ
ータの非指定領域を指定された色に書き換えて一時記憶
部８ａに記憶すると共にモニタ１３に表示する。

【００４１】この時、モニタ１３に表示されている画像
を記憶する場合には、モニタ１３に表示されている記憶
ボタン１９をペンで押すと、タッチパネル１２からタッ
チパネルＩ／Ｆ１２を介して記憶開始信号が制御部１１
に入力する。これによって、制御部１１は一次記憶部８
ａから、一次記憶されている画像データを読み出して、
画像圧縮部１０で圧縮した後、圧縮記憶部８ｂに画像デ
ータを書き込む。

【００４２】なお、上記実施例においては、画像領域の
指定手段としてタッチパネルを用いたが、タッチパネル
の代わりにコンプピュータに用いられる指定手段である
マウス、トラックボール、トラックパット等を用いて画
像領域の指定を行ってもよい。

【００４３】また、画像圧縮部１０による圧縮方式の一
例としては、従来例で述べたＪＰＥＧを用いたが、動画
を記憶する場合は動画オーディオ圧縮規格であるＭＰＧ
Ｄ（Moving Picture Experts Group）を用いて記憶して
もよい。さらに、ＪＰＥＧの中で、圧縮された画像デー
タが伸張により完全に元に戻らない離散コサイン変換方
式か、伸張により完全に元に戻るスペシャル方式かのい
ずれかを用いて画像データの圧縮を行い記憶する。

【００４４】さらにまた、画像の拡大倍率の変更を行う
場合に、本実施例ではズームレンズ２の拡大倍率を変え
て行っていたが、ズーム駆動部６を動作させずに、一次
記憶部８ａに記憶されている画像データを拡大または縮
小してモニタ１３上に表示させることも可能である。

【００４５】

【発明の効果】本発明の撮影画像処理装置は上記のよう
な構成であるから、請求項１記載の発明は、指定手段を
用いて表示された画像の必要とする被写体の領域を指定
した上で、指定された領域の外側の画像を単一色に置き
換えて表示することにより、被写体を容易に観察するこ
とができる。

【００４６】また、請求項２記載の発明は、画像の記憶
時に単一色で表示した領域の圧縮率を向上させることが
でき、従来と同一容量を持つ記憶部でも大きなコストア
ップを招くことなく経済性を向上させることができる。

【００４７】そして、請求項３記載の発明は、ペンによ
ってタッチパネル上の画像領域を指定するだけで、必要
な画像のみを指定して表示することができ、指定操作を
きわめて容易に行うことができる。

【００４８】さらに、請求項４記載の発明は、一色で表
示した領域の表示色を任意の色に表示できるため、観察
者が被写体が見やすいように、被写体の色に合わせて表
示色を選択できるため被写体を容易に観察することがで
きる。

【００４９】さらにまた、請求項５記載の発明は、指定
手段によって指定された画像領域の座標データ群と、ズ
ームレンズのズーム倍率とを用いて、ズームレンズのレ
ンズ駆動手段を自動で動作させて、拡大された画像を該
表示手段に表示させることにより、観察者が画像領域を
指定するだけで容易に被写体の拡大が行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の撮影画像処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。

【図２】本発明の撮影画像処理装置の一実施例の動作を
示すフローチャートである。

【図３】本発明の撮影画像処理装置の画像のモニタ表示
の説明図である。

【図４】本発明の撮影画像処理装置の画像を指定した状
態のモニタ表示の説明図である。

【図５】本発明の撮影画像処理装置の指定した画像のみ
を表示した状態のモニタ表示の説明図である。

【図６】本発明の撮影画像処理装置の指定した画像を拡
大して表示した状態のモニタ表示の説明図である。

【図７】従来の撮影画像処理装置のブロック図である。

【符号の説明】

２ ズームレンズ ３ カメラ部 ６ レンズ駆動部 ８ 記憶部 １０ 画像圧縮部 １１ 制御部 １３ モニタ １４ タッチパネル １５ａ 被写体 １５ｂ 不必要な画像

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 3/033 ３６０ Ｃ 7208−5Ｅ Ｇ０６Ｔ 1/00 Ｈ０４Ｎ 1/387 1/41 Ｂ 5/262 5/92 Ｇ０６Ｆ 15/62 ３８０ Ｈ０４Ｎ 5/92 Ｚ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 被写体を撮影する撮像手段と、該撮像手
   段によって撮影された画像を表示する表示手段とを備え
   た撮影画像処理装置において、 該表示手段に表示された画像の任意の領域以外を任意の
   指定した単一色に表示するべく指定する指定手段を備え
   てなることを特徴とする撮影画像処理装置。
2. 【請求項２】 上記指定手段にて指定された単一色を含
   み表示手段にて表示される画像と、指定された画像以外
   の画像との圧縮率を変えて圧縮する圧縮手段と、該圧縮
   手段によって圧縮された画像を記憶する記憶手段とを備
   えてなることを特徴とする請求項１記載の撮影画像処理
   装置。
3. 【請求項３】 上記指定手段として、表示手段の表示面
   に配設し画像領域を認識するためのタッチパネルと、画
   像領域を指定するためのペンとを備え、 該タッチパネル上の画像領域を上記ペンによって指定す
   ると、該タッチパネルから得られた指定領域の座標デー
   タ群を用いて、指定した領域以外を任意の指定した単一
   色にて上記表示手段に表示させることを特徴とする請求
   項１または請求項２記載の撮影画像処理装置。
4. 【請求項４】 上記指定手段によって単一色に表示され
   た画像の領域を、任意の単一色で表示可能としたことを
   特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の撮
   影画像処理装置。
5. 【請求項５】 上記撮像手段として、レンズ駆動手段に
   て駆動されるズームレンズを有する撮像用カメラを備
   え、 上記指定手段によって指定された画像領域の座標データ
   群と、上記ズームレンズのズーム倍率とを用いて上記駆
   動手段を動作させ、 該表示手段に表示される画像の倍率を任意に変更して表
   示させることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいず
   れかに記載の撮影画像処理装置。