JPH0816348A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0816348A
JPH0816348A JP6152288A JP15228894A JPH0816348A JP H0816348 A JPH0816348 A JP H0816348A JP 6152288 A JP6152288 A JP 6152288A JP 15228894 A JP15228894 A JP 15228894A JP H0816348 A JPH0816348 A JP H0816348A
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JP
Japan
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help message
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storage means
help
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Abandoned
Application number
JP6152288A
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English (en)
Inventor
Takaaki Yui
隆昭 油井
Akihiko Nagasaka
明彦 長坂
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ヘルプメッセージの表示機能を搭載した電子手
帳等の情報処理装置において、ユーザによる操作指示を
要することなく、必要な操作段階でのみ適切なヘルプメ
ッセージを表示する。 【構成】ヘルプメッセージメモリ24に記憶されている複
数のヘルプメッセージデータが例えば、ユーザの熟練度
に応じて選択されるレベル(初級,中級,上級)に対応
して設定記憶され、記憶された制御データに対応するヘ
ルプメッセージがヘルプメッセージメモリ24から読出さ
れて表示部12に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘルプメッセージの表
示機能を搭載した電子手帳等の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置として、例えば知人
の電話番号やユーザのスケジュール、メモ等を管理する
電子手帳が実用されているが、この電子手帳等の情報処
理装置では、急速に多機能化が進み、操作が非常に煩雑
になっている。
【0003】このため、装置本体が多機能小型化される
一方で、操作マニュアルが肥大化する傾向にある。一
方、近年の情報処理装置では、装置本体の操作面を広範
囲に被う大きな液晶表示画面にタブレットを重ね、この
タブレットを操作して入力処理を行なうようにしたPD
A(パーソナル・デジタル・アシスタント)等の装置が
実用されており、前記大きな表示画面を利用してヘルプ
メッセージ(操作ガイド)を表示させ、マニュアルレス
化を図っている。
【0004】すなわち、前記ヘルプメッセージの表示機
能を搭載したPDA装置では、ユーザ操作が必要になる
段階毎に、対応するヘルプメッセージが表示されたり、
次の操作が不明な場合にメッセージの表示を指示する
と、その操作段階に応じたヘルプメッセージが表示され
るもので、これにより、膨大な操作マニュアルを要さ
ず、誰でも簡単に操作できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のヘルプメッセージの表示機能を搭載した情報処理装
置のように、ユーザ操作が必要になる毎に、対応するヘ
ルプメッセージが表示されると、操作に慣れたユーザに
とっては、不要なメッセージ表示が次第に増え、該メッ
セージ表示が煩わしくなる問題がある。
【0006】また、所定の指示に応じてヘルプメッセー
ジを表示するものにあっても、一々ユーザ操作による指
示が必要であり、操作性の悪化を招く問題がある。本発
明は、前記の問題に鑑みてなされたもので、ユーザによ
る操作指示を要することなく、必要な操作段階でのみヘ
ルプメッセージを表示することが可能になる情報処理装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の情報処理装置は、複数のヘルプメッセージデー
タを記憶するヘルプメッセージ記憶手段と、このヘルプ
メッセージ記憶手段に記憶されているヘルプメッセージ
データの出力を制御するための制御データを記憶する制
御データ記憶手段と、この制御データ記憶手段に記憶さ
れている制御データに基づいて前記ヘルプメッセージ記
憶手段に記憶されているヘルプメッセージデータを読出
し表示するヘルプメッセージ表示手段とを備えて構成し
たものである。
【0008】また、本発明に係わる第2の情報処理装置
は、前記第1の情報処理装置にあって、その制御データ
記憶手段を、前記ヘルプメッセージ記憶手段に記憶され
ている複数のヘルプメッセージデータのそれぞれに対応
して表示するか否かを示す制御データを記憶するものと
して構成したものである。
【0009】また、本発明に係わる第3の情報処理装置
は、複数のヘルプメッセージデータを記憶するヘルプメ
ッセージ記憶手段と、このヘルプメッセージ記憶手段に
記憶されている複数のヘルプメッセージデータのそれぞ
れに対応して表示するか否かを示す制御データを記憶す
る制御データ記憶手段と、この制御データ記憶手段に記
憶される制御データを使用者の使用レベルに応じて設定
する制御データ設定手段と、前記制御データ記憶手段に
記憶されている制御データに基づいて前記ヘルプメッセ
ージ記憶手段に記憶されているヘルプメッセージデータ
を読出し表示するヘルプメッセージ表示手段とを備えて
構成したものである。
【0010】また、本発明に係わる第4の情報処理装置
は、複数のヘルプメッセージデータを記憶するヘルプメ
ッセージ記憶手段と、このヘルプメッセージ記憶手段に
記憶されている複数のヘルプメッセージデータのそれぞ
れに対応して表示するか否かを示す制御データを記憶す
る制御データ記憶手段と、この制御データ記憶手段に記
憶されている制御データに基づいて前記ヘルプメッセー
ジ記憶手段に記憶されているヘルプメッセージデータを
読出し表示するヘルプメッセージ表示手段と、このヘル
プメッセージ表示手段によるヘルプメッセージデータの
表示中に、所定操作に基づき、該表示されているヘルプ
メッセージデータに対応して前記制御データ記憶手段に
記憶されている表示を示す制御データを非表示を示す制
御データに変更する制御データ変更手段とを備えて構成
したものである。
【0011】さらに、本発明に係わる第5の情報処理装
置は、複数のヘルプメッセージデータを記憶するヘルプ
メッセージ記憶手段と、このヘルプメッセージ記憶手段
に記憶されているヘルプメッセージデータの出力を制御
するための制御データを記憶する制御データ記憶手段
と、所定期間未入力状態が経過したことを検出する未入
力期間検出手段と、この未入力状態検出手段により所定
期間未入力状態が経過したことが検出された際に、前記
制御データ記憶手段に記憶されている制御データに基づ
いて前記ヘルプメッセージ記憶手段に記憶されているヘ
ルプメッセージデータを読出し表示するヘルプメッセー
ジ表示手段とを備えて構成したものである。
【0012】
【作用】つまり、前記第1の情報処理装置では、制御デ
ータ記憶手段に記憶されているヘルプメッセージデータ
の出力を制御するための制御データに基づいて、ヘルプ
メッセージ記憶手段に記憶されているヘルプメッセージ
データが読出され表示されるので、例えばユーザの熟練
度に応じて前記制御データを記憶させれば、必要な操作
段階のみでのヘルプメッセージの表示が行なえることに
なる。
【0013】また、前記第2の情報処理装置では、前記
第1の情報処理装置にあって、その制御データが、複数
のヘルプメッセージデータのそれぞれに対応して表示す
るか否かを示す制御データとして記憶されるので、例え
ばユーザが必要なヘルプメッセージ及び不必要なヘルプ
メッセージのそれぞれに対応して表示及び非表示を示す
制御データを記憶させれば、必要な操作段階のみでのヘ
ルプメッセージの表示が行なえることになる。
【0014】また、前記第3の情報処理装置では、制御
データ記憶手段に記憶されている複数のヘルプメッセー
ジデータのそれぞれに対応して表示するか否かを示す制
御データが、使用者の使用レベルに応じて設定され、こ
の制御データに基づいて、ヘルプメッセージ記憶手段に
記憶されているヘルプメッセージデータが読出され表示
されるので、ユーザの熟練度に応じた必要な操作段階の
みでのヘルプメッセージの表示が行なえることになる。
【0015】また、前記第4の情報処理装置では、制御
データ記憶手段に記憶されている複数のヘルプメッセー
ジデータのそれぞれに対応して表示するか否かを示す制
御データに基づいて、ヘルプメッセージ記憶手段に記憶
されているヘルプメッセージデータが読出されて表示さ
れ、このヘルプメッセージデータの表示中の、所定操作
に基づき、該表示されているヘルプメッセージデータに
対応して前記制御データ記憶手段に記憶されている表示
を示す制御データが非表示を示す制御データに変更され
るので、ユーザの熟練度に応じて制御データが変更さ
れ、常に必要な操作段階のみでのヘルプメッセージの表
示が行なえることになる。
【0016】さらに、前記第5の情報処理装置では、未
入力状態検出手段により所定期間未入力状態が経過した
ことが検出された際に、制御データ記憶手段に記憶され
ているヘルプメッセージデータの出力を制御するための
制御データに基づいて、ヘルプメッセージ記憶手段に記
憶されているヘルプメッセージデータが読出され表示さ
れるので、例えば各操作段階におけるユーザに対するヘ
ルプメッセージの必要性が、未入力状態の経過期間で判
断され、円滑な操作がなされない段階のみでのヘルプメ
ッセージの表示が行なえることになる。
【0017】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の情報処理装置を実施した電子手
帳の外観構成を示す斜視図である。
【0018】この電子手帳本体11の正面中央には、例
えば縦320dots×横256dotsの液晶表示部12が備
えられ、また、同正面下部には、この液晶表示部12の
下端に沿って、電話番号データの登録読出しを行なう際
に操作される「TEL」キー13a,メモデータの登録
読出しを行なう際に操作される「MEM」キー13b,
スケジュールデータの登録読出しを行なう際に操作され
る「Sch」キー13c,各種の機能モードを設定する
ためのメニュー選択画面を表示させる際に操作される
「機能」キー13d等、各種の制御キー13が設けられ
る。
【0019】ここで、上記液晶表示部12及び制御キー
13の表面は、タブレットからなるタッチパネル14に
より覆われるもので、このタッチパネル14上をタッチ
ペン(図示せず)等を使用して押圧操作することによ
り、各種モード設定状態に応じたデータの入力や指定,
選択等の処理が行なえる。
【0020】また、上記電子手帳本体11の正面下部に
は、上記液晶表示部12に表示されるカーソルの移動を
行なう際に操作されるカーソルキー15及び各種モード
設定状態に応じた操作ボタン(A/B)16a,16b
が設けられる。
【0021】ここで、前記カーソルキー15や操作ボタ
ン(A/B)16a,16b、及び図示しない電源キー
や表示コントラストキー等を総して、キー入力部17と
称する。
【0022】図2は前記電子手帳の電子回路の構成を示
すブロック図である。この電子手帳の電子回路は、制御
部(CPU)21を備えている。この制御部(CPU)
21は、タッチパネル14から入力される該タッチパネ
ル14の押圧位置に対応するXY座標の検出信号、ある
いはキー入力部17からのキー信号に応じて操作内容を
判断し、ROM22に予め記憶されているシステムプロ
グラムを起動させ、回路各部の動作制御を実行するもの
で、この制御部(CPU)21には、前記タッチパネル
14、キー入力部17、ROM22の他、RAM23、
ヘルプメッセージメモリ24、フラグメモリ25、カウ
ンタ26が接続されると共に、液晶表示部12が接続さ
れる。
【0023】前記タッチパネル14は、液晶表示部12
の表示画面領域に対応したタッチペンによる押圧入力領
域を有し、該表示画面上に覆い重ねて配設されるもの
で、このタッチパネル14から出力される液晶表示部1
2上でのXY座標を示す押圧位置検出信号が、制御部
(CPU)21に供給される。
【0024】これにより、制御部(CPU)21では、
液晶表示部12の表示画面上での押圧位置が判断され
る。前記ROM22には、この電子手帳の全体処理を司
るシステムプログラムの他、電話番号モード,メモリモ
ード,スケジュールモード、ヘルプメッセージの設定モ
ード等に応じた各動作モード処理を司る個々のプログラ
ムが記憶される。
【0025】前記RAM23には、タッチパネル14に
よる押圧入力操作やキー入力部17のキー操作等によ
り、液晶表示部12に入力表示された電話番号データや
スケジュールデータ等の各種手帳データが登録されるも
ので、このRAM23内の登録データは、データ検索モ
ードに応じて読出され、液晶表示部12に表示される。
【0026】図3は前記電子手帳のヘルプメッセージメ
モリ24における複数のヘルプメッセージデータの記憶
状態を示す図である。このヘルプメッセージメモリ24
には、各種動作モードでの各操作段階に応じた複数のヘ
ルプメッセージデータが、それぞれそのメッセージアド
レス(1,2,…)に対応付けられて記憶されるもの
で、各動作モードにおけるヘルプメッセージデータの表
示処理では、その動作状態に対応するメッセージアドレ
ス(番号)が指定され、対応するメッセージデータが読
出されて表示される。
【0027】図4は前記電子手帳のフラグメモリ25に
おける複数のヘルプメッセージの表示制御フラグの記憶
状態を示す図である。このフラグメモリ25には、各ヘ
ルプメッセージデータに対応するメッセージアドレス
(1,2,…)のそれぞれに対応して、当該メッセージ
データの表示“1”又は非表示“0”を示す表示制御フ
ラグが記憶されるもので、前記ヘルプメッセージデータ
の表示処理におけるメッセージアドレス(番号)の指定
時には、対応する表示制御フラグが“1”、つまり表示
を示している場合に、そのヘルプメッセージデータが前
記ヘルプメッセージメモリ24から読出されて表示され
る。
【0028】ここで、前記フラグメモリ25に記憶され
る各メッセージアドレスに対応する表示制御フラグ
“1”“0”は、後述するヘルプメッセージの設定処理
において、ユーザの熟練度(初級,中級,上級)に応じ
て選択的に設定され、また、後述するヘルプメッセージ
の表示処理において、表示されたヘルプメッセージの中
止を指示すると、対応する表示制御フラグは、“1”か
ら“0”に変更設定される。
【0029】つまり、前記フラグメモリ25に記憶され
る各メッセージアドレスに対応する表示制御フラグが
“1”である割合は、熟練度が高いほど少なく設定され
る。前記カウンタ26は、前記タッチパネル14及びキ
ー入力部17から何の信号も入力されない時間、つまり
未入力期間の経過時間をカウントするもので、このカウ
ンタ26によりカウントされる未入力期間の経過時間、
つまりユーザにより何の入力操作もなされない時間が一
定時間(例えば5秒)に達すると、ヘルプメッセージの
表示処理に移行する。
【0030】次に、前記構成による電子手帳の動作につ
いて説明する。図5は前記電子手帳による全体処理を示
すフローチャートである。装置電源が投入されると、タ
ッチパネル14あるいはキー入力部17により入力操作
がなされたか否か判断される(ステップS1)。
【0031】ここで、ユーザにより何かの入力操作がな
されると、カウンタ26による未入力期間経過時間のカ
ウント値がリセットされ、入力操作に応じた処理が実行
されると共に、当該処理の実行に伴なう表示処理が行な
われる(ステップS1→S2,S3,S4)。
【0032】一方、前記タッチパネル14あるいはキー
入力部17による入力操作が無いと判断される状態で
は、カウンタ26による未入力期間経過時間のカウント
が更新され、一定時間(例えば5秒)経過したか否か判
断される(ステップS1→S5,S6)。
【0033】ここで、前記カウンタ26によりカウント
される未入力期間の経過時間が、一定時間(例えば5
秒)を経過したと判断されると、ユーザによる次の操作
が不明になっているものと判断され、ヘルプメッセージ
の表示処理に移行する(ステップS6→S7)。
【0034】ここで、ヘルプメッセージの設定処理につ
いて、図6のフローチャートを用いて説明する。図7は
前記電子手帳によるヘルプメッセージの設定処理に伴な
い表示されるヘルプ表示レベルの設定メニュー画面を示
す図である。
【0035】すなわち、制御キー13における「機能」
キー13dが操作され、液晶表示部12に表示された各
動作モードの選択メニュー画面からヘルプメッセージ設
定モードが選択されると、図7で示すように、ヘルプ表
示レベルの設定メニューが液晶表示部12に表示される
(ステップA1「S1〜S4」)。
【0036】ここで、ユーザの熟練度に応じたヘルプ表
示レベル(初級,中級,上級)をタッチして選択する
と、その選択されたヘルプ表示レベルに応じて、フラグ
メモリ25における各メッセージアドレスに対応する表
示制御フラグのそれぞれが、表示を示す“1”又は非表
示を示す“0”に設定記憶される(ステップA2,A
3)。
【0037】どのメッセージを表示するかは、レベルに
対応したデータテーブルをROM22に持たせ、これを
参照することで行なう。図8は前記電子手帳によるヘル
プメッセージの表示処理を示すフローチャートである。
【0038】図9は前記電子手帳によるヘルプメッセー
ジの表示処理に伴ない表示されるヘルプメッセージの出
力画面を示す図である。すなわち、前記図5におけるス
テップS5〜S7において、カウンタ26によりカウン
トされる未入力期間の経過時間が、一定時間(例えば5
秒)を経過したと判断され、ユーザによる次の操作が不
明になっているものと判断されることにより、ヘルプメ
ッセージの表示処理に移行すると、そのときの動作モー
ドにおける現時点の処理の状態に応じて、ヘルプメッセ
ージの表示を行なう段階か否かが判断される(ステップ
B1)。
【0039】ここで、現時点の処理状態がヘルプメッセ
ージの表示段階であると判断されると、その処理状態に
対応する操作ガイドであるヘルプメッセージデータを示
すメッセージアドレスが制御部(CPU)21に読込ま
れ、そのメッセージアドレスに対応する表示制御フラグ
が、表示を示す“1”であるか否かが、フラグメモリ2
5(図4参照)の内容に従って判断される(ステップB
1→B2,B3)。
【0040】ここで、例えば制御部(CPU)21に読
込まれたメッセージアドレス「1」に対応する表示制御
フラグが表示を示す“1”であると判断されると、該メ
ッセージアドレス「1」に対応するヘルプメッセージデ
ータ「実行キーを押して下さい」がヘルプメッセージメ
モリ24(図3参照)から読出され、図9に示すよう
に、液晶表示部12に表示される(ステップB3→B
4)。
【0041】この場合、ヘルプメッセージの表示画面に
は、「中止」キー12aが共に表示されるもので、現在
表示されているヘルプメッセージ「実行キーを押して下
さい」が、ユーザにとって今後不要であると判断され
「中止」キー12aが操作されると、当該ヘルプメッセ
ージのメッセージアドレス「1」に対応してフラグメモ
リ25に記憶されている表示制御フラグが、表示を示す
“1”から非表示を示す“0”に変更設定される(ステ
ップB5→B6)。
【0042】したがって、前記構成の電子手帳によれ
ば、ヘルプメッセージメモリ24に記憶されている複数
のヘルプメッセージデータを示すメッセージアドレス
(1,2,…)のそれぞれに対応して、表示を示す
“1”又は非表示を示す“0”が表示制御フラグとして
フラグメモリ25に記憶され、該フラグメモリ25に記
憶される各ヘルプメッセージ毎の表示制御フラグは、ヘ
ルプメッセージの設定モードにおいてユーザの熟練度に
応じて選択されるヘルプ表示レベル(初級,中級,上
級)に対応して設定記憶され、ヘルプメッセージ表示処
理の際には、表示すべきヘルプメッセージを示すメッセ
ージアドレスに対応する前記表示制御フラグが、表示を
示す“1”である場合に、対応するヘルプメッセージが
ヘルプメッセージメモリ24から読出されて液晶表示部
12に表示されるので、ユーザの熟練度に応じた必要な
操作段階でのみヘルプメッセージを表示することができ
る。
【0043】また、ヘルプメッセージの表示中にあっ
て、その表示画面上に共に表示される「中止」キー12
aを操作すると、当該ヘルプメッセージを示すメッセー
ジアドレスに対応してフラグメモリ25に記憶されてい
る表示制御フラグ“1”が、非表示を示す“0”に変更
設定されるので、表示されたヘルプメッセージが不要で
あれば、以降同一の操作段階でのヘルプメッセージの表
示を個別に停止させることができ、常に必要な操作段階
でのみヘルプメッセージを表示することができる。
【0044】さらに、ユーザにより入力操作がなされな
い未入力期間の経過時間をカウンタ26によりカウント
し、このカウントされる未入力経過時間が一定時間(例
えば5秒)に達した場合には、ユーザによる次の操作が
不明な状態であると判断され、前記表示制御フラグに基
づくヘルプメッセージの表示処理に移行するので、円滑
な操作がなされない段階でのみヘルプメッセージを表示
することができる。
【0045】なお、前記実施例では、ヘルプメッセージ
の設定処理において、各ヘルプメッセージを示すメッセ
ージアドレスのそれぞれに対応して、フラグメモリ25
に記憶される表示制御フラグを、ユーザの熟練度を示す
ヘルプ表示レベル(初級,中級,上級)に従って選択的
に設定する構成としたが、例えば図10に示すように、
前記ヘルプメッセージの設定処理では、単にヘルプメッ
セージを表示“する”か“しない”かで設定する構成と
してもよい。この場合、フラグメモリ25における全て
のメッセージアドレスに対応する表示制御フラグが、
“1”又は“0”の何れか一方に統一される。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の情報処理
装置によれば、制御データ記憶手段に記憶されているヘ
ルプメッセージデータの出力を制御するための制御デー
タに基づいて、ヘルプメッセージ記憶手段に記憶されて
いるヘルプメッセージデータを読出し表示するので、例
えばユーザの熟練度に応じて前記制御データを記憶させ
れば、必要な操作段階のみでヘルプメッセージを表示す
ることができる。
【0047】また、本発明の第2の情報処理装置によれ
ば、前記第1の情報処理装置にあって、その制御データ
を、複数のヘルプメッセージデータのそれぞれに対応し
て表示するか否かを示す制御データとして記憶するの
で、例えばユーザが必要なヘルプメッセージ及び不必要
なヘルプメッセージのそれぞれに対応して表示及び非表
示を示す制御データを記憶させれば、必要な操作段階の
みでヘルプメッセージを表示することができる。
【0048】また、本発明の第3の情報処理装置によれ
ば、制御データ記憶手段に記憶されている複数のヘルプ
メッセージデータのそれぞれに対応して表示するか否か
を示す制御データを、使用者の使用レベルに応じて設定
し、この制御データに基づいて、ヘルプメッセージ記憶
手段に記憶されているヘルプメッセージデータを読出し
表示するので、ユーザの熟練度に応じた必要な操作段階
のみでヘルプメッセージを表示することができる。
【0049】また、本発明の第4の情報処理装置によれ
ば、制御データ記憶手段に記憶されている複数のヘルプ
メッセージデータのそれぞれに対応して表示するか否か
を示す制御データに基づいて、ヘルプメッセージ記憶手
段に記憶されているヘルプメッセージデータを読出し表
示し、このヘルプメッセージデータの表示中の、所定操
作に基づき、該表示されているヘルプメッセージデータ
に対応して前記制御データ記憶手段に記憶されている表
示を示す制御データを非表示を示す制御データに変更す
るので、ユーザの熟練度に応じて制御データを変更で
き、常に必要な操作段階のみでヘルプメッセージを表示
することができる。
【0050】さらに、本発明の第5の情報処理装置によ
れば、未入力状態検出手段により所定期間未入力状態が
経過したことが検出された際に、制御データ記憶手段に
記憶されているヘルプメッセージデータの出力を制御す
るための制御データに基づいて、ヘルプメッセージ記憶
手段に記憶されているヘルプメッセージデータを読出し
表示するので、例えば各操作段階におけるユーザに対す
るヘルプメッセージの必要性が、未入力状態の経過期間
で判断でき、円滑な操作がなされない段階のみでヘルプ
メッセージを表示することができる。よって、本発明に
よれば、ユーザによる操作指示を要することなく、必要
な操作段階でのみヘルプメッセージを表示することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる情報処理装置を実施
した電子手帳の外観構成を示す斜視図。
【図2】前記電子手帳の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図3】前記電子手帳のヘルプメッセージメモリにおけ
る複数のヘルプメッセージデータの記憶状態を示す図。
【図4】前記電子手帳のフラグメモリにおける複数のヘ
ルプメッセージの表示制御フラグの記憶状態を示す図。
【図5】前記電子手帳による全体処理を示すフローチャ
ート。
【図6】前記電子手帳によるヘルプメッセージの設定処
理を示すフローチャート。
【図7】前記電子手帳によるヘルプメッセージの設定処
理に伴ない表示されるヘルプ表示レベルの設定メニュー
画面を示す図。
【図8】前記電子手帳によるヘルプメッセージの表示処
理を示すフローチャート。
【図9】前記電子手帳によるヘルプメッセージの表示処
理に伴ない表示されるヘルプメッセージの出力画面を示
す図。
【図10】前記電子手帳による他の実施例であるヘルプ
メッセージの設定処理に伴ない表示されるヘルプ表示の
設定画面を示す図。
【符号の説明】
11…電子手帳本体、12…液晶表示部、13…制御キ
ー、13a…「TEL」キー、13b…「MEM」キ
ー、13c…「Sch」キー、13d…「機能」キー、
14…タッチパネル(タブレット部)、15…カーソル
キー、16a,16b…操作ボタン、17…キー入力
部、21…制御部(CPU)、22…ROM、23…R
AM、24…ヘルプメッセージメモリ、25…フラグメ
モリ、26…カウンタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヘルプメッセージデータを記憶す
    るヘルプメッセージ記憶手段と、 このヘルプメッセージ記憶手段に記憶されているヘルプ
    メッセージデータの出力を制御するための制御データを
    記憶する制御データ記憶手段と、 この制御データ記憶手段に記憶されている制御データに
    基づいて前記ヘルプメッセージ記憶手段に記憶されてい
    るヘルプメッセージデータを読出し表示するヘルプメッ
    セージ表示手段と、を具備したことを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御データ記憶手段は、前記ヘルプ
    メッセージ記憶手段に記憶されている複数のヘルプメッ
    セージデータのそれぞれに対応して表示するか否かを示
    す制御データを記憶することを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 複数のヘルプメッセージデータを記憶す
    るヘルプメッセージ記憶手段と、 このヘルプメッセージ記憶手段に記憶されている複数の
    ヘルプメッセージデータのそれぞれに対応して表示する
    か否かを示す制御データを記憶する制御データ記憶手段
    と、 この制御データ記憶手段に記憶される制御データを使用
    者の使用レベルに応じて設定する制御データ設定手段
    と、 前記制御データ記憶手段に記憶されている制御データに
    基づいて前記ヘルプメッセージ記憶手段に記憶されてい
    るヘルプメッセージデータを読出し表示するヘルプメッ
    セージ表示手段と、を具備したことを特徴とする情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 複数のヘルプメッセージデータを記憶す
    るヘルプメッセージ記憶手段と、 このヘルプメッセージ記憶手段に記憶されている複数の
    ヘルプメッセージデータのそれぞれに対応して表示する
    か否かを示す制御データを記憶する制御データ記憶手段
    と、 この制御データ記憶手段に記憶されている制御データに
    基づいて前記ヘルプメッセージ記憶手段に記憶されてい
    るヘルプメッセージデータを読出し表示するヘルプメッ
    セージ表示手段と、 このヘルプメッセージ表示手段によるヘルプメッセージ
    データの表示中に、所定操作に基づき、該表示されてい
    るヘルプメッセージデータに対応して前記制御データ記
    憶手段に記憶されている表示を示す制御データを非表示
    を示す制御データに変更する制御データ変更手段と、を
    具備したことを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 複数のヘルプメッセージデータを記憶す
    るヘルプメッセージ記憶手段と、 このヘルプメッセージ記憶手段に記憶されているヘルプ
    メッセージデータの出力を制御するための制御データを
    記憶する制御データ記憶手段と、 所定期間未入力状態が経過したことを検出する未入力期
    間検出手段と、 この未入力状態検出手段により所定期間未入力状態が経
    過したことが検出された際に、前記制御データ記憶手段
    に記憶されている制御データに基づいて前記ヘルプメッ
    セージ記憶手段に記憶されているヘルプメッセージデー
    タを読出し表示するヘルプメッセージ表示手段と、を具
    備したことを特徴とする情報処理装置。
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