JPH0816326A - 音声蓄積装置のディスク二重化制御方式 - Google Patents
音声蓄積装置のディスク二重化制御方式Info
- Publication number
- JPH0816326A JPH0816326A JP6145099A JP14509994A JPH0816326A JP H0816326 A JPH0816326 A JP H0816326A JP 6145099 A JP6145099 A JP 6145099A JP 14509994 A JP14509994 A JP 14509994A JP H0816326 A JPH0816326 A JP H0816326A
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- hard disks
- buffer memory
- audio data
- control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】音声データ転送バスの負荷を増やさず、二つの
ハードディスクに同一音声データを書込ませる。 【構成】バッファメモリ1に一時的に格納される音声デ
ータをDMA制御部5により音声データ転送バス7、S
CSIバスコントローラ3a,3b、SCSIバス4
a,4b経由でハードディスク2a,2bに書込む際、
主制御部6がハードディスク2a,2bへのデータ書込
命令を同期制御コントローラ10から二つのSCSIバ
スコントローラ3a,3bに同時に引き渡し、SCSI
バスコントローラ3a,3bからのDMA転送要求を同
期制御コントローラ10にてDMA制御部5に引き渡
し、DMA制御部5がバッファメモリ1から読出した音
声データを二つのSCSIバスコントローラ3a,3b
に同時に引き渡してハードディスク2a,2bへの音声
データの書込みを1回のDMA転送制御で行う。
ハードディスクに同一音声データを書込ませる。 【構成】バッファメモリ1に一時的に格納される音声デ
ータをDMA制御部5により音声データ転送バス7、S
CSIバスコントローラ3a,3b、SCSIバス4
a,4b経由でハードディスク2a,2bに書込む際、
主制御部6がハードディスク2a,2bへのデータ書込
命令を同期制御コントローラ10から二つのSCSIバ
スコントローラ3a,3bに同時に引き渡し、SCSI
バスコントローラ3a,3bからのDMA転送要求を同
期制御コントローラ10にてDMA制御部5に引き渡
し、DMA制御部5がバッファメモリ1から読出した音
声データを二つのSCSIバスコントローラ3a,3b
に同時に引き渡してハードディスク2a,2bへの音声
データの書込みを1回のDMA転送制御で行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声蓄積装置のディスク
二重化制御方式に関し、特に音声データの蓄積媒体とし
て二重化されたスモールコンピュータ・システムインタ
フェース(以下SCSI)プロトコル制御のハードディ
スクを用いる音声蓄積装置におけるハードディスクへの
データ転送制御に関する。
二重化制御方式に関し、特に音声データの蓄積媒体とし
て二重化されたスモールコンピュータ・システムインタ
フェース(以下SCSI)プロトコル制御のハードディ
スクを用いる音声蓄積装置におけるハードディスクへの
データ転送制御に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の音声蓄積装置のディスク
二重化制御方式について図面を参照して説明する。
二重化制御方式について図面を参照して説明する。
【0003】図2は従来例を示すブロック図である。
【0004】図2において、この従来例は音声データを
一時的に格納するバッファメモリ21と、音声データの
蓄積媒体であるSCSIプロトコル制御のハードディス
ク22a,22bと、ハードディスク22a,22bの
制御を行うSCSIバスコントローラ23a,23b
と、SCSIバス24a,24bと、バッファメモリ2
1とSCSIバスコントローラ23a,23bとの間の
音声データの転送制御を行うDMA制御部25と、音声
蓄積装置内全体の制御を行う主制御部26と、音声デー
タの転送を行うための音声データ転送バス27と、DM
A転送制御のための制御線28a,28bと、主制御部
26がDMA制御部22およびSCSIバスコントロー
ラ23a,23bの制御を行うための主制御バス29と
を有して構成している。
一時的に格納するバッファメモリ21と、音声データの
蓄積媒体であるSCSIプロトコル制御のハードディス
ク22a,22bと、ハードディスク22a,22bの
制御を行うSCSIバスコントローラ23a,23b
と、SCSIバス24a,24bと、バッファメモリ2
1とSCSIバスコントローラ23a,23bとの間の
音声データの転送制御を行うDMA制御部25と、音声
蓄積装置内全体の制御を行う主制御部26と、音声デー
タの転送を行うための音声データ転送バス27と、DM
A転送制御のための制御線28a,28bと、主制御部
26がDMA制御部22およびSCSIバスコントロー
ラ23a,23bの制御を行うための主制御バス29と
を有して構成している。
【0005】次に、この従来例の動作について説明す
る。
る。
【0006】音声録音動作時、主制御部26は主制御バ
ス29を介してDMA制御部25、およびSCSIバス
コントローラ23a,23bに対しハードディスク22
a,22bへのデータ書込み動作を順次起動する。主制
御部26からの命令を受けたSCSIバスコントローラ
23a,23bはそれぞれのDMA転送のための制御線
28a,28bを用いてDMA制御部25に音声データ
の転送要求を行う。DMA制御部25では二つの要求の
調停を行い、SCSIコントローラ23a,23bのど
ちらか一方に対し音声データの転送要求に対する応答を
返すと共に、音声データ転送バス27を用いてバッファ
メモリ21から音声データを読み出し、応答を返した例
えばSCSIバスコントローラ23aに引き渡す。次
に、もう一方のSCSIバスコントローラ23bに対し
ても同様の制御で音声データの引き渡しを行う。音声デ
ータを受け取ったSCSIバスコントローラ23a,2
3bはそのデータをSCSIバス24a,24bを介し
て、ハードディスク22a,22bに書込み、1回のデ
ータ書き込み動作が終了する。この動作を規定回数繰り
返すことで音声の録音動作を実現する。
ス29を介してDMA制御部25、およびSCSIバス
コントローラ23a,23bに対しハードディスク22
a,22bへのデータ書込み動作を順次起動する。主制
御部26からの命令を受けたSCSIバスコントローラ
23a,23bはそれぞれのDMA転送のための制御線
28a,28bを用いてDMA制御部25に音声データ
の転送要求を行う。DMA制御部25では二つの要求の
調停を行い、SCSIコントローラ23a,23bのど
ちらか一方に対し音声データの転送要求に対する応答を
返すと共に、音声データ転送バス27を用いてバッファ
メモリ21から音声データを読み出し、応答を返した例
えばSCSIバスコントローラ23aに引き渡す。次
に、もう一方のSCSIバスコントローラ23bに対し
ても同様の制御で音声データの引き渡しを行う。音声デ
ータを受け取ったSCSIバスコントローラ23a,2
3bはそのデータをSCSIバス24a,24bを介し
て、ハードディスク22a,22bに書込み、1回のデ
ータ書き込み動作が終了する。この動作を規定回数繰り
返すことで音声の録音動作を実現する。
【0007】音声再生動作時、主制御部26は主制御バ
ス29を介してDMA制御部25、および正常動作をし
ていると認識しているSCSIバスコントローラ(23
a又は23b)に対しハードディスク22a又は22b
からのデータ読み出し動作を起動する。今ここでSCS
Iバスコントローラ23aに対し起動が行われたとする
と、SCSIバスコントローラ23aはハードディスク
22aから音声データを読出し、DMA転送制御のため
の制御線28aを用いてDMA制御部25に対し音声デ
ータの転送要求を行う。DMA制御部25はこの要求に
対し応答を返すと共に音声データ転送バス27を用いて
SCSIバスコントローラ23aから音声データを引き
取り、バッファメモリ21に書き込みを行う。この動作
を規定回数繰り返すことで音声の再生動作を実現する。
ス29を介してDMA制御部25、および正常動作をし
ていると認識しているSCSIバスコントローラ(23
a又は23b)に対しハードディスク22a又は22b
からのデータ読み出し動作を起動する。今ここでSCS
Iバスコントローラ23aに対し起動が行われたとする
と、SCSIバスコントローラ23aはハードディスク
22aから音声データを読出し、DMA転送制御のため
の制御線28aを用いてDMA制御部25に対し音声デ
ータの転送要求を行う。DMA制御部25はこの要求に
対し応答を返すと共に音声データ転送バス27を用いて
SCSIバスコントローラ23aから音声データを引き
取り、バッファメモリ21に書き込みを行う。この動作
を規定回数繰り返すことで音声の再生動作を実現する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の音声蓄積装
置のディスク二重化制御方式では、特にハードディスク
への音声データ書込み時に二つのSCSIバスコントロ
ーラが各々独立して音声データの転送要求をDMA制御
部に対し行う方式となっているので、一つの音声データ
に対し2回の音声データ転送バスを用いた音声データの
転送動作が必要となり、音声データ転送バスの負荷が増
大し、ハードディスクを二重化しない場合に比べ音声処
理能力が低下するという問題点があった。
置のディスク二重化制御方式では、特にハードディスク
への音声データ書込み時に二つのSCSIバスコントロ
ーラが各々独立して音声データの転送要求をDMA制御
部に対し行う方式となっているので、一つの音声データ
に対し2回の音声データ転送バスを用いた音声データの
転送動作が必要となり、音声データ転送バスの負荷が増
大し、ハードディスクを二重化しない場合に比べ音声処
理能力が低下するという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の音声蓄積装置の
ディスク二重化制御方式は、ディジタル化された音声デ
ータを一時的に格納するバッファメモリと、前記音声デ
ータの蓄積媒体としての二重化された二台のハードディ
スクとを設け、前記バッファメモリから読出した前記音
声データを転送バスを介して前記二台のハードディスク
へ同時に書込む制御を行い、且つ前記二台のハードディ
スクからの内の一台から読出した前記音声データを前記
転送バスを介して前記バッファメモリへ書込む制御を行
う読出・書込制御手段を備え、前記読出・書込制御手段
は前記二台のハードディスクのそれぞれを同期して個別
に制御を行う二つのコントローラを有している。
ディスク二重化制御方式は、ディジタル化された音声デ
ータを一時的に格納するバッファメモリと、前記音声デ
ータの蓄積媒体としての二重化された二台のハードディ
スクとを設け、前記バッファメモリから読出した前記音
声データを転送バスを介して前記二台のハードディスク
へ同時に書込む制御を行い、且つ前記二台のハードディ
スクからの内の一台から読出した前記音声データを前記
転送バスを介して前記バッファメモリへ書込む制御を行
う読出・書込制御手段を備え、前記読出・書込制御手段
は前記二台のハードディスクのそれぞれを同期して個別
に制御を行う二つのコントローラを有している。
【0010】本発明の音声蓄積装置のディスク二重化制
御方式は、ディジタル化された音声データを一時的に格
納するバッファメモリと、前記音声データの蓄積媒体で
あるスモールコンピュータ・システムインタフェース
(以下SCSI)プロトコル制御の二重化された二台の
ハードディスクへの前記音声データの書込み/読出しを
制御する二つのSCSIパスコントローラと、前記バッ
ファメモリと前記二つのSCSIバスコントローラとの
間のデータの転送制御を行うDMA制御部と、音声蓄積
装置内全体の制御を行う主制御部と、前記二つのSCS
Iバスコントローラを同期制御させるための同期制御コ
ントローラとを設け、前記二台のハードディスクへの音
声データ書込み時には前記DMA制御部によって前記バ
ッファメモリから読出された前記音声データを前記二つ
のSCSIバスコントローラに同時に引き渡して前記二
台のハードディスクへの同時書込みを行い、前記二台の
ハードディスクからの前記音声データ読出し時にはどち
らか一方の正常動作をしている前記ハードディスクから
前記音声データを読出して前記バッファメモリに書込む
制御手段を備えている。
御方式は、ディジタル化された音声データを一時的に格
納するバッファメモリと、前記音声データの蓄積媒体で
あるスモールコンピュータ・システムインタフェース
(以下SCSI)プロトコル制御の二重化された二台の
ハードディスクへの前記音声データの書込み/読出しを
制御する二つのSCSIパスコントローラと、前記バッ
ファメモリと前記二つのSCSIバスコントローラとの
間のデータの転送制御を行うDMA制御部と、音声蓄積
装置内全体の制御を行う主制御部と、前記二つのSCS
Iバスコントローラを同期制御させるための同期制御コ
ントローラとを設け、前記二台のハードディスクへの音
声データ書込み時には前記DMA制御部によって前記バ
ッファメモリから読出された前記音声データを前記二つ
のSCSIバスコントローラに同時に引き渡して前記二
台のハードディスクへの同時書込みを行い、前記二台の
ハードディスクからの前記音声データ読出し時にはどち
らか一方の正常動作をしている前記ハードディスクから
前記音声データを読出して前記バッファメモリに書込む
制御手段を備えている。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0012】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【0013】図1において、本実施例は音声データを一
時的に格納するバッファメモリ1と、音声データの蓄積
媒体であるSCSIプロトコル制御のハードディスク2
a,2bと、ハードディスク2a,2bの制御を行うS
CSIバスコントローラ3a,3bと、SCSIコント
ローラ3a,3bとハードディスク2a,2bとをそれ
ぞれ個別に結ぶSCSIバス4a,4bと、バッファメ
モリ1とSCSIバスコントローラ3a,3bとの間の
音声データの転送制御を行うDMA制御部5と、本実施
例における音声蓄積装置内全体の制御を行う主制御部6
と、音声データの転送を行うための音声データ転送バス
7と、DMA転送制御のための制御線8a,8bと、主
制御部6がDMA制御部5、および同期制御コントロー
ラ10の制御を行うための主制御バス9と、SCSIバ
スコントローラ3a,3bを同期制御するための同期制
御コントローラ10と、SCSIバスコントローラ3a
を制御するための制御バス11aと、SCSIバスコン
トローラ3bを制御するための制御バス11bと、同期
制御コントローラ10からDMA制御部5に対するDM
A転送要求およびDMA制御部5から同期制御コントロ
ーラ10に対するDMA要求応答のための制御線12と
を有して構成している。
時的に格納するバッファメモリ1と、音声データの蓄積
媒体であるSCSIプロトコル制御のハードディスク2
a,2bと、ハードディスク2a,2bの制御を行うS
CSIバスコントローラ3a,3bと、SCSIコント
ローラ3a,3bとハードディスク2a,2bとをそれ
ぞれ個別に結ぶSCSIバス4a,4bと、バッファメ
モリ1とSCSIバスコントローラ3a,3bとの間の
音声データの転送制御を行うDMA制御部5と、本実施
例における音声蓄積装置内全体の制御を行う主制御部6
と、音声データの転送を行うための音声データ転送バス
7と、DMA転送制御のための制御線8a,8bと、主
制御部6がDMA制御部5、および同期制御コントロー
ラ10の制御を行うための主制御バス9と、SCSIバ
スコントローラ3a,3bを同期制御するための同期制
御コントローラ10と、SCSIバスコントローラ3a
を制御するための制御バス11aと、SCSIバスコン
トローラ3bを制御するための制御バス11bと、同期
制御コントローラ10からDMA制御部5に対するDM
A転送要求およびDMA制御部5から同期制御コントロ
ーラ10に対するDMA要求応答のための制御線12と
を有して構成している。
【0014】次に、本実施例の動作について説明する。
【0015】音声録音動作時、主制御部6は主制御バス
9を介してDMA制御部5、および同期制御コントロー
ラ10に対しハードディスク2a,2bへのデータ書込
み動作を起動する。主制御部6からの命令を受けた同期
制御コントローラ10は制御バス11a,11bを用い
てSCSIバスコントローラ3a,3bにハードディス
クへ2a,2bのデータ書込み動作を同時に起動する。
その後同期制御コントローラ10は制御線8a,8bを
用いて送られる音声データの転送要求信号の時間監視を
開始する。同期制御コントローラ10から起動を受けた
SCSIバスコントローラ3a,3bはハードディスク
2a,2bへの音声データの書き込み準備ができた段階
で同期制御コントローラ10に対し制御線8a,8bを
用いて音声データの転送要求を行う。
9を介してDMA制御部5、および同期制御コントロー
ラ10に対しハードディスク2a,2bへのデータ書込
み動作を起動する。主制御部6からの命令を受けた同期
制御コントローラ10は制御バス11a,11bを用い
てSCSIバスコントローラ3a,3bにハードディス
クへ2a,2bのデータ書込み動作を同時に起動する。
その後同期制御コントローラ10は制御線8a,8bを
用いて送られる音声データの転送要求信号の時間監視を
開始する。同期制御コントローラ10から起動を受けた
SCSIバスコントローラ3a,3bはハードディスク
2a,2bへの音声データの書き込み準備ができた段階
で同期制御コントローラ10に対し制御線8a,8bを
用いて音声データの転送要求を行う。
【0016】SCSIバスコントローラ3a,3bから
の音声データ転送要求を監視していた同期制御コントロ
ーラ10では、規定時間内にSCSIバスコントローラ
3a,3bの両方からの音声データ転送要求が揃った場
合は、その時点でDMA制御部5に対し制御線12を用
いてDMA転送要求を行う。要求を受けたDMA制御部
5は制御線12を用いて同期制御コントローラ10に対
し応答信号を返送すると共にバッファメモリ1からSC
SIバスコントローラ3a,3bへの音声データ転送動
作を開始する。一方同期制御コントローラ10ではDM
A制御部5から送られた応答信号をSCSIバスコント
ローラ3a,3bに同時に引き渡し、データ転送動作が
開始されることを通知する。
の音声データ転送要求を監視していた同期制御コントロ
ーラ10では、規定時間内にSCSIバスコントローラ
3a,3bの両方からの音声データ転送要求が揃った場
合は、その時点でDMA制御部5に対し制御線12を用
いてDMA転送要求を行う。要求を受けたDMA制御部
5は制御線12を用いて同期制御コントローラ10に対
し応答信号を返送すると共にバッファメモリ1からSC
SIバスコントローラ3a,3bへの音声データ転送動
作を開始する。一方同期制御コントローラ10ではDM
A制御部5から送られた応答信号をSCSIバスコント
ローラ3a,3bに同時に引き渡し、データ転送動作が
開始されることを通知する。
【0017】応答信号を送出したDMA制御部5は音声
データ転送バス7を介してバッファメモリ1から音声デ
ータを読出し、SCSIバスコントローラ3a,3bに
同時に引き渡す。音声データを受け取ったSCSIバス
コントローラ3a,3bはそのデータをSCSIバス4
a,4bを介してハードディスク2a,2bに書込み、
音声データのハードディスクへの書込みが終了する。以
上の動作を繰り返すことで音声の録音動作を実現する。
データ転送バス7を介してバッファメモリ1から音声デ
ータを読出し、SCSIバスコントローラ3a,3bに
同時に引き渡す。音声データを受け取ったSCSIバス
コントローラ3a,3bはそのデータをSCSIバス4
a,4bを介してハードディスク2a,2bに書込み、
音声データのハードディスクへの書込みが終了する。以
上の動作を繰り返すことで音声の録音動作を実現する。
【0018】なお、SCSIバスコントローラ3a,3
bからの音声データ転送要求信号が規定時間内に同期制
御コントローラ10に入力されなかった場合は、転送要
求信号を出力していないSCSIバスコントローラ3a
又は3bを障害として以後の動作から切り離すと共に主
制御部6への報告を行う。ここでいう規定時間とは、ハ
ードディスク2a,2bのシーク時間等の最大値を考慮
に入れ、あらかじめ設定を行う時間である。
bからの音声データ転送要求信号が規定時間内に同期制
御コントローラ10に入力されなかった場合は、転送要
求信号を出力していないSCSIバスコントローラ3a
又は3bを障害として以後の動作から切り離すと共に主
制御部6への報告を行う。ここでいう規定時間とは、ハ
ードディスク2a,2bのシーク時間等の最大値を考慮
に入れ、あらかじめ設定を行う時間である。
【0019】音声再生動作時、主制御部6は主制御バス
9を介してDMA制御部5、および同期制御コントロー
ラ10に対しハードディスク2a,2bからのデータ読
出し動作を起動する。同期制御コントローラ10では正
常動作をしているSCSIバスコントローラ3a又は3
bに対しハードディスク2a又は2bからの音声データ
の読出し動作を起動する。起動を受けた例えばSCSI
バスコントローラ3aはハードディスク2aから音声デ
ータを読出し、同期制御コントローラ10に対し音声デ
ータの転送要求を行う。同期制御コントローラ10では
この要求をDMA制御部5に中継し、またDMA制御部
5からの応答信号を音声データの転送要求を行ったSC
SIバスコントローラ3aに中継する。その後、DMA
制御部5は音声データ転送バス7を用いて要求を行った
SCSIバスコントローラ3aから音声データを読出
し、バッファメモリ1に書込みを行う。この動作を規定
回数繰り返すことで音声の再生動作を実現する。
9を介してDMA制御部5、および同期制御コントロー
ラ10に対しハードディスク2a,2bからのデータ読
出し動作を起動する。同期制御コントローラ10では正
常動作をしているSCSIバスコントローラ3a又は3
bに対しハードディスク2a又は2bからの音声データ
の読出し動作を起動する。起動を受けた例えばSCSI
バスコントローラ3aはハードディスク2aから音声デ
ータを読出し、同期制御コントローラ10に対し音声デ
ータの転送要求を行う。同期制御コントローラ10では
この要求をDMA制御部5に中継し、またDMA制御部
5からの応答信号を音声データの転送要求を行ったSC
SIバスコントローラ3aに中継する。その後、DMA
制御部5は音声データ転送バス7を用いて要求を行った
SCSIバスコントローラ3aから音声データを読出
し、バッファメモリ1に書込みを行う。この動作を規定
回数繰り返すことで音声の再生動作を実現する。
【0020】一般に、例えば、音声の録音、再生を1回
ずつ行う処理を一つの音声蓄積処理として、音声データ
の転送バスの負荷に着目してみると、ハードディスクを
二重化しない場合は録音で1、再生で1の合計2の負荷
が音声データの転送バスにかかることになる。一方、ハ
ードディスクを二重化した場合は録音で2、再生で1の
合計3の負荷がかかり、音声データの転送バスの負荷が
増大する。
ずつ行う処理を一つの音声蓄積処理として、音声データ
の転送バスの負荷に着目してみると、ハードディスクを
二重化しない場合は録音で1、再生で1の合計2の負荷
が音声データの転送バスにかかることになる。一方、ハ
ードディスクを二重化した場合は録音で2、再生で1の
合計3の負荷がかかり、音声データの転送バスの負荷が
増大する。
【0021】しかし、本実施例によれば音声データ7の
転送バスの負荷は、ハードディスク2a,2bを有して
二重化したにも係わらず、ハードディスクを二重化しな
い場合と同等の2となり、結果的に負荷の軽減がはかれ
るということになり、音声処理能力を増大させることが
できる。
転送バスの負荷は、ハードディスク2a,2bを有して
二重化したにも係わらず、ハードディスクを二重化しな
い場合と同等の2となり、結果的に負荷の軽減がはかれ
るということになり、音声処理能力を増大させることが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディジタ
ル化された音声データを一時的に格納するバッファメモ
リと、前記音声データの蓄積媒体としての二重化された
二台のハードディスクとを設け、バッファメモリから読
出した前記音声データを転送バスを介して二台のハード
ディスクへ同時に書込む制御を行い、且つ二台のハード
ディスからの内の一台から読出した音声データを転送バ
スを介してバッファメモリへ書込む制御を行う読出・書
込制御手段を備え、読出・書込制御手段は二台のハード
ディスクのそれぞれを同期して個別に制御を行う二つの
コントローラを有することにより、1回の音声データ転
送で二重化されたハードディスクの両方に同時に音声デ
ータの書込みが可能となることから、音声データの転送
バスの負荷が軽減され、音声処理能力を増大させること
ができる効果がある。
ル化された音声データを一時的に格納するバッファメモ
リと、前記音声データの蓄積媒体としての二重化された
二台のハードディスクとを設け、バッファメモリから読
出した前記音声データを転送バスを介して二台のハード
ディスクへ同時に書込む制御を行い、且つ二台のハード
ディスからの内の一台から読出した音声データを転送バ
スを介してバッファメモリへ書込む制御を行う読出・書
込制御手段を備え、読出・書込制御手段は二台のハード
ディスクのそれぞれを同期して個別に制御を行う二つの
コントローラを有することにより、1回の音声データ転
送で二重化されたハードディスクの両方に同時に音声デ
ータの書込みが可能となることから、音声データの転送
バスの負荷が軽減され、音声処理能力を増大させること
ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
1 バッファメモリ 2a,2b ハードディスク 3a,3b SCSIバスコントローラ 4a,4b SCSIバス 5 DMA制御部 6 主制御部 7 音声データ転送バス 8a,8b 制御線 9 主制御バス 10 同期制御コントローラ 11a,11b 制御バス 12 DMA転送制御線
Claims (3)
- 【請求項1】 ディジタル化された音声データを一時的
に格納するバッファメモリと、前記音声データの蓄積媒
体としての二重化された二台のハードディスクとを設
け、前記バッファメモリから読出した前記音声データを
転送バスを介して前記二台のハードディスクへ同時に書
込む制御を行い、且つ前記二台のハードディスクからの
内の一台から読出した前記音声データを前記転送バスを
介して前記バッファメモリへ書込む制御を行う読出・書
込制御手段を備えることを特徴とする音声蓄積装置のデ
ィスク二重化制御方式。 - 【請求項2】 前記読出・書込制御手段は前記二台のハ
ードディスクのそれぞれを同期して個別に制御を行う二
つのコントローラを有することを特徴とする請求項1記
載の音声蓄積装置のディスク二重化制御方式。 - 【請求項3】 ディジタル化された音声データを一時的
に格納するバッファメモリと、前記音声データの蓄積媒
体であるスモールコンピュータ・システムインタフェー
ス(以下SCSI)プロトコル制御の二重化された二台
のハードディスクへの前記音声データの書込み/読出し
を制御する二つのSCSIパスコントローラと、前記バ
ッファメモリと前記二つのSCSIバスコントローラと
の間のデータの転送制御を行うDMA制御部と、音声蓄
積装置内全体の制御を行う主制御部と、前記二つのSC
SIバスコントローラを同期制御させるための同期制御
コントローラとを設け、前記二台のハードディスクへの
音声データ書込み時には前記DMA制御部によって前記
バッファメモリから読出された前記音声データを前記二
つのSCSIバスコントローラに同時に引き渡して前記
二台のハードディスクへの同時書込みを行い、前記二台
のハードディスクからの前記音声データ読出し時にはど
ちらか一方の正常動作をしている前記ハードディスクか
ら前記音声データを読出して前記バッファメモリに書込
む制御手段を備えることを特徴とする音声蓄積装置のデ
ィスク二重化制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145099A JPH0816326A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 音声蓄積装置のディスク二重化制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145099A JPH0816326A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 音声蓄積装置のディスク二重化制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0816326A true JPH0816326A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15377358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6145099A Pending JPH0816326A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 音声蓄積装置のディスク二重化制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816326A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612190A (ja) * | 1992-06-25 | 1994-01-21 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク制御方式 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6145099A patent/JPH0816326A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612190A (ja) * | 1992-06-25 | 1994-01-21 | Hitachi Ltd | 磁気ディスク制御方式 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961203 |