JPH0816304A - タブレット装置 - Google Patents

タブレット装置

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Publication number
JPH0816304A
JPH0816304A JP14769494A JP14769494A JPH0816304A JP H0816304 A JPH0816304 A JP H0816304A JP 14769494 A JP14769494 A JP 14769494A JP 14769494 A JP14769494 A JP 14769494A JP H0816304 A JPH0816304 A JP H0816304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital data
data
tablet
liquid crystal
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP14769494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Nakai
康裕 中井
Hitoshi Takano
仁志 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP14769494A priority Critical patent/JPH0816304A/ja
Publication of JPH0816304A publication Critical patent/JPH0816304A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶の影響で発生する雑音を除去してイメー
ジデータを処理するタブレット装置を提供。 【構成】 タブレット2上で文字や図形を描いて筆記圧
力をイメージデータV1に変換し、X座標データ及びY
座標データがタブレット2からローパスフィルタ3に出
力されて高周波雑音が取り除かれ、A/D変換器4でデ
ィジタルデータに変換される。そこで、変換されたディ
ジタルデータを検出手段7で検出した周期の半周期T/
2毎に記憶部5へ記憶させ、この記憶部5で記憶された
デジタルデータから複数の平均値を演算部6が算出し、
かつ複数の平均値から中間値のデジタルデータを演算し
て制御手段8が液晶表示部1へ表示するよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレット装置に係
り、特に入力データ変化の周期と雑音の周期とが接近す
る場合の雑音除去手段を備えたタブレット装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来(図示せず)のタブレット装置は、
タブレットで筆記入力された入力データがA/D変換器
でディジタルデータに変換され、イメージデータとして
ペン等で手書き入力する場合、液晶表示部から発せられ
る雑音の影響を受け、A/D変換後のイメージデータが
乱れて入力データが正確に処理されず、液晶表示部へ入
力データが正確に表示されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
タブレット装置では、液晶表示部から発せられる雑音の
影響を受け、A/D変換後のイメージデータが乱れて入
力データが正確に液晶表示部へ表示されないこととな
る。そこで、本発明は、液晶の影響で発生する雑音を除
去してイメージデータを処理するタブレット装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明のタブレット装置は、液晶表示部と、この
液晶表示部から発生する雑音の周期を検出する検出手段
と、筆記動作に対応したイメージデータを入力するタブ
レットと、このタブレットで入力されたイメージデータ
から高周波雑音を取り除くローパスフィルタと、このロ
ーパスフィルタで高周波雑音を取り除いたイメージデー
タをデジタルデータに変換するA/D変換器と、このA
/D変換器で変換されたデジタルデータを上記検出手段
で検出した周期の半周期毎に記憶する記憶部と、この記
憶部で記憶されたデジタルデータの平均値を算出する演
算部と、この演算部で算出された平均値のデジタルデー
タを上記液晶表示部へ表示するよう制御する制御手段と
で構成されたことを特徴とする。
【0005】また、上述の課題を解決するために、本発
明のタブレット装置は、上記記憶部で記憶されたデジタ
ルデータから複数の平均値を算出し、この複数の平均値
から中間値のデジタルデータを演算する上記演算部と、
この演算部で演算された中間値のデジタルデータを上記
液晶表示部へ表示するよう制御する上記制御手段とで構
成されたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例によるタブレット装
置を図面を参照して説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例によるタブレッ
ト装置のブロック構成図である。
【0008】図2は、本発明の一実施例によるタブレッ
ト装置のローパスフィルタの入力波形図(A)及びA/
D変換器の入力波形図(B)である。
【0009】図3は、本発明の一実施例によるタブレッ
ト装置の雑音除去フローチャートである。
【0010】図4は、本発明の一実施例によるタブレッ
ト装置の記憶部のデジタルデータの格納図である。
【0011】本発明の一実施例によるタブレット装置
は、図1に示すように、液晶表示部1と、この液晶表示
部1から発生する雑音の周期を検出する検出手段7と、
筆記動作に対応したイメージデータV1を入力するタブ
レット2と、このタブレット2で入力されたイメージデ
ータV1から高周波雑音を取り除くローパスフィルタ3
と、このローパスフィルタ3で高周波雑音を取り除いた
イメージデータV2をデジタルデータに変換するA/D
変換器4と、このA/D変換器4で変換されたデジタル
データを検出手段7で検出した周期の半周期T/2毎に
記憶する記憶部5と、この記憶部5で記憶されたデジタ
ルデータから複数の平均値を算出し、この複数の平均値
から中間値のデジタルデータを演算する演算部6と、こ
の演算部6で演算された中間値のデジタルデータを液晶
表示部1へ表示するよう制御する制御手段8とで構成さ
れる。
【0012】また、液晶表示部1とタブレット2とは、
重ね合わされて固定されている。次に、本発明の一実施
例によるタブレット装置の動作を、図1を参照して説明
する。
【0013】まず、本発明の一実施例によるタブレット
装置の各ブロックの動作について説明する。
【0014】タブレット2上にペンなどであたかも紙に
書くように文字や図形を描くと筆記圧力を電圧信号に変
換し、ペン位置を表す信号のX座標データ及びY座標デ
ータがタブレット2からローパスフィルタ3へイメージ
データV1として出力され、このイメージデータV1の
高周波雑音を取り除いてA/D変換器4でディジタルデ
ータに変換される。
【0015】そこで、変換されたディジタルデータを検
出手段7で検出した周期の半周期T/2毎に記憶部5へ
記憶させ、この記憶部5で記憶されたデジタルデータか
ら複数の平均値を演算部6が算出し、かつ複数の平均値
から中間値のデジタルデータを演算して制御手段8が液
晶表示部1へ表示するよう制御する。
【0016】次に、本発明の一実施例によるタブレット
装置のローパスフィルタ及びA/D変換器の入力波形
を、図面を参照して説明する。
【0017】ローパスフィルタ3の入力波形は、図2の
(A)に示すように、X軸は時間t[ms],Y軸は出
力電圧V1[V]を表し、V1c[V]は雑音の影響が
無い場合の電圧値で、タブレット2の座標位置が電圧レ
ベルに変換され、出力電圧V1c[V]の上下に液晶の
影響で発生する周期的な雑音が発生しており、その周期
Tは0.99[ms]である。
【0018】また、ローパスフィルタ3を通過したA/
D変換器4の入力波形は、図2の(B)に示すように、
ローパスフィルタ3を通過して高周波成分をカットし、
パルス雑音が無くなって出力電圧V2c[V]を中心に
0.99[ms]の周期Tで波形が波打つ。
【0019】このローパスフィルタ3の遮断周波数は、
本発明の一実施例によるタブレット装置で1[KHz]
に設定しているが、これはタブレット2から送られてく
るX座標データ及びY座標データのイメージデータV1
の切り換え周期を1[ms](1[KHz])に設定し
てイメージデータV1に影響を及ぼさないようにしてい
るため、イメージデータ変化の周期(1[ms])と雑
音の周期(0.99[ms])とが非常に接近している
場合に特に有効である。
【0020】次に、本発明の一実施例によるタブレット
装置の雑音除去のフローを、図面を参照して説明する。
【0021】本発明の一実施例によるタブレット装置の
雑音除去のフローは、図3に示すように、まず、ステッ
プS01でA/D変換部4を介して筆記入力の押圧検出
があるか否かを判断し、押圧が検出できない時は、ステ
ップS01を繰り返して待機させ、押圧が検出された時
は、ステップS02に進む。
【0022】ステップS02では、A/D変換部4を介
し、1回目のX座標データを抽出してX1を記憶部5に
格納させ、ステップS03で「CALL WAIT」ル
ーチンを実行する。
【0023】「CALL WAIT」ルーチンは、時間
待ちの処理を行なうルーチンで、待ち時間がステップS
02などの座標データ抽出処理ステップと「CALL
WAIT」ルーチンの処理時間の合計が、図2の(B)
に示される時間Tの6等分に等しいものになるように設
定されている。
【0024】ステップS03からは、先のステップS0
2と同じようにX座標データを記憶部5に格納し、時間
待ちを行なうといった動作をステップS13まで繰り返
し、この時に抽出されたデータは常に記憶部5へ格納し
ているので、ステップS13が終了した時点で、X1は
1回目のX座標データ,X2は2回目のX座標データ,
X3は3回目のX座標データ,X4は4回目のX座標デ
ータ,X5は5回目のX座標データ,X6は6回目のX
座標データを格納していることになる。
【0025】また、Y座標データの抽出をステップS1
4から行ない、ステップS14ではA/D変換部4を介
し、1回目のY座標データを抽出してY1を記憶部5に
格納し、ステップS15でステップS03と同じように
時間待ちを行なう。
【0026】このように、Y座標データ抽出の動作をス
テップS25まで行い、ステップS25が終了した時点
で、Y1は1回目のY座標データ,Y2は2回目のY座
標データ,Y3は3回目のY座標データ,Y4は4回目
のY座標データ,Y5は5回目のY座標データ,Y6は
6回目のY座標データを記憶部5に格納する。
【0027】さらに、ステップS26で押圧を検出し筆
記入力があるか否かを判断し、押圧が検出できなかった
場合は、ステップS01に戻り、座標データ抽出時の筆
記入力が終了した時の座標データとして異常な値を記憶
部5に格納するのを防ぐ。
【0028】次に、本発明の一実施例によるタブレット
装置の記憶部5に格納した座標データを補正して雑音除
去を行なう演算処理を、図面を参照して説明する。
【0029】本発明の一実施例によるタブレット装置の
演算部は、図4に示される記憶部5の格納図のように、
座標データX1,X2,X3,X4,X5,X6の抽出
間隔を、ステップS03などで実行して「CALL W
AIT」の時間待ちにより、図2の(B)に示される時
間Tの6等分になり、雑音のサイン周期に一致している
ので、座標データX1とX4のデータ抽出間隔が半周期
T/2になり、出力電圧V2c[V]に対して常に反対
の位相データを持ち、2つの座標データの平均値は出力
電圧V2c[V]に近い値が算出される。
【0030】このことから、ステップS27では、座標
データX1とX4の平均値を計算した結果X14,座標
データX2とX5の平均値を計算した結果X25,座標
データX3とX6の平均値を計算した結果X36を記憶
部5に格納させる。
【0031】同様に、Y座標データも座標データY1と
Y4の平均値を計算した結果Y14,座標データY2と
Y5の平均値を計算した結果Y25,座標データY3と
Y6の平均値を計算した結果Y36をステップS30か
らS32で記憶部5に格納させる。
【0032】以上の演算部6で処理した平均値の座標デ
ータは、サイン周期の雑音を除去し図2の(B)に示さ
れる出力電圧V2c[V]の近似値を示しているが、突
発的に発生する雑音(チャタリングなど)に対しての対
策は行なわれない。
【0033】そこで、そのような雑音除去のために、抽
出された3つの平均値の座標データから、さらに出力電
圧V2c[V]に近い座標データを選ぶ処理をステップ
S33,S34で行ない、突発的に発生する雑音に影響
された座標データは出力電圧V2c[V]に対して、大
きい値や小さい値を取るために、3つの平均値座標デー
タを比較し、最大でも最小でもない中点の座標データを
出力電圧V2c[V]として適用する動作を行ない、こ
の抽出された座標データが記憶部5に格納される。
【0034】ステップS35では、これらの雑音除去処
理を施した座標データを出力し、最終的にステップS0
1に戻ることで、処理の継続を行なう。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるタブ
レット装置によれば、液晶から周期的に発生する雑音を
低減させることで、A/D変換後にイメージデータを正
確に処理して入力データを高い精度で処理する効果があ
る。
【0036】また、本発明によるタブレット装置によれ
ば、液晶から突発性のある雑音を低減させることで、A
/D変換後にイメージデータを正確に処理して入力デー
タを高い精度で処理する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるタブレット装置のブロ
ック構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるタブレット装置のロー
パスフィルタの入力波形図(A)及びA/D変換器の入
力波形図(B)である。
【図3】本発明の一実施例によるタブレット装置の雑音
除去フローチャートである。
【図4】本発明の一実施例によるタブレット装置の記憶
部のデジタルデータの格納図である。
【符号の説明】
1 液晶表示部 2 タブレット 3 ローパスフィルタ 4 A/D変換器 5 記憶部 6 演算部 7 検出手段 8 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示部と、この液晶表示部から発生
    する雑音の周期を検出する検出手段と、筆記動作に対応
    したイメージデータを入力するタブレットと、このタブ
    レットで入力されたイメージデータから高周波雑音を取
    り除くローパスフィルタと、このローパスフィルタで高
    周波雑音を取り除いたイメージデータをデジタルデータ
    に変換するA/D変換器と、このA/D変換器で変換さ
    れたデジタルデータを上記検出手段で検出した周期の半
    周期毎に記憶する記憶部と、この記憶部で記憶されたデ
    ジタルデータの平均値を算出する演算部と、この演算部
    で算出された平均値のデジタルデータを上記液晶表示部
    へ表示するよう制御する制御手段とで構成されたことを
    特徴とするタブレット装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶部で記憶されたデジタルデータ
    から複数の平均値を算出し、この複数の平均値から中間
    値のデジタルデータを演算する上記演算部と、この演算
    部で演算された中間値のデジタルデータを上記液晶表示
    部へ表示するよう制御する上記制御手段とで構成された
    ことを特徴とする請求項1記載のタブレット装置。
JP14769494A 1994-06-29 1994-06-29 タブレット装置 Pending JPH0816304A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14769494A JPH0816304A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 タブレット装置

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JP14769494A JPH0816304A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 タブレット装置

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JPH0816304A true JPH0816304A (ja) 1996-01-19

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ID=15436160

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JP14769494A Pending JPH0816304A (ja) 1994-06-29 1994-06-29 タブレット装置

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JP (1) JPH0816304A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1630652A1 (en) * 2004-03-22 2006-03-01 High Tech Computer Corp. Coordinate positioning device with anti-noise method
CN108431746A (zh) * 2016-03-29 2018-08-21 微晶片科技德国公司 电容按钮上水的强固性及检测

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1630652A1 (en) * 2004-03-22 2006-03-01 High Tech Computer Corp. Coordinate positioning device with anti-noise method
CN108431746A (zh) * 2016-03-29 2018-08-21 微晶片科技德国公司 电容按钮上水的强固性及检测
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