JPH08162255A - ジョイントブッシュ供給装置 - Google Patents

ジョイントブッシュ供給装置

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JPH08162255A
JPH08162255A JP30391194A JP30391194A JPH08162255A JP H08162255 A JPH08162255 A JP H08162255A JP 30391194 A JP30391194 A JP 30391194A JP 30391194 A JP30391194 A JP 30391194A JP H08162255 A JPH08162255 A JP H08162255A
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joint bush
joint
bush
air vent
vent hole
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JP30391194A
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Takayuki Miyamoto
隆之 宮本
Hiroyuki Watabe
宏之 渡部
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査レベルの安定化を図ると共に一定のペー
スで次工程にジョイントブッシュ8が供給できるジョイ
ントブッシュ供給装置1を提供する。 【構成】 ジョイントブッシュ供給装置1はジョイント
ブッシュ供給位置Aからジョイントブッシュ取出位置B
に至る搬送装置2と搬送経路途中のジョイントブッシュ
検査ステーション13を備える。ジョイントブッシュ8
は一端部にシール鍔部9を備え、シール鍔部9にエア抜
き孔が備えられている。搬送装置2は所定方向に循環回
走される無端回走ベルト体5を備え、無端回走ベルト体
5にジョイントブッシュ8を縦向き姿勢で載置保持する
複数のブッシュ保持体6が備えられる。ブッシュ保持体
6はジョイントブッシュ8の孔部に挿入状とされる保持
軸部を備える。ジョイントブッシュ検査ステーション1
3に測長機構とエア抜き孔検出機構とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の内燃機関に
おけるシリンダヘッドに形成されたプラグホール内の点
火プラグに一端側が接続され、他端側に点火コイルが接
続されるいわゆる直結式のプラグジョイント装置におけ
る組立に際してのジョイントブッシュを搬送するジョイ
ントブッシュ供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のジョイントブッシュは絶
縁性を有するゴム等の弾性材等により筒状に構成されて
おり、内燃機関の機種に応じて各種形状や各種長さのも
のがあった。また点火コイル側に接続されるジョイント
ブッシュの端部側にはシリンダヘッドのプラグホール周
縁部外面側に当接して防水性を確保するためのシール鍔
部が外方張り出し状に備えられていた。
【0003】そして、プラグジョイント装置の組立工程
においては、ジョイントブッシュが機種に対応した所定
の長さを有しているかどうか、およびジョイントブッシ
ュの一端側に備えられたシール鍔部に所定のエア抜き孔
が形成されているかどうかを作業者が検査し、その検査
により不良が発見されない場合にそのジョイントブッシ
ュを次工程に供給し、その後、ジョイントブッシュ内に
端子バネが取り付けられたジョイント端子を装着するこ
とによってプラグジョイント装置の組立を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
組立工程においては、ジョイントブッシュの測長やエア
抜き孔検査は作業者によるライトで照らしながらの目視
確認であり、作業者の熟練度に頼っており、また、疲労
等によって検査ミス等が生じるおそれがあり、信頼性に
欠け、さらに、各個人の判断誤差等があり、検査レベル
の安定化が図れないという問題があった。
【0005】また、ジョイントブッシュの次工程への供
給が作業者による手作業のため、供給ペースにばらつき
が生じるという問題もあった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、検査
レベルの安定化を図ると共に一定のペースで次工程にジ
ョイントブッシュが供給できるジョイントブッシュ供給
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、一端側がシリンダヘッドに形成された
プラグホール内の点火プラグに接続され、点火コイル側
に接続される他端側にシリンダヘッドのプラグホール周
縁部外面側に当接状とされるシール鍔部を備え、該シー
ル鍔部にエア抜き孔が形成されてなる筒状のジョイント
ブッシュを搬送するジョイントブッシュ供給装置であっ
て、ジョイントブッシュ供給位置からジョイントブッシ
ュ取出位置にジョイントブッシュを搬送すべく、所定方
向に循環回走自在に配設された無端回走ベルト体と、該
無端回走ベルト体外周面側にその回走方向に沿って所定
間隔を有して複数装着されると共に、前記シール鍔部側
を下側としてジョイントブッシュを縦向き姿勢に載置保
持すべく、ジョイントブッシュの孔部に挿入状とされる
保持軸部をそれぞれ有するブッシュ保持体とを備え、前
記ジョイントブッシュ供給位置からジョイントブッシュ
取出位置に至るジョイントブッシュ搬送経路途中に、ジ
ョイントブッシュ検査ステーションが備えられ、該ジョ
イントブッシュ検査ステーションにジョイントブッシュ
の軸方向長さを検出する測長機構と、前記エア抜き孔を
検出するエア抜き孔検出機構とが備えられてなる点にあ
る。
【0008】また、前記測長機構は、前記ブッシュ保持
体に載置保持されたジョイントブッシュの上端高さを検
出する高さ検出器を備え、該高さ検出器によりジョイン
トブッシュの軸方向長さが検出される構造としてもよ
い。
【0009】さらに、前記エア抜き孔検出機構は、前記
ジョイントブッシュ検査ステーション位置のジョイント
ブッシュの上端部を把持して上方にジョイントブッシュ
を持ち上げる持ち上げ操作部と、該持ち上げ操作部によ
り持ち上げられたジョイントブッシュのシール鍔部に接
近離隔自在に配置され、エア抜き孔を検出する孔検出器
を備えたエア抜き孔検出部と、前記持ち上げ操作部で持
ち上げられたジョイントブッシュをその軸心回りに回動
操作する回動操作部とを備えてなる構造としてもよい。
【0010】また、前記エア抜き孔検出部は前記ジョイ
ントブッシュの両側に対応して一対配置され、各エア抜
き孔検出部は前記シール鍔部に接近操作された際、ジョ
イントブッシュ外周面に上下方向の軸心回りに転動自在
に当接されるガイドローラをそれぞれ備えてなる構造と
してもよい。
【0011】
【作用】本発明によれば、ジョイントブッシュ供給位置
で無端回走ベルト体に備えられたブッシュ保持体の保持
軸部に対して、ジョイントブッシュのシール鍔部側を下
側として順次、外嵌させれば、ブッシュ保持体にジョイ
ントブッシュが縦向き姿勢で載置保持され、その状態で
無端回走ベルト体の循環回走に伴って順次、ジョイント
ブッシュ取出位置方向に搬送される。
【0012】そして、その搬送経路途中におけるジョイ
ントブッシュ検査ステーションにおいて、測長機構によ
りジョイントブッシュの軸方向長さが所定の長さを有し
ているかどうかが検出され、エア抜き孔検出機構により
所定のエア抜き孔が形成されているかどうかが検出され
る。
【0013】このように、ジョイントブッシュがジョイ
ントブッシュ取出位置に自動的に搬送されるため、ジョ
イントブッシュの次工程への供給が安定したペースで行
うことができる。また、ジョイントブッシュの測長やエ
ア抜き孔の検査も測長機構やエア抜き孔検出機構により
自動的に行われるように構成されているため、検査レベ
ルも安定化する。
【0014】また、ブッシュ保持体に載置保持されたジ
ョイントブッシュの上端高さを検出する高さ検出器が備
えられ、該高さ検出器によりジョイントブッシュの上端
高さを検出することによって軸方向長さを検出する構造
によれば、ジョイントブッシュ検査ステーションにジョ
イントブッシュが搬送されてきた状態で軸方向長さが検
出できる。
【0015】さらに、エア抜き孔検出機構が、前記ジョ
イントブッシュ検査ステーション位置のジョイントブッ
シュの上端部を把持して上方にジョイントブッシュを持
ち上げる持ち上げ操作部と、該持ち上げ操作部により持
ち上げられたジョイントブッシュのシール鍔部に接近離
隔自在に配置され、エア抜き孔を検出する孔検出器を備
えたエア抜き孔検出部と、前記持ち上げ操作部で持ち上
げられたジョイントブッシュをその軸心回りに回動操作
する回動操作部とを備えてなる構造にあっては、持ち上
げ操作部でジョイントブッシュを上方に持ち上げ、その
状態で回動操作部によりジョイントブッシュを回動操作
すれば、エア抜き孔検出部の孔検出器によりシール鍔部
におけるエア抜き孔がそのシール鍔部の周方向全周にわ
たって検査できる。
【0016】また、前記エア抜き孔検出部が前記ジョイ
ントブッシュの両側に対応して一対配置され、各エア抜
き孔検出部は前記シール鍔部に接近操作された際、ジョ
イントブッシュ外周面に上下方向の軸心回りに転動自在
に当接されるガイドローラをそれぞれ備えてなる構造に
よれば、ジョイントブッシュのその軸心回りの回動操作
時において、各ガイドローラによりジョイントブッシュ
が所定位置でガイドされながら回動操作され、ジョイン
トブッシュの回動が安定する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1ないし図8において、1はジョイントブッ
シュ供給装置で、ジョイントブッシュ供給位置Aからジ
ョイントブッシュ取出位置Bに至る搬送装置2が備えら
れている。
【0018】搬送装置2は、駆動ギヤ3および従動ギヤ
4と、両ギヤ3、4間にわたって循環回走自在に装着さ
れたキャタピラ方式の無端回走ベルト体5とを備え、駆
動ギヤ3の駆動により無端回走ベルト体5が所定方向P
に所定の速度で循環回走されるように構成されている。
【0019】前記無端回走ベルト体5の外周面側全周に
わたり、その回走方向Pに沿って所定間隔を有して複数
のブッシュ保持体6が装着されている。これら各ブッシ
ュ保持体6はポリプロピレン等により形成されており、
図2にも示される如く、ジョイントブッシュ8の一端側
に備えられた外方張り出し状のシール鍔部9が載置され
る円形状の載置基部6aと、該載置基部6aの中心より
上方に突設された保持軸部6bとをそれぞれ備えてい
る。
【0020】なお、ジョイントブッシュ8は従来同様、
絶縁性を有するシリコンゴム等の弾性材よりなり、筒状
に構成されている。そして、その一端部側にはシール鍔
部9が張り出し状に形成されている。
【0021】そして、ジョイントブッシュ8のシール鍔
部9側を下側としてジョイントブッシュ8の軸心方向に
沿って備えられた孔部10に保持軸部6bを相対的に嵌
合させ、載置基部6a上にシール鍔部9を載置すれば、
ジョイントブッシュ8の倒れが保持軸部6bで規制さ
れ、ここに、ジョイントブッシュ8は縦向き姿勢で載置
保持されるように構成されている。
【0022】また、ジョイントブッシュ8のシール鍔部
9には図2および図3に示される如く、径方向に離隔し
て一対のエア抜き孔11が形成されている。
【0023】前記ジョイントブッシュ供給位置Aからジ
ョイントブッシュ取出位置Bに至るジョイントブッシュ
8の搬送経路途中に、ジョイントブッシュ検査ステーシ
ョン13が備えられており、該ジョイントブッシュ検査
ステーション13には図4ないし図8に示される如く、
ジョイントブッシュ8の軸方向長さを検出する測長機構
14と、シール鍔部9のエア抜き孔11を検出するエア
抜き孔検出機構15とが備えられている。
【0024】また、ジョイントブッシュ検査ステーショ
ン13には、搬送装置2によってジョイントブッシュ8
がジョイントブッシュ検査ステーション13の所定位置
に到着したことを検出する投光器16aと受光器16b
とからなる光センサ16が備えられており、この光セン
サ16によるジョイントブッシュ8の検出により搬送装
置2が一旦停止されるように制御されている。そして、
この光センサ16によるジョイントブッシュ8の検出に
よって搬送装置2が停止された際、ジョイントブッシュ
8がジョイントブッシュ検査ステーション13の所定位
置に停止されるように構成されている。
【0025】前記測長機構14は、ブッシュ保持体6に
載置保持されたジョイントブッシュ8の上端部にほぼ対
応する高さ位置に、レーザ光を上下方向幅広状に投光す
る投光器17aと、そのレーザ光を受光する受光器17
bとからなる光センサ17が備えられており、載置基部
6a上に載置されたシール鍔部9の下面高さ位置が一定
であるため、レーザ光の遮断幅の検出によりジョイント
ブッシュ8の軸方向長さが相対的に検出できるように構
成されている。そして、制御部によりジョイントブッシ
ュ8の軸方向長さが所定の長さかどうかが判断されるよ
うに制御されている。
【0026】前記エア抜き孔検出機構15には、ジョイ
ントブッシュ検査ステーション13の所定位置に停止さ
れたジョイントブッシュ8の上方位置に対応してジョイ
ントブッシュ8持ち上げ用の持ち上げ操作部19が備え
られると共に該持ち上げ操作部19を上下方向の軸心回
りに回動操作する回動操作部20が備えられている。
【0027】また、持ち上げ操作部19によって持ち上
げられたジョイントブッシュ8のシール鍔部9の高さに
対応した所定高さ位置に一対のエア抜き孔検出部21が
ジョイントブッシュ8の両側にそれぞれ離隔して備えら
れ、シリンダの伸縮操作によりシール鍔部9に対して接
近離隔操作自在に構成されている。
【0028】前記持ち上げ操作部19にはジョイントブ
ッシュ8上端部を把持すべく、拡縮操作自在な一対のチ
ャック体22が備えられ、シリンダ23のピストン軸2
4の進退操作により両チャック体22が上下方向に昇降
操作自在となるように構成されている。
【0029】そして、回動操作部20はそのピストン軸
24を上下方向の軸心回りに正逆方向にそれぞれ180
度回動操作させるように構成されている。
【0030】前記各エア抜き孔検出部21は、図4ない
し図8に示される如く、シール鍔部9が相対的に挿入状
とされる溝部26が形成された側面視コ字状に構成され
ており、該溝部26を構成する上下の張り出し壁部27
a、27bにはそれぞれ投光器28aと受光器28bと
からなる孔検出器としての光センサ28が備えられてい
る。
【0031】そして、この光センサ28はシール鍔部9
に対してエア抜き孔検出部21が接近操作された際、図
7に示される如く、シール鍔部9のエア抜き孔11対応
位置に位置するように構成されている。
【0032】また、各エア抜き孔検出部21の上側の張
り出し壁部27aには、図8にも示される如く、それぞ
れ一対のガイドローラ29が上下方向の軸心回りに転動
自在に備えられており、シール鍔部9に対してエア抜き
孔検出部21が接近操作された際、各ガイドローラ29
がジョイントブッシュ8の外周面に当接するように構成
されている。
【0033】そして、このジョイントブッシュ供給装置
1を駆動すると、無端回走ベルト体5が低速で所定の回
走方向Pに循環回走され、この無端回走ベルト体5の循
環回走により各ブッシュ保持体6が順次低速で回走方向
Pに沿って移動される。
【0034】作業者は、ジョイントブッシュ供給位置A
でジョイントブッシュ8のシール鍔部9側を下側とし
て、ブッシュ保持体6の保持軸部6bに一個ずつ外嵌さ
せて供給すれば、ブッシュ保持体6にジョイントブッシ
ュ8が縦向き姿勢で載置保持され、その状態でジョイン
トブッシュ取出位置B方向に順次搬送されていく。
【0035】そして、ジョイントブッシュ検査ステーシ
ョン13の光センサ16により、ブッシュ保持体6に載
置保持されたジョイントブッシュ8がジョイントブッシ
ュ検査ステーション13の所定位置への到着が検出され
ると無端回走ベルト体5の循環回走が一旦停止される。
【0036】その後、光センサ17が動作し、その遮断
幅の検出によりジョイントブッシュ8の測長がなされ
る。この測長によって類似製品との識別がなされ、測長
結果が所定の長さであれば、次の動作に移行し、不良で
あればブザー等により作業者に報知するとともに無端回
走ベルト体5を停止状態で維持させる。そして、そのジ
ョイントブッシュ8が取り除かれるまで動作しないよう
に制御されている。
【0037】上記測長結果が所定の長さであれば、図5
に示される如く、持ち上げ操作部19が下降した後、両
チャック体22が接近移動されて、ジョイントブッシュ
8の上端部がチャック体22により把持される。その
後、図6に示される如く、持ち上げ操作部19が上昇操
作され、ここに、ジョイントブッシュ8が所定高さ上方
に持ち上げられる。
【0038】その後、各エア抜き孔検出部21が接近操
作され、図7および部8に示される如く、各ガイドロー
ラ29がジョイントブッシュ8の外周面に当接状とされ
た状態が得られる。
【0039】そして、この状態で回動操作部20が動作
され、持ち上げ操作部19が上下方向の軸心回りに18
0度回動操作させられた後、再度、逆方向に180度回
動操作されて元の位置状態に戻される。その後、両エア
抜き孔検出部21が離隔操作され、次に持ち上げ操作部
19が下降操作されてジョイントブッシュ8がブッシュ
保持体6上に戻され、チャック体22による把持が解除
された後、持ち上げ操作部19は元の上昇位置に復帰さ
れる。
【0040】この正逆回動操作時に光センサ28により
エア抜き孔11が存在するかどうかが判断される。そし
てエア抜き孔11の検出結果が不良であれば、上記と同
様、ブザー等により作業者に報知するとともに無端回走
ベルト体5を停止状態で維持させる。そして、そのジョ
イントブッシュ8が取り除かれるまで動作しないように
制御されている。
【0041】また、エア抜き孔11の検出結果が良好で
あれば、再度、無端回走ベルト体5が循環回走される。
【0042】その後、上記と同様の動作が繰り返され、
ジョイントブッシュ8がジョイントブッシュ取出位置B
に到着すると、ジョイントブッシュ取出位置Bに設けら
れたセンサによりジョイントブッシュ8の到着が検出さ
れ、この検出により無端回走ベルト体5の循環回走が一
旦停止される。そして、ジョイントブッシュ8が取り除
かれると再度、無端回走ベルト体5が循環回走される。
【0043】なお、ジョイントブッシュ検査ステーショ
ン13のジョイントブッシュ8到着位置とジョイントブ
ッシュ取出位置Bのジョイントブッシュ8到着位置とは
位相が同じに構成されている。
【0044】本発明の実施例は以上のように構成されて
おり、ジョイントブッシュ8がジョイントブッシュ供給
位置Aからジョイントブッシュ取出位置Bに自動的に所
定の速度で搬送されるため、ジョイントブッシュ8の次
工程への供給が安定したペースで行うことができる。ま
た、ジョイントブッシュ8の測長やエア抜き孔11の検
査も測長機構14やエア抜き孔検出機構15により自動
的に行われるように構成されているため、検査レベルも
安定化する。
【0045】また、ブッシュ保持体6に載置保持された
ジョイントブッシュ8の上端高さを検出することによっ
て軸方向長さを検出する方式であり、ジョイントブッシ
ュ検査ステーション13にジョイントブッシュ8が搬送
されてきた状態で軸方向長さが検出でき、測長構造の簡
素化も図れる。
【0046】さらに、持ち上げ操作部19でジョイント
ブッシュ8を持ち上げ、その状態で回動操作部20によ
りジョイントブッシュ8を回動操作すれば、エア抜き孔
検出部21の光センサ28によりシール鍔部9における
エア抜き孔11がそのシール鍔部9の周方向全周にわた
って検査できる。
【0047】また、各エア抜き孔検出部21がシール鍔
部9に接近操作された際、ジョイントブッシュ8外周面
に当接されるガイドローラ29を備えているため、ジョ
イントブッシュ8のその軸心回りの回動操作時におい
て、各ガイドローラ29によりジョイントブッシュ8が
所定位置でガイドされながら回動操作され、ジョイント
ブッシュ8の回動が安定し、エア抜き孔11の検査が良
好に行える。
【0048】さらに、ジョイントブッシュ8を縦向き姿
勢で搬送する構造としているため、無端回走ベルト体5
の幅を狭く構成でき、設置スペースも少なくでき、ジョ
イントブッシュ供給装置1のコンパクト化が図れる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明のジョイントブッ
シュ供給装置によれば、ジョイントブッシュを搬送する
ジョイントブッシュ供給装置であって、ジョイントブッ
シュ供給位置からジョイントブッシュ取出位置にジョイ
ントブッシュを搬送すべく、所定方向に循環回走自在に
配設された無端回走ベルト体と、該無端回走ベルト体外
周面側にその回走方向に沿って所定間隔を有して複数装
着されると共に、前記シール鍔部側を下側としてジョイ
ントブッシュを縦向き姿勢に載置保持すべく、ジョイン
トブッシュの孔部に挿入状とされる保持軸部をそれぞれ
有するブッシュ保持体とを備え、前記ジョイントブッシ
ュ供給位置からジョイントブッシュ取出位置に至るジョ
イントブッシュ搬送経路途中に、ジョイントブッシュ検
査ステーションが備えられ、該ジョイントブッシュ検査
ステーションにジョイントブッシュの軸方向長さを検出
する測長機構と、前記エア抜き孔を検出するエア抜き孔
検出機構とが備えられてなるものであり、ジョイントブ
ッシュがジョイントブッシュ取出位置に自動的に搬送さ
れるため、ジョイントブッシュの次工程への供給が安定
したペースで行うことができ、しかも、ジョイントブッ
シュの測長やエア抜き孔の検査も測長機構やエア抜き孔
検出機構により自動的に行われるように構成されている
ため、検査レベルも安定化するという利点がある。
【0050】また、ブッシュ保持体に載置保持されたジ
ョイントブッシュの上端高さを検出する高さ検出器が備
えられ、該高さ検出器によりジョイントブッシュの上端
高さを検出することによって軸方向長さを検出する構造
によれば、ジョイントブッシュ検査ステーションにジョ
イントブッシュが搬送されてきた状態で軸方向長さが検
出できるという利点がある。
【0051】さらに、エア抜き孔検出機構が、前記ジョ
イントブッシュ検査ステーション位置のジョイントブッ
シュの上端部を把持して上方にジョイントブッシュを持
ち上げる持ち上げ操作部と、該持ち上げ操作部により持
ち上げられたジョイントブッシュのシール鍔部に接近離
隔自在に配置され、エア抜き孔を検出する孔検出器を備
えたエア抜き孔検出部と、前記持ち上げ操作部で持ち上
げられたジョイントブッシュをその軸心回りに回動操作
する回動操作部とを備えてなる構造にあっては、持ち上
げ操作部でジョイントブッシュを上方に持ち上げ、その
状態で回動操作部によりジョイントブッシュを回動操作
すれば、エア抜き孔検出部の孔検出器によりシール鍔部
におけるエア抜き孔がそのシール鍔部の周方向全周にわ
たって検査できるという利点がある。
【0052】また、前記エア抜き孔検出部が前記ジョイ
ントブッシュの両側に対応して一対配置され、各エア抜
き孔検出部は前記シール鍔部に接近操作された際、ジョ
イントブッシュ外周面に上下方向の軸心回りに転動自在
に当接されるガイドローラをそれぞれ備えてなる構造に
よれば、ジョイントブッシュのその軸心回りの回動操作
時において、各ガイドローラによりジョイントブッシュ
が所定位置でガイドされながら回動操作され、ジョイン
トブッシュの回動が安定するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体概略図である。
【図2】図1のIIーII線断面矢視図である。
【図3】ジョイントブッシュの底面図である。
【図4】ジョイントブッシュ検査ステーションの概略説
明図である。
【図5】ジョイントブッシュ検査ステーションの動作説
明図である。
【図6】ジョイントブッシュ検査ステーションの動作説
明図である。
【図7】ジョイントブッシュ検査ステーションの動作説
明図である。
【図8】エア抜き孔検出部の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ジョイントブッシュ供給装置 2 搬送装置 5 無端回走ベルト体 6 ブッシュ保持体 6a 載置基部 6b 保持軸部 8 ジョイントブッシュ 9 シール鍔部 10 孔部 11 エア抜き孔 13 ジョイントブッシュ検査ステーション 14 測長機構 15 エア抜き孔検出機構 17 光センサ 19 持ち上げ操作部 20 回動操作部 21 エア抜き孔検出部 22 チャック体 28 光センサ 29 ガイドローラ A ジョイントブッシュ供給位置 B ジョイントブッシュ取出位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側がシリンダヘッドに形成されたプ
    ラグホール内の点火プラグに接続され、点火コイル側に
    接続される他端側にシリンダヘッドのプラグホール周縁
    部外面側に当接状とされるシール鍔部を備え、該シール
    鍔部にエア抜き孔が形成されてなる筒状のジョイントブ
    ッシュを搬送するジョイントブッシュ供給装置であっ
    て、 ジョイントブッシュ供給位置からジョイントブッシュ取
    出位置にジョイントブッシュを搬送すべく、所定方向に
    循環回走自在に配設された無端回走ベルト体と、該無端
    回走ベルト体外周面側にその回走方向に沿って所定間隔
    を有して複数装着されると共に、前記シール鍔部側を下
    側としてジョイントブッシュを縦向き姿勢に載置保持す
    べく、ジョイントブッシュの孔部に挿入状とされる保持
    軸部をそれぞれ有するブッシュ保持体とを備え、 前記ジョイントブッシュ供給位置からジョイントブッシ
    ュ取出位置に至るジョイントブッシュ搬送経路途中に、
    ジョイントブッシュ検査ステーションが備えられ、該ジ
    ョイントブッシュ検査ステーションにジョイントブッシ
    ュの軸方向長さを検出する測長機構と、前記エア抜き孔
    を検出するエア抜き孔検出機構とが備えられてなること
    を特徴とするジョイントブッシュ供給装置。
  2. 【請求項2】 前記測長機構は、前記ブッシュ保持体に
    載置保持されたジョイントブッシュの上端高さを検出す
    る高さ検出器を備え、該高さ検出器によりジョイントブ
    ッシュの軸方向長さが検出されることを特徴とする請求
    項1記載のジョイントブッシュ供給装置。
  3. 【請求項3】 前記エア抜き孔検出機構は、前記ジョイ
    ントブッシュ検査ステーション位置のジョイントブッシ
    ュの上端部を把持して上方にジョイントブッシュを持ち
    上げる持ち上げ操作部と、該持ち上げ操作部により持ち
    上げられたジョイントブッシュのシール鍔部に接近離隔
    自在に配置され、エア抜き孔を検出する孔検出器を備え
    たエア抜き孔検出部と、前記持ち上げ操作部で持ち上げ
    られたジョイントブッシュをその軸心回りに回動操作す
    る回動操作部とを備えてなることを特徴とする請求項1
    記載のジョイントブッシュ供給装置。
  4. 【請求項4】 前記エア抜き孔検出部は前記ジョイント
    ブッシュの両側に対応して一対配置され、各エア抜き孔
    検出部は前記シール鍔部に接近操作された際、ジョイン
    トブッシュ外周面に上下方向の軸心回りに転動自在に当
    接されるガイドローラをそれぞれ備えてなることを特徴
    とする請求項3記載のジョイントブッシュ供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100959177B1 (ko) * 2008-03-21 2010-05-24 소닉스코리아(주) 부싱 공급장치

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