JPH08161977A - 複合型電子部品 - Google Patents

複合型電子部品

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JPH08161977A
JPH08161977A JP6329391A JP32939194A JPH08161977A JP H08161977 A JPH08161977 A JP H08161977A JP 6329391 A JP6329391 A JP 6329391A JP 32939194 A JP32939194 A JP 32939194A JP H08161977 A JPH08161977 A JP H08161977A
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base
knob
rotary knob
slider
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Katsuyuki Tagome
克行 田米
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転式つまみの内部に多数の押釦式電子部品
を取り付けることができる複合型電子部品を提供するこ
と。 【構成】 第1基台10と、第1基台10上に載置され
る第1基板15と、下面に設けた柱部203を第1基板
10上に載置する第2基台20と、第2基台20上に載
置される第2基板25と、第2基板25上に取り付けら
れるケース35と、ケース35の孔351に取り付けら
れるキートップ40と、第2基板25上に載置されるフ
レキシブル基板30と、第1基板15と第2基台20の
間に挟まれた基部451と基部451の外周から第2基
台20の外側に突出するつまみ部453を設け且つ基部
451の中央に設けた貫通孔455内に第2基台20の
柱部203を位置して回動自在とする回転式つまみ45
と、回転式つまみ45を付勢するコイルバネ50と、基
部451の下面に取り付けられて第1基板15のパター
ン上を摺接する摺動子55とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転式電子部品と押釦
式電子部品を効率的に集約化でき、小型化,薄型化が図
れる複合型電子部品に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来電子機器、たとえばビデオデッキやそ
のリモコンには、再生用,停止用等の押釦スイッチの他
に、可変速速送り・巻戻し用の回転式つまみ(回転式ボ
リューム又は回転式スイッチ)が取り付けられている。
この可変速速送り・巻戻し用の回転式つまみとしては、
中立点復帰型のもの(回転した後に手を離すと元の中立
点位置に戻るもの)が使用されることが多い。
【0003】図14はこれらスイッチやボリュームを1
か所に集中して設けた従来の複合型電子部品90を示す
平面図である。同図に示すようにこの複合型電子部品9
0においては、再生用と停止用の押釦スイッチ91,9
3の外側に、これらを囲むように、可変速速送り・巻戻
し用の回転式つまみ95を取り付けて構成されている。
なおこの回転式つまみ95は、その回転角度を大きくす
ればするほど、速送り速度又は巻戻し速度が速くなる。
そして手を離すとバネの力によって自動的に中立点に復
帰し、早送り等が停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
従来の複合型電子部品90においては、1枚の基板の上
に押釦スイッチ91,93と回転式つまみ95を取り付
ける構造なので、その集積密度が低く、回転式つまみ9
5内に取り付けることのできる押釦スイッチ91,93
の数は2,3個程度であった。そしてもっと多数の押釦
スイッチを取り付けようとすると、回転式つまみ95の
径が大きくなって結局小型化が図れない。
【0005】また無理に小型の回転式つまみ95の中に
多数の押釦スイッチを取り付けようとすると、構造が複
雑となってコストアップにつながるばかりか、厚みが厚
くなってしまう。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、構造が簡単で部品点数も少なく、回転
式つまみの内部に無理なく多数の押釦式電子部品を取り
付けることができ、その厚みも薄くできる複合型電子部
品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、その上面が略平面状の第1基台と、該第1
基台上に載置されその上面に所望のパターンを設けた第
1基板と、その上面が略平板状であってその中央から下
方向に向けて突出する柱部を前記第1基板上に載置する
第2基台と、該第2基台上に載置される第2基板と、第
2基板上を覆うように取り付けられるケースと、該ケー
スに設けた孔に上下動自在に取り付けられて前記第2基
板上に設けたスイッチ接点を押圧するキートップと、前
記第1基板と第2基台の間に挟まれた略平板状の基部と
該基部の外周から前記第2基台の外側に突出してその外
周側面につまみ部を設け前記基部の中央に設けた孔内に
前記第2基台の柱部を位置せしめて該第2基台の柱部を
中心に回動する回転式つまみと、前記回転式つまみの基
部の下面に取り付けられて前記第1基板上に設けたパタ
ーン上を摺接する摺動子とを具備して複合型電子部品を
構成した。
【0008】
【作用】キートップを押圧することによって第2基板上
に設けたスイッチ接点がオンオフする。一方回転式つま
みを回動することによって該回転式つまみに取り付けた
摺動子が第1基板上のパターンを摺接する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる複合型電
子部品1を示す概略側断面図である。なお同図において
は説明の都合上、実際は断面が異なる部分でも同一断面
上となるように変形して示している部分がある。また図
2(a)は複合型電子部品1の平面図であり、図2
(b)は側面図である。
【0010】図1に示すようにこの複合型電子部品1
は、第1基台10の上に第1基板15を載置し、その上
に第2基台20を載置し、その上に第2基板25とフレ
キシブル基板30(両者で第2基板を構成する)を載置
し、その上にケース35を載置し、該ケース35にはキ
ートップ40(40−1〜40−4)を取り付け、一方
前記第1基板15と第2基台20の間には回転式つまみ
45を回動自在に取り付け、該回転式つまみ45と前記
第1基台10の間には両者間を所定の弾発力で付勢する
コイルバネ50を取り付け、前記回転式つまみ45の基
部451の下面に摺動子55を取り付けている。
【0011】そしてこの複合型電子部品1のフレキシブ
ル基板30は、第2基板25の上から引き出されて第1
基板15の上を経て第1基台10の下面から外部に導出
されている。該フレキシブル板30は第2基板25上に
おいてケース35に取り付けた圧接バネ60の弾発力に
よって該フレキシブル基板30の接続ランド部313
(図6参照)が第2基板25の接続ランド部255(図
7参照)に圧接され、且つ第1基板15上において第1
基板15に取り付けた圧接バネ65の弾発力によって該
フレキシブル基板30の接続ランド部315(図6参
照)が第1基板15の接続ランド部152(図4参照)
に圧接されている。
【0012】また前記回転式つまみ45外周のつまみ部
453の所定位置には導光部材70が取り付けられ、該
導光部材70の内側に発光素子75が配置され、該発光
素子75に接続したフレキシブル基板80が回転式つま
み45の基部451の下面側に引き出され、該引き出し
たフレキシブル基板80の部分に摺動子85が固定さ
れ、該摺動子85が第1基板15上に設けた給電用スイ
ッチパターン158(図4参照)を摺接している。
【0013】以下各構成部品について詳細に説明する。
図3は第1基台10の平面図である。同図及び図1に示
すように第1基台10は略円板状に形成されており、そ
の上面には略平面状の基板取付面101が設けられてお
り、またその外周近傍には円筒状の側壁103が立設し
ている。また基板取付面101には下記する3つのネジ
110挿通用の貫通孔105が設けられ、またその所定
位置には下記するフレキシブル基板30の引出部305
挿通用の貫通孔107が設けられている。また側壁10
3の内側には下記するコイルバネ50の係止片501係
止用の突起109が設けられている。また第1基台10
の外周からは舌片状の突起111が突出しており、該突
起111内には他の部材への固定用の孔113が設けら
れている。
【0014】図4は第1基板15の平面図である。同図
及び図1に示すように第1基板15は硬質基板を略円板
状に形成し、その上面に所望形状の2値データ出力用の
スイッチパターン群151と下記する発光素子75への
給電用のスイッチパターン158とを設けて構成されて
いる。なお給電用スイッチパターン158の中央には絶
縁マスク159が覆うように印刷されている。また第1
基板15の所定位置にはスイッチパターン群151と給
電用スイッチパターン158に接続された接続ランド部
152が設けられている。また第1基板15の所定位置
にはフレキシブル基板30の引出部305挿通用の貫通
孔153が設けられており、また下記する3つのネジ1
10挿通用の貫通孔155が設けられており、さらにそ
の所定位置には穴157が設けられている。
【0015】図5は第2基台20を示す図であり、同図
(a)は平面図、同図(b)は裏面図である。同図及び
図1に示すように第2基台20は略円板状に形成されて
おり、その上面は略平面状の基板取付面201とされ、
その下面中央からは円柱状の柱部203が突出され、ま
た該柱部203を貫通するようにスリット状の貫通孔2
05が設けられ、また該柱部203の下面には下記する
ネジ110螺合用の3つの穴207と下記する圧接バネ
65を収納する凹部209と前記第1基板15の穴15
7に挿入される位置決め用の突起211が設けられ、さ
らに基板取付面201中には下記する4つのネジ100
挿入用の貫通孔213が設けられている。また基板取付
面201中にはフレキシブル基板30の引出部305を
収納する帯状の凹部215が設けられている。
【0016】図6はフレキシブル基板30の展開平面図
である。同図に示すようにフレキシブル基板30は2つ
の略円形のスイッチ基板部301,303と、一方のス
イッチ基板部303から引き出される帯状の引出部30
5によって構成されている。ここでスイッチ基板部30
1上には5つの接点部309が設けられ、またスイッチ
基板部303上の前記5つの接点部309に対向する位
置にも5つの接点部311が設けられている。またスイ
ッチ基板部303上の所定位置には下記する第2基板2
5に設けた接続ランド部255(図7参照)に接続する
ための接続ランド部313が設けられている。また引出
部305中の所定位置には前記第1基板15に設けた接
続ランド部152(図4参照)に接続するための接続ラ
ンド部315が設けられている。そしてこれら接点部3
09などはいずれも回路パターン307によって引出部
305の端部まで引き出されている。
【0017】一方両スイッチ基板部301,303に
は、それぞれ4つのネジ100挿入用の3つの貫通孔3
17,323と1つの切欠き319,325が設けら
れ、またその略中央には発光素子73挿通用の孔32
1,329が設けられている。
【0018】さらにスイッチ基板部301の接続ランド
部313に対向する位置には該接続ランド部313を露
出するための孔329が設けられている。
【0019】なおスイッチ基板部303の5つの接点部
311の裏面側には同図に点線で示すようにクリック板
331が取り付けられる。
【0020】図7は第2基板25の平面図である。第2
基板25は、硬質基板を略円板状に形成し、その上面に
所定形状の回路パターン251を設けて構成されてい
る。回路パターン251は下記する発光素子73を接続
するパターン部253と前記フレキシブル基板30の接
続ランド部313に接続する接続ランド部255を具備
している。またこの第2基板25には下記する4つのネ
ジ100挿入用の3つの貫通孔257と1つの切欠き2
59が設けられている。
【0021】図8はケース35の裏面図である。このケ
ース35は略円板状に形成されており、その所定位置に
はキートップ40−1〜40−4挿入用の4つの孔35
1が設けられている。またその裏面の所定位置には4つ
のネジ100を螺合するための穴353が設けられてお
り、またその所定位置には下記する圧接バネ60を収納
する凹部355が設けられている。
【0022】次にキートップ40−1〜40−4は、図
1,図2に示すように、ケース35の4つの孔351に
それぞれ挿入される形状に形成されており、それぞれの
下面に押桿401が設けられ、中央のキートップ40−
1については、その内部に導光部材403が取り付けら
れている。この導光部材403はキートップ40−1の
下面から上面に露出するように組み込まれている。
【0023】図9は回転式つまみ45を示す図であり、
同図(a)は平面図、同図(b)は裏面図である。同図
及び図1に示すようにこの回転式つまみ45は略円板状
の基部451の外周に上方向に立ち上がるつまみ部45
3を設けて構成されている。
【0024】ここで基部451の中央には前記第2基台
20の柱部203を回動自在に挿通する貫通孔455が
設けられており、また下面の所定位置には図1に示す摺
動子55と摺動子85をそれぞれ固定するための突起4
57,459が設けられている。また該基部451の下
面からはC字状の突起461が突出している。またつま
み部453の所定位置には図1に示す導光部材70を取
り付けるための孔463が設けられている。
【0025】図10はコイルバネ50を示す平面図であ
る。同図に示すようにこのコイルバネ50は2.5回巻
されており、その両端には係止片501,501が設け
られている。
【0026】図11は圧接バネ60を示す図である。こ
の圧接バネ60は弾性金属板製であり、3本の弾発爪6
01を裏面側に折り曲げ、またその4隅近傍に鋭角爪6
03を設けて構成されている。
【0027】図12は圧接バネ65を示す図である。こ
の圧接バネ65も弾性金属板製であり、8本の弾発爪6
51を裏面側に折り曲げ、またその4隅近傍に鋭角爪6
53を設けて構成されている。
【0028】図13は発光素子75とフレキシブル基板
80と摺動子85を示す図である。フレキシブル基板8
0上には2本の回路パターン801が設けられており、
その両端にはそれぞれランド部803,805が設けら
れている。一方のランド部803には発光素子75が接
続固定され、他方のランド部805には摺動子85が接
続固定される。
【0029】そしてこの複合型電子部品1を組み立てる
には、まず図1に示すように、回転式つまみ45の孔4
63に導光部材70を取り付けておく。また回転式つま
み45裏面の突起457(図9(b)参照)に図1に示
す摺動子55に設けた図示しない孔を挿入してその先端
を熱かしめして取り付け、また突起459(図9(b)
参照)には図13に示すフレキシブル基板80のランド
部805の孔807と摺動子85の孔851を挿入して
その先端を熱かしめして固定しておく。なお図13に示
すフレキシブル基板80の発光素子75を取り付けた部
分の裏面は両面テープによって図1に示すように回転式
つまみ45の内壁に接着しておく。また図7に示す第2
基板25のパターン部253には図1に示す発光素子7
3を接続固定しておく。
【0030】一方図5に示す第2基台20裏面の凹部2
09内には、図12に示す圧接バネ65を圧入してお
く。このとき圧接バネ65の鋭角爪653は凹部209
の内側面に強く係合し固定される。
【0031】また同様に図8に示すケース35裏面の凹
部355内にも、図11に示す圧接バネ60を圧入して
おく。このとき圧接バネ60の鋭角爪603は凹部35
5の内側面に強く係合し固定される。
【0032】そして図6に示すフレキシブル基板30の
2つのスイッチ基板部301,303を重ね合わせたも
のを、図1に示すように第2基板25上に載置し、該フ
レキシブル基板30の引出部305を第2基板25の裏
面側に折り返してその先端を第2基台20の貫通孔20
5から導出した状態で、該第2基台20上に第2基板2
5を載置し、さらに該第2基板25上にキートップ40
−1〜40−4とケース35を取り付け、第2基台20
とケース35間をネジ100で一体に固定する。
【0033】次に回転式つまみ45の裏面の突起461
の内側にコイルバネ50を収納する。このときコイルバ
ネ50の両係止片501(図10参照)を突起461の
両端辺461a(図9(b)参照)に係止しておく。
【0034】次に第2基台20の貫通孔205から引き
出したフレキシブル基板30の引出部305を第1基板
15の貫通孔153と第1基台10の貫通孔107に挿
通した上で、該第1基台10上に第1基板15と回転式
つまみ45と第2基台20を載置する。そして第1基台
10と第2基台20間をネジ110で一体に固定する。
これによってこの複合型電子部品1が完成する。
【0035】このときコイルバネ50の両係止片501
は、第1基台10の2つの突起109の側部109a
(図3参照)に当接している。
【0036】また第1基板15のスイッチパターン群1
51(図4参照)には摺動子55(図1参照)が摺接
し、給電用スイッチパターン158には摺動子85が摺
接している。なお回転式つまみ45が中立位置にあると
きは、摺動子85はスイッチパターン158中央の絶縁
マスク159上に位置している。
【0037】また第1基板15の接続ランド部152
(図4参照)には、圧接バネ65によってフレキシブル
基板30の接続ランド部315(図6参照)が圧接され
接続されている。また第2基板25の接続ランド部25
5(図7参照)には、圧接バネ60によってフレキシブ
ル基板30の接続ランド部313(図6参照)が圧接さ
れ接続されている。つまり第1基板15上のスイッチパ
ターン151,158と、第2基板25上の回路パター
ン251はいずれもフレキシブル基板30に接続されて
おり、従ってこのフレキシブル基板30の引出部305
にこの複合型電子部品1内の全ての電気回路が接続され
ていることとなる。
【0038】従って図1に示すキートップ40−1〜4
0−4を押圧すれば、フレキシブル基板30のクリック
板331を介してフレキシブル基板30のスイッチ接点
(対向する接点部309,311(図6参照))がオン
し、その出力は引出部305に取り出される。
【0039】同時にフレキシブル基板30の引出部30
5から第2基板25上の発光素子73に給電でき、これ
によってキートップ40−1の導光部材403を明るく
照らしだせる。
【0040】一方回転式つまみ45を回転すれば、摺動
子55が第1基板15上のスイッチパターン群151
(図4参照)上を摺接してそのオンオフ状態が切り替え
られ、回転式つまみ45の回転角度に応じた2値データ
がフレキシブル基板30の引出部305に取り出せる。
同時に摺動子85が第1基板15の給電用スイッチパタ
ーン158(図4参照)上を摺接する。2本の給電用ス
イッチパターン158の中央には絶縁マスク159が印
刷されているので、回転式つまみ45が中立点位置にあ
るときは両給電用スイッチパターン158間はオンしな
いが、回転式つまみ45を左右何れかに回転すれば、絶
縁マスク159から外れ、両スイッチパターン158間
がオンする。従ってフレキシブル基板30の引出部30
5側から両スイッチパターン158間に所定の電圧を印
加するようにしておけば、回転式つまみ45を左右に回
転したときのみフレキシブル基板80上の発光素子75
を点灯できる。
【0041】なお回転式つまみ45の回動はコイルバネ
50の弾発力に抗して行うこととなり、従って回転式つ
まみ45から手を離せば元の中立点位置に自動的に復帰
する。
【0042】ところで、上記実施例においては、第1基
板15を硬質基板で構成し、また第2基板を硬質の第2
基板25及びフレキシブル基板30で構成したが、該第
1基板15をフレキシブル基板で構成し、また第2基板
をフレキシブル基板のみで構成しても良い。
【0043】即ち図15に示す複合型電子部品1′のよ
うに、スイッチ接点(クリック板331を取り付けた部
分)と発光素子73の両者を設けたフレキシブル基板の
みからなる第2基板25′を第2基台20の上に載置
し、一方摺動子55が摺接するスイッチパターン群(図
4のスイッチパターン群151に相当する)と、摺動子
85が摺接する給電用スイッチパターン(図4に示す給
電用スイッチパターン158に相当する)とを設けたフ
レキシブル基板のみからなる第1基板15′を第1基台
10の上に載置し、これら第1,第2基板15′,2
5′を1枚のフレキシブル基板を這い回すことによって
構成しても良い。この実施例では引出部305′は2つ
としている。なお図1に示す実施例と同じ構成の部分に
は同一符号を附している。
【0044】このように構成すれば、1枚のフレキシブ
ル基板で第1基板15′と第2基板25′を構成でき、
しかも図1に示す実施例の圧接バネ60,65が不要と
なり、部品点数が減少しコストダウンが図れる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる複合型電子部品によれば、第1基板の上に所定間隔
を開けて第2基板を配置し、第1基板と第2基板の間に
挿入した回転式つまみの基部に取り付けた摺動子を第1
基板に設けたパターンに摺接して回転式電子部品を形成
するとともに、第2基板の上に押釦式電子部品を形成し
たので、回転式つまみの径を大きくしなくてもその内部
に無理なく多数の押釦式電子部品を収納することがで
き、効率的に各種電子部品の集約化が図れ、小型化,薄
型化が実現できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる複合型電子部品1を
示す概略側断面図である。
【図2】図2(a)は複合型電子部品1の平面図であ
り、図2(b)は側面図である。
【図3】第1基台の平面図である。
【図4】第1基板15の平面図である。
【図5】第2基台20を示す図であり、同図(a)は平
面図、同図(b)は裏面図である。
【図6】フレキシブル基板30の展開平面図である。
【図7】第2基板25の平面図である。
【図8】ケース35の裏面図である。
【図9】回転式つまみ45を示す図であり、同図(a)
は平面図、同図(b)は裏面図である。
【図10】コイルバネ50を示す平面図である。
【図11】圧接バネ60を示す図である。
【図12】圧接バネ65を示す図である。
【図13】発光素子75とフレキシブル基板80と摺動
子85を示す図である。
【図14】従来の複合型電子部品90を示す平面図であ
る。
【図15】本発明の他の実施例にかかる複合型電子部品
1′を示す概略側断面図である。
【符号の説明】
1 複合型電子部品 10 第1基台 15 第1基板 151 スイッチパターン群 158 給電用スイッチパターン 20 第2基台 203 柱部 25 第2基板 251 回路パターン 30 フレキシブル基板 307 回路パターン 309,311 接点部 35 ケース 351 孔 45 回転式つまみ 451 基部 453 つまみ部 455 貫通孔 50 コイルバネ 55 摺動子 60,65 圧接バネ 70 導光部材 75 発光素子 80 フレキシブル基板 85 摺動子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その上面が略平面状の第1基台と、該第
    1基台上に載置されその上面に所望のパターンを設けた
    第1基板と、その上面が略平板状であってその中央から
    下方向に向けて突出する柱部を前記第1基板上に載置す
    る第2基台と、該第2基台上に載置される第2基板と、
    第2基板上を覆うように取り付けられるケースと、該ケ
    ースに設けた孔に上下動自在に取り付けられて前記第2
    基板上に設けたスイッチ接点を押圧するキートップと、
    前記第1基板と第2基台の間に挟まれた略平板状の基部
    と該基部の外周から前記第2基台の外側に突出してその
    外周側面につまみ部を設け前記基部の中央に設けた孔内
    に前記第2基台の柱部を位置せしめて該第2基台の柱部
    を中心に回動する回転式つまみと、前記回転式つまみの
    基部の下面に取り付けられて前記第1基板上に設けたパ
    ターン上を摺接する摺動子とを具備してなることを特徴
    とする複合型電子部品。
  2. 【請求項2】 前記回転式つまみ外周のつまみ部の所定
    位置に導光部材を取り付けるとともに該導光部材の内側
    に発光素子を配置し、該発光素子に接続したフレキシブ
    ル基板を回転式つまみの基部の下面側に引き出し、該引
    き出したフレキシブル基板の部分に摺動子を固定し、該
    摺動子を第1基板上に設けたパターンに摺接せしめるこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合型電子部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173091A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 複合型電子部品及びその製造方法
JP2012204067A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 回転式電子部品

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