JPH08161439A - Icカード用リーダライタ - Google Patents
Icカード用リーダライタInfo
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- JPH08161439A JPH08161439A JP6329266A JP32926694A JPH08161439A JP H08161439 A JPH08161439 A JP H08161439A JP 6329266 A JP6329266 A JP 6329266A JP 32926694 A JP32926694 A JP 32926694A JP H08161439 A JPH08161439 A JP H08161439A
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Abstract
み込めるように奥行きが薄く、且つ、取引データ書き込
み途中で利用者が強制引き抜き(ティアリング)できな
いようにローク機構を備えたICカード用リーダライタ
を提供する。 【構成】 ICカードの挿入口に対してICカードを傾
斜させて挿入し、ICカードの1コーナー部を外部に突
出させた状態で、ICカードと通信を行うICカード用
リーダライタであって、少なくとも、カードの挿入に際
し、カード辺に接する挿入ガイドと、ICカード用リー
ダライタの端子ピンとICカードの端子部とが接触して
通信を行う際の所定位置へICカードを位置決めをす
る、前記ICカードの1コーナー部に 対角方向のコー
ナー部を挾む2辺を支持するストッパーと、前記ICカ
ードの1コーナー部を挾む2辺を固定するためロック機
構とを設けている。
Description
のICモジュールをプラスチック基材に埋めこんだIC
カードに、データを書き込みまたは読み出しするICカ
ード用R/W(リーダライタ)装置に関する。
て、特に磁気カードに代わる情報記録媒体として注目を
集めており次第に普及しつつある。特に、CPUを内蔵
したICカードは、高度なセキュリテイーを有するた
め、種々の分野での利用が期待されている。
に、基板401の一方の面に、銅箔層406部分に、下
地メッキとしてのNiメッキ層407を介して金メッキ
層408を施した、CLK(クロック)ライン、I/O
ライン、Vcc(電源)ライン、RST(リセット)ライ
ン、GND(グランド)ライン用の端子部402を持
ち、前記各端子部402と基板401の他方の面に搭載
されたICチップ(半導体素子)403の端子とをワイ
ヤ404を介して電気的に接続し、ICチップ(半導体
素子)側を樹脂405にて封止した、いわゆるCOB
(Chip on Board)の形態をとったICモ
ジュールを、プラスチック製のカード基材に埋め込むこ
とによりICカードを構成している。そして、図2に示
すように、R/W(リーダライタ)のコンタクト部とI
Cカードの端子部とを接触させ電気的に接続し、この電
気的に接続されたI/Oラインを通じて情報(データ)
の読み出し、書き込みが行われていた。尚、図4におい
て、基板401の表裏の銅箔部の電気的な導通はスルホ
ール409を介してなされている。
ードの端子部402にコンタクトピンを接触させ、Vcc
(電源)、CLK(クロック)、RST(リセット)信
号を供給し、I/Oラインを通じてICカードの内部メ
モリへアクセスし、情報(データ)の書き込みまたは読
み出し処理を行う装置である。このICカードに情報
(データ)を書き込みまたは読み出し処理を行う装置で
あるICカード用リーダライタは、磁気カード用リーダ
ライタの技術基盤の延長上にあり、オートローデイン
グ、オートインジエクションなどモータを用いてICカ
ードをゴムローラなどで搬送していた。国内で、普及し
ている第一のICカード用リーダライタは図2(a)に
示すように、磁気カード用リーダライタの延長上の技術
のためモータドライブなどの駆動系、搬送系に複雑かつ
精巧な部品が必要なためたいへん高価なユニットで構成
され価格の面で問題があった。
タの場合、カード全体挿入のため装置自体のスペースが
かなり大きくなるので入退室管理チエックのゲートに組
み込む使用に際しては壁の厚さなどの制約ができてしま
うという問題もあった。これに対し、欧州に普及してい
る第二のICカード用リーダライタは、図2(b)に示
すように、半挿入式のもので大変安価であるが、その反
面、取引データ書き込み途中で利用者の強制引き抜き
(ティアリング)により、利用者とサービス提供者の取
引き整合がとれなくなるなど問題があった。
ICカードリーダライタにおいては、より安価なもの
で、薄い壁にも組み込め、且つ、取引データ書き込み途
中で利用者の強制引き抜き(ティアリング)等に対応で
きるものが求められていた。本発明は、このような状況
のもと、上記従来の第一のICカード用リーダライタよ
りも安価なもので薄い壁にも組み込め、且つ、上記従来
の第二のICカード用リーダライタと異なり、取引デー
タ書き込み途中で利用者の強制引き抜き(ティアリン
グ)等に対応できるICカード用リーダライタを提供し
ようとするものである。
ーダライタは、ICカードの挿入口に対してICカード
を斜めに挿入し、ICカードの1コーナー部を外部に突
出させた状態で、ICカードと通信を行うICカード用
リーダライタであって、少なくとも、カードの挿入に際
してカード辺に接する挿入ガイドと、ICカード用リー
ダライタの端子ピンとICカードの端子部とが接触して
通信を行う際の所定位置へICカードを位置決めをする
前記ICカードの1コーナー部の対角方向のコーナー部
を挾む2辺を支持するストッパーと、前記ICカードの
1コーナー部を挾む2辺を固定するためのロック機構と
を設けていることを特徴とするものである。そして、上
記のロック機構がスライド式であることを特徴とするも
のである。
ような構成にすることにより、簡単で安価な構造で、且
つ、ICカード用リーダライタの厚みを薄くすることが
でき、薄い壁にも組み込めるものとしており、且つ、取
引データ書き込み途中で利用者の強制引き抜き(ティア
リング)ができなくしている。具体的には、ICカード
の挿入口に対してICカードを傾斜させて挿入し、且
つ、ICカードの1コーナー部をカードの外部に突出さ
せた状態で、ICカードと通信を行うことにより、装置
全体を薄くできるものとしている。また、カードの挿入
に際し、カード辺に接する挿入ガイドと、ICカード用
リーダライタの端子ピンとICカードの端子部とが接触
して通信を行う際の所定位置へICカードを位置決めを
する、前述のICカードの1コーナー部の対角方向のコ
ーナー部を挾む2辺を支持するストッパーと、前述のI
Cカードの1コーナー部を挾む2辺を固定するためロッ
ク機構とを設けていることにより、手差しによる挿入が
できる簡単な構造としており、且つ、カードを所定位置
でロックし、強制的な取り外しをできなくすることがで
きるものとしている。
タ)の実施例を挙げ、図面にそって説明する。図1
(a)は本発明の実施例ICカードR/W(リーダライ
タ)の外観を示す概略図で、図1(a)はカード挿入
前、図1(b)はカード挿入途中、図1(c)はカード
挿入済みの状態を示した図である。図1中、100はI
Cカード用R/W(リーダライタ)、110A、110
Bはガイド兼ストッパー、120A、120Bはロック
機構、140はICカード挿入口、200はICカード
である。本実施例ICカード用R/W(リーダライタ)
においては、図1(a)に示すように、ロック機構12
0A、120Bが開いた状態でICカード200をIC
カードの挿入口に対し斜めの状態でICカード用R/W
(リーダライタ)側に手さしによりガイド兼ストッパー
110Aないし110Bに沿うようにして挿入する。I
Cカード200がガイド兼ストッパー110A、110
Bの両方に当たり、挿入されるICカード200の先端
のコーナー部(図1では210A)が、ガイド兼ストッ
パー110A、110Bの交差する箇所まで挿入される
と、ロック機構120A、120Bはスライド移動し、
ICカード200の外部へ突出しているコーナー部21
0を挾む2辺を固定する。この状態で、ICカード20
0とICカード用R/W(リーダライタ)100とが、
図2に示すように、ICカード用R/W(リーダライ
タ)100の端子ピン100Aとカードの端子部200
Aとを接触させることにより、データのやりとり(取
引)を行う。このようにして、データのやりとりをして
いる間(取り引き中)は強制的にICカード200の取
り出しができないようになっている。
ライタ)100の端子ピン100AとICカードの端子
部200Aとを接触させる際、位置ズレが生じないよう
に、ストッパー110A、110Bを設けている。ロッ
ク機構120A、120Bのスライド移動の制御は光学
的位置センサを用い、所定の位置までICカード200
が挿入されたことを確認しスライド移動されロックされ
る。ロック後、ICカード用R/W(リーダライタ)1
00とICカード200がデータのやりとりを終了した
後、ロック機構120A、120Bはもとの位置にスラ
イド移動し、ロックは解除される。ここでは、光学的位
置センサを用いたが、機械的位置センサを用いても良
い。又、ここではロック機構120Aを、スライド式と
しているが、回転式、挾みつけ固定によるものでも良
い。また、図2に示す、ICカード用R/W(リーダラ
イタ)100の端子ピン100Aとカードの端子部20
0Aとの接触は、端子ピン100Aにスプリングや空気
圧などをかけ、適度な接触圧が保たれる。
ICカード用R/W(リーダライタ)に、手ざしで挿入
するものであり、従来の図3(a)に示すもののよう
に、モータドライブ等の駆動系・搬送系に複雑な部品を
必要としない。また、ロック機構120A、120Bが
設けられている為、従来の図3(b)に示す場合に見ら
れる、取引データ書き込み途中での利用者の強制引き抜
き(ティアリング)の問題も解決している。また、本実
施例においては、ICカード200の対角線までの約半
分をICカード用R/W(リーダライタ)に、挿入する
ものであり、従来の図3(a)に示すものに比べ、R/
W(リーダライタ)自体の厚みを薄く、即ち奥行きを薄
くすることができる。
構造のもので、薄い壁にも組み込めるような厚さが薄
く、且つ、取引データ書き込み途中に利用者が強制引き
抜き(ティアリング)できないようにしたICカード用
R/W(リーダライタ)の提供を可能としている。
概略図
ーダライタ)の端子ピンとの接触部を説明するための図
概略図
ライタ) 100 ICカード用R/W(リーダ
ライタ)の端子ピン 110A、110B ガイド兼ストッパー 120A、120B ロック機構 200 ICカード 210 外部へ突出しているコーナー
部 210A コーナー部 401 IC基板 402 端子部 403 ICチップ(半導体素子) 404 ワイヤ 405 樹脂 406 銅箔層 407 Niメッキ層 408 金メッキ層 409 スルーホール
Claims (2)
- 【請求項1】 ICカードの挿入口に対してICカード
を斜めに挿入し、ICカードの1コーナー部を外部に突
出させた状態で、ICカードと通信を行うICカード用
リーダライタであって、少なくとも、カードの挿入に際
してカード辺に接する挿入ガイドと、ICカード用リー
ダライタの端子ピンとICカードの端子部とが接触して
通信を行う際の所定位置へICカードを位置決めをする
前記ICカードの1コーナー部の対角方向のコーナー部
を挾む2辺を支持するストッパーと、前記ICカードの
1コーナー部を挾む2辺を固定するためのロック機構と
を設けていることを特徴とするICカード用リーダライ
タ。 - 【請求項2】 請求項1記載のロック機構がスライド式
であることを特徴とするICカード用リーダライタ。
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---|---|---|---|
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JP32926694A Expired - Fee Related JP3542837B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | Icカード用リーダライタ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1994
- 1994-12-05 JP JP32926694A patent/JP3542837B2/ja not_active Expired - Fee Related
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