JPH08161030A - Xウインドウを利用したプラント監視装置 - Google Patents

Xウインドウを利用したプラント監視装置

Info

Publication number
JPH08161030A
JPH08161030A JP30521194A JP30521194A JPH08161030A JP H08161030 A JPH08161030 A JP H08161030A JP 30521194 A JP30521194 A JP 30521194A JP 30521194 A JP30521194 A JP 30521194A JP H08161030 A JPH08161030 A JP H08161030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
unit
memory
data
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30521194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3688315B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Nishimiyako
一浩 西都
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30521194A priority Critical patent/JP3688315B2/ja
Publication of JPH08161030A publication Critical patent/JPH08161030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3688315B2 publication Critical patent/JP3688315B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラント監視装置の描画動作停止を回避する
ため描画に要するメモリの解放をデータの入力操作など
の監視結果を基に状況に正確に適応して自動的に行い、
オペレータによる前記プラント監視装置の描画動作の再
起動操作に要する手間を省くことのできるXウインドウ
を利用したプラント監視装置を得る。 【構成】 Xウインドウを利用して、表示装置に文字、
グラフィックスを描画する描画手段と、該描画手段に対
し要求した操作を監視する操作監視手段と、該操作監視
手段の監視結果を基に前記描画手段を自動的に再起動さ
せる再起動手段とを備えたXウインドウを利用したプラ
ント監視装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、描画動作を連続運転
できるXウインドウを利用したプラント監視装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発電所や一般工場などのプラント
監視には大型の工業用計算機が用いられてきたが、近年
の技術革新によるワークステーションの性能向上に伴
い、また設備投資費用の削減傾向も要因となり、より安
価なプラント監視システムが求められている。一方ま
た、ワークステーション上の描画手段としては、Xウイ
ンドウが業界内の標準手段として広がりつつある。この
ワークステーション上では、プログラムを構築するため
の基礎となる基本ソフトウェアとして、UNIX(米国
のベル研究所が開発したオペレーティング・システムで
あり、ベル研究所の登録商標)が事実上の標準となって
いる。また近年ではこのUNIX上の描画手段として急
速に普及しつつあるものにXウインドウという手段があ
る。この描画手段を用いることにより、これまで表示装
置にデータを表示したりグラフィックスを描画したりす
る場合に行っていた様々な手順が簡略化され、表示装置
に対して容易に描画することが可能になった。
【0003】図27は、従来のXウインドウを利用した
プラント監視装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、1は発電所や一般工場などのプラント設備、2
はプラント設備1から送られてくるプラントデータを収
集しワークステション3に出力するためのプラントデー
タ収集装置である。
【0004】ワークステション3には、アプリケーショ
ンソフトウェア3aとX端末4をクライアントとするX
サーバソフトウェア3bとオペレーティング・システム
3d上で機能するXウインドウ3cとが設定されてい
る。そして、ワークステション3において前記アプリケ
ーションソフトウェア3aによりプリンタ出力5,警報
出力6,制御装置出力7,CRT8の制御,キーボード
9の制御などが実行される。
【0005】また、クライアントとしてのX端末4に
は、アプリケーションソフトウェア4aとXウインドウ
4bとが設定されている。
【0006】図29は、従来のXウインドウを利用した
プラント監視装置のワークステーション3の描画機能を
ブロック化した機能ブロック図であり、21はプラント
データやキーボード9からのデータを入力するためのデ
ータ入力部でありアプリケーションソフトウェアとして
設定されている。22は表示をXウインドウに対し行わ
せるためのデータの加工を行う描画部、23は前記描画
部22が使用するメモリを確保するメモリ確保部、24
は描画部22がデータを表示できるようにデータ編集な
どを行うデータ編集部、25はデータを表示するための
データ表示部である。
【0007】次に動作について説明する。図28は、こ
のXウインドウを利用したプラント監視装置におけるデ
ータの表示動作を示すフローチャートである。このフロ
ーチャートによれば、まずCRT8に表示したいデータ
をデータ入力部21から入力する(ステップST1)。
このデータは、プラントデータ収集装置2により収集さ
れたプラントデータやキーボード9などから入力した、
キー入力データである。
【0008】入力されたデータはXウインドウ3cに渡
され、Xウインドウ3cがそのデータを編集するのに必
要な大きさのメモリを確保することが可能か否かを判断
し(ステップST2)、可能であるときには前記データ
を編集するのに必要な大きさのメモリをメモリ確保部2
3により確保する。そして、確保されたメモリを使用し
てデータを編集し(ステップST4)、さらに編集した
データをCRT8へ出力して表示し(ステップST
5)、さらに新たなデータの入力待ち状態になる。ま
た、前記ステップST2において、前記データを編集す
るのに必要な大きさのメモリを確保することが不可能で
あると判断したときにはXウインドウの動作が停止する
(ステップST3)。
【0009】ここで、メモリを確保するための処理(ス
テップST2),データの編集処理(ステップST
4),データの表示処理(ステップST5)などの各処
理は全てXウインドウ3cが内部で行っているため、プ
ログラム作成者は表示したいデータを用意し、Xウイン
ドウに前記データを渡すだけで容易にデータを表示する
ことが可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のXウインドウを
利用したプラント監視装置は以上のように構成されてい
るので、描画手段であるXウインドウはデータの表示要
求があるたびに、その都度必要な分のメモリを確保して
いく。このため表示要求を繰り返していくと徐々に使用
可能なメモリ量が減り、最終的には使用可能なメモリが
なくなりプラント監視装置の描画動作が停止してしまう
ので、そのたびにオペレータが再起動操作を行う必要が
あるという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、描画動作の再起動を自動で行う
ことにより、人手に頼ることなく連続運転できるXウイ
ンドウを利用したプラント監視装置を得ることを目的と
する。
【0012】また、この発明は、プラント監視装置の描
画動作の停止を回避するために描画に要するメモリの解
放を自動的に行い、再起動に要する時間を短縮できるX
ウインドウを利用したプラント監視装置を得ることを目
的とする。
【0013】また、この発明は、プラント監視装置の描
画動作の停止を回避するために描画に要するメモリの解
放を自動的に行ったときの再起動後の表示情報を、前記
メモリの解放を行う直前の表示情報に一致させ、再起動
が行われたときの表示情報の連続性を確保することの出
来るXウインドウを利用したプラント監視装置を得るこ
とを目的とする。
【0014】また、この発明は、描画手段をXウインド
ウを利用して実際に表示装置に文字,グフィックスを表
示するXサーバ部と編集されたデータを前記Xウインド
ウを利用して表示できる形態に処理するデータ表示処理
部とに分割したときに、前記Xサーバ部あるいは前記デ
ータ表示処理部が停止後、再起動したときの表示情報を
前記停止直前の表示情報に一致させると共に、再起動に
要する時間を短縮できるXウインドウを利用したプラン
ト監視装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るX
ウインドウを利用したプラント監視装置は、Xウインド
ウを利用して表示装置に文字,グラフィックスを描画す
る描画手段と、該描画手段に対し要求した操作を監視す
るための操作監視手段と、前記描画手段を前記操作監視
手段の操作監視結果を基に自動で再起動させるための再
起動手段とを備えたものである。
【0016】請求項2の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、Xウインドウを利用して表示
装置に文字,グラフィックスを描画する描画手段と、該
描画手段が確保しているプラント監視装置内のメモリ使
用量を計算するメモリ使用量計算手段と、前記描画手段
を前記メモリ使用量計算手段の計算結果を基に自動で再
起動させるための再起動手段とを備えたものである。
【0017】請求項3の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、Xウインドウを利用して表示
装置に文字,グラフィックスを描画する描画手段と、該
描画手段が使用することの出来るプラント監視装置内の
メモリ残量を監視するメモリ残量監視手段と、前記描画
手段を前記メモリ残量監視手段による監視結果を基に自
動で再起動させるための再起動手段とを備えたものであ
る。
【0018】請求項4の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、描画手段が確保しているプラ
ント監視装置内のメモリ使用量を計算するメモリ使用量
計算手段と、操作監視手段の操作監視結果および前記メ
モリ使用量計算手段によるメモリ使用量の計算結果を基
に前記描画手段を自動で再起動させる再起動手段とを備
えたものである。
【0019】請求項5の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、描画手段が使用することの出
来るプラント監視装置内のメモリ残量を監視するメモリ
残量監視手段と、操作監視手段の操作監視結果および前
記メモリ残量監視手段によるメモリ残量の監視結果を基
に前記描画手段を自動で再起動させる再起動手段とを備
えたものである。
【0020】請求項6の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、描画手段を起動させてからの
経過時間を監視するための時間監視手段と、メモリ使用
量計算手段によるメモリ使用量の計算結果および前記時
間監視手段による経過時間の監視結果を基に前記描画手
段を自動で再起動させる再起動手段とを備えたものであ
る。
【0021】請求項7の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、描画手段を起動させてからの
経過時間を監視するための時間監視手段と、メモリ残量
監視手段によるメモリ残量の監視結果および前記時間監
視手段による経過時間の監視結果を基に前記描画手段を
自動で再起動させる再起動手段とを備えたものである。
【0022】請求項8の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、Xウインドウを利用して、表
示装置に文字,グラフィックスを描画する描画手段と、
該描画手段を起動させてからの経過時間を監視するため
の時間監視手段と、該時間監視手段の監視結果を基に前
記描画手段を強制的に停止させた後、再起動させる再起
動手段とを備えたものである。
【0023】請求項9の発明に係るXウインドウを利用
したプラント監視装置は、描画手段に対する外部からの
データ入力操作を監視するための操作監視手段と、該操
作監視手段により監視されている前記データ入力操作の
回数が所定の回数に達し、あるいは前記所定の回数を越
えたとき、あるいは時間監視手段の監視結果を基に前記
描画手段を強制的に停止させた後、再起動させる再起動
手段とを備えたものである。
【0024】請求項10の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段が確保しているメ
モリ使用量を計算するメモリ使用量計算手段と、該メモ
リ使用量計算手段により求められた前記描画手段が確保
しているメモリ使用量が所定の量に達したときあるいは
前記所定の量を越えたとき、あるいは操作監視手段によ
り監視されているデータ入力操作の回数が所定の回数に
達しあるいは前記所定の回数を越えたとき、あるいは時
間監視手段の監視結果を基に前記描画手段を強制的に停
止させた後、再起動させる再起動手段とを備えたもので
ある。
【0025】請求項11の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段が使用することの
出来るメモリの残容量を監視するためのメモリ残量監視
手段と、該メモリ残量監視手段により監視されているメ
モリの残容量が所定の量に達したときあるいは前記所定
の量を越えたとき、あるいは操作監視手段により監視さ
れているデータ入力操作の回数が所定の回数に達しある
いは前記所定の回数を越えたとき、あるいは時間監視手
段の監視結果を基に前記描画手段を強制的に停止させた
後、再起動させる再起動手段とを備えたものである。
【0026】請求項12の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段をXウインドウを
利用して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示
するXサーバ部と、データ入力部から入力され編集され
たデータを前記Xウインドウを利用して表示できる形態
に処理するデータ表示処理部とに分割したときに、前記
Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部が起動してか
らの経過時間を監視する時間監視手段と、該時間監視手
段により監視されている前記Xサーバ部あるいは前記デ
ータ表示処理部が起動してからの時間が所定の時間経過
したときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理
部を停止させた後、再起動させる再起動手段とを備えた
ものである。
【0027】請求項13の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段をXウインドウを
利用して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示
するXサーバ部と、データ入力部から入力され編集され
たデータを前記Xウインドウを利用して表示できる形態
に処理するデータ表示処理部とに分割したときに、前記
Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部に対する外部
からのデータ入力操作を監視する操作監視手段と、該操
作監視手段により監視されている前記Xサーバ部あるい
は前記データ表示処理部に対する外部からのデータ入力
操作の回数が所定の回数に達しあるいは前記所定の回数
を越えたときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表示
処理部を強制的に停止させた後、再起動させる再起動手
段とを備えたものである。
【0028】請求項14の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段をXウインドウを
利用して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示
するXサーバ部と、編集されたデータを前記Xウインド
ウを利用して表示できる形態に処理するデータ表示処理
部とに分割したときに、前記Xサーバ部あるいは前記デ
ータ表示処理部において使用したメモリの容量を計算す
るメモリ使用量計算手段と、該メモリ使用量計算手段に
より計算した前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処
理部が確保しているメモリ使用量が所定の量に達したと
きあるいは前記所定の量を越えたときに前記Xサーバ部
あるいは前記データ表示処理部を停止させた後、再起動
させる再起動手段とを備えたものである。
【0029】請求項15の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段をXウインドウを
利用して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示
するXサーバ部と、編集されたデータを前記Xウインド
ウを利用して表示できる形態に処理するデータ表示処理
部とに分割したときに、前記Xサーバ部あるいは前記デ
ータ表示処理部において使用することの出来るメモリの
残容量を監視するメモリ残量監視手段と、該メモリ残量
監視手段により監視されている前記Xサーバ部あるいは
前記データ表示処理部のメモリの残容量が所定の量に達
したときあるいは前記所定の量を越えたときに前記Xサ
ーバ部あるいは前記データ表示処理部を強制的に停止さ
せた後、再起動させる再起動手段とを備えたものであ
る。
【0030】請求項16の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段をXサーバ部とデ
ータ表示処理部とに分割したときに、前記Xサーバ部あ
るいは前記データ表示処理部に対し、起動してからの経
過時間を監視する時間監視手段と、外部からのデータ入
力操作を監視する操作監視手段と、使用することの出来
るメモリの残容量を監視するメモリ残量監視手段と、前
記起動してからの時間が所定の時間経過したとき、また
は前記外部からのデータ入力操作の回数が所定の回数に
達しあるいは前記所定の回数を越えたとき、または前記
メモリの残容量が所定の量に達したときあるいは前記所
定の量を越えたときに前記Xサーバ部あるいは前記デー
タ表示処理部を強制的に停止させた後、再起動させる再
起動手段とを備えたものである。
【0031】請求項17の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、描画手段が停止する直前に
使用している描画データを保存する描画データ保存手段
と、前記描画手段の停止後、前記描画手段が前記停止直
前に使用していた描画データを再起動した前記描画手段
に対し転送するためのデータ転送手段とを備えたもので
ある。
【0032】請求項18の発明に係るXウインドウを利
用したプラント監視装置は、Xサーバ部あるいはデータ
表示処理部が停止直前に使用している描画データを保存
する描画データ保存手段と、前記停止後、再起動した前
記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部に対し、前
記描画データ保存手段に保存した描画データを転送する
ためのデータ転送手段とを備えたものである。
【0033】
【作用】請求項1の発明におけるXウインドウを利用し
たプラント監視装置の再起動手段は、Xウインドウを利
用して表示装置に文字,グラフィックスを描画する描画
手段に対し要求した操作の監視結果を基に停止した前記
描画手段を自動で再起動して連続運転を可能にする。
【0034】請求項2の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置は、Xウインドウを利用して表
示装置に文字,グラフィックスを描画する描画手段が確
保しているプラント監視装置内のメモリ使用量の監視結
果を基に、停止した前記描画手段を自動で再起動して連
続運転を可能にする。
【0035】請求項3の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置の再起動手段は、Xウインドウ
を利用して表示装置に文字,グラフィックスを描画する
描画手段が使用することの出来るプラント監視装置内の
メモリ残量の監視結果を基に、停止した前記描画手段を
再起動して連続運転を可能にする。
【0036】請求項4の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置の再起動手段は、Xウインドウ
を利用して表示装置に文字,グラフィックスを描画する
描画手段が確保しているプラント監視装置内のメモリ使
用量および操作監視手段の操作監視結果を基に、停止し
た前記描画手段を自動で再起動して連続運転を可能にす
る。
【0037】請求項5の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置の再起動手段は、Xウインドウ
を利用して表示装置に文字,グラフィックスを描画する
描画手段が使用することの出来るプラント監視装置内の
メモリ残量および操作監視手段の操作監視結果を基に、
停止した前記描画手段を自動で再起動して連続運転を可
能にする。
【0038】請求項6の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置の再起動手段は、Xウインドウ
を利用して表示装置に文字,グラフィックスを描画する
描画手段が確保しているプラント監視装置内のメモリ使
用量および時間監視手段による経過時間の監視結果を基
に、停止した前記描画手段を自動で再起動して連続運転
を可能にする。
【0039】請求項7の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置の再起動手段は、メモリ残量監
視手段によるメモリ残量の監視結果および時間監視手段
による経過時間の監視結果を基に、停止した前記描画手
段を自動で再起動して連続運転を可能にする。
【0040】請求項8の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置の時間監視手段は、Xウインド
ウを利用して、表示装置に文字,グラフィックスを描画
する描画手段が起動してからの経過時間を監視し、この
監視結果を基に再起動手段は前記描画手段を停止させ、
描画に要するメモリの解放を行った後、再起動させ、プ
ラント監視装置の描画動作の再起動に要するオペレータ
の手間を省くと共に描画に要するメモリ容量の不足によ
るプラント監視装置の描画動作停止を回避する。
【0041】請求項9の発明におけるXウインドウを利
用したプラント監視装置の操作監視手段は、表示装置に
文字,グラフィックスなどを描画するためのXウインド
ウを利用した描画手段に対する外部からのデータ入力操
作を監視し、再起動手段は前記データ入力操作の回数が
所定の回数に達しあるいは前記所定の回数を越えたと
き、あるいは時間監視手段の監視結果を基に前記描画手
段を停止させ描画に要するメモリの解放を行った後、再
起動させ、プラント監視装置の描画動作の再起動に要す
るオペレータの手間を省くと共に描画に要するメモリ容
量の不足によるプラント監視装置の描画動作停止を回避
する。
【0042】請求項10の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置の再起動手段は、表示装置に
文字,グラフィックスなどを描画するためのXウインド
ウを利用した描画手段が確保しているメモリ使用量が所
定の量に達したときあるいは前記所定の量を越えたと
き、あるいは操作監視手段により監視されているデータ
入力操作の回数が所定の回数に達しあるいは前記所定の
回数を越えたとき、あるいは時間監視手段の監視結果を
基に、前記描画手段を強制的に停止させ描画に要するメ
モリの解放を行った後、再起動させ、プラント監視装置
の描画動作の再起動に要するオペレータの手間を省くと
共にメモリ容量の不足によるプラント監視装置の描画動
作停止を回避する。
【0043】請求項11の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置の再起動手段は、表示装置に
文字,グラフィックスなどを描画するためのXウインド
ウを利用した描画手段が使用することの出来るメモリの
残容量が所定の量に達したときあるいは前記所定の量を
越え、あるいは操作監視手段により監視されているデー
タ入力操作の回数が所定の回数に達しあるいは前記所定
の回数を越えたとき、あるいは時間監視手段の監視結果
を基に前記描画手段を強制的に停止させ描画に要するメ
モリの解放を行った後、再起動させ、プラント監視装置
の描画動作の再起動に要するオペレータの手間を省くと
共にメモリ容量の不足によるプラント監視装置の描画動
作停止を回避する。
【0044】請求項12の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置は、描画手段をXサーバ部と
データ表示処理部とに分割したときに、前記Xサーバ部
と前記データ表示処理部との動作を夫々個別に監視して
前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部が起動し
てからの経過時間を監視し、その監視結果を基にXサー
バ部あるいは前記データ表示処理部が起動してから所定
の時間経過したときには前記Xサーバ部あるいは前記デ
ータ表示処理部を停止させ、前記Xサーバ部あるいは前
記データ表示処理部において描画に要するメモリの解放
を行った後、再起動させ、特に前記データ表示処理部の
停止・再起動を行うことにより再起動に要する時間の短
縮を実現する。
【0045】請求項13の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置は、描画手段をXサーバ部と
データ表示処理部とに分割したときに、前記Xサーバ部
と前記データ表示処理部との動作を夫々個別に監視して
前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部に対する
外部からのデータ入力操作の回数を監視し、その回数が
所定の回数に達しあるいは前記所定の回数を越えると前
記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部を停止さ
せ、前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部にお
いて描画に要するメモリの解放を行った後、再起動さ
せ、特に前記データ表示処理部の停止・再起動を行うこ
とにより再起動に要する時間の短縮を実現する。
【0046】請求項14の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置は、描画手段をXサーバ部と
データ表示処理部とに分割したときに、前記Xサーバ部
と前記データ表示処理部との動作を夫々個別に監視して
前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部において
使用したメモリの容量を監視し、前記Xサーバ部あるい
は前記データ表示処理部が確保しているメモリ使用量が
所定の量に達したときあるいは前記所定の量を越える
と、前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部を強
制的に停止させ、前記Xサーバ部あるいは前記データ表
示処理部において描画に要するメモリの解放を行った
後、再起動させ、特に前記データ表示処理部の停止・再
起動を行うことにより再起動に要する時間の短縮を実現
する。
【0047】請求項15の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置は、描画手段をXサーバ部と
データ表示処理部とに分割したときに、前記Xサーバ部
と前記データ表示処理部との動作を夫々個別に監視して
前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部において
使用することの出来るメモリの残容量を監視し、前記メ
モリ残容量が所定の量に達したときあるいは前記所定の
量を越えると、前記Xサーバ部あるいは前記データ表示
処理部を強制的に停止させ、前記メモリの解放を行った
後、再起動させ、特に前記データ表示処理部の停止・再
起動を行うことにより再起動に要する時間の短縮を実現
する。
【0048】請求項16の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置は、描画手段をXサーバ部と
データ表示処理部とに分割したときに、前記Xサーバ部
と前記データ表示処理部との動作を夫々個別に監視して
前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部が起動し
てからの時間が所定の時間経過したとき、または前記X
サーバ部あるいは前記データ表示処理部に対する外部か
らのデータ入力操作の回数が所定の回数に達しあるいは
前記所定の回数を越えたとき、またはメモリの残容量が
所定の量に達したときあるいは前記所定の量を越える
と、前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部を強
制的に停止させ、前記メモリの解放を行った後、再起動
させ、特に前記データ表示処理部の停止・再起動を行う
ことにより再起動に要する時間の短縮を実現する。
【0049】請求項17の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置のデータ転送手段は、描画手
段が停止する直前に使用していた保存してある描画デー
タを、再起動した前記描画手段に転送し、前記描画手段
が再起動したときの描画データと前記停止する直前に使
用していた描画データとを一致させることで、再起動が
行われたときの表示情報の連続性の確保を実現する。
【0050】請求項18の発明におけるXウインドウを
利用したプラント監視装置のデータ転送手段は、保存し
てあるXサーバ部あるいはデータ表示処理部の停止直前
の描画データを、前記Xサーバ部あるいは前記データ表
示処理部が再起動したときに前記Xサーバ部あるいは前
記データ表示処理部に転送し、前記Xサーバ部あるいは
前記データ表示処理部の再起動したときの描画データと
前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部が停止す
る直前に使用していた描画データとを一致させ、再起動
が行われたときの表示情報の連続性を確保し、特に前記
データ表示処理部の停止・再起動においては表示情報の
連続性の確保だけでなく、再起動に要する時間の短縮も
可能にする。
【0051】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1はこの発明の実施例1のXウインドウを利
用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において図27と同一部分については同一符号
を付し説明を省略する。図において、32は描画手段で
あるXウインドウ3cを停止した後、再度Xウインドウ
3cを起動する再起動部(再起動手段)、33は描画部
22に対する外部からのデータ入力操作の回数を監視す
るための操作監視部(操作監視手段)であり、前記デー
タ入力操作回数を記録するための操作カウンタを有して
いる。
【0052】図2は、実施例1のXウインドウを利用し
たプラント監視装置における描画部の再起動の動作を示
すフローチャートである。このフローチャートに基づい
て動作を説明すると、データ入力部から表示装置に表示
したいデータを入力する(ステップST1)。データが
入力されると操作監視部33は前記操作カウンタのカウ
ンタ値を「1」加算することで操作数を計算する(ステ
ップST11)。さらに、操作監視部33では前記操作
カウンタのカウンタ値と、プラント監視装置の描画部が
連続動作を維持できる最大操作回数を規定する基準操作
数の値とを比較する(ステップST12)。そして、操
作監視部33が、前記操作カウンタの値、すなわち前記
操作された回数が前記基準操作数を超えたと判断した場
合、前記操作カウンタのカウンタ値を零にリセットする
(ステップST13)。
【0053】次に描画部22の動作を停止する(ステッ
プST14)。このとき表示装置には何も表示されない
状態となる。描画部22の動作を停止した結果、それま
で描画部が確保していた全てのメモリが解放され(ステ
ップST15)、装置内で使用可能なメモリの量が増加
する。そして、再度描画部22を起動する(ステップS
T16)。この段階で表示装置にデータを表示するため
の準備が整ったことになる。一方、ステップST12に
おいて操作監視部33が前記基準操作数を越えていない
と判断したとき、または再起動部32の処理が終了した
ときには描画部22は動作を続行する。
【0054】そして、データ入力部から入力されたデー
タは描画部22に伝えられ、描画部22は前記入力され
たデータを処理するために必要なメモリを確保できるか
否かを判断する(ステップST2)。ここで、必要なメ
モリを確保できないと判断したときには描画部22の動
作は停止してしまう(ステップST3)。一方、ステッ
プST2において描画部に必要なメモリを確保できると
判断したときには、前記データを表示可能にするために
編集作業が行われる(ステップST4)。このデータの
編集作業が終了すると、データ表示部25により表示装
置にデータの表示が行われる(ステップST5)。以上
の動作は、このプラント監視装置が停止するまで行われ
る。
【0055】このように、描画部22は操作監視部33
および再起動部32により前記基準操作数を越え、ある
いは前記基準操作数に達する回数の操作を行うたびに、
「停止」→「メモリ解放」→「起動」を繰り返すため、
前記基準操作数を適当な値に設定すればプラント監視装
置を停止することなく連続動作させることが可能とな
る。
【0056】実施例2.前記実施例1では、操作の種類
によらず操作数を「1」としてカウントしていたが、描
画部22において確保するメモリの量は操作の種類によ
り異なるため、メモリ使用量の少ない操作だけを行った
ときには、実際にはまだメモリが余っているにもかかわ
らず描画部22の再起動が行われてしまう。また、使用
するメモリ容量が大きい操作だけを実行した場合には、
基準操作数に達する前にメモリ容量が不足することにな
り、描画部22の動作が停止してしまう場合が生じる。
従って、この実施例2では描画部22が確保したメモリ
容量の現在までの使用量を計算することで、操作の種類
によらずより安定的に連続動作をするプラント監視装置
を実現する。
【0057】図3はこの発明の実施例2のXウインドウ
を利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図で
ある。図3において図1と同一部分については同一符号
を付し説明を省略する。図において、34はプラント監
視装置内で描画部22が確保しているメモリ使用量を計
算するメモリ使用量計算部(メモリ使用量計算手段)で
ある。
【0058】図4は、この実施例2のXウインドウを利
用したプラント監視装置における描画部の再起動の動作
を示すフローチャートである。このフローチャートに基
づいて動作を説明する。図4において図2と同一の処理
スッテップについては同一の符号を付し説明を省略す
る。このフローチャートによると、まず、データ入力部
からデータが入力される(ステップST1)。次に、メ
モリ使用量計算部34においてあらかじめ夫々の操作毎
に決められたメモリ消費量を基に、描画部22が確保し
ているメモリ使用量を推定計算する(ステップST2
1)。次に、描画部22が使用することの可能な最大の
メモリ量を表わす基準使用量とステップST21におい
て計算して求めたメモリ使用量とを比較し(ステップS
T22)、この結果、前記メモリ使用量が前記基準使用
量を越えていたときには描画部22を停止し(ステップ
ST23)、再起動部へ処理を移し、前記実施例1と同
様にステップST15以降の処理を実行する。
【0059】このようにメモリ使用量の異なる操作が混
在している状態においても、メモリ使用量計算部34に
より描画部で確保しているメモリ使用量が計算され、前
記基準使用量と比較される結果、メモリ使用量を基に状
況に適応して連続運転が可能となる。
【0060】実施例3.前記実施例2では、描画部22
のメモリ使用量のみ監視しているが、プラント監視装置
内にはその他のプログラムも同時に実行されているた
め、必ずしも描画部22だけがメモリを消費していると
は限らない。従って、描画部22が基準使用量に達する
メモリ容量を使用していなくても、プラント監視装置内
には既に使用可能なメモリが残っていない場合が存在す
る。このような事態をさけるには、プラント監視装置内
で常に変化するメモリ使用状況を分析し、最適な基準使
用量を求めなければならないが、その作業は非常に困難
である。
【0061】そこで、この実施例3ではこのような問題
点を解消するために、プラント監視装置内で使用可能な
メモリ容量がどのくらい残っているかを監視する。
【0062】図5は、この発明の実施例3のXウインド
ウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図
である。図5において図1と同一の部分については同一
の符号を付し説明を省略する。図において、35は使用
可能なメモリ容量がどのくらいであるかを計算して監視
するメモリ残量監視部(メモリ残量監視手段)である。
【0063】図6は、この実施例3のXウインドウを利
用したプラント監視装置における描画部の再起動の動作
を示すフローチャートであり、このフローチャートに基
づいて動作を説明する。図6において図2と同一の処理
ステップについては同一の符号を付し説明を省略する。
このフローチャートによれば、データ入力部からデータ
が入力されると、メモリ残量監視部35によりプラント
監視装置内で使用可能なメモリ残量を計算する(ステッ
プST31)。次に、プラント監視装置が動作するため
に最低限必要なメモリ残量を基準残量として、この基準
残量と前記計算して求めたメモリ残量とを比較する(ス
テップST32)。この比較結果により前記メモリ残量
が前記基準残量を下回っていると判断したときには、描
画部22を停止し(ステップST14)、再起動部32
によりステップST15以降の処理ステップが実行され
る。このステップST15以降の動作は、前記実施例1
において説明した動作と同様である。
【0064】このように本実施例によれば、メモリ残量
監視部35において描画部22がメモリを確保する前に
メモリ残量を計算し、最低限必要なメモリ残量である基
準残量と比較することにより、不足していれば描画部2
2を再起動してメモリを解放することになるため、描画
部22がメモリを確保するときに必要なメモリ容量を確
保できないことにより描画部22が停止してしまう状況
が回避され、自動的に描画部の再起動が行われて連続運
転が可能となる。
【0065】実施例4.以下、この発明の他の実施例を
図に基づいて説明する。図7はこの発明の実施例4のX
ウインドウを利用したプラント監視装置の構成を示すブ
ロック図である。図7において図3と同一部分について
は同一符号を付し説明を省略する。図において、36は
描画手段であるXウインドウ3cを動作させてからの経
過時間を監視する時間監視部(時間監視手段)である。
【0066】図8は、この実施例4のXウインドウを利
用したプラント監視装置における描画部の再起動の動作
を示すフローチャートである。図8において図4と同一
の処理ステップについては同一の符号を付してある。こ
のフローチャートによれば、まず、表示部であるCRT
8に表示したいデータを入力する(ステップST1)。
データが入力されると時間監視部36は現在の時刻を取
得する(ステップST41)。このとき既に描画部22
は起動されており、この起動した時間は保管されてい
る。時間監視部36は前記保管されている描画部22の
起動時間と前記取得した現在時刻とを比較することによ
って、描画部22が起動したときからの経過時間を計算
する(ステップST42)。さらに、ここで計算された
経過時間と、あらかじめ決められている基準時間とを比
較し、経過時間が基準時間を超えているかどうかを判定
する(ステップST43)。この場合の基準時間は、描
画部22が起動してから停止するまでの基準となる時間
であり、この基準時間内では描画部22は連続動作を行
う。
【0067】ステップST43において、時間監視部3
6により描画部22が起動したときからの経過時間が前
記基準時間を超えていると判断された場合には再起動部
32に処理が移され、再起動部32は描画部22の動作
を停止する(ステップST14)。このときCRT8に
は何も表示されない状態となる。描画部22の動作を停
止した結果、それまで描画部22が確保していた全ての
メモリが解放される(ステップST15)ため、プラン
ト監視装置内で使用可能なメモリの量が増加することに
なる。続いて、再起動部32が描画部22を再度起動さ
せる(ステップST16)。この段階でCRT8に描画
部22の再起動によるデータ表示するための準備が整っ
たことになる。再起動部では描画部22を起動させると
同時に現在時刻を取得し、その時刻を再起動した描画部
22の起動時刻として保管する(ステップST44)。
保管された起動時刻の情報は、時間監視部36が経過時
間をステップST42において計算する場合に使用され
る。
【0068】一方、ステップST43において時間監視
部36によって描画部22の起動した時刻から現在まで
の経過時間が前記基準時刻を超えていないと判断された
場合、またはステップST16の再起動部32の処理が
終了した時点では描画部22は動作している状態となっ
ている。従って、データ入力部21から入力されたデー
タは描画部22に伝えられ、描画部22が前記データを
処理するために必要なメモリ容量を確保できるか否かを
判断する(ステップST2)。ここで、必要なメモリ容
量を確保できなかった場合は、描画部22の動作は停止
してしまう(ステップST3)。一方、ステップST2
において描画部22に必要なメモリ容量が確保できると
判断したときには、前記データ入力部21から入力され
たデータを表示可能にするためにデータ編集部24にお
いて編集作業が行われる(ステップST4)。
【0069】データの編集が終了すると、データ表示部
25によりCRT8にデータが表示される(ステップS
T5)。そして、以上の動作はこのXウインドウを利用
したプラント監視装置が停止するまで繰り返される。
【0070】このように本実施例によれば、描画部22
は時間監視部36および再起動部32により自動的に
「停止」→「メモリ解放」→「起動」を定期的に繰り返
すため、基準時刻を適当な時間に設定することにより描
画に要するメモリ容量を確保できないことによりプラン
ト監視装置の描画動作が停止する可能性を小さくするこ
とができ、連続動作させることのできる可能性を大きく
することが可能となる。
【0071】実施例5.前記実施例2ではメモリ使用量
のみをメモリ使用量計算部34により計算しメモリ使用
量を監視しているが、このメモリ使用量を正確に設定す
ることは困難であり、メモリ使用量の設定が不正確なと
きには、基準使用量に達する前に使用可能なメモリがな
くなる場合が生じる。このため本実施例では、メモリ使
用量計算部34に加えて描画部22が起動してからの経
過時間を監視する時間監視部を設けることにより、定期
的に描画部22を再起動して連続運転を可能にする。
【0072】図9はこの発明の実施例5のXウインドウ
を利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図で
ある。図9において図3および図7と同一の部分につい
ては同一の符号を付し説明を省略する。
【0073】図10は、この実施例5のXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートであり、このフローチャートに
基づいて動作を説明する。図10において図4および図
8と同一の処理ステップについては同一の符号を付し説
明を省略する。このフローチャートによれば、データ入
力部からデータが入力されると、時間監視部36はその
時点の現在時刻を取得し、すでにステップST44にお
いて保管されている描画部22の起動時刻と前記現在時
刻とを比較することにより描画部22が起動してからの
経過時間を計算する(ステップST42)。さらに、こ
の経過時間と、あらかじめ決められている、定期的に描
画部22を再起動する時間である基準時間とを比較し、
前記経過時間が前記基準時間を越えているか否かを判定
する(ステップST43)。ここで前記経過時間が前記
基準時間を越えていると判断したときには、描画部22
を停止し(ステップST23)、再起動部32によるス
テップST15以降の処理が実行される。
【0074】この再起動部32によるステップST15
以降の処理は前記実施例4の動作と同様である。
【0075】ステップST43において前記経過時間が
前記基準時間を越えていないと判断したときには、前記
実施例2で説明したメモリ使用量計算部34によるステ
ップST21およびステップST22の処理に移行す
る。
【0076】実施例6.前記実施例1では、操作監視部
33により操作数を監視するだけであり、操作の種類に
よらず操作数を1として操作カウンタによりカウントし
ていたが、描画部22において確保するメモリ量は操作
の種類により異なるため、メモリ使用量の少ない操作だ
けを行ったときには、実際にはまだメモリが余っている
にもかかわらず描画部22の再起動が行われてしまう。
また、使用するメモリ容量が大きい操作だけを実行した
場合には、基準操作数に達する前にメモリ容量が不足す
ることになり、描画部22の動作が停止してしまう場合
が生じる。
【0077】そこでこの実施例6では、操作監視部およ
びメモリ使用量計算部とを設けることで、より精度の高
い連続運転を実現する。
【0078】図11はこの発明の実施例6のXウインド
ウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図
である。図11において図1および図3と同一の部分に
ついては同一の符号を付し説明を省略する。
【0079】図12は、この実施例6のXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートであり、このフローチャートに
基づいて動作を説明する。図12において図2および図
4と同一の処理スッテップについては同一の符号を付し
説明を省略するが、操作監視部33において操作回数を
カウントし基準操作数と比較するステップは前記実施例
1での説明と同様である。操作回数をカウントしこのカ
ウント値が基準操作数を越えていないと判断したときに
は、メモリ使用量計算部34によるステップST21お
よびステップST22の処理に移行する。このステップ
ST21以降の処理は、ステップST13の操作カウン
タのゼロリセットを除き前記実施例2の動作の説明と同
様である。
【0080】以上のようにこの実施例では、操作回数と
メモリ使用量との2つの条件から再起動部32による再
起動が行われ連続運転が行われるため、より精度の高い
連続運転が可能となる。
【0081】実施例7.プラントなどのシステムの種類
によっては、前記実施例1から前記実施例6までを任意
に組み合わせることにより精度の高い連続運転を実現で
きる場合がある。そこでこの実施例7では、前記実施例
3において説明したメモリ残量監視部35と前記実施例
4で説明した時間監視部36とを組み合わせることによ
り、メモリ残量監視部35において使用するプラント監
視装置が動作するために最低限必要なメモリ残量を示す
基準残量の精度が低い場合でも、誤ってこのプラント監
視装置が停止することを回避し、精度の高い連続運転を
実現する。
【0082】図13はこの発明の実施例7のXウインド
ウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図
である。図13において図5および図7と同一の部分に
ついては同一の符号を付し説明を省略する。
【0083】図14は、この実施例7のXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートであり、このフローチャートに
基づいて動作を説明する。図14において図6および図
8と同一の処理スッテップについては同一の符号を付し
説明を省略するが、ステップST43において時間監視
部36で監視されている経過時間が基準時間を越えてい
ないと判断したときには、メモリ残量監視部35による
ステップST31およびステップST32の処理に移行
する。一方、ステップST43において時間監視部36
で監視されている経過時間が基準時間を越えていると判
断したとき、あるいはステップST32においてメモリ
残量が基準残量を下回っていると判断したときにはステ
ップST14の処理に移行して描画部22を停止し、再
起動部32による処理が実行される。
【0084】実施例8.プラント監視装置の描画部を定
期的に再起動せずに、再起動を必要最小限にする場合に
は、前記実施例1の操作監視部33と、前記実施例3の
メモリ残量監視部35とを組み合わせることで実現でき
る。
【0085】図15はこの発明の実施例8のXウインド
ウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図
である。図15において図1および図5と同一の部分に
ついては同一の符号を付し説明を省略する。
【0086】図16は、この実施例8のXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートであり、このフローチャートに
基づいて動作を説明する。図16において図2および図
6と同一の処理スッテップについては同一の符号を付し
説明を省略するが、ステップST12において操作監視
部33により操作数が基準操作数を越えていないと判断
されたときには、メモリ残量監視部35に処理が移行
し、ステップST31とステップST32の処理が実行
される。また、ステップST12において操作監視部3
3により操作数が基準操作数を越えていると判断された
とき、あるいはステップST32において基準残量をメ
モリ残量が越えているとメモリ残量監視部35により判
断されたときには操作カウンタをゼロリセットした後
(ステップST13)、ステップST14以降の再起動
部32の処理に移る。
【0087】実施例9.前記実施例4では、設定された
基準時間が必要以上に長いときには再起動部32によっ
て描画部22を再起動する前にメモリ容量が不足してプ
ラント監視装置の描画動作が停止する場合が考えられ
る。また、前記基準時間が短すぎる場合にはたびたび描
画部22が再起動されることになり、実運用上不便であ
る。また、描画部22へのデータ入力頻度は操作するプ
ラントによってまちまちであり、さらに、同一のプラン
トであっても月や時刻(昼間と夜中など)によって変動
があるものである。従って、前記基準時間の設定には十
分な実績データを必要とし、必ずしも一定時間連続運転
できるとは限らない。
【0088】従って、描画部22がメモリを確保するの
はデータ入力部21から表示するデータの入力があった
場合なので、このデータ入力部21より前記データを入
力することを「操作」と呼ぶことにすると、この実施例
9では前記操作を行った回数を監視することで、短期間
に多くの操作を行った場合でもプラント監視装置の描画
動作が停止する前に描画部22を再起動させ、連続運転
期間を延長させる。
【0089】図17は、この発明の実施例9のXウイン
ドウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロック
図である。図17において図1および図7と同一の部分
については同一の符号を付し説明を省略する。
【0090】図18は、この実施例9のXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートである。図18において図2お
よび図8と同一の処理ステップについては同一の符号を
付し説明を省略する。このフローチャートでは、時間監
視部36によって経過時間が基準時間内であると判断さ
れた場合(ステップST43)、それまでに操作された
回数を記録するための操作カウンタの値に1を加える
(ステップST11)。次に、操作監視部33では前記
操作カウンタの値と、プラント監視装置の描画部が連続
動作を維持できる最大操作回数を規定する基準操作数の
値とを比較する(ステップST12)。そして、操作監
視部33により、前記操作カウンタの値、すなわち前記
操作された回数が前記基準操作数を超えたと判断した場
合、または、時間監視部36により経過時間が基準時間
を超えていると判断された場合は、前記操作カウンタの
値を零にリセットする(ステップST13)。次に描画
部22の動作を停止し(ステップST14)、メモリを
解放した後(ステップST15)、再度描画部22を起
動する(ステップST16)。そして、描画部22を起
動した時刻を保管する(ステップST44)。以降の動
作は前記実施例1と同様である。
【0091】このように、本実施例によれば基準時間内
に多数の操作を行った場合でも、描画部22が停止する
前に操作監視部33において前記操作の回数を検出し描
画部22を再起動させるため、より長時間の連続動作が
可能となる。
【0092】実施例10.次に、この発明のXウインド
ウを利用したプラント監視装置の実施例10について説
明する。描画部22において確保するメモリ容量はどの
操作でも同一ではないため、使用するメモリ容量が少な
い操作だけを行った場合は実際にはまだメモリが余って
いるにもかかわらず描画部22の再起動が行われてしま
う。また、使用するメモリ容量が大きい操作だけを実行
した場合には、基準操作数に達する前にメモリ容量が不
足することになり、描画部22の動作が停止してしまう
場合が生じる。従って、この実施例10では描画部22
が確保したメモリ容量の現在までの使用量を計算するこ
とで、操作の種類によらずより安定的に連続動作をする
プラント監視装置を実現する。
【0093】図19は、この発明の実施例10のXウイ
ンドウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。図19において図1および図3および図7
と同一の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。
【0094】次に動作について説明する。図20は、こ
の実施例10のXウインドウを利用したプラント監視装
置における描画部の再起動の動作を示すフローチャート
である。図20において図2,図4,図8と同一の処理
ステップについては同一の符号を付し説明を省略する。
操作監視部33において、操作カウンタの値が基準操作
数より少ないと判断した場合は(ステップST12)、
メモリ使用量計算部34で描画部22が確保しているメ
モリ使用量を計算する(ステップST21)。次に、あ
らかじめ設定されている描画部22が使用することが可
能な最大のメモリ容量についてのデータである基準使用
量と、前記ステップST24で計算したメモリ使用量と
を比較する(ステップST22)。この結果、前記計算
したメモリ使用量が前記基準使用量を超えていた場合、
または、前記操作カウンタが基準操作数を超えていた場
合、または、経過時間が基準時間を超えていた場合は、
前記操作カウンタを零にして(ステップST11)、前
記実施例9と同様にステップST14以降の処理ステッ
プに進む。
【0095】従って、本実施例によれば使用するメモリ
容量が大きい操作や小さい操作が組み合わされている状
態でも、メモリ使用量計算部34により使用されるメモ
リ容量を計算するため、より安定して長時間の連続運転
が可能になる。
【0096】実施例11.前記実施例2では、描画部2
2のメモリ使用量のみ監視しているが、プラント監視装
置内にはその他のプログラムも同時に実行されているた
め、必ずしも描画部22だけがメモリを消費していると
は限らない。従って、描画部22が基準使用量に達する
メモリ容量を使用していなくても、プラント監視装置内
には既に使用可能なメモリが残っていない場合が存在す
る。このような事態をさけるには、プラント監視装置内
で常に変化するメモリ使用状況を分析し、最適な基準使
用量を求めなければならないが、その作業は非常に困難
である。
【0097】そこで、この実施例11ではこのような問
題点を解消するために、プラント監視装置内で使用可能
なメモリ容量がどのくらいであるかを監視する。
【0098】図21は、この発明の実施例11のXウイ
ンドウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。図21において図1,図5,図7と同一の
部分については同一の符号を付し説明を省略する。
【0099】次に動作について説明する。図22は、こ
の実施例11のXウインドウを利用したプラント監視装
置における描画部の再起動の動作を示すフローチャート
である。図22において図2,図6,図8と同一の処理
ステップについては同一の符号を付し説明を省略する。
ステップST1から操作監視部33によるステップST
12までの動作は前記実施例10と同様であり、操作監
視部33の操作カウンタが基準操作数より少ない場合
は、メモリ残量監視部35によりプラント監視装置内で
未使用領域として残っている使用可能なメモリの容量を
計算する(ステップST31)。次に、プラント監視装
置が動作するために最低限度必要なメモリ容量である基
準残量と、前記ステップST31において計算したメモ
リ残量とを比較する(ステップST32)。
【0100】この結果、前記計算したメモリ残量が前記
基準残量を下回った場合、または、ステップST12の
操作カウンタの値が基準操作数を超えた場合、または、
ステップST43の経過時間が基準時間を超えた場合
は、操作カウンタの値を零にリセットし(ステップST
13)、前記実施例10と同様にステップST14以降
の処理ステップに進む。
【0101】このように、本実施例によればメモリ残量
監視部35を有することによって、描画部22がメモリ
確保をする前に必要なメモリ残量を計算し、不足してい
れば描画部22を再起動することによりメモリを解放す
るため、メモリが確保できないことによる描画部22の
停止を防止することが可能となり、長時間の連続運転を
安定して行うことができる。
【0102】実施例12.次にこの発明の実施例12の
Xウインドウを利用したプラント監視装置について説明
する。Xウインドウを利用した描画手段を大きく分ける
と、データ編集部24によって編集されたデータを実際
に表示できるように処理する手段であるデータ表示処理
部と、該データ表示処理部にて処理されたデータを基に
実際に描画を行う基本手段であるXサーバ部とに分割す
ることが出来る。ここで、前記データ表示処理部を再起
動させるよりも、前記Xサーバ部を再起動させるほうが
より多くの時間を必要とする。
【0103】また、前記データ表示処理部と前記Xサー
バ部は、それぞれが独自に必要なメモリを確保してい
る。さらに、前記データ表示処理部と前記Xサーバ部と
で夫々処理において確保しなければならないメモリ容量
を比較すると、データ表示処理部の方がより多くのメモ
リを必要とする。
【0104】前記実施例では、データ表示処理部とXサ
ーバ部とを一括して「停止」→「起動」させるようにし
ていたが、場合によっては前記データ表示処理部のみを
再起動するだけでよい場合も考えられる。
【0105】この実施例12では、Xウインドウを利用
した描画手段を前記のように2つに分割し、それぞれを
個別に再起動することによって、描画部の再起動に要す
る時間を短縮する。
【0106】図23は、この発明の実施例12のXウイ
ンドウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。図23において図1,図5,図7と同一の
部分については同一の符号を付し説明を省略する。図に
おいて、38は前記データ表示処理部の再起動部(再起
動手段)、39は前記Xサーバ部の再起動部(再起動手
段)である。
【0107】図24は、この実施例12のXウインドウ
を利用したプラント監視装置における描画部の再起動の
動作を示すフローチャートである。図24において図
2,図6,図8と同一の処理ステップについては同一の
符号を付し説明を省略する。以下、図24を用いて動作
を説明する。ステップST31においてメモリ残量を計
算するまでの動作は前記実施例11と同様であるが、本
実施例では図24に示す処理動作が前記データ表示処理
部と前記Xサーバ部に対し実行可能である。ステップS
T32においてメモリ残量監視部35で監視しているメ
モリ残量が基準残量を下回った場合、あるいはステップ
ST43で経過時間が基準時間を越えた場合、あるいは
ステップST12で操作数が基準操作数を越えた場合
は、前記データ表示処理部の再起動部38が動作し、ま
ず、操作カウンタを零にする(ステップST13)。な
お、これら条件の1つとして前記実施例2あるいは実施
例10で説明したメモリ使用量を追加してもよい。次
に、前記データ表示処理部を停止する(ステップST5
1)。前記データ表示処理部を停止することにより、前
記データ表示処理部が確保していたメモリが解放される
(ステップST52)。その後、前記データ表示処理部
を起動し(ステップST53)、前記データ表示処理部
の起動時刻に関してのデータを保管する(ステップST
54)。
【0108】ここで、前記データ表示処理部だけを再起
動しただけで十分なメモリが使用可能になる場合もある
が、Xサーバ部も多くのメモリを使用している場合も考
えられる。このため再度メモリ残量をメモリ残量監視部
35により計算する(ステップST55)。ここで、前
記計算したメモリ残量と基準残量を比較し(ステップS
T56)、前記メモリ残量が前記基準残量より大きいと
きにはデータ編集部24に動作を移し、ステップST2
以降の処理へ進む。
【0109】ステップST56における比較の結果、メ
モリ残量が基準残量を下回っているときは、Xサーバ部
を含めて描画部22全体を停止する(ステップST1
4)。ステップST15以降の動作は前記実施例11と
同様である。
【0110】なお、実際には前記データ表示処理部だけ
の再起動でプラント監視装置が必要とするメモリが解放
される場合が多いため、描画部22の再起動に必要とす
る時間を短縮することが出来る。
【0111】実施例13.前記実施例1から実施例11
の再起動部32では、まず描画部22を停止してから新
たに描画部22を再起動していたが、この方法では描画
部22が停止する前に表示していた情報と再度起動され
たときに表示する情報とが必ずしも一致するとは限らな
かった。そこで、この実施例13では再起動部32にお
いて描画部22を停止させる直前に表示中のデータを保
存する描画データ保存手段と、保存されている描画情報
データを描画部に転送するための描画データ転送手段と
を追加することにより、描画部22の再起動を行う前後
における表示情報を一致させる。
【0112】図25は、この発明の実施例13のXウイ
ンドウを利用したプラント監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。図25において図7と同一の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。図において、41
は描画部22が停止する直前に表示中のデータを保存す
る描画データ保存手段、42は描画データ保存手段41
に保存されている描画情報データを前記描画部22とは
異なるもう一つの描画部に転送するためのデータ転送手
段である。
【0113】次に動作について説明する。図26はこの
実施例13のXウインドウを利用したプラント監視装置
における再起動時のデータの表示動作を示すフローチャ
ートである。時間監視部36において経過時間が基準時
間を超えたと判断された場合は、再起動部32が動作す
る。まず、現在表示している描画データを描画データ保
存手段41に保存する(ステップST61)。続いて、
現在動作中の描画部22はそのままの状態で、新たにも
う一つの描画部を起動する(ステップST62)。ここ
で、前記動作中の描画部22を旧描画部、前記ステップ
ST62によって起動された描画部を新描画部と呼ぶこ
とにすると、データ表示は現段階では旧描画部が行って
いる。
【0114】次に、前記新描画部に対して描画データ保
存手段41に保存されている描画データを転送する(ス
テップST63)。描画データの転送が完了するとデー
タ表示を前記旧描画部から前記新描画部に切り替える
(ステップST64)。新描画部に切り替えが完了した
後、前記旧描画部を停止する(ステップST65)。前
記旧描画部が停止した結果、それまで前記旧描画部が確
保していたメモリが解放される(ステップST66)。
その後、前記新描画部の起動時刻を保管する(ステップ
ST67)。
【0115】この結果、描画部を再起動する前後におけ
る表示データが一致するため、描画部が再起動した場合
でも違和感無く操作を続けることが可能になる。
【0116】実施例14.なお、前記実施例13では描
画手段を一括して起動、停止する場合について説明した
が、実施例12で説明した描画手段を分割する場合にお
いても、データ転送手段42により描画データ保存手段
41に保存されているデータ表示処理部停止直前の描画
データを新描画部に転送することで、描画部を再起動す
る前後における表示データを一致させ、前記描画部が再
起動した場合でも違和感無く操作を続けることが可能に
なる。
【0117】実施例15.なお以上説明した実施例にお
ける時間監視部36,操作監視部33,メモリ使用量計
算部34,メモリ残量監視部35,データ表示処理部の
再起動部38,Xサーバ部の再起動部39,描画データ
保存手段41,データ転送手段42は、プラント監視装
置の用途によっては必ずしも必要ではない場合があるの
で、これら各手段の中で必要な手段のみを任意に組み合
わせる構成にしてもよい。
【0118】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、描画手段に対し要求した操作を監視するための操作
監視手段と、前記描画手段を前記操作監視手段の操作監
視結果を基に自動で再起動させるための再起動手段とを
備えるように構成したので、前記操作監視結果を基に自
動的に描画動作の再起動が行われ、停止することなく連
続運転できるXウインドウを利用したプラント監視装置
が得られる効果がある。
【0119】請求項2の発明によれば、描画手段が確保
しているプラント監視装置内のメモリ使用量を計算する
メモリ使用量計算手段と、前記描画手段を前記メモリ使
用量計算手段の計算結果を基に自動で再起動させるため
の再起動手段とを備えるように構成したので、前記計算
結果を基に自動的に描画動作の再起動が行われ、停止す
ることなく連続運転できるXウインドウを利用したプラ
ント監視装置が得られる効果がある。
【0120】請求項3の発明によれば、描画手段が使用
することの出来るプラント監視装置内のメモリ残量を監
視するメモリ残量監視手段と、前記描画手段を前記メモ
リ残量監視手段による監視結果を基に自動で再起動させ
るための再起動手段とを備えるように構成したので、前
記メモリ残量の監視結果を基に自動的に描画動作の再起
動が行われ、停止することなく連続運転できるXウイン
ドウを利用したプラント監視装置が得られる効果があ
る。
【0121】請求項4の発明によれば、操作監視手段の
操作監視結果および前記メモリ使用量計算手段によるメ
モリ使用量の計算結果を基に前記描画手段を自動で再起
動させる再起動手段とを備えるように構成したので、前
記操作監視結果および前記メモリ使用量の計算結果、両
者の条件を基に使用状況に正確に適応して自動的に描画
動作の再起動が行われ、停止することなく連続運転でき
るXウインドウを利用したプラント監視装置が得られる
効果がある。
【0122】請求項5の発明によれば、描画手段が使用
することの出来るプラント監視装置内のメモリ残量を監
視するメモリ残量監視手段と、操作監視手段の操作監視
結果および前記メモリ残量監視手段によるメモリ残量の
監視結果を基に前記描画手段を自動で再起動させる再起
動手段とを備えるように構成したので、前記操作監視結
果および前記メモリ残量、両者の条件を基に使用状況に
正確に適応して自動的に描画動作の再起動が行われ、停
止することなく連続運転できるXウインドウを利用した
プラント監視装置が得られる効果がある。
【0123】請求項6の発明によれば、描画手段を起動
させてからの経過時間を監視するための時間監視手段
と、メモリ使用量計算手段によるメモリ使用量の計算結
果および前記時間監視手段による経過時間の監視結果を
基に前記描画手段を自動で再起動させる再起動手段とを
備えるように構成したので、前記経過時間および前記メ
モリ使用量、両者の条件を基に使用状況に正確に適応し
て自動的に描画動作の再起動が行われ、停止することな
く連続運転できるXウインドウを利用したプラント監視
装置が得られる効果がある。
【0124】請求項7の発明によれば、描画手段を起動
させてからの経過時間を監視するための時間監視手段
と、メモリ残量監視手段によるメモリ残量の監視結果お
よび前記時間監視手段による経過時間の監視結果を基に
前記描画手段を自動で再起動させる再起動手段とを備え
るように構成したので、前記経過時間および前記メモリ
残量、両者の条件を基に使用状況に正確に適応して自動
的に描画動作の再起動が行われ、停止することなく連続
運転できるXウインドウを利用したプラント監視装置が
得られる効果がある。
【0125】請求項8の発明によれば、Xウインドウを
利用して、表示装置に文字,グラフィックスを描画する
描画手段と、該描画手段を起動させてからの経過時間を
監視するための時間監視手段と、該時間監視手段の監視
結果を基に前記描画手段を強制的に停止させた後、再起
動させる再起動手段とを備えるように構成したので、プ
ラント監視装置の描画動作停止を回避するための描画に
要するメモリの解放を時間の経過を基に自動的に行うこ
とが出来、プラント監視装置の再起動に要するオペレー
タの手間を省くことができる効果がある。
【0126】請求項9の発明によれば、描画手段に対す
る外部からのデータ入力操作を監視するための操作監視
手段と、該操作監視手段により監視されている前記デー
タ入力操作の回数が所定の回数に達しあるいは前記所定
の回数を越えたとき、あるいは時間監視手段の監視結果
を基に前記描画手段を強制的に停止させた後、再起動さ
せる再起動手段とを備えるように構成したので、プラン
ト監視装置の描画動作停止を回避するための描画に要す
るメモリの解放をデータの入力回数を基に自動的に精度
良く行うことが出来、プラント監視装置の再起動に要す
るオペレータの手間を省くことができる効果がある。
【0127】請求項10の発明によれば、描画手段が確
保しているメモリ使用量を計算するメモリ使用量計算手
段と、操作監視手段および時間監視手段と、前記メモリ
使用量計算手段により求められた前記描画手段が確保し
ているメモリ使用量が所定の量に達したときあるいは前
記所定の量を越えたとき、あるいは前記操作監視手段に
より監視されている操作回数、あるいは時間監視手段の
監視結果を基に前記描画手段を強制的に停止させた後、
再起動させる再起動手段とを備えるように構成したの
で、プラント監視装置の描画動作停止を回避するための
描画に要するメモリの解放を前記メモリ使用量および操
作回数および経過時間を基に自動的に精度良く行うこと
が出来、プラント監視装置の再起動に要するオペレータ
の手間を省くことができる効果がある。
【0128】請求項11の発明によれば、描画手段が使
用することの出来るメモリの残容量を監視するためのメ
モリ残量監視手段と、該メモリ残量監視手段により監視
されているメモリの残容量が所定の量に達したときある
いは前記所定の量を越えたとき、あるいは操作監視手段
により監視されている操作回数、あるいは時間監視手段
により監視されている監視結果を基に前記描画手段を強
制的に停止させた後、再起動させる再起動手段とを備え
るように構成したので、プラント監視装置の描画動作停
止を回避するための描画に要するメモリの解放を前記メ
モリ残容量を基に自動的に精度良く行うことが出来、プ
ラント監視装置の再起動に要するオペレータの手間を省
くことができる効果がある。
【0129】請求項12の発明によれば、描画手段をX
サーバ部とデータ表示処理部とに分割したときに、前記
Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部が起動してか
らの経過時間を監視する時間監視手段と、該時間監視手
段により監視されている前記時間が所定の時間経過した
ときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部を
強制的に停止させた後、再起動させる再起動手段とを備
えるように構成したので、特に前記データ表示処理部に
おいて描画に要するメモリの解放を前記時間の経過を基
に自動的に行うことで描画に要するメモリの確保が可能
となるときには、プラント監視装置の再起動に要する時
間を短縮できる効果がある。
【0130】請求項13の発明によれば、描画手段をX
サーバ部とデータ表示処理部とに分割したときに、前記
Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部に対する外部
からのデータ入力操作を監視する操作監視手段と、該操
作監視手段により監視されている前記Xサーバ部あるい
は前記データ表示処理部に対する外部からのデータ入力
操作の回数が所定の回数に達しあるいは前記所定の回数
を越えたときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表示
処理部を強制的に停止させた後、再起動させる再起動手
段とを備えるように構成したので、特に前記データ表示
処理部において描画に要するメモリの解放を前記外部か
らのデータ入力操作の回数を基に自動的に行うことで描
画に要するメモリの確保が可能となるときには、プラン
ト監視装置の再起動に要する時間を短縮できる効果があ
る。
【0131】請求項14の発明によれば、描画手段をX
サーバ部とデータ表示処理部とに分割したときに、前記
Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部において使用
したメモリの容量を監視するメモリ使用量計算手段と、
該メモリ使用量計算手段により監視されている前記Xサ
ーバ部あるいは前記データ表示処理部が確保しているメ
モリ使用量が所定の量に達したときあるいは前記所定の
量を越えたときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表
示処理部を強制的に停止させた後、再起動させる再起動
手段とを備えるように構成したので、特に前記データ表
示処理部において描画に要するメモリの解放を前記メモ
リ使用量を基に自動的に行うことで描画に要するメモリ
の確保が可能となるときには、プラント監視装置の再起
動に要する時間を短縮できる効果がある。
【0132】請求項15の発明によれば、描画手段をX
サーバ部とデータ表示処理部とに分割したときに、前記
Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部において使用
することの出来るメモリの残容量を監視するメモリ残量
監視手段と、該メモリ残量監視手段により監視されてい
る前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部のメモ
リの残容量が所定の量に達したときあるいは前記所定の
量を越えたときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表
示処理部を強制的に停止させた後、再起動させる再起動
手段とを備えるように構成したので、特に前記データ表
示処理部において描画に要するメモリの解放を前記メモ
リ残量を基に自動的に行うことで描画に要するメモリの
確保が可能となるときには、プラント監視装置の再起動
に要する時間を短縮できる効果がある。
【0133】請求項16の発明によれば、描画手段をX
サーバ部とデータ表示処理部とに分割したときに、前記
Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部に対し、起動
してからの経過時間を監視する時間監視手段と、外部か
らのデータ入力操作を監視する操作監視手段と、メモリ
の残容量を監視するメモリ残量監視手段と、前記起動後
の時間が所定の時間経過したとき、または前記外部から
のデータ入力操作の回数が所定の回数に達しあるいは前
記所定の回数を越えたとき、または前記メモリの残容量
が所定の量に達したときあるいは前記所定の量を越えた
ときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部を
強制的に停止させた後、再起動させる再起動手段とを備
えるように構成したので、特に前記データ表示処理部に
おいて描画に要するメモリの解放を前記時間の経過ある
いは前記外部からのデータ入力操作の回数あるいは前記
メモリ残量を基に自動的に行うことで描画に要するメモ
リの確保が可能となるときには、プラント監視装置の再
起動に要する時間を短縮できる効果がある。
【0134】請求項17の発明によれば、描画手段が停
止する直前に使用している描画データを保存する描画デ
ータ保存手段と、前記描画手段の停止後、前記描画手段
が前記停止直前に使用していた描画データを再起動され
た前記描画手段に対し転送するためのデータ転送手段と
を備えるように構成したので、プラント監視装置の描画
動作の停止を回避するために描画に要するメモリの解放
を自動的に行ったときの再起動後の表示情報を、前記メ
モリの解放を行う直前の表示情報に一致させ、プラント
監視装置の再起動が行われたときの表示情報の連続性を
確保することができる効果がある。
【0135】請求項18の発明によれば、Xサーバ部あ
るいはデータ表示処理部が停止直前に使用している描画
データを保存する描画データ保存手段と、前記停止後、
再起動した前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理
部に対し、前記描画データ保存手段に保存した描画デー
タを転送するためのデータ転送手段とを備えるように構
成したので、前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処
理部が停止後、再起動したときの表示情報を前記停止直
前の表示情報に一致させることでプラント監視装置の再
起動が行われたときの表示情報の連続性を確保すること
ができ、特に前記データ表示処理部を再起動することで
描画に要するメモリの確保が可能となるときには再起動
に要する時間が短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるXウインドウを利
用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施例1によるXウインドウを利
用したプラント監視装置における描画部の再起動の動作
を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施例2によるXウインドウを利
用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施例2によるXウインドウを利
用したプラント監視装置における描画部の再起動の動作
を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例3によるXウインドウを利
用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 この発明の実施例3によるXウインドウを利
用したプラント監視装置における描画部の再起動の動作
を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施例4によるXウインドウを利
用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 この発明の実施例4によるXウインドウを利
用したプラント監視装置における描画部の再起動の動作
を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施例5によるXウインドウを利
用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】 この発明の実施例5によるXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施例6によるXウインドウを
利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】 この発明の実施例6のXウインドウを利用
したプラント監視装置における再起動時のデータの表示
動作を示すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施例7によるXウインドウを
利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図14】 この発明の実施例7によるXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施例8によるXウインドウを
利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図16】 この発明の実施例8によるXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートである。
【図17】 この発明の実施例9によるXウインドウを
利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図18】 この発明の実施例9によるXウインドウを
利用したプラント監視装置における描画部の再起動の動
作を示すフローチャートである。
【図19】 この発明の実施例10によるXウインドウ
を利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図20】 この発明の実施例10によるXウインドウ
を利用したプラント監視装置における描画部の再起動の
動作を示すフローチャートである。
【図21】 この発明の実施例11によるXウインドウ
を利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図22】 この発明の実施例11によるXウインドウ
を利用したプラント監視装置における描画部の再起動の
動作を示すフローチャートである。
【図23】 この発明の実施例12によるXウインドウ
を利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図24】 この発明の実施例12のXウインドウを利
用したプラント監視装置における再起動時のデータの表
示動作を示すフローチャートである。
【図25】 この発明の実施例13によるXウインドウ
を利用したプラント監視装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図26】 この発明の実施例13によるXウインドウ
を利用したプラント監視装置における描画部の再起動の
動作を示すフローチャートである。
【図27】 従来のXウインドウを利用したプラント監
視装置の構成を示すブロック図である。
【図28】 従来のXウインドウを利用したプラント監
視装置における再起動時のデータの表示動作を示すフロ
ーチャートである。
【図29】 従来のXウインドウを利用したプラント監
視装置のワークステーションの描画機能をブロック化し
たときの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 プラント設備、3c,4b Xウインドウ(描画手
段,Xサーバ部,データ表示処理部)、3a アプリケ
ーションソフトウェア、6 警報出力、7 制御装置出
力(出力手段)、8,10 CRT(表示装置)、3
2,38,39再起動部(再起動手段)、33 操作監
視部(操作監視手段)、34 メモリ使用量計算部(メ
モリ使用量計算手段)、35 メモリ残量監視部(メモ
リ残量監視手段)、36 時間監視部(時間監視手
段)、41 描画データ保存手段、42 データ転送手
段。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント設備から収集されたプラントデ
    ータを表示装置によりディスプレイ画面上に表示し前記
    プラント設備の各部の状態を監視し、その監視結果を出
    力手段により出力し、あるいは前記監視結果を基に警報
    を出力し、あるいは前記プラント設備を制御するための
    制御信号を出力するプラント監視装置において、Xウイ
    ンドウを利用して、前記表示装置に文字,グラフィック
    スを描画する描画手段と、該描画手段に対し要求した操
    作を監視するための操作監視手段と、前記描画手段を前
    記操作監視手段の操作監視結果を基に自動で再起動させ
    るための再起動手段とを備えたことを特徴とするXウイ
    ンドウを利用したプラント監視装置。
  2. 【請求項2】 プラント設備から収集されたプラントデ
    ータを表示装置によりディスプレイ画面上に表示し前記
    プラント設備の各部の状態を監視し、その監視結果を出
    力手段により出力し、あるいは前記監視結果を基に警報
    を出力し、あるいは前記プラント設備を制御するための
    制御信号を出力するプラント監視装置において、Xウイ
    ンドウを利用して、前記表示装置に文字,グラフィック
    スを描画する描画手段と、該描画手段が確保しているプ
    ラント監視装置内のメモリ使用量を計算するメモリ使用
    量計算手段と、前記描画手段を前記メモリ使用量計算手
    段の計算結果を基に自動で再起動させるための再起動手
    段とを備えたことを特徴とするXウインドウを利用した
    プラント監視装置。
  3. 【請求項3】 プラント設備から収集されたプラントデ
    ータを表示装置によりディスプレイ画面上に表示し前記
    プラント設備の各部の状態を監視し、その監視結果を出
    力手段により出力し、あるいは前記監視結果を基に警報
    を出力し、あるいは前記プラント設備を制御するための
    制御信号を出力するプラント監視装置において、Xウイ
    ンドウを利用して、前記表示装置に文字,グラフィック
    スを描画する描画手段と、該描画手段が使用することの
    出来るプラント監視装置内のメモリ残量を監視するメモ
    リ残量監視手段と、前記描画手段を前記メモリ残量監視
    手段による監視結果を基に自動で再起動させるための再
    起動手段とを備えたことを特徴とするXウインドウを利
    用したプラント監視装置。
  4. 【請求項4】 前記描画手段が確保しているプラント監
    視装置内のメモリ使用量を計算するメモリ使用量計算手
    段を備え、前記再起動手段は前記描画手段を前記操作監
    視手段の操作監視結果および前記メモリ使用量計算手段
    によるメモリ使用量の計算結果を基に自動で再起動させ
    ることを特徴とする請求項1記載のXウインドウを利用
    したプラント監視装置。
  5. 【請求項5】 前記描画手段が使用することの出来るプ
    ラント監視装置内のメモリ残量を監視するメモリ残量監
    視手段を備え、前記再起動手段は前記描画手段を前記操
    作監視手段の操作監視結果および前記メモリ残量監視手
    段によるメモリ残量の監視結果を基に自動で再起動させ
    ることを特徴とする請求項1記載のXウインドウを利用
    したプラント監視装置。
  6. 【請求項6】 前記描画手段を起動させてからの経過時
    間を監視するための時間監視手段を備え、前記再起動手
    段は前記メモリ使用量計算手段によるメモリ使用量の計
    算結果および前記時間監視手段による経過時間の監視結
    果を基に、前記描画手段を自動で再起動させることを特
    徴とする請求項2記載のXウインドウを利用したプラン
    ト監視装置。
  7. 【請求項7】 前記描画手段を起動させてからの経過時
    間を監視するための時間監視手段を備え、前記再起動手
    段は前記メモリ残量監視手段によるメモリ残量の監視結
    果および前記時間監視手段による経過時間の監視結果を
    基に、前記描画手段を自動で再起動させることを特徴と
    する請求項3記載のXウインドウを利用したプラント監
    視装置。
  8. 【請求項8】 プラント設備から収集されたプラントデ
    ータを表示装置によりディスプレイ画面上に表示し前記
    プラント設備の各部の状態を監視し、その監視結果を出
    力手段により出力し、あるいは前記監視結果を基に警報
    を出力し、あるいは前記プラント設備を制御するための
    制御信号を出力するプラント監視装置において、Xウイ
    ンドウを利用して、前記表示装置に文字,グラフィック
    スを描画する描画手段と、該描画手段を起動させてから
    の経過時間を監視するための時間監視手段と、該時間監
    視手段の監視結果を基に前記描画手段を停止させた後、
    再起動させる再起動手段とを備えたことを特徴とするX
    ウインドウを利用したプラント監視装置。
  9. 【請求項9】 前記描画手段に対する外部からのデータ
    入力操作を監視するための操作監視手段を有し、該操作
    監視手段により監視されている前記データ入力操作の回
    数が所定の回数に達しあるいは前記所定の回数を越えた
    とき、あるいは前記時間監視手段の監視結果を基に前記
    描画手段を停止させた後、再起動させる再起動手段を備
    えたことを特徴とする請求項8記載のXウインドウを利
    用したプラント監視装置。
  10. 【請求項10】 前記描画手段が確保しているメモリ使
    用量を計算するメモリ使用量計算手段を有し、該メモリ
    使用量計算手段により求められた前記描画手段が確保し
    ているメモリ使用量が所定の量に達したときあるいは前
    記所定の量を越えたとき、あるいは前記操作監視手段に
    より監視されている前記データ入力操作の回数が所定の
    回数に達しあるいは前記所定の回数を越えたとき、ある
    いは前記時間監視手段の監視結果を基に前記描画手段を
    停止させた後、再起動させる再起動手段を備えたことを
    特徴とする請求項9記載のXウインドウを利用したプラ
    ント監視装置。
  11. 【請求項11】 前記描画手段が使用することの出来る
    メモリの残容量を監視するためのメモリ残量監視手段を
    有し、該メモリ残量監視手段により監視されているメモ
    リの残容量が所定の量に達したときあるいは前記所定の
    量を越えたとき、あるいは前記操作監視手段により監視
    されている前記データ入力操作の回数が所定の回数に達
    しあるいは前記所定の回数を越えたとき、あるいは前記
    時間監視手段の監視結果を基に前記描画手段を停止させ
    た後、再起動させる再起動手段を備えたことを特徴とす
    る請求項9記載のXウインドウを利用したプラント監視
    装置。
  12. 【請求項12】 前記描画手段を、Xウインドウを利用
    して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示する
    Xサーバ部と、データ入力部から入力され編集されたデ
    ータを前記Xウインドウを利用して表示できる形態に処
    理するデータ表示処理部とに分割したときに、前記時間
    監視手段は前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理
    部が起動してからの経過時間を監視し、前記再起動手段
    は前記時間監視手段により監視されている前記Xサーバ
    部あるいは前記データ表示処理部が起動してからの時間
    が所定の時間経過したときに前記Xサーバ部あるいは前
    記データ表示処理部を停止させた後、再起動させること
    を特徴とする請求項8記載のXウインドウを利用したプ
    ラント監視装置。
  13. 【請求項13】 前記描画手段を、Xウインドウを利用
    して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示する
    Xサーバ部と、データ入力部から入力され編集されたデ
    ータを前記Xウインドウを利用して表示できる形態に処
    理するデータ表示処理部とに分割したときに、前記操作
    監視手段は前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理
    部に対する外部からのデータ入力操作を監視し、前記再
    起動手段は前記操作監視部により監視されている前記X
    サーバ部あるいは前記データ表示処理部に対する外部か
    らのデータ入力操作の回数が所定の回数に達しあるいは
    前記所定の回数を越えたときに前記Xサーバ部あるいは
    前記データ表示処理部を停止させた後、再起動させるこ
    とを特徴とする請求項9記載のXウインドウを利用した
    プラント監視装置。
  14. 【請求項14】 前記描画手段を、Xウインドウを利用
    して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示する
    Xサーバ部と、編集されたデータを前記Xウインドウを
    利用して表示できる形態に処理するデータ表示処理部と
    に分割したときに、前記メモリ使用量計算手段は前記X
    サーバ部あるいは前記データ表示処理部において使用し
    たメモリの容量を監視し、前記再起動手段は前記メモリ
    使用量計算手段により監視されている前記Xサーバ部あ
    るいは前記データ表示処理部が確保しているメモリ使用
    量が所定の量に達したときあるいは前記所定の量を越え
    たときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部
    を停止させた後、再起動させることを特徴とする請求項
    10記載のXウインドウを利用したプラント監視装置。
  15. 【請求項15】 前記描画手段を、Xウインドウを利用
    して実際に表示装置に文字,グラフィックスを表示する
    Xサーバ部と、編集されたデータを前記Xウインドウを
    利用して表示できる形態に処理するデータ表示処理部と
    に分割したときに、前記メモリ残量監視手段は前記Xサ
    ーバ部あるいは前記データ表示処理部において使用する
    ことの出来るメモリの残容量を監視し、前記再起動手段
    は前記メモリ残量監視手段により監視されている前記X
    サーバ部あるいは前記データ表示処理部のメモリの残容
    量が所定の量に達したときあるいは前記所定の量を越え
    たときに前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部
    を停止させた後、再起動させることを特徴とする請求項
    11記載のXウインドウを利用したプラント監視装置。
  16. 【請求項16】 前記Xサーバ部あるいは前記データ表
    示処理部が起動してからの経過時間を監視する時間監視
    手段を有し、前記操作監視手段は前記Xサーバ部あるい
    は前記データ表示処理部に対する外部からのデータ入力
    操作を監視し、前記再起動手段は前記メモリ残量監視手
    段により監視されている前記Xサーバ部あるいは前記デ
    ータ表示処理部のメモリの残容量が所定の量に達したと
    きあるいは前記所定の量を越えたとき、または前記時間
    監視手段により監視されている前記Xサーバ部あるいは
    前記データ表示処理部が起動してからの時間が所定の時
    間経過したとき、または前記操作監視部により監視され
    ている前記Xサーバ部あるいは前記データ表示処理部に
    対する外部からのデータ入力操作の回数が所定の回数に
    達しあるいは前記所定の回数を越えたときに前記Xサー
    バ部あるいは前記データ表示処理部を停止させた後、再
    起動させることを特徴とする請求項15記載のXウイン
    ドウを利用したプラント監視装置。
  17. 【請求項17】 前記再起動手段が前記描画手段を停止
    させる直前に前記描画手段が使用している描画データを
    保存する描画データ保存手段と、前記描画手段の停止
    後、再起動された前記描画手段に対し停止直前に前記描
    画手段が使用していた描画データを転送するデータ転送
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項1
    1のうちいずれか1項記載のXウインドウを利用したプ
    ラント監視装置。
  18. 【請求項18】 前記Xサーバ部あるいは前記データ表
    示処理部が停止する直前に使用している描画データを保
    存する描画データ保存手段と、前記Xサーバ部あるいは
    前記データ表示処理部の停止後、再起動した前記Xサー
    バ部あるいは前記データ表示処理部に対し、前記描画デ
    ータ保存手段に保存した描画データを転送するためのデ
    ータ転送手段とを備えたことを特徴とする請求項12か
    ら請求項16のうちいずれか1項記載のXウインドウを
    利用したプラント監視装置。
JP30521194A 1994-12-08 1994-12-08 Xウインドウを利用したプラント監視装置 Expired - Fee Related JP3688315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30521194A JP3688315B2 (ja) 1994-12-08 1994-12-08 Xウインドウを利用したプラント監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30521194A JP3688315B2 (ja) 1994-12-08 1994-12-08 Xウインドウを利用したプラント監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08161030A true JPH08161030A (ja) 1996-06-21
JP3688315B2 JP3688315B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=17942393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30521194A Expired - Fee Related JP3688315B2 (ja) 1994-12-08 1994-12-08 Xウインドウを利用したプラント監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3688315B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02201506A (ja) * 1989-01-31 1990-08-09 Toshiba Corp プラント監視用対話装置
JPH04190287A (ja) * 1990-11-24 1992-07-08 Hitachi Ltd プロセス監視システムおよびそのウィンドウ表示方法
JPH05224864A (ja) * 1992-02-10 1993-09-03 Fuji Xerox Co Ltd ウインドウ制御装置
JPH06250865A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Fuji Xerox Co Ltd ウインドウシステムの障害時対応方法
JPH06261161A (ja) * 1993-03-04 1994-09-16 Canon Inc ファクシミリ装置
JPH06266586A (ja) * 1993-03-11 1994-09-22 Mitsubishi Electric Corp 資源管理方式
JPH06284238A (ja) * 1993-03-26 1994-10-07 Canon Inc 画像記録装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02201506A (ja) * 1989-01-31 1990-08-09 Toshiba Corp プラント監視用対話装置
JPH04190287A (ja) * 1990-11-24 1992-07-08 Hitachi Ltd プロセス監視システムおよびそのウィンドウ表示方法
JPH05224864A (ja) * 1992-02-10 1993-09-03 Fuji Xerox Co Ltd ウインドウ制御装置
JPH06250865A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Fuji Xerox Co Ltd ウインドウシステムの障害時対応方法
JPH06261161A (ja) * 1993-03-04 1994-09-16 Canon Inc ファクシミリ装置
JPH06266586A (ja) * 1993-03-11 1994-09-22 Mitsubishi Electric Corp 資源管理方式
JPH06284238A (ja) * 1993-03-26 1994-10-07 Canon Inc 画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3688315B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7051219B2 (en) System and apparatus for adjusting a clock speed based on a comparison between a time required for a scheduler function to be completed and a time required for an execution condition to be satisfied
CN103218033B (zh) 一种唤醒硬件设备的方法及装置
JP2760787B2 (ja) 電子計算機システムの運転制御装置
JP3624657B2 (ja) 管理計算機又は計算機システム
JP2006285871A (ja) 情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JPH09185589A (ja) 情報処理システムと情報処理システムの省電力方法
DE602004007754T2 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Feststellung einer Prozessorenbelastung
KR20130095842A (ko) 휴대용 컴퓨팅 디바이스의 프로세서들에 대한 슬립 상태들로의 신속한 진입 및 슬립 상태들로부터의 신속한 퇴장을 위한 방법 및 시스템
CN101149690A (zh) 包括引导独立系统管理操作的设备的计算机系统及方法
JP2769118B2 (ja) 並列処理における資源割振り同期化方法およびシステム
JPH08212112A (ja) データの処理方法
JPH08161030A (ja) Xウインドウを利用したプラント監視装置
KR100553144B1 (ko) 효율적인 타이머 관리 시스템
JP2002304232A (ja) 演算処理システム及び演算処理制御方法、並びに記憶媒体
CN112835826A (zh) 一种通信方法、装置、设备及可读存储介质
CN114416326A (zh) 大数据管控方法、装置、管控系统及可读存储介质
JP2001290680A (ja) データベースシステムの自動再構成方法
JP2540127B2 (ja) プログラマブル・コントロ−ラの故障診断装置
JPH1031592A (ja) メモリ管理方法及びメモリ管理システム
CN117896204B (zh) 基于can的微波电源通信方法、装置、电子设备及存储介质
DE4228754A1 (de) Mikroprozessorsystem
CN117421186B (zh) 服务器运行参数的调整方法、装置、系统、存储介质
CN116450120B (zh) 实时操作系统内核分析方法、装置、设备及介质
JPH0619592A (ja) コンピュータ利用機器の省電制御システム
US6282664B1 (en) Method and apparatus for switching an electronic system between an operating mode and stand-by mode

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080617

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees