JPH08160808A - 磁気印写装置における潜像記録方法 - Google Patents

磁気印写装置における潜像記録方法

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JPH08160808A
JPH08160808A JP30785794A JP30785794A JPH08160808A JP H08160808 A JPH08160808 A JP H08160808A JP 30785794 A JP30785794 A JP 30785794A JP 30785794 A JP30785794 A JP 30785794A JP H08160808 A JPH08160808 A JP H08160808A
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JP
Japan
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signal
recording
magnetic
image
head
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Application number
JP30785794A
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English (en)
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Tadao Urano
忠夫 浦野
Kunio Kinoshita
邦夫 木下
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気印写装置の磁気潜像記録速度を高速化す
るため記録時の消費電力を低減することにあり、さらに
記録ヘッドの通電時間を長くすることにある。 【構成】 磁気印写装置において磁気ヘッドにより記録
媒体に磁界を印加するにあたり、記録に先だって磁化を
消去した後、画信号の黒に対してはゼロから負に書き込
んだ後、反転磁界を印加し、再びゼロに戻し、画信号の
白に対しては常時記録電流をゼロに近い値とするように
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気印写装置における潜
像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気印写装置は磁気記録媒体に磁気潜像
を形成して潜像から生じるトナー吸引力によりトナーを
吸引しそれを紙に転写することにより所望の画像を得る
画像記録装置であるが磁気力がクーロン力に較べて弱
く、しかも短距離力であるため、高品質の画像を得るた
めには、磁気潜像の形成方法を工夫する必要があった。
【0003】この問題に対しNRZ(Non Retu
rn to Zero)記録法の欠点を改善した磁気潜
像形成汚が提案され既に特許されている(特許出願公告
昭55−34431)。その発明の要旨は(イ)黒画素
に対しては強力な磁化を与えるために負の飽和磁化から
正の飽和磁化に磁化反転させること、および(ロ)白画
素には常に負の飽和磁化を与え直流消去状態にすること
であり、それを応用した磁気印写装置は高コントラスト
でしかもかぶりの少ない高品質画像記録を実現できたた
め既に実用化されている。
【0004】一方高速の書込み速度を実現するためには
磁気記録ヘッドを多チャンネル化することが必須である
がそれに伴う消費電力の増加をいかに低減するかが技術
的に問題となっていた。すなわち前記先願の特許は負の
直流消去状態を得るためには記録ヘッドは常時負の電流
を流す必要がある問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかゝる問題を
解決するためになされたものでその目的は高速磁気印写
装置に適するように改良した磁気潜像印写装置に適する
ように改良した磁気潜像記録方法を提供することにあ
る。即ち本発明の目的は磁気潜像記録速度を高速化する
ため記録時の消費電力を低減することにある。他の目的
は記録ヘッドの通電寿命を長くすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的は磁気ヘッド
により記録媒体に磁界を印加する場合、記録に先立って
磁化を消去した後、画信号の黒に対してはゼロから負に
書き込んだ後、反転磁界を印加し、再びゼロに戻し、画
信号の白に対しては常時記録電流をゼロに近い値とする
することによって達成される。
【0007】
【作用】以上のごとくすることにより、少ない電力でゴ
ーストまたはバック汚れが生ぜず、“黒”部分では強力
な磁気吸引力を有する潜像が形成可能であり、鮮明な画
像を得ることができる。
【0008】
【実施例】図6は本発明の適用される磁気印写装置の1
例である。表面にCo−Ni−Pの磁気メッキおよび非
磁性Ni−Pの保護メッキまたは同種の磁気記録体を有
する記録ドラム101は例えば時計方向に回る。磁気ヘ
ッド2で記録ドラム101に画像の潜像を記録する。磁
気ヘッド2は1個または複数個あり、記録ドラム101
の軸方向に移動して副走査され、または磁気ヘッド10
2をアレイ状に多数設けた場合は機械的に静止したまま
電気的に副走査される。磁気潜像は現像装置104によ
り磁性トナー112で現像され、転写ローラ105によ
り記録紙106に転写される。その後定着ローラ10
7,108により熱または圧力で定着される。転写後記
録ドラム101の残留トナーは掃除ブラシ109、掃除
ブレード110により除去される。消去ヘッド103は
記録ドラム101上の磁気潜像を消去するもので必要に
応じて設ける。本発明はこの種の磁気印写装置におい
て、磁気ヘッド2により記録ドラム101上の磁気記録
媒体に画像情報を記録する方法に関するものである。
【0009】前記先願発明による記録方法を図7により
説明する。図7の(a)の如き画信号の“1”の部分と
クロックパルス(b)のアンドをとって磁界(c)をつ
くる。ただし図7ではクロックパルスの“1”期間中ア
ンドをとる。その結果図7の(d)如き磁化パターンと
現像パターンが現出される。論理パターンは図7の
(f)のごとくなる。論理“0”に対応する磁化パター
ンは矢印111に示すごとくすべて左向きでありそれは
−Brの残留磁化に相当する。図7においては画信号の
立下りで反転することによってクロックパルスの立上り
または立下りでない部分に論理“1”を挿入した。これ
によって記録磁界を−Hsとし残留磁化を−Brとして
いる。以上が先願の発明の要旨である。
【0010】つぎに本発明にかゝる記録方法を説明す
る。図1(a)の如き画信号の“1”の部分と記録クロ
ックパルス(b)のアンドをとってヘッド信号(c)を
得る。一方、この画信号(a)の黒部分を広くするため
に信号(実施例の説明では0.5ビットを使用するが1
ビットまたは2ビット等でもよい)を別に用意し、その
信号を(a)の画信号が白から黒に変化する時はその白
の部分へ、黒から白に変化する時もその白のところに加
算することでもとの黒信号よりも前後に幅の広い信号を
作る。これが図1の(d)に示す通電制御信号であり、
この通電制御信号の作成方法については後述する。この
通電制御信号(d)でヘッド信号を制御することによっ
て、図1の(e)に示すヘッド電流の形を得、図1の
(f)の如き発生磁界を得、これによって媒体の磁化の
変化の急しゅんな波形(g)が得られ、媒体磁化パター
ン(h)においてパターンに吸着されるトナーの量も多
くなり必要な画像濃度が得られる。
【0011】図2に本発明を実施する潜像記録回路の1
例を示す。図2において図1の画像信号(a)および記
録クロック(b)はNANDゲード(G1 )に入力され
る。このNANDゲート(G1 )の出力は図1の(c)
に示す逆極性のものとなる。一方前述のヘッド通電信号
をインバータG7 に入力すると図2のゲートG3 〜G 6
がヘッド通電信号がHの時のみゲートがオンとなり、ヘ
ッド通電制御信号がLのときはゲートG3 〜G6 のすべ
てがオフとなり、トランジスタT1 〜T4 がオフとなる
ためヘッド1には電流が流れなくなる。かくして図1の
(e)に示すごときヘッド電流を得る。
【0012】つぎに図1の通電制御信号の形成について
図3および図4について説明する。図3は通電制御信号
作成回路、図4はその回路の各部波形である。図3の回
路の入力に図4の(a)のごとき画像データが入力され
るとゲートQ2 には図4の(b)のごとき出力が表われ
る。ゲートQ3 およびQ4 には図4の(c),(d)の
ごとき出力が表われる。図4の出力(d)に後に説明す
る(e)のごとき加算クロック(2)をゲートQ5 にて
印加するとゲートQ5 の出力として図4の(f)のごと
き0.5ビットの出力が得られこれを図4の(b)に示
す黒信号とのアンドをとるとゲートQ6 の出力として図
4の(g)に示すような黒信号の前に0.5ビット追加
した信号(g)が得られる。同様な回路を用いて黒信号
の後に0.5ビット追加して図1の(d)に示すごとき
通電制御信号を得ることができる。
【0013】図5に図4の各部に印加すべき信号を示
す。図4において図示しない装置のエンコーダ信号をP
LL回路に印加して画像信号タイミング、記録クロッ
ク、加算クロック(1)および(2)を作成する。この
加算クロック(2)が図4のゲートQ5 の入力に印加さ
れる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明の如く、画像の“黒”に対し
て記録磁界をゼロから負の飽和レベルにしてから正に反
転し、さらに負に反転した後、ゼロに戻すことにより、
少ない消費電力でゴーストまたはバック汚れが生ぜず、
しかも“黒”部分では強力な磁気吸引力を有する潜像が
形成可能であるので、鮮明な画像が得られる効果があ
る。さらに重ね書きによる狭幅記録も可能という効果も
ある。
【0015】本発明のさらに他の効果は飽和記録するこ
とにより特願昭50−30567、特願昭51−108
449等に開示した重ね巻きにより磁気ヘッドコア厚み
よりも狭い幅の線を得る記録方法にも前述の回路例はそ
のまゝ適用できる。以上の説明に用いた“黒”、“白”
の表現は磁性トナーの色および記録紙の色およびネガ像
およびグレイレベル等各場合に応じてそれぞれ読み替え
られる。例えば“黒”、“白”の表現または“1”,
“0”等の表現が用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝる磁気印写装置における潜像記録
方法を説明する図である。
【図2】本発明を実施する潜像記録回路の回路の1実施
例である。
【図3】図1における通電制御信号を作成する回路図で
ある。
【図4】図3の回路における各部における信号波形図で
ある。
【図5】図4の回路における各部に印加する信号波形の
発生回路である。
【図6】本願の発明の用いられる磁気印写装置の1例を
示す図である。
【図7】本願の先願発明にかゝる潜像記録方法を説明す
る図である。
【符号の説明】
1…記録ヘッド G1 ,G2 …ナンドゲート G3 〜G6 …ゲート G7 …インバータ T1 〜T4 …トランジスタ L…ヘッドコイル Q1 〜Q6 …ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドにより記録媒体に画信号を潜
    像記録し、ついで磁性トナーにより顕像化する磁気印写
    装置における潜像記録方法であって、該磁気ヘッドによ
    り該記録媒体に磁界を印加するにあたり、記録に先だっ
    て磁化を消去した後該画信号の黒に対してはゼロから負
    に書き込んだ後、反転磁界を印加し、再びゼロに戻し該
    画信号の白に対しては常時記録電流をゼロに近い値とす
    ることを特徴とする磁気印写装置における潜像記録方
    法。
JP30785794A 1994-12-12 1994-12-12 磁気印写装置における潜像記録方法 Pending JPH08160808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011161967A1 (ja) * 2010-06-25 2011-12-29 ナルテック株式会社 多階調の画像を生成する信号を供給する装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011161967A1 (ja) * 2010-06-25 2011-12-29 ナルテック株式会社 多階調の画像を生成する信号を供給する装置
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