JPS6158828B2 - - Google Patents

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JPS6158828B2
JPS6158828B2 JP52148861A JP14886177A JPS6158828B2 JP S6158828 B2 JPS6158828 B2 JP S6158828B2 JP 52148861 A JP52148861 A JP 52148861A JP 14886177 A JP14886177 A JP 14886177A JP S6158828 B2 JPS6158828 B2 JP S6158828B2
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JP
Japan
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latent image
color
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electrostatic latent
recording
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JP52148861A
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JPS5481855A (en
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Masatoshi Kimura
Junzo Nakajima
Tadashi Matsuda
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子計算機等の情報処理装置の出力装
置であるラインプリンタ等における2色プリント
方式の静電記録方法に関する。
近時、電子計算機の高速化に伴い、ラインプリ
ンタ等の出力装置は高速印字ができること、安価
な普通紙が使用できること、装置が小型かつ簡便
で保守が容易で騒音が小さいこと等の条件が要求
され、これらの要求に応えるためノンインパクト
化が進められている。又出力装置の印写物は従来
の様に単に情報処理結果の確認用だけでなく、そ
の結果を処理、編集、作表等を行い、印写物が公
式な書類として扱われる傾向にあるため印写出力
された印写物の文字、記号、図等の被記録像の色
を必要に応じて変え得ることが要求されている。
このため多色プリントが可能な出力装置の開発が
進められているが、この種の出力装置は多色プリ
ントを実現するために、n個の潜像形成部を有す
るか、または記録ドラムをn回転させて同一潜像
形成部にn回の潜像の書き込みを行わなければな
らず、前者の場合は装置のコストがかさむと共に
装置が大型になり後者の場合はプリント速度が
1/nに落ちると共に動作がが複雑になる欠点が
ある。
なお3色以上の多色プリンタにおいては上記の
欠点を解決することは困難であるが、2色プリン
タに対してはこの欠点を解決することが可能であ
つて、一般的には2色プリントで充分な場合が非
常に多い。現在非常に簡便化された2色プリンタ
として第1図に示すような装置が既に提案されて
いる。この記録原理について以下に説明する。図
において、ピン電極1に正および負の2値パルス
信号を印加し、対向電極2との間で放電を行な
い、静電記録紙3の上に正負の静電潜像を形成す
る。次に正および負に帯電する夫々異色のトナー
を混合した現像器4で現像を行う。この現像によ
り正の静電潜像部には負の電荷を有するトナーが
付着し、逆に負の静電潜像部には正の電荷を有す
るトナーが付着する。このようにして2色のトナ
ー像が得られ、これを定着部5で定着して2色の
印写物を得ることが出来る。しかし、この方式で
は単にある極性をもつた静電潜像に逆極性のトナ
ーを付着させる方式であるため、ややもすると潜
像以外の部分に対してもトナーが付着することに
なり、いわゆるバツク濃度が出やすくなる欠点が
ある。さらにこの方式では正および負の2種類の
極性の静電潜像を作らなければならない。ところ
が複写器および光プリンタでは記録材として光導
電体を使用しているが、光導電体は一極性の静電
潜像しか作ることができない。そのため上述の2
極性の静電潜像形成方式による2色印刷を行うこ
とはできない。このように上述の方式では複写器
および光プリンタ等には使用できず適用範囲が非
常に狭くなる。本発明はこれらの欠点を改良する
ために案出されたものである。
このため本発明においては、静電潜像を保持し
得る記録材の近傍に、第1の色に対応した第1の
レベル値、該第1のレベル値より低い値の第2の
色に対応した第2のレベル値、及び該第1と第2
のレベル値の中間の値の背景部に対応した中間レ
ベル値の静電潜像を該記録材上に形成する潜像形
成部と、負に帯電された第1の色のトナーを該記
録材上に形成された静電潜像に供給する第1の現
像器と、正に帯電された第2の色のトナーを該記
録材上に形成された静電潜像に供給する第2の現
像器とを具備し、前記記録材に前記3値レベルの
静電潜像を形成し、前記第1の現像器にはその現
像バイアス電極が前記中間レベル値より高く、前
記第1のレベル値より低いレベル値の電圧を印加
し、前記第2の現像器にはその現像バイアス電極
に前記中間レベル値より低く、前記第2のレベル
値より高いレベル値の電圧を印加して前記記録材
上に2種の異色トナーを付着させることを特徴と
している。
更に上記記録材に形成された2色トナー像を或
る極性のコロナ放電器で一様に帯電させ、これを
静電的に普通紙に転写することを特徴とするもの
である。
以下添付図面に基づいて本発明の実施例につき
詳細に説明する。
先ず本発明の基になる磁気ブラシ現像法の原理
を第2図により説明する。図において記録ドラム
6の表面には静電潜像が形成され、磁気ブラシ現
像器7にはバイアス電圧VBが印加されている。
現像剤はトナー8と呼ばれる着色微粒子と、キヤ
リヤ9と呼ばれる鉄粉とが混合されたものであ
り、トナー8とキヤリヤ9との間の摩擦帯電によ
りトナー8が帯電する。この帯電したトナー8が
記録面6と現像器7との間のクーロン力によつて
付着する。これが磁気ブラシ反転現像の基本原理
である。これをさらに電位的に詳細に説明する。
まず始めに記録媒体である誘電体、あるいは光導
電体上に一様帯電を行い、次にピン電極あるいは
光等により一様帯電時の電荷を除去して第3図a
に示すような井戸型の静電潜像を形成する。これ
を潜像以外の部分の電位より僅か低い所に現像バ
イアス電位VBを設定して現像する。現像時には
現像器から潜像面に電界E1が矢印方向に生ず
る。この電界によつて一様帯電部の電荷と同極性
の電荷を持つたトナーが潜像形成面に付着し、現
像が行われる。なお潜像部以外では逆方向に電界
E2が生ずるためバツクグラウンド濃度が生じな
くなる。また第3図bに示すように逆のポテンシ
ヤルをもつた静電潜像に対しては、静電潜像と逆
極性の電荷をもつたトナーによつて現像を行う。
しかるとき現像バイアス以上の領域に対しては、
潜像面から現像器に電界E3が矢印方向に生ず
る。この電界によつて潜像部と逆極性の電荷をも
つたトナーが潜像形成面に付着し現像が行われ
る。なお潜像部以外では逆方向に電界E4が生ず
るためバツクグラウンド濃度が生じなくなる。
このような磁気ブラシ反転現像を用いた本発明
法による静電記録装置の原理図を第4図に示す。
図からわかるように本装置の構成は1個の潜像形
成部10と2個の現像器11,12とを有する。
つまり従来の単色プリンタと比較して現像器の数
が多いのみである。
次にこの装置の動作について説明する。まず文
字発生器13からの文字信号および制御回路14
から送出される色信号を受信して、潜像形成部1
0では既知の方法により、記録材15上に一様帯
電電位レベルをも含めて3段階レベルの静電潜像
を形成する。例えば光導電体15上にレザービー
ムで静電潜像を形成する場合、レザービーム強度
を色信号に応じて3段階に変化させることによつ
て3段階レベルの静電潜像が形成される。次に正
に帯電するトナーを有する現像器に中間レベルの
潜像レベルより低い電位に現像バイアスを設定し
て現像を行い、その後負に帯電するトナーを有す
る現像器に中間レベルの潜像電位レベルより少し
高い電位に現像バイアスを設定して現像を行う。
これによりまず始めに、正に帯電する着色トナー
が付着し、次に他の潜像部分に負に帯電する着色
トナーが付着する。このようにして2色トナー像
が得られ、これを定着することにより2色印写物
を得る。また普通紙に記録する場合には記録材1
5上に得られた2色トナー像を正あるいは負のど
ちらかに極性にトナーをコロナ放電器16により
強制帯電する。その後転写部17により普通紙1
8に転写し、定着部19により定着して印写物と
する。このようにしてトナー色が互に混合するこ
となく完全に分離したあざやかな2色トナー像を
得ることができる。
次に現像バイアスの印加法について説明する。
潜像は第5図に示すように高電位の潜像部VSH
低電位の潜像部VSLおよび白地の部分に対応する
潜像部電位VSOとにより構成されている。潜像電
位VSHに対応する現像バイアスはVSOよりわずか
に高い電位VbHに設定する。このようにすると負
トナーはVSH部に対しては付着するがVbH以下の
部分に対しては負トナーは付着せず、バツク濃度
がでなくなる。逆に潜像電位VSLに対する現像バ
イアスはVSOよりわずか低い電位VbLに設定す
る。これにより正トナーがVSL部に対してのみ付
着することになる。
次に本発明方法を用いた装置の実施例を第6図
により説明する。図において記録ドラム6は金属
ドラム20に誘電層21を付着させたものであつ
て矢印P方向に回転するようになつている。この
記録ドラムの周辺にはその回転方向に従つて先ず
一様帯電用コロトロン22が設けられ順次、記録
面に非接触に保持されたピン電極1、それぞれ色
が異なり正および負に帯電するトナーを有する磁
気ブラシ現像器11,12、付着トナー強制帯電
用コロナ放電器16、転写用コロナ放電器17、
フアーブラシ等のクリーナ23、が配置され、ピ
ン電極1には文字発生器13と制御回路14に接
続されたピンドライバー24が接続されている。
また磁気ブラシ現像器11,12には夫々現像バ
イアス用電源25,26が接続されている。更に
転写位置には記録紙18が記録ドラム6に接触し
ながら矢印Q方向に送られるようになつていてそ
の移動方向に赤外線ヒータ等の加熱定着器19が
設けらている。
このように構成された装置の動作について次に
説明する。先ず記録ドラム6の記録面の全面をコ
ロトロン22によつて或る極性に一様帯電し、次
にピンドライバ24からの2種のレベルの電圧印
加によりビン電極1に放電を起こさせ記録ドラム
6上の電荷を抜き2種のレベルの静電潜像を形成
する。また磁気ブラシ現像器11,12には夫々
別の現像バイアス用電源25,26によつて正又
は負のバイアスが与えられている。そのため記録
ドラム6の高い潜像電位部には負に帯電している
着色トナーが付着し、低い潜像電位部には正の帯
電している着色トナーが付着する。このようにし
て付着した。2色トナー像は強制帯電用コロナ放
電器16によつてプラスに強制帯電される。それ
を転写用コロトロン17によつて負イオンを普通
紙18に与えることにより、普通紙18に2色ト
ナー像が転写され定着器19で定着されて2色の
文字、記号、図形等の記録像が得られるのであ
る。
以上説明したように本発明の2色プリント式静
電記録方法によれば、従来の1極性の静電潜像し
か形成できず2色プリントを行うことが不可能で
あつた光導電材料を用いた場合でも、1組の潜像
形成部を備え、唯1回の潜像形成工程のみで2色
プリントを得ることができる。また2色のトナー
が互に混合することなく完全に分離したあざやか
な色と、バツクグラウンドのほとんどない良好な
トナー像を得ることが可能である。更に本発明方
法を用いた装置はコンパクトにまとめられ、取扱
も簡単であり、かつ安価に製造でき、複写器或は
光プリンタ等にも適用できるものである。なお前
述の実施例では可視像形成手段として2個の現像
器と強制帯電用コロナ放電器および転写用コロナ
放電器から成るものについて説明したが記録ドラ
ムを用いずに本発明方法の原理を用いて直接静電
記録紙に多色プリントを行うことも勿論可能であ
る。この場合の可視像形成手段としては2個の現
像器のみで構成され、強制帯電用コロナ放電器お
よび転写用コロナ放電器は不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は既に提案されている2色プリンタの原
理図、第2図は磁気ブラシ現像法のモデル図、第
3図は磁気ブラシ反転現像の基本原理説明図、第
4図は本発明にかかる静電記録方法の原理を説明
するための図、第5図は現像バイアス印加法の説
明図、第6図は本発明方法を用いた2色プリント
式静電記録装置を説明するための図である。 1……ピン電極、6……記録ドラム、11,1
2……磁気ブラシ現像器、13……文字発生器、
14……制御回路、16……コロナ放電器、17
……転写用コロナ放電器、18……記録紙、19
……定着器、22……コロトロン、23……クリ
ーナ、24……ピンドライバ、25,26……現
像バイアス用電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 静電潜像を保持し得る記録材の近傍に、第1
    の色に対応した第1のレベル値、該第1のレベル
    値より低い値の第2の色に対応した第2のレベル
    値、及び該第1と第2のレベル値の中間の値の背
    景部に対応した中間レベル値の静電潜像を該記録
    材上に形成する潜像形成部と、負に帯電された第
    1の色のトナーを該記録材上に形成された静電潜
    像に供給する第1の現像器と、正に帯電された第
    2の色のトナーを該記録材上に形成された静電潜
    像に供給する第2の現像器とを具備し、 前記記録材に前記3値レベルの静電潜像を形成
    し、 前記第1の現像器にはその現像バアイス電極に
    前記中間レベル値より高く、前記第1のレベル値
    より低いレベル値の電圧を印加し、前記第2の現
    像器にはその現像バイアス電極に前記中間レベル
    値より低く、前記第2のレベル値より高いレベル
    値の電圧を印加して前記記録材上に2種の異色ト
    ナーを付着させることを特徴とする2色プリント
    式静電記録方法。 2 上記記録材上に形成された2色トナー像を或
    る極性のコロナ放電器で一様に帯電させ、これを
    静電的に普通紙に転写することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の2色プリント式静電記録
    方法。
JP14886177A 1977-12-13 1977-12-13 Two color print type electrostatic recoder Granted JPS5481855A (en)

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JP14886177A JPS5481855A (en) 1977-12-13 1977-12-13 Two color print type electrostatic recoder

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JPS5481855A JPS5481855A (en) 1979-06-29
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Families Citing this family (6)

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JPS5481855A (en) 1979-06-29

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