JPH0812495B2 - 多色記録装置 - Google Patents

多色記録装置

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JPH0812495B2
JPH0812495B2 JP62028135A JP2813587A JPH0812495B2 JP H0812495 B2 JPH0812495 B2 JP H0812495B2 JP 62028135 A JP62028135 A JP 62028135A JP 2813587 A JP2813587 A JP 2813587A JP H0812495 B2 JPH0812495 B2 JP H0812495B2
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toner
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は電子写真記録装置,静電記録装置に使用され
る2成分現像剤として粒径5〜30μmの微小キャリアを
用いているために磁気力が弱くなり、印字部にキャリア
が流出して混色が発生するのを解決することを目的とし
たもので、キャリアの磁気力を2000Gauss(at2KOe)以
上とすることにより目的の達成を図っている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は鮮やかな色彩のカラー記録を行うことのでき
る多色記録装置に関するものである。
レーザプリンタに代表される光プリンタは、高印字品
質の画像を高速で出力することが可能であり、かつ感字
出力,図形出力ができる等の理由から広く普及してきて
いる。光プリンタの次の課題はカラー化である。黒1色
のみの記録から7色ないしそれ以上の色彩表現のカラー
記録を行えば、同じ情報を出力する場合でも、視覚的に
より見やすくなる。このため、鮮やかな色彩のカラー記
録の可能な光プリンタの開発が望まれている。
〔従来の技術〕
第3図は従来の多色記録装置の構成を示す概要図、第
4図はこの装置により多色記録を行う際の各工程におけ
る感光体上の電位説明図である。第3図において、16は
ドラム状の感光体で、該感光体16への各色トナー像形成
要領は次の通りである。
まず、感光体16上に、初期帯電器1により均一な帯電
を行う。第4図(a)は初期帯電電圧Vsを示している。
次に第1のレーザ走査光学系2により第1の色の画像に
対応したネガのレーザ露光を行い、第4図(b)に示す
ように、感光体16上の露光部の電位を減衰させて第1の
潜像17を形成する。その後、第1の色のトナーを使用す
る第1の現像器3により2成分磁気ブラシ反転現像を行
い、感光体16上に第4図(c)に示すように第1のトナ
ー像18を形成する。この現像後の感光体16上の電位は第
4図(c)に示すように不均一なもので、この状態で続
けて第2,第3の現像を行うと、この電位の低い第1のト
ナー像18形成部に第2,第3の色のトナーが電気的に付着
して混色が発生する。このため、再帯電器4により第4
図(d)に示すように感光体上の電位を均一にする。次
いで、第1のトナー像形成の場合と同様に、第2のレー
ザ走査光学系5により第2の色の画像に対応したネガの
レーザ露光を行って第4図(e)に示すように第2の潜
像19を形成する。その後、第2の色のトナーを使用する
第2の現像器6により、2成分磁気ブラシ反転現像を行
い、感光体上に第4図(f)に示すように第2のトナー
像20を形成する。この第2の現像は、第1のトナー像が
形成されている感光体上で行うため、第1のトナー像を
破壊することなく行う必要がある。このため、現像剤の
キャリア径を5〜30μmの微小なものとしてソフトタッ
チ現像を行うようにする。これにより、感光体上のトナ
ー像を破壊することなく現像を行うことが可能になる。
第2の現像後の感光体上の電位は、第4図(f)に示す
ように、第2のトナー像20形成部の電位が低くなってい
る。そこで、この部分に次の第3のトナーが付着して生
じる混色を防ぐため、再帯電器7により第4図(g)に
示すように電位を均一にする。次いで、第1,第2のトナ
ー像形成の場合と同様に、第3のレーザ走査光学系8に
より第3の色の画像に対応したネガのレーザ露光を行っ
て、第4図(h)に示すように第3の潜像21を形成し、
その後、第3の色のトナーを使用する第3の現像器9に
より2成分磁気ブラシ回転現像を行って、感光体上に第
4図(i)に示すように第3のトナー像22を形成する。
この第3の現像も、第1,第2のトナー像が形成されてい
る感光体上で行うため、微小粒径キャリア(粒径;5〜30
μm)を使用したソフトタッチ現像を行い、これにより
感光体上のトナー像破壊を防止する。このようにして感
光体16上に形成された第1,第2,第3のトナー像はコロナ
転写器11により静電的に記録紙10に転写され、定着器12
により加熱,定着される。これにより記録紙10上に恒久
的な多色のトナー像が形成される。その後、感光体16
は、通常の電子写真プロセスと同様に、表面の除電,ク
リーニングを行って繰り返し使用される。13はAC除電
器、14はクリーナ、15は光除電器である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来の多色記録装置による記録プロセスで
は、現像剤に微小粒径のキャリアを用いたソフトタッチ
現像法が採用されており、該キャリアの磁気力は1000Ga
uss(at2KOe)程度の低いものであるため、印字部にキ
ャリア流出が発生していた。このキャリア流出が起こる
と、黒色トナーだけを使用する単色印字の場合は印字に
影響はないが、上記のように複数色のカラートナーを使
用するカラー印字の場合は、混色を生じて、トナー本来
の色が再現できなくなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題点を解決することのできる多色記
録装置を提供するもので、そのための手段として、1つ
あるいは複数の感光体上に潜像形成,及び粒径5〜30μ
mのキャリアを用いた2成分現像剤による現像を繰り返
し行って該感光体上に色の異なるトナー像を形成し、こ
れを記録紙に一括転写して多色記録を行うように構成さ
れた多記録装置において、前記2成分現像剤として、キ
ャリアの飽和磁束密度が2000Gauss(at2KOe)以上のも
のを使用している。
〔作用〕
磁気力の大きいキャリアを使用することにより、印字
部のキャリア流出は防止される。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図に関連して本発明の実施例を
説明する。
第1図は本発明を適用する多色記録装置の概要図で、
図中、31は初期帯電器、32は第1のレーザ走査光学系、
33は第1の現像器、34は再帯電器、35は第2のレーザ走
査光学系、36は第2の現像器、37は再帯電器、38は第3
のレーザ走査光学系、39は第3の現像器、40は記録紙、
41はコロナ転写器、42は定着器、43はAC除電器、44はク
リーナ、45は光除電器、46は感光体である。
これらの各部材の構成,作用は、現像器33,36,39で使
用する2成分現像剤のキャリアとして2000Gauss(at2KO
e)以上の磁気力のものを用いる以外は従来と同様であ
る。感光体46はSe−Te系のものを使用し、各現像器33,3
6,39の表面電圧,現像バイアス電圧は、例えば表面電圧
が650Vに、現像バイアス電圧が500Vに設定される。また
感光体46は70mm/Sの周速で回転させ、記録紙40はこれと
同期して搬送される。
各色ごとの潜像形成,現像要領は従来と同様である
が、本発明では、上述のように、各現像工程で使用する
キャリアを2000Gauss(at2KOe)以上の高磁気力のもの
としている。第2図はこのキャリアの磁気特性を示すグ
ラフで、図の曲線Aの特性を有するキャリアを用いるこ
とにより、印字部のキャリア流出を抑制することができ
る。これにより、混色が防止され、カラートナー本来の
色再現が可能となる。また、曲線Bの特性を有するキャ
リアを用いれば、キャリア流出無しのマージンがより大
きくなる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、現像工程で使用
する現像剤のキャリアの磁気力が2000Gauss(at2KOe)
以上の高磁気力のものであるため、印字部のキャリア流
出を抑制することができ、カラートナー本来の色を再現
して高品質の印字を実現することが可能にある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の多色記録装置の構成を示す概
要図、 第2図は本発明に使用されるキャリアの磁気特性を示す
グラフ、 第3図は従来の多色記録装置の構成を示す概要図、 第4図(a)〜(i)は第3図の装置により多色記録を
行う際の各工程における感光体上の電位説明図で、 図中、 33,36,39は現像器、40は記録紙、41は転写器、46は感光
体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つあるいは複数の感光体上に潜像形成,
    及び粒径5〜30μmのキャリアを用いた2成分現像剤に
    よる現像を繰り返し行って該感光体上に色の異なるトナ
    ー像を形成し、これを記録紙に一括転写して多色記録を
    行うように構成された多色記録装置において、 前記2成分現像剤として、キャリアの飽和磁束密度が20
    00Gauss(at2KOe)以上のものを使用したことを特徴と
    する多色記録装置。
JP62028135A 1987-02-12 1987-02-12 多色記録装置 Expired - Fee Related JPH0812495B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63163881A (ja) * 1986-12-26 1988-07-07 Minolta Camera Co Ltd 静電潜像現像装置

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