JPH0815895A - 現像用トナー及び画像形成方法 - Google Patents

現像用トナー及び画像形成方法

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JPH0815895A
JPH0815895A JP6152312A JP15231294A JPH0815895A JP H0815895 A JPH0815895 A JP H0815895A JP 6152312 A JP6152312 A JP 6152312A JP 15231294 A JP15231294 A JP 15231294A JP H0815895 A JPH0815895 A JP H0815895A
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JP
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toner
silicone oil
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Application number
JP6152312A
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English (en)
Inventor
Izuru Matsui
出 松井
Kazufumi Tomita
和史 冨田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気の湿度に影響されず、使用中に劣化する
ことがなく、現像性能、転写性能の優れた現像用トナー
を提供しようとするものである。 【構成】 導電性物質を付着したトナー表面上にシリコ
ーンオイル、好ましくは1000〜50000cStの粘度を有し、
トナーに対して0.01〜0.5wt%の範囲のシリコーンオイ
ルで被覆した被膜を設けてなることを特徴とする現像用
トナー、及び、そのトナーを用いた画像形成方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的あるいは磁気的
な潜像を現像するために用いられるトナー及びそのトナ
ーを用いる画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法、静電記録法、磁気記録法な
どにおいて、電気的あるいは磁気的に形成された潜像は
種々の方法で現像される。例えば、トナーとキャリアを
混合して摩擦帯電電荷を得たトナーで現像する二成分現
像法、トナーのみを用いる一成分現像法などがある。一
成分現像法には、トナーに磁性材料を添加し、その磁力
を利用する磁性一成分現像法と、磁性材料を用いない非
磁性一成分現像法がある。そして、一成分現像法は、ト
ナーへの電荷付与法として、絶縁性トナーを用いて摩擦
帯電により電荷を付与する方法と、導電性トナーを用い
て誘電電荷を付与する方法などが知られている。
【0003】二成分現像法や絶縁性トナーを用いる一成
分現像法においては、トナーの摩擦帯電量が外気の湿度
などにより左右され、安定な画像を得ることが難しい。
これに対し、導電性トナーを用い、潜像担持体上の静電
荷の作用によりトナー上に誘導される電荷により現像す
る方式(例えば、特開昭49─4532号公報)では、
外気湿度の影響を受けにくく、安定した画像が得られる
という長所がある。
【0004】現像されたトナー像は、一般に、紙などに
転写され、定着される。転写は、多くの場合、静電転写
で行われる。この静電転写法は、絶縁性トナーを転写す
ることはできるが、導電性トナーの転写は困難である。
導電性トナーの転写は、押圧部材を用いる転写法で行わ
れる。例えば、特表昭57−501348号明細書に
は、押圧部材で転写すると同時に定着をする転写同時定
着方式が示されている。この場合、転写装置と定着装置
を別に設ける必要がなく、画像形成装置を小型、かつ簡
易にすることができ、信頼性も向上するという利点があ
る。また、特開昭63−106681号公報には、加熱
手段を押圧部材の内部に設けて転写、定着を補助するこ
とが提案されている。
【0005】圧力転写同時定着法において、より低い圧
力で転写及び定着を行うために、圧力定着性マイクロカ
プセルトナーが提案された(特開昭59─184385
号公報)。また、より強い定着強度を得るために、低ガ
ラス転移温度の液状ポリマーやポリマー溶液即ち液状の
定着性物質を芯に含む圧力定着性マイクロカプセルトナ
ーが提案された(特開昭59─162562号公報、特
開昭58─145964号公報)。しかし、これらの圧
力定着性マイクロカプセルトナーを用いる場合は、転写
同時定着時に、カプセルが破壊され、そのカプセルから
流れ出した芯物質の一部にトナーが付着する、いわゆる
ゴースト現象が発生しやすい。このゴースト現象や転写
不良を防止するためには、脂肪酸金属塩やその他の潤滑
剤をトナーに添加する方法が提案された(特開昭63─
135980号公報)。この方法はある程度有効である
が、実際上十分とは言いがたい。
【0006】また、脂肪酸金属塩やその他の潤滑剤を添
加したトナーは、複写機やプリンターで使用する間に、
添加剤がトナーから脱離して複写機やプリンタ内部を汚
染するという問題があった。特に、現像ロールに付着し
た添加剤は、現像ロール表面の電気抵抗を高め、導電性
トナーへの電荷の誘導を阻害し、画質を劣化させた。ま
た、トナーから添加剤が脱離すると、トナーの抵抗が変
化して安定した画像を得ることができないという問題が
あった。
【0007】他方、温度や湿度の環境条件による電気抵
抗や荷電性の影響を防止し、粉体特性、耐オフセット性
を改善する目的で、カプセルトナーの外殻にシリコーン
を付着させることが提案された(特開昭59−1813
59号公報)。この方法によると、粉体特性が向上し、
加熱ロールや加圧ロールへのオフセット現像や保存中の
凝集粒子の生成が防止されるが、シリコーン自体が十分
な帯電性を有しないので、シリコーンを付着したトナー
は一般的に帯電性が悪く、現像性能の劣化をもたらす。
また、シリコーンの特性や使用量の選択によっては、シ
リコーンがキャリア粒子や現像器の部材及び潜像担持体
等を汚染する場合があり、また、転写同時定着方法にお
いて、転写定着性が不良で、ゴースト現像を引き起こす
という問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記の問題点を解消し、下記の優れた特性を有する現像用
トナー、並びに、そのトナーを用いた画像の形成方法を
提供しようとするものである。 (1) 良好な導電性を保持し、現像性能、転写性能を向上
させること。 (2) 外気の湿度の影響を防止し、保存中も凝集をおこさ
ず、良好な粉体特性、耐オフセット性を保持できるこ
と。 (3) 上記保護膜により、使用中のトナーの外添潤滑剤の
剥離や脱離による劣化を防止すること。 (4) トナーによるキャリア粒子、現像器の部材、潜像担
持体等の汚染を防止すること。 (5) 圧力転写同時定着法において、十分な転写率を有
し、ゴースト現象を発生させないこと。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
採用することにより、上記の課題を解決することに成功
した。 (1) 導電性物質を化学的又は物理的に付着したトナー粒
子表面に、シリコーンオイルの被膜を設けてなることを
特徴とする現像用トナー。
【0010】(2) シリコーンオイルの粘度が1,000
〜50,000センチストークス(以下、cStと表記
する)の範囲にあることを特徴とする上記(1) に記載の
現像用トナー。 (3) シリコーンオイルの量がトナーに対し、0.01〜
0.5wt%の範囲にあることを特徴とする上記(1) 又
は(2) 記載の現像用トナー。 (4) 102 V/cmの電界下における抵抗率が1010Ω
cm以下の導電性を有することを特徴とする上記(1) 〜
(3) のいずれか1つに記載の現像用トナー。
【0011】(5) トナー粒子が定着成分を含有する芯材
と外殻とを有したカプセルトナーであることを特徴とす
る上記(1) 〜(3) のいずれか1つに記載の現像用トナ
ー。 (6) 外殻がポリウレア及び/又はポリウレタンからなる
ことを特徴とする上記(5) 記載の現像用トナー。
【0012】(7) 潜像担持体上に潜像を形成する工程、
現像剤担持体上に現像剤を適用して現像を行う工程、現
像されたトナー画像を転写体に転写する工程を有する画
像形成方法において、上記(1) 〜(3) のいずれか1つに
記載の現像用トナーを用いて現像を行うことを特徴とす
る画像形成方法。 (8) 上記(7) 記載の画像形成方法において、トナー画像
を転写体に押圧部材を用いて転写することを特徴とする
画像形成方法。
【0013】
【作用】本発明者等は、導電性トナー表面に適度の粘度
を有するシリコーンオイルを適度の量で被膜を形成する
ことにより、実質上トナーの電気抵抗を変えることな
く、外気の湿度に依存せず、安定な画質を与え、十分な
転写率で、ゴースト現象を発生させずに、現像定着が可
能であることを見出し、本発明を完成した。また、上記
のシリコーンオイルは、簡単にトナー表面から脱離する
ことがないので、複写機やプリンター内部を汚染するこ
ともない。
【0014】本発明で使用するシリコーンオイルとして
は、ジメチルシロキサン構造を有するシリコーンオイ
ル、メチルフェニルシロキサン構造を有するシリコーン
オイル、ジフェニルシロキサン構造を有するシリコーン
オイル、クロルフェニルシロキサン構造を有するシリコ
ーンオイル、フルオルプロピルメチルシロキサン構造を
有するシリコーンオイル、ジエチルシロキサン構造を有
するシリコーンオイルなどを挙げることができる。
【0015】本発明で使用するシリコーンオイルの粘度
は、1,000〜50,000cStの範囲がよい。シ
リコーンオイルの粘度が上記の範囲を越えると、トナー
が現像器内の部材に付着したり、凝集しやすくなり、画
質劣化が生じやすく、経時的安定性が低下する。また、
潜像担持体上にフィルミングが発生しやすく、画像背景
部にかぶりを発生したり、ゴーストが発生しやすくな
る。また、シリコーンオイルの粘度が上記の範囲を下回
ると、トナー上のシリコーンオイル被覆が剥離又は脱離
しやすくなり、残留トナーやトナー付着物が潜像担持体
上に残りやすく、ゴーストが発生しやすくなる。
【0016】シリコーンオイルの添加量は、トナー全体
の0.01wt%から0.5wt%とするのがよい。シ
リコーンオイルの量は、上記範囲において、導電性に影
響を与えずに、離型剤としての効果を発揮させることが
できることを見出した。一般に、シリコーンオイル量が
0.5wt%以下では、シリコーンオイル被膜を非常に
薄くすることができ、下層にある導電層の導電性を妨げ
ることがないものと思われる。一方、0.01wt%未
満になると、シリコーンオイルが少なすぎ、離型効果を
発揮しない。因みに、0.01wt%という量は非常に
少なくトナー表面を完全に覆うことができないと見られ
るが実際上は離型効果を発揮している。
【0017】シリコーンオイルでトナー表面を被覆する
方法は、公知のいかなる方法を用いてもよい。トナーと
シリコーンオイルを乾式混合機で混合する方法、トナー
とシリコーンオイルのエマルジョンを混合しスプレード
ライヤーなどで乾燥する方法、トナーとシリコーンオイ
ルの溶液を混合しスプレードライヤー等で乾燥する方
法、流動状態にあるトナーにシリコーンオイル若しくは
シリコーンオイルのエマルジョン、又は、シリコーンオ
イル溶液をスプレーしながら乾燥する方法等を採用する
ことができる。
【0018】導電性物質は、導電性微粒子が一般に使用
され、トナーに導電性を与えるのに十分な量を化学的又
は物理的にトナーに付着する。付着方法は、公知の全て
の方法を採用することができる。具体的には、スラリー
状で混合して乾燥してもよいし、乾燥粉体を混合しても
よい。また、乾燥粉体にスラリーをスプレーしながら乾
燥してもよい。なお、シリコーンオイルによるトナー被
覆操作と導電性物質の添加操作を同時に行ってもよい。
【0019】導電性微粒子としては、金、白金、銀、
銅、ニッケル、スズ、アルミニウム、パラジウム、鉄、
鉛、亜鉛、カーボンブラック、グラファイト、硫化モリ
ブデン、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アルミ
ニウム、酸化インジウム、酸化マグネシウム、酸化バリ
ウム、酸化モリブデン、又は、これらの複合酸化物等の
微粉末を挙げることができる。また、金属酸化物に、異
種原子を少量含むものも用いられる。例えば、酸化亜鉛
に対してアルミニウムやインジウムなどを、酸化スズに
対してはアンチモン、ニオブ、ハロゲン原子などを添加
することができる。なお、導電性微粒子を添加する前の
トナーは、絶縁性であってもよいし、トナー自体導電性
であってもよい。
【0020】トナーの電気抵抗は、次のように測定され
る。底面に電極を備えたテフロン製の内径3mmのシリ
ンダーに少量のトナーを軽く充填し、シリンダー上部か
ら電極を挿入し、約100gの荷重で軽く圧縮する。ト
ナーの充填量は圧縮後にトナーが約1mmの高さになる
ようにしておく。上記電極に電圧をかけて一分後の電流
値から抵抗率を求める。電圧は数段階変化させ、内挿に
より102 V/cmの電界下における抵抗率を求める。
本発明において導電性トナーとは、102 V/cmの電
界下での抵抗率が1010Ωcm以下のものをいう。シリ
コーンオイルを被覆することにより、電気抵抗値が若干
変化してもかまわないが、この範囲に入るように調節す
る必要はある。
【0021】カプセル構造のトナーを形成する方法とし
ては、公知のカプセル化技術、例えば、界面重合法、相
分離法、in−situ重合法等を採用できるが、殻の
形成が容易なこと、被覆の完全さ、及び、外殻の機械的
強度を考慮すると界面重合によるカプセル化方法が優れ
ている。界面重合によるカプセルの製造は、例えば特開
昭57−179860号公報、特開昭58−66948
号公報、特開昭59−148066号公報、特開昭59
−162562号公報に示されるような公知の方法を用
いることができる。
【0022】界面重合法で得られる外殻成分としては、
重合の容易さ、外殻の性能から、ポリイソシアネート
と、ポリオールあるいはポリアミンから形成されるポリ
ウレタン、ポリウレアあるいはその共重合体が特に望ま
しい。優れたカプセルを形成するためには、界面重合法
において低沸点溶剤又は極性溶剤を併用することが望ま
しい。油性混合体中に予め低沸点溶剤又は極性溶剤を加
えておき、界面重合で外殻を形成すると同時に、又は外
殻形成終了後に低沸点溶剤を系外に追い出して芯物質を
形成する。
【0023】上記のポリイソシアネートとしては、2,4-
トリレンジイソシアネート、2,6-トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメリッ
クジフェニルメタンジイソシアネート、水添ジフェニル
メタンジイソシアネート、1,5-ナフタレンジイソシアネ
ート、3,3'- ジメチルジフェニル-4,4'-ジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、m-フェニレンジイソシアネート、p-フェ
ニレンジイソシアネート、トランスシクロヘキサン1,4-
ジイソシアネート、ジフェニルエーテルジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、水添キシリレンジイ
ソシアネート、2,6-ジイソシアネートカプロン酸、テト
ラメチル-m- キシリレンジイソシアネート、テトラメチ
ル-p- キシリレンジイソシアネート、トリメチルヘキサ
メチレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイ
ソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオ
ホスフェート、イソシアネートアルキル2,6-ジイソシア
ネートカプロネート、1,6,11- ウンデカントリイソシア
ネート、1,8-ジイソシアネート-4- イソシアネートメチ
ルオクタン、1,3,6-ヘキサメチレントリイソシアネー
ト、ビシクロヘプタントリイソシアネートなどを挙げる
ことができる。また、上記のポリイソシアネートと単量
体ポリオールとを用いたウレタン変性体、トリメチロー
ルプロパンとのアダクト体、ポリエーテルポリオール、
又は、ポリエステルポリオールを用いたウレタンプレポ
リマー、ウレチジオン変性体、イソシアヌレート変性
体、カルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体、ア
ロハネート変性体、ビュレット変性体などを用いること
もできる。
【0024】上記のポリオールとしては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール、ビスフェノー
ルAなど、又は、ポリエーテルポリオール、ポリエステ
ルポリオールなどを挙げることができる。また、ポリオ
ールと同様に水を使用することもできる。
【0025】上記のポリアミンとしては、エチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ン、2-メチルペンタメチレンジアミン、フェニレンジア
ミン、キシリレンジアミン、ジフェニルメタンジアミ
ン、ジエチルトルエンジアミン、t-ブチルトルエンジア
ミン、ピペラジン、2,5-ジメチルピペラジン、1,4-ビス
(3- アミノプロピル)ピペラジン等を挙げることができ
る。また、ポリオールの末端をアミノ基に変換して得ら
れるポリエーテルポリアミンも使用できる。これらは、
例えば、三石テキサコケミカル社から、ジェファーミン
D−230,D−400,D−2000,T−403と
して市販されている。
【0026】上記の低沸点溶剤とは、水より低い沸点を
有するもので、具体的には、n-ペンタン、メチレンクロ
ライド、エチレンクロライド、二硫化炭素、アセトン、
酢酸メチル、酢酸エチル、クロロホルム、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、テトラヒドロフラン、n-ヘキ
サン、四塩化炭素、メチルエチルケトン、ベンゼン、エ
チルエーテル、石油エーテル等を挙げることができる。
また、極性溶剤として、ジオキサン、シクロヘキサノ
ン、メチルイソブチルケトン、ジメチルホルムアミド等
を挙げることができる。これらは、単独で使用しても混
合して使用してもよい。
【0027】カプセルトナーは内部に定着性成分を包含
する。定着性成分としては、油性溶剤、特に脂肪族飽和
炭化水素系高沸点溶剤に樹脂を溶解した溶液、又は、樹
脂を分散した分散液が好ましい。
【0028】上記の油性溶剤としては、フタル酸エステ
ル(例、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート)、
脂肪酸ジカルボン酸エステル類(例、マロン酸ジエチ
ル、シュウ酸ジメチル)、リン酸エステル類(例、トリ
クレジルホスフェート、トリキシレリルホスフェー
ト)、クエン酸エステル類(例、o-アセチルトリエチル
シトレート、トリブチルシトレート)、安息香酸エステ
ル類(例、ブチルベンゾエート、ヘキシルベンゾエー
ト)、脂肪酸エステル類(例、ヘキサデシルミリステー
ト、ジオクチルアジペート)、アルキルナフタレン類
(例、メチルナフタレン、モノイソプロピルナフタレ
ン、ジイソプロピルナフタレン)、アルキルジフェニル
エーテル類(例、o-,m-,p-メチルジフェニルエーテ
ル)、高級脂肪酸または芳香族スルホン酸のアミド化合
物(例、N,N-ジメチルラウロアミド、N-ブチルベンゼン
スルホンアミド)、トリメリット酸エステル類(例、ト
リオクチルトリメリテート)、ジアリールアルカン類
(例、ジメチルフェニルフェニルメタンなどのジアリー
ルメタン、1-フェニル-1- メチルフェニルエタン、1-ジ
メチルフェニル-1- フェニルエタン、1-エチルフェニル
-1- フェニルエタンなどのジアリールエタン)などを挙
げることができる。
【0029】上記の脂肪族飽和炭化水素系高沸点溶剤と
は、沸点が140℃以上、好ましくは、160℃以上の
脂肪族飽和炭化水素又はこれを主成分とする液体で、本
発明に適した脂肪族飽和炭化水素の例として、エクソン
化学社製、IsoparG、IsoparH、IsoparL、IsoparM、
EXXSOL D40、 EXXSOL D80、 EXXSOL D110を
挙げることができる。
【0030】また、油性溶剤として常温で液体のポリマ
ー又はオリゴマーを用いることもできる。具体的には、
n-ブチルアクリレート、n-ヘキシルアクリレート、n-オ
クチルアクリレート、ラウリルアクリレート、トリデシ
ルアクリレート、n-オクチルメタクリレート、ラウリル
メタクリレート、トリデシルメタクリレート、ジメチル
シロキサンなどの重合体あるいは共重合体を挙げること
ができる。
【0031】定着成分の樹脂としては、ポリオレフィ
ン、オレフィン共重合体、スチレン系樹脂、スチレン・
ブタジエン共重合体、エポキシ樹脂、ポリエステル、ゴ
ム類、ポリビニルピロリドン、ポリアミド、クマロン・
インデン共重合体、メチルビニルエーテル・無水マレイ
ン酸共重合体、アミノ樹脂、ポリウレタン、ポリウレ
ア、アクリル酸エステルの単独重合体若しくは共重合
体、メタクリル酸エステルの単独重合体若しくは共重合
体、アクリル酸と長鎖アルキルメタクリレートの共重合
体オリゴマー、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、脂肪
族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、共重合系石油樹脂、
脂環族系水添石油樹脂、アルキル・フェノール樹脂、ク
ロマン・インデン樹脂、ロジン系樹脂等を挙げることが
できる。
【0032】トナーには、着色剤を含有させることがで
きる。具体的には、カーボンブラック、ベンガラ、紺
青、酸化チタン等の無機顔料、ファストイエロー、ジス
アゾイエロー、ピラゾロンレッド、キレートレッド、ブ
リリアントカーミン、パラブラウン等のアゾ顔料、銅フ
タロシアニン、無金属フタロシアニン等のフタロシアニ
ン顔料、フラバントロンイエロー、ジブロモアントロン
オレンジ、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、ジオ
キサジンバイオレット等の縮合多環系顔料を挙げること
ができる。また、分散染料、油溶性染料などを用いるこ
ともできる。
【0033】また、トナーには、必要に応じて磁性粉を
含有させてよい。磁性粉としては、マグネタイト、フェ
ライト、又は、コバルト、鉄、ニッケル等の金属単体又
はその合金を用いることができる。それらの磁性粉は、
シランカップリング剤、チタンカップリング剤、その他
の有機物又は無機物で表面処理して用いてもよい。
【0034】これらの材料と、ポリイソシアネートなど
からなる油性混合物は、分散剤を添加して機械力で水等
の分散媒中に懸濁し、その後、分散媒中にポリオール、
又は、ポリアミンを加えることにより、界面重合法でマ
イクロカプセルを形成する。モノマーを含む場合は、カ
プセルを形成した後、モノマーを重合し定着性成分とし
てもよい。
【0035】上記の分散剤としては、例えば、ゼラチ
ン、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ、カゼイン、メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、ポリアクリル酸、ビニルベンゼンスルホン酸系共
重合体、でんぷん、ポリビニルアルコールなどの水溶性
高分子、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、リン
酸三カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化第二鉄、
炭酸カルシウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、ベント
ナイト等の無機微粒子を用いることができる。
【0036】分散媒中もしくは油性混合物中に界面活性
剤を含有させてもよい。界面活性剤としては、脂肪酸石
けん、N−アシルアミノ酸及びその塩、アルキルエーテ
ルカルボン酸塩、アシル化ペプチド、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフ
タレンスルホン酸塩のホルマリン重縮合物、ジアルキル
スルホコハク酸エステル塩、アルキルスルホ酢酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリ
ン、硫酸化油、高級アルコール硫酸エステル塩、第2級
高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸
塩、第2級高級アルコールエトキシサルフェート、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、モノ
グリサルフェート、脂肪酸アルキロールアマイドの硫酸
エステル塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、アル
キルリン酸エステル塩などの陰イオン界面活性剤、脂肪
族アミン塩、脂肪族第4級アンモニウム塩、ベンザルコ
ニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミ
ダゾリニウム塩などの陽イオン界面活性剤;カルボキシ
ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリニウムベタ
イン、レシチンなどの両性界面活性剤;ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、単一鎖長ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレン第2級アルコール
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキ
シエチレンラノリン誘導体、アルキルフェノールホルマ
リン縮合物の酸化エチレン誘導体、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンブロック重合体、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンヒマシ油および硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
トール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコール
脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピ
レングリコール脂肪酸エステル、しょ糖脂肪酸エステ
ル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂
肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミド、アル
キルアミンオキサイドなどの非イオン界面活性剤;フッ
素系界面活性剤などを挙げることができる。これらは単
独で用いてもよいし、混合して用いてもよい。
【0037】分散媒は、通常水であるが、エチレングリ
コール、グリセリン、ブチルアルコール、オクチルアル
コール、又は、それらと水との混合物等を用いることも
できる。
【0038】トナー表面には外添剤を添加してもよい。
具体的には、金属、金属酸化物、金属塩、セラミック、
樹脂、カーボンブラック等の微粒子を、帯電性、導電
性、粉体流動性等の改善のために添加することができ
る。潤滑性のために高級脂肪酸、脂肪酸金属塩、脂肪酸
アミド、高級アルコール、脂肪酸エステル類が添加され
ていてもよい。
【0039】
【実施例】
〔実施例1〕 (カプセル粒子の作製)ラウリルメタクリレート50重
量部とスチレン50重量部からなる共重合体(重量平均
分子量:9×104 、ガラス転移温度Tg=−10℃)
755gを、脂肪族飽和炭化水素系溶剤(エクソン化学
社製、IsoparM)500g、酢酸エチル780gの混合
液に溶解させた。その後、磁性粉(戸田工業社製、EP
T−1000)980gを添加し、ボールミルで20時
間分散させた。次に、この分散液1100gに対してイ
ソシアネート(武田薬品社製、タケネートD110N)
170g、及び、酢酸エチル120gを加えて十分混合
した。(この液をA液と言う。) 一方、イオン交換水2000gにヒドロキシプロピルメ
チルセルロース(信越化学社製、メトローズ65H5
0)80gを溶解して5℃まで冷却した。(この液をB
液と言う。)
【0040】まず、乳化機(特殊機化工業社製、オート
ホモミクサー)でB液を攪拌し、その中にA液をゆっく
り投入して乳化を行った。このようにして乳化液中の油
滴粒子の平均粒径が約12μmのO/Wエマルジョンを
得た。次に、乳化機のかわりにプロペラ型の攪拌羽根を
備えた攪拌機(新東科学社製、スリーワンモータ)に替
え、400回転/分で攪拌した。10分後、この中に5
%のジエチレントリアミン水溶液600gを滴下した。
滴下終了後、60℃に加温し、酢酸エチルを脱気させな
がら3時間カプセル化反応を行った。反応終了後、20
リットルのイオン交換水にあけ、充分攪拌して静置し
た。カプセル粒子が沈降した後、上澄みを取り除いた。
この操作をあと7回繰り返しカプセル粒子を洗浄した。
このようにして、実施例1のカプセル粒子を得た。カプ
セル粒子にイオン交換水を加え、固形分濃度40%の懸
濁液に調製した。
【0041】(帯電処理/シリコーンオイル処理)上記
のように調製したカプセル粒子の懸濁液1250g(カ
プセル粒子500gに相当)に、イオン交換水1250
gを加え、さらに、グラファイト系導電性塗料(日本ア
チソン製、アクアダッグ)110g、及び、シリコーン
オイルエマジョンを加え、プロペラ型の攪拌羽根を備え
た攪拌機(新東科学社製、スリーワンモータ)で攪拌し
ながら、熱風温度を180℃に設定した二流体ノズルを
備えたスプレードライヤーで上記スラリーを乾燥した。
得られた乾燥トナーは、45μmの目開きの篩で篩分し
て、実施例1のトナーとした。
【0042】上記操作で用いたシリコーンオイルエマル
ジョンは、常温で100cSt、500cSt、800
cSt、1,000cSt、5,000cSt、10,
000cSt、30,000cSt、50,000cS
t、60,000cStのポリジメチルシロキサンオイ
ルの固形分40wt%のエマルションを、それぞれ、ト
ナーに対しシリコーンオイルの固形分が0.005wt
%、0.01wt%、0.1wt%、0.3wt%、
0.5wt%、0.7wt%、1.0wt%になるよう
に調整した。比較のために、シリコーンオイルを添加し
ないトナーも作成した。テストマトリックスは(表1─
1)に示した。また、トナーの電気抵抗は(表1─2)
に示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】(評価)富士ゼロックス社製プリンター4
075に実施例1のトナーを入れて、できるだけ高い画
像濃度がでるように現像電圧を変えながら、常温常湿
(20℃、50%RH)で現像性能と転写性能を調べ
た。1万枚の複写時において、シリコーンオイルを添加
しないものは、転写性能が不十分となり、ゴーストが著
しく認められたが、シリコーンオイルを添加したものは
転写性能が良好であり、ゴーストの発生は認められなか
った。
【0046】さらに、10万枚の複写時には、(表1−
3)に示すように、粘度が1,000〜50,000c
Stのシリコーンオイルを0.01〜0.5wt%添加
したトナーは、現像性能及び転写性能が優れていたが、
それ以外のトナーは表に見るような欠陥が認められた。
表中の経時的な画像濃度の低下は、シリコーンオイルが
現像ロールに堆積して現像性を低下させたものと思われ
る。なお、上記の現像性能及び転写性能が優れたトナー
を用い、32℃、85%RHの環境下で複写を行ったと
ころ、常温常湿下と同様に良好な結果が得られた。
【0047】
【表3】
【0048】〔実施例2〕 (カプセル粒子の作製)2リットルのポリ容器に、メタ
クリル酸ラウリル(三菱瓦斯化学社製、GE−410)
180g、アゾビスイソブチロニトリル(日本ヒドラジ
ン工業社製、ABN−R)4.0g、液状ジフェニルメ
タンジイソシアネート(三菱化成ダウ社製、アイソネー
ト143L)75gを投入し、ポリトロンホモジナイザ
ー(キネマチカ社製)を用いて十分に攪拌混合した。次
いで、四三酸化鉄磁性粉(戸田工業社製、EPT−10
00)450gを加え、ポリトロンホモジナイザー(キ
ネマチカ社製)で強力に混合し、磁性粉を分散させた。
その後、ポリビニルアルコール(クラレ社製、PVA2
20)の0.15%水溶液1kgを加え、ポリトロンホ
モジナイザー(キネマチカ社製)を用い、10,000
回転で1分間攪拌することにより、平均粒径13ミクロ
ンの油滴粒子を含むO/Wエマルションを得た。
【0049】この懸濁液を速やかに、3リットルのフラ
スコに移し、ジエチレントリアミン(三石テキサコケミ
カル社製、TEXLIN DETA )の20%水溶液150gを加
え、プロペラ型攪拌羽根を備えた攪拌機(新東科学社
製、スリーワンモータ)で1時間攪拌することにより油
滴粒子の表面に外殻を形成し、カプセル粒子を得た。次
いで、攪拌しながら、オイルバスで毎分1℃の速度で9
0℃まで昇温し、そのままの状態で5時間加熱を続け、
カプセル粒子内のメタクリル酸ラウリルモノマーを重合
した。放冷後、カプセル粒子の懸濁液を4リットルのビ
ーカーに移し取り、イオン交換水で4リットルになるま
で希釈、攪拌後静置し、カプセル粒子が沈降した後、上
澄みを取り除いた。この操作をあと7回繰り返しカプセ
ル粒子を洗浄し、さらに75μm目開きの篩で粗大粒子
を取り除き、このカプセル粒子の作製を15回繰り返
し、得られたカプセルを混合して全体で7kgのカプセ
ルを得た。さらに、イオン交換水を加えて固形分濃度2
0%のスラリーにし、二流体ノズルを備えたスプレード
ライヤーの熱風温度を180℃に設定して乾燥した。得
られた乾燥トナーは、45μm目開きの篩で篩分した。
【0050】(帯電処理/シリコーンオイルコート)上
記のように調製したカプセル粒子500gとカーボンブ
ラック(キャボット社製、モナーク1300)25gを
ヘンシェルミキサーに入れて5分間混合した。次いで、
ヘンシエルミキサーのジャケットに熱湯を通し、シリコ
ーンオイルエマルジョンをスプレーしながらさらに攪拌
して乾燥して、実施例2のトナーとした。上記操作で用
いたシリコーンオイルエマルジョンは、実施例1と同じ
(表1─1)のテストマトリックスとした。トナーの電
気抵抗は(表2─1)に示した。
【0051】
【表4】
【0052】(評価)富士ゼロックス社製プリンター4
075に実施例2のトナーを入れて、できるだけ高い画
像濃度がでるように現像電圧を変えながら、常温常湿
(20℃、50%RH)で現像性能と転写性能を調べ
た。1万枚の複写時において、シリコーンオイルを添加
しないものは、転写性能が不十分となり、ゴーストが著
しく認められたが、シリコーンオイルを添加したものは
転写性能が良好であり、ゴーストの発生は認められなか
った。
【0053】さらに、10万枚の複写時には、(表2−
2)に示すように、粘度が1,000〜50,000c
Stのシリコーンオイルを0.01〜0.5wt%添加
したトナーは、現像性能及び転写性能が優れていたが、
それ以外のトナーは表に見るような欠陥が認められた。
表中の経時的な画像濃度の低下は、シリコーンオイルが
現像ロールに堆積して現像性を低下させたものと思われ
る。なお、上記の現像性能及び転写性能が優れたトナー
を用い、32℃、85%RHの環境下で複写を行ったと
ころ、常温常湿下と同様に良好な結果が得られた。
【0054】
【表5】
【0055】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用して、導電
性物質を付着した表面に特定のシリコーンオイルの被膜
を設けることにより、外気の湿度に影響されず、使用中
に劣化することがなく、現像性能、転写性能の優れた現
像用トナーを提供できるようになった。また、複写機や
プリンター内部を汚染することがなく、定着ロールにオ
フセットを起こさず、特に、圧力転写同時定着方式にお
いては、優れた転写率を示し、ゴースト現象を有しない
画像形成ができるようになった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性物質を化学的又は物理的に付着し
    たトナー粒子表面に、シリコーンオイルの被膜を設けて
    なることを特徴とする現像用トナー。
  2. 【請求項2】 潜像担持体上に潜像を形成する工程、現
    像剤担持体上に現像剤を適用して現像を行う工程、現像
    されたトナー画像を転写体に転写する工程を有する画像
    形成方法において、請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の現像用トナーを用いて現像を行うことを特徴とする画
    像形成方法。
JP6152312A 1994-07-04 1994-07-04 現像用トナー及び画像形成方法 Pending JPH0815895A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017142396A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成方法
JP2017203888A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 キヤノン株式会社 トナー

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