JPH08158432A - 排液管の維持管理装置 - Google Patents

排液管の維持管理装置

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JPH08158432A
JPH08158432A JP30649294A JP30649294A JPH08158432A JP H08158432 A JPH08158432 A JP H08158432A JP 30649294 A JP30649294 A JP 30649294A JP 30649294 A JP30649294 A JP 30649294A JP H08158432 A JPH08158432 A JP H08158432A
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Masao Nakaishi
正雄 仲石
Noriyuki Toyama
敬之 外山
Yoshitaka Abe
嘉孝 安部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立て管1の下端部に接続される横主管2にお
いて、洗剤の泡等による泡栓現象が生じて内圧が上昇す
るおそれがあるが、これを防止する。 【構成】 ブロワー装置4により、横引き管2の管内へ
その下流へ向けて加圧空気を吹き込むようにした。ブロ
ワー装置4は、横引き管2の外部から空気の取り込みを
行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排液管の維持管理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層建物等では、各階を貫いて立て配管
された排液管に連なる横主管(立て排液管の下端部に接
続された横引き排液管)内で洗剤等による泡が管内を閉
塞する、いわゆる泡栓現象が生じると、その後、この排
液管内を排液と一緒に流される空気が上記泡栓部分で滞
留し、その上流管内が異常昇圧することがある。
【0003】このようになると、立て排液管を介して枝
排液管内も昇圧するようになるので、枝排液管の一次側
に接続された便器や流し台のトラップ部等で、封水の噴
出、悪臭の発生等を招来するおそれがある。そこで本出
願人は、図4に示すように横主管2に対して、泡栓現象
Xの発生が予想される部分をバイパス状に回避する通気
管20を設け、該通気管20内に空気流発生器21によ
って排液流れPに沿った強制空気流Yを生じさせ、泡栓
現象Xの解消(吸引除去)を図るようにした技術を提案
している(特願昭62−80710号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載の技術では、横引き排液管2内で生じる泡栓現象Xが
通気管20の一次側端部20aよりも更に上流側へ向か
って長い距離領域Lで生じている場合に、該領域Lより
下流側だけで通気管20と排液管2とを経由する空気の
循環流Zが起きてしまい、泡栓現象Xの解消には至らな
い(領域Lに泡栓部分が残る)ということがあった。
【0005】また、通気管20内を直接的に排液が流れ
るので、空気流発生器21を清浄に保つためのメンテナ
ンスが頻繁に必要になるという難点があった。本発明は
上記事情に鑑みてなされたものであって、横主管の維持
管理が確実に行え、しかもメンテナンスの軽減化を図る
ことができるようにした排液管の維持管理装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、横主管の管内にその下流側へ向けて直接的に加圧
空気を噴出する噴気装置が設けられ、該噴気装置には排
液管の外部から空気を取り入れる吸気部が設けられてい
ることを特徴としている。
【0007】
【作用】噴気装置からの加圧空気は、バイパス状の通気
管を経ることなく、直接的に横主管内へ噴出される。ま
た、噴気装置は、排液管の外部空気を取り入れるように
なった吸気部を介して吸気しているので、排液管内で空
気の循環流が生じることは決してない。そのため、排液
に対して常に下流側を指向した流下力を作用させること
になる。
【0008】勿論、通気管を具備せず、吸気部に逆止弁
が設けられるため、噴気装置内を排液が通過することが
ない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は立て配管された排液管1と、横引き配管され
て上記立て排液管1の下端部に接続された横主管2とを
示しており、本発明に係る維持管理装置3は横主管2に
対して設けられている。
【0010】この維持管理装置3は、噴気装置4を具備
している。この噴気装置4は、図2に示すように横引き
排液管2の外部に設けられた吸気部5を有していると共
に、横引き排液管2の管内に対してその下流側へノズル
端6aを向けるように設けられた噴気管6を有してい
る。従って、この噴気装置4では、横引き排液管2の外
部空気(大気)を吸引してこれを横引き排液管2内へ加
圧噴出させるようになる。
【0011】なお、吸気部5乃至噴気管6における経路
中の適所(図例では吸気部5の吸込端とした)に、排液
管2内に塵埃や虫等が混入しないようにするための防護
フィルタ7を設けておくのが好ましい。8は逆止弁であ
って、臭気や管内空気の漏洩を阻止している。横主管2
に対し、噴気装置4のノズル端6aが位置付けられる部
位よりも上流側適所には、図3に示すように管内の上部
側を拡大膨張させた検圧室9が設けられている。この検
圧室9には、その室内に臨んで圧力検出器10が取り付
けられており、この圧力検出器10には、検出圧力が予
め設定した異常昇圧レベルに達した場合に噴気装置4を
作動させる自動制御器11(図1及び図2参照)が電気
的に接続されている。
【0012】従って、圧力検出器10によって検出され
る圧力値に対して自動制御器11が異常昇圧を判断した
場合、自動制御器11は噴気装置4を自動的に作動させ
るようになる。そのため、横主管2内には、排液流れP
に沿ってこれを加勢する方向に加圧空気が吹き込まれ、
ノズル端6aよりも下流側の泡栓部分には押込み力が、
またノズル端6aより上流側の泡栓部分には引き込み力
が、それぞれ作用して、これらを排液管2の下流側に接
続された会所枡12(図1参照)へと追い出し、排液管
2中の全ての泡栓現象が解消されることになる。
【0013】自動制御器11は、異常昇圧が解消された
と判断した後又は噴気装置4の作動後における所定時間
の経過後に、噴気装置4を自動的に停止させるようにな
り、再び、圧力検出器10の検出値を監視するようにな
る。本発明は、前記実施例に限定されるものではない。
例えば、横主管2は、立て排液管1と接続されているこ
とが限定されるものではなく、単独で配管されたものに
対しても本発明を実施可能である。
【0014】また、圧力検出器10としてダイアフラム
弁等の圧力スイッチを用いることも可能であり、このよ
うにすれば、わざわざ自動制御器11を用いなくても噴
気装置4の自動起動が可能となる。なお、噴気装置4
は、手動により作動・停止させることも可能である。噴
気装置4としては、ブロワー装置、コンプレッサー装
置、圧縮空気の充填タンク等を用いることも可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、噴気装置からの加圧空気を、バイパス状の通気
管を経ることなく直接的に横引き排液管内へ噴出するよ
うにしており、しかも吸気部を介して排液管の外部空気
を取り入れるようになっているので、排液管内で空気の
循環流が生じることは決してない。そのため、排液に対
して常に下流側を指向した流下力を作用させることがで
きる。従って、泡栓現象等の解消が確実に行える。
【0016】勿論、通気管を具備しないため、噴気装置
内を排液が通過することがなく、メンテナンスの軽減化
を図ることができる。また、噴気装置が故障し難くなる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る維持管理装置を示す構成図であ
る。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【図3】図1のB部拡大断面図である。
【図4】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
2 横主管 3 管理維持装置 4 噴気装置 5 吸気部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横引き配管される排液管(2)の管内に
    その下流側へ向けて直接的に加圧空気を噴出する噴気装
    置(4)が設けられ、該噴気装置(4)には排液管
    (2)の外部から空気を取り入れる吸気部(5)が設け
    られていることを特徴とする排液管の維持管理装置。
JP30649294A 1994-12-09 1994-12-09 排液管の維持管理装置 Expired - Fee Related JP2918466B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105019520A (zh) * 2015-06-02 2015-11-04 深圳远鹏装饰集团有限公司 新型洗手盆
CN108345945A (zh) * 2017-01-24 2018-07-31 中国石油化工股份有限公司 一种管道个体缺陷计划响应时间快速确定方法及装置
CN108343843A (zh) * 2017-01-24 2018-07-31 中国石油化工股份有限公司 一种油气管道缺陷维修判定方法及装置

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CN108343843B (zh) * 2017-01-24 2019-12-13 中国石油化工股份有限公司 一种油气管道缺陷维修判定方法及装置
CN108345945B (zh) * 2017-01-24 2021-08-31 中国石油化工股份有限公司 一种管道个体缺陷计划响应时间快速确定方法及装置

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