JP3170631B2 - 二層管内の消泡装置 - Google Patents
二層管内の消泡装置Info
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- JP3170631B2 JP3170631B2 JP24836592A JP24836592A JP3170631B2 JP 3170631 B2 JP3170631 B2 JP 3170631B2 JP 24836592 A JP24836592 A JP 24836592A JP 24836592 A JP24836592 A JP 24836592A JP 3170631 B2 JP3170631 B2 JP 3170631B2
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- pipe
- drainage
- detection sensor
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二層管内の消泡装置に
関し、詳しくは、二重構造の内管内を排水部、内管と外
管との間を通気部とした二層管からなる上流側排水立管
と、略同形の下流側排水立管とを曲成部を形成して接続
した管内の消泡装置に関する。
関し、詳しくは、二重構造の内管内を排水部、内管と外
管との間を通気部とした二層管からなる上流側排水立管
と、略同形の下流側排水立管とを曲成部を形成して接続
した管内の消泡装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】中層，高層等の建築物の排水設備に用い
る集合排水継手として、例えば特開平２−１５０５９３
号公報に記載されているような二層管が知られている。
この二層管は、二重構造の内管内を排水部、内管と外管
との間を通気部としたものであって、通気部を形成する
ことによって円滑な排水を可能にしたものである。
る集合排水継手として、例えば特開平２−１５０５９３
号公報に記載されているような二層管が知られている。
この二層管は、二重構造の内管内を排水部、内管と外管
との間を通気部としたものであって、通気部を形成する
ことによって円滑な排水を可能にしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図２に縦断
面図で示すように、上記二層管からなる上流側排水立管
１と下流側排水立管１′とを、一層の排水用曲成継手２
を使用して接続した場合、洗面所や浴室からの排水によ
り大量の泡が発生すると、その泡が上流側排水立管１の
下端部１ａに停滞して排水路や通気路，空気芯を閉塞し
て排水の円滑な流れを疎外することがあった。
面図で示すように、上記二層管からなる上流側排水立管
１と下流側排水立管１′とを、一層の排水用曲成継手２
を使用して接続した場合、洗面所や浴室からの排水によ
り大量の泡が発生すると、その泡が上流側排水立管１の
下端部１ａに停滞して排水路や通気路，空気芯を閉塞し
て排水の円滑な流れを疎外することがあった。
【０００４】そこで本発明は、上記泡の発生・停滞によ
る排水不良を解消し、泡が発生した際に、その泡を自動
的に除去して円滑な排水を図ることができる二層管内の
消泡装置を提供することを目的としている。
る排水不良を解消し、泡が発生した際に、その泡を自動
的に除去して円滑な排水を図ることができる二層管内の
消泡装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の二層管内の消泡装置は、管内を排水部と
する内管と、該内管の外周との間に通気部を形成する外
管とを有する二層管からなる上流側排水立管と、略同形
の二層管からなる下流側排水立管とを、曲成部を形成し
て接続した二層管の消泡装置であって、前記上流側排水
立管の通気部下部に泡検知センサーを設けるとともに、
該泡検知センサーよりも上方の通気部内に消泡剤噴出口
を設け、前記泡検知センサーが通気部内の泡を検知した
ときに、前記消泡剤噴出口から通気部内に消泡剤を吐出
するよう構成したことを特徴としている。
ため、本発明の二層管内の消泡装置は、管内を排水部と
する内管と、該内管の外周との間に通気部を形成する外
管とを有する二層管からなる上流側排水立管と、略同形
の二層管からなる下流側排水立管とを、曲成部を形成し
て接続した二層管の消泡装置であって、前記上流側排水
立管の通気部下部に泡検知センサーを設けるとともに、
該泡検知センサーよりも上方の通気部内に消泡剤噴出口
を設け、前記泡検知センサーが通気部内の泡を検知した
ときに、前記消泡剤噴出口から通気部内に消泡剤を吐出
するよう構成したことを特徴としている。
【０００６】
【作 用】上記構成によれば、大量に泡が発生して通気
部内に泡が上昇した際に、泡検知センサーがこれを検知
して消泡剤を吐出するので、管内の泡を速やかに除去す
ることができ、排水の流れを円滑な状態に保つことがで
きる。
部内に泡が上昇した際に、泡検知センサーがこれを検知
して消泡剤を吐出するので、管内の泡を速やかに除去す
ることができ、排水の流れを円滑な状態に保つことがで
きる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いて、さらに詳細に説明する。図１は本発明の二層管内
の消泡装置の一実施例を示す縦断面図である。
いて、さらに詳細に説明する。図１は本発明の二層管内
の消泡装置の一実施例を示す縦断面図である。
【０００８】本実施例の消泡装置１０を設けた集合排水
継手２０は、管内を排水部３１とした内管２１と、該内
管２１の外周面との間に通気部３２を形成する外管２２
とにより構成されており、上部には上部立管２３との接
続口２４が、下部には横主管２５を接続するための曲成
管２６との接続口２７が、それぞれ設けられているとと
もに、その側方には排水横枝管の接続口２８が設けられ
ている。
継手２０は、管内を排水部３１とした内管２１と、該内
管２１の外周面との間に通気部３２を形成する外管２２
とにより構成されており、上部には上部立管２３との接
続口２４が、下部には横主管２５を接続するための曲成
管２６との接続口２７が、それぞれ設けられているとと
もに、その側方には排水横枝管の接続口２８が設けられ
ている。
【０００９】そして、消泡装置１０は、上記通気部３２
の下部に設けられた泡検知センサー１１と、該泡検知セ
ンサー１１よりも上方の通気部３２内に設けられた消泡
剤噴出口１２と、泡検知センサー１１が通気部３２内の
泡を検知したときに、前記消泡剤噴出口１２から通気部
３２内に消泡剤を吐出させるためのコントローラー１
３，消泡剤タンク１４及びポンプ１５等とにより構成さ
れている。
の下部に設けられた泡検知センサー１１と、該泡検知セ
ンサー１１よりも上方の通気部３２内に設けられた消泡
剤噴出口１２と、泡検知センサー１１が通気部３２内の
泡を検知したときに、前記消泡剤噴出口１２から通気部
３２内に消泡剤を吐出させるためのコントローラー１
３，消泡剤タンク１４及びポンプ１５等とにより構成さ
れている。
【００１０】上記構成の消泡装置１０は、泡検知センサ
ー１１が通気部３２内の泡を検知すると、コントローラ
ー１３が、該検知信号と予め入力されているデータとを
比較し、検知信号が所定値以上になったときにポンプ１
４を作動させるとともにバルブ（図示せず）を開き、消
泡剤タンク１４内の消泡剤を消泡剤噴出口１２から通気
部３２内に吐出させる。これにより、通気部３２以下の
配管内に停滞している泡が除去される。
ー１１が通気部３２内の泡を検知すると、コントローラ
ー１３が、該検知信号と予め入力されているデータとを
比較し、検知信号が所定値以上になったときにポンプ１
４を作動させるとともにバルブ（図示せず）を開き、消
泡剤タンク１４内の消泡剤を消泡剤噴出口１２から通気
部３２内に吐出させる。これにより、通気部３２以下の
配管内に停滞している泡が除去される。
【００１１】上記消泡剤の噴出量は、配管の大きさなど
に応じて適宜設定されるもので、タイマー等で吐出時間
を制御することにより、容易に所定量の消泡剤を供給す
ることができる。なお、消泡剤タンク１４内を僅かに加
圧状態にしたり、消泡剤タンク１４を高所に設置するこ
とにより、ポンプを省略することも可能である。
に応じて適宜設定されるもので、タイマー等で吐出時間
を制御することにより、容易に所定量の消泡剤を供給す
ることができる。なお、消泡剤タンク１４内を僅かに加
圧状態にしたり、消泡剤タンク１４を高所に設置するこ
とにより、ポンプを省略することも可能である。
【００１２】また、泡検知センサーや消泡剤は、周知の
ものを使用することができ、特に限定されるものではな
い。
ものを使用することができ、特に限定されるものではな
い。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の二層管内
の消泡装置は、泡検知センサーが通気部内の泡を検知し
たときに消泡剤を吐出するようにしたから、洗面所や浴
室からの排水により大量の泡が発生しても、その泡を速
やかに除去することができ、泡の停滞による排水路や通
気路，空気芯の閉塞がなく円滑な排水が図れる。
の消泡装置は、泡検知センサーが通気部内の泡を検知し
たときに消泡剤を吐出するようにしたから、洗面所や浴
室からの排水により大量の泡が発生しても、その泡を速
やかに除去することができ、泡の停滞による排水路や通
気路，空気芯の閉塞がなく円滑な排水が図れる。
【図１】 本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図２】 配管状態の一例を示す縦断面図である。
１０…消泡装置 １１…泡検知センサー １２…消
泡剤噴出口 １３…コントローラー １４…消泡剤
タンク ２０…集合排水継手 ２１…内管 ２２…外管
２３…上部立管 ２５…横主管 ２６…曲成管 ３１…排水部 ３２…通気部
泡剤噴出口 １３…コントローラー １４…消泡剤
タンク ２０…集合排水継手 ２１…内管 ２２…外管
２３…上部立管 ２５…横主管 ２６…曲成管 ３１…排水部 ３２…通気部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−150593（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−9353（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−262985（ＪＰ，Ａ) 特公 平３−74729（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E03C 1/122 F16L 55/00
Claims (1)
- 【請求項１】 管内を排水部とする内管と、該内管の外
周との間に通気部を形成する外管とを有する二層管から
なる上流側排水立管と、略同形の二層管からなる下流側
排水立管とを、曲成部を形成して接続した二層管の消泡
装置であって、前記上流側排水立管の通気部下部に泡検
知センサーを設けるとともに、該泡検知センサーよりも
上方の通気部内に消泡剤噴出口を設け、前記泡検知セン
サーが通気部内の泡を検知したときに、前記消泡剤噴出
口から通気部内に消泡剤を吐出するよう構成したことを
特徴とする二層管内の消泡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24836592A JP3170631B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 二層管内の消泡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24836592A JP3170631B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 二層管内の消泡装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101255A JPH06101255A (ja) | 1994-04-12 |
| JP3170631B2 true JP3170631B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=17177019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24836592A Expired - Fee Related JP3170631B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 二層管内の消泡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3170631B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102436940B1 (ko) * | 2017-07-12 | 2022-08-29 | 서울바이오시스 주식회사 | 유체 처리 장치 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24836592A patent/JP3170631B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06101255A (ja) | 1994-04-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |