JP2697457B2 - 温水洗浄装置 - Google Patents
温水洗浄装置Info
- Publication number
- JP2697457B2 JP2697457B2 JP4042995A JP4299592A JP2697457B2 JP 2697457 B2 JP2697457 B2 JP 2697457B2 JP 4042995 A JP4042995 A JP 4042995A JP 4299592 A JP4299592 A JP 4299592A JP 2697457 B2 JP2697457 B2 JP 2697457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- toilet bowl
- water washing
- duct
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洋風便器に設けられた人
体臀部の温水洗浄を行なう温水洗浄装置に関する。
体臀部の温水洗浄を行なう温水洗浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】温水洗浄装置は、周知の通り、便鉢内に
向って突出されるノズル本体を有する温水洗浄ノズル
と、該温水洗浄ノズルに温水を供給するための機構を有
する装置である。この温水洗浄装置の温水洗浄ノズル
は、便座ボックスと称されるケースや、ロータンクの下
側に配置されるベースプレートなどに取り付けられるの
が通常である。
向って突出されるノズル本体を有する温水洗浄ノズル
と、該温水洗浄ノズルに温水を供給するための機構を有
する装置である。この温水洗浄装置の温水洗浄ノズル
は、便座ボックスと称されるケースや、ロータンクの下
側に配置されるベースプレートなどに取り付けられるの
が通常である。
【０００３】ところで、近年、この温水洗浄装置に温風
乾燥機構や脱臭機構を組み込むことが増えている。温風
乾燥機構は、ファン及びヒータよりなる温風発生機と、
温風を便鉢内に基いて臀部に向けて突き出すためのダク
トとを備えている。脱臭機構は、便鉢内の臭気を吸引し
て排風する脱臭ファン及びダクトを備えている。
乾燥機構や脱臭機構を組み込むことが増えている。温風
乾燥機構は、ファン及びヒータよりなる温風発生機と、
温風を便鉢内に基いて臀部に向けて突き出すためのダク
トとを備えている。脱臭機構は、便鉢内の臭気を吸引し
て排風する脱臭ファン及びダクトを備えている。
【０００４】
【発明が解決しよとする課題】この温水洗浄装置におい
ては、温風タンクや配管に設けられたリリーフ弁やバキ
ュームブレーカから水がリークすることがある。また、
ポンプからもリーク水が出ることがある。
ては、温風タンクや配管に設けられたリリーフ弁やバキ
ュームブレーカから水がリークすることがある。また、
ポンプからもリーク水が出ることがある。
【０００５】従来の温水洗浄装置においては、このよう
なリーク水を排出するために便座ボックスやベースプレ
ートに専用の排出口を便鉢に臨むように設けていた。
なリーク水を排出するために便座ボックスやベースプレ
ートに専用の排出口を便鉢に臨むように設けていた。
【０００６】このような従来構造によると、水の排水口
を必ず便鉢に臨む位置に設ける必要があるため、該排出
口の位置が限られてしまうという問題がある。また、便
鉢に直接に臨むように設けられた開口には、塵や、便鉢
を清掃するときの水が入り込み易いので、なるべくこの
種の開口数は少ないのが望ましい。
を必ず便鉢に臨む位置に設ける必要があるため、該排出
口の位置が限られてしまうという問題がある。また、便
鉢に直接に臨むように設けられた開口には、塵や、便鉢
を清掃するときの水が入り込み易いので、なるべくこの
種の開口数は少ないのが望ましい。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の温水洗浄装置
は、便器の便鉢内に向って突出されるノズル本体を有し
た温水洗浄ノズルと、該温水洗浄ノズルに温水を供給す
るための温水供給手段と、該便鉢に連通した通風路と、
該温水供給手段において生じるリーク水を該通風路に導
くための排水路とを有し、該リーク水を該排水路及び通
風路を介して該便鉢に流出させるようにしたものであ
る。
は、便器の便鉢内に向って突出されるノズル本体を有し
た温水洗浄ノズルと、該温水洗浄ノズルに温水を供給す
るための温水供給手段と、該便鉢に連通した通風路と、
該温水供給手段において生じるリーク水を該通風路に導
くための排水路とを有し、該リーク水を該排水路及び通
風路を介して該便鉢に流出させるようにしたものであ
る。
【０００８】
【作用】かかる本発明の温水洗浄装置にあっては、便鉢
内に排出される水が温風吹出装置や排臭装置のダクトな
どの通風路を介して便鉢内へ排出される。従って、便座
ボックスやベースプレートに排水専用の開口を設けるこ
とが不要となる。
内に排出される水が温風吹出装置や排臭装置のダクトな
どの通風路を介して便鉢内へ排出される。従って、便座
ボックスやベースプレートに排水専用の開口を設けるこ
とが不要となる。
【０００９】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第１図は本発明の温水洗浄装置の要部断面斜視図、
第２図は実施例装置を備えた便座ボックスの全体斜視
図、第３図は第２図の III−III 線に沿う断面図であ
る。
る。第１図は本発明の温水洗浄装置の要部断面斜視図、
第２図は実施例装置を備えた便座ボックスの全体斜視
図、第３図は第２図の III−III 線に沿う断面図であ
る。
【００１０】便座ボックス１０内に温水タンク１２とポ
ンプ１４とが設置され、又、該便座ボックス１０の前面
の底面から突出するようにして温水洗浄ノズル１６が設
置されている。この温水洗浄ノズル１６は、その先端か
ら便鉢（図示略）内に突出されるノズル本体１８を備え
ている。便座ボックス１０内には、温風吹出用のファン
２０とヒータ２２が設置され、ダクト２４及び温風吹出
口２６を介して温風が便鉢内に吹出可能とされている。
ンプ１４とが設置され、又、該便座ボックス１０の前面
の底面から突出するようにして温水洗浄ノズル１６が設
置されている。この温水洗浄ノズル１６は、その先端か
ら便鉢（図示略）内に突出されるノズル本体１８を備え
ている。便座ボックス１０内には、温風吹出用のファン
２０とヒータ２２が設置され、ダクト２４及び温風吹出
口２６を介して温風が便鉢内に吹出可能とされている。
【００１１】なお、前記温水タンク１２内には温水ヒー
タ３０が設置されている。この温水タンク１２にはリリ
ーフバルブ３２及びバキュームブレーカ３３が設けられ
ている。
タ３０が設置されている。この温水タンク１２にはリリ
ーフバルブ３２及びバキュームブレーカ３３が設けられ
ている。
【００１２】温水タンク１２とポンプ１４とは配管３４
を介して接続されている。ポンプ１４が配管３６を介し
て前記温水洗浄ノズル１６に接続されている。
を介して接続されている。ポンプ１４が配管３６を介し
て前記温水洗浄ノズル１６に接続されている。
【００１３】このポンプ１４のリーク水を排出するため
の配管３８が、前記ダクト２４に設けられた開口４０と
該ポンプ１４とを接続するようにして設けられている。
なお、前記リリーフバルブ３２及びバキュームブレーカ
３３からのリーク水を排出するための配管４２、４３が
このリーク水排出用配管３８に接続されている。
の配管３８が、前記ダクト２４に設けられた開口４０と
該ポンプ１４とを接続するようにして設けられている。
なお、前記リリーフバルブ３２及びバキュームブレーカ
３３からのリーク水を排出するための配管４２、４３が
このリーク水排出用配管３８に接続されている。
【００１４】このように構成された温水洗浄装置におい
て、便座ボックス１０の上面に設けられた洗浄ダイヤル
４４を操作することにより、ポンプ１４が作動され、温
水洗浄ノズル１６に温水が供給される。この温水の水圧
によりノズル本体１８が前進し、その先端から人体臀部
に向けて温水が噴出される。また、温風ダイヤル４６を
操作することにより、前記ファン２０及びヒータ２２が
作動され、温風吹出口２６から温風が吹き出される。こ
れにより、人体臀部の温風乾燥が行なわれる。
て、便座ボックス１０の上面に設けられた洗浄ダイヤル
４４を操作することにより、ポンプ１４が作動され、温
水洗浄ノズル１６に温水が供給される。この温水の水圧
によりノズル本体１８が前進し、その先端から人体臀部
に向けて温水が噴出される。また、温風ダイヤル４６を
操作することにより、前記ファン２０及びヒータ２２が
作動され、温風吹出口２６から温風が吹き出される。こ
れにより、人体臀部の温風乾燥が行なわれる。
【００１５】しかして、ポンプ１４からのリーク水やリ
リーフバルブ３２、バキュームブレーカ３３からのリー
ク水は、配管３８、４２、４３を経てダクト２４内に排
出される。そのため、便座ボックス１０にこのリーク水
排出用の開口を設けることが不要である。従って、便座
ボックス１０の設計上の自由度が高い。
リーフバルブ３２、バキュームブレーカ３３からのリー
ク水は、配管３８、４２、４３を経てダクト２４内に排
出される。そのため、便座ボックス１０にこのリーク水
排出用の開口を設けることが不要である。従って、便座
ボックス１０の設計上の自由度が高い。
【００１６】また、前記開口４０はダクト２４に開口し
ており、便鉢には直接には臨んでいない。従って、便鉢
を清掃する際の水や、便鉢内の埃等が開口４０内に入り
込むことがなく、開口４０やそれに接続された配管の閉
塞等が防止される。
ており、便鉢には直接には臨んでいない。従って、便鉢
を清掃する際の水や、便鉢内の埃等が開口４０内に入り
込むことがなく、開口４０やそれに接続された配管の閉
塞等が防止される。
【００１７】上記実施例では配管３８、４２からの排水
を温風吹出用のダクト２４に排出するようにしている
が、本発明にあっては、脱臭用のダクト内にこの排水を
排出するようにしても良い。第４図はそのような実施例
を示すものであり、便座ボックス１０Ａ内に脱臭ファン
５０が設置され、該脱臭ファン５０の吸込側が吸込ダク
ト５２及び臭気吸込口５４を介して便鉢（図示略）内に
連通している。また、脱臭ファンの排出側には送風ダク
ト５６が接続されている。この吸込ダクト５２の途中に
リーク水排出用の配管３８が接続されている。
を温風吹出用のダクト２４に排出するようにしている
が、本発明にあっては、脱臭用のダクト内にこの排水を
排出するようにしても良い。第４図はそのような実施例
を示すものであり、便座ボックス１０Ａ内に脱臭ファン
５０が設置され、該脱臭ファン５０の吸込側が吸込ダク
ト５２及び臭気吸込口５４を介して便鉢（図示略）内に
連通している。また、脱臭ファンの排出側には送風ダク
ト５６が接続されている。この吸込ダクト５２の途中に
リーク水排出用の配管３８が接続されている。
【００１８】上記実施例はいずれも便座ボックスを用い
た装置に関するものであるが、本発明はロータンクの下
部に機器設置用のベースプレートを配置し、このベース
プレートに温水洗浄ノズルを取り付けた温水洗浄装置に
ついても適用できる。
た装置に関するものであるが、本発明はロータンクの下
部に機器設置用のベースプレートを配置し、このベース
プレートに温水洗浄ノズルを取り付けた温水洗浄装置に
ついても適用できる。
【００１９】また、本発明はロータンクや給水配管の結
露水を排出する場合にも適用できる。
露水を排出する場合にも適用できる。
【００２０】
【発明の効果】以上の通り、本発明の温水洗浄装置にあ
っては、便鉢内に排出されるリーク水が温風吹出装置や
排臭装置のダクトなどの通風路を介して便鉢内へ排出さ
れる。従って、便座ボックスやベースプレートに排水専
用の開口を設けることが不要である。
っては、便鉢内に排出されるリーク水が温風吹出装置や
排臭装置のダクトなどの通風路を介して便鉢内へ排出さ
れる。従って、便座ボックスやベースプレートに排水専
用の開口を設けることが不要である。
【００２１】この結果、本発明にあっては、便座ボック
スに対し便鉢に臨む位置に開口を設けることが不要とな
り、埃や清掃水がリーク水排出用の開口内に入り込むこ
とが防止される。また、本発明にあっては、便鉢に臨む
位置にリーク水排出用の開口を設けることが不要である
ため、便座ボックスやベースプレートの設計上の自由度
が高い。
スに対し便鉢に臨む位置に開口を設けることが不要とな
り、埃や清掃水がリーク水排出用の開口内に入り込むこ
とが防止される。また、本発明にあっては、便鉢に臨む
位置にリーク水排出用の開口を設けることが不要である
ため、便座ボックスやベースプレートの設計上の自由度
が高い。
【図１】実施例に係る温水洗浄装置の要部を示す断面斜
視図である。
視図である。
【図２】実施例に係る温水洗浄装置を備えた便座ボック
スの全体斜視図である。
スの全体斜視図である。
【図３】図２の III−III 線に沿う断面図である。
【図４】別の実施例に係る温水洗浄装置を備えた便座ボ
ックスの縦断面図である。
ックスの縦断面図である。
１０、１０Ａ 便座ボックス １２ 温水タンク １４ ポンプ １６ 温水洗浄ノズル １８ ノズル本体 ２０ ファン ２２ ヒータ ２４ ダクト ２６ 温風吹出口 ３０ 温水ヒータ ３２ リリーフバルブ ３８、４２、４３ リーク水排出用配管 ５０ 脱臭ファン ５２ 吸込ダクト ５６ 送風ダクト
Claims (1)
- 【請求項１】 便器の便鉢内に向って突出されるノズル
本体を有した温水洗浄ノズルと、該温水洗浄ノズルに温水を供給するための温水供給手段
と、 該便鉢に連通した通風路と、 該 温水供給手段において生じるリーク水を該通風路に導
くための排水路とを有し、 該リーク水を該排水路及び通風路を介して該便鉢に流出
させるようにした 温水洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4042995A JP2697457B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4042995A JP2697457B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 温水洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05239854A JPH05239854A (ja) | 1993-09-17 |
| JP2697457B2 true JP2697457B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=12651607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4042995A Expired - Lifetime JP2697457B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2697457B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5531397B2 (ja) * | 2008-10-31 | 2014-06-25 | アイシン精機株式会社 | 局部洗浄装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4042995A patent/JP2697457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05239854A (ja) | 1993-09-17 |
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Legal Events
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