JPH08154055A - アナログ/デジタル変換器 - Google Patents
アナログ/デジタル変換器Info
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- JPH08154055A JPH08154055A JP6291468A JP29146894A JPH08154055A JP H08154055 A JPH08154055 A JP H08154055A JP 6291468 A JP6291468 A JP 6291468A JP 29146894 A JP29146894 A JP 29146894A JP H08154055 A JPH08154055 A JP H08154055A
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- JP
- Japan
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- signal
- digital signal
- input
- analog
- output
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/10—Calibration or testing
- H03M1/1071—Measuring or testing
- H03M1/108—Converters having special provisions for facilitating access for testing purposes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/3167—Testing of combined analog and digital circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
Abstract
(57)【要約】
【目的】 A/D変換器のテストを確実に行う。
【構成】 アナログ入力信号AがA/D変換部1でA/
D変換されてデータバス2にデジタル信号S1として出
力される。選択信号selが“H”のときは、デジタル
信号S1がセレクタ4で選択されてA/Dリザルトレジ
スタ3に入力される。A/D変換部1によりA/D変換
が完了し、デジタル信号S1がA/Dリザルトレジスタ
3の入力端子に伝えられた時点で、書き込み信号wによ
りデジタル信号S1がラッチされる。デジタル信号S1
を読み出すときは、読み出し信号rを“H”にすること
により、出力端子OUTから出力信号outが出力され
る。一方、選択信号selが“L”のときは、セレクタ
4により外部からのデジタル信号S5が選択され、書き
込み信号wによりA/Dリザルトレジスタ3に格納され
る。
D変換されてデータバス2にデジタル信号S1として出
力される。選択信号selが“H”のときは、デジタル
信号S1がセレクタ4で選択されてA/Dリザルトレジ
スタ3に入力される。A/D変換部1によりA/D変換
が完了し、デジタル信号S1がA/Dリザルトレジスタ
3の入力端子に伝えられた時点で、書き込み信号wによ
りデジタル信号S1がラッチされる。デジタル信号S1
を読み出すときは、読み出し信号rを“H”にすること
により、出力端子OUTから出力信号outが出力され
る。一方、選択信号selが“L”のときは、セレクタ
4により外部からのデジタル信号S5が選択され、書き
込み信号wによりA/Dリザルトレジスタ3に格納され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ/デジタル変
換器(Analog Degital Converter、以下、ADCとい
う)、特にアナログ値をデジタル値に変換(以下、A/
D変換という)した後の変換結果を格納するレジスタ回
路に関するものである。
換器(Analog Degital Converter、以下、ADCとい
う)、特にアナログ値をデジタル値に変換(以下、A/
D変換という)した後の変換結果を格納するレジスタ回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ADCは、一般にA/D変換後、このデ
ジタル値を格納するレジスタを有し、そのレジスタは、
格納されているデジタル値を読み出すことのみができる
構成になっている。ADCの機能としては、A/D変換
が完了した後の変換結果を知ることができれば良いた
め、A/D変換部からの出力系統以外にはレジスタへの
データ書き込みの手段を有していない。又、A/D変換
結果が格納されるレジスタに、A/D変換結果以外のデ
ータを格納できる構成になっていない。図2は、従来の
ADCの概略の構成ブロック図である。このADCは、
アナログ信号Aを入力する入力端子INを有している。
入力端子INは、アナログ信号Aを量子化してn(n;
自然数)ビットのデジタル信号S1に変換するアナログ
/デジタル変換部(以下、A/D変換部という)1の入
力端子に接続されている。A/D変換部1の出力側は、
nビットのデータバス2を介し、A/D変換部1から出
力されたデジタル信号S1を保持する保持手段であるA
/Dリザルトレジスタ3のデータ入力端子に接続されて
いる。A/Dリザルトレジスタ3は、書き込み信号入力
端子WRに書き込み信号wが入力されたとき、デジタル
信号S1を取り込んで保持し、読み出し信号入力端子R
Dに読み出し信号rが入力されたとき、出力端子OUT
からデジタル信号S1をnビットの出力信号outとし
て出力する回路である。
ジタル値を格納するレジスタを有し、そのレジスタは、
格納されているデジタル値を読み出すことのみができる
構成になっている。ADCの機能としては、A/D変換
が完了した後の変換結果を知ることができれば良いた
め、A/D変換部からの出力系統以外にはレジスタへの
データ書き込みの手段を有していない。又、A/D変換
結果が格納されるレジスタに、A/D変換結果以外のデ
ータを格納できる構成になっていない。図2は、従来の
ADCの概略の構成ブロック図である。このADCは、
アナログ信号Aを入力する入力端子INを有している。
入力端子INは、アナログ信号Aを量子化してn(n;
自然数)ビットのデジタル信号S1に変換するアナログ
/デジタル変換部(以下、A/D変換部という)1の入
力端子に接続されている。A/D変換部1の出力側は、
nビットのデータバス2を介し、A/D変換部1から出
力されたデジタル信号S1を保持する保持手段であるA
/Dリザルトレジスタ3のデータ入力端子に接続されて
いる。A/Dリザルトレジスタ3は、書き込み信号入力
端子WRに書き込み信号wが入力されたとき、デジタル
信号S1を取り込んで保持し、読み出し信号入力端子R
Dに読み出し信号rが入力されたとき、出力端子OUT
からデジタル信号S1をnビットの出力信号outとし
て出力する回路である。
【0003】図3は、図2中のリザルトレジスタ3の回
路図である。リザルトレジスタ3は、入力信号d1〜d
nをそれぞれ入力するデータ入力端子D1〜Dnを有し
ている。データ入力端子D1〜Dnは、遅延フリップフ
ロップ(以下、D−FFという)3−1〜3−nのデー
タ端子Dにそれぞれ接続されている。書き込み信号入力
端子WRは、D−FF3−1〜3−nの各クロック入力
端子CKに共通に接続されている。D−FF3−1〜3
−nは、入力信号d1〜dnを書き込み信号wに同期し
て取り込んで保持する回路である。D−FF3−1〜3
−nの各出力端子Qは、バッファB1〜Bnの入力側に
それぞれ接続されている。読み出し信号入力端子RD
は、バッファB1〜Bnの各制御端子に共通に接続され
ている。バッファB1〜Bnは、読み出し信号rに同期
して、D−FF3−1〜3−nの各出力信号S3−1〜
S3−nを出力端子Q1〜Qnから出力信号q1〜qn
としてそれぞれ出力する回路である。
路図である。リザルトレジスタ3は、入力信号d1〜d
nをそれぞれ入力するデータ入力端子D1〜Dnを有し
ている。データ入力端子D1〜Dnは、遅延フリップフ
ロップ(以下、D−FFという)3−1〜3−nのデー
タ端子Dにそれぞれ接続されている。書き込み信号入力
端子WRは、D−FF3−1〜3−nの各クロック入力
端子CKに共通に接続されている。D−FF3−1〜3
−nは、入力信号d1〜dnを書き込み信号wに同期し
て取り込んで保持する回路である。D−FF3−1〜3
−nの各出力端子Qは、バッファB1〜Bnの入力側に
それぞれ接続されている。読み出し信号入力端子RD
は、バッファB1〜Bnの各制御端子に共通に接続され
ている。バッファB1〜Bnは、読み出し信号rに同期
して、D−FF3−1〜3−nの各出力信号S3−1〜
S3−nを出力端子Q1〜Qnから出力信号q1〜qn
としてそれぞれ出力する回路である。
【0004】図4は、図3中のバッファB1の回路図で
ある。バッファB1は、Pチャネル型MOSFET(以
下、PMOSという)11,12、Nチャネル型MOS
FET(以下、NMOSという)13,14、インバー
タ15,16を備えている。PMOS11のソースSは
電源電位Vddに接続され、ドレインDがPMOS12
のソースSに接続されている。PMOS12のドレイン
DはNMOS13のドレインDに接続されると共に、出
力端子Q1に接続されている。NMOS13のソースS
はNMOS14のドレインDに接続され、NMOS14
のソースSがグランドに接続されている。D−FF3−
1からの出力信号S3−1は、インバータ15の入力側
に入力されるようになっている。インバータ15の出力
側は、PMOS12のゲートGに接続されると共に、N
MOS13のゲートGに接続されている。読み出し信号
rは、インバータ16を介してPMOS11のゲートG
に入力されると共に、NMOS14のゲートGに入力さ
れるようになっている。尚、バッファB2〜Bnもバッ
ファB1と同様の構成になっている。
ある。バッファB1は、Pチャネル型MOSFET(以
下、PMOSという)11,12、Nチャネル型MOS
FET(以下、NMOSという)13,14、インバー
タ15,16を備えている。PMOS11のソースSは
電源電位Vddに接続され、ドレインDがPMOS12
のソースSに接続されている。PMOS12のドレイン
DはNMOS13のドレインDに接続されると共に、出
力端子Q1に接続されている。NMOS13のソースS
はNMOS14のドレインDに接続され、NMOS14
のソースSがグランドに接続されている。D−FF3−
1からの出力信号S3−1は、インバータ15の入力側
に入力されるようになっている。インバータ15の出力
側は、PMOS12のゲートGに接続されると共に、N
MOS13のゲートGに接続されている。読み出し信号
rは、インバータ16を介してPMOS11のゲートG
に入力されると共に、NMOS14のゲートGに入力さ
れるようになっている。尚、バッファB2〜Bnもバッ
ファB1と同様の構成になっている。
【0005】次に、図2に示す従来のADCの動作を説
明する。入力端子INから入力されたアナログ信号A
は、A/D変換部1でnビットのデジタル信号S1に変
換され、データバス2を経てA/Dリザルトレジスタ3
に入力される。A/Dリザルトレジスタ3は、書き込み
信号入力端子WRに書き込み信号wが入力されたとき、
デジタル信号S1を取り込んで保持し、読み出し信号入
力端子RDに読み出し信号rが入力されたとき、デジタ
ル信号S1を出力端子OUTからnビットの出力信号o
utとして出力する。
明する。入力端子INから入力されたアナログ信号A
は、A/D変換部1でnビットのデジタル信号S1に変
換され、データバス2を経てA/Dリザルトレジスタ3
に入力される。A/Dリザルトレジスタ3は、書き込み
信号入力端子WRに書き込み信号wが入力されたとき、
デジタル信号S1を取り込んで保持し、読み出し信号入
力端子RDに読み出し信号rが入力されたとき、デジタ
ル信号S1を出力端子OUTからnビットの出力信号o
utとして出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ADCにおいては、次のような課題があった。即ち、従
来のADCでは、A/D変換部1が正常に動作している
か、或いはA/D変換結果を格納するリザルトレジスタ
3は正常に動作しているかを確認することが困難であっ
た。例えば、デジタルデータで00h(h;16進
数)、55h、AAh、FFh等、任意のデータをリザ
ルトレジスタ3に確実に書き込みでき、かつ一定時間ラ
ッチでき、更に読み出し可能であるか否かをテストする
ことを考える。A/D変換部1のテストは、所定のアナ
ログ信号源を用意し、このアナログ信号源から出力され
るアナログ信号を入力端子INに入力した状態でA/D
変換部1を起動する。A/D変換結果S1はリザルトレ
ジスタ3に格納される。次に、リザルトレジスタ3に格
納されたデータを読み出し、このデータと理想のAD
C、即ち誤差を含まない理論上のADCの場合のA/D
変換結果とを比較し、その差をADCの精度誤差として
確認する。
ADCにおいては、次のような課題があった。即ち、従
来のADCでは、A/D変換部1が正常に動作している
か、或いはA/D変換結果を格納するリザルトレジスタ
3は正常に動作しているかを確認することが困難であっ
た。例えば、デジタルデータで00h(h;16進
数)、55h、AAh、FFh等、任意のデータをリザ
ルトレジスタ3に確実に書き込みでき、かつ一定時間ラ
ッチでき、更に読み出し可能であるか否かをテストする
ことを考える。A/D変換部1のテストは、所定のアナ
ログ信号源を用意し、このアナログ信号源から出力され
るアナログ信号を入力端子INに入力した状態でA/D
変換部1を起動する。A/D変換結果S1はリザルトレ
ジスタ3に格納される。次に、リザルトレジスタ3に格
納されたデータを読み出し、このデータと理想のAD
C、即ち誤差を含まない理論上のADCの場合のA/D
変換結果とを比較し、その差をADCの精度誤差として
確認する。
【0007】リザルトレジスタ3の不具合が生じている
場合、又はA/D変換部1の不具合が生じている場合、
又は、双方の不具合が生じている場合は、いずれも前記
の誤差が大きくなるという形で確認されるが、その原因
が何によるものか判別できない。又、従来のADCの回
路構成の場合、リザルトレジスタ3には不具合は生じて
いないものとしてテストを行っていた。そのため、もし
リザルトレジスタ3のみに不具合が生じている場合は、
ADCの解析、評価、及びテストにおいて、真の現象が
把握できないという問題があった。次に、リザルトレジ
スタ3の不具合の例を説明する。これは、一般に知られ
るデジタル回路の不具合であり、集積回路の製造工程で
生じるホトリソ欠陥、パーティクル、ウエハ欠陥等各種
要因によってレイアウトされたトランジスタの1部が異
常となるものである。この異常の現象としては、例え
ば、次のような現象(1)〜(6)がある。
場合、又はA/D変換部1の不具合が生じている場合、
又は、双方の不具合が生じている場合は、いずれも前記
の誤差が大きくなるという形で確認されるが、その原因
が何によるものか判別できない。又、従来のADCの回
路構成の場合、リザルトレジスタ3には不具合は生じて
いないものとしてテストを行っていた。そのため、もし
リザルトレジスタ3のみに不具合が生じている場合は、
ADCの解析、評価、及びテストにおいて、真の現象が
把握できないという問題があった。次に、リザルトレジ
スタ3の不具合の例を説明する。これは、一般に知られ
るデジタル回路の不具合であり、集積回路の製造工程で
生じるホトリソ欠陥、パーティクル、ウエハ欠陥等各種
要因によってレイアウトされたトランジスタの1部が異
常となるものである。この異常の現象としては、例え
ば、次のような現象(1)〜(6)がある。
【0008】(1) トランジスタが動作しない。 (2) トランジスタ内部で漏れ電流が発生する。 (3) オン/オフ動作しない。 (4) 1度オフするとオンしなくなる。 (5) 高温時のみ動作しない。 (6) 或る電圧レベルのみ動作しない。
【0009】以上のような各種の現象が生じる。そのた
め、例えばラッチの場合を考えると、温度、電源、電
圧、周波数等が或る条件のとき、ラッチ中のデータが、
反転(リテンション)する、低レベル(以下、“L”と
いう)しか書き込めない、高レベル(以下、“H”とい
う)しか読み出せない等の現象となる。次に、複数のア
ナログ信号を処理するための多チャネルのADCの問題
点を説明する。一般に、多チャネルADCは、例えば8
チャネル、10チャネル、16チャネル等のように、所
定のチャネル数を備えた回路構成となっているが、実際
に使用するチャネル数が多チャネルADCのチャネル数
よりも少ない場合、残りの端子は使用しないため、無駄
が生じている。又、A/D変換部が内蔵されているマイ
クロコントローラのA/D変換部のアナログ入力端子
は、マイクロコントローラの汎用入力ポートと兼用とな
っており、アナログ入力端子として使用しない場合、端
子の機能選択により、信号入力端子として利用する等の
提案はなされている。しかし、この場合でも、マイクロ
コントローラ内部では、複数のアナログ入力に対応する
リザルトレジスタがあっても使用できないという無駄が
生じており、問題となっていた。
め、例えばラッチの場合を考えると、温度、電源、電
圧、周波数等が或る条件のとき、ラッチ中のデータが、
反転(リテンション)する、低レベル(以下、“L”と
いう)しか書き込めない、高レベル(以下、“H”とい
う)しか読み出せない等の現象となる。次に、複数のア
ナログ信号を処理するための多チャネルのADCの問題
点を説明する。一般に、多チャネルADCは、例えば8
チャネル、10チャネル、16チャネル等のように、所
定のチャネル数を備えた回路構成となっているが、実際
に使用するチャネル数が多チャネルADCのチャネル数
よりも少ない場合、残りの端子は使用しないため、無駄
が生じている。又、A/D変換部が内蔵されているマイ
クロコントローラのA/D変換部のアナログ入力端子
は、マイクロコントローラの汎用入力ポートと兼用とな
っており、アナログ入力端子として使用しない場合、端
子の機能選択により、信号入力端子として利用する等の
提案はなされている。しかし、この場合でも、マイクロ
コントローラ内部では、複数のアナログ入力に対応する
リザルトレジスタがあっても使用できないという無駄が
生じており、問題となっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、アナログ信号を量子化して所定のビット
数のデジタル信号に変換するA/D変換部と、前記A/
D変換部から出力されたデジタル信号を保持する保持手
段とを、備えたADCにおいて、次のような手段を設け
ている。即ち、前記A/D変換部から出力されたデジタ
ル信号又は外部から入力された前記所定のビット数と同
一ビット数の任意のデジタル信号のいずれか一方を選択
して前記保持手段へ入力する選択手段を、設けている。
決するために、アナログ信号を量子化して所定のビット
数のデジタル信号に変換するA/D変換部と、前記A/
D変換部から出力されたデジタル信号を保持する保持手
段とを、備えたADCにおいて、次のような手段を設け
ている。即ち、前記A/D変換部から出力されたデジタ
ル信号又は外部から入力された前記所定のビット数と同
一ビット数の任意のデジタル信号のいずれか一方を選択
して前記保持手段へ入力する選択手段を、設けている。
【0011】
【作用】本発明によれば、以上のようにADCを構成し
たので、アナログ信号は、A/D変換部で量子化されて
所定のビット数のデジタル信号に変換される。前記A/
D変換部から出力されたデジタル信号、又は外部から入
力された前記所定のビット数と同一ビット数の任意のデ
ジタル信号のうちのいずれか一方のデジタル信号が、選
択手段で選択されて保持手段へ入力されて保持される。
そのため、A/D変換部及び保持手段の動作テストが個
別に実施される。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
たので、アナログ信号は、A/D変換部で量子化されて
所定のビット数のデジタル信号に変換される。前記A/
D変換部から出力されたデジタル信号、又は外部から入
力された前記所定のビット数と同一ビット数の任意のデ
ジタル信号のうちのいずれか一方のデジタル信号が、選
択手段で選択されて保持手段へ入力されて保持される。
そのため、A/D変換部及び保持手段の動作テストが個
別に実施される。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
【0012】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示すADCの構成ブロ
ック図であり、従来の図2中の要素と共通の要素には共
通の符号が付されている。このADCは、従来の図2と
同様に、アナログ信号Aを入力する入力端子INを有し
ている。入力端子INは、アナログ信号Aを量子化して
nビットのデジタル信号S1に変換するA/D変換部1
の入力端子に接続されている。A/D変換部1の出力側
は、nビットのデータバス2を介し、選択手段であるセ
レクタ4の一方の入力側に接続されている。セレクタ4
の他方の入力側には、nビットの任意のデジタル信号S
5を外部から入力するためのデータバス5が接続されて
いる。セレクタ4の出力側は、データバス6を介してA
/Dリザルトレジスタ3のデータ入力端子に接続されて
いる。セレクタ4は、A/D変換部1から出力されたデ
ジタル信号S1又は外部から入力されたデジタル信号S
5のいずれか一方を選択信号selに基づき選択してA
/Dリザルトレジスタ3へ入力する回路である。
ック図であり、従来の図2中の要素と共通の要素には共
通の符号が付されている。このADCは、従来の図2と
同様に、アナログ信号Aを入力する入力端子INを有し
ている。入力端子INは、アナログ信号Aを量子化して
nビットのデジタル信号S1に変換するA/D変換部1
の入力端子に接続されている。A/D変換部1の出力側
は、nビットのデータバス2を介し、選択手段であるセ
レクタ4の一方の入力側に接続されている。セレクタ4
の他方の入力側には、nビットの任意のデジタル信号S
5を外部から入力するためのデータバス5が接続されて
いる。セレクタ4の出力側は、データバス6を介してA
/Dリザルトレジスタ3のデータ入力端子に接続されて
いる。セレクタ4は、A/D変換部1から出力されたデ
ジタル信号S1又は外部から入力されたデジタル信号S
5のいずれか一方を選択信号selに基づき選択してA
/Dリザルトレジスタ3へ入力する回路である。
【0013】図5は、図1中のセレクタ4の一構成例を
示す回路図である。但し、図5では、nビットのセレク
タ4のうちの1ビット分のみを示している。セレクタ4
は、2入力ANDゲート4−1,4−2、インバータ4
−3、及び2入力ORゲート4−4を備えている。AN
Dゲート4−1の一方の入力端子には、nビットのデジ
タル信号S1のうちの或る1ビットが入力され、他方の
入力端子には、選択信号selが入力されるようになっ
ている。ANDゲート4−2の一方の入力端子には、n
ビットのデジタル信号S5のうちの或る1ビットが入力
され、他方の入力端子には、選択信号selがインバー
タ4−3で反転されて入力されるようになっている。A
NDゲート4−1の出力端子及びANDゲート4−2の
出力端子は、2入力ORゲート4−4の各入力端子にそ
れぞれ接続されている。ORゲート4−4の出力端子か
らは、デジタル信号S1又はデジタル信号S5のいずれ
か一方が選択信号selに基づき選択されて出力される
ようになっている。
示す回路図である。但し、図5では、nビットのセレク
タ4のうちの1ビット分のみを示している。セレクタ4
は、2入力ANDゲート4−1,4−2、インバータ4
−3、及び2入力ORゲート4−4を備えている。AN
Dゲート4−1の一方の入力端子には、nビットのデジ
タル信号S1のうちの或る1ビットが入力され、他方の
入力端子には、選択信号selが入力されるようになっ
ている。ANDゲート4−2の一方の入力端子には、n
ビットのデジタル信号S5のうちの或る1ビットが入力
され、他方の入力端子には、選択信号selがインバー
タ4−3で反転されて入力されるようになっている。A
NDゲート4−1の出力端子及びANDゲート4−2の
出力端子は、2入力ORゲート4−4の各入力端子にそ
れぞれ接続されている。ORゲート4−4の出力端子か
らは、デジタル信号S1又はデジタル信号S5のいずれ
か一方が選択信号selに基づき選択されて出力される
ようになっている。
【0014】次に、図1に示すADCの動作を説明す
る。先ず、A/D変換開始からA/D変換結果格納まで
の動作を説明する。入力端子INにアナログ入力信号A
が入力され、A/D変換部1によってA/D変換が終了
した後、データバス2にデジタル信号S1が出力され
る。選択信号selが“H”のときは、デジタル信号S
1がセレクタ4で選択されてA/Dリザルトレジスタ3
に格納される。A/D変換部1によりA/D変換が完了
し、デジタル信号S1がA/Dリザルトレジスタ3の入
力端子に伝えられた時点で、図示しないADC制御ブロ
ックから書き込み制御端子WRに書き込み信号wが入力
され、内部のD−FFにデジタル信号S1がラッチされ
る。尚、デジタル信号S1を読み出すときは、読み出し
信号rを“H”にすることにより、出力端子OUTから
nビットの出力信号outが出力される。一方、選択信
号selが“L”のときは、セレクタ4により、A/D
変換部1からのデジタル信号S1は選択されず、外部か
らのデジタル信号S5が選択される。そのため、選択信
号selが“L”のときは、データバス5に任意のデー
タを入力し、書き込み制御端子WRに書き込み信号wを
入力することにより、任意のデータがA/Dリザルトレ
ジスタ3に格納される。読み出し動作は、選択信号se
lが“H”の場合と同様である。
る。先ず、A/D変換開始からA/D変換結果格納まで
の動作を説明する。入力端子INにアナログ入力信号A
が入力され、A/D変換部1によってA/D変換が終了
した後、データバス2にデジタル信号S1が出力され
る。選択信号selが“H”のときは、デジタル信号S
1がセレクタ4で選択されてA/Dリザルトレジスタ3
に格納される。A/D変換部1によりA/D変換が完了
し、デジタル信号S1がA/Dリザルトレジスタ3の入
力端子に伝えられた時点で、図示しないADC制御ブロ
ックから書き込み制御端子WRに書き込み信号wが入力
され、内部のD−FFにデジタル信号S1がラッチされ
る。尚、デジタル信号S1を読み出すときは、読み出し
信号rを“H”にすることにより、出力端子OUTから
nビットの出力信号outが出力される。一方、選択信
号selが“L”のときは、セレクタ4により、A/D
変換部1からのデジタル信号S1は選択されず、外部か
らのデジタル信号S5が選択される。そのため、選択信
号selが“L”のときは、データバス5に任意のデー
タを入力し、書き込み制御端子WRに書き込み信号wを
入力することにより、任意のデータがA/Dリザルトレ
ジスタ3に格納される。読み出し動作は、選択信号se
lが“H”の場合と同様である。
【0015】以上のように、この第1の実施例では、セ
レクタ4と任意のデータを入力するデータバス5とを設
け、A/Dリザルトレジスタ3に対して任意のデータを
ラッチさせる手段を追加したので、以下に示す利点が得
られる。即ち、A/D変換部1を動作させなくても、A
/Dリザルトレジスタ3に任意のデータを書き込むか又
は読み出すことにより、A/Dリザルトレジスタ3のテ
ストが容易にできる。例えば、8ビットのA/Dリザル
トレジスタのテストの場合、“0000,0000 ”、“1010,1
010 ”、“0101,0101 ”、“1111,1111 ”の4通りのデ
ータを、データバス5経由でA/Dリザルトレジスタ3
に書き込むか又は読み出すことでテストを実施できる。
このテストでは、隣り合うビット同志で干渉があるか否
かを確認するため、“0101・・・”や“1010・・・”の
テストをする。もし、データラインのショート等があれ
ば、“0101”と書き込んでも、例えば2ビット目の
“1”が“0”に引っ張られ、“0001”に変化すること
がある。そのため、ビット干渉テストデータを前記4通
りのデータのように容易かつ確実に用意し、かつ設定で
き、リザルトレジスタ3の動作テストを完全に実施でき
る。これに対し、従来のようにA/D変換部1のみから
A/Dリザルトレジスタ3へデータ設定する場合は、次
のような操作(a)〜(c)を行っていた。
レクタ4と任意のデータを入力するデータバス5とを設
け、A/Dリザルトレジスタ3に対して任意のデータを
ラッチさせる手段を追加したので、以下に示す利点が得
られる。即ち、A/D変換部1を動作させなくても、A
/Dリザルトレジスタ3に任意のデータを書き込むか又
は読み出すことにより、A/Dリザルトレジスタ3のテ
ストが容易にできる。例えば、8ビットのA/Dリザル
トレジスタのテストの場合、“0000,0000 ”、“1010,1
010 ”、“0101,0101 ”、“1111,1111 ”の4通りのデ
ータを、データバス5経由でA/Dリザルトレジスタ3
に書き込むか又は読み出すことでテストを実施できる。
このテストでは、隣り合うビット同志で干渉があるか否
かを確認するため、“0101・・・”や“1010・・・”の
テストをする。もし、データラインのショート等があれ
ば、“0101”と書き込んでも、例えば2ビット目の
“1”が“0”に引っ張られ、“0001”に変化すること
がある。そのため、ビット干渉テストデータを前記4通
りのデータのように容易かつ確実に用意し、かつ設定で
き、リザルトレジスタ3の動作テストを完全に実施でき
る。これに対し、従来のようにA/D変換部1のみから
A/Dリザルトレジスタ3へデータ設定する場合は、次
のような操作(a)〜(c)を行っていた。
【0016】(a) 前記のようなテストデータを得る
ために、入力端子INにアナログ入力信号Aを入力す
る。 (b) A/D変換部1を動作させる。 (c) A/D変換完了により、テストデータをラッチ
する。 そのため、テスト時間が長くかかっていた。又、時間が
かかるだけでなく、所定のデジタルデータを出力できな
い場合もあり、その場合、テストが不可能になることが
あった。例えば、A/D変換部1のゼロスケール誤差や
フルスケール誤差が大きいと、変換結果として、2進表
示で全て“0”のときや、全て“1”の結果は得られな
い。そのため、最下位に当たるレジスタは、特にテスト
が困難であった。しかし、本実施例のように、直接デジ
タルデータを書き込む手段を持つとにより、これらの問
題点は全て解決される。
ために、入力端子INにアナログ入力信号Aを入力す
る。 (b) A/D変換部1を動作させる。 (c) A/D変換完了により、テストデータをラッチ
する。 そのため、テスト時間が長くかかっていた。又、時間が
かかるだけでなく、所定のデジタルデータを出力できな
い場合もあり、その場合、テストが不可能になることが
あった。例えば、A/D変換部1のゼロスケール誤差や
フルスケール誤差が大きいと、変換結果として、2進表
示で全て“0”のときや、全て“1”の結果は得られな
い。そのため、最下位に当たるレジスタは、特にテスト
が困難であった。しかし、本実施例のように、直接デジ
タルデータを書き込む手段を持つとにより、これらの問
題点は全て解決される。
【0017】第2の実施例 図6は、本発明の第2の実施例を示すADCの構成ブロ
ック図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符
号が付されている。このADCは、多チャネルのアナロ
グ信号A0〜Am(m;自然数)を入力する入力端子C
H0〜CHmを有している。入力端子CH0〜CHm
は、アナログスイッチ7−0〜7−mをそれぞれ介して
A/D変換部1の入力端子に接続されている。アナログ
スイッチ7−0〜7−mは、制御信号s0〜smに基づ
いてそれぞれオン/オフ動作する機能を有している。A
/D変換部1の出力側は、nビットのデータバス2Aを
介し、選択手段であるセレクタ4−0〜4−mの各一方
の入力側に接続されている。セレクタ4−0〜4−mの
各他方の入力側には、nビットの任意のデジタル信号S
5を外部から入力するためのデータバス5Aが接続され
ている。セレクタ4−0〜4−mの各出力側は、データ
バス6−0〜6−mをそれぞれ介してA/Dリザルトレ
ジスタ3−0〜3−mの各データ入力端子にそれぞれ接
続されている。セレクタ4−0〜4−mは、A/D変換
部1から出力されたデジタル信号S1又は外部から入力
されたデジタル信号S5のいずれか一方を選択信号se
lに基づき選択してA/Dリザルトレジスタ3−0〜3
−mへそれぞれ入力する回路である。
ック図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符
号が付されている。このADCは、多チャネルのアナロ
グ信号A0〜Am(m;自然数)を入力する入力端子C
H0〜CHmを有している。入力端子CH0〜CHm
は、アナログスイッチ7−0〜7−mをそれぞれ介して
A/D変換部1の入力端子に接続されている。アナログ
スイッチ7−0〜7−mは、制御信号s0〜smに基づ
いてそれぞれオン/オフ動作する機能を有している。A
/D変換部1の出力側は、nビットのデータバス2Aを
介し、選択手段であるセレクタ4−0〜4−mの各一方
の入力側に接続されている。セレクタ4−0〜4−mの
各他方の入力側には、nビットの任意のデジタル信号S
5を外部から入力するためのデータバス5Aが接続され
ている。セレクタ4−0〜4−mの各出力側は、データ
バス6−0〜6−mをそれぞれ介してA/Dリザルトレ
ジスタ3−0〜3−mの各データ入力端子にそれぞれ接
続されている。セレクタ4−0〜4−mは、A/D変換
部1から出力されたデジタル信号S1又は外部から入力
されたデジタル信号S5のいずれか一方を選択信号se
lに基づき選択してA/Dリザルトレジスタ3−0〜3
−mへそれぞれ入力する回路である。
【0018】書き込み信号wは、2入力ANDゲート8
−0〜8−mの各一方の入力端子に入力されるようにな
っている。ANDゲート8−0〜8−mの各他方の入力
端子には、制御信号s0〜smがそれぞれ入力されるよ
うになっている。読み出し信号rは、2入力ANDゲー
ト9−0〜9−mの各一方の入力端子に入力されるよう
になっている。ANDゲート9−0〜9−mの各他方の
入力端子には、制御信号s0〜smがそれぞれ入力され
るようになっている。ANDゲート8−0〜8−mの各
出力端子は、A/Dリザルトレジスタ3−0〜3−mの
各書き込み信号入力端子WRに接続され、ANDゲート
9−0〜9−mの各出力端子は、A/Dリザルトレジス
タ3−0〜3−mの各読み出し信号入力端子RDに接続
されている。A/Dリザルトレジスタ3−0〜3−mの
各出力端子OUTからは、nビットのデータバス10に
各出力信号outが出力されるようになっている。
−0〜8−mの各一方の入力端子に入力されるようにな
っている。ANDゲート8−0〜8−mの各他方の入力
端子には、制御信号s0〜smがそれぞれ入力されるよ
うになっている。読み出し信号rは、2入力ANDゲー
ト9−0〜9−mの各一方の入力端子に入力されるよう
になっている。ANDゲート9−0〜9−mの各他方の
入力端子には、制御信号s0〜smがそれぞれ入力され
るようになっている。ANDゲート8−0〜8−mの各
出力端子は、A/Dリザルトレジスタ3−0〜3−mの
各書き込み信号入力端子WRに接続され、ANDゲート
9−0〜9−mの各出力端子は、A/Dリザルトレジス
タ3−0〜3−mの各読み出し信号入力端子RDに接続
されている。A/Dリザルトレジスタ3−0〜3−mの
各出力端子OUTからは、nビットのデータバス10に
各出力信号outが出力されるようになっている。
【0019】次に、図6に示すADCの動作を説明す
る。先ず、通常のA/D変換動作を説明する。入力端子
CH0から入力されたアナログ信号A0を変換する場
合、制御信号s0が“H”、かつ他の制御信号s1〜s
mは“L”になる。そのためアナログスイッチ7−0が
オン状態になり、かつANDゲート8−0,9−0がア
クティブ状態となる。又、選択信号selは、セレクタ
4−0がデジタル信号S1を選択するように所定のレベ
ルに設定される。この状態でA/D変換部1を起動し、
アナログ信号A0のA/D変換完了後、書き込み端子W
Rに書き込み信号wを入力することにより、リザルトレ
ジスタ3−0にA/D変換結果であるデジタル信号S1
が格納される。又、読み出し端子RDに読み出し信号r
を入力することにより、データバス10経由でリザルト
レジスタ3−0に格納されたデジタル信号S1が読み出
される。同様に、入力端子CH1〜CHmについても、
制御信号s1〜smを制御することにより、アナログ信
号A1〜Amの各A/D変換結果がリザルトレジスタ3
−1〜3−mにそれぞれ格納される。
る。先ず、通常のA/D変換動作を説明する。入力端子
CH0から入力されたアナログ信号A0を変換する場
合、制御信号s0が“H”、かつ他の制御信号s1〜s
mは“L”になる。そのためアナログスイッチ7−0が
オン状態になり、かつANDゲート8−0,9−0がア
クティブ状態となる。又、選択信号selは、セレクタ
4−0がデジタル信号S1を選択するように所定のレベ
ルに設定される。この状態でA/D変換部1を起動し、
アナログ信号A0のA/D変換完了後、書き込み端子W
Rに書き込み信号wを入力することにより、リザルトレ
ジスタ3−0にA/D変換結果であるデジタル信号S1
が格納される。又、読み出し端子RDに読み出し信号r
を入力することにより、データバス10経由でリザルト
レジスタ3−0に格納されたデジタル信号S1が読み出
される。同様に、入力端子CH1〜CHmについても、
制御信号s1〜smを制御することにより、アナログ信
号A1〜Amの各A/D変換結果がリザルトレジスタ3
−1〜3−mにそれぞれ格納される。
【0020】次に、データバス5A経由で、リザルトレ
ジスタ3−0〜3−mにデジタル信号S5を設定する場
合を説明する。選択信号selは、セレクタ4−0がデ
ジタル信号S5を選択するように所定のレベルに設定さ
れる。この状態で、データバス5Aにデジタル信号S5
を入力し、以下、前記A/D変換の場合と同様に各レジ
スタにデジタル信号S5が書き込まれる。以上のよう
に、この第2の実施例では、次のような利点がある。第
1の実施例と同様に、各レジスタ自体のテストが高速か
つ容易に確実に実施できる他に、未使用のアナログ信号
入力端子がある場合、内部回路の有効利用が可能にな
る。例えば、入力端子CH0〜CHmのうちの入力端子
0〜(m−2)を使用する場合、入力端子CHm−1及
びCHmの2つの入力端子が未使用の状態になる。その
ため、入力端子CHm−1,CHmに対応するリザルト
レジスタ3−(m−1),CHm及びANDゲート8−
(m−1),8−m,9−(m−1),9−mは、全て
使用不可となっていた。このとき、入力端子CHm−
1,CHmは、汎用の入力端子及び出力端子として使用
可能としておけば、端子の有効使用ができる。これは、
マイコンの1次機能/2次機能切り換えとしてよく知ら
れている。例えば、図6中には図示していないが、選択
信号selをセレクタ4−0〜4−mの各チャネル毎に
独立させることにより、或るチャネルから別のチャネル
まではデータバス2Aを選択し、その他のチャネルは常
にデータバス5Aを選択した状態とすることにより、汎
用メモリエリアとして使用可能となり、マイコンに搭載
する場合は、高速アクセスのフラグ用レジスタ等に使用
する等、利用範囲が広がる。
ジスタ3−0〜3−mにデジタル信号S5を設定する場
合を説明する。選択信号selは、セレクタ4−0がデ
ジタル信号S5を選択するように所定のレベルに設定さ
れる。この状態で、データバス5Aにデジタル信号S5
を入力し、以下、前記A/D変換の場合と同様に各レジ
スタにデジタル信号S5が書き込まれる。以上のよう
に、この第2の実施例では、次のような利点がある。第
1の実施例と同様に、各レジスタ自体のテストが高速か
つ容易に確実に実施できる他に、未使用のアナログ信号
入力端子がある場合、内部回路の有効利用が可能にな
る。例えば、入力端子CH0〜CHmのうちの入力端子
0〜(m−2)を使用する場合、入力端子CHm−1及
びCHmの2つの入力端子が未使用の状態になる。その
ため、入力端子CHm−1,CHmに対応するリザルト
レジスタ3−(m−1),CHm及びANDゲート8−
(m−1),8−m,9−(m−1),9−mは、全て
使用不可となっていた。このとき、入力端子CHm−
1,CHmは、汎用の入力端子及び出力端子として使用
可能としておけば、端子の有効使用ができる。これは、
マイコンの1次機能/2次機能切り換えとしてよく知ら
れている。例えば、図6中には図示していないが、選択
信号selをセレクタ4−0〜4−mの各チャネル毎に
独立させることにより、或るチャネルから別のチャネル
まではデータバス2Aを選択し、その他のチャネルは常
にデータバス5Aを選択した状態とすることにより、汎
用メモリエリアとして使用可能となり、マイコンに搭載
する場合は、高速アクセスのフラグ用レジスタ等に使用
する等、利用範囲が広がる。
【0021】更に、入力端子の数とセレクタ及びリザル
トレジスタの数とを同一にできない場合、例えばリザル
トレジスタの数が入力端子の数よりも少ない場合は、入
力端子の一部を、選択可能な端子とすることにより、容
易に対応可能となる。例えば、16チャネルの入力端子
をもつA/D変換部のうち、8チャネル分はA/D変換
部又はメモリと選択可とするような場合では、前記8チ
ャネルに対して8ビットの選択レジスタを用意して、例
えば、選択信号が“H”ならA/D変換部、選択信号が
“L”ならメモリ等と対応させ、ビット指定可能とした
り、或いは、或る特定のチャネル以降、例えば、CH7
〜0のうちCH2〜0をメモリとして使用する設定であ
れば、そのチャネルナンバーのみを指定することによ
り、設定も可能となる。前記の例でいえば、8チャネル
分であるため、3ビット分の選択レジスタ及びデコード
ロジックを用意し、000 〜111 のデータをセットするこ
とにより、チャネル指定可能となる。このように回路の
構成変形は種々変えられる。以上説明したように、汎用
メモリ及びレジスタとしての使用も可能とすることによ
り、従来使用できなかった内部回路も有効利用が可能と
なる。尚、本発明は、上記実施例に限定されず種々の変
形が可能である。その変形例としては、例えば次のよう
なものがある。
トレジスタの数とを同一にできない場合、例えばリザル
トレジスタの数が入力端子の数よりも少ない場合は、入
力端子の一部を、選択可能な端子とすることにより、容
易に対応可能となる。例えば、16チャネルの入力端子
をもつA/D変換部のうち、8チャネル分はA/D変換
部又はメモリと選択可とするような場合では、前記8チ
ャネルに対して8ビットの選択レジスタを用意して、例
えば、選択信号が“H”ならA/D変換部、選択信号が
“L”ならメモリ等と対応させ、ビット指定可能とした
り、或いは、或る特定のチャネル以降、例えば、CH7
〜0のうちCH2〜0をメモリとして使用する設定であ
れば、そのチャネルナンバーのみを指定することによ
り、設定も可能となる。前記の例でいえば、8チャネル
分であるため、3ビット分の選択レジスタ及びデコード
ロジックを用意し、000 〜111 のデータをセットするこ
とにより、チャネル指定可能となる。このように回路の
構成変形は種々変えられる。以上説明したように、汎用
メモリ及びレジスタとしての使用も可能とすることによ
り、従来使用できなかった内部回路も有効利用が可能と
なる。尚、本発明は、上記実施例に限定されず種々の変
形が可能である。その変形例としては、例えば次のよう
なものがある。
【0022】(i) 第1及び第2の実施例では、AD
Cに適用した例を説明したが、ADCに限らず、アナロ
グ量を扱うシステム全般にも適用できる。本発明の目的
とする点は、A/D変換部等のようにアナログ信号を扱
う回路では、動作確認のため、実際にアナログ信号を用
意する必要があり、かつ処理後の結果がデジタル値とし
て得られる場合のレジスタのテストが、前記処理するこ
とでしか実施できない点を解決することである。従っ
て、A/D変換部に限らず、アナログコンパレータの比
較結果や周波数測定回路の測定結果等、デジタル値とし
て得られるような回路は、同様の問題点を有しており、
本来のアナログ処理回路ブロックからの信号ルートの他
に、任意のデータを設定するルートを設けることによ
り、各種の装置にも適用可能である。
Cに適用した例を説明したが、ADCに限らず、アナロ
グ量を扱うシステム全般にも適用できる。本発明の目的
とする点は、A/D変換部等のようにアナログ信号を扱
う回路では、動作確認のため、実際にアナログ信号を用
意する必要があり、かつ処理後の結果がデジタル値とし
て得られる場合のレジスタのテストが、前記処理するこ
とでしか実施できない点を解決することである。従っ
て、A/D変換部に限らず、アナログコンパレータの比
較結果や周波数測定回路の測定結果等、デジタル値とし
て得られるような回路は、同様の問題点を有しており、
本来のアナログ処理回路ブロックからの信号ルートの他
に、任意のデータを設定するルートを設けることによ
り、各種の装置にも適用可能である。
【0023】(ii) 又、第1又は第2の実施例の回路
を搭載することにより、LSIの選別時や、多チャネル
アナログ処理LSIのメモリとしての利用について、有
効性と使用について説明してきたが、別の使用法や適用
法もある。即ち、ADC等を含むアナログ処理システム
で、特に自動車用途等のように信頼性が要求されるシス
テムの場合、A/D変換部等、アナログ処理等が正常に
動作しているか否かについて、自己診断を行い、補正を
かけるか又はフェイルセーフ処理に移る等、対応をする
ことがある。この場合、例えばADCであれば、センサ
系からのアナログ信号をセンスし、或る電圧のレベル以
上になったときに所定の処理を実施する場合、例えば、
温度が所定の温度を越えたらシステムを停止する等、一
定周期でA/D変換し、変換結果を確認しているが、そ
の変換結果が正常な値として使用してよいか否かの判断
を更に加えるため、通常の処理ルーチン中に、リザルト
レジスタへのテストデータを書き込み、所定時間経過し
た後にA/D変換結果が入り、データが更新されている
ことを確認することにより、A/D変換部の周辺の回路
の評価を実行できる。特に、温度センス等の場合、毎回
同様の変換結果が得られるため、本当にA/D変換し、
データを更新しているか否かが判断できない。第1又は
第2の実施例に或る任意データ書き込み用のデータバス
を使用することで、リザルトレジスタへの書き込み動
作、リザルトレジスタのラッチ動作、及びデータホール
ド機能が正常か否か等を容易に判定可能となり、自己診
断機能を有するシステムにおいても用いることができ
る。
を搭載することにより、LSIの選別時や、多チャネル
アナログ処理LSIのメモリとしての利用について、有
効性と使用について説明してきたが、別の使用法や適用
法もある。即ち、ADC等を含むアナログ処理システム
で、特に自動車用途等のように信頼性が要求されるシス
テムの場合、A/D変換部等、アナログ処理等が正常に
動作しているか否かについて、自己診断を行い、補正を
かけるか又はフェイルセーフ処理に移る等、対応をする
ことがある。この場合、例えばADCであれば、センサ
系からのアナログ信号をセンスし、或る電圧のレベル以
上になったときに所定の処理を実施する場合、例えば、
温度が所定の温度を越えたらシステムを停止する等、一
定周期でA/D変換し、変換結果を確認しているが、そ
の変換結果が正常な値として使用してよいか否かの判断
を更に加えるため、通常の処理ルーチン中に、リザルト
レジスタへのテストデータを書き込み、所定時間経過し
た後にA/D変換結果が入り、データが更新されている
ことを確認することにより、A/D変換部の周辺の回路
の評価を実行できる。特に、温度センス等の場合、毎回
同様の変換結果が得られるため、本当にA/D変換し、
データを更新しているか否かが判断できない。第1又は
第2の実施例に或る任意データ書き込み用のデータバス
を使用することで、リザルトレジスタへの書き込み動
作、リザルトレジスタのラッチ動作、及びデータホール
ド機能が正常か否か等を容易に判定可能となり、自己診
断機能を有するシステムにおいても用いることができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、A/D変換部と保持手段とを備えたADCに、前
記A/D変換部から出力されたデジタル信号又は外部か
ら入力された任意のデジタル信号のいずれか一方を選択
して前記保持手段へ入力する選択手段を設けたので、A
/D変換部及び保持手段の動作テストを個別に実施でき
る。更に、前記A/D変換部の入力端子及び前記保持手
段が複数備えられている場合でも、選択手段により複数
の入力端子及び保持手段を有効に活用できる。
れば、A/D変換部と保持手段とを備えたADCに、前
記A/D変換部から出力されたデジタル信号又は外部か
ら入力された任意のデジタル信号のいずれか一方を選択
して前記保持手段へ入力する選択手段を設けたので、A
/D変換部及び保持手段の動作テストを個別に実施でき
る。更に、前記A/D変換部の入力端子及び前記保持手
段が複数備えられている場合でも、選択手段により複数
の入力端子及び保持手段を有効に活用できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すADCの構成ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】従来のADCの構成ブロック図である。
【図3】図2中のリザルトレジスタの回路図である。
【図4】図3中のバッファの回路図である。
【図5】図1中のセレクタの回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すADCの構成ブロ
ック図である。
ック図である。
1 A/D変換部 3,3−0〜3−m A/Dリザルトレ
ジスタ(保持手段) 4,4−0〜4−m セレクタ(選択手
段)
ジスタ(保持手段) 4,4−0〜4−m セレクタ(選択手
段)
Claims (1)
- 【請求項1】 アナログ信号を量子化して所定のビット
数のデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部
と、前記アナログ/デジタル変換部から出力されたデジ
タル信号を保持する保持手段とを、備えたアナログ/デ
ジタル変換器において、 前記アナログ/デジタル変換部から出力されたデジタル
信号又は外部から入力された前記所定のビット数と同一
ビット数の任意のデジタル信号のいずれか一方を選択し
て前記保持手段へ入力する選択手段を、 設けたことを特徴とするアナログ/デジタル変換器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6291468A JPH08154055A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | アナログ/デジタル変換器 |
EP95308282A EP0714170B1 (en) | 1994-11-25 | 1995-11-20 | Analog-to-digital converter with writable result register |
DE69523537T DE69523537T2 (de) | 1994-11-25 | 1995-11-20 | Analog-Digital-Wandler mit schreibbarem Ergebnisregister |
US08/562,118 US5815105A (en) | 1994-11-25 | 1995-11-22 | Analog-to-digital converter with writable result register |
KR1019950043633A KR100457033B1 (ko) | 1994-11-25 | 1995-11-24 | 아날로그/디지탈변환기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6291468A JPH08154055A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | アナログ/デジタル変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154055A true JPH08154055A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17769266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6291468A Withdrawn JPH08154055A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | アナログ/デジタル変換器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5815105A (ja) |
EP (1) | EP0714170B1 (ja) |
JP (1) | JPH08154055A (ja) |
KR (1) | KR100457033B1 (ja) |
DE (1) | DE69523537T2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19643872A1 (de) | 1996-10-31 | 1998-05-07 | Alsthom Cge Alcatel | Optische Netzabschlußeinheit eines hybriden Glasfaser-Koaxialkabel-Zugangsnetzes |
DE10392545B4 (de) | 2002-05-08 | 2018-03-15 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Elektronische Schaltungsanordnung zur fehlerabgesicherten Analog-/Digital-Umwandlung von Signalen |
KR100531382B1 (ko) | 2003-10-25 | 2005-11-29 | 엘지전자 주식회사 | Adc 샘플링 위상 결정 장치 및 방법 |
DE102005016800A1 (de) * | 2005-04-12 | 2006-10-19 | Robert Bosch Gmbh | Wandleranordnung und Testverfahren für einen Wandler |
DE102006003566B4 (de) * | 2006-01-25 | 2020-10-01 | Infineon Technologies Ag | Signal-Wandel-Vorrichtung, insbesondere Analog-Digital-Wandel-Vorrichtung, und Verfahren zum Betreiben einer Signal-Wandel-Vorrichtung |
US20180198458A1 (en) * | 2017-01-06 | 2018-07-12 | Microchip Technology Incorporated | Verification, Validation, And Applications Support For Analog-To-Digital Converter Systems |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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