JPH081531Y2 - 耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボット用ケーブル - Google Patents

耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボット用ケーブル

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JPH081531Y2
JPH081531Y2 JP1991071931U JP7193191U JPH081531Y2 JP H081531 Y2 JPH081531 Y2 JP H081531Y2 JP 1991071931 U JP1991071931 U JP 1991071931U JP 7193191 U JP7193191 U JP 7193191U JP H081531 Y2 JPH081531 Y2 JP H081531Y2
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正昭 木原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塗装ロボットを制御す
るためのケーブル、詳しくは、可撓性、耐熱、耐屈曲、
耐摩耗性を有し、近年、産業界で問題になっているロボ
ットの暴走の発生を抑え、更に塗装用ケーブルにおいて
最も重要な耐シンナー特性を飛躍的に向上させた塗装ロ
ボット用ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】塗装ロボット用ケーブルに
は、少くとも可撓性、耐摩耗性、耐屈曲性とロボットの
暴走原因除去のための遮蔽特性、更に塗料の溶剤として
使用されるシンナーに耐え得る特性を持っている必要が
ある。また、高温環境下で使用される場合は、前記特性
に加えて耐熱性が要求される。
【0003】上記要求の特性を持つために、これまでの
塗装ロボット用ケーブルは、可撓導体上に、ポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)の絶縁被覆を設けて絶縁
心線とし、これを2本撚合わせ、その上に、押え巻きテ
ープ、軟銅細線の編組および押え巻きテープを順々に施
して遮蔽心線を作り、その遮蔽心線を必要本数、介在と
共に撚合わせ、その上に押え巻きテーピングを施してケ
ーブル芯とし、その上にポリウレタンエラストマーを主
材とする樹脂組成物で外被を設けたものがある。
【0004】ここで、外被としてPTFEを採用する
と、耐シンナー特性は十分であるが、反面、加工性及び
ケーブルの可撓性が損なわれる。このため、外被の押出
成形が困難となるうえに、スプレーガンの作動がスムー
ズでなくなるため、耐シンナー特性を犠牲にして、従来
では、前記のごとくポリウレタンエラストマーなどが使
用されている。しかし、このポリウレタンエラストマー
は耐シンナー特性が悪く、常温のシンナー中に10日間
浸せきすると膨潤する。即ち、塗装ロボット用として長
期間使用すると、膨潤状態になる。膨潤すると、繰り返
し屈曲により外被が破れる。
【0005】また、絶縁心線の可撓性は、その導体を細
線の多数本集合撚りとすることによって得られるが、今
日、より高い可撓性が望まれており、PTFEは前述の
ように可撓性が悪いため、その絶縁被覆としては問題が
ある。さらに、銅(Cu)単独の可撓純銅撚線では耐屈
曲性が十分満足できるものは得られておらず、より高い
耐屈曲性が望まれている。
【0006】本考案は、上記の状況に鑑み、主課題とし
て、耐シンナー特性を飛躍的に向上させることであり、
副課題は可撓性及び耐屈曲性を改良することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本考案にあっては、可撓導体を下記の銅合金
(I)又は(II)に記載のものとし、その可撓導体に下
記樹脂組成物aの絶縁被覆を施した複数本の絶縁心線を
撚合わせ、その周りに遮蔽層を設けて、さらにその上に
押え巻きテープ層を形成して遮蔽心線とし、この遮蔽心
線を複数本撚合わせ、その周りに、水架橋性エチレンプ
ロピレンラバーを主体とする樹脂組成物により外被を設
けてなる構成としたのである(請求項1又は2)。上記
遮蔽心線は介在とともに撚合わせるとよい。
【0008】記 〔銅合金〕 (I)Zr0.01〜0.05重量%、Cr0.01〜
0.05重量%、残部が実質的にCuより成り、熱処理
によりCrを析出させた銅合金。
【0009】(II)Zr0.01〜0.05重量%、C
r0.01〜0.05重量%、残部が実質的にCuより
成り、熱処理により、Cu3 Zrを析出させた銅合金。
【0010】上記(I)又は(II)の組成の銅合金にお
いて、Zr、Crに加え、In、Sn、Ag、Al、B
i、Ca、Fe、Ge、Hf、Mg、Mn、Ni、P
b、Sb、Si、Ti、Zn、B、Yのうち1種以上を
合計量で0.002〜0.3重量%、添加したものとす
ることができ(請求項3)、また、実質的Cuは酸洗を
施したものが好ましく、さらに、各組成の銅合金は、そ
のO2 含有量が50ppm未満のものが好ましく(請求項
5)、また、その組成金属の再結晶組織は50%以下で
残存させるとよい(請求項4)
【0011】上記Zr及びCrを同程度に添加し、熱処
理により、相乗的な析出硬化を発現させることにより、
機械的強度及び導電率を共に向上させる。ここで、Zr
及びCrが0.01重量%未満であると、機械的強度が
不足し、0.05重量%を越 えると、導電率が悪くなり
細線への線引加工性も悪くなる。
【0012】In、Sn、Ag、Al、Bi、Ca、F
e、Ge、Hf、Mg、Mn、Ni、Pb、Sb、S
i、Ti、Zn、B、Yを、Zr、Crに加えてさらに
添加し合金化させると、機械的強度が向上する。このと
き、その添加量が、0.002重量%未満であれば、機
械的強度の向上が認めれず、0.3重量%を越えると導
電率の犠牲が大きくなる。
【0013】また、Cr、Zrを熱処理によって析出さ
せたことにより、機械的特性をあまり下げることなく、
導電性が向上する。
【0014】なお、上記銅合金の詳細は、特願平3−3
1559(特開平4−214829)、特願平2−30
5648(特開平4−176849)及び特願平2−1
14438(特開平4−9454)に記載している。
【0015】〔樹脂組成物a〕 ポリエーテルまたはポリカーボネート系ポリウレタンエ
ラストマー(以下、TPUという。)と、ポリ弗化ビニ
リデン(以下、PVDFという。)をベースとする弗素
系エラストマー(以下、F−TPEという。)と、を重
量比で30/70〜90/10の範囲で混練りし、これ
に架橋剤1〜9PHRを添加した樹脂組成物。
【0016】好ましくは、上記TPU/F−TPEの重
量比は30/70〜70/30とするとよく、また、上
記架橋剤は3〜7PHRを添加するとよい。
【0017】上記重量比が上記の範囲を外れると、TP
U、F−TPEの長所を生かすことができず欠点が表面
化する。即ち、TPUが多くなると、耐熱性、耐水性、
電気絶縁性が悪くなる。またF−TPEが多くなると、
押出加工性、機械特性が悪くなる。一方、TPUが少な
いときは耐摩耗性、引張強度および広い温度範囲での弾
性が期待できなくなる。F−TPEが少ないときは、耐
熱性、耐薬品性、表面の滑り性が期待できなくなる。
【0018】上記架橋剤が上記範囲より少ないときは、
引張強度、硬度、加熱変形耐力、伸び等、所望の物理特
性を得ることができない。また逆に、架橋剤が多いとき
は過架橋となり、硬度が高くなって、耐熱老化性、柔軟
性が低下し、架橋剤がブルーミングして外観が悪くな
る。
【0019】上記TPUとしては表1に示すものを、F
−TPEとしては表2に示すものを挙げることができ
る。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】上記水架橋性エチレンプロピレンラバー
(EPR)としては、モルデックスS−741(JIS
A硬度:77、住友ベークライト社製:商品名)等を採
用し得る。
【0023】
【作用】上記の如く構成する本考案に係るケーブルは、
まず、可撓導体をなす上記組成からなる銅合金が、耐屈
曲性に優れ、導電性においても、純銅に比べて遜色がな
い。例えば、疲労特性において、曲げ歪0.306%の
条件では、上記銅合金線の破断屈曲回数が約16.1万
回に対し、純銅線のそれは約4.3万回と約4分の1で
あり、曲げ歪0.22%の条件では、上記銅合金線:3
150万回以上、純銅線:約11.93万回と約260
分の1以下、曲げ歪0.18%の条件では、上記銅合金
線:6200万回以上、純銅線:約21.8万回と約2
80分の1以下である。
【0024】また、その絶縁心線が、TPU部分で耐摩
耗性を保ち、F−TPE部分で耐屈曲性及び耐熱性を保
ち、上記特定の配合範囲で、耐熱、耐屈曲、耐摩耗性の
特性を保持する。このため、ケーブル全体としてもそれ
らの特性を有する。また、樹脂組成物aの絶縁被覆は滑
り性がよいため、絶縁心線相互の滑り性もよい。このた
め、ケーブル全体の可撓性もよい。さらに、シース(外
被)に水架橋性エチレンプロピレンラバーを採用してい
るため、前記可撓性、耐熱性等を保ちながら、耐シンナ
ー性が飛躍的に向上する。
【0025】
【実施例】まず、表3に示す如く実施例1〜4の樹脂組
成物aを混練り調整した。混練りは、ブランベンダーミ
キサーで行い、その混練り温度は180℃で3〜5分で
ある。最初はTPUとF−TPEを所要量投入して3分
間混練りし、次いで架橋剤を所要量投入し、温度150
℃で2分間混練り調整した。
【0026】
【表3】
【0027】以上のごとく調整した樹脂組成物aを20
0℃、100kgf/cm2 の加熱プレスで1mm厚の架橋シ
ートとし、そのシートに電子線を15Mrad照射架橋
して試料を作成した。この試料によりJIS K672
3にもとづき引張試験試料(耐熱老化試験試料)および
電気特性試験試料を作成し、それぞれの試験を行った結
果を図4、図5に示す。図中、Elは伸び、Tsは引張
強度を示す。
【0028】つぎに、上記調整した樹脂組成物aを押出
機により、上記(I)の組成の銅合金線からなる7本/
36本/0.05mmの集合撚線a上に、0.3mm厚で押
出成形して図3に示す絶縁心線Pを得た(図中は素線の
一部を省略している)。
【0029】この絶縁心線PをJIS K7204(砥
粒CS−17を使用)に準拠して、耐摩耗試験を行った
結果を図6に示す。
【0030】耐屈曲試験は図7に示す装置にサンプルP
を装着して、下記の条件で実施し、素線の断線が生じる
往復回数を求めた。図中、1は移動ガイド、2は固定ガ
イドである。その結果を図8に示す。
【0031】 記 試料a長 15〜16cm 移動ガイド1の移動長 50mm 振幅速さ 60回/min 曲率r 7mm 上記各試験結果から、本考案に係る絶縁心線Pが耐熱、
耐屈曲、耐摩耗性において十分に満足いけるものである
ことが理解できる。
【0032】つぎに、表4に示す構成により、図1
(b)に示すように、前記の各絶縁心線Pの対を撚合わ
せ、その周りに押え巻きテープ層4を形成したのち、遮
蔽層5を設け、さらにその上に同じく押え巻きテープ層
4を形成して遮蔽心線6とする。
【0033】図1(a)に示すように、その遮蔽心線6
の6本を介在7とともに撚合わせ、その上に押え巻きテ
ープ層4を形成し、その周りにシース8を押出成形被覆
して、本考案に係るケーブルAを得た。なお、遮蔽心線
6の識別としては表5に示すように行ない、その配列は
図2のようにした。
【0034】この各実施例の効果を調べたところ、遮蔽
性は従来のものと変わりなく、可撓性、耐屈曲性はより
良好な結果を得、耐シンナー性においては表6の結果を
得た。なお、比較例9、10として、シース8に、下記
のエラストランET385(比較例9)、レザミンP−
890(比較例10)を使用したものの試験をした。そ
の耐シンナー性試験は、シンナー中にJIS3号形ダン
ベル試験片を10日間浸漬後、その膨潤の程度を調べ
た。
【0035】 記 エラストラン ET-385 <JISA硬度;85 > ;武田バーディシェウレタン工業製、 熱可塑性ポリエーテル系ウレタンエ ラストマー レザミン P-890;<JISA硬度;90 > ;大日精化工業製、熱可塑性ポリカーボネ ート系ウレタンエラストマー なお、遮蔽層5は編組密度70%以上で十分な遮蔽性を得た。
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】
【表6】
【0039】なお、可撓導体aに上記組成(II)の銅合
金を使用しても、同様な効果を得ることができ、その銅
合金を、In等をさらに添加したものとしたり、実質的
なCuに酸洗を施した電気銅としたり、O2 含有量を5
0ppm未満、組成金属の再結晶組織が50%以下のも
のにあってはその効果はより向上した。
【0040】
【考案の効果】本考案は、以上のように構成したので、
可撓性、耐熱性、耐摩耗性、耐屈曲性及び耐シンナー性
が優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案に係る塗装ロボット用ケーブル
の一実施例の断面図、(b)は同実施例の遮蔽心線の詳
細断面図
【図2】同実施例の遮蔽心線の配列図
【図3】絶縁心線の部分切断斜視図
【図4】試験結果図
【図5】試験結果図
【図6】試験結果図
【図7】耐屈曲試験機の概略図であり、(a)は正面
図、(b)は左側面図
【図8】試験結果図
【符号の説明】
1 移動ガイド 2 固定ガイド 4 押え巻きテープ層 5 遮蔽層 6 遮蔽心線 7 介在 8 シース(外被) P 絶縁心線 a 撚線(可撓導体) A ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 3/30 B P 3/44 C 7/28 F (72)考案者 木原 正昭 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内 (72)考案者 江原 修 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−9137(JP,A) 特開 昭62−115611(JP,A) 特開 昭62−287509(JP,A) 特開 昭64−3903(JP,A) 特開 昭62−136707(JP,A) 特開 平1−154403(JP,A) 特開 平2−106815(JP,A) 特開 昭51−50954(JP,A) 特開 昭57−49109(JP,A) 特開 昭60−93710(JP,A) 特開 平3−56517(JP,A) 実開 昭57−90513(JP,U) 実開 昭57−117506(JP,U) 実開 昭64−20981(JP,U) 実開 昭59−51407(JP,U) 実開 昭61−189516(JP,U) 実開 昭63−127015(JP,U) 実開 平3−40715(JP,U)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記組成の銅合金製の可撓導体に下記樹
    脂組成物aの絶縁被覆を施した複数本の絶縁心線を撚合
    わせ、その周りに遮蔽層を設けて、さらにその上に押え
    巻きテープ層を形成して遮蔽心線とし、この遮蔽心線を
    複数本撚合わせ、その周りに、水架橋性エチレンプロピ
    レンラバーを主体とする樹脂組成物により外被を設けて
    なることを特徴とする耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボ
    ット用ケーブル。 記 〔銅合金〕 Zr0.01〜0.05重量%、Cr0.01〜0.0
    5重量%、残部が実質的にCuより成り、熱処理により
    Crを析出させた銅合金。 〔樹脂組成物a〕 ポリエーテルまたはポリカーボネート系ポリウレタンエ
    ラストマーと、ポリ弗化ビニリデンをベースとする弗素
    系エラストマーと、を重量比で30/70〜90/10
    の範囲で混練りし、これに架橋剤1〜9PHRを添加し
    てなる樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 下記組成の銅合金製の可撓導体に下記樹
    脂組成物aの絶縁被覆を施した複数本の絶縁心線を撚合
    わせ、その周りに遮蔽層を設けて、さらにその上に押え
    巻きテープ層を形成して遮蔽心線とし、この遮蔽心線を
    複数本撚合わせ、その周りに、水架橋性エチレンプロピ
    レンラバーを主体とする樹脂組成物により外被を設けて
    なることを特徴とする耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボ
    ット用ケーブル。 記 〔銅合金〕 Zr0.01〜0.05重量%、Cr0.01〜0.0
    5重量%、残部が実質的にCuより成り、熱処理により
    Cu3 Zrを析出させた銅合金。 〔樹脂組成物a〕ポリエーテルまたはポリカーボネート
    系ポリウレタンエラストマーと、ポリ弗化ビニリデンを
    ベースとする弗素系エラストマーと、を重量比で30/
    70〜90/10の範囲で混練りし、これに架橋剤1〜
    9PHRを添加してなる樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の耐熱・耐屈曲・
    耐摩耗性塗装ロボット用ケーブルにおいて、 上記銅合金は、Zr、Crに加え、In、Sn、Ag、
    Al、Bi、Ca、Fe、Ge、Hf、Mg、Mn、N
    i、Pb、Sb、Si、Ti、Zn、B、Yのうち1種
    以上を合計量で0.002〜0.3重量%添加したもの
    であることを特徴とする耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロ
    ボットケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の
    耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボット用ケーブルにおい
    て、その銅合金の組成金属の再結晶組織が50%以下で
    あることを特徴とする耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボ
    ット用ケーブル。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボット用ケーブルにおい
    て、その銅合金のO2 含有量を50ppm 未満としたこと
    を特徴とする耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボット用ケ
    ーブル。
JP1991071931U 1991-09-09 1991-09-09 耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボット用ケーブル Expired - Lifetime JPH081531Y2 (ja)

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