JPH01154403A - 含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線 - Google Patents
含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線Info
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- JPH01154403A JPH01154403A JP31303687A JP31303687A JPH01154403A JP H01154403 A JPH01154403 A JP H01154403A JP 31303687 A JP31303687 A JP 31303687A JP 31303687 A JP31303687 A JP 31303687A JP H01154403 A JPH01154403 A JP H01154403A
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- vinylidene fluoride
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Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、透明性を有し、しかも耐熱性及び可撓性とい
った各種特性に優れた含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線
に関するものである。
った各種特性に優れた含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線
に関するものである。
［従来の技術］
ふつ化ビニリデン系共重合体は、高度の耐熱性、電気絶
縁性、耐油性、耐薬品性、難燃性及び可撓性といった各
種特性に優れたものであることから、パツキン、０リン
グ、ガスケット、チューブ、ホース等に広く用いられて
きている。
縁性、耐油性、耐薬品性、難燃性及び可撓性といった各
種特性に優れたものであることから、パツキン、０リン
グ、ガスケット、チューブ、ホース等に広く用いられて
きている。
近年、ふつ化ビニリデン系共重合体のこのような特性に
加え、透明性を利用して透明絶縁電線を得ることが検討
されている。
加え、透明性を利用して透明絶縁電線を得ることが検討
されている。
［発明が解決しようとする問題点］
ふつ化ビニリデン系共重合体それ自体は透明性がよいが
、架橋剤、充填剤及び滑剤を添加した実用組成物では透
明性が失われてしまうという問題がある。
、架橋剤、充填剤及び滑剤を添加した実用組成物では透
明性が失われてしまうという問題がある。
本発明は、上記に基づいてなされたものであり、優れた
透明性を有するふつ化ビニリデン系共重合体被覆絶縁電
線の提供を目的とするものである。
透明性を有するふつ化ビニリデン系共重合体被覆絶縁電
線の提供を目的とするものである。
し問題点を解決するための手段］
本発明の含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線は、ふつ化ビ
ニリデン系共重合体１００重量部に対し、アリル型化合
物を０．１〜５重量部、パーオキサイドを０．１〜５重
蛍部及び脂肪酸金属塩を０．０５〜２重量部含有する組
成物からなる被覆層が導体外周に形成されており、該被
覆層は加熱架橋されていることを特徴とするものである
。
ニリデン系共重合体１００重量部に対し、アリル型化合
物を０．１〜５重量部、パーオキサイドを０．１〜５重
蛍部及び脂肪酸金属塩を０．０５〜２重量部含有する組
成物からなる被覆層が導体外周に形成されており、該被
覆層は加熱架橋されていることを特徴とするものである
。
本発明において、ふつ化ビニリデン系共重合体としては
、ふつ化ビニリデン−四ふつ化エチレン共重合体又はふ
つ化ビニリデン−四ふつ化エチレン−六ふつ化プロピレ
ン共重合体が最も代表的な例としてあげられる。これら
は通常パーオキサイドによる加熱架橋時にラジカルを形
成し易くするため、微最の架橋部位を含んでいる。
、ふつ化ビニリデン−四ふつ化エチレン共重合体又はふ
つ化ビニリデン−四ふつ化エチレン−六ふつ化プロピレ
ン共重合体が最も代表的な例としてあげられる。これら
は通常パーオキサイドによる加熱架橋時にラジカルを形
成し易くするため、微最の架橋部位を含んでいる。
パーオキサイドとしては、透明性並びに使用時における
熱や光による変色防止の観点から、架橋時の分解副生物
ができるだけ少ないものを使用することが好ましい。こ
のようなパーオキサイドとしては、分子中に芳香環を含
まないものがよく、具体的には、ジ−ｔ−ブチルパーオ
キサイド、２．５−ジメチル−２，５−ジー（ｔ−ブチ
ルパーオキシ）−ヘキサン、２，５−ジメチル−２，５
−ジー（ｔ−ブチルパーオキシ）−ヘキシン−３などが
あげられる。
熱や光による変色防止の観点から、架橋時の分解副生物
ができるだけ少ないものを使用することが好ましい。こ
のようなパーオキサイドとしては、分子中に芳香環を含
まないものがよく、具体的には、ジ−ｔ−ブチルパーオ
キサイド、２．５−ジメチル−２，５−ジー（ｔ−ブチ
ルパーオキシ）−ヘキサン、２，５−ジメチル−２，５
−ジー（ｔ−ブチルパーオキシ）−ヘキシン−３などが
あげられる。
アリル型化合物は、架橋助剤として添加されるものであ
り、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレ
ート、アリルイソシアヌレート又はアリルトリメリテー
トなどがあげられる。
り、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレ
ート、アリルイソシアヌレート又はアリルトリメリテー
トなどがあげられる。
パーオキサイド及びアリル型化合物は、ふつ化ビニリデ
ン系共重合体１００重量部に対して夫々０゜１〜５重量
部の範囲で添加する必要があり、０．１重量部未満では
架橋度が低く十分な強度が得られず、５重量部を越える
と透明性が損なわれることになる。
ン系共重合体１００重量部に対して夫々０゜１〜５重量
部の範囲で添加する必要があり、０．１重量部未満では
架橋度が低く十分な強度が得られず、５重量部を越える
と透明性が損なわれることになる。
脂肪酸金属塩は、滑剤として添加するものであり、これ
以外の滑剤では透明性が損なわれることになる。脂肪酸
金属塩の添加量はふつ化ビニリデン系共重合体１００重
量部に対して０．０５〜２重量部の範囲であり、０．０
５重量部未満では加工性が悪く、２重量部を越えると透
明性が損なわれる。
以外の滑剤では透明性が損なわれることになる。脂肪酸
金属塩の添加量はふつ化ビニリデン系共重合体１００重
量部に対して０．０５〜２重量部の範囲であり、０．０
５重量部未満では加工性が悪く、２重量部を越えると透
明性が損なわれる。
本発明では、上記成分以外に透明性を損なわない範囲で
必要に応じ充填剤を配合してもよい。充填剤としては、
透明性の点から屈折率が１．３〜１．５の範囲で微細な
ものが好ましく、代表的なものとして無水けい酸があげ
られる。
必要に応じ充填剤を配合してもよい。充填剤としては、
透明性の点から屈折率が１．３〜１．５の範囲で微細な
ものが好ましく、代表的なものとして無水けい酸があげ
られる。
上記各主成分を含有する組成物は、導体外周に押出し被
覆後加熱架橋される。架橋方法は特に限定しないが、良
好な透明性を得るためには不活性ガス雰囲気下での加熱
架橋が好ましい。
覆後加熱架橋される。架橋方法は特に限定しないが、良
好な透明性を得るためには不活性ガス雰囲気下での加熱
架橋が好ましい。
［発明の実施例］
第１表の各側に示す配合に従って各種成分を８０〜１０
０℃に設定した８インチロールで５分間混練することに
より混合物を作製した。
０℃に設定した８インチロールで５分間混練することに
より混合物を作製した。
混合物をダイス： １００℃、ヘッド：１００°Ｃ、シ
リンダーｔ ： ｉｏｏ℃、シリンダー２＝８０°Ｃに
設定した押出機（Ｌ／Ｄ＝２２）に導入し、外径１．８
ｍｍのスズメツキ銅撚線導体に厚さ１．Ｏｍｍで被覆し
、２００℃のチッソガス中に３分間保持することにより
架橋して絶縁電線を製造した。
リンダーｔ ： ｉｏｏ℃、シリンダー２＝８０°Ｃに
設定した押出機（Ｌ／Ｄ＝２２）に導入し、外径１．８
ｍｍのスズメツキ銅撚線導体に厚さ１．Ｏｍｍで被覆し
、２００℃のチッソガス中に３分間保持することにより
架橋して絶縁電線を製造した。
絶縁電線の透明性についての評価結果を第１表の下欄に
示した。なお、透明性は肉眼により導体が見えるかどう
かにより判定した。
示した。なお、透明性は肉眼により導体が見えるかどう
かにより判定した。
本発明の範囲にある実施例１〜３てはいずれも良好な透
明性を示している。比較例１及び２は従来のふつ化ビニ
リデン系共重合体の配合例であり、比較例３は滑剤が本
発明の範囲外のものを使用した場合であり、いずれも透
明性が不良である。
明性を示している。比較例１及び２は従来のふつ化ビニ
リデン系共重合体の配合例であり、比較例３は滑剤が本
発明の範囲外のものを使用した場合であり、いずれも透
明性が不良である。
［発明の効果］
以上説明してきた通り、本発明によれば、透明性を有し
ニジかもその他の特性においてはふつ化ビニリデン系共
重合体の有する耐熱性、可撓性等を備えた絶縁電線を得
られるようになる。
ニジかもその他の特性においてはふつ化ビニリデン系共
重合体の有する耐熱性、可撓性等を備えた絶縁電線を得
られるようになる。
Claims (4)
- （１）ふっ化ビニリデン系共重合体１００重量部に対し
、パーオキサイドを０．１〜５重量部、アリル型化合物
を０．１〜５重量部、及び脂肪酸金属塩を０．０５〜２
重量部含有する組成物からなる被覆層が導体外周に形成
されており、該被覆層は加熱架橋されていることを特徴
とする含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線。 - （２）ふっ化ビニリデン系共重合体は、ふっ化ビニリデ
ン−四ふっ化エチレン共重合体又はふっ化ビニリデン−
四ふっ化エチレン−六ふっ化プロピレン共重合体である
特許請求の範囲第１項記載の含ふっ素エラストマ被覆絶
縁電線。 - （３）パーオキサイドは、分子中に芳香環を含まないも
のである特許請求の範囲第１項記載の含ふっ素エラスト
マ絶縁電線。 - （４）アリル型化合物は、トリアリルシアヌレート、ト
リアリルイソシアヌレート、アリルイソシアヌレート又
はアリルトリメリテートである特許請求の範囲第１項記
載の含ふっ素エラストマ絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31303687A JPH01154403A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31303687A JPH01154403A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01154403A true JPH01154403A (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=18036434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31303687A Pending JPH01154403A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 含ふっ素エラストマ被覆絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01154403A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523339U (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-26 | タツタ電線株式会社 | 耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボツト用ケーブル |
| JPH0523325U (ja) * | 1991-09-05 | 1993-03-26 | タツタ電線株式会社 | 耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボツト用ケーブル |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP31303687A patent/JPH01154403A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523325U (ja) * | 1991-09-05 | 1993-03-26 | タツタ電線株式会社 | 耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボツト用ケーブル |
| JPH0523339U (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-26 | タツタ電線株式会社 | 耐熱・耐屈曲・耐摩耗性塗装ロボツト用ケーブル |
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