JPH081499A - 段差部研削装置 - Google Patents
段差部研削装置Info
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- JPH081499A JPH081499A JP13987594A JP13987594A JPH081499A JP H081499 A JPH081499 A JP H081499A JP 13987594 A JP13987594 A JP 13987594A JP 13987594 A JP13987594 A JP 13987594A JP H081499 A JPH081499 A JP H081499A
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- grinding
- guides
- grinding tool
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面に段差のある被加工材の段差を研削し、
段差を解消することのできる段差部研削装置を提供す
る。 【構成】 段差のある被加工材6の段差部64を研削す
る段差部研削装置であって、研削工具1と、この研削工
具1と相対位置の変わらない位置に固定された2個のガ
イド2、2と、この2個のガイド2、2を被加工材6の
段差64を形成する2面に各々接触させる為の押付け装
置4と、2個のガイド2、2及び研削工具1を段差量に
応じた傾斜角度に傾ける関節機構3と、これらの研削工
具1、2個のガイド2、2、押付け装置4及び関節機構
3とを被加工材6の段差部64に沿って走行させる走行
装置5とを備えた。
段差を解消することのできる段差部研削装置を提供す
る。 【構成】 段差のある被加工材6の段差部64を研削す
る段差部研削装置であって、研削工具1と、この研削工
具1と相対位置の変わらない位置に固定された2個のガ
イド2、2と、この2個のガイド2、2を被加工材6の
段差64を形成する2面に各々接触させる為の押付け装
置4と、2個のガイド2、2及び研削工具1を段差量に
応じた傾斜角度に傾ける関節機構3と、これらの研削工
具1、2個のガイド2、2、押付け装置4及び関節機構
3とを被加工材6の段差部64に沿って走行させる走行
装置5とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段差のある被加工材の
段差部を研削する段差部研削装置に関するものである。
段差部を研削する段差部研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平3−117554
号公報に記載されているように、距離センサーを使用し
て被加工材の高さを検出し、検出した高さデーターに基
づいて制御したシリンダー圧力により切削工具を被加工
材に押付けて被加工材を研削する装置は知られている。
号公報に記載されているように、距離センサーを使用し
て被加工材の高さを検出し、検出した高さデーターに基
づいて制御したシリンダー圧力により切削工具を被加工
材に押付けて被加工材を研削する装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平3−117554号公報記載の研削装置において
は、表面に凹凸のある被加工材を凹凸に倣った研削は可
能であるが、表面に段差のある被加工材の段差を研削
し、段差を解消することはできなかった。
特開平3−117554号公報記載の研削装置において
は、表面に凹凸のある被加工材を凹凸に倣った研削は可
能であるが、表面に段差のある被加工材の段差を研削
し、段差を解消することはできなかった。
【0004】本発明は、従来の研削装置における叙上の
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、上記の問題を解決し、表面に段差のある
被加工材の段差を研削し、段差を解消することのできる
段差部研削装置を提供するにある。
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、上記の問題を解決し、表面に段差のある
被加工材の段差を研削し、段差を解消することのできる
段差部研削装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明段差部研削装置は、段差の
ある被加工材の段差部を研削する段差部研削装置であっ
て、研削工具と、この研削工具と相対位置の変わらない
位置に固定された2個のガイドと、この2個のガイドを
被加工材の段差を形成する2面に各々接触させる為の押
付け装置と、2個のガイド及び研削工具を段差量に応じ
た傾斜角度に傾ける関節機構と、これらの研削工具、2
個のガイド、押付け装置及び関節機構とを被加工材の段
差部に沿って走行させる走行装置とを備えたことを特徴
とするものである。
めに、請求項1記載の本発明段差部研削装置は、段差の
ある被加工材の段差部を研削する段差部研削装置であっ
て、研削工具と、この研削工具と相対位置の変わらない
位置に固定された2個のガイドと、この2個のガイドを
被加工材の段差を形成する2面に各々接触させる為の押
付け装置と、2個のガイド及び研削工具を段差量に応じ
た傾斜角度に傾ける関節機構と、これらの研削工具、2
個のガイド、押付け装置及び関節機構とを被加工材の段
差部に沿って走行させる走行装置とを備えたことを特徴
とするものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明段差部研削装置
は、段差のある被加工材の段差部を研削する段差部研削
装置であって、研削工具と、この研削工具の側方に設け
られ、ストッパーが設けられた2個のガイドと、この2
個のガイドを被加工材の段差を形成する2面に各々接触
させる為の押付け装置と、研削工具を上記ストッパーに
接触させる迄押し上げるための押上げ装置と、これらの
研削工具、2個のガイド、押付け装置及び押上げ装置と
を被加工材の段差部に沿って走行させる走行装置とを備
えたことを特徴とするものである。
は、段差のある被加工材の段差部を研削する段差部研削
装置であって、研削工具と、この研削工具の側方に設け
られ、ストッパーが設けられた2個のガイドと、この2
個のガイドを被加工材の段差を形成する2面に各々接触
させる為の押付け装置と、研削工具を上記ストッパーに
接触させる迄押し上げるための押上げ装置と、これらの
研削工具、2個のガイド、押付け装置及び押上げ装置と
を被加工材の段差部に沿って走行させる走行装置とを備
えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項1、2記載の本発明において、研削
工具としては、被加工材を研削できるものであれば、特
に限定されるものではなく、例えば、ダイヤモンドホイ
ール、ベルトサンダー、横フライス型の回転工具、ディ
スクサンダー、研磨ブラシ、不織布、フラップホィール
等が被加工材の種類に応じて適宜使用できる。
工具としては、被加工材を研削できるものであれば、特
に限定されるものではなく、例えば、ダイヤモンドホイ
ール、ベルトサンダー、横フライス型の回転工具、ディ
スクサンダー、研磨ブラシ、不織布、フラップホィール
等が被加工材の種類に応じて適宜使用できる。
【0008】請求項1、2記載の本発明において、2個
のガイドとしては、切削工具を段差部に案内するための
ものであり、被加工材の表面を抵抗なく移動できるもの
が望ましい。
のガイドとしては、切削工具を段差部に案内するための
ものであり、被加工材の表面を抵抗なく移動できるもの
が望ましい。
【0009】又、請求項1、2記載の本発明において、
2個のガイドを被加工材の段差を形成する2面に各々接
触させる為の押付け装置としては、2個のガイドを被加
工材の段差を形成する2面に各々接触させるように押付
け、且つ、研削反力以上の力で押付けることのできるも
のであれば、特に限定されるものではなく、例えば、空
気圧、油圧、ばね等が使用できる。
2個のガイドを被加工材の段差を形成する2面に各々接
触させる為の押付け装置としては、2個のガイドを被加
工材の段差を形成する2面に各々接触させるように押付
け、且つ、研削反力以上の力で押付けることのできるも
のであれば、特に限定されるものではなく、例えば、空
気圧、油圧、ばね等が使用できる。
【0010】又、請求項1、2記載の本発明において、
走行装置としては、研削工具、2個のガイド、押付け装
置等を可搬するものであって、研削方向と平行に且つ水
平に移動させることのできるものである。
走行装置としては、研削工具、2個のガイド、押付け装
置等を可搬するものであって、研削方向と平行に且つ水
平に移動させることのできるものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の本発明段差部研削装置において
は、研削工具と、この研削工具と相対位置の変わらない
位置に固定された2個のガイドと、この2個のガイドを
被加工材の段差を形成する2面に各々接触させる為の押
付け装置と、2個のガイド及び研削工具を段差量に応じ
た傾斜角度に傾ける関節機構と、これらの研削工具、2
個のガイド、押付け装置及び関節機構とを被加工材の段
差部に沿って走行させる走行装置とを備えているので、
押付け装置により2個のガイドを被加工材の段差を形成
する2面に各々接触させると、研削工具が段差量に応じ
た傾斜角度で傾いて段差部に接触し、走行装置により段
差部に沿って走行することにより段差部が研削される。
は、研削工具と、この研削工具と相対位置の変わらない
位置に固定された2個のガイドと、この2個のガイドを
被加工材の段差を形成する2面に各々接触させる為の押
付け装置と、2個のガイド及び研削工具を段差量に応じ
た傾斜角度に傾ける関節機構と、これらの研削工具、2
個のガイド、押付け装置及び関節機構とを被加工材の段
差部に沿って走行させる走行装置とを備えているので、
押付け装置により2個のガイドを被加工材の段差を形成
する2面に各々接触させると、研削工具が段差量に応じ
た傾斜角度で傾いて段差部に接触し、走行装置により段
差部に沿って走行することにより段差部が研削される。
【0012】又、請求項2記載の本発明段差部研削装置
においては、研削工具と、この研削工具の側方に設けら
れ、ストッパーが設けられた2個のガイドと、この2個
のガイドを被加工材の段差を形成する2面に各々接触さ
せる為の押付け装置と、研削工具を上記ストッパーに接
触させる迄押し上げるための押上げ装置と、これらの研
削工具、2個のガイド、押付け装置及び押上げ装置とを
被加工材の段差部に沿って走行させる走行装置とを備え
ているので、押付け装置により2個のガイドを被加工材
の段差を形成する2面に各々接触させると、研削工具が
段差の低い面に接触しているガイドのストッパーに接触
すると共に段差の低い面に接触し、走行装置により段差
部に沿って走行することにより段差部が研削される。
においては、研削工具と、この研削工具の側方に設けら
れ、ストッパーが設けられた2個のガイドと、この2個
のガイドを被加工材の段差を形成する2面に各々接触さ
せる為の押付け装置と、研削工具を上記ストッパーに接
触させる迄押し上げるための押上げ装置と、これらの研
削工具、2個のガイド、押付け装置及び押上げ装置とを
被加工材の段差部に沿って走行させる走行装置とを備え
ているので、押付け装置により2個のガイドを被加工材
の段差を形成する2面に各々接触させると、研削工具が
段差の低い面に接触しているガイドのストッパーに接触
すると共に段差の低い面に接触し、走行装置により段差
部に沿って走行することにより段差部が研削される。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。 〔実施例1:請求項1記載の発明の実施例〕図1は、本
発明段差部研削装置の一例を示す斜視図、図2は、図1
に示す本発明段差部研削装置の要部を示す一部切欠正面
図である。
発明段差部研削装置の一例を示す斜視図、図2は、図1
に示す本発明段差部研削装置の要部を示す一部切欠正面
図である。
【0014】図1、2において、1は横フライス型回転
研削工具であり、研削工具1は外方に膨出湾曲された形
状を備え、保持枠11に保持されている。2、2は研削
工具1の側方に設けられガイドであり、ガイド2、2は
保持枠11に取付けられ、研削工具1とは相対位置が変
わらないようになっている。
研削工具であり、研削工具1は外方に膨出湾曲された形
状を備え、保持枠11に保持されている。2、2は研削
工具1の側方に設けられガイドであり、ガイド2、2は
保持枠11に取付けられ、研削工具1とは相対位置が変
わらないようになっている。
【0015】3は支持枠11の竪杆12とエアシリンダ
ー4の作動杆41との間に設けられた関節機構であり、
関節機構3は図3、4に拡大して示すように、竪杆12
の上端に設けられた軸受け31に軸受けされた軸32が
作動杆41の下端に設けられた突出部33の貫通孔34
に挿通されており、竪杆12が作動杆41に対して矢印
で示すように揺動できるようになっている。
ー4の作動杆41との間に設けられた関節機構であり、
関節機構3は図3、4に拡大して示すように、竪杆12
の上端に設けられた軸受け31に軸受けされた軸32が
作動杆41の下端に設けられた突出部33の貫通孔34
に挿通されており、竪杆12が作動杆41に対して矢印
で示すように揺動できるようになっている。
【0016】5は走行装置、即ち、直交2軸ロボットで
あり、支柱51、51間に架設された横軸52に沿って
竪軸53が水平方向に移動できると共に、竪軸53が横
軸52に対して垂直方向に移動できるようになってい
る。竪軸53の下端にエアシリンダー4が取付けられて
いる。
あり、支柱51、51間に架設された横軸52に沿って
竪軸53が水平方向に移動できると共に、竪軸53が横
軸52に対して垂直方向に移動できるようになってい
る。竪軸53の下端にエアシリンダー4が取付けられて
いる。
【0017】〔実施例1の作用〕次に、図1、2に示す
本発明段差部研削装置の作用について説明する。図1、
2において、6は被加工材である外壁パネルであり、外
壁パネル6は木枠63の上にセメント系無機質板61、
62が設けられ、セメント系無機質板61、62の境界
部に段差部64が形成されている。
本発明段差部研削装置の作用について説明する。図1、
2において、6は被加工材である外壁パネルであり、外
壁パネル6は木枠63の上にセメント系無機質板61、
62が設けられ、セメント系無機質板61、62の境界
部に段差部64が形成されている。
【0018】このような段差部64が形成された外壁パ
ネル6を本発明段差部研削装置によって加工するに当た
り、本発明段差部研削装置の走行装置5の横軸52の直
下に外壁パネル6の段差部64が来るように外壁パネル
6を設置する。走行装置5の竪軸53が横軸52に対し
て降下し、ガイド2、2が無機質板61、62の表面に
接触する。
ネル6を本発明段差部研削装置によって加工するに当た
り、本発明段差部研削装置の走行装置5の横軸52の直
下に外壁パネル6の段差部64が来るように外壁パネル
6を設置する。走行装置5の竪軸53が横軸52に対し
て降下し、ガイド2、2が無機質板61、62の表面に
接触する。
【0019】エアシリンダー4の作動によりガイド2、
2及び研削工具1が無機質板61、62の表面に押付け
られ、ガイド2、2及び研削工具1が段差量に応じた傾
斜角度に傾く。このような状態において、研削工具1を
回転させると、図2に示すように、段差部64が研削さ
れ、竪軸53を横軸52に沿って移動させることにより
段差部64が研削され、段差部64が解消される。
2及び研削工具1が無機質板61、62の表面に押付け
られ、ガイド2、2及び研削工具1が段差量に応じた傾
斜角度に傾く。このような状態において、研削工具1を
回転させると、図2に示すように、段差部64が研削さ
れ、竪軸53を横軸52に沿って移動させることにより
段差部64が研削され、段差部64が解消される。
【0020】〔実施例2:請求項2記載の発明の実施
例〕図5は、本発明段差部研削装置の他の一例を示す斜
視図、図6は、図5に示す本発明段差部研削装置の要部
を示す一部切欠正面図である。
例〕図5は、本発明段差部研削装置の他の一例を示す斜
視図、図6は、図5に示す本発明段差部研削装置の要部
を示す一部切欠正面図である。
【0021】図5、6において、1は横フライス型回転
研削工具であり、研削工具1は外方に膨出湾曲された形
状を備え、保持枠11に保持されている。保持枠11の
竪杆12はエアシリンダー4aに取付けられ、エアシリ
ンダー4aの作動時には研削工具1は上方に引き上げら
れるようになっている。保持枠11の中途部にはストッ
パー13が設けられている。
研削工具であり、研削工具1は外方に膨出湾曲された形
状を備え、保持枠11に保持されている。保持枠11の
竪杆12はエアシリンダー4aに取付けられ、エアシリ
ンダー4aの作動時には研削工具1は上方に引き上げら
れるようになっている。保持枠11の中途部にはストッ
パー13が設けられている。
【0022】2、2は研削工具1の側方に設けられガイ
ドであり、ガイド2、2はエアシリンダー4に取付けら
れ、エアシリンダー4の作動時にはガイド2、2は下方
に押付けられるようになっている。ガイド2、2の中途
部にはストッパー21が設けられ、ストッパー21には
保持枠11のストッパー13が当たるようになってい
る。
ドであり、ガイド2、2はエアシリンダー4に取付けら
れ、エアシリンダー4の作動時にはガイド2、2は下方
に押付けられるようになっている。ガイド2、2の中途
部にはストッパー21が設けられ、ストッパー21には
保持枠11のストッパー13が当たるようになってい
る。
【0023】ガイド2、2の中途部にはストッパー21
の下面とガイド2、2の先端との距離Aは保持枠11の
竪杆12のストッパー13の下面と研削工具11の下端
との距離Bとは等しくされている。
の下面とガイド2、2の先端との距離Aは保持枠11の
竪杆12のストッパー13の下面と研削工具11の下端
との距離Bとは等しくされている。
【0024】エアシリンダー4、4aは連結杆54に取
付けられ、連結杆54は走行装置5の竪軸53に取付け
られている。走行装置5は、直交2軸ロボットであり、
支柱51、51間に架設された横軸52に沿って竪軸5
3が水平方向に移動できると共に、竪軸53が横軸52
に対して垂直方向に移動できるようになっている。
付けられ、連結杆54は走行装置5の竪軸53に取付け
られている。走行装置5は、直交2軸ロボットであり、
支柱51、51間に架設された横軸52に沿って竪軸5
3が水平方向に移動できると共に、竪軸53が横軸52
に対して垂直方向に移動できるようになっている。
【0025】〔実施例2の作用〕次に、図5、6に示す
本発明段差部研削装置の作用について説明する。図5、
6において、6は被加工材である外壁パネルであり、外
壁パネル6は木枠63の上にセメント系無機質板61、
62が設けられ、セメント系無機質板61、62の境界
部に段差部64が形成されている。
本発明段差部研削装置の作用について説明する。図5、
6において、6は被加工材である外壁パネルであり、外
壁パネル6は木枠63の上にセメント系無機質板61、
62が設けられ、セメント系無機質板61、62の境界
部に段差部64が形成されている。
【0026】このような段差部64が形成された外壁パ
ネル6を本発明段差部研削装置によって加工するに当た
り、本発明段差部研削装置の走行装置5の横軸52の直
下に外壁パネル6の段差部64が来るように外壁パネル
6を設置する。走行装置5の竪軸53が横軸52に対し
て降下し、ガイド2、2が無機質板61、62の表面に
接触する。
ネル6を本発明段差部研削装置によって加工するに当た
り、本発明段差部研削装置の走行装置5の横軸52の直
下に外壁パネル6の段差部64が来るように外壁パネル
6を設置する。走行装置5の竪軸53が横軸52に対し
て降下し、ガイド2、2が無機質板61、62の表面に
接触する。
【0027】エアシリンダー4の作動によりガイド2、
2及び研削工具1が無機質板61、62の表面に押付け
られ、同時にエアシリンダー4aの作動により研削工具
1の保持枠11が引き上げられ、保持枠11の竪軸12
のストッパー13が低い面の無機質板62の表面に接触
しているガイド2のストッパー21に当たる。このよう
な状態において、研削工具1を回転させると、図6に示
すように、段差部64が研削され、竪軸53を横軸52
に沿って移動させることにより段差部64が研削され、
段差部64が解消される。
2及び研削工具1が無機質板61、62の表面に押付け
られ、同時にエアシリンダー4aの作動により研削工具
1の保持枠11が引き上げられ、保持枠11の竪軸12
のストッパー13が低い面の無機質板62の表面に接触
しているガイド2のストッパー21に当たる。このよう
な状態において、研削工具1を回転させると、図6に示
すように、段差部64が研削され、竪軸53を横軸52
に沿って移動させることにより段差部64が研削され、
段差部64が解消される。
【0028】〔実施例の作用〕以上、本発明の実施例を
図により説明したが、本発明の具体的な構成は図示の実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更は本発明に含まれる。例えば、関節
機構としては、図3、4に示す実施例のように、軸受け
31と軸32とを使用する代わりに球体と球体受けとか
らなるユニバーサルジョイントが使用されてもよい。
図により説明したが、本発明の具体的な構成は図示の実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更は本発明に含まれる。例えば、関節
機構としては、図3、4に示す実施例のように、軸受け
31と軸32とを使用する代わりに球体と球体受けとか
らなるユニバーサルジョイントが使用されてもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の本発明段差部研削装置に
おいては、押付け装置により2個のガイドを被加工材の
段差を形成する2面に各々接触させると、研削工具が段
差量に応じた傾斜角度で傾いて段差部に接触し、走行装
置により段差部に沿って走行することにより段差部が研
削される。
おいては、押付け装置により2個のガイドを被加工材の
段差を形成する2面に各々接触させると、研削工具が段
差量に応じた傾斜角度で傾いて段差部に接触し、走行装
置により段差部に沿って走行することにより段差部が研
削される。
【0030】又、請求項2記載の本発明段差部研削装置
においては、押付け装置により2個のガイドを被加工材
の段差を形成する2面に各々接触させると、研削工具が
段差の低い面に接触しているガイドのストッパーに接触
すると共に段差の低い面に接触し、走行装置により段差
部に沿って走行することにより段差部が研削される。
においては、押付け装置により2個のガイドを被加工材
の段差を形成する2面に各々接触させると、研削工具が
段差の低い面に接触しているガイドのストッパーに接触
すると共に段差の低い面に接触し、走行装置により段差
部に沿って走行することにより段差部が研削される。
【図1】本発明段差部研削装置の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す本発明段差部研削装置の要部を示す
切欠正面図。
切欠正面図。
【図3】関節機構を拡大して示し正面図。
【図4】関節機構を拡大して示し側面図。
【図5】本発明段差部研削装置の他の一例を示す斜視
図。
図。
【図6】図5に示す本発明段差部研削装置の要部を示す
一部切欠正面図。
一部切欠正面図。
1 研削工具 11 保持枠 12 竪杆 13 ストッパー 2 ガイド 21 ストッパー 3 関節機構 4、4a エアシリンダー 5 走行装置 51 支柱 52 横軸 53 竪軸
Claims (2)
- 【請求項1】 段差のある被加工材の段差部を研削する
段差部研削装置であって、研削工具と、この研削工具と
相対位置の変わらない位置に固定された2個のガイド
と、この2個のガイドを被加工材の段差を形成する2面
に各々接触させる為の押付け装置と、2個のガイド及び
研削工具を段差量に応じた傾斜角度に傾ける関節機構
と、これらの研削工具、2個のガイド、押付け装置及び
関節機構とを被加工材の段差部に沿って走行させる走行
装置とを備えたことを特徴とする段差部研削装置。 - 【請求項2】 段差のある被加工材の段差部を研削する
段差部研削装置であって、研削工具と、この研削工具の
側方に設けられ、ストッパーが設けられた2個のガイド
と、この2個のガイドを被加工材の段差を形成する2面
に各々接触させる為の押付け装置と、研削工具を上記ス
トッパーに接触させる迄押し上げるための押上げ装置
と、これらの研削工具、2個のガイド、押付け装置及び
押上げ装置とを被加工材の段差部に沿って走行させる走
行装置とを備えたことを特徴とする段差部研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13987594A JPH081499A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 段差部研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13987594A JPH081499A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 段差部研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081499A true JPH081499A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15255606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13987594A Pending JPH081499A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 段差部研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014065130A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Nidec Sankyo Corp | 研磨装置 |
CN112171454A (zh) * | 2020-10-31 | 2021-01-05 | 宣荣康 | 一种数控磨床磨削装置 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP13987594A patent/JPH081499A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014065130A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Nidec Sankyo Corp | 研磨装置 |
CN112171454A (zh) * | 2020-10-31 | 2021-01-05 | 宣荣康 | 一种数控磨床磨削装置 |
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