JPH08149586A - ゲーム機用リモコン受信装置 - Google Patents

ゲーム機用リモコン受信装置

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JPH08149586A
JPH08149586A JP6306937A JP30693794A JPH08149586A JP H08149586 A JPH08149586 A JP H08149586A JP 6306937 A JP6306937 A JP 6306937A JP 30693794 A JP30693794 A JP 30693794A JP H08149586 A JPH08149586 A JP H08149586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
time
circuit
output
game machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP6306937A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Onoue
上 浩 将 尾
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HORI DENKI KK
Original Assignee
HORI DENKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部雑音、無線回線異常、回路素子特性のバラ
ツキ等に起因するパルス間隔検出エラーの発生を防止す
るゲーム機用リモコン受信装置を提供する。 【構成】受信したゲーム機用リモコンから送出された所
定のパルス間隔の所定数のパルスから成る送信波パルス
の各パルスの立ち上がりに応答して上記所定のパルス時
間間隔だけ出力を発生させ、予め定めた時間内の上記出
力の数が予め定めた数以上であるときに上記送信波パル
スを正しく受信したと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲーム機用リモコン受
信装置に関し、特に誤動作の発生を抑制するゲーム機用
リモコン受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン(TV)モニター画
面を利用したゲーム機を操作するコントローラとして
は、ゲーム機にワイヤで直結されたリモコンが用いられ
ることが多い。また、複数のユーザが、それぞれコント
ローラを操作して一つのゲームを楽しむ場合には、各コ
ントローラをそれぞれゲーム機にワイヤを介して接続し
ている。
【0003】一方、ゲーム機やモニターから離れてゲー
ムを楽しみたい場合には、従来のコントローラには、ゲ
ーム機に接続されるワイヤ長に制約があるため、ゲーム
機と、赤外線や電波で回線接続されるリモコンが使用さ
れる。
【0004】かかるリモコンから送出される制御信号
は、通常、キャリアの周期tのパルスの変調信号として
送信され、受信機側では、この変調信号を増幅した時、
アナログ回路により波形復調が行なわれる。例えば、図
6(A)に示すような送信波形と受信波形を想定する
と、アナログ処理による復調波形は、図6(B)のよう
になり、更にスレッシュホールドThを用いた波形成形
(デジタル)処理により、図4(C)のようなパルス波
形が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ゲーム機使
用環境下では、種々の雑音成分の混入や無線回線の何ら
かの異常、回路素子特性のばらつき等の発生により受信
波形に異常が生ずることがあり、復調結果に重大なエラ
ーが生起されることがある。
【0006】例えば、図7(A)に示すように、パルス
P1とP2の間に何らかの原因で雑音パルスP0が混入
(インバータ型の蛍光灯からのパルス混入)した場合に
は、アナログ復調処理波形は図7(B)のように変化
し、その後、デジタル復調処理すると図7(C)のよう
に、本来存在しないはずのパルスP0がパルスP1とP
2の間に検出されてしまう。通常のリモコンにおいて
は、送出パルス間隔で送信ビットデータを規定している
ため、例えば、パルスP1とP2の立ち上がり間隔T1
で本来ビットデータを送信しているにもかかわらず、パ
ルス間隔としてパルスP1とP0の立ち上がり間隔T0
を検出してしまい、正しいデータ送信ができなくなる。
【0007】また、図8(A)に示すように、パルスP
2の先頭パルスが無線回線の異常により非常に狭くなっ
たときには、アナログ復調波形は、図8(B)に示すよ
うに、パルスP2の立ち上がり勾配が小さくなり、スレ
ッシュホールドThに到達するタイミングがずれてしま
い、結局、図8(C)に示すように、パルスP1とP2
の本来のパルス間隔T1がより長いパルス間隔T0と認
識されてしまい、ビットデータの検出エラーが発生して
しまう。
【0008】更に、図9(A)に示すように、パルスP
2の中間位置のパルスが何らかの原因で欠けてしまい受
信されなかった場合には、アナログ復調波形は図9
(B)のように変化し、スレッシュホールドThを基準
にした波形成形によるデジタル復調波形は、図9(C)
に示すように、パルスP2が2つのパルスP21とP2
2に分離されてしまう。したがって、パルスP1とP2
のパルス間隔T1は正常に検出されるものの、パルスP
2が2つのパルスP21とP22に分割されているた
め、パルスP21とP22のパルス間隔T0までもが検
出されてしまい動作エラーが発生してしまう。
【0009】そこで、本発明の目的は、外部雑音、無線
回線異常、回路素子特性のバラツキ等に起因するパルス
間隔検出エラーの発生を防止するゲーム機用リモコン受
信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明によるゲーム機用リモコン受信装置は、ゲー
ム機用リモコンから送出された所定のパルス間隔の所定
数のパルスから成る送信波パルスを受信する第1の回路
と、該第1の回路で受信したパルスの立ち上がりに応答
して前記所定のパルス時間間隔だけ出力を発生する第2
の回路と、予め定めた時間内の前記第2の回路からの出
力の数が予め定めた数以上であるとき前記送信波パルス
を正しく受信したと判定する第3の回路と、を備えて構
成される。
【0011】
【作用】本発明では、受信したゲーム機用リモコンから
送出された所定のパルス間隔の所定数のパルスから成る
送信波パルスの各パルスの立ち上がりに応答して上記所
定のパルス時間間隔だけ出力を発生させ、予め定めた時
間内の上記出力の数が予め定めた数以上であるときに上
記送信波パルスを正しく受信したと判定する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明によるゲーム機用リモコ
ン受信装置の一実施例を示す構成ブロック図である。
【0013】送信機1(ゲーム機用リモコン)の発光素
子11からキー操作情報を変調赤外光として送出する
と、受信機2(ゲーム機本体)の受光部21の受光素子
211が、この赤外光を受光して電気信号に変換する。
このとき、送出される変調赤外光は、図2に示すよう
に、周期tのパルス10個を1組とし、パルス幅Tをも
つ変調パルス(周期は2T)から成る正規な送信波信号
である。
【0014】変換された信号はアンプ212で増幅され
た後、フィルター213で所定帯域でフィルタリング処
理され、更にアンプ214で増幅され、受信信号として
検出部22に送出される。このときの受信信号の時刻変
化が図3(A)に示されている。
【0015】図3(A)において、N1,N2,N3及
びN4は、前述の何らかの原因で生じたノイズ成分であ
り、そのパルス幅や周期は一定せず、図2に示すパルス
とは異なるものである。一方、ノイズN1〜N4に引き
続いて送信機1からの送信波としての図2に相当する送
信波信号が受信されている。
【0016】検出部22のカウンタ回路221は、受信
信号の立ち上がりでカウント開始して出力を立ち上げ、
時間t経過時点で出力を立ち下げる。したがって、受信
信号の立ち上がりから時間t内に入力されたノイズ受信
信号は、この段階で除去されることになる。
【0017】一方、正規な送信波信号は、パルス周期は
tであるから、カウンタ回路221は、送信信号の各パ
ルス受信毎に同期して出力が立ち上がることになる。し
たがって、カウンタ回路221の出力は、図3(B)に
示すように、ノイズパルスN1の入力時刻で立ち上が
り、時刻2tでは、ノイズパルスN2が入力されるので
再度立ち上がり、以後、時刻5tまでは入力がないの
で、結局、時刻3tで出力が立ち下がることになる。
【0018】このとき、ノイズパルスN3には応答しな
いので、ノイズパルスN3は無視され、カウンタ回路2
21の出力には、N1’,N2’が現れる。また、時刻
5tでは、ノイズパルスN4を受信するので、時刻6t
までのパルス幅tの出力N3’が出力される。続いて、
正規の送信波信号を受信した時刻8t〜17tにおいて
はt間隔時刻毎にパルスを受信するので、時刻8t〜1
8tまでの10t=Tの時間だけハイレベル出力が発生
することになる。図3(B)には、各時刻における受信
信号ハイレベル“H”,ローレベル“L”が示されてい
る。
【0019】判定回路222は、図3(B)に示すよう
なカウンタ回路221からの出力データを受け、正規な
送信波を受信したか否かを判定する。この判定は、予め
定めた時間内に出力されるカウンタ回路221からの各
時刻におけるハイレベルデータ数が一定値以上であるか
否かに基づいて行なわれる。例えば、時間6t内にカウ
ンタ回路221からの出力ハイレベルデータが5個以上
存在するとき、正規な送信波を受信したと判定すること
ができる。そのため、判定回路222には、カウンタ回
路221からの時系列出力データを最低6個分記憶する
記憶手段(図示せず)を有し、この記憶手段に記憶され
ているデータを参照して上記判定が行なわれる。図3
(C)には復調波が示されている。
【0020】図4には、図3の時刻6t〜22tの各時
刻において、上記記憶手段に記憶されているデータ(時
系列データD1〜D6)及び各時刻における判定結果が
示されている。例えば時刻6tでは、“H”レベルデー
タは、D2,D5,D6の3個しかなく、上記判定基準
(5個以上)を満足しないので、正規な送信波とは判定
せず、“NG”と判定する。同様に、時刻7t〜11t
でのデータD1〜D6は、“H”レベルデータ数が5に
満たないので、“NG”と判定される。
【0021】一方、時刻12tでは、記憶手段に記憶さ
れているデータD1〜D6のうち“H”レベルデータ数
は5であるから上記判定基準を満足し正規な送信波、
“OK”と判定する。以後、時刻18tまでは、上記判
定基準を満足するので、“OK”と判定される。更に、
時刻19t〜22tでは、再び“H”レベルデータの数
が5未満となるので、“NG”と判定される。これら判
定結果に基づいて図3(C)に示すような復調波が得ら
れる。
【0022】こうして判定回路222で正しく判定され
た送信波情報は、図5に示すような復調波信号としてマ
イコン23に送出される。ここで、送信信号は、最初に
ヘッダー信号に引き続く、パルス幅Toのパルスのパル
ス間隔T1とT2でキー情報“0”,“1”が規定され
ている。マイコン23は、この復調波信号を受けパルス
間隔T1とT2を識別して、キー情報を判別、デコード
してゲーム機本体の動作を制御する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゲーム機
用リモコン受信装置によれば、外部雑音、無線回線異
常、回路素子特性のバラツキ等に起因するパルス間隔検
出エラーの発生を防止し、誤動作の発生を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるゲーム機用リモコン受信装置の一
実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図3】図1に示す実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図4】図1に示す実施例の判定回路222の判定動作
を説明するための図である。
【図5】図1に示す実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図6】従来のゲーム機用リモコン受信装置の動作を説
明するための図である。
【図7】従来のゲーム機用リモコン受信装置の問題点を
説明するための図である。
【図8】従来のゲーム機用リモコン受信装置の問題点を
説明するための図である。
【図9】従来のゲーム機用リモコン受信装置の問題点を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 送信機 2 受信機 11 発光素子 21 受光部 22 検出部 23 マイコン 211 受光素子 212、214 アンプ 213 フィルター 221 カウンタ回路 222 判定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲーム機用リモコンから送出された所定の
    パルス間隔の所定数のパルスから成る送信波パルスを受
    信する第1の回路と、 該第1の回路で受信したパルスの立ち上がりに応答して
    前記所定のパルス時間間隔だけ出力を発生する第2の回
    路と、 予め定めた時間内の前記第2の回路からの出力の数が予
    め定めた数以上であるとき前記送信波パルスを正しく受
    信したと判定する第3の回路と、を備えて成ることを特
    徴とするゲーム機用リモコン受信装置。
JP6306937A 1994-11-16 1994-11-16 ゲーム機用リモコン受信装置 Pending JPH08149586A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6306937A JPH08149586A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 ゲーム機用リモコン受信装置

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JP6306937A JPH08149586A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 ゲーム機用リモコン受信装置

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JPH08149586A true JPH08149586A (ja) 1996-06-07

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ID=17963079

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JP6306937A Pending JPH08149586A (ja) 1994-11-16 1994-11-16 ゲーム機用リモコン受信装置

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JP (1) JPH08149586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009034753A1 (ja) * 2007-09-10 2009-03-19 Sharp Kabushiki Kaisha 赤外線通信用受信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009034753A1 (ja) * 2007-09-10 2009-03-19 Sharp Kabushiki Kaisha 赤外線通信用受信装置
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