JPH08149327A - 高圧制御回路 - Google Patents
高圧制御回路Info
- Publication number
- JPH08149327A JPH08149327A JP28702094A JP28702094A JPH08149327A JP H08149327 A JPH08149327 A JP H08149327A JP 28702094 A JP28702094 A JP 28702094A JP 28702094 A JP28702094 A JP 28702094A JP H08149327 A JPH08149327 A JP H08149327A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- high voltage
- control circuit
- collector pulse
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PWM方式高圧制御回路のFBTのコレクタ
パルスリンギングを除去し、画面のノイズを抑える。 【構成】 FBT3を有する高圧出力回路6とエラーア
ンプ8とPWM制御回路9とトリガ回路10とから構成
されるPWM方式の基本高圧制御回路の他に、コレクタ
パルスクランプ回路12と、vCPパルス回路20、トリ
ガディレイ回路15、フリップフロップ回路17からな
るコレクタパルスクランプ制御回路13を備えている。
パルスリンギングを除去し、画面のノイズを抑える。 【構成】 FBT3を有する高圧出力回路6とエラーア
ンプ8とPWM制御回路9とトリガ回路10とから構成
されるPWM方式の基本高圧制御回路の他に、コレクタ
パルスクランプ回路12と、vCPパルス回路20、トリ
ガディレイ回路15、フリップフロップ回路17からな
るコレクタパルスクランプ制御回路13を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ・CRTディス
プレイモニターなどのPWM方式高圧制御回路に関する
ものである。
プレイモニターなどのPWM方式高圧制御回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPWM方式高圧制御回路では、図
3に示すように、フライバックトランス(以下FBTと
いう)の高圧出力を検出して高圧出力を安定化させるた
めにPWM制御信号を高圧出力トランジスタ1に入力す
る。このためPWM制御信号によっては、高圧出力トラ
ンジスタ1、ダンパーダイオード2の双方ともにOFF
する期間が発生し、この期間はFBT3が自由振動を行
い、図4に示すように、コレクタパルス4の他に、高圧
出力に不要なリンギング5が発生していた。
3に示すように、フライバックトランス(以下FBTと
いう)の高圧出力を検出して高圧出力を安定化させるた
めにPWM制御信号を高圧出力トランジスタ1に入力す
る。このためPWM制御信号によっては、高圧出力トラ
ンジスタ1、ダンパーダイオード2の双方ともにOFF
する期間が発生し、この期間はFBT3が自由振動を行
い、図4に示すように、コレクタパルス4の他に、高圧
出力に不要なリンギング5が発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、リンギング5が発生することにより、これが画面
にノイズとなって現れるという問題を有していた。
では、リンギング5が発生することにより、これが画面
にノイズとなって現れるという問題を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、リンギングが発生しないようにして画面のノイズを
抑え、より高性能にできるPWM方式高圧制御回路を提
供することを目的とするものである。
で、リンギングが発生しないようにして画面のノイズを
抑え、より高性能にできるPWM方式高圧制御回路を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の高圧制御回路は、スイッチング素子、ダンパ
ーダイオード、共振コンデンサおよびFBTを有する高
圧出力回路とエラーアンプとPWM制御回路とトリガ回
路から構成されるPWM方式の基本高圧制御回路の他
に、コレクタパルスをクランプするコレクタパルスクラ
ンプ回路とこのコレクタパルスクランプ回路を制御駆動
するコレクタパルスクランプ制御回路を備えたものであ
る。
に本発明の高圧制御回路は、スイッチング素子、ダンパ
ーダイオード、共振コンデンサおよびFBTを有する高
圧出力回路とエラーアンプとPWM制御回路とトリガ回
路から構成されるPWM方式の基本高圧制御回路の他
に、コレクタパルスをクランプするコレクタパルスクラ
ンプ回路とこのコレクタパルスクランプ回路を制御駆動
するコレクタパルスクランプ制御回路を備えたものであ
る。
【0006】
【作用】本発明は、上記構成により、コレクタパルスの
リンギングが発生する期間のみ、コレクタパルスクラン
プ回路を構成するFETを導通させ、リンギングを電源
電圧にクランプさせ、コレクタパルスおよびFBTの高
圧出力にリンギングが発生しないようにすることによ
り、画面のノイズを抑制することができる。
リンギングが発生する期間のみ、コレクタパルスクラン
プ回路を構成するFETを導通させ、リンギングを電源
電圧にクランプさせ、コレクタパルスおよびFBTの高
圧出力にリンギングが発生しないようにすることによ
り、画面のノイズを抑制することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例の高圧制御回
路のブロック図、図2は同高圧制御回路における各部の
動作波形図である。
ながら説明する。図1は本発明の一実施例の高圧制御回
路のブロック図、図2は同高圧制御回路における各部の
動作波形図である。
【0008】図1において、6は高圧出力回路で、スイ
ッチング素子である高圧出力トランジスタ1とダンパー
ダイオード2とFBT3と共振コンデンサ7から構成さ
れ、高圧トランジスタ1とダンパーダイオード2に並列
に接続された共振コンデンサ7にコレクタパルスvCPが
発生する。8はFBT3の高圧出力を検出するエラーア
ンプ、9はFBT3を駆動する高圧出力トランジスタ1
を制御するPWM制御回路、10はPWM制御回路9を
水平偏向トランス11の水平偏向周波数に周期させるた
めのトリガ回路、12はコレクタパルスvCPをクランプ
するコレクタパルスクランプ回路、13はコレクタパル
スクランプ回路12を制御駆動するコレクタパルスクラ
ンプ制御回路である。
ッチング素子である高圧出力トランジスタ1とダンパー
ダイオード2とFBT3と共振コンデンサ7から構成さ
れ、高圧トランジスタ1とダンパーダイオード2に並列
に接続された共振コンデンサ7にコレクタパルスvCPが
発生する。8はFBT3の高圧出力を検出するエラーア
ンプ、9はFBT3を駆動する高圧出力トランジスタ1
を制御するPWM制御回路、10はPWM制御回路9を
水平偏向トランス11の水平偏向周波数に周期させるた
めのトリガ回路、12はコレクタパルスvCPをクランプ
するコレクタパルスクランプ回路、13はコレクタパル
スクランプ回路12を制御駆動するコレクタパルスクラ
ンプ制御回路である。
【0009】次に、上記構成による動作を図2を参照し
て説明する。コレクタパルスvCPは、従来図2(A)に
示すようにリンギングが発生していたが本実施例の高圧
制御回路では、以下のように動作する。水平偏向トラン
ス11の2次出力電圧aをトリガとしてトリガ回路10
に入力すると、トリガ回路9の出力は図2のbのような
矩形波となる。このトリガパルスbをPWM制御回路9
前段ののこぎり波発生回路14とコレクタパルスクラン
プ制御回路13のトリガディレイ回路15に入力する
と、それぞれ水平偏向トランス11出力に同期したのこ
ぎり波cとトリガパルスbのパルス幅より広い波形のト
リガパルスhが出力される。
て説明する。コレクタパルスvCPは、従来図2(A)に
示すようにリンギングが発生していたが本実施例の高圧
制御回路では、以下のように動作する。水平偏向トラン
ス11の2次出力電圧aをトリガとしてトリガ回路10
に入力すると、トリガ回路9の出力は図2のbのような
矩形波となる。このトリガパルスbをPWM制御回路9
前段ののこぎり波発生回路14とコレクタパルスクラン
プ制御回路13のトリガディレイ回路15に入力する
と、それぞれ水平偏向トランス11出力に同期したのこ
ぎり波cとトリガパルスbのパルス幅より広い波形のト
リガパルスhが出力される。
【0010】のこぎり波cはコンパレータからなるPW
M制御回路9に入力され、PWM制御回路9の一方の入
力端子には、高圧出力を検知するエラーアンプ8の出力
dが入力される。PWM制御回路9はこの2つの入力を
比較し、cがdよりも高い期間のみ、図2のeに示すよ
うに”H”となる比較電圧を出力する。この比較電圧e
は高圧出力トランジスタ1のドライブ波となるとともに
インバータ16にも入力され、インバータ16で反転さ
れた電圧fが、コレクタパルスクランプ制御回路13の
フリップフロップ17に入力される。
M制御回路9に入力され、PWM制御回路9の一方の入
力端子には、高圧出力を検知するエラーアンプ8の出力
dが入力される。PWM制御回路9はこの2つの入力を
比較し、cがdよりも高い期間のみ、図2のeに示すよ
うに”H”となる比較電圧を出力する。この比較電圧e
は高圧出力トランジスタ1のドライブ波となるとともに
インバータ16にも入力され、インバータ16で反転さ
れた電圧fが、コレクタパルスクランプ制御回路13の
フリップフロップ17に入力される。
【0011】一方、コレクタパルスクランプ制御回路1
3において、トリガディレイ回路15から出力されたト
リガパルスhはインバータ18に入力され、反転された
電圧iがAND回路19に入力される。AND回路19
の他方の入力端子には、コレクタパルスに比例した電圧
を発生するvCPパルス回路20の出力gが入力され、こ
のiとgを乗算することによりリンギングの立上りを検
出する電圧jを出力し、フリップフロップ回路17の入
力となる。
3において、トリガディレイ回路15から出力されたト
リガパルスhはインバータ18に入力され、反転された
電圧iがAND回路19に入力される。AND回路19
の他方の入力端子には、コレクタパルスに比例した電圧
を発生するvCPパルス回路20の出力gが入力され、こ
のiとgを乗算することによりリンギングの立上りを検
出する電圧jを出力し、フリップフロップ回路17の入
力となる。
【0012】フリップフロップ回路17には、リンギン
グの立上りを検出する電圧jと、高圧出力トランジスタ
1をドライブする比較電圧eを反転した電圧fが入力さ
れ、電圧jが入力されたときにSET”H”となり、電
圧fが入力されたときにRESET”L”となるように
設定された電圧kがフリップフロップ回路17から出力
される。
グの立上りを検出する電圧jと、高圧出力トランジスタ
1をドライブする比較電圧eを反転した電圧fが入力さ
れ、電圧jが入力されたときにSET”H”となり、電
圧fが入力されたときにRESET”L”となるように
設定された電圧kがフリップフロップ回路17から出力
される。
【0013】フリップフロップ回路17から出力された
電圧kはコレクタパルスクランプ回路12に入力され、
クランプFET21のドライブ電圧lとなる。そして、
リンギングが発生しようとするとクランプFET21が
導通し、コレクタパルスvCPを電源電圧EB にクランプ
し、コレクタパルスvCPの電圧波形は図2(B)のよう
にリンギングが発生せず、FBT3の高圧出力にも図2
(C)のようにリンギングが発生しない。
電圧kはコレクタパルスクランプ回路12に入力され、
クランプFET21のドライブ電圧lとなる。そして、
リンギングが発生しようとするとクランプFET21が
導通し、コレクタパルスvCPを電源電圧EB にクランプ
し、コレクタパルスvCPの電圧波形は図2(B)のよう
にリンギングが発生せず、FBT3の高圧出力にも図2
(C)のようにリンギングが発生しない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高圧出力
回路からリンギングが発生せず、画面のノイズを抑制す
ることができる高性能なPWM方式の高圧制御回路を提
供することができる。
回路からリンギングが発生せず、画面のノイズを抑制す
ることができる高性能なPWM方式の高圧制御回路を提
供することができる。
【図1】本発明の一実施例の高圧制御回路のブロック図
【図2】本発明の一実施例の高圧制御回路における各部
の動作波形図
の動作波形図
【図3】従来のPWM方式の高圧制御回路のブロック図
【図4】従来の高圧制御回路におけるコレクタパルス電
圧波形図
圧波形図
1 高圧出力トランジスタ(スイッチ素子) 2 ダンパーダイオード 3 FBT(フライバックトランス) 4 コレクタパルス 5 コレクタパルスのリンギング 6 高圧出力回路 7 共振コンデンサ 8 エラーアンプ 9 PWM制御回路 10 トリガ回路 11 水平偏向トランス 12 コレクタパルスクランプ回路 13 コレクタパルスクランプ制御回路 14 のこぎり波発生回路 15 トリガディレイ回路 16 インバータ 17 フリップフロップ 18 インバータ 19 AND回路 20 vCPパルス回路 21 クランプFET
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチング素子、ダンパーダイオー
ド、共振コンデンサとフライバックトランスからなる高
圧出力回路と、上記高圧出力回路から発生する高圧出力
を検出するエラーアンプと、上記エラーアンプの出力に
より上記高圧出力回路のフライバックトランスを駆動す
るスイッチング素子を制御するPWM制御回路と、上記
PWM制御回路を水平偏向周波数に同期させるためのト
リが回路と、コレクタパルスをクランプするコレクタパ
ルスクランプ回路と、上記コレクタパルスクランプ回路
を制御駆動するコレクタパルスクランプ制御回路を備
え、コレクタパルスのリンギングを制御するように構成
したことを特徴とした高圧制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28702094A JPH08149327A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 高圧制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28702094A JPH08149327A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 高圧制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08149327A true JPH08149327A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17712005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28702094A Pending JPH08149327A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 高圧制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08149327A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990055731A (ko) * | 1997-12-27 | 1999-07-15 | 김영환 | 모니터 자체 절전모드 장치 및 그 제어방법 |
US6654258B2 (en) | 2000-12-28 | 2003-11-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Resonant power supply circuit |
KR100588153B1 (ko) * | 1999-05-26 | 2006-06-09 | 삼성전자주식회사 | 영상 표시장치의 고압단을 안정화하는 장치 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28702094A patent/JPH08149327A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990055731A (ko) * | 1997-12-27 | 1999-07-15 | 김영환 | 모니터 자체 절전모드 장치 및 그 제어방법 |
KR100588153B1 (ko) * | 1999-05-26 | 2006-06-09 | 삼성전자주식회사 | 영상 표시장치의 고압단을 안정화하는 장치 |
US6654258B2 (en) | 2000-12-28 | 2003-11-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Resonant power supply circuit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |