JPH0546377Y2 - - Google Patents

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JPH0546377Y2
JPH0546377Y2 JP1987165601U JP16560187U JPH0546377Y2 JP H0546377 Y2 JPH0546377 Y2 JP H0546377Y2 JP 1987165601 U JP1987165601 U JP 1987165601U JP 16560187 U JP16560187 U JP 16560187U JP H0546377 Y2 JPH0546377 Y2 JP H0546377Y2
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horizontal
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voltage
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、CRTデイスプレイ装置に備えられ
る水平偏向回路に関し、種々の水平同期信号に対
応した水平走査の可能な水平偏向回路に関するも
のである。
ロ 従来の技術 近年、映像ソースの多様化に伴い15.75KHzよ
り高い周波数の水平同期信号に応じた水平走査周
波数で水平走査を行うCRTデイスプレイ装置が
使用されている(例えば三洋電機(株)製「CRTデ
イスプレイ」CDSシリーズ)。
1台のCRTデイスプレイ装置で、種々の水平
同期信号に対応した水平走査周波数で電子ビーム
を走査させる場合、そのデイスプレイ装置の水平
偏向回路は、種々の水平同期信号によつて水平発
振周波数が可変となるように構成されている。
第2図は従来の水平偏向回路の概略構成図を示
すものである。水平同期信号はまず水平同期周波
数に直線的に対応した電圧値に周波数/電圧
(F/V)変換器1で変換される。そしてこの電
圧値はバツフア2を介してV/I変換トランジス
タ3で電圧値に直線的に対応した電流値に変換さ
れる。このトランジスタ3から出力される電流は
水平発振コンデンサ4に流入し、その流入量によ
つて水平発振回路5における水平発振周波数が決
定される。
例えば水平同期周波数が高くなれば、水平発振
コンデンサ4への流入電流量が増加して、水平発
振回路5における発振周波数も高くなり、水平同
期周波数に対して水平発振周波数が自動的に追従
する。
水平発振回路5からの信号は、水平ドライブ回
路6に入力され、水平ドライブ回路6にて増幅及
びその出力パルス信号のON期間が制御される。
そして水平ドライブ回路6から出力されるパルス
信号にて水平ドライブトランジスタ7及び、ドラ
イブトランス8を介して水平出力トランジスタ9
がONされて、偏向コイル10にのこぎり波の電
流が流れる、偏向コイル10に電流が流れること
で、図示しない電子銃から発せられる電子ビーム
の水平走査がされる。11は共振コンデンサであ
る。
さて、水平帰線期間は、共振コンデンサ11と
偏向コイルにより決定されるので水平走査周波数
が変化しても常に一定である。このため、水平同
期周波数が変化すると水平ドライブ回路6から出
力されるパルス信号の周期に対する帰線期間の割
合が変わつてくる。
第3図、第4図に水平同期周波数が夫々1,
2(1<2)の場合の水平出力トランジス
タの信号波形を示す。尚、水平出力トランジスタ
のベース電圧の波形は、水平ドライブ回路6の出
力パルス即ち水平ドライブトランジスタ9のベー
ス電圧の波形と同じである。第3図、第4図にお
いて、aはベース電圧の波形、bはコレクタ電流
の波形、cはコレクタ電圧の波形を示す。周期T
1,T2は夫々、水平同期周波数1,2によ
つて決定され、帰線期間Tbは一定である。
水平同期周波数が高くなると、周期TのOFF
期間Taに対する帰線期間Tbの割り合いが大きく
なるため、帰線期間Tb終了後にONすべき水平
出力トランジスタ9が帰線期間Tb中にベース電
圧が立上がつてONしてしまう虞がある。帰線期
間中はコレクタ電圧が上がつて、共振コンデンサ
と偏向コイルが共振状態にあり、トランジスタの
コレクタ側のインピーダンスが限りなく小さくな
つているため、この時にトランジスタがONする
と、コレクタ電流が大量に流れてトランジスタを
熱破壊してしまう。
水平ドライブ回路6からのパルス信号は、その
周波数は水平発振回路5によつて、1周期におけ
るON期間即ちパルス幅Tcはパルス幅制御回路1
2から水平ドライブ回路6に入力される電圧によ
つて制御される。
そこで、パルス幅制御回路12において、F/
V変換された電圧をパルス幅を切り換える周波数
に応じて抵抗R1,R2により定められた電圧と
コンパレータ13にて比較し、F/V変換された
電圧が所定の電圧よりも高いときにスイツチトラ
ンジスタ14をオンして、ブリーダ15における
抵抗比を変えて、水平ドライブ回路6に印加する
パルス幅制御電圧を上げる。而して、水平ドライ
ブ回路6から出力されるパルス信号のパルス幅
Tcが、それまでよりも短いものに制御されてい
た。
第5図はこのような従来の水平偏向回路におけ
る水平同期周波数H−OSCと周期Tとの関係を
示した図であり、図に示すように、水平同期周波
数H−OSCが高くなるにつれて、周期Tは短く
なり、それと共に、OFF期間Tbも短くなるが、
帰線期間Tbより、短くなる前に、パルス幅制御
回路12により制御されてパルス幅Tcの幅を短
いものに切り換えることにより、OFF期間Tbを
長くしていた。
ハ 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の如く、所定の周波数でパ
ルス幅を切り換える様に制御していると、周波数
に対応して変換される電圧値が、素子の特性のば
らつきや温度等の環境に左右されて、設定した切
り換えの周波数での切り換えがうまくされないこ
とがある。このため、やはり水平出力トランジス
タを破損しかねなかつた。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は、水平同期信号の周波数に対応した電
圧を発生させるF/V変換手段と、該F/V変換
手段からの出力電圧に応じた周波数の信号を発生
させる水平発振手段と、該水平発振手段から出力
される信号の周波数を有し前記F/V変換手段か
らの出力電圧もしくは該出力電圧に応じて連続的
に変化する電圧にてパルス幅が制御されたパルス
信号を出力する水平ドライブ手段と、該水平ドラ
イブ手段からのパルス信号によつて偏向コイルに
対するスイツチ動作を行う水平出力トランジスタ
を具備する水平偏向回路である。
ホ 作用 水平ドライブ手段から出力されるパルス信号の
パルス幅は、F/V変換手段から出力される電圧
もしくはその電圧に応じて連続的に変化する電圧
にて制御される。つまりパルス幅は水平同期信号
の周波数によつて連続的に制御されるので、水平
出力トランジスタをこのパルス信号で必ず水平帰
線期間後にONさせることが可能となる。
ヘ 実施例 第1図は本考案一実施例の概略構成図である。
第2図と同じ部分には同一符号を付している。
水平同期信号はF/V変換器1に入力され、そ
の周波数に対応した電圧が出力される。そしてバ
ツフア2を介してV/I変換トランジスタ3で
F/V変換器1からの出力電圧は電圧値に対応し
た電流に変換される。この電流により水平発振コ
ンデンサ4の容量に応じた周波数の信号が水平発
振回路5から出力される。
F/V変換器1からの出力電圧は、抵抗R3,
R4,R5により水平ドライブ回路6に入力され
るのに適当な値に変換される。この場合、R3を
介して水平ドライブ回路6に入力される電圧は、
F/V変換器1からの出力電圧の変化に対して連
続的に変化する。尚、ここでF/V変換器1から
の出力電圧が水平ドライブ回路6においてパルス
幅Tcを制御するのに適切な範囲内にあるならば、
抵抗R3,R4,R5は不要で、F/V変換器1
からの出力電圧を直接パルス幅制御用電圧として
水平ドライブ回路6に入力しても良い。
水平ドライブ回路6では、水平発振回路5から
の信号を入力して、該信号の周波数に従つた増幅
されたパルス信号を発生させる。このとき、水平
ドライブ回路6では前述の如く、抵抗R3を介し
て入力される電圧によつてそのパルス幅が制御さ
れる。抵抗R3を介して入力される電圧は、F/
V変換器1からの出力電圧に応じて連続的に変化
する電圧であるので、水平ドライブ回路6から出
力されるパルス信号のパルス幅はF/V変換器1
からの出力電圧によつて連続的に変化される。
水平ドライブ回路6から出力されるパルス信号
にて、そのパルス信号をベースに入力する水平ド
ライブトランジスタ7及び、ドライブトランス3
を介して水平出力トランジスタ9がONされる。
水平出力トランジスタ9のベースにパルス信号が
入力して該トランジスタ9がONすることで、偏
向コイル10にのこぎり波の電流が流れ、結果、
図示しない電子銃から発せられる電子ビームの水
平走査が行われる。
この場合、第6図に示したように、パルス信号
は水平同期信号の周波数H−OSCに応じてパル
ス幅Tcが変化(周波数が高くなるにつれてON期
間であるパルス幅が短くなる)する。即ち周波数
が高くなるにつれて、パルス幅が短くなつて水平
出力トランジスタ9のON期間が短くなり、水平
出力トランジスタ9のONタイミングが遅れるこ
とになる。従つて、水平同期周波数が高くなつて
も、それにつれて、水平出力トランジスタ9の
ONタイミングが遅れ、OFF期間Taは短くなら
ないので、水平帰線期間中に水平出力トランジス
タ9はONすることがなくなり、水平出力トラン
ジスタ9を破損することが避けられる。
尚、上述の水平発振回路や水平ドライブ回路
は、通常、垂直発振回路、垂直ドライブ回路、
AFC回路、のこぎり波発生回路と共に1つのIC
として構成される。
ト 考案の効果 本考案は以上の説明から明らかな如く、水平出
力トランジスタをONさせるパルス信号のパルス
幅が、水平同期周波数に応じて連続的に変化する
ので、水平帰線期間中に水平出力トランジスタが
ONすることが避けられる。従つて該トランジス
タを破損させることなく、種々の水平同期周波数
に対応した適切な水平偏向が可能となる。
また、パルス幅制御のためのコンパレータ等の
回路は不要になり、部品点数の削減やコストダウ
ンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の概略構成図、第2図
は従来の水平偏向回路の概略構成図、第3図、第
4図は水平出力トランジスタの波形図、第5図は
従来の水平偏向回路の水平同期周波数fH−OSC
と周期Tの関係を示した図、第6図は本考案の水
平偏向回路の水平同期周波数fH−OSCと周期T
の関係を示した図である。 1……周波数/電圧変換器、2……バツフア、
3……V/I変換トランジスタ、4……水平発振
コンデンサ、5……水平発振回路、6……水平ド
ライブ回路、7……水平ドライブトランジスタ、
9……水平出力トランジスタ、10……偏向コイ
ル、11……共振コンデンサ、R1,R2,R
3,R4,R5……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. CRTデイスプレイ装置に備えられる水平偏向
    回路において、水平同期信号の周波数に対応した
    電圧を発生させる周波数/電圧変換手段と、該周
    波数/電圧変換手段からの出力電圧に応じた周波
    数の信号を発生させる水平発振手段と、該水平発
    振手段から出力される信号の周波数を有し前記周
    波数/電圧変換手段からの出力電圧もしくは該出
    力電圧に応じて連続的に変化する電圧にてパルス
    幅が制御されたパルス信号を出力する水平ドライ
    ブ手段と、該水平ドライブ手段からのパルス信号
    によつて偏向コイルに対するスイツチ動作を行う
    水平出力トランジスタを具備することを特徴とす
    る水平偏向回路。
JP1987165601U 1987-10-29 1987-10-29 Expired - Lifetime JPH0546377Y2 (ja)

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JP1987165601U JPH0546377Y2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29

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Publication Number Publication Date
JPH0170470U JPH0170470U (ja) 1989-05-10
JPH0546377Y2 true JPH0546377Y2 (ja) 1993-12-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194460A (ja) * 1984-10-15 1986-05-13 Sony Corp マルチ走査形テレビジヨン受像機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194460A (ja) * 1984-10-15 1986-05-13 Sony Corp マルチ走査形テレビジヨン受像機

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JPH0170470U (ja) 1989-05-10

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