JPH08148696A - 半導体圧力センサの製造方法 - Google Patents
半導体圧力センサの製造方法Info
- Publication number
- JPH08148696A JPH08148696A JP30810594A JP30810594A JPH08148696A JP H08148696 A JPH08148696 A JP H08148696A JP 30810594 A JP30810594 A JP 30810594A JP 30810594 A JP30810594 A JP 30810594A JP H08148696 A JPH08148696 A JP H08148696A
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- Japan
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- mask
- silicon wafer
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- pressure sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体圧力センサに於けるシリコンダイヤフ
ラムに形成するピエゾ抵抗部の位置精度を向上すると共
に製造コストを低廉化する。 【構成】 (a)シリコンウェハ1のダイヤフラムとな
る部分に第1のマスク2を置き、選択エッチング用拡散
領域3を形成し、(b)拡散領域3の凹凸形状を利用し
て位置決めされた第2のマスク5の貫通孔5aを介して
選択拡散にて各ピエゾ抵抗部4を形成し、(c)シリコ
ンウェハ1の裏面に第3のマスク6を置いて異方性エッ
チング及び選択エッチングを行い、(d)エッチングに
より残された部分によりダイヤフラム7及びダイヤフラ
ム支持部8を形成する。 【効果】 拡散領域がダイヤフラム支持部となるため、
片面マスクアライナにより容易に高精度な位置にピエゾ
抵抗部を形成でき、高価な両面マスクアライナによる位
置決めを行う必要が無く、製造コストを低廉化し得る。
ラムに形成するピエゾ抵抗部の位置精度を向上すると共
に製造コストを低廉化する。 【構成】 (a)シリコンウェハ1のダイヤフラムとな
る部分に第1のマスク2を置き、選択エッチング用拡散
領域3を形成し、(b)拡散領域3の凹凸形状を利用し
て位置決めされた第2のマスク5の貫通孔5aを介して
選択拡散にて各ピエゾ抵抗部4を形成し、(c)シリコ
ンウェハ1の裏面に第3のマスク6を置いて異方性エッ
チング及び選択エッチングを行い、(d)エッチングに
より残された部分によりダイヤフラム7及びダイヤフラ
ム支持部8を形成する。 【効果】 拡散領域がダイヤフラム支持部となるため、
片面マスクアライナにより容易に高精度な位置にピエゾ
抵抗部を形成でき、高価な両面マスクアライナによる位
置決めを行う必要が無く、製造コストを低廉化し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体圧力センサの製
造方法に関し、特に、シリコンウェハの中央部に形成さ
れた薄肉のダイヤフラムにピエゾ抵抗部を有する半導体
圧力センサの製造方法に関する。
造方法に関し、特に、シリコンウェハの中央部に形成さ
れた薄肉のダイヤフラムにピエゾ抵抗部を有する半導体
圧力センサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のエンジン回りや家庭電器
製品の各種圧力センサとして、高感度かつコンパクトな
半導体圧力センサが用いられている。このような半導体
圧力センサとして、例えば図2に示されるものがある。
製品の各種圧力センサとして、高感度かつコンパクトな
半導体圧力センサが用いられている。このような半導体
圧力センサとして、例えば図2に示されるものがある。
【0003】この半導体圧力センサは、図2(a)に示
されるように方形のシリコンウェハ1の中央部に図2
(b)に示されるように薄肉のダイヤフラム11を形成
し、そのダイヤフラム11をその周囲に形成された厚肉
のダイヤフラム支持部12により支持するようにすると
共に、図2(a)に示されるようにダイヤフラム11の
周縁近傍であって4辺の各中央位置にそれぞれP型半導
体のピエゾ抵抗部13を形成してなる。そして、各ピエ
ゾ抵抗部13によりホイーストンブリッジ回路を構成し
て、ダイヤフラム11のたわみ量をピエゾ抵抗部13に
作用する応力から換算し、ダイヤフラム11に加わる圧
力をブリッジ出力電圧により検出するようにしている。
されるように方形のシリコンウェハ1の中央部に図2
(b)に示されるように薄肉のダイヤフラム11を形成
し、そのダイヤフラム11をその周囲に形成された厚肉
のダイヤフラム支持部12により支持するようにすると
共に、図2(a)に示されるようにダイヤフラム11の
周縁近傍であって4辺の各中央位置にそれぞれP型半導
体のピエゾ抵抗部13を形成してなる。そして、各ピエ
ゾ抵抗部13によりホイーストンブリッジ回路を構成し
て、ダイヤフラム11のたわみ量をピエゾ抵抗部13に
作用する応力から換算し、ダイヤフラム11に加わる圧
力をブリッジ出力電圧により検出するようにしている。
【0004】このようにして形成された半導体圧力セン
サでは、ダイヤフラム11に応力分布があるため、設計
通りの特性を発揮させるためには、ピエゾ抵抗部13を
所定の位置に位置精度良く設けることが必要である。ダ
イヤフラム11へのピエゾ抵抗部13の形成を、図3
(a)に示されるようにシリコンウェハ1の表面側から
SiO2層のマスク5を用いて行い、ダイヤフラム支持
部12を、シリコンウェハ1の裏面側から図3(b)に
示されるようにマスク6を用いて異方性エッチング及び
選択エッチングにより形成している。各ピエゾ抵抗部1
3をダイヤフラム11の4辺に対して設計に合わせて位
置させるためには、上記マスク6を図示されない両面マ
スクアライナ装置により位置決めしていた。
サでは、ダイヤフラム11に応力分布があるため、設計
通りの特性を発揮させるためには、ピエゾ抵抗部13を
所定の位置に位置精度良く設けることが必要である。ダ
イヤフラム11へのピエゾ抵抗部13の形成を、図3
(a)に示されるようにシリコンウェハ1の表面側から
SiO2層のマスク5を用いて行い、ダイヤフラム支持
部12を、シリコンウェハ1の裏面側から図3(b)に
示されるようにマスク6を用いて異方性エッチング及び
選択エッチングにより形成している。各ピエゾ抵抗部1
3をダイヤフラム11の4辺に対して設計に合わせて位
置させるためには、上記マスク6を図示されない両面マ
スクアライナ装置により位置決めしていた。
【0005】しかしながら、従来の両面マスクアライナ
装置ではピエゾ抵抗部12の位置精度を±5μm程度に
抑えることができるが、それ以上の高精度化を行うこと
は困難であり、さらに高価であるという問題があった。
そのため、図3(b)に示されるようにピエゾ抵抗部1
2に対して裏面側のマスク6の位置がずれてしまった場
合には、エッチングにより形成されたダイヤフラム11
の縁に対するピエゾ抵抗部12の位置がずれてしまい、
設計通りの特性を得ることができないという問題があっ
た。
装置ではピエゾ抵抗部12の位置精度を±5μm程度に
抑えることができるが、それ以上の高精度化を行うこと
は困難であり、さらに高価であるという問題があった。
そのため、図3(b)に示されるようにピエゾ抵抗部1
2に対して裏面側のマスク6の位置がずれてしまった場
合には、エッチングにより形成されたダイヤフラム11
の縁に対するピエゾ抵抗部12の位置がずれてしまい、
設計通りの特性を得ることができないという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、シリコンダイヤフ
ラムに形成するピエゾ抵抗部の位置精度を向上し得ると
共に製造コストを低廉化し得る半導体圧力センサの製造
方法を提供することにある。
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、シリコンダイヤフ
ラムに形成するピエゾ抵抗部の位置精度を向上し得ると
共に製造コストを低廉化し得る半導体圧力センサの製造
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、シリコンウェハの中央部に形成された薄肉
のダイヤフラムと、前記シリコンウェハの周縁部に前記
ダイヤフラムと一体にかつ厚肉状に形成されたダイヤフ
ラム支持部と、前記ダイヤフラムに形成されたピエゾ抵
抗部とを有する半導体圧力センサの製造方法であって、
シリコンウェハの前記ダイヤフラムとして形成する部分
をマスクで覆い、前記シリコンウェハの前記マスクの回
りに選択エッチング用拡散領域を形成する過程と、前記
ダイヤフラムとして形成する部分の所定の位置に前記ピ
エゾ抵抗部を形成する過程と、前記シリコンウェハの前
記ダイヤフラムとして形成する部分とは相反する側から
選択エッチングにより薄肉の前記ダイヤフラムを形成す
る過程とを有することを特徴とする半導体圧力センサの
製造方法を提供することにより達成される。
明によれば、シリコンウェハの中央部に形成された薄肉
のダイヤフラムと、前記シリコンウェハの周縁部に前記
ダイヤフラムと一体にかつ厚肉状に形成されたダイヤフ
ラム支持部と、前記ダイヤフラムに形成されたピエゾ抵
抗部とを有する半導体圧力センサの製造方法であって、
シリコンウェハの前記ダイヤフラムとして形成する部分
をマスクで覆い、前記シリコンウェハの前記マスクの回
りに選択エッチング用拡散領域を形成する過程と、前記
ダイヤフラムとして形成する部分の所定の位置に前記ピ
エゾ抵抗部を形成する過程と、前記シリコンウェハの前
記ダイヤフラムとして形成する部分とは相反する側から
選択エッチングにより薄肉の前記ダイヤフラムを形成す
る過程とを有することを特徴とする半導体圧力センサの
製造方法を提供することにより達成される。
【0008】
【作用】このようにすれば、ダイヤフラム支持部となる
拡散領域をシリコンウェハのピエゾ抵抗部を形成する面
側から形成することから、片面アライメントにて両者の
形成位置を決定でき、両者間の位置を容易に高精度化し
得る。なお、シリコンウェハの一方の面側からピエゾ抵
抗部及び拡散領域を形成した後には、その一方の面とは
相反する面側から選択エッチングすることにより、ダイ
ヤフラムを形成すると共に、拡散領域をダイヤフラム支
持部として形成することができる。
拡散領域をシリコンウェハのピエゾ抵抗部を形成する面
側から形成することから、片面アライメントにて両者の
形成位置を決定でき、両者間の位置を容易に高精度化し
得る。なお、シリコンウェハの一方の面側からピエゾ抵
抗部及び拡散領域を形成した後には、その一方の面とは
相反する面側から選択エッチングすることにより、ダイ
ヤフラムを形成すると共に、拡散領域をダイヤフラム支
持部として形成することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
いて詳しく説明する。
【0010】図1は、本発明が適用された半導体圧力セ
ンサの製造プロセスを示す要部拡大模式的側断面図であ
る。図に於いて前記従来例と同様の部分については同一
の符号を付してその詳しい説明を省略する。先ず、例え
ばN型のシリコンウェハ1の表面(ダイヤフラム形成
側)のダイヤフラムとなる部分に図1(a)に示される
ように第1のマスク(SiO2)2を置き、その第1の
マスク2で覆われていない部分に対してシリコンウェハ
1の表面側から拡散を行い、P型またはN+の選択エッ
チング用拡散領域3を選択拡散により形成する。
ンサの製造プロセスを示す要部拡大模式的側断面図であ
る。図に於いて前記従来例と同様の部分については同一
の符号を付してその詳しい説明を省略する。先ず、例え
ばN型のシリコンウェハ1の表面(ダイヤフラム形成
側)のダイヤフラムとなる部分に図1(a)に示される
ように第1のマスク(SiO2)2を置き、その第1の
マスク2で覆われていない部分に対してシリコンウェハ
1の表面側から拡散を行い、P型またはN+の選択エッ
チング用拡散領域3を選択拡散により形成する。
【0011】次に、上記第1のマスク2で覆った部分の
所定の位置に選択拡散によりP型半導体のピエゾ抵抗部
4を形成するべく、図1(b)に示されるようにピエゾ
抵抗部4となるべき部分に貫通孔5aを有する第2のマ
スク(SiO2)5をシリコンウェハ1の表面に置く。
この時、第1のマスク2で覆われた部分と拡散領域3と
の境界がダイヤフラムの縁になることから、その縁に対
して極力所定の位置に各ピエゾ抵抗部4を形成すること
が望ましい。その位置合わせを、上記拡散領域3の形成
の際に形成された凹凸形状を利用して行うことができ、
片面マスクアライナにて行い得る。
所定の位置に選択拡散によりP型半導体のピエゾ抵抗部
4を形成するべく、図1(b)に示されるようにピエゾ
抵抗部4となるべき部分に貫通孔5aを有する第2のマ
スク(SiO2)5をシリコンウェハ1の表面に置く。
この時、第1のマスク2で覆われた部分と拡散領域3と
の境界がダイヤフラムの縁になることから、その縁に対
して極力所定の位置に各ピエゾ抵抗部4を形成すること
が望ましい。その位置合わせを、上記拡散領域3の形成
の際に形成された凹凸形状を利用して行うことができ、
片面マスクアライナにて行い得る。
【0012】次に図1(c)に示されるように、シリコ
ンウェハ1の裏面のダイヤフラム支持部として残す部分
に、図示されない両面マスクアライナにより位置決めし
た第3のマスク6を置いて、シリコンウェハ1の裏面側
から異方性エッチング及び選択エッチングによりエッチ
ングを行う。
ンウェハ1の裏面のダイヤフラム支持部として残す部分
に、図示されない両面マスクアライナにより位置決めし
た第3のマスク6を置いて、シリコンウェハ1の裏面側
から異方性エッチング及び選択エッチングによりエッチ
ングを行う。
【0013】そして、図1(d)に示されるように上記
エッチングにより残された部分により、ダイヤフラム7
及びダイヤフラム支持部8が形成される。このダイヤフ
ラム支持部8は、拡散領域3がエッチングされずに残る
ため、上記エッチングされずに残った部分9と拡散領域
3とにより形成されている。また、ダイヤフラム7とダ
イヤフラム支持部8との境界部に相当する部分が拡散領
域3により形成されていることから、拡散領域3形成時
の曲面が残るため、ダイヤフラム支持部8の縁部の強度
が高められている。
エッチングにより残された部分により、ダイヤフラム7
及びダイヤフラム支持部8が形成される。このダイヤフ
ラム支持部8は、拡散領域3がエッチングされずに残る
ため、上記エッチングされずに残った部分9と拡散領域
3とにより形成されている。また、ダイヤフラム7とダ
イヤフラム支持部8との境界部に相当する部分が拡散領
域3により形成されていることから、拡散領域3形成時
の曲面が残るため、ダイヤフラム支持部8の縁部の強度
が高められている。
【0014】このようにして製造された半導体圧力セン
サにあっては、ダイヤフラム7の周縁が拡散領域3との
境界であり、その拡散領域3を、シリコンウェハ1のピ
エゾ抵抗部4を形成する側である表面側から形成するこ
とができると共に、その拡散領域3の形成により生じる
凹凸を利用してピエゾ抵抗部4の位置決めを行うことが
できる。このピエゾ抵抗部4の位置決めを片面マスクア
ライナを用いて行うことができるため、その位置精度を
例えば±1μm程度にすることができる。
サにあっては、ダイヤフラム7の周縁が拡散領域3との
境界であり、その拡散領域3を、シリコンウェハ1のピ
エゾ抵抗部4を形成する側である表面側から形成するこ
とができると共に、その拡散領域3の形成により生じる
凹凸を利用してピエゾ抵抗部4の位置決めを行うことが
できる。このピエゾ抵抗部4の位置決めを片面マスクア
ライナを用いて行うことができるため、その位置精度を
例えば±1μm程度にすることができる。
【0015】従って、ピエゾ抵抗部4を、ダイヤフラム
7の周縁に対して近接しかつ高精度な位置に形成するこ
とができ、例えば図1(c)に示されるようにシリコン
ウェハ1の裏面側への第3のマスク6の位置がピエゾ抵
抗部4に対して従来例と同様にずれていた場合でも、そ
のずれた状態でのエッチングの影響は拡散領域3には及
ばないので、ダイヤフラム7の周縁(拡散領域3との
境)を基準とするピエゾ抵抗部4の位置決めには何ら不
都合を生じることがない。
7の周縁に対して近接しかつ高精度な位置に形成するこ
とができ、例えば図1(c)に示されるようにシリコン
ウェハ1の裏面側への第3のマスク6の位置がピエゾ抵
抗部4に対して従来例と同様にずれていた場合でも、そ
のずれた状態でのエッチングの影響は拡散領域3には及
ばないので、ダイヤフラム7の周縁(拡散領域3との
境)を基準とするピエゾ抵抗部4の位置決めには何ら不
都合を生じることがない。
【0016】なお、本実施例ではダイヤフラム支持部8
を拡散領域3と異方性及び選択エッチングにより残った
部分とにより形成したが、これに限るものではない。例
えば、拡散領域を形成する際にその拡散深さを大きくす
ることにより、第3のマスク6を使用することなく異方
性及び選択エッチングによりダイヤフラム7と共にダイ
ヤフラム支持部を形成することができる。これによれ
ば、両面マスクアライナを用いる必要が無く、より一層
製造工程を簡略化すると共に製造コストを低廉化し得
る。
を拡散領域3と異方性及び選択エッチングにより残った
部分とにより形成したが、これに限るものではない。例
えば、拡散領域を形成する際にその拡散深さを大きくす
ることにより、第3のマスク6を使用することなく異方
性及び選択エッチングによりダイヤフラム7と共にダイ
ヤフラム支持部を形成することができる。これによれ
ば、両面マスクアライナを用いる必要が無く、より一層
製造工程を簡略化すると共に製造コストを低廉化し得
る。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、片面マスク
アライナを用いてダイヤフラム支持部となる拡散領域の
境を基準にしてピエゾ抵抗部を位置決めしかつ形成し得
ることから、拡散領域の境がダイヤフラムの周縁となる
ため、ダイヤフラムの周縁に近接しかつ高精度な位置に
ピエゾ抵抗部を形成することができると共に、高精度な
両面マスクアライナを用いる必要がないため、製造コス
トを低廉化し得る。
アライナを用いてダイヤフラム支持部となる拡散領域の
境を基準にしてピエゾ抵抗部を位置決めしかつ形成し得
ることから、拡散領域の境がダイヤフラムの周縁となる
ため、ダイヤフラムの周縁に近接しかつ高精度な位置に
ピエゾ抵抗部を形成することができると共に、高精度な
両面マスクアライナを用いる必要がないため、製造コス
トを低廉化し得る。
【図1】(a)は本発明が適用された半導体圧力センサ
の製造プロセスの拡散領域の形成を示す要部拡大模式的
側断面図であり、(b)はピエゾ抵抗部の形成を示す同
様の図であり、(c)はダイヤフラム支持部の形成前を
示す同様の図であり、(d)は製造プロセス終了後の形
状を示す同様の図である。
の製造プロセスの拡散領域の形成を示す要部拡大模式的
側断面図であり、(b)はピエゾ抵抗部の形成を示す同
様の図であり、(c)はダイヤフラム支持部の形成前を
示す同様の図であり、(d)は製造プロセス終了後の形
状を示す同様の図である。
【図2】(a)は従来の半導体圧力センサを示す平面図
であり、(b)はその側断面図である。
であり、(b)はその側断面図である。
【図3】(a)は従来の半導体圧力センサの製造プロセ
スのピエゾ抵抗部の形成を示す要部拡大模式的側断面図
であり、(b)はダイヤフラム支持部の形成前を示す同
様の図であり、(c)は製造プロセス終了後の形状を示
す同様の図である。
スのピエゾ抵抗部の形成を示す要部拡大模式的側断面図
であり、(b)はダイヤフラム支持部の形成前を示す同
様の図であり、(c)は製造プロセス終了後の形状を示
す同様の図である。
1 シリコンウェハ 2 第1のマスク 3 拡散領域 4 ピエゾ抵抗部 5 第2のマスク 5a 貫通孔 6 第3のマスク 7 ダイヤフラム 8 ダイヤフラム支持部 11 ダイヤフラム 12 ダイヤフラム支持部 13 ピエゾ抵抗部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木暮 敏 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 シリコンウェハの中央部に形成された薄
肉のダイヤフラムと、前記シリコンウェハの周縁部に前
記ダイヤフラムと一体にかつ厚肉状に形成されたダイヤ
フラム支持部と、前記ダイヤフラムに形成されたピエゾ
抵抗部とを有する半導体圧力センサの製造方法であっ
て、 シリコンウェハの前記ダイヤフラムとして形成する部分
をマスクで覆い、前記シリコンウェハの前記マスクの回
りに選択エッチング用拡散領域を形成する過程と、前記
ダイヤフラムとして形成する部分の所定の位置に前記ピ
エゾ抵抗部を形成する過程と、前記シリコンウェハの前
記ダイヤフラムとして形成する部分とは相反する側から
選択エッチングにより薄肉の前記ダイヤフラムを形成す
る過程とを有することを特徴とする半導体圧力センサの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30810594A JPH08148696A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 半導体圧力センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30810594A JPH08148696A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 半導体圧力センサの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08148696A true JPH08148696A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17976935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30810594A Ceased JPH08148696A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 半導体圧力センサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08148696A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2786565A1 (fr) * | 1998-11-27 | 2000-06-02 | Commissariat Energie Atomique | Structure micro-usinee a membrane deformable et son procede de realisation |
EP1879425A3 (en) * | 2006-07-10 | 2008-02-13 | Yamaha Corporation | Pressure sensor and manufacturing method therefor |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP30810594A patent/JPH08148696A/ja not_active Ceased
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2786565A1 (fr) * | 1998-11-27 | 2000-06-02 | Commissariat Energie Atomique | Structure micro-usinee a membrane deformable et son procede de realisation |
WO2000033045A1 (fr) * | 1998-11-27 | 2000-06-08 | Commissariat A L'energie Atomique | Structure micro-usinee a membrane deformable et son procede de realisation |
EP1879425A3 (en) * | 2006-07-10 | 2008-02-13 | Yamaha Corporation | Pressure sensor and manufacturing method therefor |
US7932117B2 (en) | 2006-07-10 | 2011-04-26 | Yamaha Corporation | Pressure sensor and manufacturing method therefor |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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A045 | Written measure of dismissal of application |
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