JPH08148565A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH08148565A
JPH08148565A JP28805394A JP28805394A JPH08148565A JP H08148565 A JPH08148565 A JP H08148565A JP 28805394 A JP28805394 A JP 28805394A JP 28805394 A JP28805394 A JP 28805394A JP H08148565 A JPH08148565 A JP H08148565A
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insulating film
opening
forming
wiring
film
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JP28805394A
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English (en)
Inventor
Akira Miyoda
彰 御代田
Katsushi Oshika
克志 大鹿
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクトホール内の配線の接続信頼性を向
上させる。また、フォトマスクの解像度以下の微細な径
のコンタクトホールを形成する。 【構成】 ドライエッチングの選択性を利用し、窒化シ
リコン膜5をマスクにして酸化シリコン膜4をドライエ
ッチングすることにより、開孔(コンタクトホール)7
Bを形成する。次に、開孔7Bの内部を含む窒化シリコ
ン膜5上に酸化シリコン膜を堆積し、この酸化シリコン
膜を全面ドライエッチングして開孔7Bの側壁にサイド
ウォール・スペーサ8を形成する。この開孔7Bは、そ
の断面がテーパ状となるため、開孔7B内に堆積される
配線用導電膜のステップカバレージが良好になる。ま
た、サイドウォール・スペーサ8の膜厚分だけ開孔7B
の径が縮小されるため、フォトレジストの解像度以下の
径の開孔7Bが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置の
製造技術に関し、特に、半導体基板やその上に堆積した
絶縁膜に微細な径の開孔を形成する技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の微細化に伴って、
半導体基板と配線、あるいは上下層の配線間を接続する
開孔(コンタクトホール)の径が微細になると、コンタ
クトホール内の配線用導電膜のカバレージが低下し、配
線の接続信頼性を得ることが困難となる。
【0003】その対策として、従来は、ウェットエッチ
ングとドライエッチングとを組み合わせて階段状ないし
はテーパ状のコンタクトホールを形成することによっ
て、配線用導電膜のカバレージを向上させたり、コンタ
クトホール内にタングステン(W)などの高融点金属を
選択成長させることによって、配線の接続信頼性を確保
する方法が採られてきた。なお、タングステンの選択成
長技術については、「エス・ディー・エム(SDM)8
8−36」や「SDM88−37」などに記載がある。
【0004】また、半導体集積回路装置がさらに微細化
されてくると、フォトマスクの解像度以下の微細なコン
タクトホールを形成する技術が必要となってくる。
【0005】従来、フォトマスクの解像度以下のコンタ
クトホールを形成する技術としては、フォトマスクを透
過する光の位相を変えることによって、投影像のコント
ラストを向上させる位相シフト技術が知られている。な
お、位相シフト技術については、特公昭62−5929
6号公報、特開昭62−67514号公報、特開平2−
140743号公報などに記載がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェッ
トエッチングとドライエッチングとを組み合わせて絶縁
膜にコンタクトホールを形成する上記従来の技術は、ウ
ェットエッチング時にフォトレジストと絶縁膜との隙間
にエッチング液が浸入してにじみが発生したり、ドライ
エッチング時にフォトレジスト成分が分解してポリマが
発生したりするために、コンタクトホールの形状制御が
難しいという問題がある。
【0007】また、タングステンの選択成長技術は、タ
ングステンの異常成長による結晶粒の粗大化など、選択
性や安定性に問題がある。
【0008】さらに、位相シフト技術を用いる場合は、
フォトマスクに通常のパターンと位相シフトパターンと
を形成しなければならないため、フォトマスクの製造コ
ストが高価なものになってしまうという問題がある。
【0009】本発明の目的は、絶縁膜に形成したコンタ
クトホールを通じて接続される半導体基板と配線、ある
いは下層配線と上層配線の接続信頼性を向上させること
のできる技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、フォトマスクの解像
度以下の微細な径のコンタクトホールを形成することの
できる技術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0013】(1)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、(a)半導体基板上に形成した第1の配線を覆
う第1の絶縁膜上に、前記第1の絶縁膜とはドライエッ
チングの選択性が異なる第2の絶縁膜を形成する工程、
(b)前記第2の絶縁膜上に形成したフォトレジストパ
ターンをマスクにして前記第2の絶縁膜をドライエッチ
ングすることにより、前記第2の絶縁膜に開孔を形成す
る工程、(c)前記フォトレジストパターンを除去した
後、前記第2の絶縁膜をマスクにして前記第1の絶縁膜
をドライエッチングすることにより、前記第1の絶縁膜
に開孔を形成する工程、(d)前記開孔の内部を含む前
記第2の絶縁膜上に、前記第2の絶縁膜とはドライエッ
チングの選択性が異なる第3の絶縁膜を形成した後、前
記第3の絶縁膜を全面ドライエッチングすることによ
り、前記開孔の側壁にサイドウォール・スペーサを形成
する工程、(e)前記開孔の内部を含む前記第2の絶縁
膜上に配線用導電膜を形成した後、前記配線用導電膜を
パターニングすることにより、前記開孔を通じて前記第
1の配線と電気的に接続された第2の配線を形成する工
程、を含むものである。
【0014】(2)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、(a)半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上
に、前記第1の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が
異なる第2の絶縁膜を形成する工程、(b)前記第2の
絶縁膜上に形成したフォトレジストパターンをマスクに
して前記第2の絶縁膜をドライエッチングすることによ
り、前記第2の絶縁膜に開孔を形成する工程、(c)前
記フォトレジストパターンを除去した後、前記第2の絶
縁膜をマスクにして前記第1の絶縁膜をドライエッチン
グすることにより、前記第1の絶縁膜に開孔を形成する
工程、(d)前記開孔の内部を含む前記第2の絶縁膜上
に、前記第2の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が
異なる第3の絶縁膜を形成した後、前記第3の絶縁膜を
全面ドライエッチングすることにより、前記開孔の側壁
にサイドウォール・スペーサを形成する工程、(e)前
記開孔の内部を含む前記第2の絶縁膜上に配線用導電膜
を形成した後、前記配線用導電膜をパターニングするこ
とにより、前記開孔を通じて前記半導体基板と電気的に
接続された配線を形成する工程、を含むものである。
【0015】(3)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、(a)半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上
に、前記第1の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が
異なる第2の絶縁膜を形成する工程、(b)前記第2の
絶縁膜上に形成したフォトレジストパターンをマスクに
して前記第2の絶縁膜をドライエッチングすることによ
り、前記第2の絶縁膜に開孔を形成する工程、(c)前
記フォトレジストパターンを除去した後、前記第2の絶
縁膜をマスクにして前記第1の絶縁膜をドライエッチン
グすることにより、前記第1の絶縁膜に開孔を形成する
工程、(d)前記開孔の内部を含む前記第2の絶縁膜上
に、前記第2の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が
異なる第3の絶縁膜を形成した後、前記第3の絶縁膜を
全面ドライエッチングすることにより、前記開孔の側壁
にサイドウォール・スペーサを形成する工程、(e)前
記第2の絶縁膜および前記開孔の側壁に形成した前記サ
イドウォール・スペーサをマスクにして前記開孔の底部
の前記半導体基板をドライエッチングすることにより、
前記半導体基板に凹溝を形成する工程、を含むものであ
る。
【0016】
【作用】上記した手段によれば、第1の絶縁膜の開孔の
側壁にサイドウォール・スペーサを形成することによ
り、この開孔の断面がテーパ状となるため、この開孔内
に堆積される配線用導電膜のステップカバレージが良好
になる。
【0017】上記した手段によれば、第1の絶縁膜の開
孔をドライエッチングで形成する際にフォトレジストを
使用しないことにより、フォトレジスト成分の分解によ
るポリマ発生の問題を回避することができる。また、ウ
ェットエッチング・プロセスを一切使用しないので、エ
ッチング液のにじみなどによる開孔形状のばらつきの問
題も回避することができる。
【0018】上記した手段によれば、第1の絶縁膜の開
孔の側壁にサイドウォール・スペーサを形成することに
より、サイドウォール・スペーサの膜厚分だけ開孔の径
が縮小されるため、通常のフォトマスクを使ってフォト
レジストの解像度以下の径の開孔を形成することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り
返しの説明は省略する。
【0020】(実施例1)本実施例は、上下層の配線間
を接続する開孔(コンタクトホール)の形成に適用した
ものである。
【0021】図1において、1は半導体基板、2は絶縁
膜、3は第1層目の配線である。半導体基板1は、ガリ
ウムヒ素(GaAs)などの化合物半導体からなる半絶
縁性基板または単結晶シリコン基板であり、絶縁膜2
は、例えばCVD法で堆積した酸化シリコン膜からな
る。また、配線3は、Au、Al、W(タングステン)
などの導電膜からなる。
【0022】開孔を形成するには、まず、図2に示すよ
うに、上記配線3上にCVD法で酸化シリコン膜(第1
の絶縁膜)4を堆積した後、この酸化シリコン膜4上に
CVD法で窒化シリコン膜(第2の絶縁膜)5を堆積す
る。
【0023】次に、上記窒化シリコン膜5上にフォトレ
ジストを塗布し、これを通常のフォトマスクで露光、現
像して、図3に示すようなフォトレジストパターン6を
形成した後、このフォトレジストパターン6をマスクに
して窒化シリコン膜5をドライエッチングすることによ
り、酸化シリコン膜4に達する開孔7Aを形成する。
【0024】次に、上記フォトレジストパターン6を除
去した後、図4に示すように、ドライエッチングの選択
性を利用し、窒化シリコン膜5をマスクにして酸化シリ
コン膜4をドライエッチングすることにより、配線3に
達する開孔(コンタクトホール)7Bを形成する。
【0025】次に、上記開孔7Bの内部を含む窒化シリ
コン膜5上にCVD法で酸化シリコン膜(第3の絶縁
膜)を堆積した後、窒化シリコン膜5上の酸化シリコン
膜を全面ドライエッチングし、図5に示すように、開孔
7Bの側壁にサイドウォール・スペーサ8を形成する。
【0026】次に、上記開孔7Bの内部を含む窒化シリ
コン膜5上にスパッタ法でAu、Al、Wなどの配線用
導電膜を堆積した後、この配線用導電膜をパターニング
することにより、図6に示すように、開孔7Bを通じて
第1層目の配線3と電気的に接続された第2層目の配線
9を形成する。
【0027】以上の工程からなる本実施例の製造方法に
よれば、次のような効果を得ることができる。
【0028】(1)第1層目の配線3と第2層目の配線
9とを接続する開孔7Bの側壁にサイドウォール・スペ
ーサ8を形成することにより、この開孔7Bの断面がテ
ーパ状となる。そのため、この開孔7B内に堆積される
配線用導電膜のステップカバレージが良好になり、第1
層目の配線3と第2層目の配線9の接続信頼性が向上す
る。
【0029】(2)酸化シリコン膜4をドライエッチン
グして開孔7Bを形成する際にフォトレジストを使用し
ないので、フォトレジスト成分の分解によるポリマ発生
の問題を回避することができる。また、ウェットエッチ
ング・プロセスを一切使用しないので、エッチング液の
にじみなどによる開孔(7A,7B)の形状のばらつき
も生じない。すなわち、開孔(7A,7B)を高い寸法
精度で形成することができるので、第1層目の配線3と
第2層目の配線9の接続信頼性が向上する。
【0030】(3)第1層目の配線3と第2層目の配線
9とを接続する開孔7Bの側壁にサイドウォール・スペ
ーサ8を形成することにより、サイドウォール・スペー
サ8の膜厚分だけ開孔7Bの径が縮小されるため、通常
のフォトマスクを使って、実質的にフォトレジストの解
像度以下の径の開孔7Bを形成することができる。これ
により、開孔7Bが形成された領域の配線3,9に大径
のドッグ・ボーンを設ける必要がなくなるので、配線
3,9を高密度に配置することができ、半導体集積回路
装置の高集積化を促進することができる。
【0031】(実施例2)本実施例は、半導体基板と配
線とを接続する開孔(コンタクトホール)の形成に適用
したものである。
【0032】まず、図7に示すように、拡散層10を形
成した半導体基板1の主面上にCVD法で酸化シリコン
膜2を堆積した後、この酸化シリコン膜2上にCVD法
で窒化シリコン膜5を堆積する。
【0033】次に、上記窒化シリコン膜5上にフォトレ
ジストを塗布し、これを通常のフォトマスクで露光、現
像して、図8に示すようなフォトレジストパターン11
を形成した後、このフォトレジストパターン11をマス
クにして窒化シリコン膜5をドライエッチングすること
により、酸化シリコン膜2に達する開孔12Aを形成す
る。
【0034】次に、上記フォトレジストパターン11を
除去した後、図9に示すように、ドライエッチングの選
択性を利用し、窒化シリコン膜5をマスクにして酸化シ
リコン膜2をドライエッチングすることにより、半導体
基板1の拡散層10に達する開孔(コンタクトホール)
12Bを形成する。
【0035】次に、上記開孔12Bの内部を含む窒化シ
リコン膜5上にCVD法で酸化シリコン膜を堆積した
後、窒化シリコン膜5上の酸化シリコン膜を全面ドライ
エッチングし、図10に示すように、開孔12Bの側壁
にサイドウォール・スペーサ13を形成する。
【0036】次に、上記開孔12Bの内部を含む窒化シ
リコン膜5上にスパッタ法で配線用導電膜を堆積した
後、この配線用導電膜をパターニングすることにより、
図11に示すように、開孔12Bを通じて拡散層10と
電気的に接続された配線14を形成する。
【0037】以上の工程からなる本実施例の製造方法に
よれば、前記実施例1とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。また、フォトレジストの解像度以下の径の開孔1
2Bを形成することができるので、拡散層10の面積を
縮小して、半導体集積回路装置の高集積化を促進するこ
とができる。
【0038】(実施例3)本実施例は、半導体基板に素
子分離用の凹溝を形成する工程に適用したものである。
【0039】まず、図12に示すように、半導体基板1
の主面上に堆積した酸化シリコン膜2に開孔12Bを形
成し、次いでその側壁にサイドウォール・スペーサ13
を形成する。この開孔12Bおよびサイドウォール・ス
ペーサ13は、前記実施例2と同じ方法で形成する。
【0040】次に、図13に示すように、酸化シリコン
膜2上の窒化シリコン膜5および開孔12Bの側壁に形
成したサイドウォール・スペーサ13をマスクにして開
孔12Bの底部の半導体基板1をドライエッチングする
ことにより、半導体基板1に素子分離用の凹溝15を形
成する。その後、この凹溝15内に酸化シリコン膜など
の絶縁膜を埋込むことにより、素子分離が完了する。
【0041】以上の工程からなる本実施例の製造方法に
よれば、前記実施例1、2とほぼ同様の効果を得ること
ができる。また、フォトレジストの解像度以下の径の凹
溝15を形成することができるので、素子分離領域の面
積を縮小して、半導体集積回路装置の高集積化を促進す
ることができる。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】前記実施例1〜3では、窒化シリコン膜を
マスクにして酸化シリコン膜をドライエッチングした
が、例えばAlN(窒化アルミニウム)膜や、Al2
3 (アルミナ)膜などを用いて酸化シリコン膜をドライ
エッチングしてもよい。
【0044】また、MISFETを有する半導体集積回
路装置の場合は、MISFETのゲート電極の側壁にサ
イドウォール・スペーサを形成する工程を利用して、開
孔(コンタクトホール)の側壁にサイドウォール・スペ
ーサを同時に形成すれば、製造工程の増加を防ぐことが
できる。
【0045】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0046】(1)本発明によれば、開孔(コンタクト
ホール)の側壁にサイドウォール・スペーサを形成する
ことにより、この開孔の断面がテーパ状となるため、こ
の開孔内に堆積される配線用導電膜のステップカバレー
ジが良好になり、配線の接続信頼性を向上させることが
できる。
【0047】(2)本発明によれば、開孔(コンタクト
ホール)をドライエッチングで形成する際にフォトレジ
ストを使用しないことにより、フォトレジスト成分の分
解によるポリマ発生の問題を回避することができ、ま
た、ウェットエッチング・プロセスを一切使用しないの
で、エッチング液のにじみなどによる開孔形状のばらつ
きの問題も回避することができる。従って、開孔を高い
寸法精度で形成することができるので、配線の接続信頼
性を向上させることができる。
【0048】(3)本発明によれば、開孔(コンタクト
ホール)の側壁にサイドウォール・スペーサを形成する
ことにより、通常のフォトマスクを使って、実質的にフ
ォトレジストの解像度以下の径の開孔を形成することが
できるので、半導体集積回路装置の微細化、高集積化を
促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図10】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図13】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁膜 3 配線 4 酸化シリコン膜 5 窒化シリコン膜 6 フォトレジストパターン 7A 開孔 7B 開孔(コンタクトホール) 8 サイドウォール・スペーサ 9 配線 10 拡散層 11 フォトレジストパターン 12A 開孔 12B 開孔(コンタクトホール) 13 サイドウォール・スペーサ 14 配線 15 凹溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の工程(a)〜(e)を含むことを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 (a)半導体基板上に形成した第1の配線を覆う第1の
    絶縁膜上に、前記第1の絶縁膜とはドライエッチングの
    選択性が異なる第2の絶縁膜を形成する工程、(b)前
    記第2の絶縁膜上に形成したフォトレジストパターンを
    マスクにして前記第2の絶縁膜をドライエッチングする
    ことにより、前記第2の絶縁膜に開孔を形成する工程、
    (c)前記フォトレジストパターンを除去した後、前記
    第2の絶縁膜をマスクにして前記第1の絶縁膜をドライ
    エッチングすることにより、前記第1の絶縁膜に開孔を
    形成する工程、(d)前記開孔の内部を含む前記第2の
    絶縁膜上に、前記第2の絶縁膜とはドライエッチングの
    選択性が異なる第3の絶縁膜を形成した後、前記第3の
    絶縁膜を全面ドライエッチングすることにより、前記開
    孔の側壁にサイドウォール・スペーサを形成する工程、
    (e)前記開孔の内部を含む前記第2の絶縁膜上に配線
    用導電膜を形成した後、前記配線用導電膜をパターニン
    グすることにより、前記開孔を通じて前記第1の配線と
    電気的に接続された第2の配線を形成する工程。
  2. 【請求項2】 次の工程(a)〜(e)を含むことを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 (a)半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上に、前記
    第1の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が異なる第
    2の絶縁膜を形成する工程、(b)前記第2の絶縁膜上
    に形成したフォトレジストパターンをマスクにして前記
    第2の絶縁膜をドライエッチングすることにより、前記
    第2の絶縁膜に開孔を形成する工程、(c)前記フォト
    レジストパターンを除去した後、前記第2の絶縁膜をマ
    スクにして前記第1の絶縁膜をドライエッチングするこ
    とにより、前記第1の絶縁膜に開孔を形成する工程、
    (d)前記開孔の内部を含む前記第2の絶縁膜上に、前
    記第2の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が異なる
    第3の絶縁膜を形成した後、前記第3の絶縁膜を全面ド
    ライエッチングすることにより、前記開孔の側壁にサイ
    ドウォール・スペーサを形成する工程、(e)前記開孔
    の内部を含む前記第2の絶縁膜上に配線用導電膜を形成
    した後、前記配線用導電膜をパターニングすることによ
    り、前記開孔を通じて前記半導体基板と電気的に接続さ
    れた配線を形成する工程。
  3. 【請求項3】 次の工程(a)〜(e)を含むことを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 (a)半導体基板上に形成した第1の絶縁膜上に、前記
    第1の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が異なる第
    2の絶縁膜を形成する工程、(b)前記第2の絶縁膜上
    に形成したフォトレジストパターンをマスクにして前記
    第2の絶縁膜をドライエッチングすることにより、前記
    第2の絶縁膜に開孔を形成する工程、(c)前記フォト
    レジストパターンを除去した後、前記第2の絶縁膜をマ
    スクにして前記第1の絶縁膜をドライエッチングするこ
    とにより、前記第1の絶縁膜に開孔を形成する工程、
    (d)前記開孔の内部を含む前記第2の絶縁膜上に、前
    記第2の絶縁膜とはドライエッチングの選択性が異なる
    第3の絶縁膜を形成した後、前記第3の絶縁膜を全面ド
    ライエッチングすることにより、前記開孔の側壁にサイ
    ドウォール・スペーサを形成する工程、(e)前記第2
    の絶縁膜および前記開孔の側壁に形成した前記サイドウ
    ォール・スペーサをマスクにして前記開孔の底部の前記
    半導体基板をドライエッチングすることにより、前記半
    導体基板に凹溝を形成する工程。
  4. 【請求項4】 前記凹溝を素子分離に用いることを特徴
    とする請求項3記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の絶縁膜および前記第3の絶縁
    膜は、酸化シリコン系の絶縁膜からなり、前記第2の絶
    縁膜は、窒化シリコン系の絶縁膜からなることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回
    路装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100281147B1 (ko) * 1997-10-02 2001-04-02 김영환 콘택홀 형성방법
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KR100306905B1 (ko) * 1998-12-12 2001-11-30 김영환 접촉홀형성방법

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