JPH08147484A - 文字発生方法 - Google Patents

文字発生方法

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JPH08147484A
JPH08147484A JP6309398A JP30939894A JPH08147484A JP H08147484 A JPH08147484 A JP H08147484A JP 6309398 A JP6309398 A JP 6309398A JP 30939894 A JP30939894 A JP 30939894A JP H08147484 A JPH08147484 A JP H08147484A
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JP
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line
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JP6309398A
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Akira Ito
晃 伊藤
Makoto Tobari
真 戸張
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NIPPON JOHO KAGAKU KK
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NIPPON JOHO KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 数種類の文字サイズと各文字サイズに対し
て線幅の異なる文字を発生させる際に、膨大な記憶容量
を必要とせず、かつ簡単な演算回路により、デザイン的
に優れた文字を発生させることができる。 【構 成】 記憶装置には、同一の文字について、最大
線幅の文字の輪郭線を構成するために必要な複数の第1
座標点データと、当該第1座標点データのデータ数と同
数でしかも関連のある最小線幅の輪郭線を構成する第2
座標点データとを予め各文字別に記憶しておく。発生す
べき所望の文字に対応する前記第1および第2座標点デ
ータは、所望の文字サイズと線幅率に関するテーブルか
ら文字サイズに合った線幅になる線幅率Rに基づいて、
下記の式によって得られる。 (1) XC1={R・XAi+(100−R)・XBi}/1
00 (2) YC1={R・XAi+(100−R)・YBi}/1
00

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一の文字デザインか
らなるアウトラインフォントを基にして、数種類の文字
サイズと線幅の異なる文字を任意に発生することができ
る文字発生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文字印刷の分野では、周知のとおり、同
一デザインで、しかも同一の大きさの文字でも線幅の太
いものと細いものとがある。これは、文章の読み手に与
える文字の印象に強弱を与えるためのものである。一般
的に、印刷された文字サイズが小さい場合、線幅の細い
文字を使用し、文字サイズが大きい場合、線幅の太い文
字を使用している。このため、同一の文字であっても数
種類の文字サイズと、この1文字サイズに対して、さら
に数種類の線幅の文字がそれぞれデザインされている。
実際に、写植機に使用される文字の同一デザインで、し
かも同一文字サイズの文字に、8段階ないし10段階
(種類)の線幅の異なる文字が用意されている。したが
って、従来の文字発生装置では、文字サイズと線幅との
それぞれの段階ごとに文字をコンピュータに記憶させ、
必要に応じて所望のサイズと線幅の文字をコンピュータ
の記憶装置から読み出していた。一方、輪郭線方式の文
字サイズを変える場合には、その輪郭線を一定比率で外
側や内側に移動させることにより、太い文字や細い文字
を発生させていた。すなわち、文字サイズに比例した線
幅の文字ができた。
【0003】たとえば、特公昭63−6874号公報に
おける文字・図形の発生方法は、一つの原データより様
々な線幅の文字・図形や感覚的な重心等を拡大率に応じ
て異ならせたファミリーを発生するというものである。
そして、上記発明は、同一文字について、線幅が異なる
二つの文字輪郭α1 、α2 を特定するために、必要な座
標点の値である第1の座標点データβ1 (Xi、Yi)
と、当該第1の座標点データβ1 (Xi、Yi)の各デ
ータに対応させた変位量δの第2のデータβ2(δX
i、δYi)とを各文字別に記憶させておくと共に、次
のような式で座標点データを算出している。 Xi″=Xi+K・δXi Yi″=Yi+K・δYi 但し、Kは指定した拡大率
【0004】
【発明が解決しようとする課題】JIS規格(JIS規
格6226第一水準および同第二水準および非漢字)に
おける文字数は、約7000文字である。これらの文字
は、全てコンピュータに記憶させる方式の場合、10種
類の異なる線幅の段階の他に、文字サイズの段階を設
け、その1段階ごとに7000文字をコンピュータに記
憶させなくてはならない。したがって、一つの文字デザ
インのために必要とする記憶容量は、膨大なものとなる
だけでなく、機械のコスト上からも非常に無駄が多い。
また、比較的線幅の広い文字が必要な場合、文字サイズ
に比例して線幅を広げると、文字の隣接する点あるいは
画等は、重なってしまう恐れがある。
【0005】したがって、文字をデザインする原則とし
て、文字の点や画が複雑に混み合う場合には、線幅の広
い文字といえども混み合った部分の点や画の線幅を狭く
しなければならない。しかし、文字の一部だけの線幅を
変えることは不可能である。また、上記公報に記載され
た文字・図形の発生方法は、座標点データのそれぞれに
一定の拡大率を乗じている。しかし、上記文字・図形の
発生方法は、第2座標点データにのみ一定の拡大率を乗
じているため、文字や図形によって必ずしもデザイン的
に優れたものにならないという欠点を有する。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、数種類の文字サイズと各文字サイズに対し
て線幅の異なる文字を発生させる際に、膨大な記憶容量
を必要とせず、かつ簡単な演算回路により、デザイン的
に優れた文字を発生させることができる文字発生方法を
提供することを目的とする。また、本発明は、文字サイ
ズに応じて所望の線幅の文字を得ることができる文字発
生方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の文字発生方法は、文字の輪郭線を特定する
座標点データを文字記憶装置に記憶し、前記座標点デー
タに線幅率を乗じ、異なる線幅の文字を発生させるもの
であって、同一の文字について、最大線幅の文字の輪郭
線を構成するために必要な複数の第1座標点データと、
当該第1座標点データのデータ数と同数でしかも関連の
ある最小線幅の輪郭線を構成する第2座標点データとを
予め各文字別に記憶しておき、発生すべき所望の文字に
対応する前記第1および第2座標点データを読み出すと
共に、所望の文字サイズと線幅率に関するテーブルから
文字サイズに合った線幅になる線幅率を自動的に演算
し、当該線幅率に基づいて第1および第2座標点データ
の同一番目の各座標点データを、 (1) XC1={R・XAi+(100−R)・XBi}/1
00 (2) YC1={R・XAi+(100−R)・YBi}/1
00 ただし、座標点A1 ないしAn の座標点データをXA1
A2、XA3、・・XAn、座標点B1 ないしBn の座標点
データをXB1、XB2、XB3、・・XBn、とすると、太め
比率R(%)により求める座標点C1 ないしCn の座標
点データ(XC1、YC1)、(XC2、YC2)、・・・、
(XCn、YCn)Rは線幅率で0%から100% 上記(1) および(2) 式によって自動的に演算した座標点
データに基づいて所望のサイズと線幅の輪郭線からなる
文字を発生させることを特徴とする。
【0008】
【作 用】本発明によれば、キーボードにより入力さ
れた同一文字について、予め記憶されている最大線幅の
太文字、および最小線幅の細文字の輪郭線をそれぞれ構
成するために必要な複数でかつ同数の第1および第2の
座標点データを読み出す。そして、この読み出された第
1および第2座標点データのうち、第1番目から第n番
目までの同一番目の各座標点データ間を、所望の線幅率
に応じて演算を行なう。上記演算は、下記の式による。 (1) XC1={R・XAi+(100−R)・XBi}/1
00 (2) YC1={R・XAi+(100−R)・YBi}/1
00 ただし、座標点A1 ないしAn の座標点データをXA1
A2、XA3、・・XAn、座標点B1 ないしBn の座標点
データをXB1、XB2、XB3、・・XBn、とすると、太め
比率R(%)により求める座標点C1 ないしCn の座標
点データ(XC1、YC1)、(XC2、YC2)、・・・、
(XCn、YCn)Rは線幅率で0%から100% これらの式によって算出された座標点データは、所望の
文字サイズに拡大された輪郭線となる。また、文字にお
ける所望の線幅とサイズとの関係は、複数の文字サイズ
と線幅に関するテーブルから簡単に得ることができる。
【0009】
【実 施 例】図1ないし図4を参照しつつ本発明の一
実施例を説明する。図1は本発明の一実施例を説明する
ためのもので、文字「O」の線幅を決定するための原理
説明図である。図1において、符号A、B、Cおよびそ
の添数字1ないし8は、文字「O」の輪郭線およびその
輪郭線を構成するための座標点を示している。なお、図
1では、簡単のために文字「O」の内側の輪郭線を省略
し、外側の輪郭線のみが表示されている。図1に示すよ
うに、太い文字「O」は、8つの座標点A1ないしA8
でその輪郭線Aが定義され、同様に細い文字「O」も8
つの座標点B1ないしB8でその輪郭線Bが定義されて
いる。そして、上記太い文字「O」と細い文字「O」の
中間幅(仮に50%とする)の線幅を有する文字「O」
を得る場合には、第1番目から第8番目の座標点(A1
〜A8、B1〜B8)のそれぞれ50%中間座標点(C
1〜C8)を順次計算する。
【0010】たとえば、太い文字の第2番目の座標点A
2と細い文字の第2番目の座標点B2とから中間座標点
C2を計算する。この中間座標点の計算は、後述の計算
式により求めることができるが、太い文字の座標点A2
に線幅率を掛けて分割(本明細書ではこの分割を内分と
定義する)され、細い文字の座標点B2に線幅率の残り
を掛けて分割(本明細書ではこの分割を外分と定義す
る)される。次に、それぞれ第3番目の座標点A3、B
3間の中間座標点C3を計算する。以下同様にして順次
第8番目の座標点まで計算する。この計算によって得ら
れた座標点C1ないしC8によって、50%中間の輪郭
線Cを有する文字「O」が定義され、座標点C1ないし
C8をたとえば、スプライン曲線等によって連続するこ
とにより文字「O」の輪郭線Cが構成される。
【0011】なお、この文字「O」の第1番目および第
5番目の座標点A1とB1およびA5とB5は全く差が
ないので、結果的に「O」という文字のサイズには変化
を来たさない。また、中間の線幅は必ずしも50%を意
味せず、その中間は100%比率により計算可能である
から、33%太め寄りとか、15%細めよりとかの指定
は自由である。この方法を実行するために、同一の文字
の線幅の太い文字および細い文字において、点・画別に
輪郭線が構成され、その輪郭線の数は、同一であること
(同一の点・画数であること)、および各輪郭線が同一
数の座標点を有することを条件とする。上述した文字
「O」の場合は、太い文字および細い文字とも画数は1
であり、その輪郭線の数は外側と内側の2本である。な
お、内側の輪郭線は省略してある。そして、その輪郭線
(外側の輪郭線)は、同一数の座標点A1ないしA8、
B1ないしB8から構成されている。
【0012】図2は本発明の一実施例である文字発生装
置のブロック構成図を説明するための図である。図2に
おいて、キーボード10では、所望の発生すべき文字に
応じたキーが操作され、その文字を示す文字コード(J
IS規格)がアドレス発生回路12に入力される。アド
レス発生回路12では、入力された文字コードに対応し
たアドレス信号がそれぞれ最大太文字記憶装置14およ
び最小細文字記憶装置16に出力する。最大太文字記憶
装置14には、たとえば、7000文字の各文字につい
て、最も太い線幅の文字の輪郭線を構成する複数の座標
点データが記憶されている。同様に最小細文字記憶装置
16は、たとえば、7000文字の各文字について、最
も細い線幅の文字の輪郭線を構成する上記と同数の座標
点データが記憶されている。
【0013】したがって、前記各記憶装置14、16に
前記アドレス発生回路12からアドレス信号が加えられ
ると、そのアドレス信号の示す位置に格納されている1
文字分の座標点データが各記憶装置14、16から読み
出され、それぞれ1文字分バッファ18および20に一
時的に蓄積される。ここで、1文字分バッファ18およ
び20に蓄積される座標点データについて説明する。図
3(A)ないし(E)は文字の線幅を変える際の処理内
容を示す説明図である。今、発生すべき文字が図3
(A)ないし(E)において示されている「文」という
文字であるとする。1文字分バッファ18および20に
は、最大太文字記憶装置14および最小細文字記憶装置
16から、図3(A)に示す一点鎖線の輪郭線を構成す
るための座標点データ、および図3(B)に示す破線の
輪郭線を構成するための座標点データがそれぞれ蓄積さ
れる。
【0014】すなわち、太い文字および細い文字の
「文」は、それぞれ点・画別に4画の輪郭線要素に分割
され、対応する輪郭線要素どうしの輪郭線の数が同一で
あり、かつ対応する輪郭線も同一数の座標点データを保
有する。第1演算回路22は、上記1文字分バッファ1
8および20から座標点データを入力する。また、第1
演算回路22の他の入力には、後述する線幅設定装置2
4から線幅率Rを示す信号が入力される。すなわち、所
望する文字の線幅を決める線幅率Rを設定するために、
線幅設定装置24は、たとえば、100%ないし0%の
比率Rを示す信号を出力する。
【0015】なお、線幅率100%は、最大太文字記憶
装置14に記憶されている文字と同じ線幅の文字をい
い、線幅率0%は、最小細文字記憶装置16に記憶され
ている文字と同じ線幅の文字をいう。第1演算回路22
は、上記1文字分バッファ18および20から加えられ
る同一番目の各座標点データ間を、線幅設定装置24で
指定した線幅率Rで内分および外分して座標点データを
算出する。すなわち、図1図示のごとく、1文字分バッ
ファ18から加えられる座標点A1 ないしAn の座標点
データを(XA1, A1)、・・・・、(XAn, An)と
し、1文字分バッファ20から加えられる座標点B1
いしBn の座標点を(XB1、YB1)、・・・、(XBn
Bn)とすると、線幅率R(%)により求める座標点C
1 ないしCn の座標点データ(XC1, C1)、・・・、
(XCn、YCn)は、次式のようになる。
【0016】(1) XC1={R・XAi+(100−R)
・XBi}/100 (2) YC1={R・XAi+(100−R)・YBi}/1
00 (ただし、i=1〜n) 上記のようにして順次算出された第1番目から第n番目
の座標点データ(XC1, C1)、・・・、(XCn
Cn)は、1文字分バッファ23に蓄積される。図3
(C)は図3(A)および(B)に示す文字「文」をそ
れぞれ重ね合わせた文字を示し、図3(D)はさらに、
上記第(1)式から算出される座標点から構成される輪
郭線(実線)を含む文字を示している。なお、ここでは
線幅率Rを50%としている。
【0017】そして、図3(E)は1文字分バッファ2
3に蓄積される座標点データから構成される中間幅の文
字「文」を示している。このようにしてできた1文字
は、1文字分バッファ23から取り出されて文字拡大回
路28に入力される。文字拡大回路28は、文字サイズ
設定器26で設定した文字サイズにしたがって、前記文
字を拡大する。そして、拡大された文字は、1文字分バ
ッファ30に入力された後、出力装置32に出力され
る。出力装置32は、たとえば、レーザープリンタやC
RT等からなり、上記1文字分バッファ30に蓄積され
た座標点データ(XC1、YC1)、・・・、(XCn
Cn)の座標点C1 〜Cn を、スプライン曲線等によっ
て連続して「文」の輪郭線を構成し、その輪郭線内を塗
りつぶしあるいは白抜きして文字を発生させる。
【0018】次に、図2図示の線幅設定装置24につい
て説明する。本発明における線幅設定装置24は、所望
の文字サイズに合った幾通りかの線幅を文字の使用目的
等により自由に選択できるようになっている。すなわ
ち、線幅設定器33の指定により、所望の線幅を選択す
る。線幅設定器33の指定により、線幅設定器33から
出力したコード信号がアドレス発生回路34に入力され
る。アドレス発生回路34は、入力されたコード信号に
対応したアドレス信号を出力して、文字サイズと線幅に
関するテーブル記憶装置36に入力する。文字サイズと
線幅に関するテーブル記憶装置36は、前記アドレス信
号が加えられると、そのアドレス信号の示す位置に格納
されたテーブルが読み出される。
【0019】一方、文字サイズ設定器26により所望の
文字サイズが選択されると、文字サイズ設定器26から
の信号は、選択された文字サイズと線幅に関するテーブ
ル記憶装置36のテーブルにおける文字サイズの位置を
指定する。前記線幅設定器33によって選択されたテー
ブルと、文字サイズ設定器26によって選択された文字
サイズの位置との指定で、第2演算回路38は、文字サ
イズと線幅に合った線幅率Rを演算する。第2演算回路
38によって演算された線幅率Rは、出力バッファ40
に一時格納され、この線幅率Rを基にして、前述の第1
演算回路22が所望の文字幅の座標点を演算する。すな
わち、キーボード10によって入力された文字は、第1
演算回路22で最大太文字と最小細文字との線幅を前記
線幅率Rによって内分あるいは外分して、所望の文字サ
イズに合った線幅の文字が得られる。
【0020】なお、文字サイズ設定器26あるいは線幅
設定器33は、ダイヤルまたはレバーのごときもので構
成されるが、キーボード10で兼用することもできる。
次に、文字サイズと線幅に関するテーブルについて説明
する。図4(a)ないし(c)は本発明の一実施例にお
ける文字サイズと線幅に関するテーブルを説明するため
の図である。図4において、たとえば、Xは文字の線幅
を決める線幅率%、Yは文字サイズを表すポイント数、
a、bは定数である。図4(a)に示すテーブルは、線
幅率とポイント数とが比例関係にある場合を示す。すな
わち、図4図示(1)式のごとく、文字のポイント数が
大きくなれば、文字の線幅も太くなり、文字のポイント
数が小さくなれば、文字の線幅も小さくなる。図4
(b)に示すテーブルは、線幅とポイント数との関係が
二次関数的に増加する場合である。すなわち、図4図示
(2)式のごとき関係にある。図4(c)に示すテーブ
ルは、線幅とポイント数との関係が図4図示(3)式の
ごとき関係にある。これらの関数と定数aあるいはbを
変えることにより、少ないテーブル数で多くのテーブル
を備えているのと同じになる。このように関数と定数の
異なったテーブルを多く備えていると、普通の印刷にお
いて、多くの種類の線幅の文字を選択出来るだけでな
く、広告あるいはデザイン等の特殊な文字が自動的に印
刷できるようになる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、文字の入力、文字サイ
ズの指定、および文字サイズと線幅に関するテーブルを
指定するだけで、文字サイズに応じた所望の線幅の文字
を自動的に得ることができる。本発明によれば、最大線
幅の文字と最小線幅の文字とを基準にして、文字サイズ
あるいは文字の線幅を変えることができるので、従来例
のごとく1種類のデザインからなる文字に対して、数種
類の文字サイズと各文字サイズに対して異なる線幅の文
字をそれぞれコンピュータに記憶する必要がない。した
がって、1種類のデザインからなる同一文字について、
最大線幅の文字と最小線幅の文字とをコンピュータに記
憶するだけで済む。また、本発明によれば、最大線幅の
文字と最小線幅の文字とを基準にして、線幅率を掛ける
だけの単純な計算で良いため、演算回路が簡単になる。
さらに、文字の線幅を変える場合、予め記憶された線幅
に関するテーブルと当該テーブルの関数における定数を
変えながら、ディスプレイ等の出力装置に表示した文字
を見て、所望の線幅の文字を選択することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのもので、文
字「O」の線幅を決定するための原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例である文字発生装置のブロッ
ク構成図を説明するための図である。
【図3】(A)ないし(E)は文字の線幅を変える際の
処理内容を示す説明図である。
【図4】(a)ないし(c)は本発明の一実施例におけ
る文字サイズと線幅に関するテーブルを説明するための
図である。
【符号の説明】
10・・・キーボード 12・・・アドレス発生回路 14・・・最大太文字記憶装置 16・・・最小細文字記憶装置 18、20、23、30・・・1文字分バッファ 22・・・第1演算回路 24・・・線幅設定装置 26・・・文字サイズ設定器 28・・・文字拡大回路 32・・・出力装置 33・・・線幅設定器 34・・・アドレス発生回路 36・・・文字サイズと線幅に関するテーブル記憶装置 38・・・第2演算回路 40・・・出力バッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字の輪郭線を特定する座標点データを
    文字記憶装置に記憶し、前記座標点データに線幅率を乗
    じ、異なる線幅の文字を発生させる文字発生方法におい
    て、 同一の文字について、最大線幅の文字の輪郭線を構成す
    るために必要な複数の第1座標点データと、当該第1座
    標点データのデータ数と同数でしかも関連のある最小線
    幅の輪郭線を構成する第2座標点データとを予め各文字
    別に記憶しておき、 発生すべき所望の文字に対応する前記第1および第2座
    標点データを読み出すと共に、所望の文字サイズと線幅
    率に関するテーブルから文字サイズに合った線幅になる
    線幅率を自動的に演算し、 当該線幅率に基づいて第1および第2座標点データの同
    一番目の各座標点データを、 (1) XC1={R・XAi+(100−R)・XBi}/1
    00 (2) YC1={R・XAi+(100−R)・YBi}/1
    00 ただし、座標点A1 ないしAn の座標点データをXA1
    A2、XA3、・・XAn、座標点B1 ないしBn の座標点
    データをXB1、XB2、XB3、・・XBn、とすると、太め
    比率R(%)により求める座標点C1 ないしCn の座標
    点データ(XC1、YC1)、(XC2、YC2)、・・・、
    (XCn、YCn)Rは線幅率で0%から100% 上記(1) および(2) 式によって自動的に演算した座標点
    データに基づいて所望のサイズと線幅の輪郭線からなる
    文字を発生させることを特徴とする文字発生方法。
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