JPH08146926A - 液晶表示パネルの駆動装置 - Google Patents

液晶表示パネルの駆動装置

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JPH08146926A
JPH08146926A JP29164694A JP29164694A JPH08146926A JP H08146926 A JPH08146926 A JP H08146926A JP 29164694 A JP29164694 A JP 29164694A JP 29164694 A JP29164694 A JP 29164694A JP H08146926 A JPH08146926 A JP H08146926A
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half screen
memory
liquid crystal
display
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JP29164694A
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Yasutomo Nishihara
康友 西原
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1画面を分割して表示する画面分割表示方式
のLCD1の駆動に際して、表示コントローラ10にて
生成した1画面の表示データを各分割画面に対応して記
憶する上半画面メモリ3a及び下半画面メモリ3bを介
して各分割画面に同時に表示させる。表示コントローラ
10にて生成した1画面の表示データのライン数をカウ
ントするラインカウンタ4と、ラインカウンタ4による
カウント数に基づき上半画面メモリ3a又は下半画面メ
モリ3bの何れに格納すべきかを判断して出力を切り替
えるNOT回路6とが設けられている。 【効果】 表示コントローラ10の表示データは、1画
面のライン数に基づいて記憶される。このため、複雑な
構成のアドレス変換回路の設置等による装置複雑化を防
止し、かつ表示コントローラ10の設計変更等も回避
し、しかも電子機器回路構成やソフトウェアを変更する
ことなく分割画面駆動を容易に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、2画面方式の
単純マトリクス方式液晶表示装置における液晶表示パネ
ルの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、単純マトリクス方式液晶表示
装置では、本発明の説明図である図2に示すように、そ
の表示品位を上げるために液晶表示パネル(以下、「L
CD」という)1の1画面を上半画面と下半画面とに分
割することによってデューティ比を下げて駆動する方法
が提案されている。
【0003】これを実現するための第1の方法は、パー
ソナルコンピュータ等にて行われているものであり、図
5に示すように、VRAMからなる上半画面メモリ61
及び下半画面メモリ62にそれぞれ格納された上半画面
のデータと下半画面のデータとを同時にLCD60に出
力するために、これら上半画面メモリ61及び下半画面
メモリ62とLCD60との間に設けられるLCD用コ
ントローラ63を新たに開発することである。
【0004】また、第2の方法は、例えば、特開平5−
307370号公報に開示されているように、液晶表示
のためのフレームバッファメモリを備えることである。
【0005】すなわち、上記の駆動装置には、図6に示
すように、LCD70における上半画面のフレームデー
タと下半画面のフレームデータとを個別に格納するフレ
ームメモリとしてのVRAMからなる上半画面ブロック
71と下半画面ブロック72とがそれぞれLCD70の
図示しない駆動ドライバに直結されている。また、VR
AMの上半画面ブロック71及び下半画面ブロック72
には表示コントローラ73が接続されている。この表示
コントローラ73は上半画面ブロック71及び下半画面
ブロック72にアクセスする際のアドレス信号と、上半
画面ブロック71及び下半画面ブロック72からLCD
70への表示データ出力を制御するためのコントロール
信号とを発生している。
【0006】すなわち、ホストにおける表示データの送
出時には、VRAMの上半画面ブロック71と下半画面
ブロック72とを区別しないが、表示コントローラ73
は、書込みの際にはその書込みデータが上半画面データ
であるか下半画面データであるかを区別し各々VRAM
の上半画面ブロック71又は下半画面ブロック72に書
き込む必要がある。
【0007】このために、従来の駆動装置においては、
アドレス変換回路74を設けている。上記のアドレス変
換回路74は、表示コントローラ73がVRAMの上半
画面ブロック71又は下半画面ブロック72に、ホスト
から送出された表示データを格納すべくアクセスする際
にホストからのアドレスを受け取り、アクセスすべきア
ドレスが上半画面ブロック71のものか下半画面ブロッ
ク72のものかを判断し、上半画面ブロック71の場合
はそのまま出力する。また、下半画面ブロック72のア
ドレスの場合にはVRAMにおける上半画面ブロック7
1の最終アドレスと下半画面ブロック72の先頭アドレ
スとの差を加算して表示コントローラ73に出力する。
【0008】このような駆動方法をとれば、従来の電子
機器の表示コントローラ1に上述のように前置きするこ
とによりホストからは従来と同様にVRAM2にアクセ
スできると共に、同一のタイミングで液晶表示装置の上
半画面、下半画面に順次、表示データを出力することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の駆動装置における第1の方法、すなわちLCD用コ
ントローラ63を新たに開発する方法では、LCD用コ
ントローラ63を設計する際に、複雑な回路設計とタイ
ミング設計とが必要となり、LCD用コントローラ63
の開発は多大な時間と労力を要するという問題点を有し
ている。
【0010】すなわち、パーソナルコンピュータでは、
VRAMとして通常のダイナミックRAMが使用される
のに対して、ワークステーションでは、高速かつ高精細
な表示が要求されることから、VRAMとしてデュアル
ポートRAMが使用されている。したがって、ダイナミ
ックRAMを使用したVRAMでは表示用コントローラ
の回路設計及びタイミング設計が比較的容易に行える
が、デュアルポートRAMからなる上半画面メモリ61
及び下半画面メモリ62に対応してLCD用コントロー
ラ63を設計する際には、複雑な回路設計とタイミング
設計とが必要になる。
【0011】また、需要量の少ない電子機器において
は、LCD用コントローラ63の製造単価が高価なもの
となり、ひいては電子機器自体のコストアップにつなが
る。さらに、表示を行うためのソフトウェアも新たにL
CD用コントローラ63のために開発しなければならな
い。
【0012】一方、第2の方法、すなわちフレームメモ
リを用いる方法においては、アドレス変換回路74を表
示コントローラ73の前に配置することにより、比較的
容易に2画面方式の液晶表示装置を駆動することができ
る。
【0013】しかしながら、電子機器の回路構成が複雑
なアドレス変換回路74を用いることや、図示しない表
示装置用コントロール回路部の設計変更等が生じ、他の
表示装置との表示装置用コントロール回路との共用化が
困難になるという問題点を有している。
【0014】さらに、アドレスを変換して上半画面及び
下半画面のフレームメモリを振り分けているため、回路
構成及びインタフェース等が膨大になりLCDモジュー
ル上に本回路を搭載するのは極めて困難であると推察さ
れる。
【0015】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、複雑な回路構成や、タイ
ミング設計を要することなく、しかも電子機器回路構成
やソフトウェアを変更することなく分割画面駆動を容易
に実現し得る液晶表示パネルの駆動装置を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の液
晶表示パネルの駆動装置は、上記課題を解決するため
に、1画面を分割して表示する画面分割表示方式の液晶
表示パネルの駆動に際して、表示コントローラにて生成
した1画面の表示データを各分割画面に対応して記憶す
る各記憶手段を介して各分割画面に同時に表示させる液
晶表示パネルの駆動装置において、上記表示コントロー
ラにて生成した1画面の表示データのライン数をカウン
トするカウント手段と、上記カウント手段によるカウン
ト数に基づき何れの記憶手段に格納すべきかを判断して
各記憶手段への出力を切り替える切替手段とが設けられ
ていることを特徴としている。
【0017】請求項2記載の発明の液晶表示パネルの駆
動装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の
液晶表示パネルの駆動装置において、上記表示データを
各記憶手段に記憶する際の記憶時間よりも高速で液晶表
示パネルの各分割画面に読み出す読出手段が設けられて
いることを特徴としている。
【0018】請求項3記載の発明の液晶表示パネルの駆
動装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の
液晶表示パネルの駆動装置において、上記表示コントロ
ーラは上記各手段とインタフェースにて接続されている
ことを特徴としている。
【0019】
【作用】請求項1の構成によれば、液晶表示パネルを表
示するときには、カウント手段が表示コントローラにて
生成した1画面の表示データのライン数をカウントす
る。そして、切替手段が、このカウント手段によるカウ
ント数に基づき何れの記憶手段に格納すべきかを判断し
て各記憶手段への出力を切り替える。これによって、1
画面の表示データが各分割画面に対応して記憶する各記
憶手段にそれぞれ記憶される。次いで、この各記憶手段
に記憶された表示データが液晶表示パネルの各分割画面
に同時に出力される。
【0020】これによって、表示コントローラの表示デ
ータは、アドレスに基づいて各記憶手段に記憶されるの
ではなく、1画面のライン数に基づいて記憶される。
【0021】したがって、アドレスデータを提供する表
示コントローラとは、独立して1画面の表示データをラ
イン数に基づいて各記憶手段に記憶させるので、複雑な
構成のアドレス変換回路の設置等による装置複雑化を防
止し、かつ表示コントローラの設計変更等も回避するこ
とができ、しかも電子機器回路構成やソフトウェアを変
更することなく分割画面駆動を容易に実現することがで
きる。
【0022】また、請求項2の構成によれば、表示デー
タを各記憶手段に記憶する際の記憶時間よりも高速で、
読出手段が液晶表示パネルの各分割画面に読み出すの
で、記憶手段への記憶とは独立して読み出しを行うこと
ができる。この結果、液晶表示パネルの高速表示切替が
可能となる。
【0023】また、請求項3の構成によれば、表示コン
トローラは駆動装置の各手段とインタフェースにて接続
されているので、表示コントローラの他の表示装置との
共用化を容易に行うことができる。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図4に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0025】本実施例の液晶表示パネルの駆動装置は、
例えば、単純マトリクス方式の液晶表示装置に適用され
ている。
【0026】上記の液晶表示装置は、図1に示すよう
に、例えば320×240ドットの液晶表示パネル(以
下、「LCD(Liquid Crystal Display)」という)1
と、このLCD1を駆動するための駆動装置2と、LC
D1の表示データを発生して駆動装置2に伝送する表示
コントローラ10とを有している。
【0027】上記の駆動装置2は、フレームメモリ3と
カウント手段としてのラインカウンタ4と読出手段とし
てのリードタイミング回路5とから構成されている。
【0028】上記のフレームメモリ3は、デュアルポー
トRAMからなるVRAM(VideoRAM)にて構成されて
おり、LCD1のフレームデータを格納すべくLCD1
の後述するLCDドライバ8・9に直結されている。そ
して、LCD1の上半画面のフレームデータを格納する
ための記憶手段としての上半画面メモリ3aとLCD1
の下半画面のフレームデータを格納するための記憶手段
としての下半画面メモリ3bとを有している。また、上
記フレームメモリ3の各上半画面メモリ3a及び下半画
面メモリ3bは表示コントローラ10に接続されてお
り、この表示コントローラ10によって発生されたLC
D1の表示データがラインカウンタ4の制御により各上
半画面メモリ3aと下半画面メモリ3bとに格納される
ようになっている。
【0029】上記のラインカウンタ4は、表示コントロ
ーラ10から送出された1画面分のデータを受けてその
水平同期信号を表示開始ラインからカウントする。ま
た、ラインカウンタ4は、メモリ書込制御信号FRMの
経路内に設けられた切替手段としてのNOT回路6を制
御することにより、上記カウント数に応じて、上述の表
示コントローラ10における表示データの各上半画面メ
モリ3a及び下半画面メモリ3bへの格納を振り分ける
と共に、開始位置制御信号VFPにて書込み開始位置を
決定している。さらに、ラインカウンタ4は、書込みク
ロック信号WCKにより書込み時間を制御している。
【0030】上記のリードタイミング回路5は、上記各
上半画面メモリ3a及び下半画面メモリ3bに書込まれ
た表示データをLCD1に出力するために読み出しのタ
イミングを発生するものであり、上記書込みクロック信
号WCKにおける書込みと同期又は非同期のクロック7
にて、書込み時とは約半分の水平同期信号で上半画面メ
モリ3a及び下半画面メモリ3bに書込まれた表示デー
タを同時に読み出し、図2に示すように、LCDドライ
ブ回路(SEGドライバ)8・9に送出する。
【0031】上記の構成を有する駆動装置2によるLC
D1の駆動動作について説明する。
【0032】図1に示すように、駆動装置2は、表示コ
ントローラ10から送出された1画面分の表示データを
受ける。駆動装置2のラインカウンタ4は、図3に示す
ように、その水平同期信号を表示開始ラインからカウン
ト開始し、120ラインまでカウントしたらメモリ書込
制御信号FRMをNOT回路6により、「H」から
「L」に反転させる。この結果、メモリ書込制御信号F
RMの「H」の期間は表示データが上半画面メモリ3a
に書き込まれる。また、このとき、開始位置制御信号V
FPにて書込み開始位置を制御することにより表示画面
の第1ライン目の表示データが上半画面メモリ3aの先
頭番地に格納され、図4に示すように、以下、120ラ
インまでの表示データが順次格納される。
【0033】次いで、図3に示すように、表示データに
おける121ライン目からは、メモリ書込制御信号FR
Mが「L」の期間となり表示データが下半画面メモリ3
bに書き込まれる。このときも、開始位置制御信号VF
Pによって、下半画面メモリ3bの先頭番地から格納さ
れ、240ラインまでの表示データが順次格納される
(図4参照)。
【0034】次に、上記のフレームメモリ3の上半画面
メモリ3a及び下半画面メモリ3bに書き込まれた表示
データは、リードタイミング回路5によって、書込み時
とは約半分の周期のクロック7による水平同期信号に
て、上半画面メモリ3a及び下半画面メモリ3bを同時
に読み出されLCDドライバ8・9に送出される。送出
された表示データは、LCD1の上半画面及び下半画面
に、上半画面メモリ3a及び下半画面メモリ3bの各先
頭番地からそれぞれ出力される。
【0035】これによって、表示コントローラ10から
送出される信号は、従来の1画面データを送り出すのと
全く同様で良い。したがって、表示コントローラ10の
回路及びソフトウェアを変更することなくLCD1の2
画面駆動を容易に実現し、低デューティ駆動、フレーム
周期の高速化を図ることができる。また、高速応答によ
りフレーム応答現象が抑制され、かつ高コントラスト化
を図り、さらに間引き方式の階調表示にはチラツキを抑
制する等の多階調の高表示品位を図り得る単純マトリク
ス方式液晶表示装置を提供することができる。
【0036】なお、本実施例では、クロック7の読み出
し周期が、書込み時の約半分になっているため、フレー
ムメモリ3においては、書込みフレームの画面における
フレームの切り替わり時に、1フレームの書込みの間に
読み出しのアドレスが書込みのアドレスを追い越してし
まうことが考えられ、あるフレームではn画面の表示デ
ータとn−1画面の表示データとが混在してしまうおそ
れがある。しかし、以上のような現象は何フレームかに
1つのフレームの割合で起こるため、表示されたLCD
1の画面上では無視することができる。
【0037】また、上述の説明において、1フレームと
は画面の1ライン目から走査して最終ラインまで走査す
ることをいい、1画面とは数フレーム間同じ表示データ
が走査されているフレーム単位の期間をいう。
【0038】このように、本実施例の駆動装置2は、L
CD1を表示するときには、ラインカウンタ4が表示コ
ントローラにて生成した1画面の表示データのライン数
をカウントする。そして、NOT回路6が、このライン
カウンタ4よるカウント数に基づき上半画面メモリ3a
又は下半画面メモリ3bの何れに格納すべきかを判断し
て上半画面メモリ3a又は下半画面メモリ3bへの出力
を切り替える。これによって、1画面の表示データが各
分割画面に対応して記憶する上半画面メモリ3a又は下
半画面メモリ3bにそれぞれ記憶される。次いで、上半
画面メモリ3a又は下半画面メモリ3bに記憶された表
示データがLCD1の各分割画面に同時に出力される。
【0039】これによって、表示コントローラ10の表
示データは、アドレスに基づいて上半画面メモリ3a又
は下半画面メモリ3bに記憶されるのではなく、1画面
のライン数に基づいて記憶される。
【0040】したがって、アドレスデータを提供する表
示コントローラ10とは、独立して1画面の表示データ
をライン数に基づいて上半画面メモリ3a又は下半画面
メモリ3bに記憶させるので、複雑な構成のアドレス変
換回路の設置等による装置複雑化を防止し、かつ表示コ
ントローラ10の設計変更等も回避することができ、し
かも電子機器回路構成やソフトウェアを変更することな
く分割画面駆動を容易に実現することができる。
【0041】また、本実施例では、表示データを上半画
面メモリ3a又は下半画面メモリ3bに記憶する際の記
憶時間よりも高速で、リードタイミング回路5がLCD
1の各分割画面に読み出すので、上半画面メモリ3a又
は下半画面メモリ3bへの記憶とは独立して読み出しを
行うことができる。この結果、LCD1の高速表示切替
が可能となる。すなわち、2画面駆動と共に高フレーム
周波数駆動も実現できる。
【0042】また、表示コントローラ10を、駆動装置
の各手段とインタフェースにて接続することによって、
表示コントローラ10の他の表示装置との共用化を容易
に行うことができる。これによって、他のLCD1を有
する電子機器への適用を容易に図ることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明の液晶表示パネルの駆動
装置は、以上のように、表示コントローラにて生成した
1画面の表示データのライン数をカウントするカウント
手段と、上記カウント手段によるカウント数に基づき何
れの記憶手段に格納すべきかを判断して各記憶手段への
出力を切り替える切替手段とが設けられている構成であ
る。
【0044】これにより、表示コントローラの表示デー
タは、アドレスに基づいて各記憶手段に記憶されるので
はなく、1画面のライン数に基づいて記憶される。
【0045】したがって、アドレスデータを提供する表
示コントローラとは、独立して1画面の表示データをラ
イン数に基づいて各記憶手段に記憶させるので、複雑な
構成のアドレス変換回路の設置等による装置複雑化を防
止し、かつ表示コントローラの設計変更等も回避するこ
とができ、しかも電子機器回路構成やソフトウェアを変
更することなく分割画面駆動を容易に実現することがで
きるという効果を奏する。
【0046】請求項2の発明の液晶表示パネルの駆動装
置は、以上のように、請求項1の液晶表示パネルの駆動
装置において、表示データを各記憶手段に記憶する際の
記憶時間よりも高速で液晶表示パネルの各分割画面に読
み出す読出手段が設けられている構成である。
【0047】これにより、表示データを各記憶手段に記
憶する際の記憶時間よりも高速で、読出手段が液晶表示
パネルの各分割画面に読み出すので、記憶手段への記憶
とは独立して読み出しを行うことができる。この結果、
液晶表示パネルの高速表示切替が可能となるという効果
を奏する。
【0048】請求項3の発明の液晶表示パネルの駆動装
置は、以上のように、請求項1の液晶表示パネルの駆動
装置において、表示コントローラは上記各手段とインタ
フェースにて接続されている構成である。
【0049】これにより、表示コントローラの他の表示
装置との共用化を容易に行うことができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液晶表示パネルの駆動装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】上記駆動装置におけるLCDを示す構造図であ
る。
【図3】上記駆動装置におけるラインカウンタの制御動
作を示すタイムチャートである。
【図4】上記駆動装置におけるフレームメモリ内の表示
データの格納状態を示す説明図である。
【図5】従来例を示すものであり、VRAMに格納され
た表示データをLCDコントローラを介してLCDに書
込む駆動装置を示す構造図である。
【図6】他の従来例を示すものであり、アドレス変換回
路によりVRAMに格納される表示データのアドレス変
換を行う駆動装置の構成をを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 LCD 2 駆動装置 3 フレームメモリ 3a 上半画面メモリ(記憶手段) 3b 下半画面メモリ(記憶手段) 4 ラインカウンタ(カウント手段) 5 リードタイミング回路(読出手段) 6 NOT回路(切替手段) 7 クロック 10 表示コントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画面を分割して表示する画面分割表示方
    式の液晶表示パネルの駆動に際して、表示コントローラ
    にて生成した1画面の表示データを各分割画面に対応し
    て記憶する各記憶手段を介して各分割画面に同時に表示
    させる液晶表示パネルの駆動装置において、 上記表示コントローラにて生成した1画面の表示データ
    のライン数をカウントするカウント手段と、上記カウン
    ト手段によるカウント数に基づき何れの記憶手段に格納
    すべきかを判断して各記憶手段への出力を切り替える切
    替手段とが設けられていることを特徴とする液晶表示パ
    ネルの駆動装置。
  2. 【請求項2】上記表示データを各記憶手段に記憶する際
    の記憶時間よりも高速で液晶表示パネルの各分割画面に
    読み出す読出手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の液晶表示パネルの駆動装置。
  3. 【請求項3】上記表示コントローラは上記各手段とイン
    タフェースにて接続されていることを特徴とする請求項
    1記載の液晶表示パネルの駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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