JPH08146743A - トナー補給装置 - Google Patents
トナー補給装置Info
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- JPH08146743A JPH08146743A JP6306906A JP30690694A JPH08146743A JP H08146743 A JPH08146743 A JP H08146743A JP 6306906 A JP6306906 A JP 6306906A JP 30690694 A JP30690694 A JP 30690694A JP H08146743 A JPH08146743 A JP H08146743A
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- toner
- stirring
- hopper unit
- toner hopper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦長形状でも内部にトナー凝縮が発生せず、
常に現像器への安定したトナー補給がスムーズに行なわ
れるトナー補給装置を提供する。 【構成】 トナーを収容するトナーホッパーユニット4
0に設けられたアジテータ12によって、トナーホッパ
ーユニット40のトナーが撹拌され、撹拌されたトナー
がトナー搬送スクリューによって現像器に搬送される
が、同時に、アジテータ12の回転軸10のクランク部
10aに一端側が回動自在に取り付けられ、トナーホッ
パーユニット40内に設けた誘導部材21に他端側が移
動自在に取り付けられた撹拌補助具23が、アジテータ
12の回動によって、トナーホッパーユニット40内で
移動してトナーを撹拌し、トナーホッパユニット40が
縦長となり、その長手方向の長さが、アジテータ12の
撹拌半径に比して長くなっても、トナーホッパーユニッ
ト40内でのトナーの凝集が防止される。
常に現像器への安定したトナー補給がスムーズに行なわ
れるトナー補給装置を提供する。 【構成】 トナーを収容するトナーホッパーユニット4
0に設けられたアジテータ12によって、トナーホッパ
ーユニット40のトナーが撹拌され、撹拌されたトナー
がトナー搬送スクリューによって現像器に搬送される
が、同時に、アジテータ12の回転軸10のクランク部
10aに一端側が回動自在に取り付けられ、トナーホッ
パーユニット40内に設けた誘導部材21に他端側が移
動自在に取り付けられた撹拌補助具23が、アジテータ
12の回動によって、トナーホッパーユニット40内で
移動してトナーを撹拌し、トナーホッパユニット40が
縦長となり、その長手方向の長さが、アジテータ12の
撹拌半径に比して長くなっても、トナーホッパーユニッ
ト40内でのトナーの凝集が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機などの画像形成
装置に装着され現像器にトナーを供給するトナー供給装
置に関する。
装置に装着され現像器にトナーを供給するトナー供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】トナーを収容するトナー収容器と、該ト
ナー収容器内のトナーを撹拌するトナー撹拌手段と、撹
拌されたトナーを現像器に搬送するトナー搬送手段とを
備え、複写機などの画像形成装置に装着されるトナー補
給装置は、画像形成装置の小型化を実現するために、近
年では縦長形状のものが多くなっている。
ナー収容器内のトナーを撹拌するトナー撹拌手段と、撹
拌されたトナーを現像器に搬送するトナー搬送手段とを
備え、複写機などの画像形成装置に装着されるトナー補
給装置は、画像形成装置の小型化を実現するために、近
年では縦長形状のものが多くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、トナー補
給装置の形状が縦長になってくると、トナー撹拌手段の
撹拌半径が、トナー補給装置の長手方向の長さに比して
短くなり、トナー撹拌手段から離れた位置に存在するト
ナーは、トナー撹拌手段の撹拌動作によって十分に撹拌
されず、凝縮してしまうものが発生することがある。こ
のようなトナー凝縮が発生すると、トナー補給装置から
現像器へのトナー補給がスムーズに行なわれず、トナー
補給不良状態になることがある。
給装置の形状が縦長になってくると、トナー撹拌手段の
撹拌半径が、トナー補給装置の長手方向の長さに比して
短くなり、トナー撹拌手段から離れた位置に存在するト
ナーは、トナー撹拌手段の撹拌動作によって十分に撹拌
されず、凝縮してしまうものが発生することがある。こ
のようなトナー凝縮が発生すると、トナー補給装置から
現像器へのトナー補給がスムーズに行なわれず、トナー
補給不良状態になることがある。
【0004】本発明は、前述したようなこの種のトナー
補給装置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は縦長形状でも内部にトナー凝縮が発生せず、常に現像
器への安定したトナー補給がスムーズに行なわれるトナ
ー補給装置を提供することにある。
補給装置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は縦長形状でも内部にトナー凝縮が発生せず、常に現像
器への安定したトナー補給がスムーズに行なわれるトナ
ー補給装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、トナーを収容するトナー収
容器と、該トナー収容器内のトナーを撹拌するトナー撹
拌手段と、撹拌されたトナーを現像器に搬送するトナー
搬送手段とを備えたトナー補給装置において、前記撹拌
手段の軸のクランク部に一端側が回動自在に取り付けら
れ、前記トナー撹拌手段の回転によって前記トナー収容
器内で移動し、前記トナーの凝集を防止する撹拌補助手
段が設けられていることを特徴とするものである。
に、請求項1記載の発明は、トナーを収容するトナー収
容器と、該トナー収容器内のトナーを撹拌するトナー撹
拌手段と、撹拌されたトナーを現像器に搬送するトナー
搬送手段とを備えたトナー補給装置において、前記撹拌
手段の軸のクランク部に一端側が回動自在に取り付けら
れ、前記トナー撹拌手段の回転によって前記トナー収容
器内で移動し、前記トナーの凝集を防止する撹拌補助手
段が設けられていることを特徴とするものである。
【0006】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記撹
拌補助手段の他端部を、前記トナー収容器内において長
手方向に誘導する誘導部材をさらに設けたことを特徴と
するものである。
2記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記撹
拌補助手段の他端部を、前記トナー収容器内において長
手方向に誘導する誘導部材をさらに設けたことを特徴と
するものである。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記撹
拌補助手段を、前記トナー収容器内において長手方向及
び該長手方向に直角な方向に誘導する誘導部材をさらに
設けたことを特徴とするものである。
3記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記撹
拌補助手段を、前記トナー収容器内において長手方向及
び該長手方向に直角な方向に誘導する誘導部材をさらに
設けたことを特徴とするものである。
【0008】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記撹
拌補助手段が、プロペラ状の撹拌部材を備えていること
を特徴とするものである。
4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記撹
拌補助手段が、プロペラ状の撹拌部材を備えていること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明では、トナーを収容するトナー収容器に
設けられたトナー撹拌手段によって、トナー収容器内の
トナーが撹拌され、撹拌されたトナーがトナー搬送手段
によって現像器に搬送されるが、同時に、撹拌手段の軸
のクランク部に一端側が回動自在に取り付けられた撹拌
補助手段が、トナー撹拌手段の回動によって、トナー収
容器内で移動して、補助的にトナーの撹拌を行なうの
で、トナーが縦長になってもトナー収容器内が均一に拡
散されトナーの凝集が防止される。
設けられたトナー撹拌手段によって、トナー収容器内の
トナーが撹拌され、撹拌されたトナーがトナー搬送手段
によって現像器に搬送されるが、同時に、撹拌手段の軸
のクランク部に一端側が回動自在に取り付けられた撹拌
補助手段が、トナー撹拌手段の回動によって、トナー収
容器内で移動して、補助的にトナーの撹拌を行なうの
で、トナーが縦長になってもトナー収容器内が均一に拡
散されトナーの凝集が防止される。
【0010】
[第1の実施例]本実施例の第1の実施例を図面を使用
して説明する。図9は、本実施例が適用されるトナーホ
ッパユニットの構成を示す説明図である。
して説明する。図9は、本実施例が適用されるトナーホ
ッパユニットの構成を示す説明図である。
【0011】同図に示すように、本実施例が適用される
トナーホッパユニット40は、BK現像器用のトナーホ
ッパユニット40BK、C現像器用のトナーホッパユニ
ット40C、M現像器用のトナーホッパユニット40
M、Y現像器用のトナーホッパユニット40Yから構成
されている。本実施例では、トナーホッパユニット40
BKに、トナー撹拌手段としてのアジテータ12が2個
設けられ、その他のトナーホッパユニット40C、40
M、40Yには、アジテータ12が1個設けられている
が、その他の構成は各トナーホッパユニット40BK、
40C、40M、40Yで同一なので、以下にはトナー
ホッパユニット40Yを取り上げて説明する。
トナーホッパユニット40は、BK現像器用のトナーホ
ッパユニット40BK、C現像器用のトナーホッパユニ
ット40C、M現像器用のトナーホッパユニット40
M、Y現像器用のトナーホッパユニット40Yから構成
されている。本実施例では、トナーホッパユニット40
BKに、トナー撹拌手段としてのアジテータ12が2個
設けられ、その他のトナーホッパユニット40C、40
M、40Yには、アジテータ12が1個設けられている
が、その他の構成は各トナーホッパユニット40BK、
40C、40M、40Yで同一なので、以下にはトナー
ホッパユニット40Yを取り上げて説明する。
【0012】トナーホッパユニット40Yの底部には、
トナーを送り出す搬送口13が設けられ、この搬送口1
3に連続してトナーホッパユニット40Yの底部には、
トナーを現像器に供給するトナー搬送スクリュー15が
設けられている。また、トナーホッパユニット40Y内
の底部側には、回転軸10が回転自在に取り付けられ、
この回転軸10を中心に回転自在で、トナーホッパユニ
ット40Y内のトナーを撹拌するアジテータ12が設け
られている。このアジテータ12は回転軸10に固定さ
れた固定部材11に、搬送口13に対応する位置におい
て、ゴム製の2個の撹拌羽根16が取り付けられ、トナ
ーホッパユニット40Yの底部に対向する位置に、4個
のゴム製同形の撹拌羽根17が取り付けられた構成とな
っている。
トナーを送り出す搬送口13が設けられ、この搬送口1
3に連続してトナーホッパユニット40Yの底部には、
トナーを現像器に供給するトナー搬送スクリュー15が
設けられている。また、トナーホッパユニット40Y内
の底部側には、回転軸10が回転自在に取り付けられ、
この回転軸10を中心に回転自在で、トナーホッパユニ
ット40Y内のトナーを撹拌するアジテータ12が設け
られている。このアジテータ12は回転軸10に固定さ
れた固定部材11に、搬送口13に対応する位置におい
て、ゴム製の2個の撹拌羽根16が取り付けられ、トナ
ーホッパユニット40Yの底部に対向する位置に、4個
のゴム製同形の撹拌羽根17が取り付けられた構成とな
っている。
【0013】そして、モータによってアジテータ12
は、トナーホッパユニット40Y内において、正転方向
及び逆転方向に交互に回転し、撹拌羽根16、17によ
ってトナーホッパユニット40Y内のトナーが撹拌さ
れ、長時間の運転休止などで凝集したトナーが存在して
も、これらのトナーはほぐされ十分に撹拌されて、搬送
口13から搬送スクリュー15に供給されるように構成
されている。
は、トナーホッパユニット40Y内において、正転方向
及び逆転方向に交互に回転し、撹拌羽根16、17によ
ってトナーホッパユニット40Y内のトナーが撹拌さ
れ、長時間の運転休止などで凝集したトナーが存在して
も、これらのトナーはほぐされ十分に撹拌されて、搬送
口13から搬送スクリュー15に供給されるように構成
されている。
【0014】図1は本発明の第1の実施例の撹拌補助手
段の取付部分の構成を示す正面説明図、図2は本実施例
の撹拌補助手段の取付部分の構成を示す側面説明図、図
3は同実施例の撹拌補助手段の構成を示す説明図であ
る。
段の取付部分の構成を示す正面説明図、図2は本実施例
の撹拌補助手段の取付部分の構成を示す側面説明図、図
3は同実施例の撹拌補助手段の構成を示す説明図であ
る。
【0015】特に本実施例では、図1及び図2に示すよ
うに、回転軸10にクランク部10aが設けられ、この
クランク部10aに2個の支持バー20の一端が回動自
在に保持され、トナーホッパユニット40Y内上部に
は、ガイド溝21aが形成された誘導部材21が設けら
れ、この誘導部材21に支持バー20の他端が、係合釦
20aとガイド溝21aとの係合によつて、移動自在に
係合されている。そして、これらの支持バー20に撹拌
補助具23が固定されている。本実施例の撹拌補助具2
3は、図3に示すように、板状に形成されその表面に複
数の孔部24が、トナーホッパユニット40Yの上下方
向に沿って形成されている。
うに、回転軸10にクランク部10aが設けられ、この
クランク部10aに2個の支持バー20の一端が回動自
在に保持され、トナーホッパユニット40Y内上部に
は、ガイド溝21aが形成された誘導部材21が設けら
れ、この誘導部材21に支持バー20の他端が、係合釦
20aとガイド溝21aとの係合によつて、移動自在に
係合されている。そして、これらの支持バー20に撹拌
補助具23が固定されている。本実施例の撹拌補助具2
3は、図3に示すように、板状に形成されその表面に複
数の孔部24が、トナーホッパユニット40Yの上下方
向に沿って形成されている。
【0016】次に、このような構成の本実施例の動作を
説明する。モータによって回転軸10が、正転方向及び
逆転方向に交互に回転駆動されると、撹拌羽根16、1
7が正転方向及び逆転方向に交互に回転し、撹拌羽根1
6、17の回転によって、トナーホッパユニット40Y
内のトナーが撹拌され、凝集しているものがあればとき
ほぐされ、十分に撹拌された状態でトナーは搬送口13
から搬送スクリュー15に供給される。
説明する。モータによって回転軸10が、正転方向及び
逆転方向に交互に回転駆動されると、撹拌羽根16、1
7が正転方向及び逆転方向に交互に回転し、撹拌羽根1
6、17の回転によって、トナーホッパユニット40Y
内のトナーが撹拌され、凝集しているものがあればとき
ほぐされ、十分に撹拌された状態でトナーは搬送口13
から搬送スクリュー15に供給される。
【0017】この場合、本実施例では、回転軸10の回
転によってクランク軸10aが回動し、撹拌補助具23
の一端側が、クランク部10aの回動に伴って、トナー
ホッパユニット40Yの上下方向に移動すると共に、板
面に直角な方向に揺動し、これに応じて撹拌補助部材2
3の他端側の係合釦20aは、誘導部材21のガイド溝
21aに沿って、トナーホッパユニット40Yの上下方
向に移動する。
転によってクランク軸10aが回動し、撹拌補助具23
の一端側が、クランク部10aの回動に伴って、トナー
ホッパユニット40Yの上下方向に移動すると共に、板
面に直角な方向に揺動し、これに応じて撹拌補助部材2
3の他端側の係合釦20aは、誘導部材21のガイド溝
21aに沿って、トナーホッパユニット40Yの上下方
向に移動する。
【0018】このような撹拌補助具23の移動によっ
て、撹拌羽根16、17では十分に撹拌されないトナー
ホッパユニット40Yの上部のトナーが、撹拌補助具2
3の広い板面と孔部24とによって効率的に撹拌され、
トナーホッパユニット40Yの上部に凝集したトナーは
存在しなくなり、トナーホッパ40Y内のトナーは、十
分に撹拌された状態で搬送スクリュー15に供給され
る。そして、搬送スクリュー15によって、トナーホッ
パユニット40Y内のトナーは、現像器に安定に供給さ
れる。
て、撹拌羽根16、17では十分に撹拌されないトナー
ホッパユニット40Yの上部のトナーが、撹拌補助具2
3の広い板面と孔部24とによって効率的に撹拌され、
トナーホッパユニット40Yの上部に凝集したトナーは
存在しなくなり、トナーホッパ40Y内のトナーは、十
分に撹拌された状態で搬送スクリュー15に供給され
る。そして、搬送スクリュー15によって、トナーホッ
パユニット40Y内のトナーは、現像器に安定に供給さ
れる。
【0019】このように、本実施例によると、トナーホ
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動され、上下に移動
する撹拌面積の広い撹拌補助具23によって、トナーホ
ッパユニット40Yの上部のトナーが十分に撹拌される
ので、トナーホッパユニット内に凝縮トナーが存在しな
くなり、凝縮トナーの存在によって搬送スクリュー15
へのトナーの供給が不良になることが防止され、常に現
像器への安定したトナー補給をスムーズに行なうことが
可能になる。
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動され、上下に移動
する撹拌面積の広い撹拌補助具23によって、トナーホ
ッパユニット40Yの上部のトナーが十分に撹拌される
ので、トナーホッパユニット内に凝縮トナーが存在しな
くなり、凝縮トナーの存在によって搬送スクリュー15
へのトナーの供給が不良になることが防止され、常に現
像器への安定したトナー補給をスムーズに行なうことが
可能になる。
【0020】[第2の実施例]本発明の第2の実施例
を、図4を参照して説明する。図4は本実施例の構成を
示す説明図である。
を、図4を参照して説明する。図4は本実施例の構成を
示す説明図である。
【0021】本実施例は、図4に示すように、撹拌補助
具としてスプリングを使用した場合であり、回転軸10
のクランク部10aに、スプリング26の一端が固定さ
れ、スプリング26の他端がトナーホッパユニット40
Yの上部に固定された構成となっている。本実施例のそ
の他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施例と同
一なので、重複する説明は行なわない。
具としてスプリングを使用した場合であり、回転軸10
のクランク部10aに、スプリング26の一端が固定さ
れ、スプリング26の他端がトナーホッパユニット40
Yの上部に固定された構成となっている。本実施例のそ
の他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施例と同
一なので、重複する説明は行なわない。
【0022】本実施例では、回転軸10の回転によるク
ランク部10aの回動によって、スプリング26の一端
が、トナーホッパユニット40Yの上下方向に移動し、
且つ上下方向に直角な方向に揺動する。このようにして
スプリング26は、伸縮運動を行い、この伸縮運動によ
って撹拌羽根16、17では十分に撹拌されないトナー
ホッパユニット40Yの上部のトナーが撹拌され、凝縮
されたトナーが、スプリング26の移動によって弾性的
に破壊されときほぐされる。本実施例のその他の部分の
動作は、すでに説明した第1の実施例の動作と同一なの
で、重複する説明は行なわない。
ランク部10aの回動によって、スプリング26の一端
が、トナーホッパユニット40Yの上下方向に移動し、
且つ上下方向に直角な方向に揺動する。このようにして
スプリング26は、伸縮運動を行い、この伸縮運動によ
って撹拌羽根16、17では十分に撹拌されないトナー
ホッパユニット40Yの上部のトナーが撹拌され、凝縮
されたトナーが、スプリング26の移動によって弾性的
に破壊されときほぐされる。本実施例のその他の部分の
動作は、すでに説明した第1の実施例の動作と同一なの
で、重複する説明は行なわない。
【0023】このように、本実施例によると、トナーホ
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動されるスプリング
26によって、トナーホッパユニット40Yの上部のト
ナーが十分に撹拌されるので、トナーホッパユニット内
に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナーの存在によ
って搬送スクリュウ15へのトナーの供給が不良になる
ことが防止され、常に現像器への安定したトナー補給を
スムーズに行なうことが可能になる。
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動されるスプリング
26によって、トナーホッパユニット40Yの上部のト
ナーが十分に撹拌されるので、トナーホッパユニット内
に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナーの存在によ
って搬送スクリュウ15へのトナーの供給が不良になる
ことが防止され、常に現像器への安定したトナー補給を
スムーズに行なうことが可能になる。
【0024】[第3の実施例]本発明の第3の実施例
を、図5を参照して説明する。図5は本実施例の撹拌補
助手段の構成を示す説明図である。
を、図5を参照して説明する。図5は本実施例の撹拌補
助手段の構成を示す説明図である。
【0025】本実施例は、第2の実施例と同様に撹拌補
助具図としてスプリングを使用しており、図5に示すよ
うに、すでに図3を参照して説明した第1の実施例に対
して、T字型の支持バー20Aを用い、この支持バー2
0Aにスプリング26を装着した状態で、支持バー20
Aの一端をクランク軸10aに固定し、支持バー20A
の他端に設けた係合釦20aを、誘導部材21のガイド
溝21aに係合させたものである。本実施例のその他の
部分の構成は、すでに説明した第1の実施例と同一なの
で、重複する説明は行なわない。
助具図としてスプリングを使用しており、図5に示すよ
うに、すでに図3を参照して説明した第1の実施例に対
して、T字型の支持バー20Aを用い、この支持バー2
0Aにスプリング26を装着した状態で、支持バー20
Aの一端をクランク軸10aに固定し、支持バー20A
の他端に設けた係合釦20aを、誘導部材21のガイド
溝21aに係合させたものである。本実施例のその他の
部分の構成は、すでに説明した第1の実施例と同一なの
で、重複する説明は行なわない。
【0026】本実施例では、回転軸10の回転によるク
ランク部10aの回動に伴って、支持バー20Aの一端
側が、トナーホッパユニット40Yの上下方向に移動す
るとともに、上下方向に直角な方向に揺動し、これに応
じて支持バー20Aの他端側の係合釦20aは、誘導部
材21のガイド溝21aに沿って、トナーホッパユニッ
ト40Yの上下方向に移動し、この移動によってスプリ
ング26がトナーと弾性的に接触する。
ランク部10aの回動に伴って、支持バー20Aの一端
側が、トナーホッパユニット40Yの上下方向に移動す
るとともに、上下方向に直角な方向に揺動し、これに応
じて支持バー20Aの他端側の係合釦20aは、誘導部
材21のガイド溝21aに沿って、トナーホッパユニッ
ト40Yの上下方向に移動し、この移動によってスプリ
ング26がトナーと弾性的に接触する。
【0027】このような支持バー20Aの移動によっ
て、撹拌羽根16、17では十分に撹拌されないトナー
ホッパユニット40Yの上部のトナーが、スプリング2
6のトナーとの接触により、弾性的に粉砕されながら効
率的に撹拌される。本実施例のその他の部分の動作は、
すでに説明した第1の実施例と同一なので、重複する説
明は行なわない。
て、撹拌羽根16、17では十分に撹拌されないトナー
ホッパユニット40Yの上部のトナーが、スプリング2
6のトナーとの接触により、弾性的に粉砕されながら効
率的に撹拌される。本実施例のその他の部分の動作は、
すでに説明した第1の実施例と同一なので、重複する説
明は行なわない。
【0028】このように、本実施例によると、トナーホ
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動される支持バー2
0Aに装着されたスプリング26によって、トナーホッ
パユニット40Yの上部のトナーが十分に撹拌され、凝
縮トナーが弾性的に破壊されるので、トナーホッパユニ
ット40Y内に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナ
ーの存在によって搬送スクリュー15へのトナーの供給
が不良になることが防止され、常に現像器への安定した
トナー補給をスムーズに行なうことが可能になる。
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動される支持バー2
0Aに装着されたスプリング26によって、トナーホッ
パユニット40Yの上部のトナーが十分に撹拌され、凝
縮トナーが弾性的に破壊されるので、トナーホッパユニ
ット40Y内に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナ
ーの存在によって搬送スクリュー15へのトナーの供給
が不良になることが防止され、常に現像器への安定した
トナー補給をスムーズに行なうことが可能になる。
【0029】[第4の実施例]本発明の第4の実施例
を、図6を参照して説明する。図6は本発明の第4の実
施例の撹拌補助手段の構成を示す説明図である。
を、図6を参照して説明する。図6は本発明の第4の実
施例の撹拌補助手段の構成を示す説明図である。
【0030】本実施例は、撹拌補助具として目の粗いブ
ラシを使用したものであり、すでに図1を参照して説明
した構成の2個の支持バー20に対して、図6に示すよ
うに目の粗いブラシ28が取り付けられている。本実施
例のその他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施
例と同一なので、重複する説明は行なわない。
ラシを使用したものであり、すでに図1を参照して説明
した構成の2個の支持バー20に対して、図6に示すよ
うに目の粗いブラシ28が取り付けられている。本実施
例のその他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施
例と同一なので、重複する説明は行なわない。
【0031】本実施例では、回転軸10の回転によって
クランク軸10aが回動し、支持バー20の一端側が、
クランク部10aの回動に伴って、トナーホッパユニッ
ト40Yの上下方向に移動するとともに、上下方向に直
角な方向に揺動し、これに応じて支持バー20の他端側
の係合釦20aは、誘導部材21のガイド溝21aに沿
って、トナーホッパユニット40Yの上下方向に移動す
る。
クランク軸10aが回動し、支持バー20の一端側が、
クランク部10aの回動に伴って、トナーホッパユニッ
ト40Yの上下方向に移動するとともに、上下方向に直
角な方向に揺動し、これに応じて支持バー20の他端側
の係合釦20aは、誘導部材21のガイド溝21aに沿
って、トナーホッパユニット40Yの上下方向に移動す
る。
【0032】このような支持バー20の移動によって、
目の粗いブラシ28が、撹拌羽根16、17では十分に
撹拌されないトナーホッパユニット40Yの上部のトナ
ーを効率的に撹拌し、トナーホッパユニット40Yの上
部に凝集したトナーは存在しなくなり、トナーホッパ4
0Y内のトナーは、十分に撹拌された状態で搬送スクリ
ュー15に供給される。本実施例のその他の部分の構成
は、すでに説明した第1の実施例と同一なので、重複す
る説明は行なわない。
目の粗いブラシ28が、撹拌羽根16、17では十分に
撹拌されないトナーホッパユニット40Yの上部のトナ
ーを効率的に撹拌し、トナーホッパユニット40Yの上
部に凝集したトナーは存在しなくなり、トナーホッパ4
0Y内のトナーは、十分に撹拌された状態で搬送スクリ
ュー15に供給される。本実施例のその他の部分の構成
は、すでに説明した第1の実施例と同一なので、重複す
る説明は行なわない。
【0033】このように、本実施例によると、トナーホ
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動される目の粗いブ
ラシ28によって、トナーホッパユニット40Yの上部
のトナーが十分に撹拌されるので、トナーホッパユニッ
ト内に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナーの存在
によって搬送スクリュー15へのトナーの供給が不良に
なることが防止され、常に現像器への安定したトナー補
給をスムーズに行なうことが可能になる。
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16、17の撹拌半径に比して長くなって
も、撹拌羽根16、17と同時に駆動される目の粗いブ
ラシ28によって、トナーホッパユニット40Yの上部
のトナーが十分に撹拌されるので、トナーホッパユニッ
ト内に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナーの存在
によって搬送スクリュー15へのトナーの供給が不良に
なることが防止され、常に現像器への安定したトナー補
給をスムーズに行なうことが可能になる。
【0034】[第5の実施例]本発明の第5の実施例
を、図7を参照して説明する。図7は本実施例の撹拌補
助手段の構成を示す説明図である。
を、図7を参照して説明する。図7は本実施例の撹拌補
助手段の構成を示す説明図である。
【0035】本実施例は、図5に示すように、すでに図
2及び図3を参照して説明した第1の実施例の誘導部材
21に代えて、円板状の2個の誘導部材21Aをトナー
ホッパユニット40Y内に、互いに対向させてそれぞれ
回転自在に配設し、撹拌補助具23Aが係合釦20a位
置で、互いに対向配置される誘導部材21Aの周縁部に
回転自在に取り付けられている。また、本実施例では、
回転軸10に対して、左右対称に撹拌羽根16Aが3個
ずつ取り付けられている。本実施例のその他の部分の構
成は、すでに説明した第1の実施例と同一なので、重複
する説明は行なわない。
2及び図3を参照して説明した第1の実施例の誘導部材
21に代えて、円板状の2個の誘導部材21Aをトナー
ホッパユニット40Y内に、互いに対向させてそれぞれ
回転自在に配設し、撹拌補助具23Aが係合釦20a位
置で、互いに対向配置される誘導部材21Aの周縁部に
回転自在に取り付けられている。また、本実施例では、
回転軸10に対して、左右対称に撹拌羽根16Aが3個
ずつ取り付けられている。本実施例のその他の部分の構
成は、すでに説明した第1の実施例と同一なので、重複
する説明は行なわない。
【0036】本実施例では、回転軸10の回転によって
クランク軸10aが回動し、撹拌補助具23Aの一端側
が、クランク部10aの回動に伴って、トナーホッパユ
ニット40Yの上下方向に移動するとともに、板面に直
角な方向に揺動し、これに応じて撹拌補助部材23Aの
他端側は、誘導部材21Aの周縁に沿って回動し、トナ
ーホッパユニット40Yの上下方向に移動すると共に、
上下方向に直角な方向に揺動する。
クランク軸10aが回動し、撹拌補助具23Aの一端側
が、クランク部10aの回動に伴って、トナーホッパユ
ニット40Yの上下方向に移動するとともに、板面に直
角な方向に揺動し、これに応じて撹拌補助部材23Aの
他端側は、誘導部材21Aの周縁に沿って回動し、トナ
ーホッパユニット40Yの上下方向に移動すると共に、
上下方向に直角な方向に揺動する。
【0037】このような撹拌補助具23Aの移動によっ
て、撹拌羽根16Aでは十分に撹拌されないトナーホッ
パユニット40Yの上部のトナーが、撹拌補助具23A
の広い板面と孔部24とによって効率的に撹拌され、ト
ナーホッパユニット40Yの上部に凝集したトナーは存
在しなくなり、トナーホッパ40Y内のトナーは、十分
に撹拌された状態で搬送スクリュー15に供給される。
て、撹拌羽根16Aでは十分に撹拌されないトナーホッ
パユニット40Yの上部のトナーが、撹拌補助具23A
の広い板面と孔部24とによって効率的に撹拌され、ト
ナーホッパユニット40Yの上部に凝集したトナーは存
在しなくなり、トナーホッパ40Y内のトナーは、十分
に撹拌された状態で搬送スクリュー15に供給される。
【0038】このように、本実施例によると、トナーホ
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16Aの撹拌半径に比して長くなっても、
撹拌羽根16Aと同時に駆動される撹拌面積の広い撹拌
補助具23Aが、上下方向及び該上下方向に直角な方向
に揺動的に移動し、トナーホッパユニット40Yの上部
のトナーが十分に撹拌されるので、トナーホッパユニッ
ト40Y内に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナー
の存在によって搬送スクリュー15へのトナーの供給が
不良になることが防止され、常に現像器への安定したト
ナー補給をスムーズに行なうことが可能になる。
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16Aの撹拌半径に比して長くなっても、
撹拌羽根16Aと同時に駆動される撹拌面積の広い撹拌
補助具23Aが、上下方向及び該上下方向に直角な方向
に揺動的に移動し、トナーホッパユニット40Yの上部
のトナーが十分に撹拌されるので、トナーホッパユニッ
ト40Y内に凝縮トナーが存在しなくなり、凝縮トナー
の存在によって搬送スクリュー15へのトナーの供給が
不良になることが防止され、常に現像器への安定したト
ナー補給をスムーズに行なうことが可能になる。
【0039】[第6の実施例]本発明の第6の実施例
を、図8を参照して説明する。図8は本発明の第6の実
施例の撹拌補助手段の構成を示す説明図である。
を、図8を参照して説明する。図8は本発明の第6の実
施例の撹拌補助手段の構成を示す説明図である。
【0040】本実施例では、トナーホッパユニット40
Yの底部側に、一側部にクランク部10aが形成された
回転軸10が回転自在に設けられ、この回転軸10に取
り付けた固定部材11に、3個の撹拌羽根16Aが取り
付けられて、アジテータ12Aが構成されている。
Yの底部側に、一側部にクランク部10aが形成された
回転軸10が回転自在に設けられ、この回転軸10に取
り付けた固定部材11に、3個の撹拌羽根16Aが取り
付けられて、アジテータ12Aが構成されている。
【0041】一方、トナーホッパユニット40Y内でク
ランク部10aの近傍に、案内溝21aを有する誘導部
材21Bが配設され、クランク部10aに一端が回動自
在に取り付けられた支持バー20Cの他端の係合釦20
dが案内溝21aに係合されている。この係合釦20a
にはコ字型の支持バー20Bの一端が取り付けられ、支
持バー20Bの他端には係合釦20eが取り付けられ、
この係合釦20eは案内溝21aに係合されている。
ランク部10aの近傍に、案内溝21aを有する誘導部
材21Bが配設され、クランク部10aに一端が回動自
在に取り付けられた支持バー20Cの他端の係合釦20
dが案内溝21aに係合されている。この係合釦20a
にはコ字型の支持バー20Bの一端が取り付けられ、支
持バー20Bの他端には係合釦20eが取り付けられ、
この係合釦20eは案内溝21aに係合されている。
【0042】そして、この支持バー20Bには、プロペ
ラ状の撹拌部材30が2個回転自在に取り付けられてい
る。本実施例のその他の部分の構成は、すでに説明した
第1の実施例と同一なので、重複する説明は行なわな
い。
ラ状の撹拌部材30が2個回転自在に取り付けられてい
る。本実施例のその他の部分の構成は、すでに説明した
第1の実施例と同一なので、重複する説明は行なわな
い。
【0043】本実施例では、回転軸10の回転でクラン
ク部10aが移動すると、支持バー20Cの一端が上下
方向に移動すると共に、上下方向と直角に揺動し係合釦
20dが、案内溝21a内を上下に移動する。係合釦2
0dが案内溝21a内を移動すると、支持バー20B
が、係合釦20d、20eの案内溝21aとの係合移動
によつて、案内溝21aに沿って上下に移動し、撹拌部
材30がトナーからの抵抗を受けながら、トナーを撹拌
するように回転する。
ク部10aが移動すると、支持バー20Cの一端が上下
方向に移動すると共に、上下方向と直角に揺動し係合釦
20dが、案内溝21a内を上下に移動する。係合釦2
0dが案内溝21a内を移動すると、支持バー20B
が、係合釦20d、20eの案内溝21aとの係合移動
によつて、案内溝21aに沿って上下に移動し、撹拌部
材30がトナーからの抵抗を受けながら、トナーを撹拌
するように回転する。
【0044】この撹拌部材30の回転によって、撹拌羽
根16Aでは十分に撹拌されないトナーホッパユニット
40Yの上部のトナーが、撹拌部材30によって効率的
に撹拌され、トナーホッパユニット40Yの上部に凝集
したトナーは存在しなくなり、トナーホッパ40Y内の
トナーは、十分に撹拌された状態で搬送スクリュー15
に供給される。本実施例のその他の動作は、すでに説明
した第1の実施例と同一なので、重複する説明は行なわ
ない。
根16Aでは十分に撹拌されないトナーホッパユニット
40Yの上部のトナーが、撹拌部材30によって効率的
に撹拌され、トナーホッパユニット40Yの上部に凝集
したトナーは存在しなくなり、トナーホッパ40Y内の
トナーは、十分に撹拌された状態で搬送スクリュー15
に供給される。本実施例のその他の動作は、すでに説明
した第1の実施例と同一なので、重複する説明は行なわ
ない。
【0045】このように、本実施例によると、トナーホ
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16Aの撹拌半径に比して長くなっても、
撹拌羽根16Aと同時に駆動される支持バー20Bに取
り付けられたプロペラ状の撹拌部材30が、トナーホッ
パ40Y内を上下方向に移動し、この移動で撹拌部材3
0はトナーの抵抗を受けて回転し、トナーホッパユニッ
ト40Yの上部のトナーが十分に撹拌されるので、トナ
ーホッパユニット40Y内に凝縮トナーが存在しなくな
り、凝縮トナーの存在によって搬送スクリュー15への
トナーの供給が不良になることが防止され、常に現像器
への安定したトナー補給をスムーズに行なうことが可能
になる。
ッパユニット40Yが縦長となり、その上下方向の長さ
が、撹拌羽根16Aの撹拌半径に比して長くなっても、
撹拌羽根16Aと同時に駆動される支持バー20Bに取
り付けられたプロペラ状の撹拌部材30が、トナーホッ
パ40Y内を上下方向に移動し、この移動で撹拌部材3
0はトナーの抵抗を受けて回転し、トナーホッパユニッ
ト40Yの上部のトナーが十分に撹拌されるので、トナ
ーホッパユニット40Y内に凝縮トナーが存在しなくな
り、凝縮トナーの存在によって搬送スクリュー15への
トナーの供給が不良になることが防止され、常に現像器
への安定したトナー補給をスムーズに行なうことが可能
になる。
【0046】なお、各実施例では、トナーホッパユニッ
ト40Yを取り上げて説明したが、本発明は各実施例に
限定されるものでなく、トナーホッパユニット40B、
40C、40Mの全てについて、本発明を適用すること
が可能である。
ト40Yを取り上げて説明したが、本発明は各実施例に
限定されるものでなく、トナーホッパユニット40B、
40C、40Mの全てについて、本発明を適用すること
が可能である。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、トナー収
容器内のトナーがトナー撹拌手段によって撹拌され、撹
拌されたトナーがトナー搬送手段によって現像器に搬送
されるが、同時に、撹拌手段の軸のクランク部に一端側
が回動自在に取り付けられた撹拌補助手段が、トナー撹
拌手段の回動によって、トナー収容器内で移動し撹拌を
行なうので、トナー収容器が縦長となり、その長手方向
の長さが、トナー撹拌手段の撹拌半径に比して長くなっ
ても、トナー収容器内での撹拌が、均一に行なわれてト
ナーの凝集が防止され、現像器に対してトナーを凝縮な
しにスムーズに供給することが可能になる。請求項2記
載の発明によると、トナー収容器内のトナーがトナー撹
拌手段によって撹拌され、撹拌されたトナーがトナー搬
送手段によって現像器に搬送されるが、同時に、撹拌手
段の軸のクランク部に一端側が回動自在に取り付けら
れ、トナー収容器内に設けた誘導部材に他端側が、トナ
ー収容器の長手方向に移動自在に取り付けられた撹拌補
助手段が、トナー撹拌手段の回動によって、トナー収容
器内で移動し撹拌を行なうので、トナー収容器が縦長と
なり、その長手方向の長さが、トナー撹拌手段の撹拌半
径に比して長くなっても、トナー収容器内での撹拌が、
均一に行なわれてトナーの凝集が効果的に防止され、現
像器に対してトナーを凝縮なしにスムーズに供給するこ
とが可能になる。請求項3記載の発明によると、トナー
収容器内のトナーがトナー撹拌手段によって撹拌され、
撹拌されたトナーがトナー搬送手段によって現像器に搬
送されるが、同時に、撹拌手段の軸のクランク部に一端
側が回動自在に取り付けられ、トナー収容器内に設けた
誘導部材に他端側が、トナー収容器の長手方向及び該長
手方向に直角に移動自在に取り付けられた撹拌補助手段
が、トナー撹拌手段の回動によって、トナー収容器内で
移動し撹拌を行なうので、トナー収容器が縦長となり、
その長手方向の長さが、トナー撹拌手段の撹拌半径に比
して長くなっても、トナー収容器内での撹拌が、均一に
行なわれてトナーの凝集がより効果的に防止され、現像
器に対してトナーを凝縮なしにスムーズに供給すること
が可能になる。請求項4記載の発明によると、トナー収
容器内のトナーがトナー撹拌手段によって撹拌され、撹
拌されたトナーがトナー搬送手段によって現像器に搬送
されるが、同時に、撹拌手段の軸のクランク部に一端側
が回動自在に取り付けられ、プロペラ状の撹拌部材を備
えた撹拌補助手段が、トナー撹拌手段の回動によって、
トナー収容器内で移動し、トナーの抵抗によってプロペ
ラ状の撹拌部材が回転して、トナーの撹拌を行なうの
で、トナー収容器が縦長となり、その長手方向の長さ
が、トナー撹拌手段の撹拌半径に比して長くなっても、
トナー収容器内での撹拌が、均一に行なわれてトナーの
凝集がより効果的に防止され、現像器に対してトナーを
凝縮なしにスムーズに供給することが可能になる。
容器内のトナーがトナー撹拌手段によって撹拌され、撹
拌されたトナーがトナー搬送手段によって現像器に搬送
されるが、同時に、撹拌手段の軸のクランク部に一端側
が回動自在に取り付けられた撹拌補助手段が、トナー撹
拌手段の回動によって、トナー収容器内で移動し撹拌を
行なうので、トナー収容器が縦長となり、その長手方向
の長さが、トナー撹拌手段の撹拌半径に比して長くなっ
ても、トナー収容器内での撹拌が、均一に行なわれてト
ナーの凝集が防止され、現像器に対してトナーを凝縮な
しにスムーズに供給することが可能になる。請求項2記
載の発明によると、トナー収容器内のトナーがトナー撹
拌手段によって撹拌され、撹拌されたトナーがトナー搬
送手段によって現像器に搬送されるが、同時に、撹拌手
段の軸のクランク部に一端側が回動自在に取り付けら
れ、トナー収容器内に設けた誘導部材に他端側が、トナ
ー収容器の長手方向に移動自在に取り付けられた撹拌補
助手段が、トナー撹拌手段の回動によって、トナー収容
器内で移動し撹拌を行なうので、トナー収容器が縦長と
なり、その長手方向の長さが、トナー撹拌手段の撹拌半
径に比して長くなっても、トナー収容器内での撹拌が、
均一に行なわれてトナーの凝集が効果的に防止され、現
像器に対してトナーを凝縮なしにスムーズに供給するこ
とが可能になる。請求項3記載の発明によると、トナー
収容器内のトナーがトナー撹拌手段によって撹拌され、
撹拌されたトナーがトナー搬送手段によって現像器に搬
送されるが、同時に、撹拌手段の軸のクランク部に一端
側が回動自在に取り付けられ、トナー収容器内に設けた
誘導部材に他端側が、トナー収容器の長手方向及び該長
手方向に直角に移動自在に取り付けられた撹拌補助手段
が、トナー撹拌手段の回動によって、トナー収容器内で
移動し撹拌を行なうので、トナー収容器が縦長となり、
その長手方向の長さが、トナー撹拌手段の撹拌半径に比
して長くなっても、トナー収容器内での撹拌が、均一に
行なわれてトナーの凝集がより効果的に防止され、現像
器に対してトナーを凝縮なしにスムーズに供給すること
が可能になる。請求項4記載の発明によると、トナー収
容器内のトナーがトナー撹拌手段によって撹拌され、撹
拌されたトナーがトナー搬送手段によって現像器に搬送
されるが、同時に、撹拌手段の軸のクランク部に一端側
が回動自在に取り付けられ、プロペラ状の撹拌部材を備
えた撹拌補助手段が、トナー撹拌手段の回動によって、
トナー収容器内で移動し、トナーの抵抗によってプロペ
ラ状の撹拌部材が回転して、トナーの撹拌を行なうの
で、トナー収容器が縦長となり、その長手方向の長さ
が、トナー撹拌手段の撹拌半径に比して長くなっても、
トナー収容器内での撹拌が、均一に行なわれてトナーの
凝集がより効果的に防止され、現像器に対してトナーを
凝縮なしにスムーズに供給することが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施例の撹拌補助手段の取付部
分の構成を示す正面説明図である。
分の構成を示す正面説明図である。
【図2】同実施例の撹拌補助手段の取付部分の構成を示
す側面説明図である。
す側面説明図である。
【図3】同実施例の撹拌補助手段の構成を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2の実施例の撹拌補助手段の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例の撹拌補助手段の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】本発明の第4の実施例の撹拌補助手段の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】本発明の第5の実施例の撹拌補助手段の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】本発明の第6の実施例の撹拌補助手段の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】本発明の各実施例が適用されるトナーホッパユ
ニットの構成を示す説明図である。
ニットの構成を示す説明図である。
10 回転軸 12 アジテータ 15 トナー搬送スクリュー 16、16A、17 撹拌羽根 20、20B、20C 支持バー 20a、20d、20e 係合釦 21、21A 誘導部材 21a 案内溝 23、23A 撹拌補助具 26 スプリング 28 ブラシ 30 撹拌部材
Claims (4)
- 【請求項1】 トナーを収容するトナー収容器と、該ト
ナー収容器内のトナーを撹拌するトナー撹拌手段と、撹
拌されたトナーを現像器に搬送するトナー搬送手段とを
備えたトナー補給装置において、 前記撹拌手段の軸のクランク部に一端側が回動自在に取
り付けられ、前記トナー撹拌手段の回転によって前記ト
ナー収容器内で移動し、前記トナーの凝集を防止する撹
拌補助手段が設けられていることを特徴とするトナー補
給装置。 - 【請求項2】 前記撹拌補助手段の他端部を、前記トナ
ー収容器内において長手方向に誘導する誘導部材をさら
に有することを特徴とする請求項1記載のトナー補給装
置。 - 【請求項3】 前記撹拌補助手段を、前記トナー収容器
内において長手方向及び該長手方向に直角な方向に誘導
する誘導部材をさらに有することを特徴とする請求項1
記載のトナー補給装置。 - 【請求項4】 前記撹拌補助手段が、プロペラ状の撹拌
部材を備えていることを特徴とする請求項1記載のトナ
ー補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6306906A JPH08146743A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | トナー補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6306906A JPH08146743A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | トナー補給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146743A true JPH08146743A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17962698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6306906A Pending JPH08146743A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | トナー補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08146743A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258315A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像剤搬送装置および画像形成装置 |
JP2012103432A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP6306906A patent/JPH08146743A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258315A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像剤搬送装置および画像形成装置 |
JP4640437B2 (ja) * | 2008-04-15 | 2011-03-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像剤搬送装置および画像形成装置 |
JP2012103432A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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