JPH08146620A - 印刷原版用熱処理装置 - Google Patents

印刷原版用熱処理装置

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JPH08146620A
JPH08146620A JP28681494A JP28681494A JPH08146620A JP H08146620 A JPH08146620 A JP H08146620A JP 28681494 A JP28681494 A JP 28681494A JP 28681494 A JP28681494 A JP 28681494A JP H08146620 A JPH08146620 A JP H08146620A
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heating
printing
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Application number
JP28681494A
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English (en)
Inventor
Koji Furukawa
弘司 古川
Mutsumi Namihana
睦 浪華
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】印刷原版と加熱プレートとの非接触の加熱状態
を接触部と同様にし、画像を完全に再現する熱現像を達
成できる印刷原版用熱処理装置を提供する。 【構成】感光性平版印刷原版10の金属支持体を面加熱
する加熱手段22との間でその印刷原版を挟持して押圧
搬送する搬送手段28が、印刷原版の搬送方向に垂直方
向に所定割合分布の加圧部及び非加圧部を備えるように
構成され、加熱による印刷原版10の膨張に起因する加
熱手段との非接触部の範囲を狭くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光済感光性平版印刷
原版を搬送しつつ加熱する熱処理装置に関し、印刷原版
を熱現像する装置として適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀、還元剤、及び重合性化合
物を含む感光材料を画像露光し、ハロゲン化銀を現像し
て、これにより画像状に重合性化合物を重合させてポリ
マー画像を形成する方法が、特公平3−12307号及
び同3−12308号公報(米国特許4629676号
及び欧州特許0174634号明細書)に記載されてい
る。この方法においては、ハロゲン化銀を還元した還元
剤の酸化体ラジカル(還元剤の酸化体の分解によって生
じるラジカルであってもよい。以下、単に酸化体ラジカ
ルと呼ぶ。)によって重合が開始される。即ち、感光材
料を加熱して、ハロゲン化銀を現像し、重合性化合物の
硬化画像を形成する熱現像を実施する。
【0003】以上述べた画像形成方法は、印刷版の製造
にも適用できる。印刷版の製造に好適な感光材料は、特
開平5−249667号公報(米国特許5122443
号及び欧州特許0426192号明細書)及び特開平4
−191856号公報(米国特許5290659号)、
特開平5−142775号、同6−27652号、同5
−107764号公報に記載されている。各公報には、
重合性化合物に加えてまたは代えて架橋性ポリマーを用
いることが記載されている。印刷版の製造方法では、上
記の熱現像により重合性化合物または架橋性ポリマーを
硬化させてから、溶出液を用いて未硬化部を除去し、残
存する硬化画像を印刷版の画像として利用する。なお、
印刷版では、一般にアルミニウム板を支持体として用い
る。また、印刷版の製造に用いる感光材料では、ハロゲ
ン化銀を含む感光性層と重合性化合物または架橋性ポリ
マーを含む硬化性層が別々に設けられている場合が多
い。
【0004】以上のように、ハロゲン化銀、還元剤、重
合性化合物及び色画像形成物質を含む感光性硬化性層を
支持体に設けた印刷原板に画像形成する場合、熱処理装
置が必要となる。このような熱処理装置について、例え
ば図5に示すように、感光性平版印刷原版(以下、印刷
原版という)114を無端ベルト138によって加熱プ
レート130の間に挟持するように全体を被覆し、無端
ベルト138の移動に伴って、印刷原版114を加熱プ
レート130に摺接させつつ搬送するとともに、加熱プ
レート130の熱によって加熱するものが提案されてい
る。この加熱プレート130の表面は、円弧状に湾曲さ
れており、印刷原版114はこの湾曲に沿って曲がるの
に充分に薄くできており、摺接される無端ベルト138
はこの印刷原版114を加熱プレート130側に押圧す
る張力を付与される。加熱プレート130の搬送方向前
方及び後方には、搬送ローラ122,124がそれぞれ
設けられており、矢印Aで示すように、印刷原版114
を加熱プレート130と無端ベルト138の間に搬入又
は搬出する。
【0005】そして、搬送ローラ122,124によっ
て加熱プレート130と無端ベルト138の間に搬入さ
れた印刷原版114は、無端ベルト138の矢印Dで示
す回転に伴って加熱プレート130に摺接されつつ搬送
され、加熱プレート130の熱によって加熱される。こ
の際、無端ベルト138には、加熱プレート表面の湾曲
部130Bによって張力が付与されており、これにより
印刷原版114は、無端ベルト138によって加熱プレ
ート側に押圧されて密着し、加熱が全体に行き渡る。な
お、このような感光材料の加熱温度としては70〜20
0℃程度が利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したような加
熱装置を使用して熱現像すると、印刷原版のベースであ
る金属製の基板はこの加熱によって膨張して若干歪むこ
とになり、加熱プレート130とは不完全な接触となっ
てしまう。従って、不完全接触部では感材を熱現像する
場合の感材への供給熱エネルギーが低下し、熱現像の効
率が低下する。その結果、この部分の重合硬化画像が欠
損したり、硬化の程度が低下し画像強度が低下して、印
刷版として使用した場合には部分的に耐刷性が低下する
問題が発生する。また、網線数200線で網点面積率2
%の様な微小点を形成しようとした場合に、不完全接触
部の熱現像の効率が低下し硬化不足となるため、完全接
触部に比べて形成される微小な網点のサイズが小さく形
成され、色調が部分的に異なるなど印刷版として使用す
るための均一性が満足されないという問題点が発生す
る。印刷版は通常比較的大きなサイズで使用されるた
め、熱膨張による不完全な接触が起きやすい。一方、画
像濃度表現を網点という微小形成により行うため、版上
に微小点形成を均一に作ることは印刷版の極めて重要な
要求性能である。
【0007】本発明の目的は、印刷原版と加熱プレート
との非接触の加熱状態を接触部と同様とし、画像を完全
に再現する熱現像を達成できる印刷原版用熱処理装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、金
属支持体による感光性平版印刷原版を面加熱する加熱手
段と、その加熱手段との間で印刷原版を挟持して押圧搬
送する搬送手段とで加熱処理する印刷原版用熱処理装置
であって、搬送手段が印刷原版の搬送方向に垂直方向に
所定割合分布の加圧部及び非加圧部を備えることで達成
される。
【0009】ここで、搬送手段は印刷原版の搬送方向に
垂直方向に所定間隔で並ぶ複数本の無端ベルトの構成と
することができる。またこの搬送手段は、印刷原版の搬
送方向に垂直な軸でその搬送方向に並ぶ複数のローラー
とする構成でも良い。好ましくは、このローラ表面に突
起を有するもの、及び幅方向に分割されたもの、ブラシ
状のものが良い。
【0010】
【作用】本発明に係る熱処理装置においては、加熱が基
になって膨張した感光性平版印刷原版の膨張部分が各非
加圧部に逃げ、この非加圧部は上記のように加熱部分と
の間で所定割合で分布しているので、例え加熱手段に対
して浮き上がりが発生したとしても、浮き上がり範囲が
狭いので、接触部からの熱伝導によって殆どカバーする
ことができ、加熱手段と印刷原版との接触と非接触部と
の加熱状態をほぼ同じとすることができる。
【0011】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の第1実施例である熱処理装置を適用し
た製版装置を示す概略断面図である。印刷原版10にお
いては、支持基板11上に画像形成層が設けられて構成
されている。支持基板11はアルミニウム材で形成され
ており、厚さ約0.3mm程度の支持体である。画像形
成層は、硬化性層、感光性層及び画像形成促進層を、支
持基板11の上面に順次積層して形成される。
【0012】この印刷原版10が、搬送ローラ21によ
って上下の無端ベルト28,24間に搬入される。上下
の無端ベルト28,24は、印刷原版10を挟持した状
態で同期して回転され、印刷原版10を加熱プレート2
2に沿って所定の搬送方向(矢印A方向)に搬送すると
ともに、下側無端ベルト24を介して伝導される加熱プ
レート22の熱によって加熱する。
【0013】溶出部40においては、熱現像部20から
冷却ローラ31を介して搬入される印刷原版10が、搬
送ローラ41によって搬送され、スプレーノズル42か
ら噴出される溶出液を吹き付けられるとともに、ブラシ
ロール45に摺接された後、スクイズローラ47によっ
て表面に付着した過剰な溶出液を除去される。
【0014】搬送ローラ41は、スプレーノズル42の
搬送方向A上流側に、印刷原版10を挟んで上下一対設
けられており、印刷原版10を挟持した状態で回転する
ことにより、印刷原版10を搬送方向Aに搬送する。ス
プレーノズル42は、本実施例では上面となっている画
像形成層12(図4)に対向して配置されており、循環
ポンプ43によって溶出槽44から汲み上げられた溶出
液(例えば、富士写真フィルム(株)製PS版用現像液
DP−4)を、印刷原版10の画像形成層12(図4)
に吹き付ける。
【0015】ブラシロール45は、スプレーノズル42
の搬送方向A下流側に、印刷原版10を挟んで支持ロー
ル46と上下一対で設けられており、溶出液を吹き付け
られた印刷原版10の画像形成層12(図4)に摺接さ
れ、非画像領域の溶出反応を促進させる。スクイズロー
ラ47は、ブラシロール45の搬送方向A下流側に、印
刷原版10を挟んで上下一対設けられており、印刷原版
10を挟持した状態で回転することにより、印刷原版1
0を搬送方向Aに搬送するとともに、表面に付着した過
剰な溶出液を絞りとるように除去する。なお、スクイズ
ローラ47によって除去された過剰な溶出液は、受け皿
48によって溶出槽44内に回収される。
【0016】水洗部50においては、印刷原版10が、
搬送ローラ51によって搬送され、スプレーノズル52
によって洗浄水を吹き付けられる。搬送ローラ51は、
スプレーノズル52を挟んで搬送方向A上流側及び下流
側に、それぞれ印刷原版10を挟んで上下一対ずつ設け
られており、印刷原版10を挟持した状態で回転するこ
とにより、印刷原版10を搬送方向Aに搬送する。スプ
レーノズル52は、印刷原版10の両面にそれぞれ対向
して配置されており、循環ポンプ53によって受水槽5
4から汲み上げられた洗浄水を、印刷原版10の両面に
吹き付ける。なお吹き付けられた洗浄水は、印刷原版1
0から落下した後、受け皿55によって受水槽54内に
回収される。
【0017】ガム液塗布部60においては、印刷原版1
0が、搬送ローラ61によって搬送され、スプレーノズ
ル62によってガム液を吹き付けられる。搬送ローラ6
1は、スプレーノズル62を挟んで搬送方向A上流側及
び下流側に、それぞれ印刷原版10を挟んで上下一対ず
つ設けられており、印刷原版10を挟持した状態で回転
することにより、印刷原版10を搬送方向Aに搬送す
る。スプレーノズル62は、印刷原版10の画像形成層
に対向して配置されており、循環ポンプ63によってガ
ム液槽64から汲み上げられたガム液(例えば、富士写
真フィルム(株)製PS版用ガム液GU−7)を、印刷
原版10の画像形成層に吹き付ける。なお吹き付けられ
たガム液は、印刷原版10から落下した後、受け皿65
によってガム液槽64内に回収される。
【0018】乾燥部70においては、印刷原版10が、
搬送ローラ71によって搬送され、ドライヤ72によっ
て乾燥される。搬送ローラ71は、ドライヤ72を挟ん
で搬送方向A上流側及び下流側に、それぞれ印刷原版1
0を挟んで上下一対ずつ設けられており、印刷原版10
を挟持した状態で回転することにより、印刷原版10を
搬送方向Aに搬送する。ドライヤ72は、印刷原版10
の両面にそれぞれ対向して二対設けられており、温風を
印刷原版10の両面に吹き付けることにより、ガム処理
後の印刷原版10を乾燥する。
【0019】一連の流れとしては、まず、図示しない露
光装置内で、印刷原版10の画像形成層側に原稿フィル
ムを密着させるとともに、500nmの光を通すバンド
パスフィルタを介在させ、500ワットのタングステン
ランプを用いて1.5秒間露光し、露光済みの印刷原版
を作成する。そして、図1のように、印刷原版10は、
熱現像部20から、溶出部40、水洗部50及びガム液
塗布部60を経て、乾燥部70まで連続して搬送され、
各部において順次所定の処理を施される。つまり、熱現
像された印刷原版10は、冷却ローラ31によって冷却
された後、溶出部40において溶出処理が施され、図4
に示す画像形成促進層、感光性層及び硬化性層の未硬化
部分、すなわち硬化性層の硬化部分を除いた画像形成層
の非画像領域が溶出される。そして印刷原版10は、水
洗部50において水洗処理され、溶出液を除去された
後、ガム液塗布部60においてガム処理され、更に乾燥
部70において表面に付着したガム液を乾燥される。乾
燥後の印刷原版10は、トレイ74に搬送されて集積さ
れる。
【0020】次に、本発明の熱処理装置を説明する。図
2は図1に示した熱処理装置の拡大断面図で、図3は図
1に示した熱処理装置の斜視図である。搬送ローラ21
は、加熱プレート22よりも搬送方向A上流側及び下流
側に、それぞれ印刷原版10を挟んで上下一対ずつ、計
二対設けられており、印刷原版10を挟持した状態で回
転することにより、印刷原版10を上下の無端ベルト2
8,24間に搬入させ、又は上下の無端ベルト28,2
4間から搬出する。加熱プレート22は、表面(図2中
上面)が側面視にて円弧状に湾曲され、一般的ヒータに
よって、表面温度が常時一定の温度(例えば150℃)
となるように加熱される。
【0021】下側無端ベルト24は、図2及び図3に示
すように、加熱プレート22の搬送方向前方及び後方に
設けられたローラ25間にわたって巻回されており、図
示しないモータ等によってローラ25が回転された際、
図2中時計方向に回転する。更に、テンションローラー
23が外周面26から無端ベルト24を押圧しており、
ベルトに張力を与えている。すなわち下側無端ベルト2
4は、下側ローラ25間において、外周面26を印刷原
版10の下面に接触されるとともに、内周面27を加熱
プレート22表面に摺接されつつ加熱プレート22の表
面に沿って搬送方向Aに移動される。下側無端ベルト2
4は加熱プレート22の湾曲した加熱面のほぼ全域を覆
う幅に形成されている。
【0022】上側無端ベルト28は、加熱プレート22
の搬送方向両端部上方に設けられたローラ29間に渡っ
て巻回されており、図示しないモータ等によってローラ
29が回転された際、下側無端ベルト24と同期して図
2中反時計方向に回転する。この上側無端ベルト28の
外周面30はテンションローラー33によって押圧され
ている。
【0023】上側無端ベルト28は図3の斜視図に示す
ように、5本の無端ベルト28a,28b,28c,2
8d,28eがローラ29に巻回される構造となってい
る。この本数は設計上の要請で適宜決定される。これら
の無端ベルト28a,28b,28c,28d,28e
それぞれの間には隙間部分35a,35b,35c,3
5dが形成されている。本実施例では、この間隔は好ま
しくは50mm程度以下がよく、より好ましくは20m
m以下が好適である。また、上側無端ベルト28の一本
当たりの幅は75mmに設定されている。
【0024】この上側無端ベルト28には加熱プレート
22表面の湾曲によって加熱プレート22へ密着する押
圧力が生じている。ここで、加熱プレート22とほぼ同
じ幅に全体として形成されている上側無端ベルト28
は、印刷原版10をそれぞれの外周面30に接触させ、
且つ、加熱プレート22側に押圧して下側無端ベルト2
4に密着させ、下側無端ベルト24との間に挟持し、こ
の状態で下側無端ベルト24と同一方向に移動させる。
従って、上側無端ベルト28それぞれの間に形成されて
いる隙間では印刷原版10への押圧力は発生することは
なく、加熱プレート22の加熱によって膨張した印刷原
版10の膨張部分は無端ベルト28a,28b,28
c,28d,28eそれぞれの隙間部分35a,35
b,35c,35dに逃げる。そして、この部分で印刷
原版10が加熱プレート22に対して浮き上がったとし
ても、浮き上がりの範囲は上記のように約20mmと狭
いので、各無端ベルト28の押圧による接触部からの熱
伝導によって非接触部の加熱がカバーされるので、接触
部と非接触部との間の加熱状態をほぼ均一にすることが
できる。
【0025】なお、上側無端ベルト28に張力を与えて
いる上記テンションローラー33は図3では一本のロー
ラーとなっているが、この他にも、各無端ベルト28
a,28b,28c,28d,28eに対応する同一直
径の複数のローラー82によって押圧してもよい。ま
た、押圧力に関しては、接触状態を維持できれる程度の
押圧力であれば、必ずしも均一である必要はない。
【0026】図4は、本発明の第2実施例である熱処理
装置を適用した製版装置の熱現像部80を示す概略斜視
図である。この中で、図3と同様の要素には同じ符号を
付し、説明を省略する。即ち、この第2実施例では図3
の第1実施例における上側無端ベルト28に対応する部
分が異なっている。図4に示すように、下側無端ベルト
24と協動して印刷原版10を加熱プレート22で加熱
するものとして、複数のブラシローラー82が加熱プレ
ート22の表面の湾曲に沿って備えられている。各ブラ
シローラー82には多数の突起が設けられており、これ
らの突起が所定の押圧力をもって下側無端ベルト24と
の間で印刷原版10を加熱プレート22に押しつけつつ
挟持搬送する。このブラシローラー82の突起間では押
圧力は発生していないので、加熱による膨張がこの部分
に逃げることになる。また、この突起自体が可撓性を有
しているので、この性質からも膨張を逃がすことができ
る。従って、非接触部の範囲を狭くすることができるの
で、接触部からの熱伝導によって非接触部の加熱がカバ
ーされ、接触部と非接触部との間の加熱状態をほぼ均一
にすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、感光性平
版印刷原版の金属支持体を面加熱する加熱手段との間で
その印刷原版を挟持して押圧搬送する搬送手段が、印刷
原版の搬送方向に垂直方向に所定割合分布の加圧部及び
非加圧部を備えるように構成された印刷原版用熱処理装
置によって、加熱による印刷原版の膨張に起因する加熱
手段との非接触部の範囲が、上記の加圧部及び非加圧部
の分布によって狭くなり、接触部と非接触部との間の加
熱状態をほぼ均一にすることができ、画像を完全に再現
する熱現像を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である熱処理装置を適用し
た製版装置を示す概略断面図である。
【図2】図1の製版装置の熱処理装置を示す概略断面図
である。
【図3】図2の熱処理装置を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例である熱処理装置の斜視図
である。
【図5】従来の熱処理装置の概略断面図である。
【符号の説明】
10 印刷原版 22 加熱プレート 33 テンションローラー 82 ブラシローラー 24 下側無端ベルト 26 外周面 27 内周面 28 上側無端ベルト 35 ベルト間隙間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の第1実施例である熱処理装置を適用し
た製版装置を示す概略断面図である。印刷原版10にお
いては、支持基板上に画像形成層が設けられて構成され
ている。支持基板はアルミニウム材で形成されており、
厚さ約0.3mm程度の支持体である。画像形成層は、
硬化性層、感光性層及び画像形成促進層を、支持基板の
上面に順次積層して形成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】搬送ローラ41は、スプレーノズル42の
搬送方向A上流側に、印刷原版10を挟んで上下一対設
けられており、印刷原版10を挟持した状態で回転する
ことにより、印刷原版10を搬送方向Aに搬送する。ス
プレーノズル42は、本実施例では上面となっている画
像形成層に対向して配置されており、循環ポンプ43に
よって溶出槽44から汲み上げられた溶出液(例えば、
富士写真フィルム(株)製PS版用現像液DP−4)
を、印刷原版10の画像形成層に吹き付ける。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】ブラシロール45は、スプレーノズル42
の搬送方向A下流側に、印刷原版10を挟んで支持ロー
ル46と上下一対で設けられており、溶出液を吹き付け
られた印刷原版10の画像形成層に摺接され、非画像領
域の溶出反応を促進させる。スクイズローラ47は、ブ
ラシロール45の搬送方向A下流側に、印刷原版10を
挟んで上下一対設けられており、印刷原版10を挟持し
た状態で回転することにより、印刷原版10を搬送方向
Aに搬送するとともに、表面に付着した過剰な溶出液を
絞りとるように除去する。なお、スクイズローラ47に
よって除去された過剰な溶出液は、受け皿48によって
溶出槽44内に回収される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】一連の流れとしては、まず、図示しない露
光装置内で、印刷原版10の画像形成層側に原稿フィル
ムを密着させるとともに、500nmの光を通すバンド
パスフィルタを介在させ、500ワットのタングステン
ランプを用いて1.5秒間露光し、露光済みの印刷原版
を作成する。そして、図1のように、印刷原版10は、
熱現像部20から、溶出部40、水洗部50及びガム液
塗布部60を経て、乾燥部70まで連続して搬送され、
各部において順次所定の処理を施される。つまり、熱現
像された印刷原版10は、冷却ローラ31によって冷却
された後、溶出部40において溶出処理が施され、画
形成促進層、感光性層及び硬化性層の未硬化部分、すな
わち硬化性層の硬化部分を除いた画像形成層の非画像領
域が溶出される。そして印刷原版10は、水洗部50に
おいて水洗処理され、溶出液を除去された後、ガム液塗
布部60においてガム処理され、更に乾燥部70におい
て表面に付着したガム液を乾燥される。乾燥後の印刷原
版10は、トレイ74に搬送されて集積される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図4は、本発明の第2実施例である熱処理
装置を適用した製版装置の熱現像部80を示す概略斜視
図である。この中で、図3と同様の要素には同じ符号を
付し、説明を省略する。即ち、この第2実施例では図3
の第1実施例における上側無端ベルト28に対応する部
分が異なっている。図4に示すように、下側無端ベルト
24と協動して印刷原版10を加熱プレート22で加熱
するものとして、複数のローラー82が加熱プレート2
2の表面の湾曲に沿って備えられている。各ローラー8
2には多数の突起が設けられており、これらの突起が所
定の押圧力をもって下側無端ベルト24との間で印刷原
版10を加熱プレート22に押しつけつつ挟持搬送す
る。このローラー82の突起間では押圧力は発生してい
ないので、加熱による膨張がこの部分に逃げることにな
る。また、この突起自体が可撓性を有しているので、こ
の性質からも膨張を逃がすことができる。従って、非接
触部の範囲を狭くすることができるので、接触部からの
熱伝導によって非接触部の加熱がカバーされ、接触部と
非接触部との間の加熱状態をほぼ均一にすることができ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属支持体による感光性平版印刷原版を
    面加熱する加熱手段と、該加熱手段との間で印刷原版を
    挟持して押圧搬送する搬送手段とで加熱処理する装置で
    あって、前記搬送手段が印刷原版の搬送方向に垂直方向
    に所定割合分布の加圧部及び非加圧部を備えることを特
    徴とする印刷原版用熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段が前記垂直方向に所定間隔
    で並ぶ複数本の無端ベルトであることを特徴とする請求
    項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段が印刷原版の搬送方向に垂
    直な軸で該搬送方向に並ぶ複数のローラーで構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の装置。
JP28681494A 1994-11-21 1994-11-21 印刷原版用熱処理装置 Pending JPH08146620A (ja)

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