JP2886254B2 - 感光性樹脂版の製造方法及びそれに用いる製版装置 - Google Patents
感光性樹脂版の製造方法及びそれに用いる製版装置Info
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- JP2886254B2 JP2886254B2 JP2109151A JP10915190A JP2886254B2 JP 2886254 B2 JP2886254 B2 JP 2886254B2 JP 2109151 A JP2109151 A JP 2109151A JP 10915190 A JP10915190 A JP 10915190A JP 2886254 B2 JP2886254 B2 JP 2886254B2
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- photosensitive resin
- transparent substrate
- exposure
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/20—Exposure; Apparatus therefor
- G03F7/2002—Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image
- G03F7/2012—Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image using liquid photohardening compositions, e.g. for the production of reliefs such as flexographic plates or stamps
-
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/38—Treatment before imagewise removal, e.g. prebaking
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感光性樹脂版の製造方法の改良及びこれに
用いる製版装置に関するものである。さらに詳しくいえ
ば、本発明は、版厚精度が高く、インキのカスレがな
く、ドットゲインの小さい印刷物を与えうる感光性樹脂
版、特に段ボール印刷のような凸版印刷用の感光性樹脂
版を製造するための改良方法、及びこれに用いる製版装
置に関するものである。
用いる製版装置に関するものである。さらに詳しくいえ
ば、本発明は、版厚精度が高く、インキのカスレがな
く、ドットゲインの小さい印刷物を与えうる感光性樹脂
版、特に段ボール印刷のような凸版印刷用の感光性樹脂
版を製造するための改良方法、及びこれに用いる製版装
置に関するものである。
従来の技術 液状感光性樹脂を用いて、段ボール紙や新聞などの印
刷用凸版を製版する方法は、これまでのゴム製版に比べ
少ない工程で、しかも優れた印刷精度の版面が得られる
ため、次第に利用率が高まってきている。
刷用凸版を製版する方法は、これまでのゴム製版に比べ
少ない工程で、しかも優れた印刷精度の版面が得られる
ため、次第に利用率が高まってきている。
一般に、この液状感光性樹脂を用いて印刷版を製版す
るには、先ず第4図に示すように、2枚の透明基板1,
1′の間にネガフイルム2及びカバーフイルム3を重ね
て載置し、その上に液状感光性樹脂層4を形成し、これ
にベースフイルム5とマスキングフイルム6を重ね、こ
の両面から光源7,7′より活性光を照射して、レリーフ
部分とその基部との画像形成を行ったのち、マスキング
フイルム6を取り除いて、形成されたレリーフ部とベー
スフイルム5とを固定させるためのバック露光を行う。
8,8′は液状感光性樹脂が流出するのを防止するための
スポンジダムである。又は、マスキングフイルムを使用
しないで、全面にレリーフ基部を形成するためのバック
露光をベースフイルム側から行い、次いで、レリーフ形
成のためのレリーフ露光をネガフイルム側から行う方法
もある。
るには、先ず第4図に示すように、2枚の透明基板1,
1′の間にネガフイルム2及びカバーフイルム3を重ね
て載置し、その上に液状感光性樹脂層4を形成し、これ
にベースフイルム5とマスキングフイルム6を重ね、こ
の両面から光源7,7′より活性光を照射して、レリーフ
部分とその基部との画像形成を行ったのち、マスキング
フイルム6を取り除いて、形成されたレリーフ部とベー
スフイルム5とを固定させるためのバック露光を行う。
8,8′は液状感光性樹脂が流出するのを防止するための
スポンジダムである。又は、マスキングフイルムを使用
しないで、全面にレリーフ基部を形成するためのバック
露光をベースフイルム側から行い、次いで、レリーフ形
成のためのレリーフ露光をネガフイルム側から行う方法
もある。
次に、適当な洗浄剤で未硬化部分を洗い出して現像
し、後露光及び乾燥処理を施せば、所望の印刷版が得ら
れる。
し、後露光及び乾燥処理を施せば、所望の印刷版が得ら
れる。
ところで、このような製版方法においては、第5図の
従来の製版方法の工程図から明らかなように、上記透明
基板1′側から露光を行う場合には、感光性樹脂が発生
する重合熱により該上部基板1′にたわみが生じ、一
方、下部透明基板1側から露光を行う場合には、同様に
該下部基板1にたわみが生じるために、得られる印刷版
は第6図の断面図で示されるように版中央部と版外周部
の高低差の大きなものとなる。このような印刷版を用い
て印刷を行うとインキのカスレが生じて鮮明な印刷画像
が得られにくいし、また、ドットゲインの大きな印刷画
像が得られるなど、好ましくない事態を招来する。
従来の製版方法の工程図から明らかなように、上記透明
基板1′側から露光を行う場合には、感光性樹脂が発生
する重合熱により該上部基板1′にたわみが生じ、一
方、下部透明基板1側から露光を行う場合には、同様に
該下部基板1にたわみが生じるために、得られる印刷版
は第6図の断面図で示されるように版中央部と版外周部
の高低差の大きなものとなる。このような印刷版を用い
て印刷を行うとインキのカスレが生じて鮮明な印刷画像
が得られにくいし、また、ドットゲインの大きな印刷画
像が得られるなど、好ましくない事態を招来する。
発明が解決しようとする課題 本発明は、前記した従来方法における欠点を克服し、
版中央部と版外周部との高低差の少ない版面を形成させ
ることにより、インキのカスレがなく鮮明で、しかもド
ットゲインの小さい印刷画像を与える印刷用凸版を製造
するための方法、及びそれに用いる製版装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。
版中央部と版外周部との高低差の少ない版面を形成させ
ることにより、インキのカスレがなく鮮明で、しかもド
ットゲインの小さい印刷画像を与える印刷用凸版を製造
するための方法、及びそれに用いる製版装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、液状感光性樹脂を用いて印刷用凸版を
製造する方法について種々検討を重ねた結果、特定の装
置を用いて、露光前又は露光中あるいはその両方におい
て透明基板の少なくとも一方を活性光源側、すなわち液
状感光性樹脂とは反対の側より加熱して該透明基板の変
形を減少させることにより、版中央部と版外周部との高
低差の少ない版面を形成しうることを見い出し、この知
見に基づいて本発明を完成するに至った。
製造する方法について種々検討を重ねた結果、特定の装
置を用いて、露光前又は露光中あるいはその両方におい
て透明基板の少なくとも一方を活性光源側、すなわち液
状感光性樹脂とは反対の側より加熱して該透明基板の変
形を減少させることにより、版中央部と版外周部との高
低差の少ない版面を形成しうることを見い出し、この知
見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、2枚の透明基板の間に配置した
液状感光性樹脂層の少なくとも一方の面に画像担持フイ
ルムを重ね、片面又は両面から活性光により画像形成露
光したのち、現像処理して感光性樹脂版を形成させるに
当り、露光前又は露光中あるいはその両方において、上
下の透明基板の少なくとも一方を活性光源側より加熱
し、該透明基板の変形を緩和させることを特徴とする感
光性樹脂版の製造方法及び水平方向に上下平行して配置
した2枚の透明基板の間に液状感光性樹脂を満たすため
の空間を有し、かつ上記透明基板の上方及び下部透明基
板の下方に、それぞれの透明基板に向けて活性光を照射
するための光源を配設した感光性樹脂版用製版装置にお
いて、少なくとも一方の透明基板の活性光光源側に加熱
手段を設けたことを特徴とする製版装置を提供するもの
である。
液状感光性樹脂層の少なくとも一方の面に画像担持フイ
ルムを重ね、片面又は両面から活性光により画像形成露
光したのち、現像処理して感光性樹脂版を形成させるに
当り、露光前又は露光中あるいはその両方において、上
下の透明基板の少なくとも一方を活性光源側より加熱
し、該透明基板の変形を緩和させることを特徴とする感
光性樹脂版の製造方法及び水平方向に上下平行して配置
した2枚の透明基板の間に液状感光性樹脂を満たすため
の空間を有し、かつ上記透明基板の上方及び下部透明基
板の下方に、それぞれの透明基板に向けて活性光を照射
するための光源を配設した感光性樹脂版用製版装置にお
いて、少なくとも一方の透明基板の活性光光源側に加熱
手段を設けたことを特徴とする製版装置を提供するもの
である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明方法においては、原料として液状感光性樹脂を
用いるが、この液状感光性樹脂の種類、組成については
特に制限はなく、感光性樹脂版の製造に使用しうるもの
の中から任意に選ぶことができる。
用いるが、この液状感光性樹脂の種類、組成については
特に制限はなく、感光性樹脂版の製造に使用しうるもの
の中から任意に選ぶことができる。
第1図は、本発明方法の操作順序の1例を説明するた
めの要部断面図であり、透明基板例えばガラス板1の上
にネガフイルム2及びカバーフイルム3を重ね、その上
に液状感光性樹脂を流延して感光層4を形成させ、さら
にその上にベースフイルム例えばポリエステルフイルム
5を積層し、マスキングフイルム6を介して透明基板
1′を載置する。8,8′は液状感光性樹脂が外周に流出
するのを防ぐためのスポンジダムである。
めの要部断面図であり、透明基板例えばガラス板1の上
にネガフイルム2及びカバーフイルム3を重ね、その上
に液状感光性樹脂を流延して感光層4を形成させ、さら
にその上にベースフイルム例えばポリエステルフイルム
5を積層し、マスキングフイルム6を介して透明基板
1′を載置する。8,8′は液状感光性樹脂が外周に流出
するのを防ぐためのスポンジダムである。
次いで、上部からマスキング露光を行うが、その際、
露光前又は露光中あるいはその両方において、上部透明
基板1′の上面に向け温風を吹きつけ、加熱する〔第1
図(イ)〕。その後、下部からのレリーフ露光を行う
か、この際も前記と同様に露光前又は露光中あるいはそ
の両方において、下部透明基板1の下面に向け温風を吹
きつけ、加熱する〔第1図(ロ)〕。なお、透明基板の
加熱は、上部透明基板の上面や下部透明基板の下面に発
熱線や面発熱体を付設し、それに電流を流すことによ
り、行うこともできる。
露光前又は露光中あるいはその両方において、上部透明
基板1′の上面に向け温風を吹きつけ、加熱する〔第1
図(イ)〕。その後、下部からのレリーフ露光を行う
か、この際も前記と同様に露光前又は露光中あるいはそ
の両方において、下部透明基板1の下面に向け温風を吹
きつけ、加熱する〔第1図(ロ)〕。なお、透明基板の
加熱は、上部透明基板の上面や下部透明基板の下面に発
熱線や面発熱体を付設し、それに電流を流すことによ
り、行うこともできる。
次いで、このようにして露光処理した感光層を常法に
従って洗浄液で洗い出し、現像処理したのち、後露光を
行い、乾燥することにより、第2図の断面図で示される
ような版中央部と版外周部との高低差の少ない改良され
た版が得られる。
従って洗浄液で洗い出し、現像処理したのち、後露光を
行い、乾燥することにより、第2図の断面図で示される
ような版中央部と版外周部との高低差の少ない改良され
た版が得られる。
次に、このような製版方法に用いられる本発明の製版
装置の1例について説明すると、第3図は該製版装置の
1例の断面図であって、これは支持アーム10により開閉
自在な上部透明基板1′を包蔵した上部光源箱と、上部
を開口した箱型支持台11の上部開口部に載置した下部透
明基板1と、上部透明基板の上方及び下部透明基板の下
方にそれぞれ配設された活性光光源7,7′とから構成さ
れ、かつ下部透明基板1の光源側にその透明基板を加熱
するための加熱手段として温風吹き込み管12及び温風発
生機13が付設されている。
装置の1例について説明すると、第3図は該製版装置の
1例の断面図であって、これは支持アーム10により開閉
自在な上部透明基板1′を包蔵した上部光源箱と、上部
を開口した箱型支持台11の上部開口部に載置した下部透
明基板1と、上部透明基板の上方及び下部透明基板の下
方にそれぞれ配設された活性光光源7,7′とから構成さ
れ、かつ下部透明基板1の光源側にその透明基板を加熱
するための加熱手段として温風吹き込み管12及び温風発
生機13が付設されている。
この例においては、下方のみに加熱手段が付設されて
いるが、必要に応じ上部透明基板の上方にも加熱手段を
付設することもできる。この上方に付設する加熱手段と
しては、通電により発熱する発熱線や面発熱体を用いる
のが構造上有利である。
いるが、必要に応じ上部透明基板の上方にも加熱手段を
付設することもできる。この上方に付設する加熱手段と
しては、通電により発熱する発熱線や面発熱体を用いる
のが構造上有利である。
発明の効果 本発明によると、 (1)版中央部と版外周部間の高低差が少なくなり、版
厚精度の良好な版が得られ、その結果、この版を用いる
ことによりインキのカスレがなく、ドットゲインの小さ
い良質な印刷物が得られる、 (2)露光時の基板の変形により発生する露光中の感光
性樹脂の流動によって生じるショルダー形状の異常、い
わゆる流れ現象を防止することができる、 (3)本発明方法で得られた印刷版は、均一な印圧で印
刷できるため、局部的な印圧過多による耐刷性の低下や
印刷時印刷版上に侵入する紙粉の離脱性の低下を防止す
ることができる、 などの効果を奏する。
厚精度の良好な版が得られ、その結果、この版を用いる
ことによりインキのカスレがなく、ドットゲインの小さ
い良質な印刷物が得られる、 (2)露光時の基板の変形により発生する露光中の感光
性樹脂の流動によって生じるショルダー形状の異常、い
わゆる流れ現象を防止することができる、 (3)本発明方法で得られた印刷版は、均一な印圧で印
刷できるため、局部的な印圧過多による耐刷性の低下や
印刷時印刷版上に侵入する紙粉の離脱性の低下を防止す
ることができる、 などの効果を奏する。
実施例 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 高精度に研摩されたパイレックス製硬質基板の上にネ
ガフイルム及びカバーフイルムを介して液状感光性樹脂
APR F−46(旭化成工業株式会社製、登録商標名)を流
展して厚さ7mmの感光層を形成させ、その上にポリエス
テルベースフイルム及びマスキングフイルムを介して高
精度に研摩されたソーダガラス製硬質基板を載置した。
2枚の硬質基板の間隔はスペーサにより保持した。次い
で真空吸引して、ネガフイルム及びマスキングフイルム
の密着性を保ちながら、感光層の両面から紫外線ランプ
照射し、画像形成露光した。この際、上部からのマスキ
ング露光の間、上部硬質基板上面に向け、60℃の温風を
12m3/min吹きつけ、一方、下部からのレリーフ露光の
間、下部硬質基板の下面に向け、60℃の温風を15m3/min
吹きつけた。
ガフイルム及びカバーフイルムを介して液状感光性樹脂
APR F−46(旭化成工業株式会社製、登録商標名)を流
展して厚さ7mmの感光層を形成させ、その上にポリエス
テルベースフイルム及びマスキングフイルムを介して高
精度に研摩されたソーダガラス製硬質基板を載置した。
2枚の硬質基板の間隔はスペーサにより保持した。次い
で真空吸引して、ネガフイルム及びマスキングフイルム
の密着性を保ちながら、感光層の両面から紫外線ランプ
照射し、画像形成露光した。この際、上部からのマスキ
ング露光の間、上部硬質基板上面に向け、60℃の温風を
12m3/min吹きつけ、一方、下部からのレリーフ露光の
間、下部硬質基板の下面に向け、60℃の温風を15m3/min
吹きつけた。
次に、このようにして露光処理した感光層を常法に従
って洗浄液で洗い出し、現像したのち、後露光し、乾燥
することにより、版厚7mmの印刷版を得た。
って洗浄液で洗い出し、現像したのち、後露光し、乾燥
することにより、版厚7mmの印刷版を得た。
露光時のガラス基板の最大たわみ、版厚精度及び版厚
高低差の値を表に示す。なお、版厚高低差は、版の外周
部の高さと版の中央部の高さとの差より求めた。
高低差の値を表に示す。なお、版厚高低差は、版の外周
部の高さと版の中央部の高さとの差より求めた。
比較例 実施例1において、露光時に硬質基板に温風を吹きつ
けなかったこと以外は、実施例1と全く同様にして版厚
7mmの印刷版を得た。結果を表に示す。
けなかったこと以外は、実施例1と全く同様にして版厚
7mmの印刷版を得た。結果を表に示す。
実施例2 感光性樹脂としてAPR F−47(旭化成工業株式会社
製、登録商標名)を用い、実施例1と同様にして感光層
を両面から紫外線ランプを照射し、画像形成露光した。
この際、上部硬質基板上面に貼着した電熱線により、マ
スキング露光開始30秒前からマスキング露光終了時まで
該基板上面の温度が40〜50℃となるように電流を制御し
て加熱した。また、同様に下部硬質基板下面に貼着した
電熱線により、レリーフ露光開始50秒前からレリーフ露
光終了時まで該基板下面の温度が45〜55℃となるように
加熱した。
製、登録商標名)を用い、実施例1と同様にして感光層
を両面から紫外線ランプを照射し、画像形成露光した。
この際、上部硬質基板上面に貼着した電熱線により、マ
スキング露光開始30秒前からマスキング露光終了時まで
該基板上面の温度が40〜50℃となるように電流を制御し
て加熱した。また、同様に下部硬質基板下面に貼着した
電熱線により、レリーフ露光開始50秒前からレリーフ露
光終了時まで該基板下面の温度が45〜55℃となるように
加熱した。
次いで、実施例1と同様にして現像、後露光及び乾燥
処理することにより、版厚7mmの印刷版を得た。この版
の版厚精度は7/100mm、高低差1/100mmであり、この版を
用いて、段ボール印刷機によりAフレート段ボールを80
枚/分の速度で印刷したところ、印刷カスレがなく、か
つドットゲインの少ない良好な印刷物が得られた。
処理することにより、版厚7mmの印刷版を得た。この版
の版厚精度は7/100mm、高低差1/100mmであり、この版を
用いて、段ボール印刷機によりAフレート段ボールを80
枚/分の速度で印刷したところ、印刷カスレがなく、か
つドットゲインの少ない良好な印刷物が得られた。
第1図は本発明方法の工程図、第2図は本発明方法によ
り得られる印刷版の断面図、第3図は本発明装置の1例
の要部断面図、第4図は液状感光性樹脂の一般的製法を
説明するための断面図、第5図は従来方法の工程図、第
6図は従来方法により得られる印刷版の断面図である。 図中符号1,1′は透明基板、2はネガフイルム、3はカ
バーフイルム、4は液状感光性樹脂、5はベースフイル
ム、6はマスキングフイルム、7,7′は光源、8,8′はス
ポンジダム、11は支持台、12は温風吹き込み管である。
り得られる印刷版の断面図、第3図は本発明装置の1例
の要部断面図、第4図は液状感光性樹脂の一般的製法を
説明するための断面図、第5図は従来方法の工程図、第
6図は従来方法により得られる印刷版の断面図である。 図中符号1,1′は透明基板、2はネガフイルム、3はカ
バーフイルム、4は液状感光性樹脂、5はベースフイル
ム、6はマスキングフイルム、7,7′は光源、8,8′はス
ポンジダム、11は支持台、12は温風吹き込み管である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/20 - 9/02 B29C 41/00
Claims (2)
- 【請求項1】2枚の透明基板の間に配置した液状感光性
樹脂層の少なくとも一方の面に画像担持フイルムを重
ね、片面又は両面から活性光により画像形成露光したの
ち、現像処理して感光性樹脂版を形成させるに当り、露
光前又は露光中あるいはその両方において、上下の透明
基板の少なくとも一方を活性光源側より加熱し、該透明
基板の変形を緩和させることを特徴とする感光性樹脂版
の製造方法。 - 【請求項2】水平方向に上下平行して配置した2枚の透
明基板の間に液状感光性樹脂を満たすための空間を有
し、かつ上記透明基板の上方及び下部透明基板の下方
に、それぞれの透明基板に向けて活性光を照射するため
の光源を配設した感光性樹脂版用製版装置において、少
なくとも一方の透明基板の活性光光源側に加熱手段を設
けたことを特徴とする製版装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2109151A JP2886254B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 感光性樹脂版の製造方法及びそれに用いる製版装置 |
US07/784,404 US5275919A (en) | 1990-04-25 | 1991-04-24 | Process for making photosensitive resin printing plate and plate-making apparatus used therefor |
AU77573/91A AU636756B2 (en) | 1990-04-25 | 1991-04-24 | Method and device for making photosensitive resin form plate |
PCT/JP1991/000544 WO1991016668A1 (en) | 1990-04-25 | 1991-04-24 | Method and device for making photosensitive resin form plate |
DE69129649T DE69129649T2 (de) | 1990-04-25 | 1991-04-24 | Verfahren und vorrichtung zur herstellung einer harzdruckplatte |
EP91908799A EP0480073B1 (en) | 1990-04-25 | 1991-04-24 | Method and device for making a photosensitive resin printing plate |
FI916115A FI916115A0 (fi) | 1990-04-25 | 1991-12-23 | Foerfarande foer framstaellning av en tryckplatta med ljuskaensligt harts och anordning foer framstaellning av plattan vid foerfarandet. |
NO91915085A NO915085L (no) | 1990-04-25 | 1991-12-23 | Fremgangsmaate ved fremstilling av en fotofoelsom plate, samt anordning for fremstilling derav |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2109151A JP2886254B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 感光性樹脂版の製造方法及びそれに用いる製版装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047552A JPH047552A (ja) | 1992-01-10 |
JP2886254B2 true JP2886254B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=14502919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2109151A Expired - Fee Related JP2886254B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 感光性樹脂版の製造方法及びそれに用いる製版装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5275919A (ja) |
EP (1) | EP0480073B1 (ja) |
JP (1) | JP2886254B2 (ja) |
AU (1) | AU636756B2 (ja) |
DE (1) | DE69129649T2 (ja) |
FI (1) | FI916115A0 (ja) |
WO (1) | WO1991016668A1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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