JPH08146443A - 液晶表示素子及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示素子及びその製造方法

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JPH08146443A
JPH08146443A JP28483194A JP28483194A JPH08146443A JP H08146443 A JPH08146443 A JP H08146443A JP 28483194 A JP28483194 A JP 28483194A JP 28483194 A JP28483194 A JP 28483194A JP H08146443 A JPH08146443 A JP H08146443A
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encapsulant
crystal display
injection port
curable
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JP28483194A
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Shiro Miyake
史郎 三宅
Toshiaki Yamaguchi
敏明 山口
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Mitsubishi Electric Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】封止材のポットライフを長くして、しかも製造
工程のスループットを向上するとともに、封止材の液晶
中への拡散および液晶の分解劣化がない液晶表示素子お
よびその製造方法を提供することを目的とする。 【構成】2枚のガラス基板1を所定の間隙をもってシー
ル樹脂2で貼り合わせるとともに、液晶を注入する注入
口3を形成し、注入口3に、液晶と接する側に室温硬化
型封止材7と室温硬化型封止材7の外側に光硬化型封止
材8を順次塗布して封止材4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子及びその
製造方法に関し、特に、信頼性が高く、かつ製造スルー
プットが優れた液晶封入部の構造及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の液晶表示素子の液晶封入
部の構造及びその製造方法を説明する平面図、図5は図
4におけるA−A′断面図であり、例えば、特開昭58
ー44420号に示されている。図において、1は透明
電極(図示せず)が形成された一対のガラス基板、2は
一対のガラス基板1を貼り合わせるためのシール樹脂、
6は液晶、3はシール樹脂2の一部に形成された液晶6
を注入するための注入口、4は注入口3から液晶6が漏
出するのを防止するために付けられた封止材で、5は製
造工程で使用する紫外線を発生するランプである。
【0003】封止材4の材料には、従来、封止工程のス
ループットを速くするために短時間で硬化する2液混合
硬化型のエポキシ樹脂が用いられていたが、ポットライ
フが短く封止作業中にもエポキシ樹脂の硬化反応が進行
するので、少量ずつ頻繁に2液の混合作業が必要にな
る。また、長時間で硬化するような2液混合硬化型のエ
ポキシ樹脂を用いると、エポキシ樹脂のポットライフが
延びて2液の混合作業の回数は少なくてすむが、封止が
終わった後、エポキシ樹脂が完全に硬化し、次の工程に
送るまでの時間が延び、製造のスループットが低下す
る。このように、2液混合硬化型エポキシ樹脂は、混合
後のポットライフと封止工程のスループットを両立させ
ることが困難であるという問題を有していた。
【0004】上記のような問題を解決するために、上記
特開昭58ー44420号のように封止材4として紫外
線硬化型樹脂を用いて、図4及び図5に示すように紫外
線を発生するランプ5を用いて、矢印の方向に紫外線を
照射し短時間で樹脂を硬化させることが提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紫外線硬化型樹脂を使用する製造方法は、以下に述べる
ような問題がある。
【0006】液晶表示素子内の液晶6は、印加電圧に応
じて光のスイッチングを行う重要な物質であり、不純物
の侵入は表示特性に大きな悪影響を与える。特に、封止
材4は塗布される際には未硬化の状態で液晶6に接触す
るので、液晶6と接触する部分の硬化性には充分な注意
を払う必要がある。
【0007】従来の紫外線硬化型樹脂を用いた封止工程
は、封止材4に紫外線を照射した場合に、封止材4の深
部に充分な紫外線が照射されず、封止材4の液晶6と接
触している部分において未反応の樹脂が残り、この未反
応の樹脂が液晶6中に拡散して、液晶表示素子の信頼性
を低下させる原因になっていた。
【0008】図6は、図5に示した封止材4に横方向か
ら紫外線を照射して封止材4を硬化させ、80℃〜12
0℃の恒温槽で1000時間保持する温度加速試験を行
った後、注入口3近傍にある液晶6の比抵抗を測定した
結果である。図において、横軸は注入口3端からの距
離、縦軸は液晶6の比抵抗で、この図から、注入口3端
近傍は封止材4の拡散のために液晶6の比抵抗が低下し
ていることが分かる。
【0009】図7は、図5に示した封止材4に下方向か
ら紫外線を照射して液晶6と接する封止材4を硬化さ
せ、硬化した後、注入口3近傍にある液晶6の比抵抗を
測定した結果である。図において、横軸は注入口3端か
らの距離、縦軸は液晶6の比抵抗で、この図から、注入
口3端近傍の紫外線が照射された部分は、紫外線照射に
よって液晶6の分解劣化のために、液晶6の比抵抗が低
下していることが分かる。従って、紫外線照射による液
晶の分解劣化を抑制するために、紫外線照射の量を極力
少なくすると、未反応の紫外線硬化型樹脂の残留量の増
大につながることになり、製造条件の割り出しが極めて
困難であるという問題があった。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ポットライフを長くして、しか
も製造工程のスループットを向上するとともに、封止材
に紫外線硬化型樹脂を使用した場合、未反応の紫外線硬
化型樹脂の液晶中への拡散および紫外線照射による液晶
の分解劣化がない液晶表示素子およびその製造方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
2枚のガラス基板を所定の間隙をもって貼り合わせると
ともに、上記間隙に液晶を注入するための注入口を形成
して上記液晶を注入し、上記注入口に、上記液晶と接す
る室温硬化型封止材とこの上記室温硬化型封止材上の光
硬化型封止材を順次塗布した液晶表示素子である。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1記載の液
晶表示素子において、室温硬化型封止材が2液混合硬化
型樹脂であるものである。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1記載の液
晶表示素子において、室温硬化型封止材がエポキシ樹脂
またはシリコーン樹脂であるものである。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項1記載の液
晶表示素子において、室温硬化型封止材は、ポットライ
フが4〜6時間以上で12〜24時間で硬化するもので
ある。
【0015】請求項5に係る発明は、2枚のガラス基板
を所定の間隙をもって貼り合わせるとともに、上記間隙
に液晶を注入するための注入口を形成して上記液晶を注
入し、上記注入口に、上記液晶と接する熱硬化型樹脂と
この熱硬化型樹脂の上に光硬化型封止材を順次塗布した
液晶表示素子である。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項1ないし5
のいずれかに記載の液晶表示素子において、光硬化型封
止材が紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型樹脂で
あるものである。
【0017】請求項7に係る発明は、請求項1ないし5
のいずれかに記載の液晶表示素子において、光硬化型封
止材が可視光の照射により硬化する可視光硬化型樹脂で
あるものである。
【0018】請求項8に係る発明は、2枚のガラス基板
を所定の間隙をもって貼り合わせるとともに、上記間隙
に液晶を注入するための注入口を形成して上記液晶を注
入し、上記注入口に上記液晶と接する室温硬化型封止材
を塗布し、さらに上記室温硬化型封止材の上に光硬化型
封止材を塗布して光照射する液晶表示素子の製造方法で
ある。
【0019】請求項9に係る発明は、請求項8記載の液
晶表示素子の製造方法において、室温硬化型封止材に2
液混合硬化型樹脂を使用するものである。
【0020】請求項10に係る発明は、室温硬化型封止
材にエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂を使用すること
を特徴とする請求項8記載の液晶表示素子の製造方法。
【0021】請求項11に係る発明は、室温硬化型封止
材は、請求項8記載の液晶表示素子の製造方法におい
て、ポットライフが4〜6時間以上で12〜24時間で
硬化するものである。
【0022】請求項12に係る発明は、2枚のガラス基
板を所定の間隙をもって貼り合わせるとともに、上記間
隙に液晶を注入するための注入口を形成して上記液晶を
注入し、上記注入口に上記液晶と接する熱硬化型樹脂を
塗布し、さらに上記熱硬化型樹脂の上に光硬化型封止材
を塗布して光照射する液晶表示素子の製造方法である。
【0023】請求項13に係る発明は、請求項8ないし
12のいずれかに記載の液晶表示素子の製造方法におい
て、光硬化型封止材に紫外線の照射により硬化する紫外
線硬化型樹脂を使用するものである。
【0024】請求項14に係る発明は、請求項8ないし
12のいずれかに記載の液晶表示素子の製造方法におい
て、光硬化型封止材に可視光の照射により硬化する可視
光硬化型樹脂を使用するものである。
【0025】
【作用】請求項1〜14に係る発明によれば、注入口は
硬化した光硬化型封止材によって封口されており、液晶
と接する封止材が未硬化であっても次工程において液晶
表示素子を問題なく処理することができるというよう
に、ポットライフを長くし、かつ製造工程のスループッ
トを向上することができるとともに、液晶と接する封止
材は表面側から順次内部方向へ時間の経過とともに完全
硬化するものであるので、未反応の封止材が液晶中へ拡
散することはないので液晶を汚染することがなく、さら
に、紫外線または強い可視光が直接液晶に照射されるこ
とがないので、液晶の分解劣化が極めて少なくなる
【0026】また、請求項5〜7および請求項12〜1
4に係る発明によれば、内側の未硬化の熱硬化型樹脂の
外側を硬化した光硬化型封止材で固めているので、加熱
時に液晶6が出て来ることがなくなり、製造が容易にな
る。
【0027】
【実施例】
実施例1.図1は本発明になる液晶表示素子の一実施例
を示す平面図、図2は図1のA−A′断面拡大図であ
る。図において、1はITOなどの透明電極(図示せ
ず)が形成された一対のガラス基板、2は一対のガラス
基板1を貼り合わせるための、例えば、三井東圧社製で
型名XN21Sからなるシール樹脂、6はメルク社製、
型名ZLI5080の液晶、3はシール樹脂2の一部に
形成された液晶6を真空注入するための注入口、4は液
晶6と接する側の住友スリーエム社製、型名DP−10
0Cなど2液混合硬化型樹脂(エポキシ樹脂)からなる
室温硬化型封止材7とこの外側のスリーボンド社製、型
名3052などの紫外線で硬化する光硬化型封止材8と
の2層構造からなる封止材で、5は製造工程で使用する
紫外線を発生するランプである。
【0028】次に、上記構成の液晶表示素子の製造方法
について説明する。まず、2枚の透明電極が形成された
ガラス基板1を準備し、一方のガラス基板1の透明電極
が形成された面の周囲に注入口3を残して、熱硬化性の
三井東圧社製で型名XN21Sからなるシール樹脂2を
印刷法により形成する。次に、他方のガラス基板1の透
明電極が形成された面に、上記一方のガラス基板1のシ
ール樹脂2を印刷した面を重ね合わせ、ガラス基板1の
両側からプレスしながら150℃で加熱し、シール樹脂
を硬化させ2枚のガラス基板1を約5μmの間隙を設け
て接合する。
【0029】次に、接合したガラス基板1と液晶を入れ
た液晶だめ容器とを耐圧容器内に入れ、上記耐圧容器内
を真空引きした状態で接合したガラス基板1の注入口3
を上記液晶だめ容器の液晶中に浸漬し、次に上記耐圧容
器内の真空引きした状態を大気圧に戻すことにより、2
枚のガラス基板1の間隙に液晶を注入する。これを、い
わゆる真空注入法と称する。
【0030】液晶を注入した後、ガラス基板1の両側を
約1Kg/cm2の圧力で加圧し、注入口3からはみ出
た余分の液晶6をふきとり、この後、注入口3に室温硬
化型封止材7を塗布しガラス基板1の両側に加えた圧力
を解放する。このとき、圧力解放によって液晶6がガラ
ス基板1の間隙内に引き込まれる吸引力で室温硬化型封
止材7の一部が注入口3内に引き込まれる。この状態で
さらに光硬化型封止材8を塗布し、光硬化型封止材8に
ランプ5から発生する紫外線を矢印で示す横方向から照
射して硬化する。
【0031】図3は、上記のようにして製造された液晶
表示素子を80℃〜120℃の恒温槽で1000時間保
持する温度加速試験を行った後、注入口3近傍にある液
晶6の比抵抗を測定した結果である。図において、横軸
は注入口3端からの距離、縦軸は液晶6の比抵抗で、こ
の図から、注入口3端近傍の液晶6の比抵抗はほとんど
低下しないことが分かる。
【0032】室温硬化型封止材7はポットライフが4〜
6時間以上で、12〜24時間で硬化するものを使用す
る。従って、光硬化型封止材8が硬化した時には室温硬
化型封止材7はまだ完全には硬化していないが、注入口
3は硬化した光硬化型封止材8によって封口されてお
り、例えば、洗浄のような次工程においても液晶表示素
子を問題なく洗浄することができるというように、ポッ
トライフとこれに反する製造工程のスループットの問題
を解決することができるという効果がある。
【0033】また、液晶6と接する室温硬化型封止材7
は表面側から順次内部方向へ時間の経過とともに完全硬
化するものであるので、未反応の室温硬化型封止材7が
液晶6中へ拡散することはないので液晶6を汚染するこ
とがなく、さらに、紫外線が直接液晶6に照射されるこ
とがないので、液晶6の分解劣化が極めて少なくなると
いう効果がある。
【0034】なお、本実施例において液晶6を真空注入
した後、2枚のガラス基板1の両側から加圧ー解放の操
作によって先に塗布した室温硬化型封止材7を2枚のガ
ラス基板1の間隙に引き込んだが、この操作は必ずしも
必要としない。
【0035】実施例2.上記実施例1および2は、外側
の封止材に紫外線で硬化する光硬化型封止材を使用した
が、可視光で硬化する光硬化型封止材を使用してもよ
い。例えば、ICI社製の型名LCR0260を使用す
ることができる。
【0036】図1および図2に示した実施例1と同様
に、液晶6を真空注入した後、注入口3に室温硬化型封
止材7を塗布した後、紫外線で硬化する光硬化型封止材
8に代えて可視光で硬化する光硬化型封止材8を塗布し
強い可視光を照射して硬化させる。
【0037】本実施例によれば、実施例1と同様、ポッ
トライフを長くし、かつ製造工程のスループットを向上
するとともに、液晶6の汚染および分解劣化が極めて少
なくなる。
【0038】なお、上記実施例1および2で用いた室温
硬化型封止材7はポットライフと硬化時間が適切であっ
て室温で硬化が進む樹脂であればよく、例えば、シリコ
ーンゴムなども使用することができる。
【0039】実施例3.上記実施例1および2では、液
晶と接する内側の封止材に室温硬化型封止材を使用した
が、図1および2において、室温硬化型封止材7に代え
て熱硬化型樹脂7を使用し、外側の封止材として紫外線
または可視光で硬化する光硬化型封止樹脂8を使用する
ことができる。
【0040】通常、注入口3の封止材に熱硬化型樹脂7
を使用すると、加熱によって液晶材料6が膨張し、硬化
する途中の未硬化の状態では液晶6が熱硬化型樹脂7を
突き破って出て来ることがある。
【0041】本実施例によれば、内側の未硬化の熱硬化
型樹脂7の外側を硬化した光硬化型封止材8で固めてい
るので、加熱時に液晶6が出て来ることはなく、上記実
施例1および2と同様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】請求項1〜14に係る発明によれば、注
入口は硬化した光硬化型封止材によって封口されてお
り、液晶と接する封止材が未硬化であっても、次工程に
おいて液晶表示素子を問題なく処理することができると
いうように、ポットライフを長くし、かつ製造工程のス
ループットを向上することができるとともに、液晶と接
する封止材は表面側から順次内部方向へ時間の経過とと
もに完全硬化するものであるので、未反応の封止材が液
晶中へ拡散することはないので液晶を汚染することがな
く、さらに、紫外線または強い可視光が直接液晶に照射
されることがないので、液晶の分解劣化が極めて少なく
なる
【0043】また、請求項5〜7および請求項12〜1
4に係る発明によれば、内側の未硬化の熱硬化型樹脂の
外側を硬化した光硬化型封止材で固めているので、加熱
時に液晶6が出て来ることがなくなり、製造が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例になる液晶表示素子を示す
平面図である。
【図2】 図1のA−A′断面図である。
【図3】 本発明の液晶表示素子における注入口付近に
おける液晶の比抵抗を示す図である。
【図4】 従来の液晶表示素子を示す平面図である。
【図5】 図3のA−A′断面図である。
【図6】 従来の液晶表示素子における注入口付近にお
ける封止材拡散による液晶の比抵抗低下を示す図であ
る。
【図7】 従来の液晶表示素子における注入口付近にお
ける紫外線照射による液晶の比抵抗低下を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ガラス基板、2 シール樹脂、3 注入口、4 封
止材、5 ランプ、6液晶、7 室温硬化型封止材また
は熱硬化樹脂、8 光硬化型封止材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のガラス基板を所定の間隙をもって
    貼り合わせるとともに、上記間隙に液晶を注入するため
    の注入口を形成して上記液晶を注入し、上記注入口に、
    上記液晶と接する室温硬化型封止材とこの室温硬化型封
    止材上の光硬化型封止材とを順次塗布したことを特徴と
    する液晶表示素子。
  2. 【請求項2】 室温硬化型封止材が2液混合硬化型樹脂
    であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 室温硬化型封止材がエポキシ樹脂または
    シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項1記載の
    液晶表示素子。
  4. 【請求項4】 室温硬化型封止材は、ポットライフが4
    〜6時間以上で12〜24時間で硬化することを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示素子。
  5. 【請求項5】 2枚のガラス基板を所定の間隙をもって
    貼り合わせるとともに、上記間隙に液晶を注入するため
    の注入口を形成して上記液晶を注入し、上記注入口に、
    上記液晶と接する熱硬化型封止材とこの熱硬化型封止材
    上に光硬化型封止材とを順次塗布したことを特徴とする
    液晶表示素子。
  6. 【請求項6】 光硬化型封止材が紫外線の照射により硬
    化する紫外線硬化型樹脂であることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれかに記載の液晶表示素子。
  7. 【請求項7】 光硬化型封止材が可視光の照射により硬
    化する可視光硬化型樹脂であることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれかに記載の液晶表示素子。
  8. 【請求項8】 2枚のガラス基板を所定の間隙をもって
    貼り合わせるとともに、上記間隙に液晶を注入するため
    の注入口を形成して上記液晶を注入し、上記注入口に上
    記液晶と接する室温硬化型封止材を塗布し、さらにこの
    室温硬化型封止材の上に光硬化型封止材を塗布して光照
    射することを特徴とする液晶表示素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 室温硬化型封止材に2液混合硬化型樹脂
    を使用することを特徴とする請求項8記載の液晶表示素
    子の製造方法。
  10. 【請求項10】 室温硬化型封止材にエポキシ樹脂また
    はシリコーン樹脂を使用することを特徴とする請求項8
    記載の液晶表示素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 室温硬化型封止材は、ポットライフが
    4〜6時間以上で12〜24時間で硬化することを特徴
    とする請求項8記載の液晶表示素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 2枚のガラス基板を所定の間隙をもっ
    て貼り合わせるとともに、上記間隙に液晶を注入するた
    めの注入口を形成して上記液晶を注入し、上記注入口に
    上記液晶と接する熱硬化型樹脂を塗布し、さらにこの熱
    硬化型樹脂の上に光硬化型封止材を塗布して光照射する
    ことを特徴とする液晶表示素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 光硬化型封止材に紫外線の照射により
    硬化する紫外線硬化型樹脂を使用することを特徴とする
    請求項8ないし12のいずれかに記載の液晶表示素子の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 光硬化型封止材に可視光の照射により
    硬化する可視光硬化型樹脂を使用することを特徴とする
    請求項8ないし12のいずれかに記載の液晶表示素子の
    製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284879A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Citizen Miyota Co Ltd 液晶表示素子およびその製造方法
JP2017083522A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 株式会社 オルタステクノロジー 液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法

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