JPH08145396A - 多室用空気調和機の誤配線防止装置 - Google Patents

多室用空気調和機の誤配線防止装置

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JPH08145396A
JPH08145396A JP6281975A JP28197594A JPH08145396A JP H08145396 A JPH08145396 A JP H08145396A JP 6281975 A JP6281975 A JP 6281975A JP 28197594 A JP28197594 A JP 28197594A JP H08145396 A JPH08145396 A JP H08145396A
Authority
JP
Japan
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unit
indoor
wiring
outdoor
indoor unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6281975A
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English (en)
Inventor
Satoshi Fujii
聡 藤井
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 据付工事後の試運転時において、配管および
配線が誤接続の場合は誤接続であることを表示すること
のできる多室用空気調和機の誤配線防止装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 多室用空気調和機において、各々室内機2a
・2bに配管温度サーミスタ5a・5bと暖房ファン回
転遅延制御を有するマイコン6a・6bを設け、1台ず
つ室内機暖房運転を駆動させ室内機のファン回転数のデ
ータを室外機1に送信させる制御を備えた試運転スイッ
チ8と誤接続表示を行う誤接続ランプ10を設けた構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多室用空気調和機におけ
る室外機と室内機の配線、配管接続の誤配線防止装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多室用空気調和機は室外機の設置
スペースの確保等により集合住宅、いわゆるマンション
などに多く使用されているが、一方で据付工事時間の短
縮等の要望が多く、据付工事の簡易化および誤接続防止
のために種々の方策がとられている。
【0003】従来この種の多室用空気調和機は図4に示
すような構成が一般的であった。以下その構成について
図4を参照しながら説明する。第1の室内機102a、
第2の室内機102bに対して1つの室外機101が接
続され、この室外機101には第1の室内機用配管口1
03aと第2の室内機用配管口103bと、第1の室内
機用内外接続電線口104aと第2の室内機用内外接続
電線口104bとが設けられており、据付工事の際に
は、第1の室内機用配管口103aと第1の室内機接続
配管口106aとを第1の接続配管107aにより、ま
た第1の室内機用内外接続電線口104aと第1の室内
機内外接続電線口105aとを第1の内外接続電線10
8aにより接続し、一方第2の室内機用配管口103b
と第2の室内機接続配管口106bとを第2の接続配管
107bにより、また第2の室内機用内外接続電線口1
04bと第2の室内機内外接続電線口105bとを第2
の内外接続電線108bに接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の多室
用空気調和機の室内機102a、102bと室外機10
1の接続方法では、第1の接続配管107aおよび第2
の接続配管107bが接続されたとしても、内外接続電
線108a、108bが室外機101の第1の室内機用
内外接続電線口104aに対して第2の室内機内外接続
電線口105bに、室外機101の第2の室内機用内外
接続電線口104bに対して第1の室内機内外接続電線
口105aに接続してしまうと、いわゆるクロス配線と
なってしまうが、据付工事後の動作確認を行う場合にお
いて第1・第2の室内機102a、102bを同時に運
転させると全ての室内機102a、102bが支障なく
動作するため誤配線であることが判明しないという問題
があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、据付
工事後の試運転において誤接続の場合は誤接続であるこ
とを表示可能とすることのできる多室用空気調和機の誤
配線防止装置を提供することを第1の目的とする。
【0006】また第2の目的は誤配線である場合、内外
接続配管と、内外接続電線が対になるように、すなわち
クロス配線にならないように自動的に接続を切り換える
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多室用空気調和
機の誤配線防止装置は上記の第1の目的を達成するため
に第1の手段は、複数の室内機と室外機を接続する内外
接続配管および内外接続電線と、前記各室内機に設けら
れる配管温サーミスタと暖房ファン回転遅延制御を設け
た室内側のマイコンと、前記室外機に1台ずつ室内機を
暖房運転して室内機のファン回転数のデータが入力され
る室外側のマイコンと試運転スイッチおよび表示部とを
備え、前記室外側のマイコンにより誤配線と判断された
ときに前記表示部により表示する構成とする。
【0008】また、第2の目的を達成するために第2の
手段は、複数の室内機と室外機を接続する内外接続配管
および内外接続電線と、前記各室内機に設けられる配管
温サーミスタと、室外機に室内機を1台ずつ運転させる
試運転スイッチと室内機より送信される配管温データが
入力される室外側のマイコンおよび配線切換制御手段と
を備え、前記室外側のマイコンにより誤配線と判断され
たときに前記配線切換手段により自動的に配線の回路を
切り換える構成とする。
【0009】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、多
室用空気調和機の据付工事を完了し、試運転スイッチを
押すことにより第1の室内機より順に運転させ、室内機
のファンの回転数のデータを室外機のマイコンに送るこ
とにより、多室用空気調和機の室内機と室外機の接続状
況を確認できることとなる。
【0010】また第2の手段の構成により多室用空気調
和機の据付工事において、内外接続電線および内外接続
配管を第1・第2の室内機・室外機に接続した後、試運
転スイッチを押すことにより、室内機配管温データが室
外機に送られ、内外接続電線・内外接続配管の接続の正
誤を判断し、誤配線の場合自動的に回路を切り換えるこ
とができることとなる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1お
よび図2を参照しながら説明する。
【0012】図に示すように空気調和用室外機1と、第
1の室内機2aと空気調和用第2の室内機2bとは各々
第1の内外接続配管4aと第2の内外接続配管4bによ
り、また第1の内外接続電線3aと第2の内外接続電線
3bにより接続されている。また、第1の室内機2aに
は第1の配管温サーミスタ5aと暖房ファン回転遅延制
御を有する第1のマイコン6aが設けられており、一方
第2の室内機2bには第2の配管温サーミスタ5bと暖
房ファン回転遅延制御を有する第2のマイコン6bが設
けられている。そして、前記暖房ファン回転遅延制御と
は、第1の室内機2a内の第1の配管温サーミスタ5a
により検知した配管温度により図2のように第1の室内
機2aの第1のファン7aの回転数を変化させる制御で
ある。すなわち、第1の室内機2aの第1の配管温サー
ミスタ5aにより検知された温度が低い場合には第1の
ファン7aの回転数は低く、第1の配管温サーミスタ5
aにより検知される温度が高くなるに従い第1のファン
7aの回転数が上がっていく制御である。また、第2の
室内機2bも第1の室内機2aと同様第2のファン7b
を制御する暖房ファン回転遅延制御が設けられている。
一方室外機1には試運転スイッチ8および室外側のマイ
コン9を有し試運転スイッチ8を押すことにより、第1
の内外接続電線3aより暖房駆動命令が、第1の室内機
2aの第1のファン7aの回転数を強、すなわち最高回
転数で回す命令が第1の室内機2aに送られ、一方、第
1の内外接続配管4aより冷媒が第1の室内機2aに送
られる。ここで試運転スイッチ8を押した後第1のファ
ン7aが強の回転数にて回転するのに十分な時間が経過
した後に、第1の室内機2aが有する第1のマイコン6
aより第1のファン7aの回転数のデータを第1の内外
接続電線3aにより室外機1の室外側のマイコン9に送
り、前記室外側のマイコン9が第1の室内機2aの回転
数が強になっているか否か判断し、強になっていない場
合は表示部となる誤接続ランプ10を点滅させるように
構成する。
【0013】上記構成により、据付工事の際に内外接続
配管4a、4bと、内外接続電線3a、3bがクロス配
線になっていたとしても、試運転スイッチ8を押すこと
により誤配線ランプ10が点滅するので誤配線と判断す
ることができる。
【0014】このように本発明の第1実施例の多室用空
気調和機の誤配線防止装置によれば、据付工事の試運転
において誤接続の場合は、誤接続であることを表示する
ことができることとなる。
【0015】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて図3を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0016】図に示すように空気調和用室外機1と、空
気調和用第1の室内機2aと空気調和用第2の室内機2
bとは各々第1の内外接続配管4aと第2の内外接続配
管4bにより、また第1の内外接続電線3aと第2の内
外接続電線3bにより接続されている。また、室外機1
内に設けられた試運転スイッチ11を押すことで、まず
第1の室内機2aが運転され、第1の配管温サーミスタ
5aより第1の室内機2aの配管温データを室外機1に
送信する。そして、室外機1の室外側のマイコン12が
第1の室内機2aの配管温度が正規の値となっているか
を判断し、正規の値となっていないときには誤配線と判
断し停止号機の配管温サーミスタすなわち第2の配管温
サーミスタ5bの温度を確認し、これが正規の値となっ
ている場合には配線切換制御手段13によってリレー1
4を駆動し回路を切り換える構成としたものである。
【0017】上記構成により、据付工事において第1・
第2の内外接続配管4a・4bと、第1・第2の内外接
続電線3a・3bがクロス配線になっていたとしても、
試運転スイッチ11を押すことにより、配線切換制御手
段13によりリレー14が切り換わり、自動的にクロス
配線をなくすことができる。
【0018】このように、本発明の第2実施例の多室用
空気調和機の誤配線防止装置によれば、据付工事の試運
転で誤配線の場合は、自動的に回路が切り換わり内外接
続配管と、内外接続電線のクロス配線を防止することが
できる。
【0019】なお、実施例では室内機を2台としたが、
試運転スイッチを押すことにより、第1の室内機、第2
の室内機、第3の室内機、第4の室内機…と1台ずつ運
転させ、第1の室内機において室外機内のマイコンが誤
配線と判断した際には、停止号機の配管温サーミスタ温
度を第2の配管温サーミスタデータ、第3の配管温サー
ミスタデータ、第4の…と1台ずつ確認し、正規の配管
温度の配管温サーミスタデータを送信した室内機と配線
切換制御手段により回路を入れ替え、その後第2の室内
機の運転、第3の室内機の運転、第4の…とすれば3台
以上の室内機を接続する場合でも同様にクロス配線をな
くすことができる。
【0020】また、実施例においては冷房運転とした
が、実施例1で述べたように暖房運転を用いてもよく、
その作用効果に差異は生じない。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば室外機に1台ずつ室内機を暖房運転して室内
機のファン回転数のデータが入力される室外側のマイコ
ンと試運転スイッチおよび表示部を設け、室外側のマイ
コンにより誤配線と判断されたときに表示部により表示
されるので、内外接続電線と内外接続配管の誤配線と誤
配管が容易に確認できる多室用空気調和機の誤配線防止
装置を提供できる。
【0022】また、室外機を1台ずつ運転させる試運転
スイッチと室内機より送信される配管温データが入力さ
れる室外側のマイコンおよび配線切換制御手段とを設
け、室外側のマイコンにより誤配線と判断されたときに
前記配線切換手段により自動的に配線の回路を切り換え
るので、誤配線の場合には自動的に配線の回路が切り換
わり、配線の接続をやり直すという手間がなくなるとと
もに誤配線状態で運転されることのない多室用空気調和
機の誤配線防止装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の多室用空気調和機の誤配
線防止装置の構成を示す斜視図
【図2】同第1実施例の多室用空気調和機の誤配線防止
装置の暖房ファン回転遅延制御のファン回転数と配管温
度との関係を表した図
【図3】同第2実施例の多室用空気調和機の誤配線防止
装置の構成を示す斜視図
【図4】従来の多室用空気調和機の電線・配管の接続状
態を示す斜視図
【符号の説明】
1 室外機 2a 第1の室内機 2b 第2の室内機 3a 第1の内外接続電線 3b 第2の内外接続電線 4a 第1の内外接続配管 4b 第2の内外接続配管 5a 第1の配管温サーミスタ 5b 第2の配管温サーミスタ 6a 第1のマイコン 6b 第2のマイコン 8 試運転スイッチ 9 室外側のマイコン 10 誤接続ランプ(表示部) 11 試運転スイッチ 12 室外側のマイコン 13 配線切換制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室内機と室外機を接続する内外接
    続配管および内外接続電線と、前記各室内機に設けられ
    る配管温サーミスタと暖房ファン回転遅延制御を設けた
    室内側のマイコンと、前記室外機に1台ずつ室内機を暖
    房運転をして室内機のファン回転数のデータが入力され
    る室外側のマイコンと試運転スイッチおよび表示部とを
    備え、前記室外側のマイコンにより誤配線と判断された
    ときに前記表示部により表示する構成とした多室用空気
    調和機の誤配線防止装置。
  2. 【請求項2】 複数の室内機と室外機を接続する内外接
    続配管および内外接続電線と、前記各室内機に設けられ
    る配管温サーミスタと、室外機に室内機を1台ずつ運転
    させる試運転スイッチと室内機より送信される配管温デ
    ータが入力される室外側のマイコンおよび配線切換制御
    手段とを備え、前記室外機のマイコンにより誤配線と判
    断されたときに前記配線切換手段により自動的に配線の
    回路を切り換える構成とした多室用空気調和機の誤配線
    防止装置。
JP6281975A 1994-11-16 1994-11-16 多室用空気調和機の誤配線防止装置 Pending JPH08145396A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013160478A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
CN104613599A (zh) * 2015-01-29 2015-05-13 广东美的制冷设备有限公司 连接关系的判断方法、判断装置和一拖多空调器
CN105953370A (zh) * 2016-05-18 2016-09-21 珠海格力电器股份有限公司 多联空调机组及其内外机的自动匹配方法和装置
CN110631231A (zh) * 2019-09-30 2019-12-31 广东美的暖通设备有限公司 检测方法、装置、空调系统及存储介质
CN111306699A (zh) * 2020-03-03 2020-06-19 青岛海尔空调器有限总公司 用于控制多联机空调的方法、装置和空调

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