JPH08145206A - ボールバルブ - Google Patents

ボールバルブ

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JPH08145206A
JPH08145206A JP28823694A JP28823694A JPH08145206A JP H08145206 A JPH08145206 A JP H08145206A JP 28823694 A JP28823694 A JP 28823694A JP 28823694 A JP28823694 A JP 28823694A JP H08145206 A JPH08145206 A JP H08145206A
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健二 吉賀
Kenichi Nomura
健一 野村
Katsuhisa Sugano
勝久 菅野
Hitoshi Iijima
等 飯島
Tetsuji Nanatane
哲二 七種
Yukikuni Okawachi
幸訓 大川内
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FUJI KOKI SEISAKUSHO KK
Fujikoki Corp
Mitsubishi Electric Corp
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FUJI KOKI SEISAKUSHO KK
Fujikoki Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立の工程が大幅に簡略化され、また熱エージ
ングの条件も安定し、恒温槽の大幅なスペース削減もな
し得るボールバルブを提供することにある。 【構成】流体流通可能な両端開口の筒体12と、この筒
体内に配置された流体流通可能な貫通孔6aを有するボ
ール弁6と、このボール弁を回動自在に支承し該ボール
弁と筒体12間の流体流れをシールするシール部材7
a,7bと、このシール部材のボール押圧荷重を調整保
持する固定リング8とからなるカセット式のバルブ要素
体11を、両側に流体の流入・流出口1a,1bを有す
る弁本体1の弁箱2内に着脱自在に嵌合固定し、このバ
ルブ要素体11のボール弁6を弁箱2及び筒体12を貫
通してボール頂端部6bに係合する弁棒17によって開
閉作動させるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弁機構部の組立を簡素化
したボールバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられているボールバルブに
おいて、弁の開閉は弁室内に配置された貫通孔を有する
ボール弁を貫通孔直交軸心の周りに回転させることによ
り行われ、この弁の開閉にモータを用いたもの等多くの
種類が提案されている。
【0003】これらボールバルブにおいては、弁の開閉
時におけるシール性を確保するために、ボール弁を四フ
ッ化エチレン樹脂等の摺動抵抗の低いシール部材で挟
み、ボール弁の回転抵抗の低減を計ると共に、全閉時の
シール機能をも満足するように工夫されている。一般に
は、シール部材をネジ機構により締付けて押圧荷重を確
保している。
【0004】図3に従来例として代表的なボールバルブ
の構造を示す。この従来のボールバルブは、両側に流体
の流入口1aと流出口1bを有する弁本体1(流体流出
口1bを有する弁箱2と、流体流入口1aを有し前記弁
箱2の流体流入側開口部に螺着される継手部材3とで構
成される)の弁箱2に、この弁箱弁室4の頂部孔に弁室
4側から挿入して回転自在に軸支される弁棒5を設け、
前記弁室4内に弁棒5と係合する係合部6bを頂部に有
し中心部に流体流通可能な横断貫通孔6aを形成したボ
ール弁6と、このボール弁を回転自在に支承するリング
状をなした一対のシール部材7a,7bを配置し、その
一方のシール部材7aを弁室4の流体流入側開口部に螺
挿された固定リング8で締着固定し、前記弁箱2に弁作
動用のモータMをボルト9で取付ける時に、このモータ
駆動シャフト10を前記弁棒5に凹凸係合させて、前記
モータMで駆動される弁棒5により前記ボール弁6を貫
通孔直交軸心の周り(弁棒5の軸心周り)に回動させる
ことにより、弁の開閉と弁開度の制御が行われるように
構成されている。
【0005】なお、前記弁棒5には外部への流体洩れを
防ぐOリングが取付けられ、この弁棒下部には内圧印加
による弁棒5の抜けを防止する張出フランジ部5aが設
けられている。また、この弁棒5の先端部(図において
下端部)は、ボール弁6の溝状をなす頂端係合部6bと
嵌合してボール弁6を回転駆動し得るように角形に形成
されている。
【0006】次に、前記ボールバルブの組立手順を説明
すると、先ず弁箱2にシール部材7bを組み込み、次い
で弁棒5を弁箱弁室4の頂部孔に弁室4側から挿入して
嵌め込む。そして、弁棒5の先端角形部をボール弁6の
頂端係合部6bに差し込めるように弁棒5の回転方向の
向きを合わせ、ボール弁6を弁室4内に組み付ける。
【0007】更に、前記シール部材7aをボール弁6に
球面シール部が当接するように組み付け、固定リング8
によりシール部材7aとボール弁6及びシール部材7b
が互いに適正な接触面圧で押圧されるようにネジ締付け
して固定する。この段階において、組立品を恒温槽に入
れ一定の温度条件下で加熱保持(熱エージング)し、ボ
ール弁6とシール部材7a,7bの密着度を向上させ
る。
【0008】かかる工程を経た後、弁箱2の流体流入側
開口部に継手部材3を螺着し、且つボール弁6とモータ
駆動シャフト10とを、ボール弁6と弁棒5の係合と同
様に凹凸嵌合させて、モータ駆動シャフト10の回転が
ボール弁6に伝達されるように組み立てることにより、
図3に示すボールバルブが構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のように構成され
た従来のボールバルブにおいて、ボール弁6とシール部
材7a,7bとの気密性は、ボール弁6とシール部材7
a,7bの面粗度、密着度及び押圧荷重によって大きく
左右されるため、シール性を確保するためにシール部材
7a,7bのボール押圧荷重を適正に調整することが重
要であった。
【0010】すなわち、シール性を確保するために強い
ボール押圧荷重を与えると、ボール弁6の回転摺動が高
くなり、場合によってはボール弁6の回転不良を生じ、
またボール弁6の滑らかな回転特性を得るためにシール
部材7a,7bのボール押圧荷重を低くすると、シール
性すなわち全閉時における弁の閉止特性に悪影響が生じ
るという問題があった。
【0011】また前記従来のボールバルブは、その組立
工程において、ボール弁6とシール部材7a,7bの密
着度を向上するため熱エージングを行うが、弁箱2にボ
ール弁6及びシール部材7a,7bを組み込んだ状態で
加熱処理しなければならず、弁箱2の形状や大きさによ
り温度分布を一様(均一)にし難い上、加熱時間等の条
件設定が難しく、また広いスペースの恒温槽が必要とな
るなど多くの問題を有していた。
【0012】本発明は、前記従来技術の問題を解消する
ためになされたもので、その目的は組立の工程が大幅に
簡略化され、また熱エージングの条件も安定し、恒温槽
の大幅なスペース削減もなし得るボールバルブを提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明のボールバルブは、両側に流体の流入・流
出口1a,1bを有する弁本体1の弁箱2内にカセット
式のバルブ要素体11を着脱自在に嵌合固定し、このバ
ルブ要素体11の筒体内に組込まれたボール弁6を前記
弁箱2及び筒体を貫通してボール頂端部6bに係合する
弁棒17によって開閉作動させるように構成したもので
ある。
【0014】前記バルブ要素体11は、一端開口部12
a及び他端開口部12bを有し周側中央位置に弁棒挿通
孔13を設けた筒体12と、頂端係合部6b及び流体流
通可能な貫通孔6aを有し前記筒体12内に頂端係合部
6bと弁棒挿通孔13が合致するように位置決めして配
置されるボール弁6と、前記筒体12の一端開口部側及
び他端開口部側の内部位置において前記ボール弁6を回
動自在に支承し該ボール弁と前記筒体12間の流体流れ
をシールする一対のシール部材7a,7bと、前記筒体
12の一端開口部12aに螺挿され前記シール部材7a
のボール押圧荷重を調整保持する固定リング8とから構
成される(請求項2の場合)が、その構造及び組立に要
する工程を更に簡略化するためには、請求項3に示す如
く構成することも可能である。
【0015】すなわち、請求項3においては、前記バル
ブ要素体11が一端開口部22a及び他端開口部22b
を有し他端開口部側の内部位置にボール支承シール部2
3を周側中央位置に弁棒挿通孔13を設けた摺動抵抗の
小さい合成樹脂材で形成される筒体22と、頂端係合部
6b及び流体流通可能な貫通孔6aを有し前記筒体22
内に頂端係合部6bと弁棒挿通孔13が合致するように
位置決めし且つ前記シール部23に球面部を摺接させて
配置されるボール弁6と、このボール弁を回動可能に挾
持支承する球面シール部27a及び流体流通可能な中心
孔27bを有し全体が摺動抵抗の小さい合成樹脂材で形
成され前記筒体22の一端開口部22aに螺挿されてボ
ール押圧荷重を調整保持する固定具兼用のシール部材2
7とから構成される。
【0016】前記のように構成されたバルブ要素体11
は、弁本体1の弁箱2内に着脱自在に嵌合固定される
が、弁本体1の流入口1aから流入した流体が閉弁時に
おいてバルブ要素体11の筒体外周を通過して流出口1
b側へ漏洩するのを防止するためには、弁箱2と筒体1
2,22の嵌合部分を流体流通できないように封じるシ
ール手段15を設けると良い。
【0017】
【作用】本発明のボールバルブは、カセット式のバルブ
要素体11を弁箱2とは分離して外部にて組立及び熱エ
ージングを完了し、シール部材の最適な押圧荷重とボー
ル弁6の摺動回転トルクを満足するために、シール部材
の締付け→熱エージング→シール性能及びトルク評価と
いう一連の工程及び検査を独立して行うことができる。
このことにより、組立の工程が大幅に簡略化され、また
熱エージングの条件も安定し、恒温槽の大幅なスペース
削減もなし得るという作用効果を奏する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1に従い具
体的に説明する。図中1は両側に流体の流入口1aと流
出口1bを有する弁本体で、流体流出口1bを有する弁
箱2と、流体流入口1aを有し前記弁箱2の流体流入側
開口部に螺着される継手部材3とで構成されている。
【0019】11は前記弁箱2内に着脱自在に嵌合して
筒体係止手段(例えば弁箱2の内周環状溝に図1の如く
弾性係合されるC形状の止め輪14)で固定されるカセ
ット式のバルブ要素体で、このバルブ要素体11は一端
開口部12a及び他端開口部12bを有し周側中央位置
に弁棒挿通孔13を設けた金属製の筒体12と、溝状の
頂端係合部6b及び流体流通可能な貫通孔6aを有し前
記筒体12内に頂端係合部6aと弁棒挿通孔13が合致
するように位置決めして配置される金属製のボール弁6
と、前記筒体12の一端開口部12a側及び他端開口部
12b側の内部位置において前記ボール弁6を回動自在
に支承し該ボール弁6と前記筒体12間の流体流れをシ
ールする一対のシール部材7a,7bと、前記筒体12
の一端開口部12aに螺挿され前記シール部材7aのボ
ール押圧荷重を調整保持する金属製の固定リング8とか
ら構成されている。
【0020】このような構成のバルブ要素体11は、弁
箱2と分離して外部にて組立及び熱エージングが行われ
る。このため、組立時においてボール弁6のシール性や
摺動回転トルクを測定・調整することが可能であり、ま
た熱エージングも弁箱2と分離して行えることから、熱
容量が少なくて済み、従って加熱時間及び恒温槽のスペ
ースを大幅に削減することが可能な上、シール部材7
a,7bとボール弁6との密着度の安定・向上に重要な
温度分布を均一にすることができる。
【0021】前記のような組立・調整と熱エージングの
終了したバルブ要素体11は、弁箱2内に嵌合固定し
て、図1(A)に示すような弁機構を構成するが、この
際、前記弁箱2内の筒体12との接触部又は筒体12の
外周若しくは端部に、Oリングやパッキン等のシール手
段15を介在させて、流入口1aから流入した流体が弁
箱2と筒体12の嵌合部分を通って流出口1b側へ漏洩
するのを防止できるようにしている。
【0022】Mは前記弁箱2に袋ナット16で締着して
取付けられた弁作動用のモータで、このモータの駆動シ
ャフト17は弁箱貫通穴に密接するOリングと軸受18
の下端部に当接する止め輪19(弁箱2内に圧力が印加
した場合、前記シャフト17が弁箱2の外側へ押し出さ
れるのを防止する作用をなす)を備え、その先端を角形
に形成した弁棒として、筒体12の弁棒挿通孔13から
ボール弁6の頂端係合部6bに嵌合させることにより、
ボール弁6を開閉作動させることができるように構成さ
れている。
【0023】なお、前記モータMと弁箱2の袋ナット1
6で締着される接合部は、印籠形状となっており、前記
シャフト17とボール弁6との同心度を確保しつつ組み
付けるように構成されている。このような構成としたこ
とにより、モータMの取付け作業自体も従来に比べ大幅
に簡略化することができた。
【0024】図2は本発明の第2の実施例を示す。この
第2の実施例は、弁本体1の弁箱2内に嵌合固定される
カセット式のバルブ要素体11を、以下のように構成し
た点が図1に示す第1実施例のボールバルブと相違して
いる(その他の構成は、第1実施例のボールバルブと同
様であるので、同一部分に同符号を付して詳細な説明は
省略する)。
【0025】すなわち、この第2の実施例におけるカセ
ット式のバルブ要素体11は、一端開口部22a及び他
端開口部22bを有し他端開口部側の内部位置にボール
支承シール部23を周側中央位置に弁棒挿通孔13を設
けた摺動摩擦抵抗が小さくて且つシール性の良好な合成
樹脂材(例えば四フッ化エチレン樹脂など)で形成され
る筒体22と、頂端係合部6b及び流体流通可能な貫通
孔6aを有し前記筒体22内に頂端係合部6bと弁棒挿
通孔13が合致するように位置決めし且つ前記シール部
23に球面部を摺接させて配置されるボール弁6と、こ
のボール弁6を回動可能に挾持支承する球面シール部2
7a及び流体流通可能な中心孔27bを有し全体が前記
筒体22と同様な合成樹脂材で形成され前記筒体22の
一端開口部に螺挿されてボール押圧荷重を調整保持する
固定具兼用のシール部材27とから構成されている。
【0026】カセット式のバルブ要素体11を前記のよ
うに構成すると、図1の第1実施例で用いたシール部材
7bと固定リング8が不要となり、その構造及び組立に
要する工程を更に簡略化することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のボールバルブ
は、カセット式のバルブ要素体を弁箱とは分離して外部
で組立及び熱エージングを完了し、シール部材の最適な
押圧荷重とボール弁の摺動回転トルクを満足するため
に、シール部材の締付け→熱エージング→シール性能及
びトルク評価という一連の工程及び検査を独立して行う
ことができる。このことにより、組立の工程が大幅に簡
略化され、また熱エージングの条件も安定し、恒温槽の
大幅なスペース削減もなし得るという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(A)は本発明の第1の実施例によるボー
ルバルブを開弁状態で示した縦断面図、同図(B)はこ
のボールバルブに組込まれるバルブ要素体の縦断面図。
【図2】同図(A)は本発明の第2の実施例によるボー
ルバルブを開弁状態で示した縦断面図、同図(B)はこ
のボールバルブに組込まれるバルブ要素体の縦断面図。
【図3】従来の代表的なボールバルブを開弁状態で示し
た縦断面図。
【符号の説明】
1…弁本体、 1a…流体流入口、 1b…流体流出
口、2…弁箱、3…継手部材、6…ボール弁、6a…ボ
ール弁の貫通孔、6b…ボール弁の頂端係合部、7a,
7b…シール部材、8…固定リング、11…カセット式
のバルブ要素体、12…筒体、12a…筒体の一端開口
部、12b…筒体の他端開口部、13…弁棒挿通孔、1
4…筒体係止手段(止め輪)、15…シール手段、M…
弁作動用のモータ、17…モータ駆動シャフト(弁
棒)、22…筒体、22a…筒体の一端開口部、22b
…筒体の他端開口部、23…ボール支承シール部、27
…固定具兼用のシール部材、27a…球面シール部、2
7b…中心孔。
フロントページの続き (72)発明者 菅野 勝久 神奈川県横浜市南区永田東2−23−13 (72)発明者 飯島 等 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社住環境研究開発センター内 (72)発明者 七種 哲二 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱電 機株式会社住環境研究開発センター内 (72)発明者 大川内 幸訓 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三 菱電機株式会社和歌山製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に流体の流入・流出口を有する弁本
    体の弁箱内にカセット式のバルブ要素体を着脱自在に嵌
    合固定し、このバルブ要素体の筒体内に組込まれたボー
    ル弁を前記弁箱及び前記筒体を貫通してボール頂端部に
    係合する弁棒によって開閉作動させるように構成したこ
    とを特徴とするボールバルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1のボールバルブにおいて、カセ
    ット式のバルブ要素体が、一端開口部及び他端開口部を
    有し周側中央位置に弁棒挿通孔を設けた筒体と、頂端係
    合部及び流体流通可能な貫通孔を有し前記筒体内に頂端
    係合部と弁棒挿通孔が合致するように位置決めして配置
    されるボール弁と、前記筒体の一端開口部側及び他端開
    口部側の内部位置において前記ボール弁を回動自在に支
    承し該ボール弁と前記筒体間の流体流れをシールする一
    対のシール部材と、前記筒体の一端開口部に螺挿され前
    記シール部材のボール押圧荷重を調整保持する固定リン
    グとから構成されていることを特徴とするボールバル
    ブ。
  3. 【請求項3】 請求項1のボールバルブにおいて、カセ
    ット式のバルブ要素体が、一端開口部及び他端開口部を
    有し他端開口部側の内部位置にボール支承シール部を周
    側中央位置に弁棒挿通孔を設けた摺動抵抗の小さい合成
    樹脂材で形成される筒体と、頂端係合部及び流体流通可
    能な貫通孔を有し前記筒体内に頂端係合部と弁棒挿通孔
    が合致するように位置決めし且つ前記シール部に球面部
    を摺接させて配置されるボール弁と、このボール弁を回
    動可能に挾持支承する球面シール部及び流体流通可能な
    中心孔を有し全体が摺動抵抗の小さい合成樹脂材で形成
    され前記筒体の一端開口部に螺挿されてボール押圧荷重
    を調整保持する固定具兼用のシール部材とから構成され
    ていることを特徴とするボールバルブ。
  4. 【請求項4】 請求項1のボールバルブにおいて、弁箱
    と筒体の嵌合部分を流体流通できないように封じるパッ
    キン等のシール手段と、バルブ要素体を所定の嵌合位置
    に着脱自在に固定する止め輪等の筒体係止手段を備えて
    いることを特徴とするボールバルブ。
  5. 【請求項5】 請求項1のボールバルブにおいて、前記
    弁箱に弁作動用のモータが取付けられ、このモータ駆動
    シャフトを弁棒としてボール弁を開閉作動させるように
    構成したことを特徴とするボールバルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2940356A1 (en) 2014-04-30 2015-11-04 Fujikoki Corporation Flow passage switching valve

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EP2940356A1 (en) 2014-04-30 2015-11-04 Fujikoki Corporation Flow passage switching valve
KR20150125559A (ko) 2014-04-30 2015-11-09 가부시기가이샤 후지고오키 유로 전환 밸브
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