JPH08145183A - 真空シール用ガスケット及び真空シール構造 - Google Patents

真空シール用ガスケット及び真空シール構造

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JPH08145183A
JPH08145183A JP30825594A JP30825594A JPH08145183A JP H08145183 A JPH08145183 A JP H08145183A JP 30825594 A JP30825594 A JP 30825594A JP 30825594 A JP30825594 A JP 30825594A JP H08145183 A JPH08145183 A JP H08145183A
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JP
Japan
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vacuum
rubber
vacuum seal
gasket
metal
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JP30825594A
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Kazuya Saito
斎藤  一也
Yukie Sato
幸恵 佐藤
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Ulvac Inc
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ガス放出量が小さく、かつ繰り返し使用の可
能な真空シール用ガスケット及び真空シール構造を提供
すること。 [構成] 周方向に関しW字形状の縦断面を有するリン
グ状のステンレス鋼による弾性構造体11の外表面に厚
さ0.5mmのバイトンのゴムシート32を組み合わ
せ、外表面の谷部分にゴムリング14を嵌め込む。弾性
構造体11によって不均一なシール間隙に追従し、形状
復元性の高いゴムシート32によって繰り返し使用が可
能であり、ゴムシート32の厚さが薄いのでガス放出量
が小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空シール用ガスケット
及び真空シール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、真空装置のシール
にはO−リングに代表されるゴムガスケット、または金
属ガスケットが使用されている。
【0003】図9はO−リング61による真空シール構
造60の一例を示す断面図であり、真空シールすべきパ
イプ62のフランジ63、およびパイプ64のフランジ
65に設けたガスケット溝66にゴムからなるO−リン
グ61が組み込まれ、フランジ63とフランジ65とを
貫通するボルト孔67にボルトを挿入しナットで締め付
けて真空シールが行なわれる。なお、O−リング61の
縦断面として得られる円形部分の外径Wは最も細いもの
で2mmφ程度のものが市販されている。O−リング6
1はその弾性によって形状復元性が高く、真空シールさ
れていたフランジ63、65をバラした後に再度組み付
けを行なう場合にも、O−リング61をそのまま再使用
することができる。しかし、O−リング61はその表面
や内部に吸着されていたガスが脱着することによる脱ガ
ス量やO−リング61の内部を透過するガス透過量が大
きく、すなわち、ガス放出量が大きく真空装置の到達真
空度の上限を制限している。
【0004】一方、図10に示すような金属ガスケット
71による真空シール構造70も多用されている。フラ
ンジ73とフランジ75とに設けたエッジ72、74を
金属ガスケット71に噛み込ませることによって真空シ
ールを行なう方法である。金属ガスケット71としては
通常、厚さTが2mmの無酸素銅が使用されている。材
料が金属であるためにガス放出量は小であるが、エッジ
72、74による組み付け圧力によって塑性変形するの
で、金属ガスケット71は繰り返して使用すると完全な
真空シールが得られず、厳密には1回のみしか使用でき
ない。従って真空シール部を頻度高くバラすような個所
には経済面から使用しにくい。
【0005】上述したように、ゴムガスケットからのガ
ス放出には、ゴムガスケットの主として内部に吸着され
ているガスの脱着、すなわち脱ガスによるものと、圧力
差による大気側から真空側への透過、すなわち透過ガス
によるものとがあり、前者は真空装置を特に脱ガス操作
またはベーキングしないで排気する場合に見られ、後者
はベーキングした後においても、特に真空装置を高温で
使用しガスケットのゴムが高温になってそのガス透過度
が大きくなる場合に顕著に見られる。
【0006】図11はゴムとして弗素ゴム(商品名バイ
トン)の厚さ0.5mm、1mm、4mmのシートにつ
いて、表面積を200cm2 とし、150°Cの温度で
所定時間の加熱(ベーキング)を行なった時に測定され
たガス放出量とバイトンゴムシートの厚さとの関係を示
す図である。放出されたガスの主成分は水であった。図
11において、ガス放出量はバイトンゴムシートの厚さ
とほぼ比例しているので、放出された水の殆どはバイト
ンゴムシートの表面からではなく、内部から脱ガスされ
て放出されたものと理解される。
【0007】図12は同じくバイトンゴムシートのガス
透過量を示す図である。すなわち、バイトンゴムシート
の両側を真空排気し、十分に圧力が低下した時点で一方
に大気を導入すると、バイトンゴムシートを透過する大
気によって他方の圧力が上昇する。この圧力上昇からガ
ス透過量を求めることができる。
【0008】図12は試料として厚さ1mmのバイトン
ゴムシートを用い、ガス透過面積を8cm2 として測定
温度と単位面積当りのガス透過量との関係を示したもの
である。なお、透過しているガスは主として窒素、酸
素、水、アルゴンであったが何れも大気の成分であり、
これらが大気中に存在する比率をほぼそのまま維持して
透過している。また、その透過量は温度の上昇と共に増
大する。図12に見られるように各成分の和、すなわち
大気の透過量は25°Cにおいても単位面積当り約9×
10-5Pa・m・s-1であり、超高真空領域では問題と
なる透過量である。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、ガス放出量が小さく、かつ繰り返し使
用が可能な真空シール用ガスケット及び真空シール構造
を提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、シール
面に厚さ0.1μmないし0.5mmのゴム膜を組み合
わせた金属の弾性構造体であることを特徴とする真空シ
ール用ガスケット、によって達成される。
【0011】又、以上の目的は、真空シールされるべき
2個の部材において、少なくとも一方の部材に固定され
た金属の弾性構造体のシール面と、他方の部材のシール
面との間に、厚さ0.1μmないし0.5mmのゴム膜
が挟持して組合わされ押圧されることを特徴とする真空
シール構造、によって達成される。
【0012】
【作用】請求項1の真空シール用ガスケットは、金属の
弾性構造体が不均一なシール間隙に追従し、これに組み
合わせる形状復元性の高いゴム膜の厚さを薄くしている
ので、超高真空領域においてもガス放出量が小さく、か
つ繰り返し使用が可能である。
【0013】請求項2の真空シール構造は、真空シール
すべき少なくとも一方の部材に固定された金属の弾性構
造体が不均一なシール間隙に追従し、そのシール面と他
方の部材のシール面との間に介在させる形状復元性の高
いゴム膜の厚さを薄くしているので、超高真空領域にお
いてもガス放出量が小さく、かつ繰り返し使用が可能で
ある。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例による真空シール用ガ
スケット及び真空シール構造について、図面を参照して
具体的に説明する。
【0015】(実施例1)図1は真空シール用ガスケッ
ト10の縦断面を示す部分斜視図である。縦断面が横に
寝たW字形状のステンレス鋼によるリング状の弾性構造
体11の外表面に0.5mm厚さのバイトンゴムシート
12を取り付けたものである。その外面側の屈曲の谷部
分には、ステンレス鋼の弾性構造体11の弾性を補助す
るためと、組み合わせたバイトンシートの脱落を押える
ために、バイトンゴムによるO−リング14を嵌め込ん
でいる。O−リング14はバイトンゴムである必要はな
く、単なるゴムリングであればよい。
【0016】この真空シール用ガスケット10を図2に
示す測定装置80に組み込んで、その真空シール性を測
定した。図2において、測定装置80はベース部材81
とそれに積み重ねたリング状部材82、83、84、8
5と蓋87とからなり、ベース部材81と各リング状部
材82、・・・、85の表面にはO−リングまたはガス
ケットを嵌め込むためのガスケット溝86が形成されて
いる。すなわち、5個のO−リングまたはガスケットを
同時に測定するようになっている。図2はO−リングを
組み込んだ図として示されている。そして各リング状部
材82、・・・、85はベース部材81と蓋87との間
において複数のボルト91とナット92とによって締め
付けられる。
【0017】ベース部材81の底面の排気口88には真
空排気用のロータリポンプ95とターボ分子ポンプ96
とが直列に接続されており、排気口88とターボ分子ポ
ンプ96との中間には熱陰極電離型の真空計97が取り
付けられている。
【0018】上述の真空シール用ガスケット10の5個
を上記の測定装置80のガスケット溝86に組込んで、
その真空シール性を常温において測定した。又、比較の
ために、同等サイズのバイトンゴムからなる従来のO−
リングについても同様に真空シール性を測定した。図3
にそれらの測定結果を示す。横軸は真空排気時間
(s)、縦軸は真空計97の示した圧力(Pa)であ
り、実線は実施例1の真空シール用ガスケット10、破
線は従来のO−リングである。
【0019】図3に見られるように、真空シール用ガス
ケット10は従来のO−リングと比較して、排気開始し
た時点から低い圧力を示しガス放出量が小さいことを示
している。又、その圧力低下の度合いは、特に圧力の低
い領域で大きいが、このことはバイトゴムシート12の
厚さが薄いこと、換言すれば、バイトンゴムの体積が小
であることにより、内部に吸着されているガスに由来す
る脱ガス量が小さく、かつガス透過量も小さいためと理
解される。
【0020】又、真空シール用ガスケット10は測定装
置80のベース部材81、リング状部材82、・・・、
85、蓋87などの歪によって生じる不均一なシール間
隙にはステンレス鋼による弾性構造体11が追従するほ
かバイトンゴムシート12の高い形状復元性もあり、繰
り返し使用しても真空シール性が低下することはなかっ
た。
【0021】(実施例2)図4は図1と同様な縦断面を
示す部分斜視図であるが、このような縦断面を有するチ
ューブ状リングの真空シール用ガスケット20も実施例
1の真空シール用ガスケット10と全く同様な真空シー
ル性を示した。この真空シール用ガスケット20は、図
4において、ステンレス鋼のチューブ状リング21のシ
ール個所となる表面の上下に相対して厚さ0.5mmの
バイトンゴムシート22、23を貼り合わせたものであ
る。
【0022】上記ではバイトンゴムシート22、23を
シール面となる個所に貼り合わせたが、ステンレス鋼の
チューブ状リング21の全面にバイトンゴムシートを被
覆してもほぼ同等な効果が得られる。又、バイトンゴム
シート22、23をステンレス鋼チューブ状リング21
の表面に貼り合わせるのではなく、真空シールすべき配
管のフランジのシール面にあらかじめ貼り合わせて固定
しておいてもよい。
【0023】(実施例3)図5は一例としての真空シー
ル構造30を示す断面図である。小径パイプ状部材35
の下端に可撓性のステンレス鋼のディスク31の中心部
が一体的に熔接固定されており、ディスク31の周縁部
の下面には、真空シールするべき大径パイプ部材36の
肉厚よりは大きい巾とした厚さ0.5mmのリング状シ
ート32が貼り合わされている。大径パイプ部材36の
端面、すなわちシール面37には小径パイプ部材35を
相対的に押し下げて真空シールする時のディスク31の
撓みに対応する僅かな傾斜が付されている。
【0024】この真空シール構造30は、例えば小径パ
イプ部材35を矢印で示すように相対的に下方へ移動さ
せることにより、空間と空間とが真空シールされ
る。この時、ステンレス鋼のディスク31はその撓みに
よって不均一なシール間隙に対する大きい変形に追従
し、バイトンゴムのリング状シート32は、その高い形
状復元性によってクリープを起こさず、繰り返し使用し
ても真空シール性は低下しない。又、バイトンゴムのリ
ング状シート32の厚さが薄いので、脱ガス量、ガス透
過量は共に小さく、超高真空領域で使用してもガス放出
量は小さい。この真空シール構造30を例えばバルブの
シールに適用してガス放出量の小さいバルブを作成し得
るし、この構造はその他の真空部品も適用し得る。
【0025】図6は図5の真空シール構造30の第1の
変形例を示し、バイトンゴムのリング状シート32’が
大径パイプ部材36の端面37に固定された真空シール
構造30’であって、図5の真空シール構造30と全く
同等の真空シール性を示す。
【0026】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0027】例えば、各実施例においてはゴムの材料と
してバイトンゴムを採用したが、真空シールに使用され
得るゴムであれば、その種類は問わない。例えばニトリ
ルゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴムなどを使用し
得る。
【0028】又、各実施例においてはバイトンゴムの厚
さ0.5mmのシートを採用したが、ガス放出量を小さ
くするという観点からはゴム膜の厚さは0.5mmが上
限と考えられる。一方、真空シールを確実に行なうため
には、シール面の表面粗さ以上の厚さが必要であり、シ
ール面が鏡面研磨されている場合であっても0.1μm
以上の厚さは必要である。
【0029】又、各実施例においてはバイトンゴムのシ
ートを利用したが、ゴム膜を塗布して形成させてもよ
い。すなわち架橋剤を含む生ゴムの溶液をシール面に塗
布して生ゴムの膜を形成させた後に加熱架橋させてゴム
膜とする。このような塗布によって、又はこのような塗
布を重ねることによって、厚さ0.1μm以上のゴム膜
を形成し得る。
【0030】又、実施例1において金属の弾性構造体1
1の縦断面を横に寝たW字形状として、内表面を真空側
としたが、外表面を真空側とするようなリングとしても
よい。ゴムシート32は同様に外表面に設けられ、谷部
分に嵌め込むゴムリング14は真空側となるが何等の支
障もない。更には、横に寝たW字形状を横に寝たV字形
状としてもよいし、谷部分に弾性を補助するためのゴム
リングを挟持させることはより好ましい。なお、この周
方向に関しV字形状は横に寝たU字形状を含むものとす
る。
【0031】又、実施例2において説明したように、ゴ
ム膜は金属の弾性構造体のシール面に固定させてもよ
く、又、シールすべきフランジのシール面に固定させて
もよい。又、金属の弾性構造体のシール面とフランジの
シール面との間で単に挟持させるようにしてもよい。
【0032】又、実施例2において説明したように、ゴ
ム膜は金属の弾性構造体の全面を被覆するように組み合
わせてもよく、又、必要なシール面のみに組み合わせて
もよい。
【0033】又、特に真空シール構造において、図5の
真空シール構造30の第2変形例として、図7に示すよ
うに、小径のパイプ部材35’を金属ディスク31の下
面に熔接固定した真空シール構造40とし、小径パイプ
部材35’を矢印で示すように相対的に下方へ移動させ
ることにより、空間と空間とを真空シールすること
ができる。更には又、図5の真空シール構造30の第3
変形例として、図8に示すように、金属ディスク31を
大径パイプ部材36”に熔接し、小径パイプ部材35”
にゴムの小径リング状シート32”を固定させた真空シ
ール構造50としてもよい。この場合には小径パイプ部
材35”の端面に、ディスク31の撓みに対応する傾斜
が付される。そして小径パイプ部材35”を矢印で示す
ように相対的に下方へ移動させることにより、空間
空間とを真空シールすることができる。勿論、この小
径パイプ部材35”をゴムシート32”と共に大径パイ
プ部材36”の内部で押し上げるような真空シールも可
能である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
よる真空シール用ガスケット及び請求項7による真空シ
ール構造によれば、金属の弾性構造体がシール部分にお
ける不均一なシール間隙に追従し、これに組み合わせる
形状復元性の高いゴム膜の厚さを薄くしているので、超
高真空領域においてもガス放出量が小さく、かつ繰り返
し使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1による真空シール用ガスケットの縦断
面を示す部分斜視図である。
【図2】真空シール性の測定装置の概略を示す断面図で
ある。
【図3】実施例1による真空シール用ガスケット及び従
来のO−リングの真空シール性を示す図である。
【図4】実施例2による真空シール用ガスケットの縦断
面を示す部分斜視図であり、図1に対応する。
【図5】実施例3による真空シール構造の断面図であ
る。
【図6】実施例3の真空シール構造の第1変形例を示す
断面図である。
【図7】実施例3の真空シール構造の第2変形例を示す
断面図である。
【図8】実施例3の真空シール構造の第3変形例を示す
断面図である。
【図9】従来のO−リングによるフランジのシール構造
を示す断面図である。
【図10】従来の金属ガスケットによるフランジのシー
ル構造を示す部分断面図である。
【図11】バイトンゴムシートの厚さとガス放出量との
関係を示す図である。
【図12】バイトンゴムシートの温度とガス透過量との
関係を示す図である。
【符号の説明】
10 真空シール用ガスケット 11 ステンレス鋼の弾性構造体 12 バイトンゴムシート 14 ゴムリング 20 真空シール用ガスケット 21 ステンレス鋼の弾性構造体 22 バイトンゴムシート 23 バイトンゴムシート 30 真空シール構造 31 ステンレス鋼のディスク 32 バイトンゴムのリング状シート 35 小径パイプ部材 36 大径パイプ部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール面に厚さ0.1μmないし0.5
    mmのゴム膜を組み合わせた金属の弾性構造体であるこ
    とを特徴とする真空シール用ガスケット。
  2. 【請求項2】 前記金属の弾性構造体が周方向に関しV
    字形状またはW字形状の縦断面を有するリングである請
    求項1に記載の真空シール用ガスケット。
  3. 【請求項3】 前記周方向に関しV字形状またはW字形
    状の縦断面の谷部分に前記金属の弾性構造体の弾性を補
    助するためのゴムリングが嵌め込まれている請求項2に
    記載の真空シール用ガスケット。
  4. 【請求項4】 前記金属の弾性構造体が中空リングであ
    る請求項1に記載の真空シール用ガスケット。
  5. 【請求項5】 前記ゴム膜が前記金属の弾性構造体のシ
    ール面に貼り合わされているか、または塗膜として形成
    されている請求項1から請求項4までの何れかに記載の
    真空シール用ガスケット。
  6. 【請求項6】 前記ゴム膜の材料が弗素ゴム、ニトリル
    ゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴムの中の何れかで
    ある請求項1から請求項5までの何れかに記載の真空シ
    ール用ガスケット。
  7. 【請求項7】 真空シールされるべき2個の部材におい
    て、少なくとも一方の部材に固定された金属の弾性構造
    体のシール面と、他方の部材のシール面との間に、厚さ
    0.1μmないし0.5mmのゴム膜が挟持して組合わ
    され押圧されることを特徴とする真空シール構造。
  8. 【請求項8】 前記金属の弾性構造体が中心部を前記一
    方の部材に固定され周縁部を前記他方の部材に対するシ
    ール面とする可撓性の金属ディスクであるか、または周
    縁部を前記一方の部材に固定され中心部を前記他方の部
    材に対するシール面とする可撓性の金属ディスクである
    請求項7に記載の真空シール構造。
  9. 【請求項9】 前記金属の弾性構造体が周方向に関しV
    字形状またはW字形状の縦断面を有するリングである請
    求項7に記載の真空シール構造。
  10. 【請求項10】 前記周方向に関しV字形状またはW字
    形状の縦断面の谷部分に前記金属の弾性構造体の弾性を
    補助するためのゴムリングが嵌め込まれている請求項7
    に記載の真空シール構造。
  11. 【請求項11】 前記金属の弾性構造体が中空リングで
    ある請求項7に記載の真空シール構造。
  12. 【請求項12】 前記ゴム膜が前記金属の弾性構造体の
    シール面に貼り合わされているか、または塗膜として形
    成されている請求項7から請求項11までの何れかに記
    載の真空シール構造。
  13. 【請求項13】 前記ゴム膜の材料が弗素ゴム、ニトリ
    ルゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴムの中の何れか
    である請求項7から請求項12までの何れかに記載の真
    空シール構造。
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Cited By (5)

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