JP2004028243A - 真空体の封止方法と封止材及び封止装置 - Google Patents

真空体の封止方法と封止材及び封止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴムを用いた真空体の封止にボルト等によるゴムの締付けを不要にし、一時的な押圧により封止材と真空体の構成材との間に副真空室を形成して、真空のもつ吸着力により密着性を向上させて高い気密性のある接合とする。
【解決手段】真空体の外周に用いる封止材12の接触面14に、数多くの小さな凹み15と凹み15の外側に連続した小突起16が設けてある。真空引きにより気密材13が押圧されると初期時に小突起16で真空体の外周を密封し、真空化が進むと小突起16が押し潰されて封止材12と気密材13が全面接触して凹み15部が独立した副真空室を形成する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、真空を利用した防音材または断熱材の封止方法、封止材、真空体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の真空体の封止は、気密溶接やろう付けが一般的に用いられている。これらは製造装置が高価になったり、溶接に高度な技術を要するため時間がかかり必然的に高コストになっている。
【0003】一方、ゴムを用いた場合は、Oリングのようにゴムを真空体の構成材で挟持しボルトなどで両側から強く押圧してゴムと構成材の接触面からの空気の流入を防止する必要があるため、真空防音材のように気密材の厚みが薄く強度が小さい場合にはボルトを用いて締付けると部材が変形するため使用が難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
問題点は、封止に溶接やろう付けを用いた場合は高価格になること、一方、ゴムを封止材に用いた場合は、真空体の構成材との接触面から真空室への外気の流入がし易いことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では2つの方法からなる。1つは、気密性の保持に、封止材と構成材間との接触面に独立した小さな副真空室を設けて、副真空室による構成材の吸着作用により一時的に構成材を押圧した後の経常的なボルトによる締付けを不要とする。また封止材と気密材の接触面からの経年による僅かな外気の流入に対しては、副真空室を経由させることにより主真空室への外気の流入を防止する。
他の1つは、低弾性のゴム状弾性体や塑性変形する弾性体を真空体外周部の構成材や封止材の気密接合部に配し、カバー材により挟持押圧することにより気密性を高める。
【0006】
【発明の実施の形態】
副真空室を設ける方法には、真空体の構成材との接触面に、独立した凹みや長さ方向に連続した溝のある封止材を構成材間に挟持押圧することにより、主真空室の周囲に独立した小さな副真空室を形成する。
【0007】押圧する方法には、相対する気密材の外側、封止材と気密材の間、気密材と気密材の間のいずれかに低弾性のゴム状弾性体を配して、外側にカバー材をこれらに被せて折り曲げ、ゴム状弾性体を直接または間接に押圧し、密着性を高めて封止する。
【0008】
【実施例】
図1(a)は、凸形状体3を複数成形した金属などの硬質材からなる気密材2を相対させ、周囲にゴム状弾性体からなる封止材4を挟持し内部を真空にした真空体1である。封止材4は、定形で大量生産の場合には四周を一体成型で、少量生産時には押出し等の成型品のコーナー部を気密接合して用いる。
【0009】図1(b)はゴム状弾性体からなる断面略矩形の封止材5の気密材6と接触する面11に長細形状の凹み7を複数成形したもので、並行して成形された凹み8とは長さ方向に位置がずれている。尚、主真空室面9には封止材5から許容範囲を超える放出物や析出物がある場合にはガス不透過材10を張って用いる。
【0010】封止材5と気密材6の接触面11は平行面になっており、真空装置内で気密材を接合する場合に用いる。大気中で気密材6を接合する場合は、真空引き時の気密材の押圧により接触面11が外気側から主真空室側へと順に密着するように、封止材5の外気側を主真空室側よりやや厚くした形状にして用いる。
【0011】図1(c)は、小さな凹み15を気密材13との接触面14に数多く成形した封止材12である。外気側と主真空室側を直線で結ぶ線上には凹みがあり、接触面からの空気の流入に対しては凹みに空気が流入し易いようにしている。図1(d)は、封止材17の気密材18との接触面19に連続した溝20を設けたものである。
【0012】図1(c)、図1(d)は、凹みの外側に連続した小突起16,21が設けてある。大気中で真空引きする場合の初期時に小突起16,21で外気を遮断し、真空化が進み人為的または大気圧により気密材13,18が押圧され、小突起16,21が押し潰されて封止材12,17と気密材13,18が全面接触して凹み15や溝20が副真空室となる。
【0013】このような形状の封止材を用いた真空体は、封止材で囲まれた主真空室の外側全周に小さな副真空室を形成する。副真空室は吸着作用があるため気密材全体への大気圧による押圧とともに、封止材と気密材の密着性を高めた気密接合となる。
【0014】また、封止材と気密材の接触面からの経年による外気の流入に対しては、副真空室の空気圧は上昇するが、主真空室へは副真空室と主真空室の真空圧の差により発生するため、副真空室へ流入した希薄な空気が主真空室へ流入するには、凹みや溝と主真空室間の封止面の気密性を越える気圧差が必要となるため、主真空室への影響は生じないか、あっても非常に軽微なものとなる。
【0015】図2は、外気側にくさび状の凹み24のある気密材25との接触面26に複数の小さな溝27を成形した封止材23である。溝27間の隔壁の高さは外気側と主真空室側の平面部を結ぶ線からわずかに突出した高さとなっている。
【0016】このような封止材23を気密材25間に挟持し真空引きをすると、人為的又は大気圧により気密材25が押圧され、くさび状の凹み24が小さくなりながら、気密材25は最も外気側にある隔壁から順に主真空室側の隔壁に接触し、最後は突出した隔壁の頂部が押し潰されて図2(b)のように接触面26全体が気密材と密着し、隔壁間の溝27が副真空室となる。外側端部の凸部28は封止材23の長さが長く中央部が主真空室内部へ真空により引き込まれるのを防止するためのものである。
【0017】図2(c) 、図2(d)は、軸部31の両側に気密材30,30aに挟持される2対の隔壁32,33と気密材30の縁端に接する外周材34を一体成形した封止材29である。内側の隔壁33は外側の隔壁32より気密材30,30a間幅が小さく、真空引き時に気密材30,30aが大気圧により押圧されたときに隔壁32が点線37の位置まで変形し、隔壁33と接して隔壁間に空間ができて副真空室35を形成する。
【0018】隔壁32と外周材34の間には必要に応じて低弾性のゴム状弾性体36を挿入するが、この場合、気密材30の押圧によりゴム状弾性体は押し潰されて伸張し、軸材と気密材に密着し気密性を高める。
図2の封止材に用いる材料は、ゴムやプラスチックからなる弾性体のほか、アルミや銅などの柔らかい金属を用いることが可能である。
【0019】図3は真空引き孔の封止材38である。図3(a)は、硬質板39に同心円状に2条の凸体40,41のあるゴム状弾性体42を一体成型した封止材38で、図3(b)の断面図に示すように気密材43に開口された真空引き孔44に重ねて用いる。
【0020】外側凸体40は内側凸体41より高さが高く、真空引きにより押圧されて気密材43と内側凸体41と接触することにより2条の凸体間が副真空室45となる。尚、厚みのあるやや硬質なゴム状弾性体を用いた場合には、硬質板は不要である。
【0021】又、塑性変形するゴム状弾性体を用いる場合は、副真空室が潰れない程度の押圧にするか、ゴム状弾性体内に線状又は球状のスペーサーを包有させて副真空室を保持する。尚、ゴム状弾性体から許容以上の放散ガスなどがある場合は、凸体の内側にガス不透過材を貼って用いる。
【0022】図4は、真空を利用した断熱管に関するものである。図4(a)、図4(b)は内外の直管47,48の縁端部に環状の封止材49を挿入したもので、封止材49には管との接触面には内側端部50と中間に環状の凸部51,52がある。
【0023】凸部51,52の外径は、外管48の内径よりやや大きく内外管の内面に押圧しながら挿入する。挿入を真空装置内で行うことにより凸部間55が真空となり主真空室54から独立した副真空室となる。外側端部の凸部53は、気密材を配設し易くするためと、封止材が長い場合に真空により管内部へ引き込まれるのを防止するためのものである。
【0024】図4(c)の封止材56は、外管57の端部58を外側に広がる傾斜をつけた場合に使用するもので、封止材56の外面と内面に環状の凹み60,61があり、管と密着して副真空室となる。外側の管端部58との接触面62を内側の接触面63より僅かに大きい径とし、真空引き作業途中に管端部58に封止材を押込むことにより大気圧下での真空引きが可能となる。
【0025】図4(e)、図4(f)は、曲がり管に使用するもので、外側半管66,67は管の流れに沿って上下2分割されており、外側半管66,67の全周に溝69,70のあるゴム状弾性体からなる封止材65を挟持して主真空室71を形成している。
【0026】溝69は封止材65の内外の管66,67,68との接触面に設けられ、溝69をはさむ両側の管との接触面の高さは内側72が外側73より僅かに小さくなっており真空装置内での押圧により管と面全面が接触し、溝69が副真空室となる。尚、高さを同じにして溝より外側に小突起を全周囲に設けることにより大気圧下での真空引きが可能となる。
【0027】図5は、封止材の隅部の接合に関するものである。図5(a)は、隅部の両封止材75,76を斜めに切断した場合で、図5(b)は、片側封止材79の側面に他封止材80の切断面を突き付けた場合である。いずれの場合も接合面に未加硫のブチルゴムやプラスチックの粘着剤77,81を挟持押圧して密着させ気密接合したもので、必要に応じてガス不透過材からなるテープ78,82で端部を覆い気密性と接合強度を補強する。
【0028】図6は、カバー材でゴム状弾性体を押圧し、封止材と気密材間を密封して気密接合することに関するものである。ゴム状弾性体には低弾性のゴム状弾性体または塑性変形する弾性体を用いる。塑性変形する弾性体には、未加硫のブチルゴムやプラスチックのシール剤のように粘着性があって押圧に応じて伸張する材を用いる。
【0029】図6(a)は、真空体90の外周の角91に相応する折り曲げ箇所85の厚みを薄く、先端と封止材や気密材に接する部分に長さ方向に連続した凸体86,87を一体成形したカバー材84に塑性変形する弾性体89を張り付けたものである。カバー材84は被粘着性と硬さのあるプラスチックや金属を用いる。
【0030】折り曲げ箇所85は、真空体90の厚みに対応した位置に設けられており、弾性体を押圧する押圧片88は、折り曲げたときに弾性体を伸張させる幅がある。凸体86,87は弾性体の厚みを一定にするもので、薄く伸張させる場合には成形のないカバー材を用いる。又、気密材の端部を相対する気密材側まで曲折させた時など、気密接合個所が片面となる場合は、弾性材は片面のみに使用する。
【0031】図6(b)、図6(c)は、図6(a)のカバー材を曲折した状態で、断面コ型の金属を用いた封止材92と気密材93の外側に弾性体94を配し、カバー材95を折り曲げて弾性体94を押圧し、気密材93上に伸張させて気密接合とした状態を示している。
【0032】図6(d)は、封止材96に低弾性のゴム状弾性体を用い、封止材96と気密材97間にゴム状弾性体98を挟持し、カバー材99で気密材を押圧して伸張させ気密接合としている。カバー材の外側にはカバー材99を押圧保持する断面コ型の係止材100でカバー材が剥落するのを防止している。
【0033】図7(a)は、中央部に凸形状104を成形した気密材103を相対させた周囲の平面部105間に封止材を用いない真空体102である。図7(b)、図7(c)は、の外周部の詳細図で、表裏の気密材103,103aの平面部105に低弾性のゴム状弾性体や塑性変形する弾性体106を配し、外側からカバー材107を折り曲げ、弾性体106を押圧伸張させて気密接合としたものである。
【0034】図7(d)、図7(e)の真空体109は気密材110,110a間に同様のゴム状弾性体111を挟持し、外周部に配したカバー材112を折り曲げて弾性体111を押圧伸張させ気密接合としたものである。弾性体111の真空室側には必要に応じてガス不透過材を張って用いる。
【0035】図8は、気密材115の間隔を保持するために金網などの網目状材116にエキスパンドメタルを用い、網目状材116の縁端部に押圧受材117を固定し、押圧受材の外側に気密材115を、気密材115の外側に低弾性のゴム状弾性体や塑性変形する弾性体118を配し、カバー材119で押圧して外周部の低弾性の弾性体118を伸張させて気密接合し、内部を真空にした真空体114である。
【0036】押圧受材117は断面コ型の他、平板を網目状材116の外周部両面に取付けてもよく、また弾性体118は押圧受材117と気密材115間に配してもよい。又、同じ大きさの網目状材を対向させ、間にスペーサーを挟持した間隔保持材の場合も同様の方法で気密接合が可能である。
【0037】図9(a)は、中央部に開口122のある板材123の幅中央部に、真空体の外周に相当する位置の板厚を薄くした点線で示す曲折部124を設け、曲折して真空体外周部に配する低弾性のゴム状弾性体または塑性変形する弾性体の押圧材として用いるカバー材121である。曲折部124の間隔は、真空体の厚みに相応している。曲折部124の板厚は折り曲げたとき両側の板が変形しない薄さである。封止材を用いない場合曲折部は1本のみとなる。
【0038】曲折部より外側の押圧片の隅部は曲折したとき重ならない形状にしてある。カバー材は金属やプラスチックを用い、全体を一体成形する他、引き抜きや押し出し成形品の場合は、隅部を溶接等で一体にして用いる。
【0039】図9(b)は、L型の引抜きや押出し成型品を真空体の大きさに合わせて隅部を溶接等で接合したカバー材125である。この状態で、気密材と封止材と弾性体を所定の組み合わせに従ってはめ込み、予圧した後点線で示す曲折部126で折り曲げ、押圧片127を押圧して気密接合する。尚、真空体を湾曲して用いる場合は、曲率に応じた数の切り込みを押圧材の長辺と直交方向に設ける。
【0040】図10は図3のような封止材を真空体に装着する真空封止装置の一部を示す断面斜視図である。押圧材129は形状記憶合金からなる曲折した伸縮形状部130を左右に設けて端部を平面材で一体化し、伸縮形状部130を挟んで片側を真空封止装置の一部である筒体128への取り付け面材131、他側を封止材を仮付けして押圧する押圧面材132としている。
【0041】筒体128への取り付けは、筒体128に固定した取り付け材133に取り付けられている。伸縮時の押圧面材132は封止材137の下面が、筒体128下端のゴム状弾性体からなる気密封止材136よりも上方にあって、真空体の孔139から封止材137の間の隙間を通して排気される。
【0042】伸縮形状部130にはヒーター134が取り付けられており、所定の真空圧になったとき通電により形状記憶合金が過熱され、点線135で示すように伸長変形して押圧面材132が下方へ移動し、押圧面材132に仮付けされた封止材137が真空体の孔139周辺に押圧されて密着し孔を封止する。封止後、真空装置内を大気圧に戻して押圧面材132から封止材137を取り外す。
【0043】封止材137の押圧面材132との接触側に鉄などの磁着材が一体化されている場合は、押圧面材132の上面に電磁石を取り付けておくことにより、封止材137の着脱が容易になる。尚、伸縮形状部はコイルバネやひげバネ形状にした形状記憶合金を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】
封止材に従来のOリングなどのゴムを用いた場合には、フランジで挟持しボルトで締付けなければ必要な気密性が得られなかったのに対し、本発明のゴム状弾性体に凹みや溝を接触面に成形した封止材は、主真空室の真空引きにより気密材が接触面に密着することにより凹みや溝が独立した副真空室となる。
【0045】真空はガラスの運搬装置などに用いられるように非常に大きな吸着性能を持つ。そのため副真空室が吸着する力は封止材と接触する真空体の構成材を吸引したままの状態で密着して高い気密性のある接合となる。
【0046】その結果、真空防音材のような封止材に接触する材の厚みが薄く、また接触長が長くボルト締めには不適な場合でも使用が可能となる。また、副真空室は主真空室の真空引きに伴うものであるため、専用の作業工程がなく真空体製造の生産性が良い。
【0047】一方、低弾性のゴム状弾性体を伸張して気密接合とする方法については、封止材、気密材、ゴム状弾性体を所定に組み合わせたものを真空体の大きさに合わせたカバー材に配設し、カバー材の曲折し易くなった部分を折り曲げて押圧するだけでゴム状弾性体が構成部材と密着し、気密接合できるため真空体組み立てが容易になり生産性が著しく向上する。
【0048】また、本発明は気密溶接など生産コストの高い工程が全くなく、これに伴う生産設備が不要となるためコストの大幅な低減が図れる。他には、他材に対して形状追従性が高いため、溶接と異なり気密材や金属の封止材の寸法精度にあまり左右されずに気密接合が可能となる。
【0049】形状記憶合金を用いた封止装置は、ネジの回転を利用した押圧装置と比べると構造が単純化できるため、真空装置に組み込みやすく、またコストも安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空体の一部内部を示す外観斜視図および封止材の部分断面斜視図
【図2】封止材の部分断面斜視図
【図3】真空引き孔に用いる封止材の外観斜視図および使用時の断面図
【図4】管材の部分断面図および封止材の一部断面を示す外観斜視図
【図5】封止材の隅部の斜視図
【図6】カバー材とゴム状弾性体の断面図および使用時の斜視図
【図7】真空体の一部内部を示す外観斜視図および外周部の断面図
【図8】網目状材を用いた真空体の一部内部を示す外観斜視図
【図9】カバー材の外観斜視図
【図10】真空封止装置を示す断面斜視図
【符号の説明】
1:真空体       2:気密材      3:凸形状体
4:封止材       5:封止材      6:気密材
7:凹み       10:ガス不透過材  11:接触面
12:封止材      13:気密材     14:接触面
15:凹み       16:小突起     17:封止材
18:気密材      19:接触面     20:溝
21:小突起      23:封止材     24:凹み
25:気密材      26:接触面     27:溝
28:凸部       29:封止材     30:気密材
31:軸部       32:隔壁      33:隔壁
34:外周材      35:副真空室    36:ゴム状弾性体
38:封止材      39:硬質版     40:外側凸体
41:内側凸体     42:ゴム状弾性体  43:気密材
44:真空引き孔    45:副真空室    47:内管
48:外管       49:封止材     51:凸部
52:凸部       53:端部の凸部   54:主真空室
56:封止材      57:外管      59:内管
60:凹み       62:接触面     66:外側半管
68:内管       69:溝       71:主真空室
75:封止材      77:粘着剤     78:テープ
79:封止材      81:粘着剤     82:テープ
84:カバー材     85:折り曲げ箇所  86:凸体
89:ゴム状弾性体   90:真空体     91:外周の角
92:封止材      93:気密材     94:ゴム状弾性体
95:カバー材     96:封止材     97:気密材
98:ゴム状弾性体   99:カバー材   100:係止材
102:真空体     103:気密材    105:平面部
106:ゴム状弾性体  107:カバー材   108:折り曲げ箇所
109:真空体     110:気密材    111:ゴム状弾性体
112:カバー材    114:真空体    115:気密材
116:網目状材    117:押圧受材   118:弾性体
119:カバー材    121:カバー材   122:開口
123:板材      124:曲折部    125:カバー材
126:曲折部     127:押圧片    128:筒体
129:押圧材     130:伸縮形状部  132:押圧面材
134:ヒーター    137:封止材

Claims (9)

  1. 真空体の構成材間に、接触面に主真空室から独立した副真空室を形成するゴム状弾性体からなる封止材を挟持して気密接合とする真空封止方法。
  2. 構成材との接触面に「独立した凹み、又は長さ方向に連続した溝」を設けた請求項1の封止材。
  3. 長さ方向に連続した溝を複数設け、真空体の構成材の押圧により溝の隔壁が外気側から主真空室側に順に押圧されて副真空室を形成する請求項1の封止材。
  4. 構成材との接触面に2条の環状の凸体を間隔を設けて一体成型した「ゴム状弾性体または塑性変形する弾性体」からなる真空体の孔の封止に用いる請求項1の封止材。
  5. 真空体外周に用いる封止材の隅角部の突合せ接合面に粘着性のある塑性変形する弾性体を挟持押圧して気密接合とする封止方法。
  6. 「低弾性のゴム状弾性体または塑性変形する弾性体」を相対する気密材の外側、封止材と気密材の間、気密材と気密材の間のいずれかに配し、真空体の外周の角に相応する部分の板厚を薄くしたカバー材を曲折して該ゴム状弾性体を押圧し真空体の外周を密封する気密接合方法。
  7. 網目状材の外周部の両面に硬質材からなる板状の押圧受材と押圧受材の外側に気密材を配し、「押圧受材と気密材間、または気密材の外側」に「低弾性のゴム状弾性体または塑性変形する弾性体」を配し、真空体の外周の角に相応する部分の板厚を薄くしたカバー材を曲折してゴム状弾性体を押圧し外周部を密封して内部を真空にした真空体。
  8. 中央部に開口のある板材の幅中央部に、真空体の外周の角に相当する位置の板厚を薄くした曲折部を設けて曲折部の両外側を押圧片とし、該押圧片を「低弾性のゴム状弾性体または塑性変形する弾性体」の押圧材として用いるカバー材。
  9. 真空体の開孔部周囲と接触する真空装置の筒体内に、形状記憶合金からなる伸縮形状部のある押圧部材を配し、該伸縮形状部を挟む片側を筒体に固定して他端部を移動側とし、通電による加熱により伸縮形状部が伸張して移動側に仮付けした封止材を押圧して真空体の開孔部を封止する封止装置。
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