JPH08143451A - 経皮吸収製剤 - Google Patents
経皮吸収製剤Info
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- JPH08143451A JPH08143451A JP6280342A JP28034294A JPH08143451A JP H08143451 A JPH08143451 A JP H08143451A JP 6280342 A JP6280342 A JP 6280342A JP 28034294 A JP28034294 A JP 28034294A JP H08143451 A JPH08143451 A JP H08143451A
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Abstract
を経皮吸収によって体内投与する製剤であって、貼付部
位への優れた接着性を有すると共に、剥離時に痛みや角
質損傷を生じない経皮吸収製剤を提供する。 【構成】 粘着剤層には(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステルおよび官能性単量体を必須成分するアクリル系共
重合体と、特定の炭素数からなる脂肪酸エステルと、特
定の炭素数からなるモノグリセリドと、経皮吸収用薬物
を含有し、該粘着剤層は架橋されている。モノグリセリ
ドを含有させることによって皮膚密着性が向上するので
製剤からの薬物放出性が向上し、製剤の小面積化を達成
できる。
Description
しくは皮膚表面に貼付するだけで経皮吸収用薬物を持続
的かつ速やかに体内に吸収させることができると共に、
貼付部位の皮膚面に対して優れた密着性や皮膚接着性を
発揮し、しかも、皮膚面からの剥離時には痛みや角質損
傷を起こさない経皮吸収製剤に関するものである。
与するための経皮吸収製剤としてハップ剤やテープ剤な
どの皮膚面貼付型の外用剤が種々開発されており、これ
らの中で、特に、全身性の薬理作用を発揮する薬物を含
有したテープ剤が注目されている。
やイソソルビドジニトレート、各種ステロイド薬、非ス
テロイド薬、麻酔薬、抗高血圧薬などを薬理活性物質と
して粘着剤中に含有させたテープ状の経皮吸収製剤が提
案、開発され、一部は上市に至っている。これらの経皮
吸収製剤はアクリル系や合成ゴム系の粘着剤に各種経皮
吸収用薬物を混合したものであって、皮膚面に貼付する
だけで薬物が皮膚面を通して持続的に体内に吸収される
ものであり、優れた薬理作用を発揮するものである。
付する製剤であるために、長期間にわたる貼付では貼付
部位の皮膚面に刺激などに起因するカブレを発生する可
能性を有する製剤でもある。つまり、一般的な経皮吸収
製剤は適用皮膚面に製剤を確実に固定させる目的で、通
常、比較的強接着力を有する粘着剤を使用していたり、
強接着力を有する粘着シートで製剤全体をオーバーコー
トし、このシートの接着力によって皮膚固定を行ってい
る。ところが、このようにして皮膚面への接着性(密着
性)を高めた場合、含有する薬物の皮膚移行性は全般的
に向上するが、剥離除去する際に適用皮膚面の角質細胞
に損傷を与えてしまい、貼り替えながらの長期間連続貼
付において顕著な皮膚刺激を生じる恐れがある。
低減する目的で、特開平3−220120号公報に記載
のような所謂、ゲル状の経皮吸収製剤が提案されてい
る。この製剤はアクリル系粘着剤層中に、相溶性の高い
油性の液体成分を比較的多量に含有させて粘着剤層にソ
フト感を付与したものであって、皮膚面への貼付中は柔
軟な粘着剤層によって皮膚刺激性が低減でき、使用後の
剥離除去時には角質損傷を起こさずにスムースに剥離で
きるという画期的な経皮吸収製剤である。
ような貼付型の経皮吸収製剤は、皮膚面に貼付して使用
するものであるので、皮膚接着性(密着性)と皮膚低刺
激性とのバランスを維持し、しかも含有する薬物の皮膚
移行性や経皮吸収性を良好にする必要があり、これらの
点を全て満足する経皮吸収製剤を開発することは今後の
究極の課題でもある。
は従来の経皮吸収製剤にない優れた効果を発揮するもの
であるが、皮膚接着力や皮膚密着性の点で未だ改良の余
地がある。また、皮膚刺激性の低減のためには製剤の大
きさ(面積)をできる限り小さくすることが好ましい
が、該公報に記載のものでは小面積化に伴う皮膚接着力
の確保や薬物の皮膚移行性、経皮吸収性に対しても充分
に改良の余地がある。
記課題を解決するべく更に検討を重ねた結果、(メタ)
アクリル酸アルキルエステルを主単量体として用いたア
クリル系共重合体に、液体成分として特定の脂肪酸エス
テルおよび特定のモノグリセリドを添加し、さらに粘着
剤層を架橋することによって、上記課題が解決できるこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
片面に経皮吸収用薬物を含有する粘着剤層を形成してな
る経皮吸収製剤において、粘着剤層中に(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルおよび官能性単量体を必須成分と
する単量体混合物を共重合してなるアクリル系共重合体
と、炭素数が12〜16の高級脂肪酸と炭素数が1〜4
の低級1価アルコールからなる脂肪酸エステルと、炭素
数が8〜10の高級脂肪酸とグリセリンからなるモノグ
リセリドと、経皮吸収用薬物(但し、イソソルビドジニ
トレートを除く)が含有されていると共に、粘着剤層が
架橋されていることを特徴とするものである。
ては、粘着剤層に含有される脂肪酸エステル、モノグリ
セリドや経皮吸収用薬物が支持体中を通って背面から失
われて含有量の低下を起こさないものが好ましい。具体
的にはポリエステル、ナイロン、サラン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、
サーリン、金属箔などの単独フィルムまたはこれらの積
層フィルムなどを用いることができる。これらのうち支
持体と後述する粘着剤層との間の接着力(投錨力)を良
好とするために、支持体を上記材質からなる無孔のプラ
スチックフィルムと多孔質フィルムとの積層フィルムと
することが好ましい。この場合、粘着剤層は多孔質フィ
ルム側に形成するようにすることが好ましい。
剤層との投錨力が向上するものが採用されるが、具体的
には紙、織布、不織布、機械的に穿孔処理を施したシー
トなどが挙げられ、これらのうち取り扱い性などの点か
らは、特に紙、織布、不織布が好ましい。多孔質フィル
ムは投錨力向上、製剤全体の柔軟性および貼付操作性な
どの点から10〜500μm、プラスタータイプや粘着
テープタイプのような薄手の製剤の場合には10〜20
0μmの範囲のものを採用する。また、多孔質フィルム
として織布や不織布を用いる場合、目付け量を5〜30
g/m2 、好ましくは6〜15g/m2 とすることがよ
い。
の片面に形成される粘着剤層は、経皮吸収用薬物と、ア
クリル系共重合体と、脂肪酸エステルと、モノグリセリ
ドとを必須成分として含んだ適度な弾性を有する架橋構
造体であり、所謂ゲル状の形態を有するものであって、
適度な皮膚接着力と凝集力を備えている。本発明の粘着
剤層が有する接着力は、後述する測定方法においてベー
クライト板への接着力が80〜250g/24mm幅の
値を示す。
るアクリル系共重合体は、脂肪酸エステルやモノグリセ
リドと相溶するものであって、適度な皮膚接着性と粘着
剤層の保型性を有するものである。なお、一般的に粘着
剤として用いられている天然ゴムや合成ゴムなどのゴム
系粘着剤やシリコーン系の粘着剤では、脂肪酸エステル
やモノグリセリドとの相溶性が充分ではなかったり、経
皮吸収用薬物の溶解性や放出性が著しく低かったりする
ので、本発明にて用いることは好ましくない。また、こ
のような粘着剤は本発明に用いるアクリル系共重合体と
比べて架橋反応に関与する官能基量などの調整が難し
く、また、再現性のある架橋処理を行いがたいという問
題も有するので本発明に適したものとは云えないのであ
る。
アクリル系粘着剤に用いられる(メタ)アクリル酸アル
キルエステルを主成分単量体として、これに官能性単量
体を共重合することによって得ることができる。
としては、具体的にはアルキル基がブチル、ペンチル、
ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウン
デシル、ドデシル、トリデシルなどの炭素数4〜13の
直鎖アルキル基や分岐アルキル基などを有する(メタ)
アクリル酸アルキルエステルを用いることができ、これ
らは一種もしくは二種以上用いることができる。
ステルは上記例示のものに限定されるものではなく、本
発明の特性を変化させない範囲であれば、炭素数1〜3
のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルや炭素数14以上のアルキル基を有する(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルを併用してもよい。
と共重合することができる官能性単量体としては、共重
合反応に関与する不飽和二重結合を分子内に少なくとも
一個有すると共に、カルボキシル基(例えば(メタ)ア
クリル酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸な
ど)やヒドロキシル基(例えば(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシ
プロピルエステルなど)、スルホキシル基(例えばスチ
レンスルホン酸、アリルスルホン酸、スルホプロピル
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシナ
フタレンスルホン酸、アクリルアミドメチルプロパンス
ルホン酸など)、アミノ基(例えば(メタ)アクリル酸
アミノエチルエステル、(メタ)アクリル酸ジメチルア
ミノエチルエステル、(メタ)アクリル酸tert−ブ
チルアミノエチルエステルなど)、アミド基(例えば
(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルア
ミド、N−ブチルアクリルアミド、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミド、N−メチロールプロパン(メタ)
アクリルアミドなど)、アルコキシル基(例えば(メ
タ)アクリル酸メトキシエチルエステル、(メタ)アク
リル酸エトキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸メ
トキシエチレングリコールエステル、(メタ)アクリル
酸メトキシジエチレングリコールエステル、(メタ)ア
クリル酸メトキシポリエチレングリコールエステル、
(メタ)アクリル酸メトキシポリプロピレングリコール
エステル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル
エステルなど)、などの官能基を側鎖に有するものが使
用できる。これら以外に共重合できる単量体としては、
例えば(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロビ
オン酸ビニル、N−ビニル−2−ピロリドン、メチルビ
ニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルピペリドン、
ビニルピリミジン、ビニルピペラジン、ビニルピラジ
ン、ビニルピロール、ビニルイミダゾール、ビニルカプ
ロラクタム、ビニルオキサゾール、ビニルモルホリンな
どを用いることができる。
重合することができるが、粘着特性としての接着性や凝
集性、粘着剤層中に含有する経皮吸収用薬物の放出性、
粘着剤層を架橋処理する際の反応性などの点から、カル
ボキシル基含有単量体やヒドロキシル基含有単量体の少
なくとも一種を必須成分とし、必要に応じて上記にて例
示の他の単量体を共重合することが特に好ましいもので
ある。上記官能性単量体の共重合量は目的に応じて全単
量体量中、2〜40重量%、好ましくは3〜35重量%
の範囲となるように任意に設定することができる。
酸エステルおよびモノグリセリドは、常温で液状(もし
くはワックス状)のものであって上記アクリル系共重合
体と相溶して粘着剤層中に均一に分布している。その結
果、これらの成分は粘着剤層を可塑化させる作用を示す
ので、粘着剤層にソフト感を付与し、本発明の経皮吸収
製剤を皮膚面から剥離するときに、皮膚接着力に起因す
る痛みや皮膚刺激性を低減できるのである。さらに、粘
着剤層が上記のように可塑化されるので、含有する経皮
吸収用薬物の自由拡散性が良好となって皮膚面上への放
出性(皮膚移行性)も向上するようになる。
やモノグリセリドは、粘着剤層を可塑化する作用を発揮
するものであればよいが、必要以上に炭素数の多い脂肪
酸や少ない脂肪酸からなるものでは前記アクリル系共重
合体との相溶性が悪くなったり、製剤を調製する際の加
熱工程で揮散したりするおそれがある。また、分子内に
二重結合を有する脂肪酸からなるものでは酸化分解など
を生じて保存安定性に問題を生じることがある。さら
に、本願発明のような経皮吸収製剤の場合は、単位面積
あたりの経皮吸収用薬物の含有量が多いと製剤中で飽和
溶解度以上の薬物が結晶するが、添加する脂肪酸エステ
ルやモノグリセリドの種類によっては薬物の結晶析出を
阻害したり、析出速度を遅くしたりすることがあり、得
られる製剤の外観に不良を生じたり、保存安定性に悪影
響を及ぼすことがある。
しては、炭素数が12〜16、好ましくは12〜14の
高級脂肪酸と炭素数が1〜4の低級1価アルコールから
なる脂肪酸エステルが採用される。このような高級脂肪
酸としては、好ましくはラウリン酸(C12)、ミリス
チン酸(C14)、パルミチン酸(C16)であり、特
にミリスチン酸を用いることがよい。また、低級1価ア
ルコールとしては、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、ブチルアルコールが挙げら
れ、これらは直鎖アルコールに限定されず分岐アルコー
ルであってもよい。好ましくはイソプロピルアルコール
が用いられる。従って、最も好ましい脂肪酸エステル
は、ミリスチン酸イソプロピルである。
〜10の高級脂肪酸とグリセリンからなるモノグリセリ
ドが採用される。このような高級脂肪酸としては、好ま
しくはカプリル酸(オクタン酸、C8)、ペラルゴン酸
(ノナン酸、C9)、カプリン酸(デカン酸、C10)
であり、特にカプリル酸を用いたカプリル酸モノグリセ
リドを用いることが好ましい。
エステルとモノグリセリドは、その合計含有量がアクリ
ル系共重合体100重量部に対して60〜200重量
部、好ましくは70〜180重量部の範囲に設定する。
また、脂肪酸エステルとモノグリセリドの含有比率が、
1:0.05〜1:0.25、好ましくは1:0.06
5〜1:0.24、さらに好ましくは1:0.08〜
1:0.18の範囲に設定する。なお、上記含有比率の
変化は極めて微妙に本発明の効果に影響するので、使用
する脂肪酸エステルおよびモノグリセリドは純度85%
以上の高純度のものを用いることが好ましい。
含有量および含有比率が上記範囲から逸脱した場合に
は、実用的な皮膚接着性や低皮膚刺激性を得ることがで
きず、また、経皮吸収用薬物の放出性(皮膚移行性)の
点でも充分ではない。このような問題点は経皮吸収製剤
としての製品の大きさ(面積)が小さいほど顕著に現れ
る。
およびモノグリセリド以外の有機液状成分を粘着剤層中
に含有させることもできる。この場合の含有量は粘着特
性や経皮吸収用薬物の放出性を阻害しない範囲で設定す
ればよい。このような有機液状成分としては、例えばエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ポリプロピレングリコールなどのグリコール
類、オリーブ油、ヒマシ油、スクワレン、ラノリンなど
の油脂類、酢酸エチル、エチルアルコール、1,3−ブ
タンジオール、ジメチルデシルスルホキシド、メチルオ
クチルスルホキシド、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ドデシルピロリ
ドン、イソソルビトール、オレイン酸などの有機溶剤、
液状界面活性剤、流動パラフィンなどの炭化水素類など
が挙げられる。
は、経皮吸収用薬物と、上記アクリル系共重合体、脂肪
酸エステル、モノグリセリドを必須成分として配合し、
適当な架橋手段によって架橋処理を施して、所謂ゲル状
態とし、含有する脂肪酸エステルやモノグリセリドのよ
うな液状成分の流出を防止し、さらに凝集力を粘着剤層
に付与する。架橋反応は紫外線照射や電子線照射などの
放射線照射による物理的架橋や、ポリイソシアネート化
合物や有機過酸化物、有機金属塩、金属アルコラート、
金属キレート化合物、多官能性化合物などの架橋剤を用
いた化学的架橋処理などが用いられる。これらの架橋手
段のうち、放射線照射や有機過酸化物を用いた場合、条
件によっては分解反応を生じることがあり、また、高反
応性のイソシアネート類や、通常の架橋反応に用いる金
属塩や有機金属塩では配合後に溶液の増粘現象が生じて
粘着剤層作成時の塗工作業性に劣ることがある。また、
予めジアクリレートなどの多官能性のモノマーをアクリ
ル系共重合体調製時に配合して共重合する方法も考えら
れるが、この場合も重合時に溶液粘度が上昇する可能性
がある。従って、本発明においてはこれらの架橋剤のう
ち、反応性や取り扱い性の点から、三官能性イソシアネ
ート、チタンまたはアルミニウムからなる金属アルコラ
ート、あるいは金属キレート化合物が好適である。これ
らの架橋剤は、塗工、乾燥するまでは溶液の増粘現象を
起こさず、極めて作業性に優れたものである。この場合
の架橋剤の配合量はアクリル系共重合体100重量部に
対して0.01〜2.0重量部程度である。
る経皮吸収用薬物は、その治療目的の応じて任意に選択
することができ、例えばコルチコステロイド類、鎮痛消
炎剤、催眠鎮静剤、精神安定剤、抗高血圧剤、降圧利尿
剤、抗生物質、麻酔剤、抗菌剤、抗真菌剤、ビタミン
剤、冠血管拡張剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、性ホルモ
ン剤、抗鬱剤、、脳循環改善剤、制吐剤、抗腫瘍剤、生
体医薬などの種類の薬物であって、皮膚面上に滞留する
もではなく、皮下もしくは血中にまで浸透して局所作用
もしくは全身作用を発揮する経皮吸収可能な薬物が使用
できる。これらの薬物は必要に応じて二種以上併用する
こともできる。また、上記粘着剤層への均一な分散性や
経皮吸収性の点から、これらの薬物のうち脂溶性薬物
(溶解量0.4g以下/水100ml・常温)を用いる
ことが好ましく、具体的にはエストラジオールの如きエ
ストロゲンやニフェジピン、ケトプロフェン、クロニジ
ンなどが特に好適な薬物として挙げられる。
種や投与目的に応じて適宜設定することができるが、通
常、粘着剤中に1〜40重量%、好ましくは3〜30重
量%程度の範囲で含有させる。含有量が1重量%に満た
ない場合は、治療や予防に有効な量の放出が期待できな
い場合があり、また、40重量%を超えると増量による
効果の増大が期待できないので経済的にも不利であるば
かりか、皮膚に対する接着性にも劣る傾向を示す。な
お、本発明においては上記薬物は粘着剤中に全部が溶解
している必要はなく、粘着剤への溶解度以上の薬物を含
有させて未溶解状態の薬物が含有されていてもよいもの
である。この場合、未溶解状態の薬物は経皮吸収製剤中
で含有量にバラツキがないように均質分散している必要
がある。
位面積当たりの含有量を増加させての放出量の増大、皮
膚刺激性の軽減のための製剤の小型化などの観点から
は、上記重量範囲にかかわらず含有させてもよいことは
云うまでもない。
成からなるものであって、架橋された粘着剤層中に経皮
吸収用薬物としての経皮吸収用薬物を含有し、経皮吸収
用薬物の保持基材としてはアクリル系共重合体と、これ
に相溶する特定の脂肪酸エステルおよびモノグリセリド
を含有するものである。従って、粘着剤層には凝集力を
維持しながらソフト感を付与しているので、皮膚面に貼
付中の刺激が少なく、しかも剥離除去時に適用皮膚面の
角質損傷などの皮膚刺激を与えることも少なく、粘着特
性と低皮膚刺激性とのバランスが極めて良好で、しかも
優れた薬理効果も期待できるものである。なお、皮膚面
から本発明の経皮吸収製剤を痛みなく除去できる指標と
して、皮膚面から製剤を剥離除去した際の角質剥離量を
吸光度分析した結果、ボランティアを用いた本発明品の
角質剥離量は、脂肪酸エステルおよびモノグリセリドを
含有しない対照品と比べて1/5〜2/3であり、対照
品と比べて剥離時の痛みや皮膚接着性の点で明らかに有
利なものであった。
剤層は、所謂ゲル構造体であるので、含有する経皮吸収
用薬物の拡散移動での自由度が大きく放出性が良好とな
る。しかも、モノグリセリドの配合によって凹凸の多い
皮膚面に対しても密着性が良好となって皮膚接着面積が
増大し、皮膚接着力を維持しながら薬物の放出性(皮膚
移行性)も向上させるものである。
に説明する。なお、以下の文中で部とあるのは全て重量
部を意味するものである。
ス雰囲気下でアクリル酸2−エチルヘキシルエステル7
2部と、N−ビニル−2−ピロリドン25部、アクリル
酸3部とを酢酸エチル中で共重合させてアクリル系共重
合体Aの溶液を調製した。
ス雰囲気下でアクリル酸2−エチルヘキシルエステル9
5部と、アクリル酸5部とを酢酸エチル中で共重合させ
てアクリル系共重合体Bの溶液を調製した。
ス雰囲気下でアクリル酸2−エチルヘキシルエステル7
0部と、酢酸ビニル25部、メタクリル酸2−ヒドロキ
シエチルエステル5部とを酢酸エチル中で共重合させて
アクリル系共重合体Cの溶液を調製した。
残存モノマーを低減させるために、乾燥後の厚みが10
0μmとなるように剥離紙上に塗工し、100℃で10
分間乾燥させたのち、アクリル系共重合体を回収し、酢
酸エチルに再溶解して使用した。
す配合に従って粘着剤層形成用組成物の粘稠溶液を調製
し、得られた溶液をポリエステル製セパレータ(75μ
m厚)上に、乾燥後の厚みが60μmとなるように塗
布、乾燥して粘着剤層を作製した。次いで、この粘着剤
層をポリエステル製不織布(目付け量8g/m2 )とポ
リエステルフィルム(2μm厚)との積層フィルムの不
織布側に貼り合わせて、実施例品および比較例品を作成
した。
体の固形分100部に対して、0.4部(共重合体
A)、0.15部(共重合体B)、0.3部(共重合体
C)とし、上記のように支持体(積層フィルム)に貼り
合わせののち、70℃で60時間加熱熟成した。
皮吸収製剤について、以下に示す安定性試験を行い、そ
の結果を表5〜7に示した。なお、比較例10、28、
38は、粘着剤層に凝集力がなく凝集破壊を起こし、ま
た、比較例8は粘着力が弱すぎて実用的でなかったの
で、下記安定性試験を行うことができなかった。
密封して、40℃、75%R.Hの加湿条件下で保存
し、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月経過後の薬物含量(単位面
積当り)を測定した。初期含量を100%として保存後
の含量(%)を算出した。また、その際に製剤表面の外
観を目視観察し、結晶が析出するなどして外観が明らか
に不均一に変化したものは他の試験から除外した。
7、11、13〜16、19、23〜24、29、31
〜35、39は含量安定性および外観安定性の少なくと
も一方が不良であった。次に、上記安定性試験で比較的
安定であった実施例品および比較例品について下記試験
をさらに行い、その結果を表8および9に示した。
mに裁断した帯状の各サンプルを貼付し、荷重300g
のローラを1往復させて密着させたのち、180度方向
に300mm/分の速度で剥離して、接着力(剥離力)
を測定した。
の下腕部内側に、12mm幅で50mm長さに裁断した
各サンプルを6時間貼付したのち、180度方向に10
0mm/分の速度で剥離して皮膚接着力(剥離力)を測
定した。但し、経皮吸収用薬物としてクロニジンを用い
た実施例10〜12および比較例30、36〜37につ
いては、クロニジンのみを配合しないプラセボ製剤を作
製して試験を行った。
質細胞がほとんど剥離除去されなかった。一方、各比較
例品は角質細胞が剥離しており、角質細胞同士の相間強
度が界面接着力よりも小さいものであることが明らかで
ある。従って、表8および9における各比較例の数値は
角質細胞同士の相間強度の値である。
腕部内側に、12mm幅で50mm長さに裁断した各サ
ンプルを6時間貼付したのち剥離して、このサンプルを
以下の染色液に24時間浸漬したのち、蒸留水で洗浄し
て剥離した角質細胞の染色を行った。但し、この試験に
用いた染色液は支持体を構成する不織布に浸む込むの
で、この試験の場合には支持体を9μm厚のポリエステ
ルフィルム単層に代えた。さらに、経皮吸収用薬物とし
てクロニジンを用いた実施例10〜12および比較例3
0、36〜37については、クロニジンのみを配合しな
いプラセボ製剤を作製して試験を行った。
大きさに裁断し、1%ドデシル硫酸ナトリウム水溶液5
ml中に、これらのサンプルを一昼夜浸漬して付着した
角質細胞からの色素の抽出を行い、この抽出液の吸光度
(595nm)を分光光度計にて測定した。対照サンプ
ルには皮膚面に貼付しなかったサンプルを用い、同様の
抽出操作を行い、上記サンプルとの差スペクトルにより
吸光度を求め、剥離した角質細胞量の比較を行った。即
ち、測定した吸光度が高いほど剥離した角質細胞量が多
いのである。
胞数と上記吸光度との間には、良好な相関関係が認めら
れた。
サンプルをボランティア(5名)の上腕部内側に貼付
し、1時間経過後の剥離時の痛みを測定した。痛みの評
価は下記基準に基づき、その平均値を求めた。 1:痛みなし。2:痛みを感じる。3:僅かに痛い。
4:痛い。5:強く痛い。
発明品は接着力を適度に有すると共に、角質細胞の剥離
量も少なく、剥離時の痛みも少ないものである。一方、
比較例品は角質細胞の剥離量が多く、剥離時に痛みが伴
う。なお、比較例品における皮膚接着力は皮膚面からの
角質細胞の剥離を伴うことから、皮膚面との界面での接
着力を示してはおらず、角質細胞の剥離強度を示すもの
であるので、測定値自体はさほど大きな値を示さないも
のである。
の剥離量が多い比較例9、比較例18、比較例26〜2
7、比較例36〜37、および脱落の多かった比較例
1、比較例21を除き、比較的良好な結果を示したサン
プルについて下記に示すウサギ貼付試験により血中濃度
を測定した。その結果を表10〜13に示した。
mm×50mm)に裁断し、予め除毛したウサギの背部
に貼付して、48時間後に剥離した。経皮吸収製剤中の
貼付前後でのエストラジオールの量変化(量減少)によ
って、皮膚移行量を計算した。
時間、2時間、4時間、6時間、8時間の各時間経過毎
に各々2ml採血し、ガスクロマトグラフィーにて血中
の薬物濃度を測定した。なお、サンプルの大きさは、経
皮吸収用薬物としてクロニジンを用いた製剤のみ3cm
2 (17.3mm角)とし、それ以外は50cm2 (7
0.7mm角)とした。
に、本発明品は薬物が速やかに吸収すると共に、経皮吸
収性も向上するものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体の片面に経皮吸収用薬物を含有す
る粘着剤層を形成してなる経皮吸収製剤において、粘着
剤層中に(メタ)アクリル酸アルキルエステルおよび官
能性単量体を必須成分とする単量体混合物を共重合して
なるアクリル系共重合体と、炭素数が12〜16の高級
脂肪酸と炭素数が1〜4の低級1価アルコールからなる
脂肪酸エステルと、炭素数が8〜10の高級脂肪酸とグ
リセリンからなるモノグリセリドと、経皮吸収用薬物
(但し、イソソルビドジニトレートを除く)が含有され
ていると共に、粘着剤層が架橋されていることを特徴と
する経皮吸収製剤。 - 【請求項2】 脂肪酸エステルとモノグリセリドの合計
含有量が、アクリル系共重合体100重量部に対して6
0〜200重量部である請求項1記載の経皮吸収製剤。 - 【請求項3】 脂肪酸エステルとモノグリセリドの含有
比率が、1:0.05〜1:0.25である請求項1記
載の経皮吸収製剤。 - 【請求項4】 経皮吸収用薬物がエストロゲンである請
求項1記載の経皮吸収製剤。 - 【請求項5】 支持体が多孔質フィルムまたは多孔質フ
ィルムと無孔のプラスチックフィルムとの積層フィルム
であって、多孔質フィルム側に粘着剤層を形成してなる
請求項1記載の経皮吸収製剤。
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