JPH081431Y2 - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JPH081431Y2
JPH081431Y2 JP9344690U JP9344690U JPH081431Y2 JP H081431 Y2 JPH081431 Y2 JP H081431Y2 JP 9344690 U JP9344690 U JP 9344690U JP 9344690 U JP9344690 U JP 9344690U JP H081431 Y2 JPH081431 Y2 JP H081431Y2
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decorative frame
heat insulating
lid
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良彦 関和
俊策 岸
博史 掘川
潔 広岡
雅尚 渡辺
俊司 池永
明夫 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 産業上の利用分野 本考案は上面開口を開閉自在に閉塞する摺動式の蓋を
備えた断熱箱体に関する。
従来の技術 内箱と外箱との間に架設され物品出し入れ用の開口の
周縁部を形成する絶縁板を設けた貯蔵庫を開示するもの
として、実開昭53−29864号公報及び実公平1−270
27号公報がある。
前記の公報にあっては、絶縁板に設けられ絶縁板を
加熱する加熱ヒータと、絶縁板の庫内側の中途部にその
周方向に沿って突設された霜止め用突起体とを具備した
ものである。
一方、前記の公報にあっては、外箱の折曲部先端に
下方に指向された外方に突出する凹部を有した延出部を
連続して形成し、この延出部の凹部に冷凍ユニットの高
温冷媒配管を装入せしめ、この断熱箱体の開口縁部を覆
う化粧カバーには垂壁からなる係合片が一体形成され、
凹部内に挿入された高温冷媒配管は係合片に衝合して押
圧保持されるようにしたものが開示されている。
考案が解決しようとする課題 前記の技術にあっては、絶縁板の庫内側に突起体を
形成しているため、この突起体が物品の出し入れ作業時
に邪魔になり、作業性が悪い問題があった。また、絶縁
板の突起体に対応する裏面には、加熱ヒータが配設され
ているが、裏面には突起体に対応する部分を明示するも
のがなく、確実にこの部分に加熱ヒータを取りつけにく
い問題があった。
一方、前記の技術にあっては、外箱に形成した凹部
内面に、高温冷媒配管が押圧保持されるように、断熱箱
体を成形した後で、化粧カバーを取りつけるものであ
り、高温冷媒配管が凹部及び化粧カバー裏面に確実に当
接しているかどうかを、確認することはできず、断熱材
と化粧カバーとが密着しにくく隙間を生じやすい。この
ため、化粧カバーと内外両箱との隙間から断熱材側に水
分が侵入しやすい問題があった。
そこで本考案ではこの問題を解消すべく、化粧枠の裏
面に、金属テープ位置決め用の突起を形成した断熱箱体
を提供するものである。
[考案の構成] 課題を解決するための手段 本考案は上述の問題に鑑みなされたものであって、上
面に開口を有する断熱壁の開口縁部に配設した樹脂製の
化粧枠に蓋体を摺動自在に設けた断熱箱体にあって、化
粧枠は、上蓋を摺動させる上レールと、下蓋を摺動させ
る下レールと、この下レールが位置する部分に対応して
裏面に突出形成され加熱用配管を固定する金属テープの
位置決め用の突起とを備え、金属製の内箱及び外箱を断
熱的に連結したものを提供する。
作用 下レール部分に対応して化粧枠の裏面に形成される突
起は、加熱用配管を固定する場合に、金属テープの下端
位置を規定する位置決め部として作用し、断熱材充填時
にあって、金属テープと化粧枠との接着面に断熱材が侵
入することを阻止する障害物として作用する。
実施例 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
1は上面に開口2を形成した断熱壁3にて本体を構成
して成る冷凍ストッカー等の断熱箱体で、断熱壁3は、
金属製内箱4及び金属製外箱5と、開口縁部に環状に配
設され内外両箱の上端を断熱的に接続する合成樹脂等の
熱伝導率の小さな材質からなる化粧枠6と、内外両箱間
に充填された発泡断熱材7とから構成され、その対向す
る側面に一対の移動用把手8Aを凹んで形成している。ま
た、内箱4の外面即ち断熱材側の面には冷却管としての
低温冷媒管11を配設している。
化粧枠6は、後述する上蓋20及び下蓋30をそれぞれ摺
動移動させるとともに引き違い式に保持する上レール12
A及び下レール12Bを有した段違いレール12と、内箱4の
上端に形成したフランジ4Aを挿入する第1受部15と、外
箱5の上端に形成したフランジ5Aを挿入する第2受部16
とを備えている。
段違いレール12の下面例えば上レール12Aの下面に
は、結露防止用の加熱用配管として圧縮機を出たばかり
の高温冷媒が流れる高温冷媒管13を、アルミニウム等熱
伝導性に優れた金属からなる金属テープ14により当接さ
せて固定している。また、下レール12Bの位置する部分
に対応する段違いレール12の裏面に、位置決め用の突起
17を突出形成して、金属テープ14にて高温冷媒管13を固
定するときに、この突起17にてテープの下端部分を規定
するようにしている。
内外両箱の各フランジ4A,5Aと各受部15,16との隙間を
塞ぐべく、各受部15,16にはモルトプレン等の断熱性の
シール部材18を取りつけておくとよい。
20及び30は段違いレール12上に摺動自在に載置されて
断熱壁3の開口2を閉塞する蓋体としての上蓋及び下蓋
であって、この上下両蓋20及び30は、それぞれ庫外側板
体と庫内側板体及び両板体間に介在される発泡ポリスチ
レン等の断熱材とから構成されている。
上蓋20は、その下面の上レール12Aと接する部分に、
環状に配設されるパッキング21を設けており、その上面
に、摺動操作を行うときに手先を掛ける把手部22を形成
している。
下蓋30は、その上面に、摺動方向に対称に第1把手部
31を形成しており、その下面の周縁側あるいは側面に、
第2把手部32を形成し、第1把手部31が上蓋20にて隠さ
れた状態でも下蓋30の開閉操作を行えるようにしてい
る。
以上詳述したように本考案によれば、化粧枠6の裏面
に高温冷媒管13を配設するにあたり、突起17が形成され
ている関係上、この突起17の部分を目印として金属テー
プ14下端の位置決めを行うことができ、金属テープが張
り易くなるばかりか、金属テープ14が第2受部16の部分
にまで跨って張りつけられることを阻止できる。このた
め高温冷媒管13の熱が、第2受部16から内箱4に伝えら
れて、貯蔵室内上部に温度上昇が生じることを確実に防
止できる。またこの突起17は、断熱材7の発泡時におい
て、金属テープ14と段違いレール12の裏面との接着面
に、断熱材7が侵入することを阻止する障害物(障壁)
として作用するため、接着面の接着力低下を抑制でき、
高温冷媒管13からの熱を金属テープ14を介して化粧枠6
の広範囲にわたって伝達でき、化粧枠6の広範囲にわた
る結露防止が期待できる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、突起が形成され
ている関係上、化粧枠の裏面に高温冷媒管を配設するに
あたり、この突起の部分を目印として金属テープ下端の
位置決めを行うことができ、テープが張り易くなるばか
りか、金属テープが化粧枠と内箱との連結部分にまで跨
って張りつけられることを阻止できる。このため高温冷
媒管の熱が、金属テープから化粧枠を介して内箱に伝え
られて、貯蔵室内上部に温度上昇が生じることを確実に
防止できる。
またこの突起は、断熱材の発泡時において、金属テー
プと化粧枠の裏面との接着面に、断熱材が侵入すること
を阻止する障害物として作用するため、接着面の接着力
低下を抑制でき、高温冷媒管からの熱を金属テープを介
して化粧枠の広範囲にわたって伝達でき、化粧枠の広範
囲にわたる結露防止効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】 各図は本考案の断熱箱体の一実施例を示し、第1図は蓋
及び開口周縁部の縦断面図、第2図は断熱箱体の斜視
図、第3図は化粧枠に高温冷媒管を取りつけた状態の要
部斜視図である。 1…断熱箱体、2…開口、3…断熱壁、6…化粧枠、12
…段違いレール、12A…上レール、12B…下レール、13…
高温冷媒管(加熱用配管)、14…金属テープ、17…突
起、20,30…蓋体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 広岡 潔 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 渡辺 雅尚 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 池永 俊司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 小林 明夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−181076(JP,A) 特開 昭58−168872(JP,A) 実開 昭59−12988(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に開口を有する断熱壁の開口縁部に配
    設した樹脂製の化粧枠に蓋体を摺動自在に設けた断熱箱
    体において、前記化粧枠は、上蓋を摺動させる上レール
    と、下蓋を摺動させる下レールと、該下レールが位置す
    る部分に対応して裏面に突出形成され加熱用配管を固定
    する金属テープの位置決め用の突起とを備え、金属製の
    内箱及び外箱を断熱的に連結してなる断熱箱体。
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JPH0450387U JPH0450387U (ja) 1992-04-28
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