JPH08142677A - ドアサッシュ - Google Patents

ドアサッシュ

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Publication number
JPH08142677A
JPH08142677A JP31551394A JP31551394A JPH08142677A JP H08142677 A JPH08142677 A JP H08142677A JP 31551394 A JP31551394 A JP 31551394A JP 31551394 A JP31551394 A JP 31551394A JP H08142677 A JPH08142677 A JP H08142677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
weather strip
glass run
door sash
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31551394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Maruyama
孝男 丸山
Noriyuki Hashimoto
憲幸 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP31551394A priority Critical patent/JPH08142677A/ja
Publication of JPH08142677A publication Critical patent/JPH08142677A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアサッシュのアッパー部分の外表面部を
サイド部分と同様に下端部に向けて徐々に幅広くなるよ
うに形成して意匠性を高める。また、アッパー部分とサ
イド部分を継ぎ目無く構成することにより製造コストを
低減する。 【構成】 アッパー部分とサイド部分から成り外表面部
とグラスラン収容部とウエザーストリップ収容部を有
し、グラスラン収容部とウエザーストリップ収容部は溝
の底部が背中合わせになる位置に設けられ、溝の一側壁
の外面側に外表面部の裏面側が位置する。外表面部とグ
ラスラン収容部は長尺板をロール成形した後に外表面部
の縁を両端に向けて徐々に幅広となる所定形状に切断し
て成り、これに別の長尺板をロール成形して成るウエザ
ーストリップ収容部をスポット溶接で一体化する。その
後、外表面部の縁をヘミング加工し、長手方向の所定位
置を曲げ加工することでアッパー部分とサイド部分を構
成して成るドアサッシュ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用のドアサッシ
ュに関する。詳しくは、意匠性を高め、さらに、製造工
程を簡略化したドアサッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来のドアサッシュの一例を示
す。図示のドアサッシュは、アッパー部分1 とサイド部
分2 から成り、両部分の境界部3 は、溶接で一体化され
ている。アッパー部分1 の外表面部(図に現れている部
分)11は、上端部11a から下端部11b に到るまで略一様
の幅であるが、サイド部分2 の外表面部21は、下端部21
b 寄りの部分ほど幅広くなるように形成されて意匠性を
高められている。また、アッパー部分1 の横断面は、図
4の(a)のように、平坦な外表面部11と溝形状のグラ
スラン収容部12と溝形状のウエザーストリップ収容部13
とを有するように長尺板のロール成形で一体に形成され
ているが、サイド部分2 の横断面は、図4の(b)のよ
うに、平坦な外表面部21と溝形状のグラスラン収容部22
とが長尺板のロール成形で一体に形成され、これに、別
の長尺板のロール成形で形成されたウエザーストリップ
収容部23がスポット溶接で一体化されている。
【0003】特公平4−22728号公報には、ドアサ
ッシュの一例と、その製造方法が開示されている。この
公報のドアサッシュでは、サイド部分の外表面部の上端
部の幅が、図2のドアサッシュよりも広く形成されてい
る。なお、サイド部分の外表面部が下端部寄りの部分ほ
ど幅広くなるように形成されている点については、図2
のドアサッシュと同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アッパー部分1 の外表
面部11を、サイド部分2 の外表面部21と同様に、下端部
11b ほど幅広くなるように形成して意匠性を高めたいと
いう要望がある。また、アッパー部分1 とサイド部分2
の境界部3 を溶接等で一体化しているため、この工程を
無くすことで、製造工程を短縮したいという要望もあ
る。本発明は、上記の要望に応えることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アッパー部分
とサイド部分から成り、各部分が平坦な外表面部と溝形
状のグラスラン収容部と溝形状のウエザーストリップ収
容部を有し、グラスラン収容部とウエザーストリップ収
容部は各溝の底部が背中合わせになる位置に設けられる
とともに各溝の一側壁の外面側に外表面部の裏面側が位
置し、外表面部とグラスラン収容部は長尺板をロール成
形した後に外表面部の縁を両端に向けて徐々に幅広とな
る所定形状に切断して成り、これに別の長尺板をロール
成形して成るウエザーストリップ収容部をスポット溶接
で一体化し、さらに外表面部の縁をヘミング加工した
後、長手方向の所定位置を曲げ加工(例:R30程度)
することでアッパー部分とサイド部分を構成したドアサ
ッシュである。
【0006】
【作用】長尺板のロール成形で外表面部とグラスラン収
容部が形成され、外表面部は両端部(=ドアサッシュ完
成後の上端部と下端部)寄りに向けて徐々に幅広となる
所定形状に縁を切断加工される。一方、別の長尺板のロ
ール成形でウエザーストリップ収容部が形成される。こ
れら2本のロール成形体は、グラスラン収容部とウエザ
ーストリップ収容部の溝の底部が各々背中合わせになる
ようにスポット溶接され、さらに、外表面部の縁がヘミ
ング加工される。その際、ウエザーストリップ収容部の
一側壁の縁がヘミング加工された外表面部の縁により挟
まれて固定される。その後、一体化されたロール成形体
が長手方向の所定位置に於いて曲げ加工され、これによ
り、アッパー部分とサイド部分が構成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は実
施例のドアサッシュの正面図、図2は図1のドアサッシ
ュのA−A線断面図(a)、B−B線断面図(b)、及
びC−C線断面図(c)である。また、図5と図6は実
施例のドアサッシュの製造過程を示す。なお、図2と図
4に示した従来例と同一の機能を奏する部分については
同一の符号で表す。
【0008】図1に示すように、本ドアサッシュは、ア
ッパー部分1 とサイド部分2 から成る。アッパー部分1
は、図3のように、ドアの外表面と略同一面を構成する
よう平坦に形成された外表面部11と、溝形状を成すグラ
スラン収容部12と、溝形状を成すウエザーストリップ収
容部13とを有する。また、サイド部分2 も、ドアの外表
面と略同一面を構成するよう平坦に形成された外表面部
21と、溝形状を成すグラスラン収容部22と、溝形状を成
すウエザーストリップ収容部23とを有する。ここで、グ
ラスラン収容部12,22 とウエザーストリップ収容部13,2
3 とは各々の溝の底部が背中合わせになる位置関係に設
けられており、且つ、両部分の溝の一方の側壁の外面側
に外表面部11,21 の裏面側が位置するように設けられて
いる。なお、14,24 は中空部、15,25 は突条、16,26 は
突条基部である。
【0009】上記外表面部11,21 とグラスラン収容部1
2,22 とは、図5の(a)の如く長尺板をロール成形
し、図5の(b)の如く折り返し部分の縁をグラスラン
収容部12,22 の裏面にシームスポット溶接Sした後、図
5の(c)の如くロールカッター5 で外表面部11,21 の
縁を所定形状(両端に向けて徐々に幅広となる形状)に
切断加工(斜線部分)し、さらに、図6の(a)の如く
ローラ61,62 等で外表面部11,21 の縁を徐々にロール成
形して内側へ折り曲げた後、図6の(b)の如くフライ
ングカッター7 で或る所定の長さに切断することで形成
される。一方、上記ウエザーストリップ収容部13,23
は、別の長尺板をロール成形した後、上記と同じ所定の
長さに切断することで形成される(図6の(c)の右側
参照)。
【0010】上記工程で得られた2本のロール成形体
(外表面部11,21 とグラスラン収容部12,22 の成形体
A,ウエザーストリップ収容部13,23 の成形体B)は、
次に、図6の(c)の如く一体化される。即ち、成形体
Aの上面(グラスラン収容部12,22 の底部の裏面側)
に、ウエザーストリップ収容部13,23 の開放部分が上を
向くように成形体Bを載置して、両成形体をスポット溶
接し、さらに、成形体Bのウエザーストリップ収容部1
3,23 の一方の側壁130,230 の上縁を挟み込むように成
形体Aの外表面部11,21 の縁(前記工程で内側へ折り曲
げた部分)をヘミング加工する。これにより、成形体A
と成形体Bが一体化される。
【0011】一体化された成形体は、次に、長手方向の
所定位置を曲げ加工されて、図1の如くアッパー部分1
とサイド部分2 として構成される。この曲げ加工の加工
度合いは、例えば、R30程度である。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明では、外表面部とグラスラ
ン収容部を備えたロール成形体の外表面部の縁が両端部
に向けて徐々に幅広となる所定形状に切断加工されるた
め、ドアサッシュ完成後には、アッパー部分とサイド部
分の各々が下端部に向けて徐々に幅広となって意匠性が
高まる。また、アッパー部分とサイド部分が、スポット
溶接で一体化されたロール成形体の曲げ加工で構成され
るため、両部分の境界部の溶接工程が不要となって、全
工程が短縮される。また、その結果、製造コストが低減
されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のドアサッシュの正面図。
【図2】従来例のドアサッシュの正面図。
【図3】図1のA−A断面図(a)、B−B断面図
(b)、C−C断面図(c)。
【図4】図2のA−A断面図(a)、B−B断面図
(b)。
【図5】実施例のドアサッシュの製造工程を示す説明
図。
【図6】図5の続きを示す説明図。
【符号の説明】
1 アッパー部分 2 サイド部分 11,21 外表面部 12,22 グラスラン収容部 13,23 ウエザーストリップ収容部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパー部分とサイド部分から成り、各
    部分が平坦な外表面部と溝形状のグラスラン収容部と溝
    形状のウエザーストリップ収容部を有し、グラスラン収
    容部とウエザーストリップ収容部とは各溝の底部が背中
    合わせになる位置に設けられ、且つ、各溝の一側壁の外
    面側に外表面部の裏面側が位置するドアサッシュであっ
    て、 外表面部とグラスラン収容部とは長尺板をロール成形し
    た後に外表面部の縁を両端に向けて徐々に幅広となる所
    定形状に切断して成り、これに、別の長尺板をロール成
    形して成るウエザーストリップ収容部をスポット溶接で
    一体化し、さらに、外表面部の縁をヘミング加工した後
    に、長手方向の所定位置を曲げ加工することでアッパー
    部分とサイド部分を構成したドアサッシュ。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記アッパー部分とサイド部分を構成するための曲げ加
    工はR30である、 ドアサッシュ。
JP31551394A 1994-11-24 1994-11-24 ドアサッシュ Pending JPH08142677A (ja)

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JP31551394A JPH08142677A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 ドアサッシュ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7390049B2 (en) 2004-01-30 2008-06-24 Hirotec Corporation Vehicle door
JP2015229391A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 三恵技研工業株式会社 ドアサッシュ及びその製造方法
CN115288569A (zh) * 2022-07-28 2022-11-04 白朝文 一种门窗用型材及其成型方法

Cited By (3)

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US7390049B2 (en) 2004-01-30 2008-06-24 Hirotec Corporation Vehicle door
JP2015229391A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 三恵技研工業株式会社 ドアサッシュ及びその製造方法
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302