JP3310979B2 - 車両ベッド及びその製造方法 - Google Patents

車両ベッド及びその製造方法

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JP3310979B2
JP3310979B2 JP51744193A JP51744193A JP3310979B2 JP 3310979 B2 JP3310979 B2 JP 3310979B2 JP 51744193 A JP51744193 A JP 51744193A JP 51744193 A JP51744193 A JP 51744193A JP 3310979 B2 JP3310979 B2 JP 3310979B2
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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願のクロス・リファレンス 本願は、1992年4月7日出願の「車両ベッド及びその
製造方法」と題する同時係属出願第07/864741号の一部
継続出願である。
発明の分野 本発明は、ピックアップ車両ベッド等の車両ベッドの
構造に関し、特にベッドフロアとリアシルの改良構造と
改良構築方法に関する。
発明の背景 図1は、ピックアップトラック等の車両のボックスを
図示する。従来、このボックス11は、水平に拡張したフ
ロアアセンブリ又はベッドアセンブリ12を含むととも
に、このフロアアセンブリ又はベッドアセンブリ12は、
略平行に且つ上方に立設した各サイドパネル又は側壁13
の間を横設して前記サイドパネル又は側壁13に接合して
いる。従来、これらサイドパネル13の内側にはホイール
ウェル・ハウジング14を各々形成しており、一般に、当
該ホイールウェル・ハウジング14は、少なくとも内側に
僅かに突き出てこのボックスの内部に突入している。ま
た、フロアアセンブリ12の前端部は、上方に突出する前
壁又はフロントパネル15に結合しており、この前壁又は
フロントパネル15は、両サイドパネル13の間に渡設させ
て同サイドパネル13に固着している。通常、このボック
スの後部はリアパネル16で閉じ、このリアパネル16は、
従来、オープン可能なテールゲート16であり、このテー
ルゲート16は、従来、このボックスに蝶着させているの
で、このボックスの内部にアクセスできるようにこのフ
ロアアセンブリと略同じ高さである略水平のオープン位
置まで揺動することができる。
従来、このボックス11、具体的にはフロアアセンブリ
又はベッドアセンブリ12は、一般にフロアパンと呼称さ
れる水平に拡張したメインベッド部材17を含むととも
に、このメインベッド部材17は、このボックスの実際の
フロアを区画するとともにこのボックスの前端部と後端
部の間を長手方向に渡設し、通常、両ホイールウェル・
ハウジング間の隙間幅を略架設する幅を有する。このメ
インフロアパン17は、1本のフロントクロスレール18
と、複数の中間クロスレール19と、1本のリアクロスレ
ール又はリアシル部材21と、に支持され、これら18、1
9、21は、全て、このメインフロアパンの下に横設させ
てスポット溶接等でこのメインフロアパンに固着してい
る。一般に、前記フロントレール18や最前端の中間レー
ル19及びリアシル21等の上記クロス部材の一部は、従来
の方法で車両フレーム(図示せず)に固設している。
また、一般に、このベッドアセンブリ12は、メインフ
ロアパン17の長手方向の両エッジに近設結合させた2次
ベッド部材又は2次フロアパン部材22を含み、各ホイー
ルウェル・ハウジング14の前方と後方に配設したベッド
領域を占有するようになっている。
従来の構造の如くこのピックアップボックス11では、
メインフロアパン17には、このメインフロアパンから上
方に突起する補強リブ23を各々設けてあり、かかる複数
のリブをメインフロアパンの幅を横切って略均一に幅方
向に離間させるとともにメインフロアパンの長手方向に
このフロアパンの長手の大部分に亘って延設している。
下方に開口するチャンネル状の断面が形成するようにこ
のメインフロアパンから上方に変形させている上記リブ
は、一般に、メインフロアパン17のフロント自由エッジ
から後方に延設しているが、通常、これらのリブは、先
細りするリブ端部24内まで達し、前記リブ端部24は、下
方に向かってメインフロアパン17の平らな断面形状と一
体化するとともに、この一体化は、メインフロアパンの
リア自由エッジ25に近設する位置であってこのリア自由
エッジ25から僅かな距離だけ前方に離間する位置で行わ
れる。次に、一般に、メインフロアパン17の後縁部、即
ち、リブの無いメインフロアパン17の平坦部は、リアシ
ル部材21の上面と略同じ高さになるようにリアシル部材
21の上壁内に形成した浅い窪みの内側に着座し、次にこ
の後側のメインフロアパンとリアシル部材は、スポット
溶接等で適切に互いに固着している。この構成によっ
て、隣接する各リブ23の間に形成した溝状の領域は、こ
のベッドアセンブリの後端部から外に自由に通じること
ができるので、したがって汚れや湿気が集積するポケッ
ト又は窪みが生じないようになっている。
上述した構造を有するベッドアセンブリは、非常に長
い期間の間、大型の成形プレスでスタンピングした個々
の部材を使って構築してきた。即ち、従来、前記クロス
レール18、19及び21に加えてメインフロアパン17も平ら
な薄鋼板で形成したが、これは、予め切断した薄鋼板を
成形プレスに内設しこの成形プレスがこの薄鋼板を変形
させて所望の断面の完成部材を形成することによって行
われた。但し、このスタンピング法又はプレス成形法に
は、たとえ長年広範囲に利用されても、認定された欠点
があり、かかる欠点は、スタンピング法又はプレス成形
法が一番優れたベッドアセンブリの構築方式であったと
いう信念を考慮して長い間許容されてきた。
更に具体的には、特にメインフロアパン17に関して
は、このメインフロアパンをスタンピングするという殆
ど普遍的に利用される現在の方法によって、メインフロ
アパンの最適な構造を制限した限界点が生じた。例え
ば、このメインフロアパン17をスタンピングするには、
大型の矩形薄板を、スタンピングする所要のメインフロ
アパンのサイズに応じて予め切断する必要がある。この
矩形薄板は、先ず、幅が過大であり、この薄板を成形プ
レスに内設してスタンピング作業を施す際にこの薄板を
クランプで締め付けて所定の位置に保つために使用可能
な部分を前記薄板の両エッジに沿って設けるようになっ
ている。更に、この薄板の材料は、実際のスタンピング
作業の間、スタンピングダイによって物理的に変形さ
れ、長手方向のリブを生成するようになっている。この
ため、当然、この薄板材料の厚さは、リブ形成過程の間
に生じる前記変形によって相当な変化が生じる。この薄
板は、厚さがかなり変わるだけでなく、この厚さの変化
量も、各リブを横切る位置毎に又は各リブを含有する薄
板の断面によって異なるので、スタンピングして生成し
たフロアパンの薄板の厚さには、相当なばらつきが内在
する。この厚さのばらつきは、場合によっては、40%及
至50%も有り得る。また、このスタンピング法によっ
て、材料の厚さと傾斜角の両方でばらついている曲り部
又はコーナが生じること、及び、かかる凸凹が目に見え
る最終外観になったことが観察された。また、このスタ
ンピング法では、メインフロアパンをスタンピングした
後に、スクラップとして処分される薄板両側のクランプ
締め付け用ストリップ部を除去する効果がある別のスタ
ンピング作業又は切断作業をメインフロアパンに施す必
要もある。
また、スタンピング法又はプレス法によるメインフロ
アパンの成形中に発生する必然的な但しばらつきのある
厚さの縮減を考慮して、メインフロアパンは、先ず、ス
タンピング作業中に起こり得る厚さの縮減を補償すべく
厚さが所要よりも大きい薄板材料で形成することも必要
である。このため、メインフロアパンの全重量が増す。
更にまた、メインフロアパンの有効なサイズと、このフ
ロアパンを基本的に1回のプレス作業で変形させる又は
スタンピングするという事実と、を考慮して、薄板のサ
イズと、長手方向に延設させている多数のリブが同時に
変形する間に遭遇する相当な押圧力と、に対応するため
には、極端に大型で高容量の成形プレスを利用する必要
もある。更に、一般に、このようなスタンピング作業
は、当然、比較的低い強度で且つ比較的軟質の薄鋼板を
利用する場合に限って良好に行うことができるが、これ
は、通常、比較的硬質で且つ比較的高い強度の薄鋼板
は、従来のパンのスタンピング作業で見られるタイプの
激しい変形を受けると裂けたり割れたりするからであ
る。
したがって、本発明の目的は、上述の如く長期に亘っ
て利用された従来のスタンピング式ベッドアセンブリに
伴う多くの欠点を解消するために、改良車体ベッドアセ
ンブリと、前記車両ベッドアセンブリの主要部品を製造
組立する方法と、を提供することにある。
更に具体的には、本発明は、改良車両ベッドアセンブ
リと、圧延成形によるフロアパンの形成に係わる製造方
法と、に関し、前記フロアパンは、各々の強化リブを前
記フロアパンのフロントエッジとリアエッジまで達する
ように前記フロアパンの全長に亘って長手方向に延設さ
せ、前記フロアパンの前記リアエッジは、リアシル部材
と協働するとともに、前記リアシル部材も圧延成形する
のが望ましく、前記メインフロアパン上の各リブの端部
と協働するリブ端部を前記リアシル部材上に各々形成し
て前記各リブを堰止めるとともに、前記リアシル部材上
に形成した平らな水平面に転移を生じさせる。また、前
記リアシル部材上の前記各リブ端部は、メインフロアパ
ン上に形成した各リブの後端部に嵌入してスポット溶接
等で前記リブ後端部に固着する部分を有することが望ま
しい。
本発明の改良車両ベッドアセンブリと構築方法では、
上記略説の如く、従来の構造に係わる構造上の利点が多
数得られる。更に具体的には、メインフロアパンを圧延
成形すると、通常のスタンピングに使用可能な場合より
も高い強度の薄鋼板を利用できる。圧延成形によって、
形成したメインフロアパンの厚さを全断面に亘って略均
一に維持できるので、従来のスタンピング法で生じる非
常に望ましくない厚さのばらつきが無くなり、したがっ
て前記メインフロアパンを相当薄い厚さの薄鋼板で形成
することができ、その厚さの縮減は、約30%及至40%と
言えよう。前記メインフロアパンを圧延成形すると、通
常のスタンピング作業で可能な場合よりも尖ったコーナ
や曲率を生成できる。前記メインフロアパンを圧延成形
すると、コーナ等のリブ構造の一貫性と均一性を、スタ
ンピング作業で可能な場合よりも相当に高くできる。前
記メインフロアパンを圧延成形すると、生成した製品の
強度特性が良くなるとともに、前記メインフロアパンを
スタンピングする際に各コーナに存在するような多数の
高応力集中の発生を最小限に抑える。前記メインフロア
パンを圧延成形すると、完成メインフロアパンを、本来
は比較的縮幅の薄板材料で形成することができるととも
に、実際、前記メインフロアパンの形成に略全部使用さ
れる幅の薄板材料で前記フロアパンを形成できる一方
で、対照的に、スタンピング作業では、スタンピング作
業中にクランプ締め付けし次に切り離してスクラップと
して処分する相当幅の広いエッジ部が必要であり、かか
るスクラップエッジ部は、前記メインフロアパンを圧延
成形する場合には不要である。圧延成形によって、強化
リブだけでなくメインフロアパンの長手方向の両エッジ
に沿って下方に突出する固着フランジも含むパンの全断
面を形成することができる一方で、対照的に、スタンピ
ングしたメインフロアパンでは、通常、サイドフランジ
をメインスタンピング作業とは別に形成する必要がある
とともに、実際、スタンピング作業も、最初のスタンピ
ング作業によって生じた部分の跳ね戻りを補償すべく全
体部分を再度スタンピングする必要があることが多い。
前記メインフロアパンの圧延成形と、比較的薄い厚さの
薄鋼板と比較的高い強度の薄鋼板とを使用する能力と、
によって、パンアセンブリの全重量を最大約35%等まで
相当に削減でき、これによって車両の全重量を削減する
ことができるとともに、したがって燃料経済性を向上さ
せることができる。
また、本発明は、上記略述した改良点と長所だけでな
く、製造工程全体に対して相当なコスト節減もできると
誰もが確信するとともに、屈曲部の曲率と厚さの両方に
対して比較的高い一貫性を有する比較的尖ったコーナの
生成を含む、スタンピング作業では不可能な前記ベッド
の断面又は形状を生成できる。
本発明の他の対象と目的は、この一般的なタイプの構
造と方法に精通した人には、以下の仕様を読み且つ添付
図面を調べると同時に明瞭となるであろう。
図面の簡単な説明 図1は、ベッドアセンブリの周知の構造を図示する従
来のピックアップトラックボックスの平面図である。
図2は、本発明の改良ベッドアセンブリを構成する基
本的構成要素を図示する分解斜視図である。
図3は、本発明によるメインフロアパンとリアシルの
構造と、これら2つの間の協働と、を図示する拡大部分
斜視図である。
図4は、前記メインフロアパンの前記リアシル部材に
対する構造上の連結を図示する部分平面図である。
図5と図6と図7は、図4の各ライン5−5と6−6
及び7−7に夫々沿って見た拡大部分断面図である。
図8は、前記メインフロアパンの圧延成形と、前記メ
インフロアパンの各クロスレールへの固着と、に利用す
る成形機器と方法を概略的に図示する工程系統図であ
る。
図9は、全体的に従来型である典型的な圧延成形ステ
ーションに付随する特徴の一部を概略的に図示する部分
断面正面図である。
図10は、図4と同様の図であるが本発明の変形を図示
する部分平面図である。
図11と図12は、図10の各ライン11−11と12−12に夫々
沿って見た拡大部分断面図である。
以下の説明では、一定の専門用語を参照のみの都合で
使用するが、これに限定するものではない。例えば、
「上方に」、「下方に」、「右に」、及び「左に」の各
用語は、参照する各々の図面における方向を言及する。
また、用語「上方に」は、ベッドアセンブリのフロアパ
ンの露出した上面を基準にして使用する。「内側に」と
「外側に」の各用語は、ボックスアセンブリ又はベッド
アセンブリ又はこれらの指定部分の幾何学的中心に向か
う方向とこの幾何学的中心から離間する方向を夫々指
す。前記専門用語は、具体的に言及する用語と、その派
生語と、同様の外来語と、を含む。
詳細な説明 以下、本発明を、特に図2及至図7に示す構造に基づ
いて説明する。本発明によるフロアアセンブリ又はベッ
ドアセンブリ30は、リアクロス部材又はリアシル部材32
と協働するとともに当該部材32にリアエッジを支持させ
ているメインベッド又はメインフロアパン31を使用して
いる。また、このメインフロアパン31は、1本のフロン
トクロスレール38と複数の(図示した実施例では3本)
中間クロスレール39とに支持されている。
このメインフロアパン31は、厚さ約0.8mmの高力鋼が
望ましい薄鋼板33で形成しており(後述の如く圧延成形
するのが望ましい)、このため、このメインフロアパン
31は、一体の単体構造から成るとともに、前記メインフ
ロアパンは、このフロアパンの幅方向の断面範囲に亘っ
て略均一の厚さを有する。このメインフロアパン31は、
薄鋼板33の変形によって、長手方向に延伸する複数の補
強リブ34を前記プレート33の平面から上方に突起させて
いる。当該補剛リブ34は、メインフロアパン31の横方向
又は幅方向へ略均一に横に離間させるとともに、このメ
インフロアパンの長手方向へ略平行に延設させている。
補強リブ34は、全体的に反転したチャンネル状又はU字
状の断面を有し、このため、各々隣接するペアのリブが
狭長な谷間を当該ペアのリブの間に、元の平面プレート
33が区画する如く、形成させている。補強リブ34は、メ
インフロアパン31の全長に亘って長手方向に突設してあ
り、このプレート33のフロント自由エッジ35とリア自由
エッジ36の夫々まで達するようになっている。当該リブ
によって、略均一に幅方向にコルゲートを成す断面をこ
のメインフロアパンの長手方向の全長に亘って有するメ
インフロアパンになる。
また、このメインフロアパン31は、エッジフランジ37
を各サイドエッジに沿って長手方向に延設させるととも
に下方に突設しており、このエッジフランジ37は、メイ
ンプレート33に一体接合するとともにこのメインプレー
ト33から下方に屈曲している。このエッジフランジ37
は、2次ベッド部材22(図1)に形成した同様の隣接の
エッジフランジにスポット溶接等で固着できるように設
けている。また、このエッジフランジ37は、切抜き(cu
touts)又は切欠き(notches)(図示せず)を設けてお
り、フロントクロスレール38と最前端の中間レール39と
リアシル32とをこの切抜き又は切欠きの中に収容するよ
うになっている。このエッジフランジ37は、残り2本の
中間クロスレール39の間近で下方に突出しており、ま
た、これら残り2本の中間クロスレール39は、長さが比
較的短く、且つ、両ホイールウェル・ハウジングの間に
全体的に介設している。
リアクロス部材又はリアシル部材32は、全体的に下方
に開口するチャンネル状又はU字状の断面を成すチャン
ネル状の単体部材41によって形成されている。このチャ
ンネル状の部材41は、トラックベッドのリアエッジ全体
を横切って横設するとともにトラックボックスの両サイ
ドパネル近傍まで達するような長さを有する。
このリアシル32を形成するチャンネル状部材41は、下
方に突出するフロント側壁42とリア側壁43とを夫々含
み、このリア側壁43は、各々の下部自由エッジ内まで達
するとともに、当該下部自由エッジは、前記チャンネル
状部材の長手方向に延設するオープンマウスを形成すべ
く相当に離間しており、したがって、上方にアクセスで
きて前記チャンネル状部材の内部に入り込めるようにな
っている。当該側壁42と43は、リア上壁部44とフロント
上壁部45の夫々から成る上壁によって結合している。当
該上壁部44と45は、いずれも略水平の平壁であり、フロ
ント上壁部45は、リア上壁部44から僅かな距離だけ垂下
偏移しており、これによって前向きショルダ46が各上壁
部44と45の間の偏移に形成している。前記上壁は、各上
壁部44と45によって区画される如く、全体的に浅いZ字
状の横断面を形成する。
これら偏移した各上壁部44と45、及び、当該上壁部44
と45の間に形成したショルダ46は、リアシル部材32の全
長に亘って長手方向に延設しており、このシル部材は、
所望のチャンネル状の断面が形成できるように圧延成形
するのが望ましい。
各上壁部44と45の各上面間の垂直偏移は、メインプレ
ート33の厚さと略等しいことが望ましいので、メインプ
レート33の後部がフロント上壁部45上に係合しながら支
持されるとメインプレート33の各々の谷間の上面がリア
上壁部44の上面と略同じ平面になる。
また、リアシル部材32は、複数のリブ端部突起部47を
このチャンネル部材41の上壁44と45に固設させるととも
に当該上壁44と45から上方に突設させている。これら複
数のリブ端部突起部47は、リアシル部材の略長手方向の
列に沿って均一に離間させて配設しており、リブ端部突
起部47の数と当該突起部47相互間の間隙は、メインフロ
アパン31上に設けた強化リブ34の数と当該リブ34相互間
の幅方向の間隙に対応する。
各々のリブ端部突起部47は、図3及至図7に図示する
如く、リア上壁部44から上方に突起するリア部48と、フ
ロント上壁部45から上方に突起するフロント部49と、か
ら成る。リア部48とフロント部49の間には、前向きショ
ルダ51が形成しており、このショルダ51は、実際、前記
ショルダ46の延長部を構成する。
このリア突起部48は、リブ端部として機能するととも
に、リブ34のリア自由エッジ36に形成した外面に相当す
る外部断面(即ち、上部又は外側に露出する表面)をシ
ョルダ51の近傍に有する。但し、このリア突起部48は、
端壁52をショルダ51に設けるとともに、更に望ましくは
ショルダ51から僅かに後側に設けており、この端壁52
は、リブの上部に継合するとともに、後方に突出するに
つれて下方に傾斜し、リア上壁部44の上面と一体化する
ようになっている。
リブ端部突起部47のフロント部49は、支持ガイドとし
て機能するとともに、メインフロアパン31上に形成され
る如く夫々隣接するリブ34の後端部の内側に伸縮自在に
組み込まれるようにできている。このため、このフロン
ト部49は、リブ34の内部断面(即ち、内壁)に略一致す
るサイズと形状を有する外部断面(即ち、外壁)を有す
る。したがって、メインプレート33の後部をリアシル32
のフロント上壁部45上に支持係合させると、各々のリブ
端部突起部47のフロントガイド部49は、夫々隣接し且つ
連設したリブ34の端部内に一定の範囲だけ突入し、適正
な位置合わせを行うとともにリブ34に対する内部支持を
リア自由エッジ36の近傍で行うようになっている。メイ
ンフロアパン31のリア自由エッジ36は、このように係合
すると、ショルダ46とショルダ51によって形成される狭
長なショルダ構造に近設されてこのショルダ構造に実質
的に当接するようにできている。このように組み付けす
ると、次に、メインフロアパン31を適切なスポット溶接
でリアシル部材32に固着させるが、このスポット溶接
は、図4の符号53に示すようにメインフロアパンの谷間
だけでなく各リブの上部にも施すのが望ましい。メイン
フロアパン31のリア自由エッジ36とリアシル部材32上に
形成した前記ショルダとの間に残留するクラック又は割
れ目は、適切なシール材又は填隙材で充填する。
リブ端部突起部47は、図5及至図7に示す如く、厚さ
が各上壁44−45と同様であるとともに各上壁44−45と一
体構造的に接合しているので、中空であるとともに、チ
ャンネル状シル部材32の内部を通って下方に開いている
ことが望ましい。この所望の構造にするために、前記チ
ャンネル部材は、先ず、圧延成形し、次に、リブ端部突
起部47を生成するように上壁を変形させるプレス作業又
はスタンピング作業を施すことが望ましい。
また、フロントレール38と中間レール39も圧延成形す
るとともに、各々が、全体的に上方に開口するU字型又
はチャンネル状の断面を成すことが望ましい。実際、3
本の中間クロスレール39は、全部、断面が同一であるこ
とが望ましく、この断面は、全体的に帽子の形状を成
し、略水平の上部フランジを各々有する全体的に上方に
開口するU字状の断面を含むとともに、当該上部フラン
ジは、各々の脚の上部エッジと反対方向に外に突出し、
且つ、メインフロアパン31の底面に直接係合してスポッ
ト溶接等でこの底面に固着させている。これら3本の中
間レール39は、断面が同一であり、各々の長さが異なる
だけである。また、フロントクロスレール38は、中間レ
ール39と同様の各々の上部フランジを有するが、当該上
部フランジの内のどれか一つも、トラックボックスのフ
ロントパネルを固着するために前方と後方に突出する別
のフランジを有する。
本発明のベッドアセンブリは、メインフロアパン31
と、リアシル32と、フロントクロス部材38と、中間クロ
ス部材39と、を利用して構成するとともに、これらは、
全部、スポット溶接等で適切に固着しており、また、何
よりも先ず圧延成形で形成することが望ましい。更に、
このベッドアセンブリは、図1の部材22と同様の2次ベ
ッド部材を設けることによって完了し、当該部材は、ホ
イールウェル・ハウジングの前方と後方に配設したベッ
ド領域を区画すべく必要に応じてスタンピング等で従来
のように構築することができる。また、最後端の2次ベ
ッド部材22は、図3の符号55に明示するリブ端部突起部
の無い部分等、リアシル32の端部と係合するように寸法
を決め、実質的にショルダ46に当接して、従って、フロ
ント上壁部45にスポット溶接ができるようする。通常、
かかる2次ベッド部材22は、各リブを内側に刻設させ
て、図1に示す如く、メインフロアパンのリアエッジに
届かないようにしているので、これによってリアシル32
の前記部分55にリブ端部突起部47を設ける必要がない。
但し、当該2次ベッド部材22とリアシル32の前記部分55
とには、不要と思われるが、必要に応じてメインフロア
パン31と同じようにリブとリブ端部突起部とを各々形成
させることができることが分かるであろう。
次に図8では、ベッドアセンブリを形成する装置と方
法の平面図を、特にメインフロアパン31とこのパン31の
各クロスレールへの固設とを概略的に図示している。
このメインフロアパン31は、成形工程の間、大型コイ
ルから供給する略連続薄板たる薄鋼板で形成する。この
薄鋼板の幅は、形成するフロアパン31の所望の仕上げ寸
法に基づいて選択し、サイドエッジフランジ37の形成を
含むコルゲート状のフロアパンが製造できるようになっ
ており、このため、この薄板又は仕上げフロアパンのト
リミングが不要になり、したがって薄板材の屑が生じな
い。コイルの中に設けているとき、平らな薄鋼板の初期
の幅は、平面状態に平延すると、完成したフロアパン31
の幅に略相当する。
一般に、薄鋼板は、コイルフィードラック62上に設け
ているとき、大型のコイル61の形で供給され、このコイ
ルフィードラック62は、受け台(cradle)63に近設させ
ることができ、この受け台63上にコイル61を転送させて
製造作業中に支持することができる。この受け台63は、
従来の構造を係合させており、鋼板材料が略連続薄板64
の形で受け台63から排出されると同時にこの鋼板材料を
整えるようになっている。この鋼板材料は、一体の端部
セン断溶接機を通って送給され、この端部セン断溶接機
は、各コイルの前端部と後端部を縁取りするとともに、
一方のコイルの縁取りした後端部を次のコイルの縁取り
した前端部に溶着させて、略連続薄板64を以後の製造ス
テーションに供給しながら通過させるようになってい
る。
この連続薄鋼板64は、セン断/溶接機65を通過後、圧
延装置66を徐々に通過するとともに、この圧延装置66に
よって薄鋼板が徐々に変形するので、この薄鋼板は、圧
延装置66の前端部に搬入するときは略平らであるが圧延
装置66の排出端から出てくるときはフロアパン31の仕上
げ断面を有するように適切に形成されている。このよう
に薄鋼板が圧延装置66を通過しながら徐々に変形するの
を、薄鋼板が前記圧延装置を長手方向に通過する際に徐
々に縮幅する薄鋼板の幅によって概略的に図示してい
る。
次に、連続薄鋼板64は、圧延装置66を出ると同時に、
図3に図示する如くメインフロアパン31のコルゲート状
の断面を実質的に有するように形成してあり、次に、こ
のコルゲート状の連続薄鋼板は、カットオフプレス67に
送給して通過し、このカットオフプレス67は、このコル
ゲート状の薄鋼板を、完成したフロアパン31の所要の長
さに相当する所要の離間距離で切断する。ここで分離し
たフロアパン31は、次に、コンベヤ68に転送され、この
コンベヤ68によってこのフロアパンは検査ステーション
69を通過し、この検査ステーション69は、所要の検査処
理を行い、この処理の多くがレーザ検査装置で行われ
る。次に、検査したフロアパン31は、プレス71に転送さ
れ、このプレス71がフロアパンに2次スタンピング作業
を行う。かかる2次スタンピング作業は、サイドエッジ
フランジ37における切欠き(notches)のスタンピング
と、フロアパンを垂直に貫通するボルト孔のスタンピン
グと、から成り、このボルト孔は、以後のベッドアセン
ブリのトラックフレームへの固設に使用する。次に、フ
ロアパン31は、別の検査ステーション72に転送され、こ
の検査ステーション72でスタンピング作業に関する検査
を更に行い、ここでも同様にレーザ検査装置を伴うのが
普通である。次に、転送装置73によって仕上げフロアパ
ン31が中間又は仮付け溶接ステーション74に移動する。
この仮付け溶接ステーション74にも各クロスレール32、
38、39が供給され、この例示の実施例における当該クロ
スレールは、全て、別々の容器又は貯蔵装置75内に個別
に供給される。これに関して、当該クロスレールは、全
部、前もって予備成形しているが、スチールコイル毎に
別々の圧延成形ラインで前もって予備成形することが望
ましい。この点、クロスレール32、38、39は、各々、メ
インベッド31の製造に使用する圧延成形ラインと略同じ
ように稼動する独自の圧延成形ラインで形成することが
望ましい。
仮付け溶接ステーション74では、5本の所要シル部材
を容器75から取り出して装荷装置76上に配設し、この装
荷装置76によってこれら5本のシル部材が所要位置で支
持される。次に、この装荷装置76は、当該シル部材を仮
付け溶接ステーション74でフロアパン31と適切に係合さ
せる。この仮付け溶接装置74を始動させて各クロスレー
ルとフロアパンの間を仮付け溶接し一体アセンブリとし
て連結させる。次に、この一体アセンブリは、仕上げ溶
接ステーション77に転送され、次に、この仕上げ溶接ス
テーション77によってフロアパン31と各種クロスレール
32、38、39との間の所要のスポット溶接が全て完了す
る。この仕上げ溶接ステーション77におけるスポット溶
接作業が完了すると同時に、メインフロアパン31と各ク
ロスレールとから成るベッドアセンブリが完成し、この
ベッドアセンブリを必要に応じて以後の貯蔵や包装又は
処理のために取り出す。
圧延装置66に関して、この圧延装置66は、この装置の
長手全体に亘って長手方向に並設させた従来の圧延成形
ステーション81をかなり多数含む。各々の圧延成形ステ
ーション81は、従来型であるとともに図9に概略的に図
示するのみの如く、対向する上部と下部の各ローラアセ
ンブリから成り、当該ローラアセンブリは、薄鋼板がこ
の圧延装置を長手方向に通過すると回転自在に駆動して
この連続薄鋼板64を上部と下部のローラアセンブリの間
に協働的に密接に係合させる。これら対向する上部と下
部の各ローラの外周には、適切な協働溝とリブとを形成
しており、薄鋼板を適切に変形させて各リブ34をこの変
形薄鋼板に形成させるようになっている。また、当該ロ
ーラステーション81は、サイドエッジフランジ37を形成
させる適切なエッジローラも有する。
圧延成形業界において周知の如く、先ず、上流側の各
ステーション81は、フロアパンの中央に設けるリブ34を
比較的大きく形成するとともに、フロアパンのサイドエ
ッジに比較的近接して並設するリブ34を比較的小さく形
成するので、このため、各リブが形成するにつれてこの
薄板材料を効果的に内側に収縮させることができ、薄板
材料の厚さが顕著に縮減することがない。したがって、
フロアパンの比較的中央寄りに配設させているリブは、
最外端のリブが比較的完全に形成する位置から圧延装置
の上流の位置で比較的完全に形成する。この圧延装置の
構造と操作、特に、材料の長手方向と幅方向の両方で段
階的に形成できるように連設した多数の圧延ステーショ
ンの使用法は、圧延成形業界では周知であるため、かか
る説明を更に詳細に行う必要はないと思われる。
したがって、メインフロアパンのフロント自由エッジ
とリア自由エッジとに達するようにメインフロアパンの
長手方向の全長に亘って連続形成する補強リブ34をこの
メインフロアパンに設けることによって、改良フロアパ
ン31を圧延成形法で構築することができる。このため、
このメインフロアパンを薄鋼板で形成することができ、
完成フロアパンの厚さはその全断面に亘って高い均一性
を有し、各々のリブと各々の屈曲コーナとにおける厚さ
も高い均一性を有する。また、この圧延成形法によって
クラッキング又は同様の問題に遭遇することなく薄鋼板
の強度を比較的高くすることができ、また、この圧延成
形によって各リブを比較的高い精度と整合性で形成でき
るので、完成品の外観が良くなる。このため、メインフ
ロアパンを約0.8mm等の比較的薄肉の鋼板で形成するこ
とができるので、したがって相当に軽重量のフロアパン
になる。
また、フロアパンを圧延成形することによって製造経
済性と付加材料経済性とが許容できるが、これは、フロ
アパンを連続薄板として長手方向に圧延成形することが
できるからであり、このフロアパンの断面が適切に圧延
成形した後にこの連続薄板を所定の長さに切断するから
である。
対照的に、予め切断した大きな薄板を一枚ずつスタン
ピングする従来の方法では、薄板をスタンピング前に予
め切断する必要があるということは、当然、余分な処理
ステップが必要となる。更に、このプレスは、当然、大
型の材料をスタンピングできるようにサイズが大きく且
つ容量が高いことが必要となる。また、このスタンピン
グ作業中に生じるコールドフローと材料の厚さ縮減とに
よって、当然、クラッキングが生じないように低力鋼の
使用が決まるので、したがって今度は、所要の強度を得
るために通常約1.2mm等の比較的厚めの薄鋼板を使用す
る必要がある。この場合、完成品の重量増加という明ら
かに望ましくない影響がある。更にまた、冷間スタンピ
ング作業中に生じる望ましくない厚さ縮減によって、望
ましくない壁のばらつきをもたらすとともに、当該ばら
つきによって、部品の構造上の完全性が影響を受けるだ
けでなく、可視不整合性も生じて部品の外見を悪くす
る。したがって、この従来の構成と製造の方法によっ
て、本発明で製造する製品よりも劣ると確信する製品が
できるだけでなく、本発明の改良法によって低減すると
確信する製造コストをもたらす。
本発明の実際の実施例では、完成したフロアパン31
は、約48インチの幅を有することができ、このフロアパ
ンの形成に使用する平らな薄鋼板の幅は、圧延成形法の
開始前では、通常、この完成フロアパンの幅よりも約4
インチ及至6インチ大きい。
次に、図10及至図12を参照すると、当該図面は、図4
及至図6と夫々同様であるが本発明の変形を図示してい
る。この変形では、図4及至図6の特殊な単体のリアシ
ル32の代わりに、製造簡略化のために2品で形成するリ
アシル32'を使用する。
更に具体的には、この場合も同様に、このリアシル3
2'は、前述と同じように圧延成形によるフロアパン31の
後端部と協働するが、但し、前述と異なるのは、リアシ
ル32'がリアシルクロス部材91と中間部材94を含むこ
と、且つ、この中間部材94がフロアパン31とリアシルク
ロス部材91の間に固定されるとともにフロアパン31とリ
アシルクロス部材91の間の転移を構成することである。
この変形におけるシル部材91は、一般に、従来のチャ
ンネル状の断面を持たせる等することによって従来のク
ロスレールとして形成することができ、このシル部材91
は、略平らな上壁92と、下方に突出する平らな後壁又は
後脚93と、を有する。したがって、当該部材91は、所要
の強度と剛性が得られるように相当な厚さで構成するこ
とができるが、この部材91の断面が、トラックベッドの
後端部の幅を略横断するこの部材91の長手全体に亘って
均一であることにより、簡便で安価な製造を容易にす
る。
前記中間部材94は、リア上壁部96とフロント上壁部97
から成る上壁で構成する。各上壁部96と97は、いずれも
略平行な平壁であり、フロント上壁部97は、リア上壁部
96から僅かな距離だけ垂下に偏移し、これによって前向
きショルダ又はステップ98が当該壁部間の偏移に形成し
ている。前記上壁は、このように各上壁部96と97によっ
て区画される如く、全体的に浅いZ字状の横断面を形成
する。
また、この中間部材94は、略垂直に延出する後壁又は
リアフランジ95も有し、この後壁又はリアフランジ95
は、上壁部96の後側エッジに接合するとともにこの後側
エッジから下方に突出している。このフランジ95は、チ
ャンネル91の後脚93と全体的に外側から重合しており、
また、スポット溶接等で適切に後脚93に固定することも
できる。各上壁96−97と、後壁又はリアフランジ95の前
方突出部と、によって略L字型の断面を有する中間部材
94が得られる。
これら偏移した上壁部96−97と、当該上壁部96−97の
間に区画したショルダ98と、は、リアシル32'の略全長
に亘って長手方向に延設しており、中間部材94は、所望
のL字型断面が形成できるように最初に圧延成形するこ
とができる。
各上壁部96と97の各上面間の垂直偏移は、フロアパン
31のメインプレート33の厚さに略等しいことが望まし
く、したがってメインプレート33の後部をフロント上壁
部97に係合させて支持すると、フロアパン31の各々の谷
間の上面は、リア上壁部96の上面と略同一平面になる。
また、中間部材94は、複数のリブ端部突起部99を各上
壁96と97に固設するとともに各上壁96と97から上方に突
設している。これら複数のリブ端部突起部99は、リアシ
ルの略長手方向の列に沿って均一に離間させて配設して
おり、リブ端部突起部99の数とリブ端部突起部99相互間
の間隔とは、メインフロアパン31上に設けた強化リブ34
の数と強化リブ34の幅方向の間隔とに対応する。
各々のリブ端部突起部99は、図10及至図12に図示する
如く、リア上壁部96から上方に突起するリア部101と、
フロント上壁部97から上方に突起するフロント部102
と、から成る。このフロント部101とリア部102の間に
は、実際に前記ショルダ98の延長部を構成する前向きシ
ョルダ103が形成している。
このリア突起部101は、リブ端部として機能するとと
もに、リブ34のリア自由エッジ36に形成した外面に相当
する外部断面(即ち、上部又は外側に露出する表面)を
ショルダ103の近傍に有する。但し、このリア突起部101
には、端壁104をショルダ103に設け、更に望ましくはシ
ョルダ103から僅かに後側に設けており、この端壁104
は、リブの上部に継合するとともに、後方に突出するに
つれて下方に傾斜し、リア上壁部96の上面と一体化する
ようになっている。
リブ端部突起部99のフロント部102は、支持ガイドと
して機能するとともに、メインフロアパン31上に形成さ
れる如く夫々隣接するリブ34の後端部の内側に伸縮自在
に組み込まれるようにできている。このため、このフロ
ント部102は、リブ34の内部断面即ち、(内壁)と略一
致するサイズと形状を有する外部断面(即ち、外壁)を
有する。メインプレート33の後部をこの中間部材94のフ
ロント上壁部97上に係合させて支持すると、各々のリブ
端部突起部99のフロントガイド部102は、夫々隣接し且
つ連設するリブ34の端部の中に一定の範囲まで突入し、
適正な位置合わせを行うとともにリア自由エッジ36の近
傍でこのリブの内部支持を行うようになっている。メイ
ンフロアパン31のリア自由エッジ36は、このように係合
すると、ショルダ98とショルダ103によって形成される
狭長なショルダ構造に近設するとともに実質的にこのシ
ョルダ構造に当接するようにできている。このように組
み付けすると、次に、メインフロアパン31を適切なスポ
ット溶接で中間部材94に固着させるが、このスポット溶
接は、符号105に示すように、フロアパンの各々の谷間
だけでなく各リブの上部にも施すことが望ましい。リア
自由エッジ36と中間部材94に形成する前記ショルダとの
間に残留するクラック又は割れ目は、適切なシール材又
は填隙材で充填する。
リブ端部突起部99は、図11と図12に示す如く、各上壁
96−97と厚さが同様であるとともに各上壁96−97と単体
で一体接合しているので、中空であることと中間部材94
の上壁から下方に開いていることが望ましい。この所望
の構造にするためには、先ず中間部材94を圧延成形し、
次にプレス作業又はスタンピング作業を施してリブ端部
突起部99が生成するように上壁を変形させることが望ま
しい。
この変形のリアシル32'の場合、中間部材94を比較的
薄肉の鋼板で構成することができるので、中間部材94
は、メインフロアパン31の形成に使用する薄鋼板と厚さ
が略等しい薄鋼板で構成することが望ましい。このた
め、中間部材94の圧延成形と以後のプレッシング又はス
タンピングとが容易になる。更に、この中間部材94の比
較的軽量な材料によって、リブ端部突起部99をメインフ
ロアパン31の後端部に適正に取り付けて次に固着させる
ことが容易になる。同時に、所要の強度と剛性を得るべ
く相当厚肉の鋼鉄のシル部材91を形成することによっ
て、このリアシルに所要の強度をまだ得ることができ
る。
また、中間リア部材94の使用は、長手方向の公差を良
好に調節できるということで有利であり、その理由は、
この部材94をメインフロアパン31の後端部に適正に取り
付けることができるからであり、リアフランジ95とチャ
ンネル後脚93の間に隙間又は公差を僅かに持たせること
によって公差のばらつきを補償するとともに、前記隙間
は、リアフランジ95を適切に変形させて次にこのリアフ
ランジ95を下敷きのチャンネル脚93に溶着させることに
よって組付け中に取り除くことができる。
この図10及至図12の変形は、上述し且つ図4及至図7
で図示した構造によって得られる構造的及び機能的特性
を全て有するとともに、更に、製造上及び組立上の利点
が他にも得られる。
また、この変形では、中間部材94は、先ずフロアパン
31とチャンネル91のどちらか一方に溶着させて次に残り
の一方に溶着させることができる。このため、特に、中
間部材94を先ずフロアパン31に溶着させ、これによって
高度な処理と柔軟性が得られ、各リブの後端部と各リブ
端部突起部を溶着させる前にこれら2つの部品の間を更
に望ましく取り付けできるようになり、この後に中間部
材94をチャンネル91に固着する。
上述した発明は、圧延成形したメインパン31を別個に
形成した2次パン22と併用することを意図しているが、
本発明は、メインパンと2次パンを一体構造の単体部材
として圧延成形することも意図していること、また、こ
の一体構造の単体部材は、圧延成形の完了後、続けて処
理を行い両側部分にホイールウェルの開口部を生成する
ようになっていることが正しく認識できるであろう。
また、本発明は、プラスチックの薄板層を上部に重層
させている薄鋼板等のラミネートシート材料でフロアパ
ンを圧延成形できることも意図している。このような構
造によって、別個のベッドライナが不要になる。
本発明はピックアップトラックに使用する場合に対し
て説明したが、この改良ベッド構造は、他の車両、特
に、バンにも使用可能であることが正しく認識できるで
あろう。
本発明の特に好適な実施例を例示目的で詳述したが、
部品の再構成を含むこの開示装置の改変は本発明の範囲
内であることが正しく認識できるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウェイルマン ドナルド イー. アメリカ合衆国 48065 ミシガン州 ロメオ ウォルコット 65648番地 (72)発明者 ターナー ジョセフ アメリカ合衆国 49026 ミシガン州 ブルーミングデール ピー.オー. ボ ックス 190 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/023

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板で構成させた水平に拡張するフロ
    アパン部材を有するとともに、前記フロアパン部材の長
    手方向に延設させている略平行に幅方向へ離間する複数
    の補強リブであって全体的に下方に開口するチャンネル
    状の断面を成すとともに前記金属薄板から上方に突出す
    るように変形されている前記補強リブと、前記フロアパ
    ン部材の幅方向に延出するリア部の下に少なくとも部分
    的に設けた水平に延伸するリアシルであって前記フロア
    パン部材の長手方向に対して略直交方向に延伸させて前
    記フロアパン部材に固着させた前記リアシルと、を有す
    る車両ベッドにおいて、前記補強リブは、コルゲート
    (波)状の形状を有するリア自由エッジまで達するよう
    に前記フロアパン部材の長手方向に突設し、前記リアシ
    ルは、その壁から上方に突起する複数のリブ端部突起部
    を有し、前記リブ端部突起部は、前記リアシルの長手方
    向に連設させるとともに前記フロアパン部材上の隣接す
    るリブ相互間の間隔に相当する間隔で並設させ、前記フ
    ロアパン部材の前記幅方向に延出するリア部は、前記リ
    アシルの前記壁に載置しこのため前記リブ端部突起部が
    前記フロアパン部材の前記リア自由エッジの正に近傍で
    前記リブを堰止めることを特徴とする車両ベッド。
  2. 【請求項2】前記リアシルの前記壁には、相互に僅かに
    垂直に偏移し且つショルダで接合している前壁部と後壁
    部を設け、前記前壁部は、前記後壁部から垂下に偏移し
    ているので前記前壁部は前記フロアパン部材の前記リア
    部の真下に配置されて前記フロアパン部材の前記リア部
    を前記リブ相互間の領域で支持係合するとともに前記フ
    ロアパン部材の前記リア自由エッジは前記前壁部と前記
    後壁部の間の前記ショルダに実質的に当接するように設
    け、前記フロアパン部材は、複数のスポット溶接部で前
    記リアシル部材に固着させるとともに前記複数のスポッ
    ト溶接部は、前記フロアパン部材の前記リア自由エッジ
    に近設し且つ前記前壁部と前記フロアパン部材の前記金
    属薄板との間に前記リブ相互間で区画される領域で直接
    的に協働し、前記リブ端部突起部は、前記後壁部から上
    方に突起し且つ略前向きのエッジ表面を前記リブ端部突
    起部上に形成するとともに前記前向きエッジ表面は、前
    記夫々のリブの前記リア自由エッジと連設して実質的に
    前記リア自由エッジに当接することを特徴とする、請求
    項1に記載の車両ベッド。
  3. 【請求項3】前記リブ端部突起部は、下方に開口する中
    空内部を有するように前記後壁部から上方に変形させて
    いることを特徴とする、請求項2に記載の車両ベッド。
  4. 【請求項4】前記リアシルは、金属薄板で形成したリア
    シル部材であるとともに、前記フロアパン部材の前記リ
    ア部に重合固着させた幅方向に延伸する第1壁部を含
    み、前記リアシル部材は、前記フロアパン部材の前記リ
    ア部の近傍で車両ベッドの幅方向に延設させた硬質のク
    ロス部材に支持係合し、前記クロス部材は、前記シル部
    材よりも重量が重い材料で作られ、前記シル部材は、前
    記第1壁部から幅方向に設け且つ前記クロス部材に固着
    させた幅方向に延伸する第2壁部を有することを特徴と
    する、請求項1〜3のいずれかに記載の車両ベッド。
  5. 【請求項5】前記リアシル部材は略L字型の断面を有す
    る単体部材であることを特徴とする、請求項4に記載の
    車両ベッド。
  6. 【請求項6】前記リアシルは幅方向に延伸する溝部材を
    含み、前記溝部材の上部は前記壁で形成され、前記リブ
    端部突起部を前記壁から上方へ変形させた請求項1〜3
    のいずれかに記載の車両ベッド。
  7. 【請求項7】前記リアシルの前記壁には、相互に僅かに
    垂直に偏移し且つショルダで接合している前壁部と後壁
    部を設け、前記前壁部は、前記後壁部から垂下に偏移し
    ているので前記前壁部は前記フロアパン部材の前記リア
    部の真下に配置されて前記フロアパン部材の前記リア部
    を前記リブ相互間の領域で支持係合するとともに前記フ
    ロアパン部材の前記リア自由エッジは前記前壁部と前記
    後壁部の間の前記ショルダに実質的に当接するように設
    け、前記リブ端部突起部には前記後壁部から上方に突起
    するリアリブ部を設け略前向きのエッジ表面を前記リブ
    端部突起部上に形成するとともに、前記前向きエッジ表
    面は前記夫々のリブの前記リア自由エッジと連設して実
    質的に前記リア自由エッジに当接し、また前記リブ端部
    突起部には前記前壁部から上方に突起して夫々隣接した
    リブの内部に突入するフロントリブ部を設け前記リア自
    由エッジの近傍で支持係合させることを特徴とする、請
    求項1に記載の車両ベッド。
  8. 【請求項8】前記リブ端部突起部の前記リアリブ部は先
    細りの上部壁を有しており、前記上部壁は突起部上部と
    結合すべく前方へと突き出るにつれて上方へ傾いて後方
    端で前記後壁部に結合し、前記突起部上部は前記リブ上
    部と水平に並設したことを特徴とする、請求項7に記載
    の車両ベッド。
  9. 【請求項9】幅が広く水平に延伸させた平らな金属薄板
    を提供するステップと、 前記平らな金属薄板を圧延成形するステップであって、
    前記金属薄板には略平行に幅方向へ離間するチャンネル
    状の複数の補強リブを形成させるとともに、前記補強リ
    ブを前記圧延成形される金属薄板上のコルゲート状のフ
    ロント自由エッジとリア自由エッジに達するまでに前記
    圧延成形される金属薄板の全長に亘って長手方向に延設
    させて前記各エッジを区画するようになっている、前記
    金属薄板の圧延成形ステップと、 全体的に平らな壁を有する幅方向に延伸するリア部材を
    提供するステップであって、前記壁は少なくとも前記圧
    延成形した薄板の幅に略等しい長さであり、前記壁には
    前記圧延成形した薄板の前記リブ相互間の間隔に相当す
    る間隔に沿って前記平壁から上方に突起した複数のリブ
    端部突起部を有した、前記リア部材の提供ステップと、 前記圧延成形した薄板と前記リア部材とを相対的に位置
    決めするステップであって、前記リア自由エッジに正に
    隣接する前記圧延成形した薄板のリア部を前記平壁の真
    上に配置させて前記平壁に支持係合させ、このため前記
    リブ端部突起部を、前記圧延成形した薄板上の前記リブ
    のリア自由端部に正に近設して前記リア自由端部を堰止
    めるようにした、前記相対的位置決めステップと、 前記圧延成形した薄板を前記リア部材に固着するステッ
    プと、から成ることを特徴とする、ピックアップトラッ
    ク等の車両の一体構造のベッドを形成する製造方法。
  10. 【請求項10】前記幅方向に延伸するリア部材の前記平
    壁は、幅方向に延出する前壁部と後壁部を有する上壁を
    具備するとともに、前記前壁部と前記後壁部は略水平偏
    移させて前記前壁部と平行に配設し、前記前壁部は、前
    記後壁部から僅かな範囲で垂下偏移させるとともに前向
    きショルダで前記後壁部に接合し、前記前向きショルダ
    は、前記圧延成形した薄板を形成する材料の厚さに略等
    しい高さを有するとともに、前記圧延成形した薄板の前
    記リア自由エッジに実質的に当接することを特徴とす
    る、請求項9に記載の車両の一体構造のベッドを形成す
    る製造方法。
  11. 【請求項11】前記リブ端部突起部は、前記ショルダの
    正に近傍で前記リア上壁部から上方に変形させていると
    ともに、前記リブ端部突起部の外部構造は、前記夫々の
    リブの前記リア自由端部と略連設して当接し前記リブの
    後端部を堰止めるようになっていることを特徴とする、
    請求項8に記載の車両の一体構造のベッドを形成する製
    造方法。
  12. 【請求項12】前記フロント上壁部には、前記フロント
    上壁部に沿った幅方向に間隔をあけつつ前記フロント上
    壁部から上方に複数のガイド突起部を形成させていると
    ともに、前記ガイド突起部は、上方に突起して夫々隣接
    するリブの内部に突入し前記圧延成形した薄板と前記リ
    ア自由エッジの近傍で支持係合するようになっているこ
    とを特徴とする、請求項10あるいは請求項11に記載の車
    両の一体構造のベッドを形成する製造方法。
  13. 【請求項13】前記リブ端部突起部は、前記ショルダの
    正に近傍の前記フロント上壁部から上方に変形させてい
    るとともに、上方に突起して前記リブのリア自由端部の
    正に近傍で前記圧延成形した薄板上の前記リブの内側に
    突入して前記リブを堰止めるようになっていることを特
    徴とする、請求項10あるいは請求項11に記載の車両の一
    体構造のベッドを形成する製造方法。
  14. 【請求項14】前記リア部材には幅方向に延伸する後壁
    を設け、前記後壁は前記上壁のリアエッジに結合すると
    ともに前記リアエッジから略垂下に突出し、前記上壁は
    前記後壁からカンチレバーの状態で前方に突出し、幅方
    向に延伸する硬質のクロス部材が前記上壁の真下に且つ
    前記後壁の丁度前方に設けてあり、次に前記リア部材を
    前記クロス部材に固着させることを特徴とする、請求項
    9〜13のいずれかに記載の車両の一体構造のベッドを形
    成する製造方法。
  15. 【請求項15】前記リアシルは幅方向に延伸する溝部材
    を含み、前記溝部材の上部は前記壁で形成され、前記リ
    ブ端部突起部を前記壁から上方へ変形させたことを特徴
    とする、請求項9〜11のいずれかに記載の車両の一体構
    造のベッドを形成する製造方法。
  16. 【請求項16】前記フロアパン部材を平らな金属薄板か
    ら圧延成形して補強リブを形成することを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれかに記載の車両ベッド。
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