JPH0814261A - ベアリングシール - Google Patents
ベアリングシールInfo
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- JPH0814261A JPH0814261A JP6173721A JP17372194A JPH0814261A JP H0814261 A JPH0814261 A JP H0814261A JP 6173721 A JP6173721 A JP 6173721A JP 17372194 A JP17372194 A JP 17372194A JP H0814261 A JPH0814261 A JP H0814261A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting groove
- bearing
- lip
- seal
- reinforcing ring
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7816—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material
- F16C33/783—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material of the mounting region
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/784—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
- F16C33/7843—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc
- F16C33/7853—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with one or more sealing lips to contact the inner race
- F16C33/7856—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with one or more sealing lips to contact the inner race with a single sealing lip
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C43/00—Assembling bearings
- F16C43/04—Assembling rolling-contact bearings
- F16C43/045—Mounting or replacing seals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】ベアリングへ装着してその内外の密封を図るベ
アリングシールに関し、さらに詳しくは装着性と固着性
に優れるベアリングシールに関するものである。 【構成】補強環２の一方の周端面よりシール部を延出さ
せて嵌合溝着座リップ４と嵌合溝外残リップ５を形成
し、これをベアリングの嵌合溝へ嵌入せしめて補強環の
周縁をシール部の延出した一部で包み込むこと。
アリングシールに関し、さらに詳しくは装着性と固着性
に優れるベアリングシールに関するものである。 【構成】補強環２の一方の周端面よりシール部を延出さ
せて嵌合溝着座リップ４と嵌合溝外残リップ５を形成
し、これをベアリングの嵌合溝へ嵌入せしめて補強環の
周縁をシール部の延出した一部で包み込むこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、装着性に優れ、かつ固
着力が強く、抜け難いベアリングシールに関する。
着力が強く、抜け難いベアリングシールに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ベアリングに装着されるベアリン
グシールは、金属等の補強環とシールリップを有する密
封材からなっており、その嵌合部の造形においては、以
下図面によって説明すると図４に示すように、ベアリン
グ（１ａ）の嵌合溝（６）へ反発弾性を働かし固着力を
発揮するように突出形状部８（図４及び図５の場合は外
周突出）が設けられる。このベアリングシールの装着に
おいては、ベアリング（１ａ）の嵌合溝（６）へ前記突
出形状部（８）を大きく変形させて滑り込ませ図５に示
すように装着するものが一般的な構成であり、従ってそ
の挿入を容易にするために嵌入固定部分に前記補強環
（２）を大きく取り払って突出形状部８に高い柔軟性を
与えた構造に造型して対応したものが多い。また近年で
は、特開平５−２９６２５０号に示されるようなベアリ
ングシールの装着構造も開発されている。これを図６に
示すと、一体化された補強板と密封板を打ち抜いて補強
環（２）の周縁に密封環（１０）のリップ部（１１）が
突出したベアリングシールを形成し、前記密封環（１
０）側をベアリング（１）の奥方に向けて嵌合溝（６）
へ装着せしめ、前記リップ部（１１）を補強環（２）の
周縁に廻り込ませ該嵌合溝（６）からコブ（１２）を延
出させた装着構造を有している。
グシールは、金属等の補強環とシールリップを有する密
封材からなっており、その嵌合部の造形においては、以
下図面によって説明すると図４に示すように、ベアリン
グ（１ａ）の嵌合溝（６）へ反発弾性を働かし固着力を
発揮するように突出形状部８（図４及び図５の場合は外
周突出）が設けられる。このベアリングシールの装着に
おいては、ベアリング（１ａ）の嵌合溝（６）へ前記突
出形状部（８）を大きく変形させて滑り込ませ図５に示
すように装着するものが一般的な構成であり、従ってそ
の挿入を容易にするために嵌入固定部分に前記補強環
（２）を大きく取り払って突出形状部８に高い柔軟性を
与えた構造に造型して対応したものが多い。また近年で
は、特開平５−２９６２５０号に示されるようなベアリ
ングシールの装着構造も開発されている。これを図６に
示すと、一体化された補強板と密封板を打ち抜いて補強
環（２）の周縁に密封環（１０）のリップ部（１１）が
突出したベアリングシールを形成し、前記密封環（１
０）側をベアリング（１）の奥方に向けて嵌合溝（６）
へ装着せしめ、前記リップ部（１１）を補強環（２）の
周縁に廻り込ませ該嵌合溝（６）からコブ（１２）を延
出させた装着構造を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのベアリング
シールのベアリング（１ａ）への装着においては、その
挿入を容易とするために弾性材の変形質量を嵌合溝
（６）の体積より少なく配設すると装着後のベアリング
（１ａ）への固着力に不満が残り回転するベアリング
（１ｂ）と一緒に共回りをする危険性を有しており、反
対に質量を多く設けると嵌合溝（６）から突出形状部
（８）が部分的にはみ出す嵌合不良を招き易く、振動あ
るいはベアリング（１）のブレによって嵌合溝（６）か
ら該ベアリングシールが抜け落ちるなどの欠点をもつ。
また、図６で示した打ち抜き形成したリップ部（１１）
を補強環（２）の周縁に廻り込ませる装着構造では、後
面から補強環（２）によって嵌合溝（６）へ押し込まれ
るので強い固着力が得られ装着不良は一掃されるが、大
きな形状変形を伴うので過大な圧入力を必要とし、挿入
方向にずれが生じるとベアリングシールの変形を招くな
ど、これらの相反する嵌合要求に対する良い解決形状が
見つからないのが現状である。本発明はこのような欠点
に鑑み、装着性を飛躍的に高めかつ強固な嵌合力を得さ
しめるベアリングシールを提供することを目的としてい
る。
シールのベアリング（１ａ）への装着においては、その
挿入を容易とするために弾性材の変形質量を嵌合溝
（６）の体積より少なく配設すると装着後のベアリング
（１ａ）への固着力に不満が残り回転するベアリング
（１ｂ）と一緒に共回りをする危険性を有しており、反
対に質量を多く設けると嵌合溝（６）から突出形状部
（８）が部分的にはみ出す嵌合不良を招き易く、振動あ
るいはベアリング（１）のブレによって嵌合溝（６）か
ら該ベアリングシールが抜け落ちるなどの欠点をもつ。
また、図６で示した打ち抜き形成したリップ部（１１）
を補強環（２）の周縁に廻り込ませる装着構造では、後
面から補強環（２）によって嵌合溝（６）へ押し込まれ
るので強い固着力が得られ装着不良は一掃されるが、大
きな形状変形を伴うので過大な圧入力を必要とし、挿入
方向にずれが生じるとベアリングシールの変形を招くな
ど、これらの相反する嵌合要求に対する良い解決形状が
見つからないのが現状である。本発明はこのような欠点
に鑑み、装着性を飛躍的に高めかつ強固な嵌合力を得さ
しめるベアリングシールを提供することを目的としてい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明を図面に基づいて
説明すると、図１に示すように、ベアリング（１ａ）
（１ｂ）に取り付けられてその密封をなす補強環（２）
とシール部（３）からなるベアリングシールであって、
前記補強環（２）の一方の周端面よりシール部（３）を
延出させて嵌合溝着座リップ（４）と嵌合溝外残リップ
（５）を形成し、これをベアリング（１ａ）の嵌合溝
（６）へ嵌入せしめて補強環（２）の周縁をシール部
（３）の延出した一部で包み込むことを特徴としてい
る。
説明すると、図１に示すように、ベアリング（１ａ）
（１ｂ）に取り付けられてその密封をなす補強環（２）
とシール部（３）からなるベアリングシールであって、
前記補強環（２）の一方の周端面よりシール部（３）を
延出させて嵌合溝着座リップ（４）と嵌合溝外残リップ
（５）を形成し、これをベアリング（１ａ）の嵌合溝
（６）へ嵌入せしめて補強環（２）の周縁をシール部
（３）の延出した一部で包み込むことを特徴としてい
る。
【０００５】
【作用】本発明は、上記した構成をもって下記に示す優
れた作用をなす。すなわち、本発明のベアリングシール
は金属材あるいは硬質合成樹脂材等からなる補強環
（２）と合成ゴムまたは軟質合成樹脂などの弾性体を用
いたシール部（３）とを層状に一体化して形成されてお
り、前記補強環（２）の一方の周端面より前記シール部
（３）を延出させて嵌合溝着座リップ（４）を設けると
共に、該嵌合溝着座リップ（４）の周縁部からさらに延
出する嵌合溝外残リップ（５）を配設せしめてベアリン
グシールを形成し、このベアリングシールのシール部
（３）側を図２に示すようにベアリング（１）の奥方に
向けて嵌入せしめると、前記嵌合溝着座リップ（４）は
その弾力によって補強環（２）側に倒れて挿入され、図
３のように嵌合溝（６）に至ると前記嵌合溝着座リップ
（４）は該補強環（２）の周縁に回り込む包み込み形状
となって嵌合溝（６）内に充満する。次に、これに続く
嵌合溝外残リップ（５）は嵌合溝（６）が前記の如く満
たされているのでその外部へ溢出した形状となって装着
され、前記嵌合溝（６）の外部にあって前記嵌合溝着座
リップ（４）の変形と移動を阻止する作用をなす。この
ように回り込んだ嵌合溝着座リップ（４）と補強環
（６）を抑え込む嵌合溝外残リップ（５）は前記補強環
（２）を強力に抱持しベアリング（１ａ）への強固な固
着を実現する。
れた作用をなす。すなわち、本発明のベアリングシール
は金属材あるいは硬質合成樹脂材等からなる補強環
（２）と合成ゴムまたは軟質合成樹脂などの弾性体を用
いたシール部（３）とを層状に一体化して形成されてお
り、前記補強環（２）の一方の周端面より前記シール部
（３）を延出させて嵌合溝着座リップ（４）を設けると
共に、該嵌合溝着座リップ（４）の周縁部からさらに延
出する嵌合溝外残リップ（５）を配設せしめてベアリン
グシールを形成し、このベアリングシールのシール部
（３）側を図２に示すようにベアリング（１）の奥方に
向けて嵌入せしめると、前記嵌合溝着座リップ（４）は
その弾力によって補強環（２）側に倒れて挿入され、図
３のように嵌合溝（６）に至ると前記嵌合溝着座リップ
（４）は該補強環（２）の周縁に回り込む包み込み形状
となって嵌合溝（６）内に充満する。次に、これに続く
嵌合溝外残リップ（５）は嵌合溝（６）が前記の如く満
たされているのでその外部へ溢出した形状となって装着
され、前記嵌合溝（６）の外部にあって前記嵌合溝着座
リップ（４）の変形と移動を阻止する作用をなす。この
ように回り込んだ嵌合溝着座リップ（４）と補強環
（６）を抑え込む嵌合溝外残リップ（５）は前記補強環
（２）を強力に抱持しベアリング（１ａ）への強固な固
着を実現する。
【０００６】
【実施例】本発明のベアリングシールの嵌合されるまで
の状態を詳述する。まず、図２に示すようにベアリング
シールがベアリング（１）へ接触すると嵌合溝着座リッ
プ（４）はその角部へ引っ掛かりさらに押圧（９）を加
えて押し込むと前記嵌合溝着座リップ（４）が外部側に
位置する補強環（２）によって嵌合溝（６）内に引き込
まれ、これに続く嵌合溝外残リップ（５）が前記嵌合溝
（６）に少々と補強環（２）の外側に残ってベアリング
シールが固定される。ここで前記嵌合溝着座リップ
（４）は弾性体の質量を多く持つことによって嵌合溝
（６）壁面に強く押し込まれた状態に至っておりスベリ
抵抗の高いものとなる。一方、ベアリングシールに脱落
応力が加わった場合は補強環（２）と嵌合溝（６）との
間に前記嵌合溝着座リップ（４）と嵌合溝外残リップ
（５）がスナップリング状に噛み込まれた状況にあるの
で強い脱落防止作用をなす。このように、シール部
（３）に設ける嵌合溝着座リップ（４）はベアリング
（１）の嵌合溝（６）の体積とほぼ同等かあるいは少し
多い体積に形成せしめることが肝要であり、この質量に
よって始めて嵌合溝（６）内に充満して反発弾性を発揮
することができ、その外方に位置する嵌合溝外残リップ
（５）の流出塞き止め作用と相まって有効な固定効果が
得られるものとなる。
の状態を詳述する。まず、図２に示すようにベアリング
シールがベアリング（１）へ接触すると嵌合溝着座リッ
プ（４）はその角部へ引っ掛かりさらに押圧（９）を加
えて押し込むと前記嵌合溝着座リップ（４）が外部側に
位置する補強環（２）によって嵌合溝（６）内に引き込
まれ、これに続く嵌合溝外残リップ（５）が前記嵌合溝
（６）に少々と補強環（２）の外側に残ってベアリング
シールが固定される。ここで前記嵌合溝着座リップ
（４）は弾性体の質量を多く持つことによって嵌合溝
（６）壁面に強く押し込まれた状態に至っておりスベリ
抵抗の高いものとなる。一方、ベアリングシールに脱落
応力が加わった場合は補強環（２）と嵌合溝（６）との
間に前記嵌合溝着座リップ（４）と嵌合溝外残リップ
（５）がスナップリング状に噛み込まれた状況にあるの
で強い脱落防止作用をなす。このように、シール部
（３）に設ける嵌合溝着座リップ（４）はベアリング
（１）の嵌合溝（６）の体積とほぼ同等かあるいは少し
多い体積に形成せしめることが肝要であり、この質量に
よって始めて嵌合溝（６）内に充満して反発弾性を発揮
することができ、その外方に位置する嵌合溝外残リップ
（５）の流出塞き止め作用と相まって有効な固定効果が
得られるものとなる。
【０００７】なお、本発明を説明した実施例の図面では
いずれもベアリングシールの外径側がベアリング（１
ａ）の嵌合溝（６）へ装着される構造、すなわち内周側
にシールリップ（７）を有するシール形状を示したが、
これとは逆に前記嵌合される部分が内周側に位置する構
造に対しても対応可能なことは言うまでもない。なお、
シール部（３）の嵌合溝着座リップ（４）及び嵌合溝外
残リップ（５）は嵌合溝（６）への嵌入時補強環（２）
の端面へ巻き込み易くするために該補強環（２）の周縁
部の端面と接着しない離間構造とするのが望ましく、ま
た、補強環（２）の端面を包み込むだけの充分な巾寸法
を必要とする。
いずれもベアリングシールの外径側がベアリング（１
ａ）の嵌合溝（６）へ装着される構造、すなわち内周側
にシールリップ（７）を有するシール形状を示したが、
これとは逆に前記嵌合される部分が内周側に位置する構
造に対しても対応可能なことは言うまでもない。なお、
シール部（３）の嵌合溝着座リップ（４）及び嵌合溝外
残リップ（５）は嵌合溝（６）への嵌入時補強環（２）
の端面へ巻き込み易くするために該補強環（２）の周縁
部の端面と接着しない離間構造とするのが望ましく、ま
た、補強環（２）の端面を包み込むだけの充分な巾寸法
を必要とする。
【０００８】
【発明の効果】本発明によると、ベアリングシールの嵌
合溝着座リップ（４）と嵌合溝外残リップ（５）は前記
補強環（２）を内外から強力に抱持しベアリング（１）
への強固な固着を実現する。このように補強環（２）は
その周縁が嵌合溝（６）内で包み込まれているので強い
密着力を見せ、シール性、スリップトルク性（回転部材
とのツキ廻り防止性）、及び脱力性に従来構造にない大
きな向上を見た。また、本発明のベアリングシールは嵌
合力を飛躍的に高めただけでなく、嵌合作業においても
嵌合部分が引っ張られ順送装着されるので確実性を増
し、装着不備を一掃せしめた。
合溝着座リップ（４）と嵌合溝外残リップ（５）は前記
補強環（２）を内外から強力に抱持しベアリング（１）
への強固な固着を実現する。このように補強環（２）は
その周縁が嵌合溝（６）内で包み込まれているので強い
密着力を見せ、シール性、スリップトルク性（回転部材
とのツキ廻り防止性）、及び脱力性に従来構造にない大
きな向上を見た。また、本発明のベアリングシールは嵌
合力を飛躍的に高めただけでなく、嵌合作業においても
嵌合部分が引っ張られ順送装着されるので確実性を増
し、装着不備を一掃せしめた。
【０００９】
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の実施例の装着される状態を示す断面図
である。
である。
【図３】本発明の実施例の装着された状態を示す断面図
である。
である。
【図４】本発明を使用しない従来例を示す断面図であ
る。
る。
【図５】本発明を使用しない従来例の装着状態を示す断
面図である。
面図である。
【図６】本発明を使用しない他の従来例の装着状態を示
す断面図である。
す断面図である。
１ａ ベアリング １ｂ ベアリング ２ 補強環 ３ シール部 ４ 嵌合溝着座リップ ５ 嵌合溝外残リップ ６ 嵌合溝 ７ シールリップ ８ 突出形状部 ９ 押圧 １０ 密封環 １１ リップ部 １２ コブ
Claims (4)
- 【請求項１】 ベアリングに取り付けられその密封をな
すベアリングシールにおいて、前記ベアリングシールは
金属材あるいは硬質合成樹脂材等からなる補強環の側面
へ弾性体からなるシール部を設けた層構造でなり、前記
補強環の周端面より前記シール部を延出させて嵌合溝着
座リップを設けると共に、該嵌合溝着座リップの周縁部
からさらに延出する嵌合溝外残リップを配設せしめてベ
アリングシールとなし、前記ベアリングシールのシール
部側をベアリングの奥方に向けて嵌入せしめて前記補強
環の周縁を前記嵌合溝着座リップが抱持し前記嵌合溝外
残リップが嵌合溝の外部へ溢出する形状に嵌着せしめた
ことを特徴とするベアリングシール。 - 【請求項２】 前記嵌合溝着座リップをベアリングの嵌
合溝の体積とほぼ同等かあるいは少し多い体積に形成せ
しめたことを特徴とする請求項１記載のベアリングシー
ル。 - 【請求項３】 前記嵌合溝着座リップ及び前記嵌合溝外
残リップは前記補強環の外周部かあるいは内周部のいず
れかの周縁部へ設けたことを特徴とする請求項１ないし
２記載のベアリングシール。 - 【請求項４】 前記嵌合溝着座リップ及び前記嵌合溝外
残リップは前記補強環の周縁部の端面と接着することな
く該周縁部から延出せしめたことを特徴とする請求項１
ないし２ないし３記載のベアリングシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173721A JPH0814261A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | ベアリングシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6173721A JPH0814261A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | ベアリングシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814261A true JPH0814261A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15965917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6173721A Pending JPH0814261A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | ベアリングシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814261A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10318268A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-12-02 | Nippon Seiko Kk | 転がり軸受用シール |
| US6042272A (en) * | 1996-01-22 | 2000-03-28 | Nsk Ltd. | Rolling bearing with a sealing device |
| US6814356B2 (en) * | 2000-09-14 | 2004-11-09 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Installation structure of bearing seal |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP6173721A patent/JPH0814261A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6042272A (en) * | 1996-01-22 | 2000-03-28 | Nsk Ltd. | Rolling bearing with a sealing device |
| JPH10318268A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-12-02 | Nippon Seiko Kk | 転がり軸受用シール |
| US6814356B2 (en) * | 2000-09-14 | 2004-11-09 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Installation structure of bearing seal |
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