JPH0814208A - ブ−ム伸縮・起伏シリンダの自然縮み防止装置 - Google Patents
ブ−ム伸縮・起伏シリンダの自然縮み防止装置Info
- Publication number
- JPH0814208A JPH0814208A JP14737494A JP14737494A JPH0814208A JP H0814208 A JPH0814208 A JP H0814208A JP 14737494 A JP14737494 A JP 14737494A JP 14737494 A JP14737494 A JP 14737494A JP H0814208 A JPH0814208 A JP H0814208A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- pressure
- valve
- operator
- counter balance
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- Pending
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブ−ムの伸縮・起伏用シリンダを伸長させ、
吊り荷を空中に保持した状態で作業する場合、時間の経
過により吊り荷が少しずつ降下するという問題が有る。
そこで、この吊り荷の降下を無くすことにより、オペレ
−タの操作性を向上すると共に作業者の安全性の向上を
図ることを課題とする。 【構成】 カウンタバランス弁２とシリンダ１間に圧力
検出器５を設け、該圧力検出器５によりカウンタバラン
ス弁２の中立時における保持圧を検出し、検出圧により
電磁比例リリ−フ弁６を制御して中立時のシリンダ内の
圧油をコントロ−ルし保持圧相当の圧油を常にシリンダ
に供給するようにした。
吊り荷を空中に保持した状態で作業する場合、時間の経
過により吊り荷が少しずつ降下するという問題が有る。
そこで、この吊り荷の降下を無くすことにより、オペレ
−タの操作性を向上すると共に作業者の安全性の向上を
図ることを課題とする。 【構成】 カウンタバランス弁２とシリンダ１間に圧力
検出器５を設け、該圧力検出器５によりカウンタバラン
ス弁２の中立時における保持圧を検出し、検出圧により
電磁比例リリ−フ弁６を制御して中立時のシリンダ内の
圧油をコントロ−ルし保持圧相当の圧油を常にシリンダ
に供給するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はブ−ム伸縮・起伏シリン
ダの自然縮み防止装置に関するものである。
ダの自然縮み防止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２に示すとおり、従来の装置では切換
弁３を操作することによりポンプ４よりシリンダ１に油
が送り込まれてシリンダ１が伸縮する。操作レバ−を中
立にした場合、カウンタバランス弁２によりシリンダ１
内の油をブロックし、シリンダ１の伸び量を保持してい
る。しかしその状態のまま長時間作業をした場合、油温
の変化による圧力変化、シリンダ１の内部の洩れ、カウ
ンタバランス弁２の内部リ−ク等によりシリンダ１の保
持圧が徐々に低下し、シリンダ１の伸び量の保持が不可
能になって、シリンダ１が自然に縮少するという現象が
不可避であった。
弁３を操作することによりポンプ４よりシリンダ１に油
が送り込まれてシリンダ１が伸縮する。操作レバ−を中
立にした場合、カウンタバランス弁２によりシリンダ１
内の油をブロックし、シリンダ１の伸び量を保持してい
る。しかしその状態のまま長時間作業をした場合、油温
の変化による圧力変化、シリンダ１の内部の洩れ、カウ
ンタバランス弁２の内部リ−ク等によりシリンダ１の保
持圧が徐々に低下し、シリンダ１の伸び量の保持が不可
能になって、シリンダ１が自然に縮少するという現象が
不可避であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ブ−ムの伸縮・起伏用
シリンダを伸長させ、吊り荷を空中に保持した状態で作
業する場合、時間の経過により吊り荷が少しずつ降下す
るという問題が有る。そこで、この吊り荷の降下を無く
すことにより、オペレ−タの操作性を向上すると共に作
業者の安全性の向上を図ることを課題とする。
シリンダを伸長させ、吊り荷を空中に保持した状態で作
業する場合、時間の経過により吊り荷が少しずつ降下す
るという問題が有る。そこで、この吊り荷の降下を無く
すことにより、オペレ−タの操作性を向上すると共に作
業者の安全性の向上を図ることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】カウンタバランス弁２と
シリンダ１間に圧力検出器５を設け、該圧力検出器５に
よりカウンタバランス弁２の中立時における保持圧を検
出し、検出圧により電磁比例リリ−フ弁６を制御して中
立時のシリンダ内の圧油をコントロ−ルし保持圧相当の
圧油を常にシリンダに供給するようにした。
シリンダ１間に圧力検出器５を設け、該圧力検出器５に
よりカウンタバランス弁２の中立時における保持圧を検
出し、検出圧により電磁比例リリ−フ弁６を制御して中
立時のシリンダ内の圧油をコントロ−ルし保持圧相当の
圧油を常にシリンダに供給するようにした。
【０００５】
【作用】中立時にシリンダ１内の保持圧が下ると、圧力
検出器５によって保持圧を測定し、制御装置を介し電磁
比例リリ−フ弁６に信号を送り、リリ−フ圧を制御して
補助ポンプ７から圧油を供給して一定圧を保持するよう
にした。
検出器５によって保持圧を測定し、制御装置を介し電磁
比例リリ−フ弁６に信号を送り、リリ−フ圧を制御して
補助ポンプ７から圧油を供給して一定圧を保持するよう
にした。
【０００６】
【実施例】図１に基いて説明する。図１で１はシリン
ダ、２はカウンタバランス弁、３は切換弁、４はポンプ
である。５は圧力検出器、６は電磁比例リリ−フ弁、７
は補助ポンプ、８はチェック弁である。さて、クレ−ン
作業はポンプ４で発生した油圧を切換弁３を介しシリン
ダ１に送ってクレ−ン作業が行われる。カウンタバラン
ス弁２の操作レバ−中立時には、その保持圧信号Ａをカ
ウンタバランス弁２とシリンダ１との間に設けた圧力検
出器５によって発生し、制御装置（図示なし）を通して
信号Ｂにより電磁比例リリ−フ弁６のリリ−フ圧を制御
するようにした。この制御により補助ポンプ７から供給
される油の圧力を一定に保ち、レバ−中立時のシリンダ
１の保持圧を一定に制御し、シリンダ１が自然に縮少す
ることを防止するようにした。このようにシリンダ１を
伸縮させて、その状態を長時間保持したまま作業してい
るとき、自然に圧力が低下するのを防止すべくポンプ７
から油をシリンダ１内に供給するようにした。この装置
によって伸縮起伏シリンダ１の自然縮みを防止すること
ができる。
ダ、２はカウンタバランス弁、３は切換弁、４はポンプ
である。５は圧力検出器、６は電磁比例リリ−フ弁、７
は補助ポンプ、８はチェック弁である。さて、クレ−ン
作業はポンプ４で発生した油圧を切換弁３を介しシリン
ダ１に送ってクレ−ン作業が行われる。カウンタバラン
ス弁２の操作レバ−中立時には、その保持圧信号Ａをカ
ウンタバランス弁２とシリンダ１との間に設けた圧力検
出器５によって発生し、制御装置（図示なし）を通して
信号Ｂにより電磁比例リリ−フ弁６のリリ−フ圧を制御
するようにした。この制御により補助ポンプ７から供給
される油の圧力を一定に保ち、レバ−中立時のシリンダ
１の保持圧を一定に制御し、シリンダ１が自然に縮少す
ることを防止するようにした。このようにシリンダ１を
伸縮させて、その状態を長時間保持したまま作業してい
るとき、自然に圧力が低下するのを防止すべくポンプ７
から油をシリンダ１内に供給するようにした。この装置
によって伸縮起伏シリンダ１の自然縮みを防止すること
ができる。
【０００７】
【効果】伸縮・起伏シリンダの自然縮みが防止されるの
で、吊り荷の降下が無くなり、操作性及び安全性を向上
することができる。
で、吊り荷の降下が無くなり、操作性及び安全性を向上
することができる。
【図１】本発明油圧回路。
【図２】公知油圧回路。
１ シリンダ ２ カウンタバラン
ス弁 ３ 切換弁 ４ ポンプ ５ 圧力検出器 ６ リリ−フ弁 ７ ポンプ ８ チェック弁
ス弁 ３ 切換弁 ４ ポンプ ５ 圧力検出器 ６ リリ−フ弁 ７ ポンプ ８ チェック弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１５Ｂ 11/00
Claims (1)
- 【請求項１】 カウンタバランス弁(２)とシリンダ(１)
間に圧力検出器(５)を設け、該圧力検出器(５)によりカ
ウンタバランス弁(２)の中立時における保持圧を検出
し、検出圧により電磁比例リリ−フ弁(６)を制御して中
立時のシリンダ内の圧油をコントロ−ルし保持圧相当の
圧油を常にシリンダに供給するようにしたことを特徴と
するブ−ム伸縮・起伏シリンダの自然縮み防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14737494A JPH0814208A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | ブ−ム伸縮・起伏シリンダの自然縮み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14737494A JPH0814208A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | ブ−ム伸縮・起伏シリンダの自然縮み防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814208A true JPH0814208A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15428794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14737494A Pending JPH0814208A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | ブ−ム伸縮・起伏シリンダの自然縮み防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814208A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998048174A1 (de) | 1997-04-17 | 1998-10-29 | Hydac Technology Gmbh | Antrieb für einen hydraulischen differentialzylinder |
| JP2007032789A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 流体圧制御装置及び流体圧制御方法 |
| DE102008039011A1 (de) * | 2008-08-21 | 2010-02-25 | MAE Maschinen- und Apparatebau Götzen GmbH & Co. KG | Druckspeicherlose hydraulische Antriebsanordnung sowie Verfahren zum druckspeicherlosen hydraulischen Antreiben eines Verbrauchers |
| CN102701089A (zh) * | 2012-06-08 | 2012-10-03 | 中联重科股份有限公司 | 工程机械及其吊臂的落臂安全控制系统 |
| CN102992214A (zh) * | 2011-09-14 | 2013-03-27 | 徐州重型机械有限公司 | 一种起重机伸缩臂防下沉装置、方法及起重机 |
| CN103420290A (zh) * | 2013-07-25 | 2013-12-04 | 三一汽车起重机械有限公司 | 伸缩保护系统及起重机 |
| KR20160130117A (ko) * | 2015-05-01 | 2016-11-10 | 디와이 주식회사 | 크레인의 자연 하강을 방지하는 작동유 충진장치 |
| CN106813536A (zh) * | 2015-11-27 | 2017-06-09 | 贵州航天天马机电科技有限公司 | 一种运载火箭双油缸重负荷变向起竖液压控制系统 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP14737494A patent/JPH0814208A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998048174A1 (de) | 1997-04-17 | 1998-10-29 | Hydac Technology Gmbh | Antrieb für einen hydraulischen differentialzylinder |
| JP2007032789A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 流体圧制御装置及び流体圧制御方法 |
| DE102008039011A1 (de) * | 2008-08-21 | 2010-02-25 | MAE Maschinen- und Apparatebau Götzen GmbH & Co. KG | Druckspeicherlose hydraulische Antriebsanordnung sowie Verfahren zum druckspeicherlosen hydraulischen Antreiben eines Verbrauchers |
| EP2732959A2 (de) | 2008-08-21 | 2014-05-21 | Mae Maschinen- Und Apparatebau Götzen Gmbh&Co. Kg | Druckspeicherlose hydraulische Antriebsanordnung für und mit einem Verbraucher, Insbesondere für hydraulische Pressen, sowie Verfahren zum druckspeicherlosen hydraulischen Antreiben eines Verbrauchers |
| DE102008039011B4 (de) * | 2008-08-21 | 2020-01-16 | MAE Maschinen- u. Apparatebau Götzen GmbH | Druckspeicherlose hydraulische Antriebsanordnung sowie Verfahren zum druckspeicherlosen hydraulischen Antreiben eines Verbrauchers |
| CN102992214A (zh) * | 2011-09-14 | 2013-03-27 | 徐州重型机械有限公司 | 一种起重机伸缩臂防下沉装置、方法及起重机 |
| CN102701089A (zh) * | 2012-06-08 | 2012-10-03 | 中联重科股份有限公司 | 工程机械及其吊臂的落臂安全控制系统 |
| CN103420290A (zh) * | 2013-07-25 | 2013-12-04 | 三一汽车起重机械有限公司 | 伸缩保护系统及起重机 |
| CN103420290B (zh) * | 2013-07-25 | 2015-06-10 | 三一汽车起重机械有限公司 | 伸缩保护系统及起重机 |
| KR20160130117A (ko) * | 2015-05-01 | 2016-11-10 | 디와이 주식회사 | 크레인의 자연 하강을 방지하는 작동유 충진장치 |
| CN106813536A (zh) * | 2015-11-27 | 2017-06-09 | 贵州航天天马机电科技有限公司 | 一种运载火箭双油缸重负荷变向起竖液压控制系统 |
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